金沢の餃子の特徴
金沢の餃子はどんな特徴があるのでしょうか?
実は浜松餃子や宇都宮餃子のようなご当地餃子は、金沢にはありません。
逆にご当地餃子のような決まった形が無い分、お店がそれぞれ独自の餃子にこだわり追及しています。
お気に入りの餃子が見つかるよう、餃子が味わえる人気店と、それぞれのお店の餃子の特徴をご紹介していきます。
金沢でおすすめの餃子が楽しめる人気店
でまずはざっと金沢の人気の餃子のお店をみていきましょう。
金沢のお店には、以下のお店があります。
- 第7ギョーザの店
- 屋台餃子 風天(風天)
- 第六ギョーザの店
- ちゃおず
- 立ち飲み餃子 大笑
- ギョーザの店 芳斉店
- チャオチャオ 金沢片町店
- 全開口笑(ぜんかいこうしょう)
- 8番らーめん
- 赤ずきん
続いて、金沢の餃子のお店をそれぞれ詳しくみていきます。
第7ギョーザの店
飲食店には並ばない文化の金沢において、行列のできる餃子専門店の第7ギョーザの店。
千葉県の野田に本店のあるホワイトギョーザが定番の餃子専門のお店です。
焼きと揚げの中間にあるような独特の触感と、四角に近い印象的な形をしたホワイト餃子。
もともと、「学生さんに安い値段でお腹いっぱい餃子を食べてもらいたい!」という創業者の優しい気持ちから提供され続けている餃子です。
ホワイトギョーザは学生の間でも定番のメニューで、大学を卒業し金沢を離れてもまた食べたいと思う学生も多いです。
ほかに中の餡がボリュームがありジューシーな焼き餃子、せいろで蒸された蒸し餃子にスープにひたった汁餃子もあります。
中でも焼き餃子は通の好む味で、年配の方は焼き餃子を注文されることが多いです。
金沢にかつてあった第○餃子の店というナンバリング餃子の店。
第7ギョーザの店もその中の1店で、その流れが今も残るメニューが焼き餃子です。
毎日行列のできる人気店ですが、定休日の水曜日をのぞく平日は14時~18時の時間は比較的人も少なく、並ばなくても座りやすいです。
時間にこだわらない場合はおすすめの時間帯です。
第7ギョーザの店
住所: 石川県金沢市もりの里1丁目259
石川県金沢市もりの里1丁目259
電話番号:076-261-0825
営業時間: 11:00 ~ 翌 2:00
定休日:毎週水曜日・年末年始
URL:第7ギョーザの店へのリンク
屋台餃子 風天
ひとくち餃子で有名な風天は金沢の郊外、金沢工業大学近くの久安にあります。
餃子以外のメニューも充実した居酒屋のようなお店。
名前のとおり一口サイズの定番、ひとくち餃子は外皮がパリパリ、噛むと中の餡から出るジューシーな肉汁が楽しめる餃子。
皮と餡のバランスもよくサイズも小さめなので、女性でも何個でも食べられそうと安定の人気をほこります。
にんにく好きにおすすめなのがにんにく餃子。
にんにく餃子は、口の中にんにくの風味が一気に広がるスタミナの塊のような餃子で、ガッツリとにんにくを食べたいときにおすすめの餃子です。
パワフルな旨みが溢れ出すにんにく餃子は、その後のスケジュールによっては選べないメニューではありますが、そのリスクを考えてもなお味わいたい一品。
もつ煮込みなどのサイドメニューも充実し、タレを付けなくてもそのままでも美味く食べられる福餃子など、心ゆくまで餃子を楽しむことが出来ます。
屋台餃子 風天
住所: 石川県金沢市久安1-414
電話番号:076-244-8797
営業時間:12:00 ~ 23:00
定休日:年末年始
URL:風天へのリンク
第六ギョーザの店
第六ギョーザの店は第7ギョーザの店と同じく、かつては数店が存在した店名に番号の付くナンバリング餃子の店の流れを組む餃子店です。
第7ギョーザの店は餃子の専門店ですが、こちらの第六ギョーザーの店は餃子以外のメニューも豊富な、居酒屋のようなお店。
店名にも付く看板メニューの餃子は羽根つきの薄皮餃子で、噛むと肉汁溢れ、ニラの風味がきいた旨みたっぷりの本格餃子です。
にんにくを使っていないので、餃子を食べても臭いを気にする必要がありません。
普通の餃子もおすすめですが、しその風味香るしそ餃子もおすすめ。
肉汁溢れる餡にしそが加わることで、普通の餃子とはまた違った味のバランスが生まれ、しそとの相性が絶妙の餃子です。
それほど広くない店内ですので、人が多く入れないということにならないよう、数人で食べに行く場合は事前の電話予約が確実です。
第六ギョーザの店
住所: 石川県金沢市神田1-2-20
電話番号:076-244-6136
営業時間:17:00 〜 23:30(ラストオーダー 23:00)
定休日:日曜日
URL:第六ギョーザの店へのリンク
ちゃおず
餃子のみで勝負する餃子専門店ちゃおずは、お昼のランチ時間のみの営業。
土・日・祝日が定休となっているので、平日のランチタイムのみ開いているお店。
パリパリの羽が付いた餃子は、皮も餡も国産の素材にこだわって作られています。
ちゃおずの餃子はにんにくを使用していないので、仕事の途中のサラリーマンでも安心し食べられます。
具だくさんのめった汁(豚汁)にごはん、漬物がセットになった餃子定食は、ご飯の量が並で500円とワンコインで済んでしまう内容。
餃子のたっぷり野菜に加え、めった汁も野菜がふんだんに入っているので、野菜不足には嬉しいセットメニューになっています。
定食はご飯の量で値段が変わり、大盛りでも60円増しで済みます。
お財布にも体にも優しい、そんなちゃおずの餃子定食をぜひご賞味ください。
ランチのみの営業なので、時間にはご注意くださいね。
ちゃおず
住所:石川県金沢市黒田1-59
電話番号:076-240-2090
営業時間:11:30 ~ 14:30 (ラストオーダー 14:00)
定休日:土曜・日曜・祝日
URL:なし
立ち飲み餃子 大笑
「餃子とビールは日本の文化だ!」の文字が入口で踊る立ち飲み餃子 大笑は、7種類の餃子が楽しめるお店。
1枚380円、2枚580円と、2枚の注文でお得になる定番の大笑餃子は、口にすると独特の香りが口の中に広がる味と香りのバランスがよい餃子。
餃子にしっかり味がついているので、タレがなくてもそのまま召し上がれ、大笑餃子の独特の風味を楽しめます。
お好みに合わせてタレを付けて食べることもできます。
美容や健康にもよいとされる、パクチー入りの餃子はお店のおすすめ。
パクチー入り餃子はヘルシーさがうけて女性に人気の餃子で、小ぶりなので女性でもぺろりといけてしまいます。
香辛料の風味あふれ、食べやすいる大笑の餃子をぜひ一度お楽しみください。
立ち飲み餃子 大笑
住所:石川県金沢市本町2-3-4
電話番号:076-299-7500
営業時間:18:00 〜 24:00
定休日:不定休
URL:なし
ギョーザの店 芳斉店
ギョーザの店 芳斉店は元は第五餃子の店という店名で、第7餃子などと同じナンバリング餃子店。
餃子が店名に付くように、餃子にこだわりのあるお店です。
餃子はキャベツの甘味がある餡を、羽根つきの皮が包み込んでいます。
皮は薄皮ですが、口に運ぶと野菜とのバランスが絶妙。
定番の餃子は手作り感があって、どこか人のぬくもりを感じる焼き餃子。
派手さはないのですが、素朴さがどこかなつかしさを感じさせてくれ、飽きのこない味となっています。
餃子のメニューは餃子のほかに揚げ餃子、水餃子があります。
揚げ餃子はやや厚めの皮で、カラッと揚がった皮は焼き餃子よりやや歯ごたえが増すので、噛んだ瞬間のサクッとした食感がたまりません。
皮と餡の野菜の口に含んだときのバランスもよく、焼き餃子とはまた違った食感を楽しめます。
餃子のほかにライスも欲しい方は、餃子にライス、みそ汁まで付いた定食がリーズナブルでおすすめ。
餃子のテイクアウトもできるので、家で味わうこともできます。
ギョーザの店 芳斉店
住所:石川県金沢市芳斉1-13-24
電話番号:076-263-6219
営業時間:11:30 ~ 14:00、 16:00 ~ 22:00(金曜のみ 21:00で終了)
定休日:土曜日
URL:なし
チャオチャオ 金沢片町店
金沢の繁華街、片町のスクランブル交差点近くにあるチャオチャオは大阪発祥、全国展開する餃子の専門店。
餃子専門店らしく定番のチャオチャオ餃子をはじめ、餃子メニューがとにかく豊富です。
1番人気のチャオチャオ餃子は、国産の豚肉に産地直送の野菜を使ったこだわりの餡を、旨みだけ閉じ込め余分な油を逃がす福包みによって提供する、チャオチャオ独自の餃子。
チャオチャオ餃子は小ぶりなので、女性でも2枚はいけそうなサイズです。
営業時間は繁華街らしく、夜18時から翌朝 3時までの営業となっています。
お持ち帰りもできますが、ラストオーダーは翌朝 2時となっているので、飲んだあとのお土産にと考えている場合は注意が必要。
選ぶのが楽しくなり、目移りするくらい多くの餃子メニューがあるチャオチャオ。
素材や製法にもこだわった大阪の味を片町で味わえるお店です。
チャオチャオ 金沢片町店
住所:石川県金沢市片町2丁目2-21
電話番号:076-254-5676
営業時間:18:00 ~ 翌 3:00(ラストオーダー 翌 2:00)
定休日:日曜日(月曜日が祝日の場合、日曜日は営業で月曜日がお休み)
URL:https://www.gyozakeikaku.com/shop/chaochao/
全開口笑
全開口笑(ぜんかいこうしょう)は人気の観光地21世紀美術館より徒歩3分の位置なので、観光の流れで訪れることができる場所にあります。
ランチ時間は14時までなので注意が必要ですが、全開口笑は広東料理をベースとした独自アレンジのオリジナル料理が楽しめるお店。
全笑餃子と名付けられた全開口笑の餃子は、口溶けの良さが特徴です。
皮まで手作りにこだわり、薄皮に包まれた餡は口の中でほろりとほぐれ、溶けて口の中に餃子の風味が広がるような不思議な触感が楽しめます。
定休日は月曜ですが、ディナーのみ8名以上での予約で開店してくれます。
全開口笑
住所:石川県金沢市柿木畠5-7
電話番号:076-222-4262
営業時間:ランチ 11:30 ~ 14:00 ディナー 18:00 ~ 23:00 (ラストオーダー)22:30
定休日:月曜日(ディナーのみ8名以上での予約で営業)
URL:全開口笑へのリンク
8番らーめん
北陸のソウルフードでもある8番ラーメン。
金沢のある石川県が発祥のチェーン店で、タイなど海外にも多くの店舗があり、国内外合わせその数200店舗を超えます。(2018年現在)
8番ラーメンは野菜がたっぷり乗った野菜ラーメンが定番人気ですが、同じように人気の定番メニューが国産素材で作られた餃子。
においを抑えながらも風味があるこだわりのにんにくをはじめ、厳選食材を使った餃子は根強いファンも多く、ラーメンとのセットメニューでの注文がお得でおすすめです。
においを抑えたにんにくを使用しているので、仕事の途中のランチで餃子を食べても気になりません。
餃子はお持ち帰りもできるので、家や屋外でも餃子を楽しむことができます。
家呑みのお供としても人気のお持ち帰り餃子になっています。
8番らーめんはあちこちにありますが、観光の入口である金沢駅の店舗情報を載せておきます。
8番らーめん
住所:石川県金沢市木ノ新保町1-1 金沢百番街あんと 1F
電話番号:076-260-3731
営業時間:10:00 ~ 22:00(ラストオーダー 21:30)
定休日:なし
URL:8番ラーメン へのリンク
赤ずきん
JR東金沢駅より徒歩5分の位置にあるのが赤ずきん。
JR東金沢駅はJR金沢駅よりIRいしかわ鉄道線に乗って富山県に向かった1駅目になります。
しっかりと餡の入った赤ずきんギョーザのほか、牛肉ギョーザやしそギョーザなど餃子のメニューが豊富なのも赤ずきんの特徴。
ニラやほうれん草など緑色野菜を使ったみどりギョーザは女性にも人気。
7種類の餃子が味わえるおまかせ餃子は、おしゃれで見た目も楽しませてくれ、それぞれに違った特徴があってどれもおいしい餃子のオーケストラ。
手作りのぬくもりも感じる赤ずきんの餃子は値段もリーズナブルなので、気軽にいろいろなギョーザを楽しむことが出来ます。
赤ずきん
住所: 石川県金沢市小坂町西74-1
石川県金沢市小坂町西74-1
電話番号:076-252-8384
営業時間:(ランチ)11:00 〜 14:30(ディナー)17:30 〜 22:00 ラストオーダー 21:30
定休日:毎月第2、第4日曜日
URL:なし
金沢で人気のおすすめ餃子屋まとめ
北陸新幹線の開通で首都とのアクセスがより便利に身近になった金沢。
食の基本レベルも高く、首都圏で人気のある飲食店であってもその多くが撤退を余儀なくされてきました。
そんな飲食にとって厳しい環境の中、金沢で長らく餃子を提供しているお店はそれぞれに餃子にこだわりを持ち、地元のリピーターによって支持を受け続けてきました。
金沢で1番人気の餃子店は第7ギョーザの店ですが、今回ご紹介のお店はそれぞれに特徴があり、美味しくいただけるお店ばかりです。
新たな開拓への道しるべとして、お好みの餃子が見つかるきっかけとなれば幸いです。