- フォーマルやカジュアルなど種類が色々あるドレスコードってなに?
- ドレスコードでカジュアルが指定されるのはどんな時?
- 軽装不可?ドレスコードのカジュアルと普段のカジュアルの違いは?
- ドレスコードのカジュアルは2種類ある!
- ドレスコード:カジュアルエレガンスのポイント【男性編】
- ドレスコード:カジュアルエレガンスのポイント【女性編】
- ドレスコード:スマートカジュアルのポイント【男性編】
- ドレスコード:スマートカジュアルのポイント【女性編】
- ドレスコードがカジュアルだった時のおすすめの髪型は?
- ドレスコードがカジュアルだったらユニクロやGUでも揃えられる?
- ドレスコードのカジュアルは小物や靴を上手に使おう!
- ドレスコードのカジュアルを極めてワンランク上の大人に
フォーマルやカジュアルなど種類が色々あるドレスコードってなに?
そもそもドレスコードって何?
という疑問を持っていても、なかなか人には聞きづらいし、調べてもよくわからない……
ドレスコードとはいったい何なのか?
どんな種類があるのか?
おさらいしておきましょう。
ドレスコード | 服装(男性) | 服装(女性) | |
---|---|---|---|
フォーマル(正装) | 慶事・弔事共に最も格式高い正礼服。主に婚礼の新郎新婦・公的行事や式典の主催者・葬儀喪主が着用。 | 【昼】モーニングコート 【夜】タキシード・燕尾服 【和装】第一礼装(黒紋付羽織袴) | 【昼】アフタヌーンドレス 【夜】イブニングドレス 【和装】第一礼装(留袖・振袖) |
セミフォーマル (準礼装) | 正装の次に格式高い服装。 結婚式・披露宴の参列親族やパーティーの主賓等。 | 【昼】ブラックスーツ・ディレクタースーツ 【夜】タキシード 【和装】第二礼装(色紋付) | 【昼】セミアフタヌーンドレス 【夜】カクテルドレス 【和装】第二礼装(色留袖・訪問着) |
インフォーマル(略礼装・平服) | 正装とカジュアルの中間。格式にこだわらない披露宴や二次会などで用いられる装い。「平服で」と指定の場合も含まれる。『スマートエレガンス』・『カジュアルエレガンス』・『スマートカジュアル』も含む場合がある。 | ダークスーツ・ブラックスーツ | ワンピーススーツ・スカートスーツ・ワンピース&羽織もの 【和装】一つ紋色無地・附下) |
スマートエレガンス | 高級ホテルやレストランで指定されるドレスコードで最も格式高い。上品で礼装に近い装い。カジュアルウェディングや二次会などでも着用される。 | フォーマルに近いダークスーツ | 上品でドレッシーな服装 |
カジュアルエレガンス | 格式高いホテル・レストランで多く見られる、品のある服装。スマートエレガンスより、ややカジュアルでもOK。 | ダークスーツ | 華やかなワンピースに羽織・ジャケット等 |
スマートカジュアル | きちんとした身なりでありながら、上品で華やかさを感じる服装。 | スーツではないジャケット・パンツスタイル | ワンピース・スカート&ブラウス |
カジュアル | 清潔感のある上品なスタイル。※Tシャツ・デニムはNG | ジャケットスタイル | 上品なスタイル |
結婚式やパーティー、ホテルのレストランなどでよく目にするドレスコードとは、服装の格式を指定するものです。
会場の雰囲気を損なわないように、その場所や時間に相応しい服装を身に着けるようにという服装のマナーです。
ドレスコードには様々な区分がありますので、今後のために、覚えておくと良いでしょう。
それでは、フォーマルからインフォーマルまでそれぞれ詳しく見てみましょう。
ドレスコード①:フォーマル(正装)
フォーマル(正装)のドレスコードが求められるシーンは次の通りです。
- 結婚式・披露宴での新郎新婦・両家の両親・主賓
- 格調高い式典・パーティー
- 葬儀の喪主
フォーマルのドレスコードが求められる場合、昼と夜で服装が異なりますので、参加する会がどの時間帯になるのかよく確認してから服装を決めましょう。
ドレスコード フォーマル(昼):《男性》モーニングコート
モーニングコートは昼の正礼装で朝から午後6時までの日が出ている時間帯の装いを示すドレスコードで用いられます。
フロックコートの前裾を短くし、後ろを長く斜めにカットしたモーニングジャケットを着用します。
慶事の場合はシルバーグレイのベスト、白黒ストライプの結び下げタイを、弔事の場合は黒のベストに黒無地のタイを使用します。
ボトムスには縞のスラックスを着用するのが特徴です。
ドレスコード フォーマル(昼):《女性》アフタヌーンドレス
アフタヌーンドレスは、スカート丈がくるぶし丈もしくはロング丈であるドレスを指します。
露出が少なく、袖丈も七分袖以上の物を言います。
アクセサリーは控えめにし、大きな光物は避ける方が無難です。
羽織ものも、毛皮などはマナーに反するという場合が多いので、軽い素材のボレロやショールを着用するのが良いでしょう。
ドレスコード フォーマル(夜):《男性》タキシード・燕尾服
タキシードは夕方からの時間帯に着用する正礼装の一つ。
『ブラックタイ』と指定がある場合はタキシード着用を意味します。
黒や濃紺のタキシードジャケットと揃いのスラックスにベストを着用します。
白無地で胸元にプリーツやフリルが装飾されたシャツに黒の蝶ネクタイを合わせるのが正式です。
燕尾服は、『ホワイトタイ』の指定がある場合に着用する正礼装です。
その名称の通り、上着の裾が燕の尾のように分かれているのが特徴。
蝶ネクタイやベストの色は白で統一します。
ドレスコード フォーマル(夜):《女性》イブニングドレス
女性の夜の正礼服のイブニングドレス、またはイブニングガウンと呼ばれるドレスは、くるぶし丈以上丈感のドレスです。
胸元や背中を大きく露出していることがマナーとなるので、やや露出が多いのが特徴。
夜の正装では、豪華なアクセサリーを合わせて良いので、華やかな光物を身に着けて、エレガントでゴージャスな着こなしをしましょう。
ドレスコード フォーマル(和装):《男性》黒紋付き羽織袴
男性の第一礼装は、紋付きの長着に袴、紋付きの羽織を身に着ける黒紋付き羽織袴です。
黒紋付き五つ紋となると最も格式の高い礼装となりますので、結婚式や披露宴などでのお呼ばれ(招待客)の場合は、着用しない方が良いでしょう。
ドレスコード フォーマル(和装):《女性》留袖・振袖
既婚の場合は留袖が第一礼装になります。
黒地に裾模様、染め抜きの五つ紋が入った黒留袖が既婚女性の礼装で最も格式高い礼装です。
黒以外の色で染められている色留袖は、黒留袖に準ずる礼服で、未婚・既婚に関わらず着用出来ます。
五つ紋であれば、黒留袖と同格とみなされるので、結婚式・披露宴での親族の装いとしても使われます。
未婚女性の場合、振袖が第一礼装です。
見た目も華やかで、祝いの席では喜ばれる装いです。
弔事の場合は、地紋が入っていない無地の黒喪服が第一礼装です。
ドレスコード②:セミフォーマル(準礼装)
セミフォーマルとは、フォーマルの次に格式が高いドレスコードで、準礼装とも言います。
セミフォーマルが求められるシーンは主に以下の場合です。
- 結婚式・披露宴の参列
- 入学式・卒業式
- 高級レストラン・ホテルでの行事
こちらのドレスコードも、昼と夜では装いが異なるので、ご注意ください。
ドレスコード セミフォーマル(昼):《男性》ブラックスーツ・ディレクターズスーツ
男性の昼のセミフォーマルは、ブラックスーツを着用するのが一般的です。
略礼装と捉えられる場合もありますが、一般の参列者・参加者はセミフォーマルを求められるシーンでは、ブラックスーツがいいでしょう。
ブラックスーツと黒のダークスーツは混同されがちですが、ブラックスーツは生地に厚みがあるしっかりしており、色も濃い黒となっています。
ブラックスーツであれば、昼夜問わず用いることができますので、結婚式・披露宴など時間帯が昼から夜にまたがる場合も安心です。
また、ネクタイの色を変えることで慶事・弔事どちらにも使用できますので冠婚葬祭用に準備している方も多いでしょう。
一方、パーティーの主催者や正賓・主賓のような立場のある招待客、親族など、一般の招待客とは異なる場合着用したいのがディレクターズスーツ。
黒のショート丈ジャケットとストライプ柄のコールズボン、ウェストコートのセットとなっています。
モーニングコートの丈を短くしたようなスタイル、と想像していただくと良いでしょう。
ドレスコード セミフォーマル(昼):《女性》セミアフタヌーンドレス
女性の昼のセミフォーマルは、セミアフタヌーンドレスです。
セミアフタヌーンドレスとしては膝下丈で露出を控えるのがマナー。
おすすめは、長め丈のカクテルドレスにジャケットやボレロなどの羽織ものを合わせ、羽織を脱いで華やかなアクセサリー付ければ夜のドレスコードに合うカクテルドレスとして使えるドレスを着用する方法です。
羽織ものを変えることで、雰囲気も色々演出出来ますので、お堅い席から華やかな席までアレンジできますよ。
ドレスコード セミフォーマル(夜):《男性》ブラックスーツ・タキシード
夜のドレスコードとしてブラックスーツも良いですが、華やかな場面であればタキシードを着用するのもおすすめ。
正礼服のドレスコードでも着用できるタキシードですが、ネイビーやグレーなどの色味にしてみたり、ストライプの地柄で遊び心を加えたりすると、より一層素敵な装いになりますよ。
ただし、主賓や親族がタキシードを着用しない場合、一般招待客はブラックスーツやダークスーツなど略礼装の装いにドレスコードのランクを落とすのがいいでしょう。
ドレスコード セミフォーマル(夜):《女性》カクテルドレス
女性の夜の準礼装カクテルドレス。
パーティーや結婚式・披露宴などで求められるドレスコードとして、良く知られています。
スカート丈は、膝丈からやや短めでもOKで、ノースリーブやベアトップなど、肌の露出少しあるのが特徴です。
ドレスコード セミフォーマル(和装):《男性》色紋付き羽織袴
男性の和装準礼装は、色紋付き羽織袴です。
紋の数は五つ紋か三つ紋となります。
正礼装の黒紋付き羽織袴より格式は下がりますが、五つ紋の色紋付き羽織袴は正礼装としても用いることができる格式高い装いです。
近年、成人式などで色紋付き羽織袴を着用する成人が多くなってきていますが、あまり派手な色のものは正式な場での装いとして相応しくありませんので、灰色や紺、茶色、白色などといった際は落ち着いた色味を選ぶようご注意ください。
セミフォーマル(和装):《女性》色留袖・訪問着・振袖
和装の準礼装として用いられるのが色留袖と訪問着です。
どちらも未婚・既婚問わず着ることの出来る準礼装です。
正礼装としても用いられる色留袖ですが、和装は紋の数によって格式が変化するため、三つ紋・一つ紋付は準礼装として用いることが多いです。
同様に、訪問着も準礼装として一般的に多く着られています。
振袖の袖を短く仕立てて訪問着とすることもあり、華やかな席でも好まれる装いです。
未婚女性の場合、準礼装のドレスコードの場合も正礼装にあたる振袖を着用することが可能です。
ドレスコード③:インフォーマル(略礼装)
インフォーマルとは、非公式・略式を指す言葉です。
ドレスコードでインフォーマルを指定される場合、以下のようなシーンをイメージください。
- カジュアルウェディング
- ホテルやレストランでの食事
- 上司や目上の方へのご挨拶
インフォーマルは、日常生活で意外と用いられるドレスコードです。
インフォーマルを求められる場合、「平服でお越しください」と指定される場合もあります。
近年では、インフォーマルに後述の『スマートエレガンス』『カジュアルエレガンス』『スマートカジュアル』を含む場合もあります。
ドレスコード インフォーマル:《男性》ダークスーツ・ブラックスーツ
ダークスーツとは、黒・紺・ダークグレイなどの暗い色のスーツの総称です。
ダークスーツの黒とブラックスーツを混同してしまう場合もありますが、ダークスーツの黒は準礼装として相応しくありませんのでご注意ください。
略式を意味するインフォーマルですが、インフォーマルのドレスコードが指定される場合、全体の雰囲気としてはフォーマルの場面に近いことが多いので、ポケットチーフやタイなどでアクセントを付ける程度にオシャレ感を演出するに留めておくといいでしょう。
ドレスコード インフォーマル:《女性》ワンピーススーツ・スカートスーツ・ワンピース+ボレロ
女性のインフォーマルでは、ワンピーススーツやワンピースに羽織ものを着たスタイルがおすすめ。
フォーマルやセミフォーマルよりは格式が下がるドレスコードですが、基本的にはフォーマルな場面で着ても大丈夫だと思われる装いをするのがおすすめ。
ワンピースにジャケットを合わせたスタイルや、スカートスーツ、柄物のワンピースなどもインフォーマルとして着用出来ます。
また、最近ではパンツスタイルのオールインワンドレスもインフォーマルとしてよく使われますので、パンツスタイルがお好みの方にも嬉しい所。
和装の訪問着や附下などもインフォーマルのドレスコートとして用いることができますが、参加する会や招待者の雰囲気によっては、格式が合わずに浮いてしまう可能性がありますので、事前に主催者や主団体に確認するのが良いでしょう。
ドレスコード④:スマートエレガンス
インフォーマルとカジュアルの間にあたるドレスコードにスマートエレガンスというものがあります。
スマートエレガンスが求められるシーンは次の通りです。
- 結婚式の二次会
- 高級ホテル・レストランでのディナー
高級レストランやホテルディナーで指定される場合が多いドレスコードで、セミフォーマルよりやや軽さを感じる装いとなります。
男女ともに、インフォーマルとの境は曖昧ですので、もしスマートエレガンスをドレスコードとして指定されている場合は、インフォーマルの装いをしていくのが無難でしょう。
ドレスコード スマートエレガンス:《男性》ダークスーツ
スマートエレガンスでもおすすめなのがダークスーツ。
ビジネスシーンでも使われるダークスーツですが、ネクタイやポケットチーフ、ベストなどの小物を工夫するとより華やかな印象に。
カジュアル感のあるシーンでは、紺やグレーなど少し明るめの色や、ストライプ柄・チェック柄などを取り入れると、より素敵でおしゃれなスタイルになりますよ。
ドレスコード スマートエレガンス:《女性》上品でドレッシーな服装
スマートエレガンスのドレスコードは、基準が曖昧で分かりづらい所があるかと思います。
というのも、人によって”ドレッシー”の基準がまちまちであるためです。
もし、ドレスコードでスマートエレガンスを指定された場合は、フォーマルな場面でも着られる上品なドレスを選ぶといいでしょう。
ドレスコードでカジュアルが指定されるのはどんな時?
フォーマル(正礼装)からインフォーマル(略礼装)までのドレスコードをおさらいした所で、いよいよ本題のドレスコードカジュアルについて詳しく見てみましょう。
ドレスコードでカジュアルが指定されるシーンとして、以下のような場合が多く見られます。
- 結婚式の二次会
- ホテル・レストランで食事
- 会社のパーティー
格式張らない上品な格好が好ましい場合、『カジュアル』と指定されることがあります。
カジュアルと聞くと、普段着の様なイメージをしてしまう方もいるかもしれませんが、ドレスコードでカジュアルを指定された場合、普段のカジュアルとは異なりますので、ご注意ください。
軽装不可?ドレスコードのカジュアルと普段のカジュアルの違いは?
ドレスコードのカジュアルと普段のカジュアルでは、まったく意味が違ってきます。
ドレスコードを指定するということ自体が、普段着ではない装いを求めているということ。
そのため、ドレスコードでカジュアルの文字があるからと言ってTシャツ・Gパンのようなラフな格好が許される訳ではありません。
ドレスコードのカジュアルとは、インフォーマルの形式に則った、格式張らない綺麗めの装いを指しています。
次の項では、ドレスコードのカジュアル2種類を詳しく見ていきましょう。
ドレスコードのカジュアルは2種類ある!
ドレスコードでカジュアルを指す場合、主に2種類のスタイルに分けられます。
- カジュアルエレガンス
- スマートカジュアル
この2つは、はっきりとした違いがないため、混乱する方も非常に多いですが、あまり気にしないで大丈夫です!
押さえておくポイントとしては、共通して『上品でその場の雰囲気に合っているかどうか』。
それぞれどのようなシーンで用いられるのか見てみましょう。
カジュアルエレガンス
カジュアルエレガンスは、インフォーマルやスマートエレガンスよりややラフ感はあるものの、比較的フォーマル感を感じる装いです。
”エレガントカジュアル”と言う場合もあり、最近エレカジコーデとビジネスシーンや普段の装いでも取り入れられているファッションとなっています。
格式が高いホテルやレストランのドレスコードとして定められている場合が多いので、「ちょっと良いホテルでお食事をする」という場合は、調べて確認しておくのがおすすめです。
スマートカジュアル
スマートカジュアルとは、きちんとした身なりで上品な装いのこと。
ドレスコードとしては曖昧なニュアンスで迷いやすいですが、イメージとしては、お出かけ用のちょっと上品な普段着。
カジュアルエレガンスよりも、よりカジュアルなスタイルがOKですので、逆にあまり肩ひじ張ったスタイルですと浮いてしまう可能性がありますので要注意。
ドレスコード:カジュアルエレガンスのポイント【男性編】
男性のカジュアルエレガンスでオススメのアイテム例は以下のアイテムです。
- ダークスーツ
- ライトカラーのスーツ
- チェック・ストライプ・ドットなど柄もののシャツ
男性のカジュアルエレガンスは、格式が高めなシーンでも見栄えが良い、上質で品のあるスタイルです。
基本、ダークスーツやライトカラースーツを着用し、小物や着こなしでカジュアル感を演出するのがワンランク上のオシャレ感を感じさせることができます。
カジュアルエレガンスは、スマートエレガンスと比べるとやや格式が下がりますが、ほとんど違いはないと言っても良いでしょう。
ジャケットとスラックスは、上下揃いのものがベターで、ネクタイも着用しておきましょう。
コーディネートが不安な方は、オーソドックスなダークスーツに柄もののシャツなどを合わせてほんの少しだけカジュアル感を出してあげるのもおすすめです。
ドレスコード:カジュアルエレガンスのポイント【女性編】
おすすめのアイテムとしては次の通りです。
- 柄物やレースのワンピース
- パンツドレス
- ジャケット・ボレロ・カーディガン
などを合わせるスタイルがいいでしょう。
イメージとしては、ちょっと余所行きのオシャレ。
カジュアルエレガンスは、少しドレッシーで上品な雰囲気の服装ですので、ワンピースに羽織ものやジャケットを身に着けた服装がおすすめです。
ドレスコード:スマートカジュアルのポイント【男性編】
- ジャケット
- チノパンやスラックス
- 清潔感のあるインナー
男性のスマートカジュアルは、清潔感のある上品でジェントルマンな雰囲気がある装い。
イメージとしては、イタリア男性のジャケットスタイル。
ノーネクタイのスタイルでもOKなスマートカジュアルは、シャツではなく清潔感のあるニットやカットソー素材のインナーを合わせても素敵です。
ドレスコード:スマートカジュアルのポイント【女性編】
- 綺麗めのワンピース
- ブラウス+スカート
- カーディガン
ブラウスにスカートを合わせるなど、いわゆるコンサバ系のコーディネートがおすすめ。
上司や目上の方にご挨拶をするような時でも着られる、上品で清楚なお嬢様コーディネートなら、どこでも通用します。
ラフになりすぎなければ、カットソーやニットなども合わせてOK。
パンツスタイルでも大丈夫ですが、スキニーパンツや綿パンツはカジュアルアイテムに見られがちですので、生地感を考えてきちんと感のあるパンツを選びましょう。
ドレスコードがカジュアルだった時のおすすめの髪型は?
ドレスコードでは、髪型も重要なポイントです。
せっかく素敵な装いを着こなしていても、相応しくない髪型では台無し。
そうならないよう、男女それぞれ、おすすめの髪型をご紹介していきましょう。
おすすめの髪型【男性編】
男性は、ビジネスシーンでも好まれる清潔感のある髪型がおすすめ。
前髪や襟足が長すぎたり、髪全体の量が多すぎたりしない、すっきりとした髪型がいいでしょう。
ギチギチに固めた髪型は良くありませんが、ワックスやジェルなどで、軽く毛先を軽く抑えてまとめると、清潔感がありつつ上品な装いにマッチします。
おすすめの髪型【女性編】
女性の場合、肩より長いミディアムからロングの場合は、ハーフアップやアップスタイルなどに綺麗にまとめると上品に演出出来ます。
ショートやボブの長さの場合は、編み込みを加えたり、カチューシャやコームで華やかさをプラスしたり、と工夫することで、装いに合った素敵なヘアスタイルにすることができますよ。
ドレスコードがカジュアルだったらユニクロやGUでも揃えられる?
プチプラアイテムの王道ブランドとして有名なユニクロやGU。
実は、ユニクロ・GUでも、アイテムを上手く活用すればドレスコード カジュアルに使えるんです!
メンズの場合
カジュアルとは言え、ジャケットは必須。
ユニクロやGUには、ビジネスマン向けにジャケットやワイシャツのラインナップも豊富。
オーソドックスにジャケットとパンツの組み合わせで、インナーをチェックのシャツにするなど、アレンジを加えてもオシャレな着こなしになりますよ。
レディースの場合
全体的に、素材感がカジュアルの素材が多いユニクロ・GUのアイテム。
ドレスコードに合うよう、長めのスカートを合わせたり、重めの色や素材感にしたりと工夫すると良いでしょう。
シンプルなアイテムが多いので、足元やアクセサリーで少し華やかさをプラスしてあげると、全体の雰囲気もエレガントに演出出来ます。
ドレスコードのカジュアルは小物や靴を上手に使おう!
トータルコーディネートの面で大事になってくるのは小物使い。
せっかくオシャレな装いなのに、小物で台無しになってしまうことも。
そうならないために、おすすめの小物や靴とNGアイテムをご紹介します。
ドレスコード カジュアル:おすすめの小物
ドレスコード カジュアルでおすすめのアイテムはこちらの3点。
- バッグ
- 時計
- スカーフ・ストール
これらのアイテムは、男女ともに組み合わせて雰囲気が色々変えられるので、カジュアルドレスコードに取り入れてみてはいかがでしょうか。
男女別でご紹介していますので、このも選びの参考にぜひ使ってみて下さい。
バッグ
男女ともに、バッグは非常に大事です。
あまり大きすぎるバッグは、カジュアルシーンでも好ましくありません。
男性の場合、バッグは必需品ではありませんが、長財布や携帯電話がポケットからはみ出してしまうのは、あまりスマートではありません。
そういった場合は、クラッチバッグやA4サイズ程度のバッグを持っていきましょう。
女性の場合は、小さめのハンドバッグやショルダーバッグがおすすめ。
上品で大人っぽいデザインを選んでおくのがいいでしょう。
素材感は、革やツイードのようなフォーマルの場合も使えそうな素材のバッグがおすすめです。
時計
時計もれっきとしたファッションアイテムの一つです。
せっかくの装いにプラスチック製のスポーツウォッチではもったいない!
高級ブランドを付ける必要はありませんが、派手すぎないデザインでバンド部分は革か金属のタイプを付けるのがおすすめです。
スカーフ・ストール
スカーフやストールというと、女性のイメージが強いかもしれませんが、男性でも首元にスカーフを差し込むとオシャレな着こなしになります。
もちろん女性の場合も、スカーフやストールをちょっと身に着けるだけで、上品な雰囲気が増します。
身に着けるだけでなく、バッグに装飾品として付けるのも、オシャレ感がアップしますので、お試しあれ。
いつも同じような組み合わせでマンネリしている方は、スカーフもファッションの一部として取り入れてみてはいかがでしょうか。
ドレスコード カジュアル:おすすめの靴
男性のおすすめは、やはり革靴。
カジュアルエレガンススマートカジュアルをドレスコードとして指定しているホテルやレストランでは、カジュアルスタイルでも革靴を着用していくのがマナーです。
女性の場合、パンプスがおすすめです。
ミュールやハイヒールサンダル可の場合もありますが、ドレスコードが指定されているシーンでは例外的な場合を除いて基本的に生足がNG。
そのため、ナチュラルストッキングを履いたとき足先が見えてしまう靴は避けた方がいいでしょう。
NGアイテム
- サンダル
- スニーカー
- 派手すぎるアクセサリー
これらのアイテムは、身に着けるだけでカジュアルとみなされる場合があります。
ドレスコードを指定しているホテルやレストランの中には、注意書きを”サンダル・スニーカー不可”としていることも多いです。
また、派手すぎるジャラジャラしたアクセサリーもやはりカジュアル感が強いので、その場の雰囲気にそぐわない場合が多いため、身に付けない方が良いでしょう。
ドレスコードのカジュアルを極めてワンランク上の大人に
ドレスコードは、自分だけではなく周囲の雰囲気や空間を大切にするという思いやりの気持ち。
一緒に過ごす相手だけではなく、同じ空間を共有する全員に対する気遣いがマナーという形となって表れています。
カジュアルのドレスコードでも、その思いは一緒です。
「相手と親密になりたい」「同じ空間をざっくばらんに過ごしたい」そんな気持ちをぜひファッションにしてみて。
これを機に、カジュアルを極めてひと味違ったワンランク上の大人を目指しましょう。