【お土産の前に】イタリアってどんな国?
長靴のような形をした国イタリアは、地中海に面しヨーロッパの中でも暖かい国の一つで、毎年世界中から多くの観光客が訪れる場所としても人気です。
北はアルプス山脈の麓から南は太陽の陽射しが注ぐシチリアまで南北に細長く、それぞれの魅力がたくさん詰まっています。
イタリアの歴史は古くその始まりは紀元前8世紀頃とされ、ローマ王国誕生以後、数々の戦争や革命を経てきました。
現在ではファッション、芸術、グルメなど流行の最先端を進み、その文化に魅了された人たちが後を断たないほど。
日本とイタリアの大きな違いの一つに、働き方があります。
イタリアには24時間営業のコンビニはなく、必要なものは全てお店の開店時間内に購入するというのがイタリア流。
イタリア人は食文化や家族と共に過ごす時間を大切にするため、食事には通常2~3時間かけたり働き方も日本人より短時間なことがほとんどです。
会社の同僚や近所の人に。イタリアの定番ばらまき用お土産5選!
では、イタリアの定番お土産をみていきましょう。
イタリアの定番お土産には、以下のものがあります。
- Venchi
- Baci(Perugina)
- Cantuccini
- BARBERO
- Funghi Porcini Secchi
続いて、イタリアの定番お土産を、それぞれ詳しくみていきます。
Venchi
「Venchi(ヴェンキ)」は、イタリアを代表する老舗チョコレート店。
グルメにうるさいイタリア人も納得する美味しさのチョコレートは、上質な材料を使用し丁寧に作られた逸品でイタリアお土産にもぴったりです。
ヴェンキを代表するCremino(クレミーノバー)は驚くほど舌触りが滑らかで、ピスタチオやナッツ類などが練りこまれ種類も豊富。
一つ当たり6ユーロ前後、日本では高級スーパーなどで一部取り扱いがありますが入手は困難なので、機会があれば購入してみるといいでしょう。
Baci(Perugina)
「Perugina(ペルジーナ)」はネスレ傘下のイタリア食品会社で、Baci(バッチ)と呼ばれるチョコレートはペルジーナ社を代表する逸品です。
Baci(Bacio=キスの複数計)の特徴は銀色の包み紙を開くと愛の言葉がぎっしりと綴られて、イタリアでは定番のお土産。
一般的に食欲を減衰させる働きがある「青色」は、食品パッケージには使用されていませんが、このBaciだけは「ブルーエディション」と呼ばれるほど、Baci BoxやBaci Tubeなど青いパッケージが人気を呼んでいます。
もちろん限定フレーバーもあり、ピンクのBaciはカカオ豆ルビーを使用し、着色料は一切使用せず商品開発に約10年もの月日を費やしたのだとか。
ピンクのBaciの気になる味はほんのりベリー系の味で、甘酸っぱさが特徴です。
Cantuccini
「Cantuccini(カントゥッチーニ)」は、Pisa(ピサ)で発祥したトスカーナ地方の伝統お菓子。
昔は小麦粉、砂糖、卵白を混ぜ合わせ焼き上げたものが主流でしたが、現在ではその3つの材料にアーモンドを加えたものがクラシックな味として定着しています。
トスカーナ地方では食後のデザートとして、甘いワインに浸しながら食べるのが主流。
「花の都フィレンツェ」には、Il Cantuccio di San Lorenzo(イル・カントゥッチョ・ディ・サン・ロレンツォ)というカントウゥッチ専門店もあり、その人気ぶりが伺えるほどです。
こちらの専門店では、薄力粉、砂糖、塩、ベーキングパウダーにハチミツを加え、さらにアーモンドを足し、卵黄、卵白と少しずつ混ぜていきます。
バターや油は一切使用せず、トスカーナ州にしか売られていないBicarbonato ammonio(ビカルボナート・アンモニオ)と呼ばれるアンモニアの入った重曹を使用しているため、焼き上がりはふっくらと保存も効くお菓子です。
BARBERO
「BARBERO(バルベロ社)」はイタリア北西部のPiemonte(ピエモンテ州)で創業し、イタリアを代表する老舗お菓子ブランドとして有名です。
「トロンチーニ」と呼ばれるハチミツや砂糖、卵白を練って一口サイズに切ったヌガーは、北イタリアの伝統菓子で手間暇かけて作られています。
その他にもイタリアの伝統酒「リモンチェッロ」入りのチョコレートや、カカオ入りのトリュフなどもあり、お土産にはこれら全てが一つの缶に詰め合わせられたギフトタイプのものも人気。
上品な味わいはコーヒーや紅茶、エスプレッソにも合うのでお土産としても喜ばれることでしょう。
Funghi Porcini Secchi
Funghi Porcini Secchiとは乾燥ポルチーニ茸のことで、乾燥させてあるので軽くて持ち運びも便利なことからバラマキ用のお土産としてもぴったりです。
ポルチーニ茸はイタリアでは日本のマツタケ同様に扱われ、「キノコの王様」や「香りの女王様」と呼ばれるほど味覚と香りが特徴のキノコ。
乾燥させたポルチーニ茸は風味が増し濃厚な香りがギュッと閉じ込められるので、深い味わいを楽しむことができます。
生クリームやバターを使用した料理と相性がいいため、リゾット、パスタ、スープ、お肉料理など利用の仕方は幅広くなっています。
仲のいい友達に。イタリアのかわいい雑貨お土産5選!
では、イタリアのかわいいお土産をみていきましょう。
雑貨などのかわいいお土産には、以下のものがあります。
- Venetian glass
- PUPA
- Bottega Verde
- Limoncello
- KIKO MILANO
続いて、イタリアのかわいいお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
Venetian glass
「Venetian glass(ベネチアングラス)」は、ベネチアのMurano(ムラーノ島)で作られるガラス工芸品を言います。
ベネチアングラスは混ぜた鉱物の違いによって硬度が変化し、赤色に発色したものほど硬度が高いのが特徴。
作品にはネックレス、ブレスレット、指輪などのアクセサリーをはじめ、コップ、お皿などの食器類、花瓶や置物など多岐にわたります。
有名な工芸品だけあり偽物も多く出回っているのが現状ですが、Consorzio Promovetro(プロモヴェトロ協会)が認めた厳しい審査を通過した工房だけに与えられる商品ラベルこそ、ベネチアングラスの伝統を受け継いた正式アイテムです。
PUPA
「PUPA(プーパ)」は、日本未上陸のイタリアコスメブランド。
今や日本だけでなく世界中の女の子たちを虜にしてしまうほど、コスメパッケージがとても可愛らしく使いやすいと大人気です。
口コミでも「発色がいい」「キラキラする」といった高評価が多く、化粧もちやコスパも悪くないなど、可愛いもの好きな女子にはぴったりなお土産。
カラーも豊富なので色々と試すこともでき、イタリアでしか買えない逸品は友達の分だけではなく、自分用にも購入したいアイテムです。
Bottega Verde
「Bottega Verde(ボッテガ・ヴェルデ)」は、イタリアの自然派コスメブランドとして人気があります。
人気のラインは、トスカーナ産の手摘みオリーブから抽出したエキストラヴァージンオイルをたっぷり使用した保湿効果の高いシリーズ。
乾燥しがちなイタリアでは、保湿効果の高いアイテムは必需品です。
またハンドクリームも人気で、こちらはお土産にもおすすめ。
乾燥を防ぎ潤いを与えてくれる成分「アルガン」成分をたっぷり含んだハンドクリームは、敏感肌の方でも安心して使用できます。
ショッピングセンターなどには必ず入っているお店なので、チェックしてみはいかがでしょう?
Limoncello
「Limoncello(リモンチェッロ)」はレモンを使用した、イタリアならではのリキュール。
各家庭ごとに伝わるオリジナルレシピがあり、多くの酒造メーカーからも販売されるほどイタリアでは有名で、ナポリ湾周辺やカプリ島、ソレント半島やアマルフィ海岸を産地とする糖度の高い果実酒です。
リモンチェッロの一般的な飲み方は、冷蔵庫でよく冷やし食後酒としてストレートで飲むのがイタリア流。
産地によっては、ユニークで可愛らしいボトル入りタイプもあるのでお土産にもぴったりです。
KIKO MILANO
「KIKO MILANO(キコミラノ)」は、イタリアのプチプラコスメとして知られています。
肌に優しいオーガニックコスメにも関わらず、安く購入できることから国内外で大人気。
その人気は今やフランス、イギリスまで広がり、各国で店舗展開するほどの速さです。
日本には未上陸、ネットで話題になったことがきっかけでイタリアを訪れたら購入したいと願う女子は年々増えています。
キコミラノの人気アイテムはいくつかありますが、中でもハート型のリップは可愛いと人気です。
季節に合わせて流行のカラーも選べ大人買いもできるプチプラアイテムは、当分女子の注目の的となりそうですよ。
彼女へのお土産に!女子が喜ぶイタリアのおすすめブランド5選!
では、女子が喜ぶイタリアブランドのお土産をみていきましょう。
イタリアブランドのお土産には、以下のものがあります。
- GUCCI
- PRADA
- TOD’S
- Dolce&Gabbana
- IL BISONTE
続いて、イタリアブランドのお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
GUCCI
イタリアのラグジュアリーブランドの一つGUCCI(グッチ)は、1921年に革製品のお店をフィレンツェにオープンしたことが始まりです。
現在ではバック、お財布、ファッション小物、レザーグッズなどレディース・メンズ共に多くの人から指示を得るブランドとして成長し続けています。
GUCCIは実用性に富んだシンプルなデザイン、使いやすさ、毎日使い続けても丈夫な点が特徴で、バックやお財布は特におすすめ。
実用的なトートバックは水や汚れにも強くコスパもすぐれ、ショルダーバックはロングストラップタイプ、ワンショルダーのもの等、種類やデザインも豊富です。
また女性には腕時計は大人気で、カジュアルやフォーマルなどシーンを選ぶことなく使用できるデザインばかりです。
PRADA
PRADA(プラダ)は、女性だけでなく今や老若男女を問わず人気のイタリアンブランド。
バックだけではなく、洋服やシューズ、アクセサリー、香水などアイテムやデザインなども豊富です。
PRADA特徴はいくつかありますが、その中の一つは「POCONO(ポコノ)」と呼ばれる工業用のナイロン生地を使用していることです。
ポコノは高級感がありとても軽く防水性にも優れているので、とても使いやすく普段使いにもバッチリ。
また高級レザー「SAFFIANO(サフィアーノ)」を使用したアイテムも人気です。
サフィアーノはPRADAの代名詞的存在とも言え、服装にも合わせやすく、高級感あふれる牛革は女性らしさを演出するだけの存在感があると好評。
先に挙げたGUCCIやPRADAも、アウトレットで購入すると日本では考えられない破格の値段で手に入るのでおすすめです。
ただしイタリアはスリが多いので持ち歩きの際は、ブランドロゴが見えないようちょっとした工夫が必要ですね。
TOD’S
TOD’S(トッズ)は1979年に設立された、高級シューズブランド。
ウェアやバックなどトータルデザインのブランドとして知られていますが、やはりメインは世界中のセレブたちをも虜にする靴です。
1979年に靴底に133個のゴム突起とつけた「ゴンミーノ・モカシン」が大ヒットとなり、以来ゴンミーニシリーズは高い人気を誇っています。
愛用者からは「この靴を履いたら他は履けなくなる」ともまで言われ、日本でも続々と店舗がオープンするまでに。
最高級の腕を持つ職人が手作業で作る、TOD’Sのシューズはハリウッドスターはもちろん、各国の王室貴族も愛用するほどの人気なので買うべきブランドアイテムです。
Dolce&Gabbana
Dolce&Gabbana(ドルチェアンドガッバーナ)は、通称「ドルガバ」とも呼ばれ少し前までは、高級ラインのアイテムを扱う「ドルチェ&ガッバーナ」と、都会的でトレンドを意識した若々しいデザインが主流の「D&G」との2つのラインに分かれていました。
2012年に双方が統合されDolce&Gabbanaになり、イタリアを代表するラグジュアリーブランドとして定着しています。
Dolce&Gabbanaの特徴は、斬新的な色使いをしたラインと情熱的でセクシーさを兼ね備えたシンプルラインがあります。
取り扱うアイテムはさまざまですが、シンプルなスーツやヒョウ柄の裏地を採用したお財布はDolce&Gabbanaの人気アイテム。
男性ファンが多いDolce&Gabbanaですが、ゴージャスさとエレガンスさの両方を好む方にはおすすめのブランドで、女性らしいデザインも増えています。
IL BISONTE
「IL BISONTE(イル・ビゾンテ)」は、イタリアを代表するレザー製品のブランド。
日本ではおしゃれな若者を中心に人気のブランドで、時間が経つにつれ自然なレザーの風合いを楽しめ、男女問わずオリジナリティあふれるデザインが人気です。
レザーは使いこめば使いこむほど、色は一層濃く手触りは柔らかくなめらかに。
持つ人に合わせるかのようにレザーが変化する様は、IL BISONTEの最大の特徴と言えるでしょう。
「100%自然の力で作られたレザー」にこだわったアイテムは、購入した側も自分の成長とともに愛着が増し一緒に成長していきます。
ラグジュアリーブランドまでは手が出せないという男性でも、IL BISONTEならお手頃価格で彼女へのお土産も購入できますよ。
女子におすすめなイタリアお土産25選【コスメ/雑貨/アクセサリー】イタリアのお土産とは? イタリアのお土産としてよくみられるのは、パスタをはじめとするイタリア...
サッカーグッズや革製品!男性に喜ばれるイタリアのお土産5選!
では、男性に喜ばれるイタリアのお土産をみていきましょう。
男性用のお土産には、以下のものがあります。
- Tシャツ(セリアAクラブチーム)
- アクセサリー(BOGGI MILANO)
- グローブ(MEROLA)
- お財布(Francesco Lionetti)
- サングラス(Persol)
続いて、男性に喜ばれるイタリアのお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
Tシャツ(セリアAクラブチーム)
Serie A(セリエA)はイタリアのプロサッカーリーグで、世界中からスター選手が集まることから世界最高峰のリーグとも呼ばれています。
そんな世界最高峰のトップリーグに因んだTシャツは、男性へのお土産にも喜ばれるハズです。
現在セリエAには全20クラブがあり(2018年現在)、サッカー好きの男子なら一度は手にしたい自分好みのクラブTシャツ。
成績上位のJuventus(ユヴェントス)は地元でも多くのファンを抱えているので、どのクラブチームのTシャツがいいのか迷った時はユヴェントスがおすすめです。
アクセサリー(BOGGI MILANO)
「Boggi Milano(ボッジミラノ)」は、イタリアを代表する紳士服ブランド。
生産から販売までの工程全てを管理し、品質とデザインは世界中から愛されています。
男性へのイタリアお土産なら、Boggi Milanoのアクセサリーがおすすめです。
オーダーメイドアイテムは無理でも、ネクタイやカフスボタンなどのアクセサリーは持ち運びにも邪魔にならずおしゃれ男性にはぴったり。
ファッションの中心地ミラノやローマにも店舗があるので、本場のイタリアンファッションをお土産に持ち帰るのもいいですね。
グローブ(MEROLA)
「Merola(メローラ)」は、1870年にナポリで創業した老舗ファッションブランドです。
メインは紳士用のネクタイと手袋で、各国の政治家やエグゼクティブにも愛用され映画「ローマの休日」に登場したことでも知られています。
Merolaでは厳選したレザーのみを使用し、熟練の職人が手作業で作るグローブはバツグンのフィット感と好評。
ナパレザー、スウェード、ペッカリーなどの高級革素材を元に、シルク、カシミア、ラビット等の肌触りのよい裏地を組み合わせることで一生使える愛着感が生まれます。
流行の最先端を行くイタリアならではのお土産なら、やはりファッションアイテムはお土産にもぴったりですね。
お財布(Francesco Lionetti)
「Francesco Lionetti(フランチェスコ・リオネッティ)」は、フィレンツェに三代続く日本未上陸の革専門ブランドです。
革の産地として有名なピサの革を使用し、フィレンツェの職人がトスカーナ特有の技術を生かした製品づくりをしています。
世界の名高い5ツ星ホテルが調達するデスク廻りやアメニティなどの小物製品も手掛け、フィレンツェの店舗ではバック、ステーショナリー、お財布、インテリア雑貨なども販売しています。
男性のお土産としておすすめなのは、やはり頻繁に使用するお財布など。
海外でも賞を総なめするほどの革ブランドであれば、お土産にぜひ購入したい逸品ですね。
サングラス(Persol)
「Persol(ペルソール)」はイタリアのサングラス専門ブランドとして知られ、イタリア語でPersolは「太陽のため」という意味です。
その人気ぶりは、サングラスブランドの一つアメリカのRay-Ban(レイバン)に対し、イタリアのPersolと言われるほど。
有名映画でも豪華俳優たちが身に付けていることでも知られるPersolは、日本への入荷が少ないのでぜひ本場イタリアで購入したいアイテムです。
サングラス以外のアイウェアも種類豊富なので、おしゃれを楽しみたいとという人には特におすすめです。
お土産選びにも最適!イタリアでおすすめスーパーと人気商品5選!
では、イタリアのおすすめスーパーと人気商品をみていきましょう。
イタリアのスーパーには、以下のお店があります。
- Esselunga
- Conad
- Pegna
- Castroni
- Carrefour
続いて、イタリアのおすすめスーパーを、それぞれ詳しくみていきます。
イタリアのおすすめスーパー①: Esselunga
「Esselunga(エッセルンガ)」は、北イタリアやローマを中心に店舗展開しているスーパーマーケットで、そのほとんどが街の中心部から少し離れたところにある大型店です。
広々とした店内は品揃え豊富で、地元ローカルの人たちはショッピングカートいっぱいにまとめ買いをするのだとか。
エッセルンガの特徴は、イタリアらしいワインとパスタがとにかく豊富。
ワインはデイリーなものから高級なものまでそろい、パスタは日本ではあまり見たことのないような変わった形のものや大容量のものまでさまざまです。
お土産にぴったりなアイテムは小袋に入ったお菓子や、イタリア語が書いてある日用品など。
思わずたくさん買いすぎて、スーツケースが閉まらないなんてことのないよう注意したいものですね。
Esselunga(エッセルンガ)
住所:Viale Piave, 38, 20129 Milano MI, Italy
電話番号:39-02-204-7871
営業時間:8:00~21:00(ただし日曜は9:00~20:00)
定休日:不定休
URL:https://www.esselunga.it/cms/homepage.html
イタリアのおすすめスーパー②:Conad
「SAPORI DINTORNI CONAD(コナド)」は、品揃えがよく価格もリーズナブルなのが特徴のスーパーマーケットです。
先にご紹介したエッセルンガよりは少々高めの商品もありますが、自社ブランド「Sapori&Dintorni」もあり、単純に安いものだけではなく原産地や製造方法が認定された食品を扱っているのも大きな特徴。
ローマ中心部でコナドの一番大きな店舗と言えば、Stazione di Roma Termini(テルミニ駅)付近にある店舗で、移動時間を短縮したい時などはとても便利です。
コナドで人気のアイテムは、やはり観光客が多いせいかお菓子やオリーブオイルなどお土産用品が主流となっています。
SAPORI DINTORNI CONAD(コナド)
住所:Piazza dell'Indipendenza, 28, 00185 Roma RM, Italy
電話番号:39-06-4470-4290
営業時間:7:30~22:00(ただし日曜は8:00~20:00)
定休日:なし
URL:https://chisiamo.conad.it/
イタリアのおすすめスーパー③:Pegna
「Pegna(ペーニャ)」は、フィレンツェにある老舗高級スーパーです。
日用品から食料品まで何でもそろい、イタリアのお土産選びにもぴったりなスーパーと言えます。
店内は広々とし、入口には常備薬や歯磨き粉などの日用品があります。
歯磨き粉で有名なMARVIS(マービス)もたくさんのフレーバーがあり、パッケージがおしゃれなのでお土産にもぴったり。
またハチミツは他店と比べると高価ですが、種類も豊富で高品質なものがたくさんあるのでおすすめです。
特にトリュフの香りがするハチミツは、日本ではあまり見かけることもないのでグルメ通な方へのお土産にはいいでしょう。
Pegna(ペーニャ)
住所:San Giusto Srl、Via dello Studio, 8, 50122 Firenze
電話番号:39-05-528-2701
営業時間:10:00~19:30(ただし日曜は11:00~19:00)
定休日:なし
URL:https://pegna.it/
イタリアのおすすめスーパー④:Castroni
「Castroni(カストローニ)」は、ローマにある高級食材スーパー。
イタリア各地はもちろん海外の厳選した食材を、厳しい食品検査に合格したもののみを販売しています。
カストローニの特徴はとにかく品揃えの豊富さと、店内にあるバールではコーヒーやクロワッサンなどを味わうことができます。
カストローニで購入すべきお土産は、最高級クラスのオリーブオイル。
オリーブオイルは、オリーブの生産地、積み方、造りてなどで風味が異なり、イタリアではワインのように料理や好みに合わせて選ぶものとされています。
その他にもバルサミコ酢やパスタソース、もちろんワインも豊富なのでじっくり見て品定めをするのも楽しいかもしれませんね。
Castroni(カストローニ)
住所:Via Cola di Rienzo 196, Roma
電話番号:06-687-4383
営業時間:7:45~20:00(ただし日曜のみ8:30~)
定休日:なし
URL:https://www.castronicoladirienzoshop.it/
イタリアのおすすめスーパー⑤:Carrefour
「Carrefour(カルフール)」はフランスに本社を置く、世界各地に店舗展開をしている小売企業として有名です。
イタリア全土にも店舗を拡大し、地方名産をシリーズ化した独自ブランド「Terre d’italia(イタリアの大地)」はイタリア・カルフールの大きな特徴。
この独自ブランドは地産地消にこだわっているので、「メイドイン・イタリー」だけでなく「メイドイン・地方名」という旅をしなければ得られないレア感がたっぷり。
カルフールのTerre d'Italiaシリーズには、シチリア島で有名なBonajuto(ボナユート)と呼ばれる固めのチョコレートやピエモンテ州のGianduja(ジャンドゥーヤ)などがあり、他では手に入れることのできないお土産がたくさんあります。
一つ一つの店舗は小規模ですが、じっくりと店内を見てまわるだけでも楽しいので、ぜひレアなお土産を探してみてはいかがですか?
Carrefour(カルフール)
住所:Via Giacomo Bove, 4, 00154 Roma RM, Italy
電話番号:39-06-5730-5374
営業時間:24H
定休日:なし
URL:https://www.carrefour.it/
日本でもイタリア気分!チーズやワインなど自分用のお土産5選!
では、イタリアで購入すべき自分用のお土産をみていきましょう。
自分用のお土産には、以下のものがあります。
- Giovanni Galli
- parmigiano reggiano
- CHIANTI CASA DI ROCCO
- COVA
- LA FLORENTINA
続いて、自分用のお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
Giovanni Galli
「Giovanni Galli(ジョバンニ・ガッリ)」は、1911年にミラノで創業した老舗菓子店です。
伝統銘菓の一つマロングラッセは、ジョバンニ・ガッリの代名詞とも言える人気銘菓で、独特の芳香としっとりとした味わいは、老舗店ならではの逸品。
イタリア南部Montella(モンテッラ)産の大粒でずっしりとしたもののみを使用し、昔ながらの秘伝シロップに漬け込んだ逸品は、製造工程にお酒が一切使用されていません。
創業当時からの製法を忠実に守り続け、このマロングラッセはミラノにある2店舗と日本では通販のみの取り扱いとなっているので、ミラノを訪れた際には自分用も忘れずに。
Giovanni Galli(ジョバンニ・ガッリ)/ VICTOR HUGO
住所:Via Victor Hugo, 2 - 20123 Milano
電話番号:39-02-8646-4833
営業時間:8:30~20:00(ただし日曜は9:00~13:30)
定休日:なし
URL:http://www.giovannigalli.com/
parmigiano reggiano
「parmigiano reggiano(パルミジャーノ・レッジャーノ)」は、北イタリアで生産された「イタリアチーズの王様」として有名です。
人気ゆえ世界各地で「パルメザン」と称されたチーズが出回り、結果イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノ協会は、厳重な検査をもとに2年以上熟成したものを正式に「parmigiano reggiano」とし、熟成12か月の段階で多少の欠陥が見られるものには「parmigiano reggiano mezzano(パルミジャーノ・レッジャーノ・メッツァーノ)」と焼印することで等級を分けています。
熟成が進むことでアミノ酸が結晶化し、ジャリジャリとした舌触りに加え深い旨味と豊かな香りが加わり一層深みが増すのが特徴です。
一般的な食べ方としては、おろしたチーズをパスタ、ピザ、グラタンなどにトッピングしたり、ソースやシチューの隠し味として使うのもおすすめ。
お土産には真空パックになったものを選べば、日本まで安心して持ち運ぶことができます。
CHIANTI CASA DI ROCCO
イタリアワインの代表格とも言えるキャンティワイン。
産地のトスカーナ州では、主にSangiovese(サンジョヴェーゼ)という赤ワインのブドウ品種が一般的で、このサンジョヴェーゼを75%以上使用し熟成に4か月以上を費やした赤ワインを「キャンティワイン」と呼んでいます。
ワインは贈る相手によって好みが分かれるので選び方も慎重にならざるをえませんが、一般的オーソドックスなものなら大抵喜ばれることでしょう。
キャンティワインでおすすめしたいのは、トスカーナ州にある100以上続く有名ワイナリー「カステラ―ニ社」のもの。
CHIANTI CASA DI ROCCO(キャンティ・カーサ・ディ・ロッコ)は初心者でも飲みやすく、フルーティで辛口の味わいです。
タンニンも控えめなので、女性にも飲みやすく口当たりがいいのが特徴です。
COVA
COVA(コヴァ)は、イタリア・ミラノにある老舗菓子店です。
ケーキやクッキー・最高級チョコレートなどテイクアウトを中心に、カフェで美味しいエスプレッソと共に味わうこともできます。
COVAで一番人気のお菓子と言えば、「Baci di dama(バーチ・ディ・ダーマ)」と呼ばれる焼き菓子。
「貴婦人のキス」を意味するバーチ・ディ・ダーマは、卵を使用していないのでホロホロとした食感が特徴です。
また保存料を一切使用しないチョコレートも人気で、中でもイタリア伝統のジャンドゥーヤはCOVAの代表商品。
ヘーゼルナッツペーストを盛り込んだチョコレートは、風味豊かで口当たりなめらかなのが特徴です。
COVA(コヴァ)
住所:Via Montenapoleone, 8 Milan, Italy
電話番号:39-02-7600-5599
営業時間:7:45~20:30(ただし日曜は9:30~19:30)
定休日:12月25日~26日
URL:http://www.pasticceriacova.com/en
LA FLORENTINA
自分用にも欲しいお土産の一つが、香り高い石鹸ブランドとして知られる「La Florentina(ラ・フロレンティーナ)」。
自然派ナチュラルコスメが流行っているイタリアでは大人気で、ローマにはこうしたBIO(オーガニック製品)ショップが数多くあります。
そんなBIO商品を扱うラ・フロレンティーナの石鹸は優雅な香りが特徴で、洗い上りはしっとりとボディークリームなしでもすべすべしています。
価格もリーズナブルでお土産にもぴったりなので、大人買いをしても大丈夫そうですね。
La Florentina(ラ・フロレンティーナ)
住所:Via Bassa, 35 – 50018 Scandicci FLORENCE
電話番号:39-05-575-1293
営業時間:9:00~12:30、14:00~19:00
定休日:日曜日
URL:https://www.laflorentina.it/en/home-2/
イタリアでお土産を買う時に気を付けることは?
イタリアでお土産を買う時の注意①:挨拶を忘れずに
イタリアに限らず欧米では、小さなお店ほど入店の際には挨拶するのが一般的です。
朝からお昼くらいまでなら「Buon giorno(ブォン・ジョルノ;おはよう、こんにちは)」、お昼過ぎなら「Buona sera(ブォナ・セーラ)」で十分でしょう。
さらに日本人にお馴染みの言葉「Ciao(チャオ)」は、とてもフレンドリーな言葉で朝夕問わず使用できますが、高級ブティックなどではNG。
行きつけのお店ならCiaoで十分ですが、初めて入るお店であればきちんとした挨拶を心がけたいですね。
日本ではお客は店員に挨拶はしませんが、欧米では挨拶は基本中の基本なので、「なぜ日本人は挨拶しないのか」と不振に思われることが多々あるようです。
もちろんチェーン店や大きな百貨店などは黙っていても大丈夫ですが、挨拶をされたら人としてのマナーで接していきたいですね。
イタリアでお土産を買う時の注意②:スリや置き引きに注意
イタリアは世界中から多くの観光客が訪れる国の一つなので、スリや置き引きは残念ながら日本よりも多いと言われています。
特に有名観光スポットには小さな子供が物乞いをしてきたり、複数で一人を囲んで堂々と金品を要求したり等、街中を歩く際には注意が必要です。
スリや置き引きに合わないためにも、まずは高価なアクセサリーや時計、バックなどは持ち歩かないことは基本中の基本。
現金は最小限にし、写真入りのクレジットカードなら安心です。
また混雑している公共機関を利用する際には、持ち物から目を離さずリュックなどは前に抱えこむのが理想的。
旅行だからと言って派手な服装で歩き回るのは避け、地味な服装でもおしゃれは十分できますよ。
イタリアでお土産を買う時の注意③:必要なければ「NO」
日本では見られない光景の一つに、イタリアでは街中やレストラン等で物品を売る行商人をよく見かけます。
一番多いのが花や美術館などのチケットを売る行商人で、中には断ってもしつこく追ってくる人もいるのだとか。
花などは1~2ユーロで売ってきますが、チケットは実際に使用できる本物かどうかもわからないので、公式のものより安くても買わないのが無難。
また有名観光スポットでは、署名を求められサインをするとお金を要求されるという悪質な犯罪も増えているので、わからないことはむやみに「YES」と言わず「NO」ときっぱり断る勇気を持ちましょう。
【番外編】イタリアへの行き方と主要観光地
イタリアへの行き方
日本からイタリアへは、成田からローマ、ミラノ、ヴェネチアの三都市へ直行便が出ていて飛行時間はいずれも12時間半前後です。
その他にもヨーロッパ各地を経由したり、上記三都市以外へはローマやミラノを経由してナポリ等へ行く方法もあります。
さらに飛行機以外では、時間に余裕があれば鉄道もおすすめ。
憧れのフランス高速列車TGVなら、パリからミラノなどの旅も可能です。
またイタリア国内も高速列車が発達しているので、時間とお金に余裕があれば利用してみるのもいいでしょう。
普段とは違う列車の旅を満喫することができます。
イタリアの主要観光地
では、イタリアの主要観光地をみていきましょう。
イタリアには、以下の観光地があります。
- Alberobello
- Canal Grande
- Grotta Azzurra
- Cinque Terre
- Fontana di Trevi
続いて、イタリアの観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
イタリアの観光地①:Alberobello
Alberobello(アルベロベッロ)はまるでおとぎの国のような、「トゥルッリ」と呼ばれる白いトンガリ屋根が特徴の小さな村。
円錐形の屋根はスラブ(コンクリート製の板)を積み上げたもので、真っ白な壁は石灰岩でできています。
実際に屋内へ入ってみると天井や柱もないので、少々狭くても圧迫感はありません。
屋内は夏涼しく冬は暖かいので、日射しが強いイタリアにはぴったり。
世界遺産にも登録されたこの村には伝統のトゥルッリに宿泊できるホテルもあるので、試してみるのもいいかもしれませんね。
Alberobello(アルベロベッロ)
住所:Alberobello, Puglia, ITALY
電話番号:各施設による
営業時間:各施設による
定休日:各施設による
入場料や利用料:各施設による
URL:http://visitaly.jp/travel/puglia
イタリアの観光地②:Canal Grande
Canal Grande(カナル・グランデ)はヴェネチア運河のことで、衛星写真で見るとちょうど街を二分するようにS字の形をしていることでも知られています。
運河には全部で4つの橋が掛かり、「白い巨象」として知られるPonte di Rialto(リアルト橋)は16世紀に建造された最も古い橋。
他にはPonte degli Scalzi(スカルツィ橋)、Ponte dell'Accademia(アッカデーミア橋)は相次いで1930年に、一番新しく2008年に完成したPonte Costituzionale(コスティトゥツィオナーレ橋;憲法の橋)はスペインの有名建築家Santiago Calatrava(サンティアゴ・カラトラヴァ氏)によって建設されました。
コスティトゥツィオナーレ橋はガラスと鉄骨を使用した斬新でモダンな素晴らしい橋ですが、歴史を重んじるヴェネチアでは周囲の景観に合わないという理由で賛否両論があったのも事実。
またヴェネチアと言えばゴンドラに乗りながらCanzone(カンツォーネ)を聴くというのが一般的かと思いきや、ゴンドリエーレによっては歌は別料金ということもあるので、歌を期待するなら団体旅行が良さそうですよ。
Canal Grande(カナル・グランデ)
住所:Canal Grande, Venezia, Italy
電話番号:ー
営業時間:各社による
定休日:各社による
入場料や利用料:ゴンドラクルーズは75ユーロ~
URL:ー
イタリアの観光地③:Grotta Azzurra
Grotta Azzurra(青の洞窟)は、イタリア南部にあるカプリ島の海食洞。
青の洞窟は観光スポットとしても有名で、断崖絶壁の中、わずかに開いた穴から中へ入ると水面から放たれる「カプリブルー」の光の美しさに圧倒されてしまいます。
太陽光が石灰を多く含む海底に反射することで現れる絶景は、晴れた日にしか見ることはできなく波の高い日には入場禁止。
洞窟内からは海にまつわる数々の彫刻も発見され、ますますミステリアスなスポットとしても注目されています。
日本から青の洞窟を目指すなら、ミラノやローマ経由でまずナポリへ。
ナポリから高速船を利用すれば45分程度でカプリ島へ到着するので、現地発着ツアーを利用するといいでしょう。
Grotta Azzurra(青の洞窟)
住所:Via Grotta Azzurra, 80071 Anacapri NA
電話番号:ー
営業時間:9:30~満潮時まで
定休日:不定休
入場料や利用料:12.5ユーロ(船代&入洞料)※船頭へのチップは別
URL:http://www.capritourism.com/
イタリアの観光地④:Cinque Terre
イタリア中西部にあるLa Spezzia(ラ・スペツィア)から、南仏のCôte d'Azur(コート・ダジュール)まではRiviera ligure(リヴィエラ海岸)と呼ばれる国際的リゾートエリア。
この海岸の中にあるCinque Terre(チンクエ・テッレ;5つの土地)と呼ばれる場所こそ、世界遺産にも登録されたカラフルな街並みが特徴です。
チンクエ・テッレには、東からRiomaggiore(リオマッジョーレ)、Manarola(マナローラ)、Corniglia(コルニリア)、Vernazza(ヴェルナッツァ)、Monterosso al Mare(モンテロッソ・アル・マーレ)となっています。
これら小さな村は1000年前に要塞として築き上げられたため、当時、村の行き来は船のみだったそう。
現在では鉄道が開通したおかげで観光も自由に行き来でき、絵葉書に出てくるようなフォトジェニックな街並みを眺めることができます。
Cinque Terre(チンクエ・テッレ)
住所:Cinque Terre
電話番号:ー
営業時間:ー
定休日:ー
入場料や利用料:ー
URL:http://www.cinqueterre.eu.com/en/
イタリアの観光地⑤:Fontana di Trevi
ローマ観光の中では定番の観光スポット「Fontana di Trevi(トレヴィの泉)」。
Palazzo Poli(ポーリ宮殿)を背後に、中央には海神ネプチューン、左には女神ケレス、そして右には女神サルースなどローマ神話に登場する神々がそびえる巨大なバロック彫刻も見どころです。
そしてトレヴィの泉で最も有名なのは、コインの伝説。
後ろ向きに1枚投げるとローマに戻ってくることができ、2枚だと大切な人と永遠に一緒にいられ、3枚だと恋人や結婚相手と別れられるという願いが叶うというもの。
映画の舞台にもなったこの場所で、あなたは何を願いコインを投げるのでしょう。
Fontana di Trevi(トレヴィの泉)
住所:Piazza di Trevi, 00187 Roma RM
電話番号:ー
営業時間:ー
定休日:ー
入場料や利用料:ー
URL:http://www.turismoroma.it/cosa-fare/fontana-di-trevi?lang=en
帰国してもイタリアを感じるお土産
太陽と青い海、そして陽気な音楽が聞こえてきそうなイタリアの街。
数々の歴史をもとに、芸術・ファッション・グルメの最先端をいく国としての魅力はいつになっても色あせないものです。
イタリアのお土産はまだまだ紹介しきれないものばかりなので、旅のついでに自分好みのお土産を探してみるのもいいですね。