京都の絶景紅葉スポットへ行こう!
京都には絶景紅葉スポットと言われる場所が多くあります。
京都らしい町並みや寺社仏閣に映える紅葉は、その美しさは言葉には表せないほどです。
京都の紅葉は、都心で観る紅葉とは別格。
誰もが訪れたくなるようなそんな絶景紅葉スポットに今回は注目してみました。
定番と言われる名所からライトアップ情報、ゆったりと紅葉狩りができる穴場情報など、今年の京都紅葉巡りの計画に役立ててみてください。
京都の紅葉観光におすすめの時期は?
京都の紅葉は毎年11月下旬から12月上旬に見頃を迎えます。
見頃に合わすように、紅葉の時期に限っての特別公開やライトアップなどもされ、秋の京都が盛り上がる時期です。
京都北西部にある高雄、槇尾、栂尾の三尾と言われる地域や比叡山などの標高の高い地域は11月上旬から中旬にかけてが見頃となります。
京都観光の日程によって、見に行かれるエリアを選ぶのがおすすめです。
京都の紅葉の見頃については、10月頃から各観光協会などでも情報が発信されますので、そちらを参考に予定を組まれると良いのではないでしょうか。
京都の紅葉が綺麗なおすすめ名所30選!例年の見ごろ時期やライトアップ期間も!
京都の紅葉の見頃は11月下旬です。
それに合わせて、ライトアップや夜間特別拝観ができる名所もたくさんあり、普段は拝観できないけれど、春や秋の特別な期間だけ拝観できる名所もあります。
今回は京都の中で綺麗な紅葉が見られる名所を紹介していきます。
定番と言われる紅葉の名所から、ゆっくりと紅葉が楽しめる穴場、ライトアップ情報も含め厳選しました。
今年の紅葉狩りの予定の参考にしていただけたら嬉しいです。
では、京都の紅葉スポットをみていきましょう。
京都には、以下の紅葉スポットがあります。
- 東福寺
- 永観堂
- 天龍寺
- 南禅寺
- 瑠璃光院
- 真如堂
- 宝筐院(ほうきょういん)
- 三千院
- 源光庵
- 清水寺
- 青蓮院門跡
- 宝厳院
- 毘沙門堂門跡
- 貴船神社
- 寂光院
- 実相院
- 高台寺
- 醍醐寺(だいごじ)
- 京都府立植物園
- 梅小路公園
- 平等院
- 金閣寺
- 小倉山 二尊院
- 常寂光寺
- 和中庵
- 祇王寺
- 東寺
- 宝泉院
- 北野天満宮 もみじ苑
- 浄住寺
続いて、京都の紅葉スポットを、それぞれ詳しくみていきます。
京都の紅葉スポット①:東福寺
東福寺は、奈良の東大寺と興福寺から1文字ずつとってつけられた名前というのは有名な話です。
25という数のたくさんの塔頭寺院を持つ大きなお寺で、広い境内に重要文化財や国宝を多くもつ見どころの多い名所です。
東福寺はCMや雑誌などでは紅葉の名所として大人気のスポットで、約2000本の楓が色づくピーク時には大混雑は免れません。
紅葉をゆっくり見ようと思ったら早朝の拝観がおすすめです。
通天橋から見下ろす紅葉の谷や紅葉に取り囲まれる洗玉澗は、言葉を忘れるほどの美しさです。
東福寺では、「通天モミジ」と呼ばれる葉の先が3つに分かれている唐から伝わったという珍しい三葉楓が見られます。
紅葉の時期に限っては、通天橋からの写真の撮影は禁止とされていますのでご注意を。
東福寺
住所:京都府京都市東山区本町15丁目15丁目778
電話番号:075-561-0087
営業時間:9:00~16:00
定休日:なし
入場料や利用料:通天橋400円 本坊庭園400円 境内自由
URL:東福寺
京都の紅葉スポット②:永観堂
京都で紅葉の綺麗な場所と言われればまず最初に名前が上がるほど紅葉で有名な永観堂。
その美しさは古今和歌集にも「モミジの永観堂」と詠まれたほど、昔から紅葉が綺麗なことで人気です。
約3000本の紅葉が境内全体を朱色に染め上げ、特に境内の真ん中にある大きな放生池を取り囲む紅葉は京都の中でも一、二を争うほどの絶景です。
たいへん混雑はしますが、一度は訪れてほしい紅葉の名所。
夜間ライトアップでは、暗闇に照らされた灯りで、ほんのりと輝く幻想的な紅葉と放生池に映し出される紅葉が、この世のものとは思えないほど美しいと大好評。
夜間拝観では日暮れ前からの行列になりますので、少し遅めの拝観の受付終了時くらいに来訪すれば、ゆっくりと観ることができますよ。
永観堂
住所:京都府京都市左京区永観堂町48
電話番号:075-761-0007
営業時間:9:00~17:00(夜間17:30~20:30)
定休日:なし
入場料や利用料:大人600円 小中高生400円(紅葉期間中1000円)
URL:永観堂
京都の紅葉スポット③:天龍寺
嵐山は、平安の時代から美しい紅葉を愛でられる地区としても有名で、貴族の別荘地として栄えました。
その中で嵐山を代表する天龍寺は、京都五山の第一位にもなっており、世界遺産にも登録されている名所です。
天龍寺にある曹源池庭園は、嵐山を借景に作られたお庭で、その美しさは名園中の名園とまで言われています。
680年前から姿が変わらぬ庭園では、秋には色鮮やかな楓に囲まれた美しいお庭を、当時のままの姿で見ることができます。
天龍寺では混雑を避けるために紅葉のピーク時には早朝7時半から開門をします。
ゆっくりと早朝参拝ができるので、出来ることならこの時間に行くのがおすすめです。
天龍寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話番号:075-881-1235
営業時間:8:30~17:30(早朝参拝7:30~)
定休日:なし
入場料や利用料:庭園 高校生以上500円 小中生300円 / 諸堂 庭園に300円追加
URL:天龍寺
京都の紅葉スポット④:南禅寺
南禅寺は「絶景かな。絶景かな」で有名な山門があるお寺です。
秋になると広大な境内の約300本の楓が色づいて、カラフルでフォトジェニックな光景になります。
一番の見どころは山門をバッグに見上げる紅葉。
さらには、山門の柱を額縁のように見立てて観る紅葉はさながら絵画のようだと言われています。
山門の上からは、京都市内や南禅寺の伽藍周辺などに鮮やかな紅葉を見ることができ、南禅寺の大きな方丈と紅葉の共演も素敵です。
上を琵琶湖疏水が流れるレンガ作りの水路閣は、すすけたレンガとアーチが美しく、ここだけ別世界のようなスポットです。
南禅寺は塔頭がたくさんあり、その一つである天授庵では、紅葉の時期にはライトアップもされます。
それほど混雑していないスポットですので、幻想的な美しさを静かに楽しめるかもしれません。
南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話番号:075-771-0365
営業時間:8:40~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:大人500円 高校生400円 小中生300円
URL:南禅寺
京都の紅葉スポット⑤:瑠璃光院
京都八瀬にある瑠璃光院は、数年前からその美しさがSNSで話題となり、今や春秋の京都観光には欠かせない存在になりつつあります。
お寺らしくない建物は、元々は別荘として建てられたものであると言われています。
瑠璃光院の見どころと言えば床紅葉。
書院の2階の綺麗に磨かれた黒塗りの床や机に反射する紅葉が美しいことで一躍人気となりました。
書院の1階では、ゆっくりと腰をおろし、閑静なお庭を眺めることができ、希望をすればお抹茶を頂くことができるので、ここで一息をするというのもおすすめです。
何も考えずにじっくりと景色を眺めれば、苔庭とそこに映える深紅の紅葉のコントラストに感動すること間違いありません。
瑠璃光院での人数限定の夜間特別拝観プランが、毎年JRから販売されています。
ゆっくりと瑠璃光院の美しさを堪能したい方はこちらを申し込まれるのが良いかと思います。
今年度の予定はまだ出ておりませんのでHP等で追々ご確認ください。
瑠璃光院
住所:京都府京都市左京区上高野東山55
電話番号:075-781-4001
営業時間:10:00~17:00
定休日:春と秋のみ拝観可能 HPにて確認
入場料や利用料:2000円
URL:瑠璃光院
京都の紅葉スポット⑥:真如堂(真正極楽寺)
真如堂は、正式な名前を真正極楽寺と言い、正真正銘の極楽という意味だそうです。
拝観料をとるお寺が多い中、真如堂は境内の入場が自由な上、混雑度も低めの紅葉スポットです。ただし庭園は有料。
入口の石畳、その先にある朱色の総門、総門を通り抜けた先の本殿までの間、両側に映える紅葉が真っ赤に色づき朱色の紅葉のトンネルになります。
紅葉のトンネルの間からは三重塔が見え、京都らしい秋の景色を楽しむことができます。
秋の真如堂では、名前通り、ここが極楽と感じられる素晴らしい景色に出会えますよ。
12月になると本堂裏では、散った紅葉が織り成す敷紅葉も美しいです。
真如堂(真正極楽寺)
住所:京都府京都市左京区浄土寺真如町82
電話番号:075-771-0915
営業時間:9:00~16:00
定休日:なし
入場料や利用料:境内無料 庭園500円(特別期間1000円)
URL:真如堂(真正極楽寺)
京都の紅葉スポット⑦:宝筐院(ほうきょういん)
宝筐院は、平安時代に白河天皇の祈願所として建てられた歴史あるお寺です。
嵐山にある宝筐院は、混雑している嵐山の中心地から少し離れた場所にあるため、穴場と言っても良い紅葉スポットです。
鮮やかな赤色の紅葉が美しいことでも有名で、竹林や苔庭に映えた紅葉が絶景を作りだしています。
入口を入るとその先に続く石畳の道の両側に紅葉のトンネルが続き、どこを見ても赤や黄色に彩られたカラフルな景色はまさにインスタ映え。
紅葉が散り始めた晩秋の敷き紅葉が美しい12月上旬から中旬もおすすめです。
宝筐院(ほうきょういん)
住所:京都府京都市右京区嵯峨釈迦堂門前南中院町9
電話番号:075-861-0610
営業時間:9:00~16:00
定休日:なし
入場料や利用料:大人500円 小中生200円
URL:宝筐院
京都の紅葉スポット⑧:三千院
京都市内から少し離れた大原地区にあるのが三千院です。
大原地区は、京都市内より少しだけ早く紅葉が色づき始め見頃を迎えます。
三千院では、有清園と聚碧園(しゅうへきえん)の2つの趣の違うお庭を有し、四季折々の美しさを満喫できます。
特に紅葉の時期には、境内にそびえる杉木立の緑と鮮やかに色づいた紅葉の赤色が苔庭に映え、その景色を一目見ようと多くの観光客が訪れる人気のスポット。
地面一面が苔に覆われた有清園には、あちこちに苔を被ったわらべ地蔵が置かれています。
三千院を訪れたのならば、その可愛いお地蔵さまを見つけながら紅葉を楽しむのがおすすめです。
三千院
住所:京都府京都市左京区大原来迎院町540
電話番号:075-744-2531
営業時間:8:30~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:大人700円 中高生400円 小学生150円
URL:三千院
京都の紅葉スポット⑨:源光庵
丸い窓と四角い窓があることでも知られている源光庵。
その窓ごしに見えるお庭の楓が美しいと有名な紅葉の名所です。
丸い窓は悟りの窓といい、四角い窓は迷いの窓と呼ばれています。
丸い窓は、「禅と円通」を表しており、円は大宇宙を表しているそうです。
四角い窓は「人間の生涯」を表しており、人生における苦しみや悲しみを象徴しています。
源光庵を訪れたのならば、この窓の向こう側に見える美しい景色を眺めながら、ゆっくりと自分自身を見直すのも良いかもしれません。
窓ごしに眺める紅葉を堪能したら、本堂裏の鶴亀の庭を縁側に座りながら眺めるのもおすすめです。
鶴亀の庭の北山を借景とした枯山水のお庭も風情があり素敵です。
源光庵にある天井板は供養のために伏見桃山城から移築したもので、伏見城の戦いの跡が残る血天井となっています。
源光庵
住所:京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
電話番号:075-492-1858
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:400円(秋は500円)
URL:源光庵
京都の紅葉スポット⑩:清水寺
清水寺は、京都を訪れるほとんどの観光客が参拝する有名なお寺です。
2019年現在、修復中であり、ガイドブックで見るような奥の院から見える清水の舞台と紅葉を一緒に観る景色は、残念ながら今年は観ることができません。
舞台の様子は見られませんが、清水の舞台の下にある錦雲渓が鮮やかに色づいて楽しませてくれます。
清水寺は紅葉の時期には夜間ライトアップもされており、漆黒の闇に浮かび上がる清水寺は絶景。
特に、清水寺から放たれている青い一筋の光が印象的で、この光は観音様の慈悲の光だということです。
京都の街に放たれる一筋の青い光とライトアップされた清水寺は、神秘的で忘れられぬ光景となるはず。
清水寺入り口にある仁王門もライトアップで美しく朱色に輝き、周囲の紅葉と争うような美しさも清水寺ならではの良さです。
清水寺
住所:京都府京都市東山区辰巳町294
電話番号:075-551-1234
営業時間:6:00~18:00(夜間特別拝観17:30~21:00)
定休日:なし
入場料や利用料:大人400円 小中生200円
URL:清水寺
京都の紅葉スポット⑪:青蓮院門跡
青蓮院門跡は、代々皇族が住職を勤めた、古くから皇族とかかわりが深いとされる格式の高い寺院です。
江戸時代の大火により、避難された後桜町上皇の仮御所にもなったことでも知られています。
青蓮院門跡は春と秋に期間限定で、夜の特別拝観とともにライトアップをしており、その美しさに人気がある紅葉スポットです。
2つのお庭があり、そのどちらとも違った情緒があり趣深い美しいお庭だと好評。
大小1,000ものLEDを使用した青い光のライトアップは、他で観られるライトアップよりも、一段と輝きを増したレベルの高い拝観ができます。
青白く光る竹林や漆黒に輝く境内は幽玄的で、違う世界に入り込んでしまったかのような感じにもなります。
青蓮院門跡
住所:京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
電話番号:075-561-2345
営業時間:9:00~17:00(夜間特別拝観18:00~22:00昼夜入替制)
定休日:なし
入場料や利用料:大人500円 中高生400円 小学生200円(夜間拝観 大人800円 小中高生400円)
URL:青蓮院門跡
京都の紅葉スポット⑫:宝厳院
嵐山にある宝厳院は、春と秋のみ限定の特別公開されるお庭が名高い紅葉スポットです。
嵐山を借景とした回遊式山水庭園の「獅子吼(ししく)の庭」では、約3000本もの紅葉が色鮮やかに境内を染め上げます。
境内を歩くと、静寂の中に小鳥の声や風が木々を揺らす音が、心を豊かに穏やかにしてくれるはず。
獅子吼の庭の中で観られる本堂や茶室も趣があり、紅葉に映える歴史ある建物は、京都の秋を感じられる光景ともいえます。
夜間にはライトアップもされており、昼間とはまた違った顔を見せてくれるので、こちらもおすすめです。
宝厳院
住所:京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
電話番号:075-861-0091
営業時間:9:00~17:00(夜間特別拝観17:30~20:30)
定休日:春秋のみ拝観可能 HPにて確認
入場料や利用料:庭園500円 本堂500円(夜間600円、中小生300円)
URL:宝厳院
京都の紅葉スポット⑬:毘沙門堂門跡
毘沙門堂門跡は京都の東側、山科地区の奥にあります。
天台宗京都五門跡の一つであり、京都七福神の毘沙門天を本尊としていることから毘沙門堂といいます。
比叡山を開いた伝教大師が毘沙門天を作ったと言われ、毘沙門天のご利益は商売繁盛・家内安全です。
宸殿内にある襖絵が、どこから見ても正面に見えることから、毘沙門堂門跡は、動く襖絵があることでも知られています。
参道の急な石段を囲むようにある紅葉が美しく、さらに境内にある渡り廊下から眺める弁天堂の周りにも色鮮やかな紅葉を見ることができます。
さらに勅使門の前の勅使坂の敷紅葉は、美しい朱色の絨毯となり、それを楽しみに訪れる人も多いスポットです。
毘沙門堂門跡
住所:京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
電話番号:075-581-0328
営業時間:8:30~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:大人500円 高校生400円 小中正300円
URL:毘沙門堂門跡
京都の紅葉スポット⑭:貴船神社
京都市内のはずれにある貴船神社は、叡山電車の車窓から見えるもみじのトンネルが美しいことでも有名。
紅葉の綺麗な時期には貴船神社のライトアップに合わせ、もみじのトンネルも美しくライトアップされます。
電車もこの期間はゆっくりと走行してくれて、電車内からライトアップされた紅葉をじっくりと楽しむことができます。
紅葉の時期に合わせて、貴船地区では貴船もみじ灯篭が始まり、貴船地区一体に並べられた行灯の火も幻想的です。
貴船もみじ燈籠では、参道に並ぶ燈籠の灯りと鮮やかな紅葉を一緒に楽しむことができ、貴船ならではの秋を楽しめます。
日中はかなり混雑しますが、夜間は人も少なく、ゆっくり楽しめるのでおすすめです。
貴船神社
住所:京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
電話番号:075-741-2016
営業時間:6:00~20:00(もみじ灯篭期間~20:30)
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:貴船神社
京都の紅葉スポット⑮:寂光院
京都市内から少し奥まった山里、大原にある寂光院は建礼門院ゆかりの寺として有名です。
小さなお寺ですが、参道にある楓のトンネルが綺麗なことでも知られています。
建礼門院は、壇ノ浦の戦いで敗れた平家一族の生き残りとして知られています。
その生き残った建礼門院が終生をここ寂光院で過ごされたと言うことです。
そんな話を知った上でここを訪れると、綺麗な紅葉の中にもひっそりとした物悲しさを感じることができます。
三千院の奥まった場所にある寂光院は、紅葉の時期でも人がひしめき合うこともなく、ゆっくりと紅葉が楽しめる穴場スポットです。
寂光院
住所:京都府京都市左京区大原草生町676
電話番号:075-744-3341
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:高校生以上600円 中学生350円 小学生100円
URL:寂光院
京都の紅葉スポット⑯:実相院門跡
京都市内の北側、岩鞍にある実相院門跡は床紅葉で有名なお寺です。
磨き上げられた黒い床に紅葉が映る床紅葉は、この季節のみ見ることができる貴重な光景。
その美しい景色を一目見たいと、毎年たくさんの観光客が実相院門跡を訪れます。
残念ながら写真撮影は禁止ですが、シャッター音が聞こえない静かな中で、じっくりと床紅葉が楽しめるのも良いものです。
床紅葉以外にも、実相院門跡には二つの趣の違うお庭があり、それぞれが違う山を借景とした山水庭園で、ここでも綺麗な紅葉が楽しめます。
実相院門跡
住所:京都府京都市左京区岩倉上蔵町121
電話番号:075-781-5464
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:大人500円 小中学生250円
URL:実相院門跡
京都の紅葉スポット⑰:高台寺
高台寺は豊臣秀吉の正室であったねねが、秀吉の菩提を弔うために立てたお寺です。
高台寺はライトアップが美しいことでも知られており、ライトアップ入場時には長蛇の列になることが多いです。
ライトアップにより臥龍池の水面に映し出されたモミジは幻想的で美しく、幽玄な竹林にも目を奪われます。
さらに、方丈庭園に映し出されるプロジェクションマッピングが幻想的で神秘的だと人気。
臥龍池に映し出される紅葉や輝く竹林なども美しく、京都の中でも夜間拝観者が多い人気の紅葉スポットです。
高台寺のチケット購入の行列を避けるには、向かいにある圓徳院か掌美術館でチケットを入手し、こそらを拝観してから行かれると比較的スムーズに入場できます。
高台寺
住所:京都府京都市東山区下河原町526
電話番号:075-561-9966
営業時間:9:00~17:30(夜間特別拝観 日没~22:00)
定休日:なし
入場料や利用料:大人600円 中高生250円(夜間も通常拝観料内)
URL:高台寺
京都の紅葉スポット⑱:醍醐寺(だいごじ)
醍醐寺は、背景にある醍醐山に約200万坪の境内を持つ、大きなお寺です。
平安時代に建てられたという京都府下最古の木造建造物である五重塔を含め、国宝6棟、重文10棟というたくさんの歴史的建造物も見どころ。
醍醐の花見という言葉で有名な醍醐寺ですが、紅葉の美しさも桜に負けないくらいの素晴らしい光景が楽しめます。
秀吉は醍醐の紅葉狩りを楽しむことなく亡くなってしまいましたが、秀吉が残してくれた紅葉の絶景は今に引き継がれ、あでやかで美しい紅葉を楽しむことができます。
昨年の台風で壊滅的になった上醍醐もこの春から入山できるようになりました。
山頂は11月上旬から色づき徐々に山裾に下りてきますので、醍醐寺での紅葉は長期間楽しむことができます。
特に弁天堂を取り囲む紅葉や池に映り込む観音堂と紅葉の美しさは格別です。
ライトアップでは、池に映る紅葉や弁天堂付近が一段と美しく、幻想的で素敵だと評判です。
醍醐寺
住所:京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
電話番号:075-571-0002
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:三宝院・霊宝館・伽藍 大人800円 中高生600円 小学生以下無料
春秋特別期間 三宝院・霊宝館・伽藍 大人1500円 中高生1000円 小学生以下無料
URL:醍醐寺
京都の紅葉スポット⑲:京都府立植物園
京都府立植物園は京都市内北部にあり、24haという広大な土地に約12000種類12万本の植物が植えられている植物園。
四季を通して様々な植物を観賞できると、京都市民の憩いの場所として人気です。
園内にある温室は日本最大級とも言われており、世界中の熱帯植物を観賞することができます。
さらに、園内には多くの紅葉や楓が植えられており、広い敷地のな中のあちこちで、色鮮やかな景色に出会えます。
園内が広いので混むこともなく、紅葉をゆっくりと見るには穴場なスポットとしておすすめ。
夜間はライトアップもされ、12月後半からはクリスマスイルミネーションも通常料金で楽しめます。
京都府立植物園
住所:京都府京都市左京区下鴨半木町
電話番号:075-701-0141
営業時間:9:00~21:00
定休日:12月28日から1月4日
入場料や利用料:大人200円 高校生150円 中学生以下無料
URL:京都府立植物園
京都の紅葉スポット⑳:梅小路公園
京都駅から徒歩15分のところにある梅小路公園は、JRの梅小路駅貨物跡地にできた広大な公園です。
ここには、芝生広場や河原遊び場などがあり、休日ともなると家族連れで賑わいます。
秋が深まる頃、平安遷都1200年記念にと作られた朱雀の庭の池に鮮やかな紅葉が映り込み、美しいと多くの市民からも人気です。
梅小路公園では紅葉祭りに合わせて園内をライトアップ。
漆黒の闇に紅葉が美しく輝きを放ち、辺りは幻想的な光景となります。
朱雀の庭は広くゆったりとした作りになっているので、混雑を感じることなく紅葉をゆっくりと楽しめます。
園内の池に映る逆さ紅葉も、ライトアップされているとさらに美しく見えること間違いありません。
梅小路公園は京都駅に近く、夜遅くまで紅葉を楽しめるのでおすすめです。
梅小路公園
住所:京都府京都市下京区観喜寺町56-3
電話番号:075-352-2500
営業時間:24時間開放
定休日:なし
入場料や利用料:なし
URL:梅小路公園
京都の紅葉スポット㉑:平等院
10円玉の絵柄でおなじみの宇治にある世界遺産にも登録されている平等院。
紅葉の時期には、阿字池(あじいけ)と鳳凰堂、鳳凰堂をを囲むように植えられた楓の光景が美しいことで知られています。
特に阿字池に映り込む鳳凰堂と紅葉の美しさはまさに絶景。
紅葉の時期には夜間ライトアップもされ、日中に見える光景よりもなお一層美しく浮かび上がる鳳凰堂と紅葉は、極楽浄土そのものに見えます。
平等院は京都市内の紅葉よりも少し早い色づきになりますので、紅葉情報もこまめにチェックしていかれるのも良いかと思います。
平等院
住所:京都府宇治市宇治蓮華116
電話番号:0774-21-2861
営業時間:8:30~17:30(夜間特別拝観18:00~20:30昼夜入替)
定休日:なし
入場料や利用料:大人600円 中高生400円 小学生300円
URL:平等院
京都の紅葉スポット㉒:金閣寺
眩いばかりに金色に輝く金閣寺は、鏡湖池に映る姿が有名ですが、紅葉を楽しむスポットとしてはあまり知られてはいません。
実は金閣寺は、秋には燃えるように真っ赤になった楓に囲まれ、その姿はさらに美し感じられ、訪れる人の心を鷲づかみにしてしまいます。
有料の観覧エリアだけではなく、参道の紅葉のトンネルや鐘楼付近の無料のエリアでも多くの紅葉が見ることができます。
一番の見どころは、鏡湖池に映る金閣寺と紅葉です。
広い境内、いろいろな角度からその景色を楽しめますので、あなただけの素敵なショットを探してみてください。
金閣寺
住所:京都府京都市北区金閣寺町1
電話番号:075-461-0013
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:大人400円 小中学生300円
URL:金閣寺
京都の紅葉スポット㉓:小倉山 二尊院
小倉山 二尊院は、嵐山の奥、小倉山麓にあります。
「釈迦如来」と「阿弥陀如来」の二体のご本尊を持つことから二尊院といい、正式な名前は「小倉山二尊教院華臺寺」といいます。
二尊院の入り口に立つ総門は室町時代のもので、華やかな文様が入った屋根の瓦にも注目です。
総門から見える紅葉の景色はまるで額縁に入った絵画のようにも見えます。
総門の先にある広い参道は、紅葉の馬場とも呼ばれ、両側の紅葉が美しく、赤や黄色に染まった色鮮やかな紅葉のトンネルとなっています。
参道の正面に見える小倉山の紅葉も、参道の紅葉と一緒に楽しめる京都の中でも人気の紅葉スポットです。
二尊院を囲む白い築地塀に映える真っ赤な紅葉と本堂を囲む鮮やかな紅葉も見応えがあり、12月上旬には参道の散り紅葉も楽しめます。
小倉山 二尊院
住所:京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
電話番号:075-861-0687
営業時間:9:00~16:30
定休日:なし
入場料や利用料:中学生以上500円 小学生以下無料
URL:小倉山 二尊院
京都の紅葉スポット㉔:常寂光寺
常寂光寺は、嵯峨野の小倉山の中腹にあるお寺です。
紅葉時期には山全体が美しく彩られる小倉山の中にあるため、京都でも美しい紅葉が見られると人気の紅葉スポットです。
山の中にあるため、常寂光寺は一般のお寺にあるような塀がなく、豊かな自然に囲まれた中にありどことなく無情な風情さえ感じられます。
江戸時代に建てられた美しい多宝塔からは、京都市内が一望できます。
ここは境内の中でも一番紅葉が美しい場所で、普段は静かな場所ですが、紅葉のピーク時には大勢の観光客で賑わうスポット。
境内にある茅葺き屋根の仁王門には、運慶作の仁王像も安置され、秋には風情ある仁王門とそれを囲む楓の美しい景色が楽しめます。
常寂光寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
電話番号:075-861-0435
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:500円
URL:常寂光寺
京都の紅葉スポット㉕:和中庵
和中庵は、ノートルダム女学院中学高等学校内にある藤井彦四郎氏の元邸宅の洋館です。
秋のみ特別公開され、京都の中でもまだあまり知られていない穴場スポットです。
和中庵は繊維製造販売業者であった藤井彦四郎氏が昭和初期に建てたもので、ノートルダム教育修道女会が取得し修道院として利用していました。
改修をし、2018年より秋のみの一般公開を行い、紅葉のお庭だけではなく、洋館の内部の美しさも形容しがたい美しさです。
洋館の窓の外に見える鮮やかな紅葉は、ここが京都であることを忘れてしまいそうな光景。
まだまだ訪れる人が少ない穴場スポット。今ならまだゆっくりと楽しめるはずです。
和中庵
住所:京都府京都市左京区鹿ケ谷桜谷町110
電話番号:075-771-0570
営業時間:10:00~18:00
定休日:秋の特別期間のみ公開 HPにて確認
入場料や利用料:大人600円 中学生以下無料
URL:和中庵
京都の紅葉スポット㉖:祇王寺
祇王寺は嵐山駅から徒歩20分程の奥嵯峨にある、竹林と楓に囲まれた小さなお寺です。
平家物語にも登場する悲運の尼寺としても知られています。
青々とした竹林に映える紅葉と苔庭に積もる散り紅葉が美しく、静寂の中で見る紅葉は、はるか昔から変わらぬ光景なのでしょうね。
祇王寺の茅葺き屋根の草案の中にある吉野窓は、虹の窓と言われており、外の光、格子の影、竹やぶの影が重なって色づいて見えるそうです。
祇王寺を訪れたならば、この虹の窓からの景色もおすすめ。
紅葉が散り始める頃には、紅葉の絨毯と苔庭、竹やぶの美しいコントラストも楽しめるはずです。
祇王寺
住所:京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
電話番号:075-861-3574
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:大人300円 小中高100円
URL:祇王寺
京都の紅葉スポット㉗:東寺
世界遺産にも登録されている東寺は、国宝だけでも約80点を有する京都の中でも文化財を多く所有している平安京最古のお寺です。
東寺のシンボルである五重塔周辺では、多くの紅葉や楓が色づき、瓢箪池に映り込む五重塔と紅葉が美しいことでも知られています。
夜間にはライトアップもされて、紅葉が一層色鮮やかになり、五重塔が燃えているかのような赤く輝きを放つ景色が有名です。
毎月21日に開催される縁日の弘法市では、たくさんの屋台や骨とう品、着物などが並び、賑わいを増します。
この日に訪れれば、さらに楽しい紅葉見物となるでしょう。
東寺
住所:京都府京都市南区九条町1
電話番号:075-691-3325
営業時間:5:00~17:00
定休日:
入場料や利用料:
URL:東寺
京都の紅葉スポット㉘:宝泉院
大原の三千院の参道の奥、勝林院の塔頭である宝泉院は平安時代末期に建てられた歴史ある寺院です。
ここでは、3つの美しいお庭と樹齢700年となる五葉の松が見どころです。
中でも客殿の西側にある盤桓園(ばんかんえん)というお庭は、柱を額縁に見立てた額縁庭園が有名。
じっくりと腰をおろし、時間を忘れてこの景色を楽しみましょう。
夜間ライトアップもされていますので、昼間とは違う幽玄で美しい額縁庭園も見てほしい。
部屋の中から格子越しに観賞すると言う鶴亀庭園も、また違った美しさを感じることができるはずです。
こちらの寺院にも、伏見の戦いの遺構である血天井があります。
大きく広がる血痕の跡。供養のために設置されたとそうです。
宝泉院
住所:京都府京都市左京区大原勝林院町220
電話番号:075-744-2409
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:大人800円 中高生700円 小学生600円
URL:宝泉院
京都の紅葉スポット㉙:北野天満宮 もみじ苑
梅で有名な北野天満宮には、約350本の紅葉が植えられているもみじ苑も有名で、期間限定で公開しています。
もみじ苑には豊臣秀吉公が水防のために築いた土塁御土居の跡が史跡として残っており、朱塗りの太鼓橋や茶室の設けられた舞台からの美しい景色はまさに絶景。
もみじ苑の公開時期にはライトアップもされており、紙屋川沿いを歩きながら昼間見る光景とは違った、幻想的な紅葉を楽しむことができます。
もみじ苑の入苑券でお茶菓子の接待を受けられるようになっていますので、散策後にお茶で一服していきましょう。
北野天満宮 もみじ苑
住所:京都府京都市上京区馬喰町
電話番号:075-461-0005
営業時間:5:00~18:00(もみじ苑9:00~16:00)
定休日:なし
入場料や利用料:もみじ苑 中学生以上500円 小学生以下250円
URL:北野天満宮 もみじ苑
京都の紅葉スポット㉚:葉室山 浄住寺
浄住寺もまだあまり知られていない紅葉の穴場スポットとしておすすめ。
浄住寺は、嵯峨天皇の祈願所として810年に建てられた歴史のあるお寺です。
その後、応仁の乱などで焼失し、江戸時代に復興されました。
京都市の文化財環境保全地域に境内全体が指定されてる、自然が豊かで美しい名所としても知られています。
燃えるように色鮮やかな紅葉のトンネルと参道の石段を覆う敷き紅葉は、まるで絵画を見ているかのような景色です。
紅葉と一緒に築200年以上の建物や美しい池泉式庭園、狩野永岳筆のつい立の「雲龍図」などが見られる、見どころの多いスポットです。
葉室山 浄住寺
住所:京都府京都市西京区山田開キ町9
電話番号:075-381-6029
営業時間:9:00~17:00
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:浄住寺
京都の紅葉が綺麗なおすすめ名所まとめ
平安時代から紅葉が美しい地として人々から愛されている京都。
1000年も昔から変わらぬ京都の景色に、いにしえの人々と同じ場所に立ち、同じ景色を見ていると思うと、何とも言えない感動すら感じられます。
今年は早めの計画で京都の紅葉の絶景で、古き良き京の都の秋を楽しんでみませんか。