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2019/12/18

元在住者が教える!タリンのおすすめ観光スポット18選!

バルト三国の一つ、エストニア共和国の首都「タリン」。
城壁で囲まれたタリン旧市街をはじめ、深い歴史を持つ中世の街並みが魅力の観光地です。
今回はそんなタリンで人気の観光地の魅力を、タリンに2か月間弾丸で住んでいらっしゃったYukaさんにお聞きしました!
エストニア旅行に行かれる方やご検討中の方は必見です!

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本記事のコメンテーター

エストニアのタリンってどんな街?観光の魅力は?

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エストニアで暮らしたYukaさんだからこそわかるタリン観光の魅力は?

A.中世ヨーロッパの昔ながらの雰囲気と、新しい建物の最先端のおしゃれが融合しています!

Yukaさんのコメント
タリンは、旧市街のように中世ヨーロッパの建築物がそのまま残っている場所がある一方で、telliskiviのように新しいクリエイティブなおしゃれさがあるエリアもあります。
そのため、昔ながらのクラシカルな雰囲気に新しいおしゃれも融合しているのが、タリンの魅力です!

タリンの街は全てがコンパクトにまとまっていて、旧市街のエリアと新しいエリアを合わせても短期間で回れます!

また、エストニアは治安が良く、女性一人でも安心して旅行できます。
さらにヨーロッパの中では物価が安いため、他のヨーロッパの国と比べると安く旅行できるのも魅力!

タリンはまだ旅行先としてメジャーではないため観光客がそこまで多くなく、旅行に行き慣れていて他の観光客がいない場所に行きたい!という方にもおすすめです!

ぐるっと城壁に囲まれたタリン旧市街
エストニアの首都、タリンの街は旧市街を中心に発展してきました。

現在、タリン旧市街は世界遺産にも登録されている貴重な観光名所となっています。

14~15世紀に建てられた街並みが今でも残されており、中世時代から続く建造物や、美しい観光名所がまるで別世界のような美しい景色を作りあげています。

タリンにしかないこの美しい景色を一度みようと観光客が訪れます。
多くの観光客が訪れるので、公用語のエストニア語同様に、タリンの中心街では英語が通じます。

ぜひ、タリンで素敵な観光を楽しんでください!

タリン観光の基本情報
時差 +7時間(サマータイム+6時間)
フライト時間 東京(羽田)からタリンまで約12時間(乗り換えあり)
言語 エストニア語(英語も通じます)
通貨 €ユーロ(1€=約121円)
ベストシーズン 6月から8月
気候 タリンには四季があります。ですが日本四季に比べ春と秋が短く、夏は20度前後と涼しやすく冬は氷点下で積雪があるほど厳しい寒さになります。と比べ夏は涼しく冬は積雪があり比べ物にならないくらい寒いです。

エストニアで英語は通じる?言語、公用語は?挨拶や会話で使える言葉、単語20選エストニアの言語、公用語は何??
エストニアの公用語は、エストニア語です。 エストニア語は、...

<下に続く>

タリンで人気のおすすめ観光地18選!

クロアチアの海辺

ここから、タリンの人気観光地を見ていきましょう。
タリンには、以下の観光地があります。

  1. ヴィル門
  2. ラエコヤ広場
  3. アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
  4. 城壁とセーターの壁
  5. カタリーナ通り
  6. ピック・ヤルクとリュヒケ・ヤルク
  7. コフトウッツァ展望台
  8. パットクリ展望台
  9. 市議会薬局
  10. テリスキヴィ クリエイティブ シティ
  11. Rotermann City
  12. 職人たちの中庭
  13. 塔の広場
  14. 聖オレフ教会
  15. 聖母マリア大聖堂
  16. 聖ニコラス教会
  17. ふとっちょマルガレータ
  18. のぞき見トム

それではタリンの観光地をそれぞれ詳しくご紹介していきます。

ヴィル門

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提供: @yuka___world

Yukaさんのコメント
旧市街に入る入口の門!
この門をくぐると今まで最新のショッピングスポットが広がっていたのが、一気に中世ヨーロッパの雰囲気にがらっと変わります!
タリン在住者の間では、ディズニーランドに入るような感覚という声も!

是非旧市街にはここから入ることをおすすめします!

ひとたび門をくぐると、まるで中世に来たかのような世界が広がるタリン旧市街の象徴「ヴィル門」。
タリン旧市街の中でも、最もポピュラーな観光名所であり、ほとんどの観光客が訪れるであろう観光スポットです。

ヴィル通りの入り口に位置し、絵画のような美しい街並みが目の前に現れます
旧市街へ訪れる人が、最初に目にする観光地「ヴィル門」。

14世紀に建設された複雑な構造をしているのが特徴的です。
1880年代には、交通面の影響から門のほとんどの部分が撤去されてしまいました。

現在でも残されている2つの塔。
タリンの街のシンボルとして、入り口に堂々たる姿を見せています。

ヴィル門

ラエコヤ広場

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提供: @yuka___world

ラエコヤ広場のおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
とにかく広い広場で、お店のテラス席が広がっています!
ここで昼間からビールを飲むのが最高!
エストニアは、昼間の時間が長いので、暗くなる前からみなさんここでお酒を飲んでいて、その雰囲気がとても良いです◎

周囲をきっちり建物に囲まれた四角い広場「ラエコヤ広場」
中世の街並みによく見られる広場が、タリンの街にも存在しています。

タリン観光の際には拠点となる場所。
かつては、商人の館や集会場として使用されていたパステルカラーの可愛い建物が並ぶエリア

現在では、オシャレなカフェやレストラン、お土産屋さんとなっています。

その昔、お祝い行事以外にも処刑場としても使用されていたラエコヤ広場。
今は夏になると市場やお祭りが開催され、冬にはクリスマスマーケットで賑わうタリンの観光名所です。

この広場に建つ「市庁舎」も有名な観光名所の一つ。
北ヨーロッパで唯一現存するゴシック建築の建物となっています。

タリンのシンボルでもある高さ65メートルもの塔にも注目。
塔の上に設置されている風見の「トーマスおじいさん」もズームして見てみてください。

タリン観光は、ほとんどの観光名所が徒歩圏内で移動できます。
その際に多くのスポットが、こちらのラエコヤ広場から近い距離に集まっているのも特徴の一つ。

そして、クリスマスシーズンになると、名物のマーケットが開催される広場としても有名。
とても冷え込む季節ですが、クリスマスならではの活気ある華やかな雰囲気が味わえます。

レストランやお土産屋さんで、中世の衣装をまとったお店の方を見かけることも。
その光景は、タリンの街並みと同化し、中世そのものです。

街歩きしているだけでも十分に見応えのあるタリンの旧市街。
観光の際の拠点としても、覚えておくと便利です。

ラエコヤ広場

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

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提供: @yuka___world

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂のおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
玉ねぎをしたドームの外観が特徴的でそのカッコよさは圧巻です!
その外観の雰囲気からは一転して、中に入ると空気感がガラッと変わりその神聖さや荘厳さに圧倒されます。

私が行った時には,ロシア系の方が結婚式をここで挙げていて、蝋燭が焚かれた厳かな雰囲気がとても素敵でした!

ロシア風の玉ねぎドームが目印になる「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」もタリン観光の目玉的存在。
ロシアのアレクサンドル三世により1900年に建設されたロシア正教会です。

外壁にもイコンやモザイクがあしらわれ、見事な装飾が見られますが、聖堂内の内装にも注目。
華やかに飾られた装飾の数々に圧倒されることでしょう。

エストニアの歴史上、ロシアに支配されていたことを残す負の遺産的な存在の大聖堂とも言えます。
ですが、美しく修復された現在の姿は観光客たちの人気スポットとなり、様々な意見を超えてタリンの人気観光地としてオススメ。

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

城壁とセーターの壁

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提供: @yuka___world

城壁とセーターの壁のおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
ここでは毛糸の靴下やモフモフした羊の毛でつくられたクッションカバーなど、女子ウケ間違いなしの可愛い雑貨がたくさん並んでいます。

ここでは是非値段交渉も楽しんでみて!
エストニア人は日本人に似ていてシャイな性格の方が多いのですが、地元の人と話すと思わぬ発見があったりして楽しめます。

ヴィル門を入ってすぐのところにあるので、アクセスも良いです!

タリンの旧市街をぐるっと囲む「城壁とセーターの壁」。
きっちりと分厚く重たい石が積み上げられています。

かつての城壁が残る街は、ヨーロッパにも点在していますが、タリンほど完璧に近いかたちで現存している場所は珍しいです。
部分によっては、城壁に上ることもでき、城壁を利用する屋台街も見られるのが特徴的

中でも観光名所にもなっているほど有名なのが、「セーターの壁」。
セーターなどの毛糸衣類専門屋台です。

真夏のシーズンでも、手袋や帽子が売られているのが、また不思議な光景で面白いお店。
エストニア伝統のミトンや靴下などの編み物をタリン観光のお土産にされても素敵ですね。

お店の方との値段交渉もチャンスがあれば挑戦してみてください。
見るもの全てが新鮮で、素敵な編み物ばかりがズラッと城壁に沿って並ぶセーターの壁もタリン観光にはオススメ。

城壁とセーターの壁

カタリーナ通り

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提供: @yuka___world

カタリーナ通りのおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
ザ、ヨーロッパという雰囲気が感じられる場所!

建物や道が全部石造りになっていて、日本にはない雰囲気が感じられます。特に、天気のいい日に見られる景色は最高です!

地下に入ったところにあるお店もあるので、是非お気にいりのお店を探しながら冒険感覚で街歩きをしてみてください!

提供: @yuka___world

タリンの街を観光していると、四方のうち三方を石に囲まれた通りがあります。
それが、タリン観光でも見ておきたいスポットの一つ「カタリーナ通り」。

城壁と歴史ある建物、そして街中に続く石畳が印象的なタリンの街。
中でも、このカタリーナ通りに積まれた石造りは見応えのある光景です。

それと同時に圧迫感のある空間を体験できるのもタリン観光ならでは。
場所によっては、城壁を支えるための石のアーチが組まれているため、四方を石で囲まれるエリアも見ものです。

そんなカタリーナ通りには、伝統工芸品をはじめ、アンティークショップや工房、そしてショールームなどが軒を連ねています。

昼間でも薄暗く、ひんやりとした空気が涼しい小道。
日本を離れ、タリンの街を歩いていることを実感できる場所でもあります。

また、カタリーナ通りは小さな部屋を改装したアトリエが点在する場所。
ジュエリーやガラス製品、陶器などの伝統工芸品の数々が販売されていますので、ぜひお立ち寄りください。

素敵なタリン観光のお土産が見つかるかもしれませんね。

カタリーナ通り

ピック・ヤルクとリュヒケ・ヤルク

ピック・ヤルクとリュヒケ・ヤルク
ピック・ヤルクとリュヒケ・ヤルク

ピック・ヤルクとリュヒケ・ヤルク のおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
坂を上るときのわくわく感が最高!
細い道に階段と坂道が両方ならんでいて、昔ながらの雰囲気を感じられます。
また、坂を上った最後にトンネルがあり、そのトンネルをくぐった先の景色も絶景です!

展望台がある丘の上、トームペア地区と旧市街の下町を結ぶ遊歩道「ピック・ヤルク」と「リュヒケ・ヤルク」。
タリン観光の際には、ほとんどの方が通るであろう道であり、観光にはおすすめするスポットの一つです。

「長い足」と「短い足」を意味する道。
ピック・ヤルクでは、道沿いに建つ建物の雨樋がロングブーツの形をしているのが特徴的

緩やかな坂道がぐるっと続きます。
一方で「短い足」のリュヒケ・ヤルクでは、急勾配の細い道と階段が特徴

若干、その2つの道は距離が違うとか。
道沿いに軒を連ねるお店では、工夫を凝らした看板が多く見られ、それらを見て街歩きするのも楽しみの一つ。

タリン観光の際には、上りと下りでそれぞれの道を歩いてみてはいかがでしょうか。

ピック・ヤルクとリュヒケ・ヤルク

コフトウッツァ展望台

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提供: @yuka___world

Yukaさんのコメント
ここから見える景色は、実は魔女の宅急便のモデルになっているとも言われています!
旧市街の中の赤い屋根が連なる景色は、確かに魔女の宅急便の世界のような可愛らしい雰囲気が感じられてとても素敵です。

一方で旧市街の外に目をやると、現代的な高い建物が見られ、今と昔のコントラストを見られるのも魅力です!

針の先端のように尖った塔と、オレンジ色の三角屋根に煙突など、タリン旧市街の下町を一望できるのが「コフトウッツァ展望台」。
タリン観光では、ぜひ見ておきたいタリンらしい景色が広がります。

すぐ下の眼下には、800年前の歴史ある街並みが広がるのに対し、目線を上げて少し遠くを見ると、高層ビルが建ち並ぶ近代的な景色が広がる対比を楽しめます。
タリン観光するなら、ここでしか見られない景色を存分にみておきたいですね。

コフトウッツァ展望台

パットクリ展望台

パットクリ展望台のおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
コフトウッツァ展望台とは違って、こちらの展望台は海が見渡せるのが魅力的!
タリンは海の近くの港町であり、そういった港町の伝統を感じられるのもこの展望台の魅力です。

タリンの丘の上トームペア地区の北端に位置するのが「パットクリ展望台」。
タリン旧市街とともに真っ青なバルト海、そしてタリン港の絶景が魅力の観光名所となっています。

とんがり屋根の可愛い街並みは、まるで絵画のような景色。
天気が良い日には、遠くにフィンランドまで臨むことができ、ずっと見ていても飽きない絶景が広がります。

タリンでしか見られない絶景を、観光とともに目に焼き付けておきましょう。
おとぎ話の街並みを、上からも眺めてみませんか?

パットクリ展望台

市議会薬局

市議会薬局
市議会薬局

市議会薬局のおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
エストニア最古の薬局です!
昔の時代に売られていたものが展示されていて、その歴史と伝統を学べるのが面白いです。

また、お土産スポットとしても人気があり、「長寿のワイン」とも呼ばれるスパイスが入った赤ワインや石鹸がお土産に人気です。

さらに、今でも薬局としての機能も果たしていて、いろんな役割を果たしているとても面白い場所だと思います!

1422年以前から創業しているエストニア最古の薬局「市議会薬局」。
タリンのラエコヤ広場の一角に建つ歴史ある薬局は必見です。

現在もなお地元市民をはじめ、多くの観光客が足を運ぶ観光名所にもなっています。
赤色の建物が目印になり、店内ではハーブティーやアンティーク小物なども販売されているため、タリン観光のお土産探しにも最適。

ちゃんと観光客も訪れやすいように、こうした商品の数々が並んでいるのも嬉しいポイント。

タリン観光では、必ず訪れておきたい薬局です。
薬局自体にお目当てがなくても、エストニア最古の歴史を持つスポットは観光しておきましょう。

市議会薬局

テリスキヴィ クリエイティブ シティ

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提供: @yuka___world

テリスキヴィ クリエイティブ シティのおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
クリエイティブシティという名の通り、作家などアーティストが集まっている場所!
アートが描かれた壁がたくさんあるので、アーティスティックな雰囲気を存分に感じられます。
Telliskivi Creative City

Rotermann City

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提供: @yuka___world

Rotermann Cityのおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
ここはもともとは工業地だったのですが、現在はおしゃれな空間として生まれ変わっています。
面白い形の建物がたくさんあるので探してみて!
工業地帯だった時の建物と、最新の建築の融合が魅力的です!
Rotermann City

職人たちの中庭

職人たちの中庭(監修者提供)
職人たちの中庭(監修者提供)

職人たちの中庭のおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
ここにあるピエール・ショコラテリエというカフェがおすすめ!
ここはチョコレートにこだわったカフェで、特におすすめのメニューはホットチョコレートです。

また、職人たちの中庭は職人の工房やショップがあるので、made in エストニアのお土産を購入するのにおすすめです!
職人たちの中庭

塔の広場

タリン旧市街の西に位置する「塔の広場」も観光しておきましょう。
城壁と同時に「ヌンナ」、「サウナ」、そして「クルジャラ」などの頑丈な塔が間近に見学できる観光名所。

現在、全長1.9キロの城壁と、20棟もの防衛塔がある「塔の広場」ですが、16世紀当時には城壁は全長2.4キロ、防衛塔は46棟もありました。

おとぎ話の世界を見渡せる光景は絶景です。
とても気持ちよく、撮影スポットとしてもオススメ。

芝生が敷かれた美しい公園になっており、イベントや夏に開催される「国際フラワーフェスティバル」の会場としても知られています。
ラエコヤ広場からもほど近くにあるため、観光の際には気軽に立ち寄ることができるタリンで人気の観光スポット。

聖オレフ教会

13世紀に建設が始まった「聖オレフ教会」もタリン観光で訪れておきたい名所の一つ。
こちらでは、塔の高さに注目です。

建設から、世界一の塔の高さを目指し増築が重ねられてきた建物。
最も高くなったのが、16世紀に159メートルまで達しました。

残念ながら、その塔は残っておらず、現在見られるのは124メートル
これでも十分に高く、そびえ立つ立派な塔の存在感は迫力あります。

塔の内部構造は、切り出した石を重ねて階段になっています。
ハードな階段ですが、登ることも可能。

狭く急な階段を登りきったところには、タリンの街を見渡す絶景が待っています。
せっかくタリン観光するなら、頑張ってその景色を見ておきたいところですね。

聖オレフ教会

聖母マリア大聖堂

タリンに点在する教会の中でも最も古い歴史を持つのが「聖母マリア大聖堂」。
タリン観光には外せない見どころの一つです。

その歴史は13世紀に遡ります。
当時は木造の教会が建てられておりました。

その後の修復により、現在の姿である、白い壁が眩しいほど神々しく輝く立派な大聖堂です。

小高い丘の上、トームペア地区の中心部に位置し、聖堂内にはこれまで聖堂を支えてきた貴族らの碑や紋章が飾られています
タリンの観光名所として、見ておくべき建造物の一つ。

聖母マリア大聖堂

聖ニコラス教会

貿易により富を築き上げたタリンのシンボルでもある、船乗りの守護聖人「聖ニコラス」に捧げた教会
「聖ニコラス教会」もタリン観光のプランには加えたいスポット。

当初の建設は13世紀の建物です。
その後、第二次世界大戦により破壊され、今の姿は1980年に下町の南側に再建されてものとなります。

教会内部には、博物館も設置されており絵画などが展示されています。
その絵画たちは、戦時中に疎開していたものが多く見られ、中でも15世紀の作品「死の舞」は、死への恐怖が描かれている有名な作品

タリンの歴史や建造物が見られる人気観光名所としておすすめします。

聖ニコラス教会

ふとっちょマルガレータ

インパクトのあるニックネームで親しまれているタリンの観光名所の一つ「ふとっちょマルガレータ」。
その丸く、ボテッとした外観からこのように呼ばれています。

「マルガレータ」とは、監獄として使用されていた時代に、囚人たちの食事係をしていた女性の名前です。

海から攻められた時の強固な砲塔跡
壁の厚さは5メートル近くあり、現在では海洋博物館として多くの人々が訪れる観光スポットとなっています。

巨大な塔は、実際に目の前にすると迫力のある圧巻の大きさを誇ります。
ひとたび目にすると、一瞬にして当時へと吸い込まれるような巨大で頑丈な建物。

変わったニックネームの観光スポットですが、タリンの中でも高い人気を誇る観光名所となっています。

ふとっちょマルガレータ(エストニア海洋博物館)

のぞき見トム

タリンの街の中心地「ラエコヤ広場」から北方向へ歩くと「ピック通り」に出ます。
その25番地の位置で、建物を見上げてみましょう

これもタリン観光では、必須の観光スポット「のぞき見トム」の家です。
カラフルで一見変わったレリーフが特徴的な建物。

家の屋上から、トムが向かいに住んでいた女性をのぞいていたことから、そのまま名付けられています。
現実にはとても気持ちが悪い話ですが、トムは実在する人物であり、タリン観光においても人気の観光名所となっています。

ラエコヤ広場からもほど近いので、観光の際にはお見逃しなく。

のぞき見トム(Reichmanni maja)
<下に続く>

タリンで暮らしていたYukaさんおすすめのグルメスポット3選!

ここでは、タリン元在住者のYukaさんおすすめのグルメスポットを3つご紹介します。
Yukaさんおすすめのグルメスポットは以下の3つです。

  1. オルデ・ハンザ
  2. ラタスカエヴ16
  3. ロストベーカリー

ではそれぞれのグルメスポットを詳しく見ていきましょう。

オルデ・ハンザ

オルデ・ハンザ(監修者提供)
オルデ・ハンザ(監修者提供

オルデ・ハンザのおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
ここは、中世ヨーロッパの当時の食事をそのまま味わえることをテーマとしたレストランです!

中世の時代は建物に窓をつけることが贅沢だったらしく、当時の暗闇で食事する様子を再現して店内は暗めの雰囲気です。

料理も当時食べられていたものが提供されます。
スパイス入りのワインを飲むのがおすすめ!

人気店なので予約をお忘れなく!

オルデハンザ

ラタスカエヴ16

ラタスカエヴ16(監修者提供)
ラタスカエヴ16(監修者提供)

ラタスカエヴ16のおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
ここは創作料理が美味しいお店です!
店の名前は住所になっています。
私のおすすめメニューはヘラジカで、臭みもなくて美味しいです!

店員さんの接客も素晴らしく、コースターにメッセージを書いてくれるなど、ホスピタリティを感じられます。
それでいて値段は手ごろで、全体的にセンスも感じさせられます。
ここも人気店なので予約は必須!
Rataskaevu 16

ロストベーカリー

ロストベーカリー(監修者提供)
ロストベーカリー(監修者提供)

ロストベーカリーのおすすめポイント!

Yukaさんのコメント
ここのパンは本当に美味しいのでおすすめです!
私のおすすめは、デニッシュ生地の中にチョコレートが入ったパンと、シナモンを使ったパンです!
観光地からのアクセスも良いのでぜひ行ってみてください♪
RØST Bakery
<下に続く>

タリン観光をぎゅっと詰め込んだモデルコース!

タリン

タリンは比較的に狭い街ですがその中にギュッと観光スポットが詰まっています。
目的地から目的地まで向かってる道中にも観光スポットがあって観光がしやすいです。

とにかく目移りする街並みのとりこになること間違いなしの素敵な街!

AM9:00- タリン観光の始まりは「ヴィル門(Viru)」から!

タリンという街の象徴的な場所!
歴史的に価値のある建造物が多く残るタリンの良さが伝わる場所です。

かつて城壁で囲まれていたタリンの玄関でもあった「ヴィル門」
このヴィル門から広がる絶景に感動します。

\ヴィル門から徒歩約3分(300m)/

AM9:30- タリン旧市街の中心エリア「ラエコヤ広場」

ここがまさにタリン!
この景色を見たくて訪れる人も多いと思います。

街の中心として栄え、美しい商人の館に囲まれた広場には、中世の時代から市場が開かれています。

ラエコヤ広場と一緒に「タリン市庁舎」と「市議会薬局」といった、歴史遺産を観光できます。

\ラエコヤ広場から徒歩約3分(300m)/

AM10:30- タリンのメインストリート「ピック通り」

歴史的な建造物が立ち並ぶ「ピック通り」
どこを見渡しても可愛いお店やお洒落なカフェで溢れています。

普通に歩けば端まで10分ほどですが、ついつい立ち止まってしまうお店があって見所の多いスポットです。

「精霊教会」「大ギルド会館」「ブラックヘッドギルド会館」「幽霊通り(Vaimu通り)」「三姉妹」といった見所がたくさんあります。

AM12:00- ピック通りでエストニア料理を満喫

「ピック通り」にはたくさんのお店がありいい匂いが漂っています。
パンに様々なパテをつけて楽しむのがエストニア料理の特徴!

量がしっかりあるのでお腹いっぱいになります。
中世をイメージした衣装のお店も多いので食事以外も楽しめます。

\ピック通りから徒歩約1分(100m)/

AM13:30- タリンの街を一望「聖オラフ教会」

タリンで最も高い124mの尖塔から眺める街並みはまさに絶景!
タリンの旧市街からトームペアの丘まで、世界遺産の街を眺めて特別な時間を楽しんでください。

尖塔には階段で登ることができ、タリンにきたらこの景色は必見です。

\聖オラフ教会から徒歩約6分(550m)/

AM14:00- 中世の面影が残る「聖カタリーナ通り」

タリン旧市街で最も中世の面影が残っている場所といえば「聖カタリーナ通り」です。
エストニアを代表する伝統工芸の工房が数多くあり、今でも職人たちがガラス細工をしています。
それらの工芸品を作る工程を見学できるのも魅力となっています。

\聖カタリーナ通りから徒歩約4分(350m)/

AM14:30- 美しい街並みが広がるトームペアの丘の「聖ニコラス教会」

美しい街並みの中に現れる「聖ニコラス教会」は観光客にも大人気!
多くの美術品が収蔵されていましたが戦争によって焼失してしまいました。

それでもいくつかの美術品が復元され今でも展示されています。

\聖ニコラス教会から徒歩約9分(600m)/

AM15:15- 赤い屋根を一望できる「パットクリ展望台」

トームペアの丘にはいくつかの展望台があり、丘の北端にある展望台が「パットクリ展望台」です。
美しい円錐形の屋根の見張り塔があり、それに通じる城壁が広がった、赤い屋根の旧市街を一望できます。

先ほどの聖オラフ教会とはまた違った景色が広がり「パットクリ展望台」ならではの景色になっています。
ですが、緑が少ないと景色が綺麗ではないので、ベストシーズンである夏に行くのがおすすめです。

このシーズン意外に行くのであれば100mほど離れた「コフトウッツァ展望台」から眺めるのがおすすめです。

\パットクリ展望台から徒歩約8分(500m)/

AM16:00- 「jaam駅」で緑のトンネルを抜けるトラムに乗ろう

jaam駅から「トラム」に乗って、タリン旧市街の外の景色を見に行こう!
「jaam駅」から6駅先のある「Angerja駅」の周辺には、緑のトンネルが美しく広がっています。

ぜひ、夏に訪れてほしいスポットで、青々と生い茂った緑のトンネルの中を走り抜ける様はまさに幻想的で昔話の世界に迷い込んだほど!

<下に続く>

タリン観光に必要な日数は?

カレンダー

タリンは小さな街で1日あれば十分観光が楽しめます。
なのでタリン観光自体はそこまで時間がかかる訳ではありません。

ですが、周辺の国と比べると物価がかなり安いので観光の拠点にするのがおすすめ!

バルト三国やフィンランド旅行に行く際にも便利ですしホテル代も安くなるので3泊5日でタリン観光とフィンランドのヘルシンキ、残りのバルト三国観光を楽しんでください。

<下に続く>

タリン観光で気になる物価!安いの?高いの?

ロンドン物価

タリンの物価はヨーロッパの中ではリーズナブルですが、日本とあまり変わりません。
なので、そこまで安いと感じることは少ないですが、タクシーや芸術関係に関しては安く感じます。

タクシーでは、初乗り2.5EUR(約305円)で1kmごとに0.5-0.7EUR(約60-85円)加算されていきます。
美術館や博物館などは国からの支援があるので入場料が低くなっています。

タリン観光に現金はあまり必要ない!?

ユーロ紙幣

タリン中心街では、タクシーや買い物など、ほとんどのシーンでクレジットカードが使えます。

なので多額の現金を持ち歩く必要はなく、現金が2~3万円ほどあれば十分で、クレジットカードで支払うことをおすすめします。

<下に続く>

タリン観光はどうやって行ける?

離陸した飛行機

残念ながら日本からエストニアのタリンへ直行便は出ていません。
経由地で乗り換えて向かうのが一般的です。

飛行機だと、成田空港からヘルシンキで乗り換え、12時間ほどでタリンに到着します。
航空券代は10万円前後でシーズンによって変動します。

他にも、フィンランドの「ヘルシンキ」やスウェーデンの「ストックホルム」からフェリーで向かうか、または「リガ」や「サンクトペテルブルク」からバスで移動する方法もあります。

<下に続く>

タリン観光のベストシーズンは6月-8月!

タリン

タリンは日本同様、四季がありますが東京と比べ夏は涼しく冬は積雪があり比べ物にならないくらい寒いです。
春と秋が短く季節がはっきりとしています。

10月−3月が長い冬で、春の5月や秋の9月も肌寒く感じます。
なので夏にあたる6月-8月が最も観光しやすいベストジーズンとなっています。

この時期の気温は20度前後なのでとても過ごしやすく日も長いので観光にはもってこい!

<下に続く>

タリン観光の際に気になる治安情報!

タリン

タリンの方々はとても穏やかな性格で親切な方が多いです。
なので、タリンの治安は比較的に良いと呼ばれています。

ですが観光客を狙ったスリが多発しているので、荷物の管理はしっかりとしましょう。

観光スポットがたくさんあるタリン中心街は特に治安が良く安心して観光を楽しめますが、中心街以外は観光地ではなく住宅街なので余計なトラブルを避けるためにも近づかないようにしてください。

<下に続く>

タリンの人気観光地へ行ってみましょう!

タリン

小都市ながら、貿易により栄えてきた歴史を持つエストニアのタリン。
周辺国からの干渉を受け、それに経済力で対応してきた商人魂を持っています。

ヘルシンキからおよそ85キロの海路に位置するため、日帰り観光でタリンの街を訪れる観光客も多く見られます。
中世都市の街並みを観光するスポットは、ヨーロッパにも多数ありますが、中でも保存状態や治安問題など、抜き出て優秀なのがここ、タリン観光です。

日数に余裕がない方には、日帰り観光で、主要観光名所を巡るのもおすすめですが、ぜひこの機会にタリンで宿泊したいところ。
中世そのもののような街並みをはじめ、夜の風景、そして歴史ある建物を利用したホテルなど思い切りタリン観光を満喫するチャンスです。

ぜひタリンでしか味わえない情景や空間、建造物などから感じる感動を体験しに行きましょう!

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