【機内食の前に】シンガポール航空とは?
シンガポール航空は、シンガポールの玄関口チャンギ国際空港を拠点にし、アジア、北米、ヨーロッパへ毎日多くの便数を運航している航空会社です。
またイギリスのスカイトラックス社による航空会社格付けでザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ(The World's 5 Star Airlines)の認定を受けているエアラインので、接客などにおいても心地よいおもてなしをしていただけるので安心したフライトを楽しめます。
シンガポール航空には、ファーストクラス、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスの他に、エアバスA380のみスイートクラスが提供されています。
シンガポール航空では、すべてのクラスでプライベートな空間を設計されており、長時間のフライトでも疲れを感じることを軽減できるような座席を採用しています。
またビジネス、ファーストクラスを利用することでよりフライトの疲れを感じることなく、到着地に着いてからアクティブに行動できるようにゆったりと機内で過ごせるように配慮されています。
また最新の大型機材を積極的に採用することでエコノミークラスの座席も広めに確保でき、様々なクラスを提供できるので、更に快適な空の旅を楽しめるのもシンガポール航空の強みと言ってよいでしょう。
日本からは成田、羽田、大阪国際、関西国際、那覇、中部国際、広島、福岡空港がシンガポール航空が運行している路線で、日本とシンガポールまで直行で約6時間ほどで到着できるので大変便利です。
シンガポール航空の機内食はエコノミークラスでも豪華!
機内食は冷たいイメージやあまり美味しくないという声も聞かれますね。
その点、シンガポール航空のエコノミークラスの機内食はとても豪華でおいしいと好評です。
他の航空会社のキャビンクルーも機内食NO.1で選ぶ機内食はシンガポール航空が断トツと言われているほどです。
それではシンガポール航空のエコノミークラスの機内食をみてみましょう。
エコノミークラスの機内食の内容
シンガポール航空のエコノミークラスの機内食は到着地や便、朝食、昼食、夕食とメニューを変えており、日本発着便の機内食は、和食か洋食かを選ぶことができるようになっています。
シンガポール航空の機内食の和食は大変おいしいということで知られています。
またシンガポール航空の機内食のメニューは1~2か月ほどで変えたり、減圧室で調理をすることで味付けを微妙に変えるなどのこだわりを持っているのでよりおいしさを持続できるように常に工夫をしているエアラインです。
また2019年始まったばかりですが、テーマは「日本の家庭の味」というコンセプトに基づいて日本発のフライトで提供しています。
例えば朝食はオムレツのクリームチーズ・ソース、チキンソーセージ、ブロッコリーとパセリポテト添え、チェリートマト。
軽食では銀座木村屋クリームメロンパンか飾り稲荷ずしのどちらかを選べます。
昼食はポークとビーフの合いびき肉ハンバーグステーキと野菜とローストポテト大変豪華ですね。
空の上でも温かい日本の家庭の味を味わってもらいたいというおもてなしの心遣いが伝わりますね。
ドリンク類も種類豊富
シンガポール航空のエコノミークラスのドリンクは豊富なことで知られています。
ノンアルコールもジュースは各種取り揃えており、紅茶や緑茶も提供可能。
アルコールは特に豊富で厳選された赤ワイン、白ワインやカクテル、ウイスキー、コニャック、ビール、ウォッカやジンもあります。
またシンガポール航空ではシンガポールスリングも味わえると乗客からも好評です。
シンガポール航空のファーストクラスやビジネスクラスの機内食はまるで高級レストラン!
エコノミークラスも大変味が良いことで知られているシンガポール航空の機内食。
ファーストクラスやビジネスクラスではとても機内食とは思えないほどの料理が味わえると言われています。
それではそれぞれのクラスの機内食をみてみましょう。
ファーストクラスの機内食
シンガポール航空では、世界中から集められた著名な料理人が「インターナショナル・カリナリ・パネル」に創作料理を出発の24時間前まで予約することができる「ブック・ザ・クック」を利用できます。
またファーストクラスは、アラカルトから始まるフルコースのメニューを堪能できます。
ファーストクラスやスイートは、35インチ幅の広い座席は、最高級レザーの高質なマホガニー仕上げ。
よりプライベートな空間はラグジュアリーホテルのレストランを思わせるような極上なサービスはファーストクラスでしか味わえませんね。
ここで成田発のファーストクラス機内食を見てみましょう。
子羊のあばら肉ヨーグルトソースと野菜のソテー、ロブスター・テルミドール、ズッキーニのバターソテー、ニンジン、ピラフとパプリカ、鰹のたたきと舞茸 ハーブ風味のトマトソース、イカとベビーリーキなど贅を極めた食事が提供されます。
素晴らしいの一言に尽きますね。
ビジネスクラスの機内食
シンガポール航空のビジネスクラスの機内食は、もはや機内食ではなく、レストランでのお食事そのものです。
ビジネスクラスの機内食もファーストクラス同様、「インターナショナル・カリナリ・パネル」を予約できる「ブック・ザ・クック」が利用することができます。
ゆったりとしたビジネスクラスのシートに座り、テーブルウェアをされ、客室乗務員が盛り付けをしてくれる陶器の器で味わう機内食は格別です。
例を挙げると、成田発のビジネスクラスの機内食は、海鮮ブイヤーベースとスパゲッティや牛ヒレ肉のグリル バジルペスト、ちらし寿司、マグロのグリル 酢味噌添え、鰻の蒲焼、醤油ラーメンなどの和洋中華、バリエーション豊かな料理が揃っているので食事を堪能できます。
アルコールも種類豊富
毎年シンガポール航空は、オールドワールド、ニューワールドそれぞれの白、赤ワインを世界を代表する3人のワインソムリエを迎え、ワインのテイスティングをし、厳選されたワインを楽しめるように実施しています。
シンガポール航空に幼児用の機内食はある?
シンガポール航空には幼児用の機内食もあり、内容も充実していると好評です。
それでは幼児用機内食を見てみましょう。
幼児用機内食
シンガポール航空では、シンガポールクアラルンプール間の便を除いて、全ての便で子供用の機内食を提供しています。
ベビーミールは、1歳未満の乳幼児向け、3つ(主食、野菜、デザート)の瓶詰ベビーフード(1瓶およそ80~100g)。
ポスト・ウィーニングミールは1~2歳までの幼児向け。
ベビーミールより量が多く、噛みやすく食べやすく、消化が良い食事になっています。
チャイルドミール・フォー・インファントは、2歳未満の幼児向け、量もベビーミールよりは多め、柔らかく食べやすくなっています。
チャイルドミールは2~7歳までの子供向けメニュー。
大人向けよりも少量で子供の好みに沿ったメニュー展開になっているので、噛みやすく食べやすいと好評です。
またスイート、ファースト、ビジネスクラス利用の2~11歳の子供向けにシンガポール航空独自の機内食サービス「ヤミー!」を提供しています。
また紙おむつ、ウェットティッシュ、使い捨て用エプロン、取り分け容器などの利用もできます。
ただし、数に限りがあるので、持参するなど準備をすると安心ですね。
予約方法
幼児用機内食は子供向けにアレンジされた特別なメニューになるので、フライトの24時間前までにはシンガポール航空コールセンタやツアーを予約した旅行会社、オンラインサイトなどで別途予約が必要になりますのでご注意ください。
シンガポール航空に特別機内食はある?
シンガポール航空は、様々な特別機内食を取り揃えていることでも知られています。
宗教食やアレルギー対応の特別メニューも提供しています。
ベジタリアン機内食の内容
他の航空会社でもベジタリアン用機内食を提供していますが、シンガポール航空は美味しいことで定評があります。
ベジタリアン用機内食には3種類あります。
- インド系ベジタリアン機内食
- コーシャ系(ユダヤ教)ベジタリアン機内食
- モスレム系(イスラム教)ベジタリアン機内食
他にも、宗教ではなく、ビーガン食やベジタリアンの方用の機内食を提供しています。
また病気療養中の方の食事制限などがある方にも併せた健康食を機内食として提供することもできます。
アレルギーなどの特別機内食
現在エコノミークラスでは、スナックとしてえんどう豆やクラッカーなどのスナックパックをお食事前に提供しています。
スイート、ファースト、ビジネスクラスではナッツのスナックやサテイ(グリル肉にピーナッツソースを添えた料理)を提供することもあります。
ナッツ(アーモンド、クルミなど)を含む、ナッツ・フリー・ミール(NFMLA)を希望の場合は出発の2日前までにシンガポール航空コールセンターかツアー申込の旅行会社に連絡をしましょう。
他に肉が食べられない方用のシーフード機内食もあります。
予約方法
確実にベジタリアンミールを予約するためには、オンラインや空港のチェックインカウンターなどで出発3時間前までに手続きをする必要があるので注意が必要です。
事前予約を忘れてしまったときは、シンガポールは多民族国家の為様々な宗教の方が多く利用するため多めにベジタリアンミールを用意していますが、
特別機内食は宗教やベジタリアンのため特別なメニューになるので、ベジタリアンミールは数に限りがあります。
客室乗務員に機内に入ってからベジタリアンミールがあるかどうか確認をしてみましょう。
【機内食以外も】シンガポール航空は質の高いサービスも評判!
シンガポール航空はサービスの良さでも大変好評です。
シンガポール航空の制服は、フランスのデザイナー、ピエール・バルマンによってシンガポールの民族衣装サロンケバヤを取り入れたもの。
色鮮やかで美しい刺繍があしらわれている制服はシンガポール航空の見所ともいえます。
またシンガポール航空の客室乗務員の美貌は有名ですが、気さくに笑顔で接してくれると一流のサービスが受けられることで知られています。
どんなに食事や機材が素晴らしくても乗客とフライトの時間接する機会が多いのがやはり客室乗務員ですね。
皆さんテキパキ仕事をこなしながらも、どんな状況でお願い事をしても笑顔で対応してくれるので、一度シンガポール航空を利用するとまた利用したくなると誰しも口を揃えて話すほど。
それほど定評のサービスを受けてみたいですね。
また機内で配られるおしぼり、客室乗務員の方や機内はシンガポールの国花のオーキッド(蘭)の香りが漂い、気分よく過ごせます。
他にもシンガポール航空ではマイレージサービス「クリスフライヤー」を提供しており、様々なサービスを受けることができます。
スターアライアンス加盟の航空会社はシンガポールの他に、ANA,ユナイテッド航空などがあり、こちらを利用した際もクリスフライヤーのマイレージを貯めることができるのは嬉しいですね。
貯めたマイレージはショッピングにも利用できる他、座席アップグレードなどに利用できます。
こちらのカードは無料で作れるので、おすすめです。
シンガポール航空の機内食が美味しいと人気!おすすめメニューも紹介のまとめ
今回はシンガポール航空の機内食を中心にお伝えしました。
シンガポール航空は2018年度のザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズで見事中東のカタール航空を抑え1位に輝いた航空会社。
次の旅行の際にはぜひ満足度の高いおもてなしと美食の機内食を味わえるシンガポール航空の空の旅を選んでみてはいかがでしょうか?