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2019/02/05

屋久島へのアクセスの値段や所要時間を比較!都市別おすすめアクセス

屋久島は、縄文杉に代表される大自然に囲まれた神秘の島です。
東京からの飛行機の直行便は無く、アクセスはやや不便にも感じられるでしょう。

しかし、屋久島へのアクセスには飛行機の他にもフェリーや高速船が運航し、移動そのものが旅の醍醐味を味わえる雰囲気があります。
そこで今回は、屋久島のアクセスについて、手段や主要都市からのおすすめのアクセス方法を含めて紹介します。

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屋久島へのアクセス方法一覧!

屋久島は鹿児島の南に浮かぶ島で、世界遺産の縄文杉などが有名な、神秘的な観光地です。
屋久島には年間30万人の人が観光に訪れ、ほとんどの人は東京圏・大阪圏・名古屋圏の都市部の人たちが多くアクセスします。

アクセス方法 概要 時間 料金
飛行機 大坂、福岡から1日1便、鹿児島から1日4便 早い(鹿児島から40分) 高い
フェリー 鹿児島港から2種類の船が運航 遅い(4時間以上) 安い
高速船 鹿児島港から1日5~7便就航 中間(2時間程度) 中間

飛行機で屋久島へ

最も便利なのは飛行機です。
屋久島空港に直行便がある都市は3都市です。

大阪・福岡は1日一便ありませんが、鹿児島は1日4便もあるのでアクセスが大変便利でしょう。

フェリーで屋久島へ

安いアクセス方法として大型のフェリーがあります。
地元の人の生活の足を兼ねて2種類運航しており、朝出航して昼に到着する便と、夜出航して種子島を経由して翌朝に到着する便があります。

料金が安く車の搬送も可能なので、屋久島でドライブを考えている人にも有効的でしょう。

高速船で屋久島へ

アクセスには、高速船で行く方法があります。
季節により便数が増減しますが、1日5~7便あります。

指宿や種子島を経由する便があるものの、所要時間が2時間前後と非常に速いので、意外におすすめなアクセスといえるでしょう。

それでは、それぞれのアクセスについて詳しく見ていきましょう。

<下に続く>

屋久島へのアクセス方法①:飛行機

屋久島にもっと早くて楽にアクセスできる飛行機で行く方法を紹介します。
屋久島への直行便は、大阪伊丹、福岡、鹿児島です。

東京からは直行便がないので、上記3か所の町に移動して向かうことになるでしょう。
飛行機の本数は、大阪からは1日1本で次の通りです。

大阪伊丹11:20 ⇒ 屋久島13:10(2019年2月現在)

次に福岡の便を見ると、こちらも1日1本となってます。

福岡13:10 ⇒ 屋久島14:15(2019年2月現在)

最後に鹿児島からは1日4便出ています。

鹿児島08:50 ⇒ 屋久島09:30
鹿児島10:20 ⇒ 屋久島11:00
鹿児島14:50 ⇒ 屋久島15:30
鹿児島16:45 ⇒ 屋久島17:25(2019年2月現在)

大阪や福岡から屋久島にアクセスの場合は、直行便がもちろん便利です。
東京や名古屋など、経由便が必要な場合は、便数も多い鹿児島を経由すれば旅のプランを立てやすいでしょう。

但し新幹線などの陸路を使って空港に行くのでしたら、最も便利が良いのは、博多駅から地下鉄2駅で到着可能な福岡空港です。

<下に続く>

屋久島へのアクセス方法②:フェリー

出来るだけ安く屋久島にアクセスしたいという人は、大型のフェリーを使いましょう。
車も航送してくれますので、屋久島を自家用車でドライブを考えている人にはおすすめです。

フェリーは「屋久島2」と「はいびすかす」の2つの船が運航します。
「屋久島2」は、1日1往復しており、屋久島までは直行です。

鹿児島港を8;30分に出航し、屋久島の宮之浦港に12:30分に到着、ちょうどお昼時なので、このアクセス方法だとランチを屋久島でとることができるでしょう。
軽食や売店、展望スペースなどもあるので、4時間はあっという間に過ぎ去ってしまいます。

「はいびすかす」は、種子島経由便で鹿児島を18時に出発し、21:40に種子島到着後、朝の5時まで停泊したのち、朝7時に屋久島に到着します。
こちらもカップめんなどの自販機があります。

船中で1泊することになりますので、このアクセス方法だと宿泊代も節約できるでしょう。
林芙美子の小説「浮雲」にも登場した鹿児島から屋久島へ向かうフェリーの旅、時間はかかりますが、最も旅情気分を味わえるでしょう。

<下に続く>

屋久島へのアクセス方法③:高速船

屋久島へ高速船を利用するののは、飛行機ほど割高でなく、フェリーほど時間のかからない中庸なアクセス方法といえるでしょう。
鹿児島からは「トッピー・ロケット」という名前の高速船が、屋久島をはじめ種子島や指宿まで運行しています。

屋久島までは、夏場が7便、冬場は5便の運航です。
所用時間は最速の直行便で2時間を切りますので、鹿児島市内から鹿児島空港までのアクセスや搭乗手続きを考えると、飛行機よりも早く屋久島に到着できる場合もあるのです。

但し、多くの便は指宿もしくは種子島経由便なので、注意しましょう。
速度を重視した高速船なので、フェリーと比べると船内設備が少なく、トイレとジュースの自動販売機しかありません。

また、全席禁煙です。
ペットやサーフボードのロングタイプも持ち込み禁止です。

しかし、鹿児島港を出港した船が、波しぶきをあげて高速で勢いよく運航するさまは爽快で、鹿児島湾を抜けたかと思えば、あっという間に、神秘的な屋久島の島影を見ることができるでしょう。

<下に続く>

日本主要都市から屋久島へのおすすめアクセス方法!

では、日本の主要都市から屋久島に行くためのおすすめのアクセス方法を紹介します。

都市名 アクセス方法
東京 鹿児島空港経由で飛行機 を利用
東京 大阪or福岡空港経由で飛行機利用
東京 鹿児島港を目指して船利用
大阪 直行便の飛行機で屋久島へ
大阪 鹿児島港をめざしてから船 利用
北海道 大坂空港経由で飛行機利用
福岡 直行便の飛行機で屋久島へ
福岡 鹿児島港をめざしてから船利用

一つずつ見ていきましょう。

東京から屋久島

東京からのおすすめの方法は主に3パターンです。
残念ながら屋久島までの直行便がありませんので、経由することになるでしょう。

経由先で一番おすすめなのが、便数の多い鹿児島空港経由です。
時間帯にもよりますが、大阪・福岡経由で屋久島に行くこともできます。

もし新幹線乗利用で大阪もしくは福岡経由の場合は、東京のほか名古屋や広島などから出発する場合にも大変便利でしょう。
ただし、新大阪駅から大阪空港までは少し距離があるので、大阪経由の場合は余裕を持って行動しましょう。

陸路にこだわるなら、鹿児島まで出てから高速船もしくはフェリーの利用になります。
朝一番に東京から新幹線で向かうとなれば、鹿児島にお昼過ぎに到着しますので、高速船の遅い便に間に合うでしょう。

朝がゆっくりなら夜行フェリーの「はまなす」利用で、翌朝屋久島到着となります。

大阪から屋久島

大阪から屋久島には、直行便が出ていますので、最も簡単に屋久島に行くのでしたら、直行便を利用しましょう。
ただ、1日1便しかありませんので、その利用が無理なら経由便となります。

この場合は1便しかない福岡経由より鹿児島経由の方が断然便利です。
また、新幹線などの陸路を使っていくこともでき、新大阪駅から鹿児島中央までは新幹線で4時間前後の到着を見てください。

フェリー屋久島2は、間に合いませんが、高速船の午前便の一部が間に合いますので、その日のお昼過ぎに屋久島に到着できます。
変わったアクセス方法としては、大阪から鹿児島の志布志港までフェリーが出ています。

前日夜に出発して、朝に志布志港到着し、お昼前には鹿児島市内に入れるので、そこから高速船などを利用すれば船のみだけで屋久島に行くことができるでしょう。

北海道から屋久島

北海道から屋久島へのアクセス方法は、限られています。
空路を経由することになりますが、鹿児島空港までは経由便しかありません。

また、福岡経由も札幌の千歳空港からのフライトが、福岡発屋久島行きの便に間に合に合いません。
しかし大阪経由なら間に合います。

朝のフライトで大阪にむかえば、11時20分発の屋久島行きの便に間に合い、一度の経由で屋久島に行けます。
陸路利用などの方法もありますが、北海道が遠いために、相当時間に余裕がある人ではないとおすすめできません。

福岡から屋久島

福岡からのアクセスは直行便があるので、これを利用するのが一番便利でしょう。
鹿児島空港を経由していくのもそれほど大変ではありません。

同じ九州なので、陸路でもアクセスしやすく、新幹線もしくは高速バスで鹿児島市内に向かうのもいろいろ選択肢があります。
新幹線は早朝6時の新幹線に乗れば、鹿児島に8時に到着しますので、午前便の高速船にも間に合うでしょう。

「フェリー屋久島2」は8時30分出航なので、ぎりぎり間に合いますが、さすがにおすすめはしません。
高速バスで朝いちばん出発すればお昼頃に鹿児島に到着しますので、午後の高速船に間に合います。

また夕方までに鹿児島に到着してから、夜行フェリーの「はまなす」利用で、翌朝屋久島に到着するアクセス方法が最もリーズナブルに移動できます。

<下に続く>

屋久島へはツアーでのアクセスも便利!

屋久島へ行くのに、意外に便利でおすすめなのがツアーです。
航空会社と提携したフリープランのツアー利用だと、往復の交通手段と現地のホテル(宿泊&夕食)がセットになっています。

そして、屋久島に限らずこういうツアーは航空チケットなどを単独で購入するのと料金があまり変わらないので、宿泊代分がお得なことが多く、侮れません。
屋久島での滞在は自由で往復のアクセスと宿泊するところが確保されているので、ツアーなら現地で遊ぶことだけを考えて旅行することができるでしょう。

ツアーなので飛行機のアクセスが前提で、空港からホテルまでの送迎がついていたり、縄文杉に向かう人向けに一日かけて行く人向けに朝食を弁当にしてくれたり、オプションで昼食の弁当をつけてくれます。
さらに、縄文杉トレッキング付きツアーもあります。

こちらの場合は、現地ガイドがついて説明もしてくれますので、安心して神秘的な縄文杉を見に行けるでしょう。
ツアーならガイドがいるので登山口から縄文杉までの片道11kmは、余計な心配をせずに、大自然の息吹を感じながら楽しいトレッキングが堪能できるに違いありません。

屋久島で遊ぶこと以外のことを考えるのが面倒な人は、ツアー利用をおすすめします。

<下に続く>

屋久島へのアクセスを決めるコツは?

屋久島へのアクセスにはいろいろあります。
どれを選ぶかは予算と旅のスタイルによって変わってくるでしょう。

お金に余裕があって出来るだけ現地で遊びたいのなら飛行機が絶対的におすすめですし、アクセスにあまりお金を掛けなくないのなら、鹿児島まで陸路で向かって、船に乗るということになります。
特に後者の場合は、目的地の屋久島までの往復のアクセスそのものを「旅」の醍醐味としてとらえることができます。

例えば、屋久島のアクセスの場合はどうしても鹿児島が重要な通過点となりますが、鹿児島を素通りするのではなく、行か帰りに少し鹿児島で観光をしてみるのも楽しいでしょう。
鹿児島には絶大な存在感のある「桜島」があります。

屋久島へ向かう行きか帰りに、桜島をゆっくり眺める時間を持つのも旅の醍醐味を楽しむための「コツ」のひとつだといえます。

<下に続く>

神秘の屋久島への旅路は往復のアクセスも旅の醍醐味

屋久島は、縄文杉に代表される大自然に囲まれた神秘の島です。
東京からの飛行機の直行便は無く、アクセスはやや不便にも感じられるでしょう。

しかし、屋久島へのアクセスには飛行機の他にもフェリーや高速船が運航し、移動そのものが旅の醍醐味を味わえる雰囲気があります。
屋久島に旅をするときには、ぜひ往復のアクセスも楽しんでください。

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