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2019/01/27

芦ノ湖の海賊船で箱根観光!料金や時刻表、乗り場までの行き方は?

神奈川県の箱根町にある湖、芦ノ湖は有名な観光スポットです。
そしてここには海賊船をイメージして作られた船があり、観光客の目を引くものとなっています。

ではこの船にはどのような特徴があるのでしょうか?
今回は芦ノ湖の名物、海賊船の魅力についてお伝えしたいと思います。

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箱根の芦ノ湖にある海賊船ってどんな船?

海賊船に乗っている人たち

芦ノ湖の海賊船は「箱根海賊船」と呼ばれています。
この船の正式名称は「箱根観光船」で、運営は箱根観光船株式会社によって行われています。

海賊船の特徴は、何と言っても見た目が豪華であることです。
また造りがかなりリアルであるために、海賊になった気分を味わうことができます。

この船は子連れの家族から高い人気を得ています。
海賊船の乗り場は全部で3つ存在します。

そしてこの船は遊覧船のように芦ノ湖の景色をゆっくりと眺めるためのものというよりも、船乗り場まで乗客を運ぶ役割を果たす船です。
もちろん乗っている間は景色を楽しむことができますので、ご心配なく。

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芦ノ湖の海賊船はどんな種類があるの?

芦ノ湖の海賊船にもこの折り紙の船のように種類がある

芦ノ湖の海賊船の種類は3つです。
それらは以下の通りです。

  1. ロワイヤルⅡ
  2. ビクトリー
  3. バーサ

ではこの3種類の海賊船について見ていくことにしましょう。

ロワイヤルⅡ

海賊船のモデルとなったロワイヤル・ルイの母国、フランスの凱旋門

この船はフランス艦隊の旗艦とし18世紀に建造された「第一級戦艦ロワイヤル・ルイ」がモデルとなっています。
船内外の装飾のいたるところに、当時の第一級戦艦ロワイヤル・ルイの雰囲気が再現されています。

また2階の特別船室にはフランス文化を感じさせる装飾が施されていたり、船員の人形像やラット(舵輪)などがたくさん設置されているのも、この船の特徴です。

ビクトリー

海賊船のモデルとなったビクトリーの母国、イギリスの国旗を持つ人たち

芦ノ湖の海賊船、ビクトリーは、18世紀にイギリスで建造された、「戦艦ビクトリー」をモデルにしています。
この船は数々の歴史的な海戦で活躍したために、現在も記念艦として保存されています。

芦ノ湖の海賊船ビクトリーの色、そして内装は、戦艦ビクトリーの雰囲気を再現しています。
そのため戦艦ビクトリーについて知っている人は、海賊船ビクトリーに乗ると心が踊るはずです。

ちなみに内装はロワイヤルⅡに比べると、落ち着いた雰囲気を漂わせています。

バーサ

芦ノ湖の海賊船、バーサのモデルとなった船の母国、スウェーデン

17世紀に造られた「戦艦バーサ」は、今でも大切に保管されています。
この船は当時のスウェーデン国王、「グスタフ・アドルフ」によって建造されました。

そしてこの船をモチーフとして造られたのが、芦ノ湖の海賊船、バーサです。
この船の特徴は豪華な彫刻ですが、展望デッキに設置された見張り役の少年のオブジェや、ステンドグラスの天窓など、見どころ満載の船に仕上がっています。

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芦ノ湖の海賊船の航路は?周遊はできる?

正しい航路を進むためにコンパスを見る人

冒頭でも少し触れましたが、芦ノ湖の海賊船は船着き場を行き来する船です。
そのため湖を遊覧する目的で運航していません。

船の航路は3つの船着き場を順に巡るというものです。
しかし航路は独特であるために、最長で1時間の乗船が可能となります。

ちなみに航路は「箱根町港」、「元箱根港」、そして「桃源台港」の3つを周回する形となります。
箱根町港から元箱根港、そして桃源台港に向かうというコースで、桃源台港に着いた海賊船は、次に箱根町港に向かいます。

箱根町港から元箱根港までの所要時間は約10分で、元箱根港から桃源台港、そして桃源台港から箱根町港までは共に約25分となっています。
そして海賊船の航路は一方通行です。

つまり箱根町港から元箱根港までは約10分で到達できますが、元箱根港から箱根町港というルートの船はありません。
そのため箱根港から箱根町港に行くためには、桃源台港を経由しなければならず、60分もの乗船時間が必要となるわけです。

この状況を利用すれば、海賊船で芦ノ湖を遊覧した気分に浸れます。

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芦ノ湖の海賊船の料金は?インターネット割引も活用しよう!

海賊船のインターネット割引を利用する人

海賊船の乗船場所、そして料金は以下の通りです。

乗船場所 大人(片道) 小人(片道) 大人(往復) 小人(往復)
箱根町港から桃源台港 1,000円 500円 1,840円 910円
元箱根港から桃源台港 1,000円 500円 1,840円 910円
桃源台港から箱根町港 1,000円 500円 1,840円 910円
桃源台港から元箱根港 1,000円 500円 1,840円 910円

箱根町港、そして元箱根港から出る海賊船に乗る場合に、大人500円、小人250円の追加を支払えば、特別船室を利用することができます。
そして桃源台港から乗船する場合、特別室の利用料は大人770円、小人400円となります。

乗船料金に関してですが、様々なウェブサイトでは、乗船券の割引クーポンを配信しています。
そうしたものを利用すれば、お得な乗船が可能です。

クーポンサイトからはもちろんのこと、ある種のアプリのダウンロードの特典として割引クーポンがゲットできることもあります。
また会員特典としてクーポンがもらえることもあるために、何かの会員になっている人は、ウェブサイトなどでクーポンの獲得の有無をチェックできます。

割引率はそれぞれ異なりますが、少しでも安くなればお得であることには変わりありません。
また何人かで乗船する場合は、割引率が低くても大きな節約につながります。

そのためクーポンの有無は要チェックです。

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芦ノ湖の海賊船はお得なセット券もある!

芦ノ湖のお得なセットチケット

芦ノ湖をはじめとする箱根の観光地を巡るのにおすすめなのは、何と言っても「箱根フリーパス」です。
このパスは海賊船、箱根登山電車、箱根登山ケーブルカー、箱根ロープウェイ、箱根登山バス、観光施設めぐりバス、小田急箱根高速バス(指定区間)、そして沼津登山東海バス(指定区間)が乗り放題というセットチケットです。

有効期間は2日間、もしくは3日間です。
また海賊船と箱根ロープウェイの「1日乗り放題のセットチケット」も販売されています。

セットチケットは通常の料金で乗り物を利用するよりも価格が安く、それでいて何度でも乗ることができます。
またこのチケットを持っていれば、「桃源台ビューレストラン」「茶屋本陣 畔屋(cafe KOMON 湖紋)」「あしのこ茶屋」の 飲食代が5%割引に、そして箱根強羅公園、成川美術館、箱根関所入場料が割引されるという特典もあります。

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芦ノ湖の海賊船の乗り場はどこ?行き方は?

海賊船の乗り場まで行くの火必要な車と地図

先にも少し触れたように、海賊船の乗り場は3つです。
それぞれの乗り場は下記の通りです。

  1. 箱根町港
  2. 元箱根港
  3. 桃源台港

では、それぞれの乗り場へのアクセス方法を見ていきましょう。

箱根町港へのアクセス方法

箱根町から一番近くに存在する大きな駅は、小田原駅です。
ここにはJR線、小田急線、そして新幹線など、たくさんの電車が到着します。

そのため小田原を経由して、芦ノ湖の海賊船乗り場に向かうという人がたくさんいます。
小田原駅から箱根町港へ行く場合、「箱根登山バス」を利用できます。

まず駅の東口から、「関所跡経由箱根町行」に乗ります。
そのままバスに乗り続け、終点の「箱根町」で下車します。

その後、徒歩1分程で箱根町港に到着します。
箱根町港の近くには「箱根駅伝ミュージアム」や「箱根関所跡」といった有名なスポットがあるために、迷うことはないでしょう。

バスの小田原駅東口から箱根町までのバスの乗車時間は約55分で、料金は1,180円です。

元箱根港へのアクセス方法

小田原駅から元箱根港へ行くには、やはり「箱根登山バス」の利用が便利です。
箱根町港へ行く場合と同様、小田原駅東口から、「箱関所跡経由箱根町行」に乗ります。

約50分走り続けると、「元箱根港」バス停に到着します。
そこで下車すれば、船乗り場にたどり着きます。

料金は1,180円です。
バス停を降りたすぐのところに船乗り場があるために、迷うことはないでしょう。

また船乗り場周辺には有料駐車場があります。
そして少し離れた場所には無料の駐車場があるために、車でこの場所におちずれ、尚且つ駐車料金を節約したいという人は、ここを利用することができます。

桃源台港へのアクセス方法

桃源台港へもやはり「箱根登山バス」の利用がおすすめです。
小田原駅東口から「桃源台線 湖尻行」に乗り、「桃源台」バス停で下車します。

バスの乗車時間は約50分で、料金は1,230円です。
その他にもここには「箱根ロープウェイ」の「桃源台駅」があります。

そのため箱根ロープウェイで「早雲山駅」から桃源台駅に行き、そこから桃源台港へ行くというルートもあります。
加えて小田急箱根高速バスの発着所があるために、長距離バスでも来ることができます。

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芦ノ湖の海賊船の時刻表は?所要時間はどれくらい?

芦ノ湖までの所要時間を確認する人

海賊船の時刻表は以下の通りです。

箱根町港発

箱根町港発 元箱根港着 箱根町港発 桃源台港着
10:00 10:10 9:30 9:55
10:40 10:50 10:00 10:35
11:20 11:30 10:40 11:15
12:00 12:10 11:20 11:55
13:10 13:20 12:00 12:35
14:00 14:10 13:10 13:45
14:40 14:50 14:00 14:35
15:30 15:40 14:40 15:15
15:30 16:05
16:10 16:35
  • 桃源台港行は元箱根港経由(9:30発、16:35発の桃源台港行のみ直行)

元箱根港発

元箱根港発 桃源台港着 元箱根港発 箱根町港着
10:10 10:35 10:10 11:15
10:50 11:15 10:50 11:55
11:30 11:55 11:30 13:05
12:10 12:35 12:10 13:05
13:20 13:45 13:20 14:25
14:10 14:35 14:10 15:15
14:50 15:15 14:50 16:05
15:40 16:05 15:40 16:35
16:00 16:35 16:00 16:10
  • 16:00発の桃源台港行のみ、箱根町港を経由

桃源台港発

桃源台港発 箱根町港着 桃源台港発 元箱根港着
10:00 10:25 10:00 10:50
10:50 11:15 10:50 11:30
11:30 1155 11:30 12:10
12:40 13:05 12:40 13:20
13:20 13:45 13:20 14:10
14:00 14:25 14:00 14:50
14:50 15:15 14:50 15:40
15:30 16:05 15:30 15:55
16:10 16:35
16:40 17:05
  • 15:30の便は元箱根港を経由して箱根町港着

時刻表が示しているように、芦ノ湖の海賊船はかなりの頻度で運航しています。
そのため乗り遅れてしまっても、大きな問題とはならないでしょう。

コースによっては乗船する時間が長くなりますので、芦ノ湖をゆっくり眺めたいという人は、そのようなコースをチョイスすることができます。
また上記の表が示しているように、少数ではあるもののイレギュラーなルートを取る便もあります。

そのためこの点に関しては、事前のチェックが必要です。

<下に続く>

芦ノ湖海賊船のオリジナルグッズも!

芦ノ湖のお土産

芦ノ湖の海賊船グッツは、観光客に人気があります。
たとえば「箱根海賊船メタルマグネット」です。

海賊船の形にデザインされたマグネットで、お土産の定番品です。
海賊船が3種類あるのに伴い、マグネットの種類も3種類です。

また実用的な「海賊船ハンドタオルとフェイスタオルのセット」もおすすめです。
芦ノ湖と海賊船がデザインされており、取扱店舗でしか入手できない限定品となっています。

お土産には食べ物が一番と考えている人におすすめなのは「海賊船クッキー」です。
この商品はソフトクッキーの中にカスタードクリームが入ったクッキーです。

宝箱の形になっている箱もおしゃれで、お土産にはぴったりです。

<下に続く>

花火観覧船も運航!芦ノ湖の花火大会を海賊船から観覧しよう!

芦ノ湖の花火

芦ノ湖では夏の時期だけではなく、冬の時期にも花火が打ち上げられます。
たとえばクリスマスの花火や、二月に行われる節分祭奉祝花火大会などがあります。

そのためこのようなときに海賊船に乗り、花火を見ることもできます。
冬の時期は空気が澄んでおり、花火が非常にきれいに見えます。

しかし箱根町の冬は気温が低くなるために、船の上からの花火観覧には、厚着が必要です。
この点をしっかりと覚えておかなければ、寒さで花火どころではなくなってしまうでしょう。

言うまでもなく、夏の時期の花火は非常に盛り上がります。
「花火は大勢の人と盛り上がるもの」と考えておられる人は、夏の時期の花火をおすすめします。

<下に続く>

海賊船だけじゃない!箱根には芦ノ湖遊覧船も!

芦ノ湖の遊覧船

芦ノ湖には海賊船だけではなく、遊覧船もあります。
では遊覧船の航路や料金、そして乗り場について見ていくことにしましょう。

芦ノ湖遊覧船の航路

ここでは遊覧船の周遊コースについてお伝えしたいと思います。
まず、周遊コースは3つあります。

それらは30分周遊コース、40分周遊コース、そして70分周遊コースです。
後でご紹介しますが、遊覧船の乗り場は全部で4つあります。

「30分周遊コース」の航路は、箱根関所跡港で乗った場合、箱根関所跡港から元箱根港、箱根園港、そして湖尻港というルートを辿ります。
また元箱根港から出た場合、元箱根港から箱根園港、そして湖尻から元箱根港に戻ります。

「40分周遊コース」の航路は、箱根園港を出て、箱根関所跡港、そして元箱根港から箱根園港に戻ってきます。
最後に「70分周遊コース」ですが、湖尻港から出発して箱根園港、箱根関所跡港、そして元箱根港に行ってから湖尻港に戻るというルートを辿ります。

芦ノ湖遊覧船の料金

遊覧船の料金ですが、まず「30分周遊コース」は大人1,200円、小人600円です。
そして「40分周遊コース」は大人1,450円、小人730円で、「70分周遊コース」の料金は1,840円、小人920円となっています。

ちなみに15人以上の団体で訪れると、30分周遊コースのみ団体割引が適用されます。
この場合の料金は大人が1,080円で、中、高、大学生は840円になります。

そして小人は540円に値下げされます。

芦ノ湖遊覧船の乗り場

芦ノ湖の遊覧船の乗り場は4個所です。
それらは「箱根関所跡港」、「元箱根港」、「箱根園港」、そして「湖尻港」です。

箱根関所跡港は箱根町港から比較的近くに存在します。
箱根園港は有名ホテルである「ザ・プリンス 箱根芦ノ湖」の敷地内にあります。

また近くには箱根園水族館などの有名スポットも存在します。
そして湖尻港は小田原から箱根バスを利用して行くことができます。

所要時間は約60分です。
湖尻港には食事や買い物が楽しめる「湖尻ターミナル」があり、多くの人で賑わっています。

<下に続く>

芦ノ湖の海賊船で箱根観光!料金や時刻表、乗り場までの行き方は?のまとめ

芦ノ湖の海賊船は、外装や内装が興奮を誘うもので、子どもだけでなく大人も楽しめる乗り物です。
湖を移動する手段としてだけではなく、乗客を喜ばせる工夫がなされているというのは、観光客にとっては嬉しい限りです。

芦ノ湖を訪れた際は、記念に是非とも海賊船に乗船してみてください!

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