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2018/10/27

フランスで英語は通じる?言語、公用語は?挨拶や会話で使える言葉、単語20選

ヨーロッパでも憧れの国として知られているフランスですが、旅行前に気になるのは、言葉の問題です。
フランスではフランス語以外の言葉は使えないのでしょうか。

英語はどこまで通じるのか、フランス語の簡単なフレーズなど、旅行前に知りたい情報をチェックできます。
簡単な言語環境や、単語を確認しておけば、現地でもあわてることはありません。

今回は、フランス旅行で知りたいフランスの言語事情についてみてみましょう。

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フランス言語、公用語は何??

言語環境が気になるフランスの凱旋門

フランスといえば、ヨーロッパの大国のひとつです。
フランス語があることは知られていますが、すぐそばには英語やドイツ語、歴史的にもつながりの深いオランダ語やベルギー語など、さまざまな言語はある西欧に位置しています。

しかし、フランスの公用語として定められている言語はフランス語のみです。
ただし、歴史的に隣国との関係が深いフランスでは、第二言語としていろいろな言語が定められています。

例を挙げると、アルザス地方ではドイツ語方言が話されています。
他にもケルト語系のブルトン語や、ガロ・ロマンス系のオクシタン語などいろいろな言語文化が混雑している地域があります。

公用語は、フランス共和国憲法第2条によって定められていますが、地域言語に関して2008年にも憲法改正が行われています。
国境付近は、歴史的にもフランスだった時代と、それ以外の諸外国の支配を受けていた時代を持つ地域があり、言語によってはぐくまれてきた文化や環境を尊重する姿勢も見られます。

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フランスでは英語は通じるの?

旅行でフランスに行くとき、気になる問題が英語が通じるかどうかでしょう。
すでにご紹介したように、かつてフランスではあまり英語に良い感情がなく、年配の方には英語が話せないという人も多く見られました。

しかし、今では観光大国として広く英語が通じるようになっています。
若い世代の英語に対する意識も強く、積極的に勉強し、英語を習得しているフランス人も少なくありません。

そのため、パリなどの大都市や空港、ホテルなど観光で訪れるような場所では比較的英語が通じることが多いでしょう。
道を聞きたいときに話しかける場合でも、若い世代であれば、片言でも英語でやり取りできるケースもあります。
ただし、注意したいのはその他の地方都市へ出かけた場合です。

フランスには、パリ以外でもマルセイユやリヨンといった人気の都市がたくさんあります。
地方都市でも、空港やホテルでは英語が通じたり、英語表記がされていることはありますが、観光に携わらない一般の方の場合それほど英語に通じていることはありません。

フランスでも、日本と同じように教育課程で英語を勉強しています。
しかし、日本人にも英語が得意な人と苦手な人がいるように、フランスでも一般の人は誰でも英語が話せるわけではないので注意しましょう。

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フランスでは英語が通じるスポット

フランス語を使いたいカフェ

フランスで英語が通じるスポットについてみてみましょう。

レストラン

フランスへ行ったら、ぜひフランス料理を楽しんでみたいものです。
フランスのレストランでは、英語は通じるのでしょうか

パリなどの大都市や観光都市の中心では、レストランも英語が通じたり、メニューに英語表記のものが用意されていることが多いでしょう。
レストランスタッフの方も、英語でコミュニケーションできることが多く、簡単なやり取りは英語が通じるケースが見られます。

しかし地方都市や、あまり観光地化していない場所であれば、たとえレストランという接客業の方でも英語ができない可能性があります。
パリでも路地裏の小さなお店であれば、英語が通じない場合も考えられるので、最低限のメニューや単語は覚えておくとよいでしょう。

公共交通機関やタクシー

続いて、移動手段についてみてみましょう。
代表的な公共交通機関は鉄道や地下鉄です。

駅名など、基本的な情報はフランス語表記が中心です。
一方、タクシーの場合は運転手さんによります。

英語ができる運転手さんもいますが、全く通じない人もいるのが実際のところでしょう。
どうしてもタクシーで、と考えている人は行き先など、簡単なやり取りはフランス語で言えるほうが無難です。

また、しっかりしたホテルから乗る場合は、ホテルのスタッフに行き先をフランス語で告げてもらうこともできるので、心配な人はホテルスタッフに相談するとよいでしょう。

ホテルやショップ

フランスのホテルも、大きなホテルであれば英語が使えることが多いでしょう。
特にパリにあるような観光客が多く訪れるホテルであれば、英語で対応できるスタッフがいることが多く、それほど心配する必要はありません。

一方、買い物をするショップではどうでしょうか。
こちらも観光客がたくさん訪れるようなシャンゼリゼ通りのお店などであれば英語でやり取りできる場合が多くなりますが、路地裏の小さな雑貨屋さんなどになると、状況が変わります。

英語が全く通じない場合も考えられるため、簡単な数字やお金のやり取りを覚えておきましょう。

観光スポット

フランスの観光スポットといえば、ルーブル美術館やエッフェル塔、ヴェルサイユ宮殿などが有名です。
海外から多くの観光客が訪れるような観光スポットであれば英語の案内やパンフレットが置かれていることも多く、比較的英語でやり取りできるケースがほとんどです。

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フランスの言語教育事情

フランスの言語教育事情はどうなっているのでしょうか。
フランスでは外国語の授業が小学生にあたる6,7歳から始まります。

学校の授業では、まず週に1.5時間程度から始まり、学年が上がるごとに増えていくようになっています。
外国語は英語と決められているわけではありませんが、ほとんどの生徒が英語を学ぶようになっています。

英語に触れ合う機会は5歳から持つように設定されていて、早期教育に力を入れている国のひとつと言えます。
日本と同じように、フランスでも英語教育はまだまだ課題の多い分野と言えます。

しかし、より英語教育に力を入れてきたフランスでは、少人数制を導入したり、日本の英語教育よりも充実した内容になっています。

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日常会話で使えるフランス語の数字の数え方

次にフランス語の数字の数え方についてみてみましょう。
簡単な数字を覚えておくだけでも、買い物がしやすくなります。

100や1000の位を表現するときは、最初に一桁の数字を言い、続けてcentまたはmilleをつけると表現できます。
200であればdeux centとなります。

フランス語 読み方
1 un/une アン/ユンヌ
2 deux ドゥー
3 trois トロア
4 quatre キャートル
5 cinq サンク
6 six シス
7 sept セットゥ
8 huit ウィットゥ
9 neuf ヌフ
10 dix ディズ
100 cent サン
1000 mille ミル
10000 dix mille ディ ミル
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フランスの日常会話で使う便利な挨拶10選!

フランス語で歩きたい街並み

では、フランスの挨拶で覚えておきたいフレーズをみていきましょう。
フランスの挨拶で覚えておきたいフレーズには、以下のものがあります。

  1. おはよう
  2. こんにちは
  3. ありがとう 4.ばいばい/さようなら
  4. OK
  5. 私は◯◯です。
  6. 私の名前は◯◯です。
  7. あなたの名前は何ですか?
  8. すいません
  9. ごめんなさい

おはよう

Bonjour!
読み方:ボンジュール

よく使うフレーズです。
どんな人にもあいさつで使える言葉なので、しっかり覚えておきましょう。

こんにちは

Bonjour!
読み方:ボンジュール

「おはよう」と「こんにちは」は、同じ単語です。
カフェに入るとき、ショップに入るとき、まずはBonjourと声をかけてみましょう。

ありがとう

Merci
読み方:メルシー

こちらも聞いたことがある人が多い単語でしょう。
より強調したいときはMerci beaucoup(メルシーボクー)と言います。

さようなら

Au revoir
読み方:オーヴォワー

ヴォワーのあと、少し巻き舌を意識すると、うまく発音できます。
よく耳にする単語なので、いろいろな人の発音を聞き、耳で覚えるとよいでしょう。

OK!

Oui
読み方:ウィ

イエスと言いたいときに使う言葉です。
反対に「いいえ」は「Non(ノン)」です。

また、お願いしますといいたいときは、「s’il vous plaît(シルヴプレ)」をつけましょう。
より丁寧な言い方になります。

また、「了解しました」と言いたいときは「D'accord(ダコー)」と言います。

私は◯◯です。

Je suis ○○
読み方:ジュ スィ○○

je suisはI amにあたります。
japonese(e)をつけると「日本人です」という意味で使えます。

私の名前は◯◯です。

Je m'appelle ○○
読み方:ジュマペル○○

基本的な自己紹介の単語です。
初めてあった人には「Enchanté(e)(アンシャンテ)」をつけるとよいでしょう。

初めまして、というあいさつになります。

あなたの名前は何ですか?

Comment vous appellez-vous?
読み方:コマン ブ ザプレブ?

こう聞くと、相手は「Je m'appelle ○○」と答えてくれるでしょう。
また、名前を聞かれる場面もあるので、このフレーズは覚えておきたい例文です。

すいません

Pardon
読み方:パルドン

道や電車で軽く肩をぶつけたときや、人に道を聞くために呼びかけたいときなどに使う表現です。

ごめんなさい

Excusez-moi
読み方:エクスキュゼ モワ

謝罪を表したいときに使う言葉です。
日本人は、ちょっとしたことでも「すみません」という文化がありますが、フランスでは本当に悪いことをして謝罪するときに使う言葉です。

軽く道でぶつかったり、何かを落としたような些細なときは「Pardon」を使いましょう。

<下に続く>

フランス語の日常会話でよく使う便利な言葉10選

では、フランスの日常会話で覚えておきたいフレーズをみていきましょう。
フランスの日常会話で覚えておきたいフレーズには、以下のものがあります。

  1. ◯◯をください。
  2. これはいくらですか?
  3. お会計をしてください。
  4. クレジットカードは使えますか?
  5. 写真を撮ってもいいですか?
  6. ◯◯に行きたいです。
  7. 旅行の目的を尋ねられて/観光です。
  8. 滞在日数を尋ねられて/◯日です。
  9. おすすめの料理はなんですか?
  10. おいしいです!

続いて、○○の日常会話で覚えておきたいフレーズを、それぞれ詳しくみていきます。

◯◯をください。

◯◯,s’il vous plaît
読み方:○○シルブプレ

Pleaseと同じような使い方をするのが「s’il vous plaît」です。
何かを注文したいときなどに使います。

便利な表現なので覚えておきましょう。

これはいくらですか?

Combien(ca coute)?
読み方:コンビヤン(サ クテ)?

基本的にどんなお店でも「Combien?」で通じるでしょう。
数字を聞きたいときに使う単語です。

お会計をしてください。

Comptabilite,s’il vous plaît

Comptabiliteは「会計」という意味です。
またレストランなどでチェックをお願いしたいときは「L’addicion、s’il vous plaît(ラディシオン シルブプレ)」といいます。

クレジットカードは使えますか?

Puis-je utiliser une carte de crédit?
読み方:ピュイジュティリテ  ユンヌ カルテ ドゥ クレディット?

「une carte de crédit」でクレジットカードの意味になります。
carteは女性名詞にあたるので、一枚をあらわすunも女性形のuneに変わっています。

◯◯に行きたいです。

je voudrais aller a ○○
読み方:ジュ ブードレ アレー○○

タクシーや道を尋ねるときに使う便利な表現です。

旅行の目的を尋ねられて/◯◯です。

Quel est votre but de votre visit.
Tourisme
読み方:ケレボートル ブ ドゥ ボートル ビジ
読み方:トゥーリズム

空港などで聞かれるフレーズです。

滞在日数を尋ねられて/◯日です。

Combien de temps allez-vous rester?
C'est 〇 jours.
読み方:コンビヤン ドゥ トン ザレブ レステ?
読み方:セ 〇 ジュール

こちらもホテルなどで使われるフレーズです。
〇には数字が入ります。

数字の読み方をチェックしておきましょう。

おすすめの料理はなんですか?

Qu'est ce que vous me conseillez ?
読み方:ケスク ヴ ム コンセイエ?
レストランで迷ったときに、ぜひ使ってみましょう。

メニューを選ぶのは難しいので、とても便利に使える表現です。

おいしいです!

C’est délicieux
読み方:セ デリシュー

簡単な「いいね」であれば「C'est bon(セボン)」を使います。
より感情を強く表現したいときに「C’est délicieux 」と言いましょう。

C'est○○で、○○に形容詞が入ることで、簡単に感想を伝えることができます。

<下に続く>

フランス語で楽しむフランス旅行

フランスは日本と同じように第二外国語として英語を学ぶ国です。
観光地であれば英語の案内なども充実していますが、普段の生活で英語が活躍する場面は少ないので、英語が通じる場所も限られてきます

私たちも海外からの観光客に日本語で話しかられるとうれしく思います。
フランス人にとっても、その気持ちは同じです。

簡単な挨拶ややり取りの言葉を覚えておくだけで、旅行中のコミュニケーションがずっとスムーズにいくでしょう。
一からフランス語を覚える必要はありませんが、まずはフランス語で話しかけてみましょう

フランス語でコミュニケーションをすることで、よりフランスの魅力を感じるたびができるのではないでしょうか。

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