【混雑するかも?】あしかがフラワーパークとは?
あしかがフラワーパークの営業時間は?
「あしかがフラワーパーク」の営業時間は、季節やイベント、混雑状況や花の咲き具合によって変化します。
訪れる前は、必ず公式ホームページ等で営業時間を確認しましょう。
期間 | 時間 | |
---|---|---|
基本営業時間 | 通常期※ふじのはな期間を除く | 9:00-18:00 |
夏季・冬季※イルミネーション期間を除く | 10:00-17:00 | |
ふじのはな物語 | 2019/4/13-5/19 | |
4/13-4/19(予定) | 7:00-18:00 | |
4/20-5/12(予定) | 7:00-21:00 | |
光の花の庭 | 2018/10/27-2019/2/5 | |
土日祝 | 15:30-21:30 | |
平日 | 15:30-21:00 |
定休日はありませんが、2月の第三水曜日と木曜日、12月31日は休園です。
また、機械点検等のため臨時休園となる場合もあります。
イベント開催時期は昼夜入替制となる場合もあるため、事前の確認は欠かせません。
あしかがフラワーパークはどのくらい混雑する?
「年間来場者数が50万人を突破すれば上出来」といわれている植物園業界において、「あしかがフラワーパーク」は目覚ましい飛躍を遂げました。
2010年、はじめて年間来場者数が100万人を突破したのです。
1996年、今から20年以上前のにスタートした当初の目標40万人に対して、実際の入場数はたった20万人ほど。
一時は10万人という時代もありました。
やがて、懸命な経営努力と藤の予想以上の成長が実を結びました。
2016年には150万人以上が足を運ぶ名実ともに「日本を代表する植物園」となったのです。
また、「あしかがフラワーパーク」は日本で唯一「世界の夢の旅行先」に選出されたスポットです。
これはアメリカのニュース専門局「CNN」のトラベルスタッフによって、世界中の旅行スポットから厳選された、特別な観光地9選のうちのひとつです。
フィンランドの「オーロラ」、グレートバリアリーフの中心にあるオーストラリアの「ヘイマン島」に並ぶノミネートです。
これにより、「あしかがフラワーパーク」の外国人観客も2015年には5万人、2016年には15万人とうなぎのぼりに増加し続けています。
あしかがフラワーパークで混雑が予想される時期
春休み
「あしかがフラワーパーク」の春の注目は、約2万球ある色とりどりのチューリップです。
厳しい冬の寒さが明ける春の訪れとともに、園内各所で球根たちが目を出し始めます。
また、鮮やかな黄色が特徴の菜の花も、この時期ならではの華やかさです。
暖かくなり始めた初春の風に、明るい菜の花の黄色とチューリップのコントラストが映えます。
枝いっぱいに白い小さな花を咲かせる雪柳も見逃せません。
「柳」と付く名前ですが、その正体は中国で「噴雪花」と呼ばれる「バラ科」の植物です。
「大藤」や「イルミネーション」で有名な「あしかがフラワーパーク」ですが、「植物園」の本領を発揮する春の季節。
明るい花々の芽吹く姿に春を感じられます。
ゴールデンウィーク
ゴールデンウイークの「あしかがフラワーパーク」目玉は、なんといっても「藤」です。
4月中旬から5月下旬にわたって開催されるイベント「ふじのはな物語」では、350本以上もの藤の花が咲き乱れます。
日本古来の花木、「藤」。
「あしかがフラワーパーク」一番の人気は、およそ600畳敷もの大藤棚3面です。
視界一面に淡い青みの藤の花が揺れる景色は筆舌に尽くし難く、まさに「夢のような景色」です。
移送植栽の際72平米だった藤棚は1,000平米にも広がり、「世界一美しい藤」と称されています。
約80メートルにわたって続く、白藤、きばな藤の「花のトンネル」も必見です。
夏休み
7月中旬、夏休みに入ると「あしかがフラワーパーク」では夏のイベントが開催されます。
「夏休み こどもフェスティバル」では、夏を満喫できる様々なイベントが目白押しです。
サーファー気分で波に乗れる「ビッグウェーブ」や、涼しさ抜群の「レインメーカー」、スイッチを押すとキャノン砲が発射する「ウォーターキャノン砲」など、子供の大人気のアトラクションが満載です。
びしょ濡れ間違いなしなので、着替えを持っていくのを忘れずに。
他にも、珍しい外国産のカブトムシやクワガタと触れ合える昆虫採取や、ザリガニや小魚が掬える釣り堀コーナー、キャラクターショーやお笑いライブが開催される夏祭りなど、イベントが盛りだくさん。
夏の思い出作りに足を運びたいですね。
冬休み
冬の「あしかがフラワーパーク」といえば、注目はもちろん「イルミネーション」。
2017年、長崎の「ハウステンボス光の王国」、北海道の「さっぽろホワイトイルミネーション」とともに「日本三大イルミネーション」に認定されたのです。
イルミネーションについて詳しくは後述しますが、ゴールデンウィークの藤と並んで「あしかがフラワーパーク」が最も混雑する二大イベントのうちのひとつです。
イベント期間中は昼夜入替制となりますので、注意が必要です。
週末
植物園としての魅力は勿論、テーマパークとしてイベント満載の「あしかがフラワーパーク」。
当然ながら、週末の混雑は必至です。
園内はかなり広いので、そこまで混雑を感じることはないようです。
ですが、場合によっては駐車場から数分歩くことも想定されますので、女性はヒールよりスニーカーで訪れた方がよさそうです。
もちろん、可能ではあれば平日の来訪がおすすめです。
週末のような混雑状況はほとんどなく、落ち着いて園内を散策することができます。
あしかがフラワーパークで混雑が予想されるイベント
あしかがフラワーパークの大藤まつり
樹齢150年におよぶ大藤が見頃を迎え、長さ80メートルの白藤のトンネル、きばな藤のトンネルなど園内350本以上の藤が咲き乱れる、「あしかがフラワーパーク」を代表する一大イベントです。
まるで絵巻物のように、うす紅、紫、白、黄色の順で咲き、約一か月にわたって楽しむことができます。
2009年に公開されたジェームズ・キャメロン監督による映画「アバター」の魂の木のような、幻想的な光景が視界一面に広がります。
あしかがフラワーパークの大藤まつりライトアップ
「ふじのはな物語」の期間中は幻想的な夜の藤が楽しめるライトアップも開催しています。
暗い夜空を背景に、明るく照らされた藤はより一層幻想的な雰囲気をまといます。
藤棚の真下から見上げるのもいいですが、おすすめは少し離れたところから見学することです。
園内に点在している池越しに見ると、水面にうつった藤がまるで別世界のような美しさです。
5000株以上のツツジとシャクナゲも見逃せません。
あしかがフラワーパークのイルミネーション
ほぼすべての電球にLEDを使用した、450万球もの圧倒的なイルミネーション「光の花の庭」。
「夜景鑑定士」が選出するイルミネーションランキングでは3年連続で全国1位を受賞しました。
水面を利用した水鏡効果で光の量を2倍にした「あしかがフラワーパーク」でしか見ることのできない演出は、全国一位も納得の美しさです。
忘れてはいけないのが、これらのイルミネーションの演出、すべて園内のスタッフが行っていることです。
普段花々の世話をしている彼らだからこそ気づいた魅力を、最大限に引き出したイルミネーションです。
花弁の一枚、葉の傾きなど細部までこだわったこのイベント、大混雑にも頷けるというものです。
あしかがフラワーパークで混雑が予想される時間帯は?
ライトアップ期間中のピークは19-20時頃のようです。
夜のライトアップ開始直後や、また閉店間際も混雑が見られます。
ライトアップを見たい場合は、できるだけ早い時間帯を狙って訪れる方がよさそうですね。
もちろん週末を避け、平日を狙いましょう。
それ以外のシーズンですと、日中14-15時頃が特に混雑が予想されます。
遠方からの観光客が続々と到着する時間帯ですね。
開園直後や閉園間際は案外穴場のようです。
朝の静かな空気の中で、朝露の残る花々を見に行くのもいいかもしれません。
【混雑が予想される?】あしかがフラワーパークへのアクセス
あしかがフラワーパークへ車でアクセス
「あしかがフラワーパーク」へ車で向かう際、最寄りのインターチェンジは「佐野藤岡IC」もしくは「太田桐生IC」です。
東北自動車道利用の方は、「佐野藤岡IC」下車後、国道50号線を「前橋・足利」方面に向かいます。
インターから「あしかがフラワーパーク」までは約18分ほどです。
また、北関東自動車道を利用する方は「太田桐生IC」で下車します。
国道122号を経由し、国道50号「足利・小山」方面に約20分ほどです。
北関東自動車道の場合「足利IC」「佐野田沼IC」での下車もおすすめです。
「足利IC」の場合は国道293号、県道67号経由で約15分、「佐野田沼IC」の場合は県道16号、県道67号経由で約12分ほどです。
あしかがフラワーパークへ公共交通機関を利用してアクセス
公共交通機関利用の場合、最寄り駅はJR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」になります。
これは2018年4月、栃木県内で35年ぶりに新設された駅です。
「あしかがフラワーパーク駅」からは徒歩3分ほど。
新駅開設により、電車でのアクセスが抜群によくなりました。
また、ひとつ離れた駅「富田駅」からも徒歩13分程度。
天気のいい日は散歩ついでにいいかもしれませんね。
東武伊勢崎線「足利市駅」からは、土日祝日のみ「あしかがフラワーパーク」直行のシャトルバスも運行しています。
「足利市駅」からは30分ほどです。
【混雑が予想される?】あしかがフラワーパークの駐車場事情
普通車はもちろん、大型車対応可能な駐車場も備えた「あしかがフラワーパーク」ですが、イベントシーズンや週末ともなれば混雑は必至。
「あしかがフラワーパーク」には、正面ゲート、西ゲートにそれぞれ隣接する駐車場が設置されています。
収容台数は西ゲートの方がやや多いようです。
しかしイベント時や週末には正面ゲート駐車場、西ゲート駐車場も早い時間帯に満車となり、駐車待ちの車で渋滞が起こります。
上記2か所の駐車場の他、無料臨時駐車場が解放されることもあります。
「あしかがフラワーパーク」の南西にある田んぼを利用した駐車場です。
この臨時駐車場は広く、最大で6000台の収容が可能です。
しかしその広さゆえ、入場ゲートまで徒歩5分から10分ほど歩きます。
ピーク時にはこの臨時駐車場ですら駐車待ちの大渋滞が起こり、一時間以上進まないなんてことも珍しくありません。
あしかがフラワーパークの混雑を避ける方法
ではどうすれば「あしかがフラワーパーク」入場の混雑を避けられるのでしょうか。
「あしかがフラワーパーク」の混雑を避けるには、以下の方法があります。
- 週末を避け、平日に行く
- 雨が多い梅雨の時期に行く
- チケットを事前購入しておく
続いて、「あしかがフラワーパーク」の混雑を避ける方法をそれぞれ詳しく見ていきます。
「あしかがフラワーパーク」の混雑を避ける方法①
まずは混雑する週末を避けることです。
駐車場待ちの行列ができるような週末に比べると、平日はスムーズに入場もでき、ゆったりと園内を見てまわることができます。
人が入り込まない写真を撮りたい、満足するまで園内を散策したい、という方は平日の来訪がおすすめです。
「あしかがフラワーパーク」の混雑を避ける方法②
「あしかがフラワーパーク」は、基本的に屋外型の植物園です。
室内の施設もありますが、花々の観察は屋外、つまり雨の降る中です。
雨の日は足元が悪くなったり、服や持ち物が濡れたりとつい外出を避けたくなりますよね。
そこを狙って「あしかがフラワーパーク」を訪れるとよいでしょう。
静かな園内で、雨に濡れる花を愛でるのも風流ですよ。
「あしかがフラワーパーク」の混雑を避ける方法③
「あしかがフラワーパーク」の入場券は、全国のコンビニにて事前購入が可能です。
イルミネーションイベント開催期間中、夜の部限定の前売り入場券です。
中には割引が適用されたり、各種特典が付くチケットも販売されています。
チケット売り場での混雑を避けるため、是非事前の購入をお勧めします。
あしかがフラワーパークに向かうときに渋滞を避ける方法
では「あしかがフラワーパーク」に向かうとき、渋滞を避ける方法はないのでしょうか。
「あしかがフラワーパーク」に向かうときに渋滞を避ける方法には、以下の方法があります。
- 離れた駅にとめて電車を使う
- シャトルバスを使う
- ひとつ手前のインターで降りる
- 主要道路を避ける
続いて、「あしかがフラワーパーク」に向かうときに渋滞を避ける方法を詳しく見ていきます。
あしかがフラワーパークに向かうときに渋滞を避ける方法①
「あしかがフラワーパーク」の最寄り駅はJR両毛線「あしかがフラワーパーク駅」になりますので、ここで降りることを目的とします。
ひとつ隣の「足利駅」周辺には一般の駐車場が充実していますので、「足利駅」付近の駐車場に車を置いて電車に乗り、「あしかがフラワーパーク駅」から徒歩で園内に向かう方法です。
「あしかがフラワーパーク駅」からは徒歩3分ですので、すぐに到着できますね。
あしかがフラワーパークに向かうときに渋滞を避ける方法②
東部伊勢崎線「足利市駅」から、シャトルバスが運行しています。
こちらは土日祝日限定の運行です。
シャトルバスを利用すれば、駐車場待ちの渋滞に並ぶことも、自分で運転することもありません。
空調管理された車内でゆったりと到着を待つのもよさそうです。
あしかがフラワーパークに向かうときに渋滞を避ける方法③
「佐野藤岡IC」は使わず、ひとつ手前のインターで降りるのもおすすめです。
「佐野藤岡IC」近くには「佐野プレミアムアウトレット」や「イオンモール佐野新都市」などの商業施設があり、そちらに向かう渋滞に巻き込まれることもあります。
ひとつ東京寄りの「館林IC」を使えば、これら商業施設渋滞から逃れることができます
あしかがフラワーパークに向かうときに渋滞を避ける方法④
「あしかがフラワーパーク」に向かう車の多くは、南側の国道128号線を利用します。
あえてこの道を避けることで、渋滞を回避します。
国道128号線を使用せず、北側の県道67号線を使います。
旧50号とも呼ばれるこの道は、国道128号線ほどの渋滞の列ができることはありません。
あしかがフラワーパークで混雑を避けて、楽しいひとときを過ごそう
日本国内だけでなく、世界にもその名を知らしめる「あしかがフラワーパーク」。
藤のシーズンやイルミネーションは、一度は見ておきたい絶景です。
しかしそんな絶景も、渋滞の混雑に巻き込まれて疲れてしまっては元も子もありません。
車内で喧嘩にでもなってしまったら台無しですよね。
ほんの少しの下調べで、渋滞の混雑を回避することが可能です。
うまく混雑を避け、世界中の人が息をのむ「あしかがフラワーパーク」の絶景を楽しんでください。