フィンランドってどんな国?観光の魅力は?
2018年から2年連続幸福度世界一になった国フィンランドは、北ヨーロッパのバルト海沿岸に位置する国土が南北に広がる人口密度の比較的低い国で、およそ550万人の人々が主にフィンランド中南部に居住しています。
フィンランドは「森と湖沼の国」といわれ、ヨーロッパ随一の森の豊かな国で、国土の68%が森で覆われ、10%が湖沼や河川で占められています。
フィンランドの四季ははっきり。
長い冬は寒く暗く、短い夏は太陽が明るく輝き、春には自然が一気に眠りから目覚め、秋は長い冬への支度の季節となります。
日本からフィンランドへは飛行機で直行便を使うと約10時間で、実は日本から最も近いヨーロッパはフィンランドなのです。
フィンランド在住のナナさんだからこそわかるフィンランド観光の魅力とは?
A.ゆったりとした時間の流れが楽しめます!
夏の間は白夜という夜11時まで昼間のようになる日本では体験できない体験もできます!
フィンランド在住のソピソイさんのフィンランド観光のイチオシポイントは?
A.「ロヒケイット」と呼ばれるサーモンのクリームスープを食べてみて!
日本人の味覚なら、嫌な人はいないはず。
お土産には、なんと言ってもマリメッコやアラビアなどのデザイン製品がおすすめ。
特にマリメッコはお店の数も多く、街中にも洋服やバッグを使っている人がたくさんいます。
フィンランドの人のファッションを観察して、好きなパターンやデザインを探しましょう!
フィンランドのヘルシンキ周辺のおすすめ観光地12選!
フィンランドの玄関口・首都ヘルシンキは北欧の主要都市のひとつであり、世界最北の100万人都市でもあります。19世紀中頃に造られた新古典主義建築による美しい町並みで、大都市ながら静かなたたずまいがあります。
また、ヘルシンキはお洒落で品質の良い北欧雑貨のメッカで、食器や雑貨が好きな方なら天国ともいえます。
それではフィンランドのヘルシンキ周辺でおすすめの観光地を紹介します。
フィンランドのヘルシンキ周辺でおすすめの観光地は以下の12つです。
- ヘルシンキ大聖堂
- ウスペンスキー寺院
- マーケット広場
- マリメッコアウトレット
- アテネウム美術館
- スオメンリンナ要塞
- タリン
- ヌークシオ国立公園
- ヘルシンキ中央図書館
- ポルヴォー
- セウラサーリ野外博物館
- テンペリアウキオ教会
それではヘルシンキ周辺の観光地をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
ヘルシンキ大聖堂
ヘルシンキ大聖堂のおすすめポイント!
ヘルシンキに旅行に行くならここは絶対に外せません。
階段に座って休憩するとヘルシンキっ子気分が味わえます。
大聖堂付近には可愛いお土産屋さんやフィンランド雑貨のお店があるので、ぜひ覗いてみてください。
クリスマスごろになるとクリスマスマーケットや大きなツリーが出てくるので必見です。
いつもたくさんの人で賑わっています。
かもめが座っている姿を見ることも。
晴れた日には、目の前の広場でたまにイベントが開催されているので、イベントを楽しむのもおすすめ!
「ヘルシンキ大聖堂」は、街中のどこからでも見えるヘルシンキのシンボル的存在で、白の外壁と緑のドームのコントラストが大変美しく、石畳の元老院広場を眼下に見下ろすように建っています。
現在はフィンランドの国教の福音ルーテル派の統括する教会ですが、ロシア時代に造られました。
大聖堂の前に拡がる元老院広場には、フィンランド独自の政治体制や文化が育つことを認めたロシア皇帝アレクサンドル2世の像が立っています。
フォトジェニックな大聖堂は、年間約50万人と、フィンランド観光で最も観光客が訪れるスポットです。
提供:@suomi.no.kurashi
ヘルシンキ大聖堂
住所:Unioninkatu 29, 00170 Helsinki, フィンランド
電話番号:+358 9 23406120
営業時間:9時00分~18時00分(9-5月)、9時00分~24時00分(6-8月)
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:ヘルシンキ大聖堂
ウスペンスキー寺院
ウスペンスキー寺院のおすすめポイント!
かなり見ごたえがあり、天井から絵画までじっくり楽しめます。
寺院内はお静かに!
また、スリが多いと聞いたので手荷物にはご注意を。
こちらの寺院の近くにはオシャレなカフェ「Johan & Nyström」があるのでセットでおすすめ。
今でも定期的にミサが行われています。
「ウスペンスキー寺院」は、ヘルシンキ市の東部、カタヤノッカ半島の丘の上に位置するロシア正教の教会で、新古典主義の白い建物が多い街の中で、赤レンガとタマネギ形状の尖塔が特徴になっています。
教会内部の豪華な装飾はプロテスタントとは異なり、金色の聖壇、数々のステンドグラス、殉教者や聖者のイコン、クーポラ内部は青く塗られていて星が描かれています。
最初に紹介したヘルシンキ大聖堂とも近いので、合わせて見学して様式の違いなど見比べてみるのも楽しいですよ。
ウスペンスキー寺院
住所:Kanavakatu 1, 00160 Helsinki, フィンランド
電話番号:+358 9 85646100
営業時間:9時30分~16時00分(火-金)、10時00分~15時00分(土曜日)、12時00分~15時00分(日曜日)
定休日:月曜日
入場料や利用料:無料
URL:ウスペンスキー寺院
マーケット広場
マーケット広場のおすすめポイント!
映画「かもめ食堂」にも出てきた「エスプラナーディ公園」や、ヘルシンキっ子に人気のサウナ「Allas Sea Pool」もすぐ近くです。
マーケット広場でわいわい楽しんだ後は、公園でのんびりして、Allasのテラス席でお酒を飲むのも良いですね。
フルーツを売っている人たちには中東や東ヨーロッパからの移民の人たちもたくさんいます。
簡易的なテーブルと椅子が並んだテントもあり、サーモンクリームスープなどフィンランドの名物料理が食べられます。
海のそばで、カモメがおこぼれを狙っているのでご注意を!
ヘルシンキ市内には8か所の青空市場があり、それぞれが個性的ですが、単に「マーケット広場」といえば南港に接するこの広場のことを言います。
春夏は旬を迎えた生鮮食品が、また秋口はバルト海名物のニシンマーケットが人気で、観光客用のお土産屋さんも多く、年間を通じて賑わいを見せています。
赤いテント地の屋台は野菜・果物、魚介類などの生鮮食品店、オレンジ色の店舗はファーストフード店やカフェ、白地屋根の屋台は観光客向けの土産店です。
Tシャツや民芸品など観光客向けのお土産品を購入ついでに、フィンランド料理のランチを楽しみましょう。
マーケット広場
住所:Eteläranta, 00170 Helsinki, フィンランド
電話番号:+358 9 31023565
営業時間:月~金曜日6時30分~18時00分(9-5月)、土曜日 6時30分~16時00分
定休日:日曜日
URL:マーケット広場
マリメッコアウトレット
マリメッコアウトレットのおすすめポイント!
100ユーロ以上の買い物で、ロゴ付きのトートバックが貰える場合があるので、店員さんにぜひ聞いてみてください。
マリメッコの社員食堂もあるのでお買い物を楽しんだ後は、社員さんのマリメッコドレスを眺めつつ、可愛い食器でご飯を食べるのも最高。
手芸が趣味の人なら、きっと欲しい生地が見つかるはず。
2019年にリニューアルしたばかりで、観光客も入店できる社員食堂「maritori」では、スタッフのおしゃれな制服にも注目してみて!
日本でも大人気のフィンランドを代表するファッション&ライフスタイルブランド「マリメッコ(Marimekko)」。
ヘルシンキ郊外、ヘルットニエミ駅から歩いて10分程のところにあるマリメッコの本社には、「ファクトリーアウトレット」が併設しています。
食器類やキッチン用品、バッグ、傘、カードセットなど、棚いっぱいに多彩な色のケシのお花(=ウニッコ)が咲いた鮮やかな店内はまるでお花畑! インスタ映えがして、たまらない空間です。
定価では気軽に手を出しづらい品々も30%~50%オフ、場合によっては70%オフ!
見逃していたもの、激レア品なども見つかります。
なかなかの値下げ率と免税までしっかり面倒をみてくれるので、行くべきおすすめのスポットです!
マリメッコアウトレット
住所:Kirvesmiehenkatu 7, 00880 Helsinki, フィンランド
電話番号:+358 9 7587244
営業時間:月~土曜日10時00分~18時00分、日曜日12時00分~16時00分
定休日:無休
URL:マリメッコアウトレット
アテネウム美術館
アテネウム美術館のおすすめポイント!
とくに、フィンランドを代表するヒューゴ・シンベリの『傷ついた天使』や、ヘレン・シャルフベックの『快復期』といった作品は見逃せません。
お土産ショップも充実しています。
ヘルシンキ中央駅のほぼ真向かいにあり、駅からは徒歩3分のところにある「アテネウム美術館」は、フィンランド最大の美術館で、18世紀半ば〜20世紀半ばの北欧美術を中心とした美術館です。
フィンランド美術の代表作ゴーギャンやゴッホ、シャガールなどの世界的な作家の作品も展示してあります。
フィンランドの作家の作品を歴史的な背景を含めて解説しており、独立までの流れを絵画を通してフィンランドの歴史を学ぶことができます。
観光の合間の休憩にも利用できるカフェや売店も併設されており、便利です。
アテネウム美術館
住所:Kaivokatu 2, 00100 Helsinki, フィンランド
電話番号:+358 29 4500200
営業時間:水・木曜日 10時00分~20時00分、火・金曜日10時00分~18時00分、土・日曜日10時00分~17時00分
定休日:月曜日
入場料や利用料:大人12ユーロ、学生・シルバー10ユーロ、18歳以下無料
URL:アテネウム美術館
スオメンリンナ要塞
スオメンリンナ要塞のおすすめポイント!
夏の間はピクニックスポットとして人気。
可愛らしいカフェやお土産屋さんもあるので歩きながら覗いてみてください。
日によってかなり冷える場合があるので上着や羽織ものがあると良いです。
ゆっくり回れば半日以上ここで過ごせるはず。
あまり時間をかけなければ、一時間ほどでも散策できます。
フィンランドには大小合わせて330もの群島があり、そのうちの一つスオメリンナ島はヘルシンキからからフェリーで15分ほどで訪れる事ができます。
レストラン、カフェなどの施設もあり、ヘルシンキ市民に人気の憩いの場であり、ピクニック場としても賑わっています。
世界遺産の「スオメリンナの要塞」は、18世紀半ばにスウェーデン統治下に、勢力を拡大していたロシアからの攻撃に備えるために建設された星型の要塞は、全長約8キロの城壁に囲まれ、島全体の要塞の役割をしていました。
島内には大砲や砲台、塹壕、潜水艦などが残り、往時をしのびながらのんびりと散歩する事ができます。
スオメンリンナ要塞
住所:〒00190 ヘルシンキ, フィンランド
電話番号:+358 29 5338410
営業時間:10時00分~18時00分(観光案内所、レストラン・カフェは22時~23時迄)
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:スオメンリンナ要塞
世界遺産の街「タリン」
タリンのおすすめポイント!
街中はカラフルな建物も多く、フィンランドとはまた違った雰囲気が味わえます。
ヘルシンキから船に乗って簡単に行けちゃいます!
「聖カタリーナ通り」は写真映えが良いのでぜひ訪れてみてね!
綺麗な写真を撮りたいならば、聖オラフ教会など、市内にいくつか存在する高台に登るのがオススメです!
ヘルシンキより船でわずか2時間!中世に迷い込んだような可愛らしい街並みで人気が高い、バルト三国エストニアの首都「タリン」。
フィンランド観光に来たら、バルト海クルーズを楽しみながら、周遊すべきところです。
街全体が世界遺産の「タリン」の旧市街は、散策にはちょうど良い広さで、坂の上にある展望台からは旧市街とバルト海が一望でき、ヨーロッパならではの赤色屋根の絶景を堪能できます。
旧市街のおしゃれなブティック、レストラン等では、スタッフ達は民族衣装を身につけておもてなしをしてくれ、街全体がフォトジェニックなので、中世に迷い込んだかのような錯覚の世界に入ります。
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タリン
住所:Tallinnエストニア
ヌークシオ国立公園
ヌークシオ国立公園のおすすめポイント!
夏はベリー摘み、秋はキノコ狩りと自然の恵みも楽しめます。
途中でグリルスペースがあるので、マッカラ(ソーセージ)を焼いて食べるのも楽しみの一つです。
森の中は夏場でもひんやりとするので上着など持っていくのがおすすめです。
「ムークシオ国立公園」は、ヘルシンキ北西部のエスポー(Espoo)にある森と湖のエリアを含む国立公園です。
ヘルシンキから公共交通を使って1時間程で、まさにフィンランドと言える森と湖の自然を満喫することができます。
国立公園には、ヨーロッパヨタカやエゾモモンガなどの絶滅の危機に瀕している動物や、貴重な植物やキノコが生息しています。
バードウォッチング、湖での水泳、ベリー摘みなど、いろんなアウトドア活動が楽しめます。
園内には、循環ハイキングルート(長さ2~7km)があり、初心者からベテランまで、レベルによって選べます。
空、湖の青さ、湖面に映る森、そして、森林のマイナスイオンに癒されに行きましょう。
ヌークシオ国立公園
住所:Nuuksion kansallispuisto、フィンランド
電話番号:+358 9 23406120
営業時間:24 時間営業
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:ヌークシオ国立公園
ヘルシンキ中央図書館
ヘルシンキ中央図書館のおすすめポイント!
2019年オープンしたヘルシンキで一番新しい図書館です。
ヘルシンキ中央駅からすぐ近くの場所にあります。
図書館内にはカフェや山のように登れるスポットがあり、トップの窓際でセルフィーするのが地元っ子のおすすめ!
観光客でも入ることができます。
本を借りるだけではなく、会議室やミシン、3DプリンターにVRが体験できるスペース、楽器の演奏ができるスタジオなどがあり、大変充実した施設です!
ヘルシンキ中央駅のすぐ隣に隣接しているのでアクセスも良い!
ヘルシンキ中央図書館は、2018年12月にオープンしたばかりの新たなフィンランド観光の目玉スポット。
北欧風の風変わりな外観は街中でもひときわ目立っています。
内部は開放的な作りになっていて、リラックスして勉強や創作に集中できます。
誰でも入館できるので、是非フィンランドの北欧風の図書館を体験してみてください!
- 住所
- 電話番号
- 営業時間月~金 8:00~22:00 土日 10:00~20:00
- 公式サイト
ポルヴォー
ポルヴォーのおすすめポイント!
ヘルシンキからバスで一時間ほどで行けちゃう可愛い街です!
街中には雑賀屋さんが結構多く、ヴィンテージのArabia食器などもみかけます。
オススメのお店は「Lelukauppa Riimikko」。
大人でも欲しくなるような可愛らしいミニチュア家具やお人形が販売されています。
「ポルヴォー」は、およそ800年の歴史を有する、フィンランドで2番目に古い街で、川岸にある赤い倉庫群の先に、ポルヴォー大聖堂があり、そのふもとには、黄色やピンク、ブルーのパステルカラーの木造の建物が並び、18世紀につくられたポルヴォーの旧市街が今も大切に保全されています。
丸い石が敷き詰められた石畳の小道があり、どこでも絵になる可愛い街並みです。
雑貨屋さんやカフェ、人形とおもちゃの博物館、チョコレート工場、デザインショップ、ハンドクラフトショップなど、観光客でにぎわう旧市街のショッピングやカフェめぐりは、非日常の世界です。
ポルヴォー
住所:Porvooフィンランド
セウラサーリ野外博物館
「セウラサーリ野外博物館」は、ヘルシンキ中心部よりバスで20分程西側に位置するセウラサーリ島にあります。
島全体が博物館になっている国立公園で、美しい島の森には、フィンランドの各地方からの18世紀~19世紀の貴重な伝統的建物87棟が再建されており、ピクニック感覚でフィンランドの建物の歴史を楽しく学べます。
フィンランド中を周らなくてもこの一つの島を周るだけで、各地建物の歴史に出会えるのは便利ですね。
無料ガイドツアー(英語)もありますよ。
セウラサーリ野外博物館
住所:00250 Helsinki、 フィンランド
電話番号:+358 9 23406120
営業時間:9時00分~15時00分(5/15~5/31、9/1~9/15)、土・日曜 11時00分~17時00分(6~8月)、5月15日から9月15日のみの営業
定休日:無休
入場料や利用料:大人:9ユーロ(6月1日〜8月31日)、6ユーロ(5月15日〜5月31日、9月1日〜9月15日)、ヘルシンキカード利用で無料、 子供7歳以下は大人の付き添いにより無料、7~17歳は3ユーロ
URL:セウラサーリ野外博物館
テンペリアウキオ教会
ヘルシンキ中央駅からは、徒歩15分のところにある「テンペリアウキオ教会」は、岩山を5m~10m程くりぬいて、1969年に造られた福音ルーテル派の洞窟教会です。
「ロックチャーチ」とも称され、内側は岩盤がそのままむき出しになっており、ユニークな造りになっています。
ドームで覆われた天井には直径24mの赤茶色の銅板がはめられ、その周りには180枚のガラスが張り巡らされて、自然光によりとても幻想的な雰囲気を作り出しています。
2階からパノラマ写真にすると教会全体を撮影することができます。
外から見ると、一見教会に見えない斬新なデザインで、高い音響効果により、時々コンサートが催されます。
テンペリアウキオ教会
住所:Lutherinkatu 3, 00100 Helsinki, フィンランド
電話番号:+358 9 23406320
営業時間:月~土曜日10時00分~17時00分(9-5月)、日曜日12時00分~17時00分
定休日:無休
入場料や利用料:3ユーロ
URL:テンペリアウキオ教会
フィンランドのトゥルク周辺の観光スポット9選
フィンランドの首都は、19世紀にヘルシンキへ首都が移転するまで「トゥルク」でした。
スウェーデンからの大きな影響を受けた街並みは、ヘルシンキの壮麗なものと趣が異なり、工夫された木造家屋など中世ヨーロッパの雰囲気そのものです。
首都ヘルシンキから鉄道で2時間程にところに位置するトゥルクは、「西の都」といわれるフィンランド第三の街です。
緯度の高い地域では珍しい不凍港として栄えた歴史もあり、露天のマーケットなども活気があります。
トゥルク/トゥルク郊外の口コミ
それでは、フィンランドのトゥルク周辺でおすすめの観光地を紹介します。
フィンランドのトゥルク周辺の観光スポットは以下の9つです。
- ムーミンワールド
- トゥルク大聖堂
- トゥルク城
- オウル
- ラウマ旧市街
- サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群
- サンタクロース村
- オーロラツアー
- ペタヤヴェシの古い教会
では、トゥルク周辺の観光スポットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
夏におすすめ「ムーミンワールド」
ナーンタリにある「ムーミンワールド(muumimaailma)」は、トーベ・ヤンソンの描いたムーミン谷の世界観を島全体を忠実に再現した自然体感型のテーマパークです。
一年のうち夏の2ヶ月弱と冬の1週間しか開いていない珍しいパークです。
各キャラクター達の家は、物語に出てくる設定そのもので、ムーミンファミリー達に会うこともでき、一緒にダンスしたり、写真を撮ったり、まるで自分もムーミン谷の一員であるかのような気分を満喫できます。
ムーミンワールド
住所:Kailo, 21100 Naantali, フィンランド
電話番号:+358 2 5111111
営業時間:10時00分~18時00分(6月8日~8月11日)、10時00分~18時00分(8月12日~25日)
定休日:無休
入場料や利用料:大人 当日31ユーロ、オンライン29ユーロ
URL:ムーミンワールド
トゥルク大聖堂
古都トゥルクにある「トゥルク大聖堂」は、1300年に建造された長い歴史の大聖堂で、アウラ川の南岸に位置して、増改築を繰り返し行ってきました。
フィンランド建築の最も重要な一つになっており、この街で一番の観光スポットです。
教会には大聖堂資料館が設けられ、14世紀から近代までの教会の歴史資料、中世の彫刻、典礼聖器、テキスタイルなどを展示しています。
教会内にはドムカフェ(Domcafe)と称されるカフェがあり、コンサート等のイベントも開催されています。
トゥルク大聖堂
住所:Tuomiokirkonkatu 1, 20500 Turku, フィンランド
電話番号:+358 40 3417100
営業時間:9時00分~18時00分
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:トゥルク大聖堂
トゥルク城
フィンランドの都として、かつて栄えた古都で、隣国のスウェーデン統治時代に建てられた「トゥルク城」には全盛期のスウェーデン文化の名残が残されており、ヘルシンキとはまた違った魅力に溢れています。
国内最古の城であり、要塞としての活用されていました。
トゥルク城は、現在、歴史博物館として公開されており、歴史的な史跡でありながら楽しく見学できる人気のスポットで、細い通路や階段を進む迷路のような見学ルートが組まれています。
教会や大広間は現在も結婚式にも利用されています。
トゥルク城
住所:Linnankatu 80, 20100 Turku, フィンランド
電話番号:+358 2 2620300
営業時間:10時00分~18時00分
定休日:月曜日 (夏季は月曜オープン)
入場料や利用料:大人10ユーロ、子供5ユーロ
URL:トゥルク城
オウル
港町「オウル」は、以前は交易地として栄え、現在ではエレクトロニクスの最先端をリードする都市として知られています。フィンランドの中部に位置する人口約15万人のフィンランド北部の中心的な都市です。
ノキア通信部門のR&Dなど、ハイテク企業が多くの研究拠点をかまえており、町中にはフリーの公共Wi-Fiがあり、各バス停に設置された公共ディスプレイでバスの位置をリアルタイムに確認できます。
このような先進的なサービスやそれを利用した研究が行われています。
日本でも有名な「エア・ギター世界選手権」が毎年開催される街でもあります。
オウル
住所:Oulu、フィンランド
ラウマ旧市街
バルト海に面した1442年にその起源をさかのぼる歴史ある港「ラウマ」。
ユネスコ世界遺産の一つであるラウマ旧市街は、北欧最大の「木造建築の街」で、約28haの地域に約700人が生活し、600の建物があり、石畳のラウマ旧市街を歩くと、別天地に足を踏み入れた気分になるかもしれません。
多彩な色の家、石畳の道、美しい公共の建物、装飾された門は、忘れかけていた過去の雰囲気を想起させます。
街には、ユニークなインテリアデザインショップや工芸品専門店も多く、各地からやってくる人たちもいます。
さらに素敵なショップやカフェ、レストランもあり、これらの店はすべて徒歩圏内になので、ショッピングにも便利です。
ラウマ旧市街
住所:Rauma、フィンランド
サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群
世界遺産「サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚墳」では、紀元前1500年ごろにこの地にいた先住民の信仰と習慣が伺える遺跡です。
フィンランドだけではなくスカンジナビア半島全体の先史時代の宗教観の観点から、貴重の遺跡で、33基残る石墓には、教会の床と称される平らに積んだタイプなど、青銅器時代の埋葬でユニークなスタイルもあります。
これらから、当時の人々は死者への埋葬文化や太陽崇拝などの宗教観を持っていた遺跡といえます。
サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群
住所:Sammallahdentie, 27230 Rauma, フィンランド
電話番号:+358 2 8343512
営業時間:24時間
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:サンマルラハデンマキの青銅器時代の石塚群
サンタクロース村
フィンランド北部のラップランド、ラッピ州の州都ロヴァニエミにある「サンタクロース村」。
北極圏の境界線が通る場所でもあり、まさに極寒のおとぎの国といえ、ここからサンタの手紙が子供たちへ年間70万通送られています。
「サンタクロース村」はサンタがいるオフィス以外にも、レストラン、ショップアクティビティなど施設、宿泊施設なども充実しており、マリメッコやイッタラというフィンランドを代表するブランドのお店もあります。
ショップの中に北極圏到達証明書を発行してくれる場所があり、日本語バージョンもあり、冬季には北犬ぞりとトナカイそりのツアーもあります。
口コミ
サンタクロース村
住所:〒96930 ロヴァニエミ、フィンランド
電話番号:+358 16 3562096
営業時間:10時00分~17時00分(1~5月・9月~11月)、9時00分~18時00分(6~8月)、9時00分~19時00分(12月)
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:サンタクロース村
オーロラツアー
北緯66度33分より北側の地域を北極圏といいますが、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアを含むこの辺り一帯のことを、ラップランドと一般に言われています。
概ねスカンディナヴィア半島北部からコラ半島までのエリアを指しています。
フィンランド北部はベルトの真下、ラップランドは冬季に、数々のオーロラツアーが各地で催され、サンタ村とセットなら「ロヴァニエミ」、冬季アクティビティを主体に楽しみたいなら「サーリセルカ」、リゾート志向でウィンターリゾートを楽しみたいなら「レヴィ」がおすすめです。
8月末から観賞可能な秋オーロラも人気です。
ペタヤヴェシの古い教会
フィンランドには数多くの木造教会が残っていますが、その中でも世界遺産「ペタヤヴェシにある古い教会」は、先住民の宗教施設から発達した複雑な構造で、歴史的・文化価値が高いと評価されています。
建物を守るために外壁が松の樹脂(タール)で塗られ、黒っぽく威厳を持って建つ教会は、建造当時のままの姿といわれています。
他の教会とは趣が異なる内部は、祭壇から説教壇まですべて木製です。
聖人像や天使たちも、キリスト教に触れる経験がなかった地元の棟梁や大工たちが想像して創った手作りのもので、独創性あふれる説教壇です。
ペタヤヴェシの古い教会
住所:Vanhankirkontie 9, 41900 Petäjävesi, フィンランド
電話番号:+358 40 5822461
営業時間:10時00分~18時00分(6~8月)
定休日:無休
入場料や利用料:大人 6ユーロ、学生/子供 4ユーロ
URL:ペタヤヴェシの古い教会
フィンランド観光には、サウナも欠かせない!
フィンランド観光に欠かせないのがサウナ!
ここは伝統のスモークサウナとストーブ式のサウナもあり、そして、海の近くにあるサウナでは、暖まった後に、直接海に入って体を冷やせます。
フィンランドの海は夏でも冷たいので、ゆっくり水に入るのがマナーです。
フィンランドのサウナってどういう仕組み?
サウナ室にあるストーブ(Kiuas、キウアス)の上には、たくさんの石がおいてあり、その石を熱々にして、水をかけて蒸気(Löyly、ロウリュ)を楽しみのがフィンランドのサウナです。
「スモークサウナ」は最も伝統的なサウナで、まず大きなストーブで木材を燃やして、ストーブで石を暖めなど、準備だけで数時間を要します。
ストーブには煙突がないので、サウナ室には煙が充満しているため、いったん煙を排気口から出してから使用します。
フィンランド式サウナのお主な種類は「スモークサウナ」「木材加熱式サウナ」と「電気加熱式サウナ」3つです。
「木材加熱式サウナ」は、「スモークサウナ」が進化したもので、煙突のあるストーブを使用しています。
更に、「電気加熱式サウナ」は、煙突もない電気加熱式サウナは、市内のマンションなどの集合住宅に向いています。
フィンランドにはちょっと変わったサウナも
日本のサウナは90度〜100度位ですが、フィンランドは70度〜80度位でマイルドな暑さなんです。
水着着用、男女混浴が多い、「ロウリュ」と呼ばれる、熱々の石に水をかけて、立ち昇る水蒸気を身体に浴び、ホカホカになった身体を天然の外気、海や湖でクールダウンさせます。
フィンランドには、伝統的なスモークサウナ以外に、ライブミュージックや食事も楽しめるモダンなデザインのアーバンサウナ、観覧車に設置されたサウナなどいろんなタイプのサウナを堪能できます。
また、ヘルシンキだけでなく、ラップランド、湖水地方、群島地域といったそれぞれ全く違った魅力を持つ地域で、四季折々のサウナを楽しめることも大きな魅力の一つです。
冬のフィンランド観光なら、オーロラはマスト!
夜空に輝く幻想的な光の帯、オーロラ。北欧のフィンランドやアイスランド、カナダのイエローナイフやアラスカでの観測が有名ですが、フィンランド観光では、具体的にどの場所、時期が一番よく見えるのでしょうか?
Q.フィンランドでオーロラを見るのは珍しいの?
ヘルシンキの隣の県、エスポーにあるヌークシオ国立公園では、毎年多数のオーロラが観測されています。
空気が綺麗で、地平線が見渡せることがポイントのようです。
オーロラが旅の目的なら、フィンランドの北部を訪れるのが良さそうです。
フィンランドのオーロラ観測におすすめの時期と場所
フィンランドで、オーロラが見られる時期は、一般的には9月から3月といわれていますが、秋(9月~10月)には複雑で多彩な美しいオーロラが見られます。
オーロラ観測のベストシーズンは2月から3月で、ラップランドで最も晴天率が高く、オーロラを見れる確率が最も高い時期になります。
ラップランドに含まれる「ロヴァニエミ」のオーロラ観測は、年間を通じて約200日ほど出現するため、年間の約半分以上の日数でオーロラの観測が確認されています。
オーロラの観測ができるラップランドの最北にある小さな町「サーリセルカ」でのオーロラ観測の多くの観光客は、12月から3月に訪れています。
オーロラ予報サイトをチェックして動向を見守りながら、必ずオーロラを観測しましょう。
オーロラを見る時の準備は?
特に、12~3月の冬の季節は気温が低く、 何にも増してオーロラを待つ間、寒い外で「じっとしている」のは予想以上に寒いので、ダウンコート・フリースやスキーウェアなどを準備しましょう。
外が寒いのですが、室内はとても暖房が効いていて温かいので、重ね着で対応できる服装がおすすめです。
ニット帽、ネックウォーマー、手袋、耳あて、しっかりした靴も持っていきましょう!
撮影用としては、寒い所では電池の消耗も早いので、替えのバッテリーがあると安心です。
体を温めるのはもちろん、カメラを寒さから守るのためのカイロ、カメラを室内に持ち込む際に結露を防ぐレジ袋、カメラの冷えを防ぐニット帽も役立ちます。
オーロラって写真に撮れる?
オーロラ観測に行くからには、「オーロラを写真に収めること」が重要です。
撮影には、できればシャッタースピード・ISO感度・絞りがマニュアル設定可能なものが理想ですが、なければ、長時間露光や星空撮影機能があるものが望ましいです。
街明かりのない暗い場所で撮影するのが理想です。
一眼レフカメラがあれば綺麗に撮影ができますが、2~3万程度の安めのデジカメでも撮影ができるので安心です。
長時間露光の撮影となるので三脚は必須で、電気屋さんで2000円程度で手に入ります。
肉眼では雲のようにモヤッとしたものにしか見えなくても、カメラは弱いオーロラをとらえることができるので、撮影するときれいな緑色に写る、ということも多くあります。
一度撮影がうまくいくと、益々いいものを撮ろうと楽しくなってきますよ。
フィンランドは観光ビザを取らないとだめ?
90日以内の観光、商用、知人訪問等を目的であれば、日本・フィンランド査証免除取極めにより査証は不要です。
日本など下記の協定加盟国以外から入国する場合、最初に到着した協定加盟国の空港で入国審査を受けます。
加盟国内での滞在日数は合計で90日以内です。
フィンランドでは英語は通じる?
ただし、スーパーに売られている商品のパッケージや、お店のメニューでは、英語の表記が少ないです。
フィンランド語の他にスウェーデン語やロシア語、デンマーク語の記載が多く、英語は優先順位が低いためです。
また、街中で働いている人たちの中にはエストニアやポーランドからの移民も存在するため、英語が通じない場合があります。
\フィンランドの言語についてもっと詳しく知りたい方はこちら!/
フィンランドで英語は通じる?言語、公用語は?挨拶や会話で使える言葉、単語22選フィンランド言語、公用語は何?? 公用語はフィンランド語とスウェーデン語 フィンランドの公用...
フィンランドの観光を満喫するために必要な日数と費用は?
フィンランド観光へのアクセスは、日本から直行便(フィンエアー、JAL、ブリティッシュ・エア)が出ていて、フィンランド内で乗り換えがあってもそこまで時間をとりませんが、到着と帰国日はほぼ観光はできないと想定しています。
しっかり巡るのであれば最短で3泊5日、ゆったりと観光するなら5泊7日あれば十分です。
5泊7日のケースで、必要な費用は、24万~27万円となります。
品目 | 相場 |
---|---|
航空券 | 直行便の相場で10万円~18万円ぐらい |
宿泊費 | 1泊あたり約1万円2千円〜(場所・種類・グレードによる)ホステルにすればホテルより安い。 |
食事代 | 昼と夜どちらかを豪華にして4000円ぐらい |
交通費 | 定番のヘルシンキとロヴァニエミに行くとした場合、この間を電車で移動すると、往復で2万円~3万円ぐらいが相場。ヘルシンキ内やロヴァニエミ、その他近場に行くとすると、観覧料込み(無料の観覧も多い)でプラス1万円ぐらいかかります。 |
お土産代 | 1~2万円 |
総額 | 個人旅行で約26万円。ツアーだと24万円 |
フィンランドを観光するなら季節はいつがおすすめ?夏と冬の違いは?
フィンランド観光の一般的な旅行シーズンは5〜10月で、天候が安定していて、かつ日も長いからです。
南北にとても長い国で、南部と北部では気温や日照時間にも大きな違いが見られます。
11月末頃から4月初旬までがおおよその冬で、オーロラ鑑賞を始め、様々な冬のアクティビティが堪能できます。
ヘルシンキの真夏は、夜10時でも太陽が輝いて明るく、一方、ラップランドのウツヨキでは、2か月以上も太陽が沈まない「白夜」が続きます。
夏季は太陽の日差しを思う存分浴びて、沿岸の島々をセーリングしたり、コテージで泳ぎ、釣りをして、グリルで料理を作って、のんびりした時を過ごせます。
美しい紅葉などが気持ちよく鑑賞できる秋も捨てがたいのです。
フィンランドで「何が一番したいのか」という観点からは、「ベストな旅行シーズン」は、あなた次第ということになります。
太陽が照ってるときは暑いですが、曇になるとかなり冷えるのでカーディガンやスカーフなど寒さ対策を忘れないように!
できればインナーを着込むより、すぐに着脱ができる厚めのコートを持っていくのがいいと思います。
フィンランドを観光するならこれは食べなきゃ!おすすめグルメ5選!
フィンランドの食事は、美味しい素材を活かしたやさしい味の料理が多く、魚介類や大自然の恵みを受けた木の実やキノコを使った料理もよく見られます。
フィンランド観光おすすめグルメ①:ロヒケイット (lohikeitto)
フィンランドの家庭料理の定番「ロヒケイット」は、サーモンのスープで、冬の長いフィンランドではスープが人気料理ですが、家庭の好みよって味が異なる料理です。
材料はサーモンとニンジン、ジャガイモ、タマネギとシンプルで、これらの具材と共に、北欧で普段使われるハーブ「ディル」と共に煮込んでいます。
ディルの爽やかな匂いと味が魚の臭みをなくして、味のアクセントの役割を果たしています。
フィンランド観光おすすめグルメ②:コルヴァプゥースティ(korvapuusti)
スウェーデン発祥と言われている「コルヴァプゥースティ」は「つぶれた耳」という意味のシナモンロールで、毎日午後2時時からのコーヒーブレイクにコーヒーを飲みながら、よく食べられています。
日本のシナモンロールと違って、表面に砂糖衣を塗るのではなく、粒状の砂糖がふりかけられ、甘さが控えめで、甘いものが苦手な方でも食べやすいですよ。
コーヒーブレイクの時間には、ぜひ本場のコルヴァスプッスティを一緒にお召し上がりください。
フィンランド観光おすすめグルメ③:ポロン・カリストゥス (poronkäristys)
「ポロン・カリストゥス」は、フィンランドの中でも北極圏内のラップランド地方の郷土料理で、トナカイの煮込み料理のことをいいます。
日本では食べることのないトナカイの肉は、高タンパク・低カロリー、ミネラル、ビタミンが豊富ということで、フィンランドでも見直されている食材だそうです。
濃いい味付ではないフィンランド料理らしく、素材の味がよくわかるあっさりテイストです。
トナカイ肉の味は少しくせのある鉄分ぽい味と言われますが、まったく気になりません。一緒に添えられているマッシュポテトやピクルスと一緒に、好みによりクランベリーソースをかけていただきます。
フィンランド観光おすすめグルメ④:カーリカーリュレート(kaalikääryleet)
「カーリカーリュレート」は、フィンランドのロールキャベツです。
フィンランドのキャベツは葉も硬く、芯が大きいのですが、春キャベツは日本のものと同様、柔らかなキャベツです。
そんな春キャベツを使った「カーリカーリュレート」は、フィンランドでは春の訪れを告げる料理として人気です。
味付や見た目は日本のものとは全くの別物のロールキャベツで、キャベツで具をまいた後に、フライパンで焼くので、表面には焼き目がつきます。
また、ロールキャベツといえば日本ではトマトやコンソメで煮込みますが、フィンランドではバターとメイプルシロップをかけてグリルで焼きます。
ほんのり甘い味になり、これにコケモモのジャムをかけて食べるのが本場流です。
フィンランド観光おすすめグルメ⑤:ロヒメダルヨンキ(lohimedaljonki)
「ロヒメダルヨンキ」は、厚切りサーモンのステーキで、サワークリームとディルと共にさっぱりといただきます。
日本で食べる鮭とは異なり、フィンランドのサーモンはたっぷりと脂がのっており、サワークリームとの相性が最高です。
フィンランドでは、人気のメインディッシュとして、レストランでも頂けるので、メニューに見つけたら本場サーモンステーキを試してみましょう。
フィンランド観光のおすすめお土産5選!
では、フィンランド観光のお土産をみていきましょう。
- マリメッコ
- ファッツェル(Fazer)のチョコレート
- ムーミンマグカップ・ムーミングッズ
- ククサ
- Robert’s Coffee
フィンランド観光お土産①:マリメッコ製品
独特な色調とデザインが特徴のフィンランドを代表する服飾ブランド「マリメッコ」は、多くの女性たちを引き付け、お部屋を可愛くアレンジしてくれる人気のブランドです。
大ぶりでカラフルな花柄が特徴のマリメッコは、日本でも人気の高いブランドですが、本場フィンランド限定の手に入らない柄もありますので、女性へのお土産に最適です。
人気のアイテムである、トートバッグやクッションカバーなどの布製品から、マグカップや食器などの陶器まで様々あり、お値段も日本よりかなりお得です。
ばらまき用ならハンドタオルなどは値段も手軽で買いやすくおすすめです。
フィンランド観光お土産②:ファッツェル(Fazer)のチョコレート
海外旅行のお土産定番はやっぱりチョコレート。
フィンランドを代表するチョコレートメーカーの「ファッツェル(Fazer)のチョコレート」は、レベルが高くて、北欧のお菓子ですが甘すぎないので気軽に食べられます。
豪華な箱詰めやチョコレートバーまでいろんな種類がありますので、大切な人・バラまき用など用途に合わせて購入することができ、スーパーで売っているようなチョコレートでも美味しいので喜ばれます。
フィンランド観光お土産③:ムーミンマグカップ・ムーミングッズ
いつもそばに置いておきたいムーミングッズ、Arabia(アラビア)のMoominマグやKLIPPAN(クリッパン)のフェルトポーチにバッグですね。
このArabiaのムーミンマグカップはいろんな種類があり、一つに絞ることが難しいくらい可愛いものがたくさん揃っています。
また、季節や年に合わせた限定品も発売されており、マニアの方はこのムーミンマグカップを揃えている人もいます。
アラビア社の可愛いムーミンマグカップは、お土産にするにはちょっと高いとお考えの際には、大きなスーパーで、ムーミングッズを探しましょう。
こういった日常品も立派なムーミングッズなので、探してみると楽しいはず!
フィンランド観光お土産④:ククサ
「ククサ(Kuksa)」は白樺のコブの部分をくり抜いて作る手作りのマグカップで、フィンランド北部のラップランドに住むサーメ人に伝わる伝統工芸品です。
白樺のコブは小さなものでも成長に10年~15年、大きなものだと30年も育つのに時間がかかるため、とても貴重なものです。
誰かが喜ぶようにと丹精込めて作られるククサには「贈られた人が幸せになる」という伝説があるので、フィンランドでは出産祝いや結婚祝いに使用されたり、親から子へ受け継いだりします。
大切な方へのお土産にいかがでしょうか。
フィンランド観光お土産⑤:Robert’s Coffee
世界一の一人当たりのコーヒー消費量の国・フィンランドでは、International Coffee Organization(ICO)によれば1年に一人当たり12kgものコーヒーを消費しています。
フィンランドコーヒーの定番といえば浅煎りであるため、酸味が強めなコーヒー。
短めの時間で焙煎するため、深煎りよりも酸味が強くなります。
コーヒーに対する愛着が強く、スーパーのコーヒー売り場はとても品揃えが豊富です。
伝統がある1876年創業のPaulig社とチェーン店で有名なRobert’s Coffeeが代表的なメーカーです。
季節限定のパッケージやムーミンデザイン、スパイスで香りをつけた変わり種もあるので、コーヒー売り場で探してみましょう。
\フィンランドのお土産についてさらに詳しく知りたい方はこちら!/
フィンランドのおすすめお土産25選!定番の食べ物やマリメッコ雑貨も!フィンランドに行く前に…フィンランドってどんな国? p-insta:(https://www....
フィンランド観光は、夏も冬も見どころがたくさん!
フィンランドの夏におすすめ「ムーミンワールド」、冬の幻想的な「オーロラツアー」や「クリスマス村」、サウナなどあります。
一般的な旅行シーズンは、天候が安定していて、日も長い5〜10月には、湖と森林、世界遺産の教会、中世ヨーロッパを感じる木造家屋の街並み、日本人の郷愁を感じる木造教会や建築物など様々な見どころがあります。
お土産も迷うくらいの伝統工芸品やムーミンのマグカップなどあります。
一年中行けるフィンランド観光で、感動の旅と嬉しいお土産を!
タイ人のソピと日本人のソイです。
エンジニアのソピはフィンランドの大学に在籍していて、デザイナーのソイはオンラインで働きながら、タイとフィンランドを行き来しています。
休日はたいてい二人でお出かけしてます!
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フィンランドの首都、ヘルシンキ在住3年目。
古着や雑貨が好きで、休みの日になるとヘルシンキ市内のお店をまわっています。
Instagramではフィンランドの日常や観光情報を投稿している「Suomiの暮らし」ブログを更新中。北欧・フィンランドに興味のある方はぜひ一度覗いてみてください!