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2019/07/26

東ティモールで人気のおすすめ観光地&名所10選!

東ティモールと聞いて、どのあたりの国だろう?と思う方は少なくないと思います。
実は日本と同じアジアにあることをご存知でしたか?日本ではあまり観光地として浸透していないこの国。

旅行してみたいけど、一体どんな観光スポットがあるの?そんな方のために、東ティモールの観光名所10選をご紹介していきますよ。

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東ティモール観光の基本情報

東ティモール観光の基本情報
時差 日本との時差はありません。サマータイムもありません。
フライト時間 直行便がありません。トランジットする地点にもよりますが、最短でも14時間程はかかるでしょう。
言語 テトゥン語・ポルトガル語
通貨 米ドル (1USD=約108円)
ベストシーズン 通年。
気候 6~10月にかけて、雨が少なく気温も高くない乾季。12月~5月にかけては雨季になります。雨量は多くはないが、洪水が起こることも。1年を通じて気温は30℃前後で、日差しが強いため日焼け止めが必須です。

同じアジアでも直行便がでていない、またトランジェットにも時間がかかるため、まさに海外旅行と言う気分を間違いなく味わえます。
しかし、こんなに遠方なのに日本との時差がないので、時差ボケなく旅行を楽しめます

<下に続く>

東ティモール観光で人気のおすすめスポット10選

ビーチで寝転ぶ人

では、東ティモールの観光地をみていきましょう。
東ティモールには、以下の観光地があります。

  1. ジャコアイランド
  2. ラメラウ山
  3. 博物館 CHEGA! Exhibition
  4. ティモールレジスタンス博物館
  5. サンタクルス墓地
  6. アルテ・モリス
  7. クリストレイ
  8. ショッピングセンター ティモールプラザ
  9. タイベシマーケット
  10. タイスマーケット 続いて、東ティモールの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。

ジャコアイランド

ロングフライトの末に到着した東ティモールまで行ったなら、ぜひ足を運んで欲しい観光スポットが最東にあるジャコアイランドと言う島です。
首都ディリから6時間程、車で走ったところにある観光地です。

東ティモールは日本と同じ島国。
海の水は透明に澄んでいて綺麗な青色、そして白い砂浜が見られます。

少し遠方に感じる知れませんが、手付かずの自然が残っている東ティモールの海は格別です。
現地の人々も神聖な島として大切にしており、人が住まう事も禁じられています。

ゴミが捨てられることはなく、その島には生活感がありません。
火をたくことさえ禁じられているからです。

まさに手付かずのの楽園を楽しめる観光スポットでしょう!
ジャコアイランドそのものへの宿泊は出来ませんが、同島を対岸とする東ティモール本島のビーチに宿泊することができます。

僻地にも関わらず、「もう1度行きたい!」と言うリピーターもいる観光スポットです。
ぜひ一度、観光しに行ってみてはいかがでしょう。

東ティモール ジャコ島

ジャコアイランド

ラメラウ山

手付かずの自然が多く残る東ティモールでお勧めしたい別の観光スポットは、東ティモールで最高の標高を誇るラメラウ山です。
日本語では別名タタマイラウ山とも言い、アイナロ県に位置します。

島国である東ティモール、実は面積の6割が山で囲われています。
その中でも最高峰の山としてそびえ立つラメラウ山は標高が2,986mあります。

かつて東ティモールがポルトガルの植民地であった時代においてさえ,ラメラウ山はポルトガル領土内でも最も高い山だったと言われています。
現地の人々からは東ティモールの中央山脈の「聖なる山」とも呼ばれている山で、日本で言う富士山のように大切にされている観光地です。

山頂には3mもの聖母マリア像が建てられており、観光者だけではなく巡礼に来る人も多くいます。
ラメラウ山へ行きたい場合には、まず首都ディリから車でハト・ブリコと言う町まで移動します。

ハト・ブリコは約110km程離れいる町で、4.5時間程かかります。
そしてゲストハウスで一泊し、夜明けに向けて登頂していくなら神秘的な絶景を見ることができる観光スポットです。

標高3000m程もあるので、体力面で不安を感じる方もいるでしょう。
しかし日本とは異なり、現地のポーターさんがいるので荷物を持ってもらうこともできます。

もちろん登頂そのものにはかなりの体力が求められますが、重たい荷物はポーターさんに委ねて体一つ登れるので、安心な観光地ですね。

ラメラウ山

博物館 CHEGA! Exhibition

東ティモールの歴史について知ることのできる博物館Chega! Exhibitionです。
先ほども少し触れましたが、東ティモールはポルトガルに占領されていた時代があります。

さらに1975年ポルトガルが占領権を放棄してからはインドネシアに事実上の併合・占領され、大きな混乱が生じてきた国です。
この博物館では1975年から2002年の間の内戦で、何が生じていたのかをパネルで取り上げています。

「Chega!」とはポルトガル語で「もう、たくさんだ!」と言う意味があります。
手付かずの自然が多く残されている美しい国ですが、言葉通り、過去の人々の苦痛がこの博物館には残されています。

この博物館の1番の特徴は、内戦の時の牢屋をそのまま使用していることです。
そのため、かなりショッキングに感じることもあるかも知れません。

実際に使用された水責めの牢、虐待を受けた方の遺品や、残酷な写真も展示されています。
ですが、戦争・紛争を二度と引き起こしてはいけないと言う重要なメッセージを思い起こさせる貴重な博物館でしょう。

入場料は無料です。
写真撮影も可能ですから、訪れた国について知識を深めるために足を運ぶべき観光スポットでしょう。

しかし、博物館の場所が分かりにくいところにあるので、観光しに行く際にはタクシーで連れて行ってもらいましょう。

博物館 CHEGA! Exhibition

ティモールレジスタンス博物館

続いてご紹介したい東ティモールの観光スポットも博物館です。
その名前もティモールレジスタンス博物館と言います。

こちらの博物館は2012年に新しく建てられた建物で、チェガ博物館よりも近代的でエアコンも効いているので,快適に過ごせる観光スポットです。
東ティモールレジスタンス博物館では、東ティモールがポルトガル・インドネシアの占領に負けず、どのように国として歩みをしてきたのか取り上げられている観光地です。

大きな混乱が生じてきた東ティモールでは、1991年に第二次世界大戦後世界の大量虐殺の中でも最悪と言われている「サンタクルス事件」が起こりました。
大量の市民が虐殺されたと言われています。

この事件を風化せず、後の世代に伝えていくための重要な役割を果たしています。
また東ティモールの国の人々の苦しみや悲しみを知る助けにもなるでしょう。

入場料は1$でお安いです。
ただしこちらの博物館では写真撮影が禁止されている観光スポットなので注意してくださいね。

ディリの市外からも車で10分ほどの距離なので、行きやすい東ティモールの観光スポットですよ。

ティモールレジスタンス博物館

サンタクルス墓地

東ティモールの人気観光地としてよく取り上げられるのが、意外なことに墓地です。
その名もサンタクルス墓地

インドネシアの独立のため、多くの人の血が流されてきた東ティモール。
サンタクルス墓地ではそれらの東ティモール人やインドネシア人を、ここの墓地に埋葬しています。

その墓地の多さを目の当たりにした時、悲しい事件が二度と繰り返されてはいけないと言う思いにされられるでしょう。
博物館とは異なりますが、サンタクルス墓地も東ティモールの歴史を物語っている観光スポットです。

また墓地と言うと、どよんとした暗いイメージを持ちがちです。
ですが、サンタクルス墓地は白や青の墓石、またカラフルな花が供えられていて墓地のイメージと少し異なります。

墓石も一辺倒な形ではなく、1つ1つ形が異なっています。
歴史の重みを感じつつも、他にはないカラフルで様々な形の墓石を見られるのが、サンタクルス墓地の人気の秘密でしょう。

また、11月12日はサンタクルス事件が起こった日です。
現在この日は「サンタクルス記念日」と呼ばれる祝日になっています。

サンタクルス記念日には市民が亡くなった人のため、供養をする人が多く見られます。

サンタクルス墓地

アルテ・モリス

自然や歴史から少し離れて、おすすめしたい東ティモールの6つ目の観光地は美術館アルテ・モリスです。
アルテ・モリスでは東ティモールの芸術品を鑑賞できる観光スポットとなっています。

アルテ・モリスは東ティモール国内でアーティスト活動をしている唯一のグループ。
一般的な絵画やオブジェ・彫刻、伝統的な織物タイスを使用した絵画など、幅広い制作活動を行っています。

東ティモール国内には、芸術を学ぶ公的機関がありません。
そのためアルテ・モリスはスイスの支援によって2003年設立後、東ティモール国内の美術学校のような働きをしてきました。

アーティストたちは作品の制作活動を行う傍ら、子供たちを施設に招き無料で芸術教室を行っています。
見学は無料で、作品の購入も可能です。

芸術好きの方には是非お勧めしたい観光スポットです。

アルテ・モリス

クリストレイ

東ティモールの有名観光スポットと言えばここ、巨大な像がそびえ立つクリストレイ像です。
ポルトガルの植民地となっていた影響で東ティモールの人口99%がキリスト教を信仰しています。

東ティモールのクリストレイ像は世界で2番目の大きさを誇り27mです。
アジア一大きなクリストレイ像となり、東ティモールを訪れたなら欠かせない観光スポットでしょう。

ディリ市街地からは車で20~30分程、10$くらいで観光しに行くことが来ますよ。
行く際にはタクシーで行けますが、帰路はタクシーを捕まえにくいのでタクシーをチャーターして観光することをおススメします。

クリストレイ像に到着するまでは、アリアブランカと言うビーチもあります。
車で移動する際にも、美しい景色を楽しむことができるでしょう。

像のふもとに到着後、さらに300段ほどの階段を上らなくてはいけません。
東ティモールは年間通じて平均30℃前後の気候で暑い中ですから、これだけの階段を上っていくのは楽ではありません。

日焼け対策や水分補給をしっかりしてくださいね。
日中ではなく、涼しい夕方に行くのもおススメな観光スポットです。

階段を上るのは大変ですが、登り切った後に高台から見える青い海と首都ディリは格別ですよ。

Cristo Rei

ティモールプラザ(ショッピングセンター )

海外旅行に行ったらショッピングは欠かせません!
東ティモールではどこに行ったらいいでしょう。

まず一つ目におススメしたいのは地元の人も観光客も利用するティモールプラザです。
ショップやレストラン、映画館や商業施設が入った複合施設です。

年間平均気温が30℃前後の東ティモールにおいて、クーラーがも効いて快適に過ごせる貴重な観光スポットでもあります。
快適に過ごせるため、地元の人も結構来られるため駐車場もすぐいっぱになってしまうこともしばしば。

建物は2フロアからなっており、広場ではイベントが開催されます。
また、このショッピングセンターのメインの建物にははホテルやアパートも入っています。

ティモールプラザホテル&アパートメンツという名前のホテルで、空港からの無料トランスファーサービスがありアクセスバッチリです。
比較的新しいホテルで口コミ評価も高いので、まずはここのホテルに宿泊して必要なものを買い揃えることもできるでしょう。

ショッピングセンターの中にはフードコートも併設されているのでローカルフードが食べたい方にもピッタリの観光スポットです。
また最近人気が出ているココナッツオイルなどのオーガニック賞品も、日本よりお安く見つけられます。

Timor Plaza

タイベシマーケット

お買い物観光スポットとしてお勧めしたいのが、東ティモールの伝統市場タイベシマーケット
食料品や生活必需品がお安く手に入る場所として、地元の人々で賑わってもいる観光スポットですよ。

タイベシマーケットは「東ティモールの台所」として昔から愛されてきた市場です。
生きたままの鶏や、捌いた後のお肉、フルーツやお野菜など何でも揃っています。

日本では見られない香辛料やフルーツ、また東ティモールの料理のための調理器具など、東ティモールの人々の生活をダイレクトに見ることができる観光スポットと言えるでしょう。
年中無休で朝7時~夜8時まで空いています。

青空マーケットになっているので天候の悪い日は避けた方が良いかも知れません。
ですが商品だけではなく、現地の人たちと接することもできる貴重な観光地です。

タイベシマーケット

タイスマーケット

ところで東ティモールの伝統手織物タイスはご存知でしょうか?
赤・黄色など明るい色で織り込んで作られた色鮮やかで美しい織物です。

いわゆるハンドメイドなので、色・形・サイズは一つ一つ異なり、同じものは二つとない芸術品です。
せっかく東ティモールまで観光に行ったのなら、思い出に買って帰りたいですよね。

そこでおすすめしたい東ティモールの観光スポットは、東ティモールの伝統織物が集結しているタイスマーケットです。
ここではタイスで作られた民族衣装・バック・小物が数多く売られています。

色とりどりなバックや小物が置かれているので、お店の外観を写真に撮るだけでもインスタ映えしそうです。
また小物に自分の名前を入れてくれるお店もあるので、良い思い出のお土産が買えること間違いなしです。

お値段も半額くらいまでディスカウントできることもあります。
なので言い値のまま買わず、交渉してから購入しましょう。

お店によっては、その場でタイスを織っている人もいます。
お土産を買いつつ、東ティモールの伝統織物の織られていく様子を近くで見学できちゃいます。

入口が少しわかりにくいのが難点ですが、行く価値のある観光地ですよ。

タイスマーケット
<下に続く>

東ティモールの治安情報

パスポート

魅力的な観光スポットがたくさんの東ティモールですが、渡航の先に気になるのがその治安の状況ですね。
過去に他国から占領されたこともあり、紛争や暴動のある危険な時期もありました。

しかし2002年の独立後、東ティモール独自の警察や軍の働きにより平穏な環境が確立されてきました。
外務省の海外安全ホームページを確認してみても、国の大半がレベル1(十分注意してくださいださい)程度なので、治安は比較的良いと言えるでしょう。

しかし、どの国にも言えることですが軽犯罪は東ティモールでも起こっています。
ですから、財布を取られやすい場所に入れて持ち歩かない。夜間に女性の一人歩きは控える。など。日本でも注意されていることは最低限守った方が良いでしょう。

また東ティモール国内でもインドネシアと隣接している付近は、外務量の海外安全ホームページ上でレベル2(不要不急の渡航は止めてください。)となっています。
空路での出入国は特に問題ないと思いますが、陸路でボーダーを超える時にはよく注意した方が良いでしょう。

また渡航時期にも注意してください。
平和になってきたとはいえ、選挙の時期になると抗議活動が行われることもあります。

選挙が行われる時期の渡航は避けましょう。

<下に続く>

東ティモールのビザの取得情報

パスポートのスタンプ

外国に入国する時には基本的に査証(ビザ)が必要です。
東ティモールの場合はどうしたら良いのでしょうか。

東ティモールも入国の際には入国の際にはビザの取得が必要ですが、空路で東ティモールに入る場合はディリ空港にて取得することができます
なので、事前にビザの取得をする必要はありませんので安心してくださいね。

飛行機が空港に到着したら、入国審査の前にアライバルビザを取得しましょう。
「ARRIVAL AREA」の表記がある場所に入ると、「Visa on Arrival」と言う黄色い看板の窓口があるので、まずはそこに向かいましょう。

東ティモールのビザは観光・留学・トランジットなどいくつか種類があります。
観光目的で30日以内の滞在であれば、観光・商用ビザで十分です。

観光・商用ビアの申請の時にはUS$35が必要となります。
なので東ティモールに行く際には、US$も準備しておきましょう。

加えて、空路入国の場合にはアライバルビザが発行されますが、陸路入国をする際には事前のビザ取得が必要になってくるので注意してください。

<下に続く>

東ティモール観光スポット10選のまとめ

東ティモールの国旗2

まだまだ日本では知名度が高くない東ティモールの観光スポットご紹介してきました。
アジアの中ではまだまだ貧しい国と言われいますが、国民の70%が30歳以下で若い力が溢れオープンな気質を持つ人が多い国でもあります。

次回の長期休暇はお決まりですか?
明るい人々、美しい海、繊細な伝統芸術と出会える素晴らしいこの国に観光に来てみてはいかがでしょうか。

忘れられない海外旅行になること間違いなしです。

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