人気のプレッツェル、スナイダーズとは?
アメリカ・ペンシルバニア州で1909年、スナイダーズは生まれました。創業当時からプレッツェルを作り続け、徐々に会社は大きく成長。
100年以上の長い歴史の中で、会社の買収や工場の火事など、多くの出来事がありました。しかし苦境も乗り越え、今でもアメリカの人々に愛され続けています。
プレッツェルといえば、塩味を思い浮かべるかもしれません。しかしこの会社は、オーソドックスな味だけでなく、1990年代にはチェダーチーズなど、いくつかのフレーバーの商品を発売。
これらはたちまち評判となり、現在でも人気の商品となっています。今では、全米の約40%のシェアを誇るまでになりました。
スナイダーズプレッツェルの魅力
プレッツェルを販売している会社は、世界中に数多くあります。ではなぜ、その中でもアメリカや日本で評判なのでしょうか?
ここでは、スナイダーズの人気の秘密を詳しくみていきます。
カリカリの食感がクセになる
プレッツェルというと、カリッとした細くて割れやすいものか、パンのように、やわらかい物を想像すると思います。スナイダーズの商品には、ポッキーのような細いタイプもありますが、それだけではありません。
太めのプレッツェルをカリカリに焼き上げ、それを砕いたタイプの商品が、とても人気です。ひとつひとつのサイズが大きめですが、カリカリの食感はそのまま。
やや固いですが噛み応えがあり、この食感を長く楽しめるのが特徴です。初めて食べると慣れていないこともあり、アゴが少し疲れてしまうかも。
でも一度食べると、この食感が病みつきになってしまうはず!
お酒のつまみにもおすすめ
お酒のつまみには、少し味の濃いものを食べたくなりますよね。アメリカの食べ物は日本と比べると、スナックを含めて味が濃いことが、とても多いです。
このプレッツェルも例外ではなく、味がしっかり付いています。元から濃い目の味付けということもありますが、ポイントは砕かれているところ。
ごつごつした表面に、それぞれのフレーバーのパウダーがよく絡んでいるので、しっかりとした味わいになっています。そして病みつきになる食感もあり、ついつい手が伸びてしまうでしょう。
ポテトチップスや柿の種など、カリッとしたスナックが好きなら、きっとスナイダーズも気に入るはず!ビールが、かなりすすみますよ。
ただ、いくらお酒とこのスナックの相性が良いからといって、飲み過ぎには注意しましょう。
多くのフレーバーから選べる
定番のプレッツェルといえば塩味ですが、このブランドではポテトチップスのように、色々なフレーバーが販売されています。日本では今現在、主に3種類の味を購入できますが、アメリカでは10種類以上を販売。
しょっぱいものから、甘いものまで揃っているので、選ぶのに困ってしまうかも。おやつとして食べるなら、チョコレートなどの甘いもの、お酒と一緒に食べるなら、少しスパイシーなものを選べるなど、選択肢が驚くほど多いです。
またフレーバー自体も、日本ではあまり見かけないようなものが販売されていて、ある意味カルチャーショックかもしれません。アメリカらしい味もあるので、ぜひ挑戦してみて下さいね。
スナイダーズプレッツェルは本場アメリカで買ったほうが断然安い
スナイダーズは、アメリカでは値段の高いお菓子ではありません。一般的なスーパーで販売されていて、身近な商品です。
日本でこのプレッツェルを購入することはできますが、輸入商品なのでかなり割高。販売店にもよりますが、倍以上の金額で販売しているお店が多いです。
また最近は、日本の輸入量が少ないのか売り切れていたり、高額で販売されていることもあります。もしアメリカへ行く予定があれば、それまで待っても良いかもしれませんね。
スナイダーズプレッツェルの人気の味7選
では、人気のスナイダーズの味をみていきましょう。人気のスナイダーズの味には、以下のものがあります。
- ハニーマスタード&オニオン
- チェダーチーズ
- ソルテッドキャラメル
- ハラペーニョ
- ピーナッツバター
- ダークチョコレート・ミニディップス
- ミニプレッツェル塩味
続いて、人気のスナイダーズの味を、それぞれ詳しくみていきます。
ハニーマスタード&オニオン
1992年から販売されている、スナイダーズを代表するフレーバー。アメリカだけではなく、日本でもファンが多いです。
日本では見かけない味、ハニーマスタード。食べたことがないと、あまり想像が付かないでしょうが、やや甘めのマスタードがクセになる味。
アメリカではホットドッグに付けたり、料理に使われるほど人気です。このマスタードとオニオンの味が良いバランスで、とてもプレッツェルに合います。
一度食べ始めたら止まらないほど、おいしいと評判。ぜひ食べて欲しい、イチオシのフレーバーです。
チェダーチーズ
定番の味のチェダーチーズは、誰からでも愛されるフレーバー。この商品も、1990年代から販売されているほど人気です。
濃厚な味なので、ビールのおつまみにぴったり!チーズが大好きな人はもちろんのこと、普通に好きな人でも、おいしく食べられるでしょう。
同じ袋に入っているプレッツェルでも、味付けに使っているパウダーの付き方に、ばらつきがあります。濃い部分と薄めの部分があるので、意外に味の変化を楽しめますよ。
そしてアメリカのスナックには、たまにチーズの匂いが強すぎることがあります。特に日本人は匂いに敏感なので、それが苦手な人もいるでしょう。
しかしこの商品は、匂いがほど良いのでとても食べやすいです。おつまみだけでなく、スナックとしてもおすすめ!
ソルテッドキャラメル
甘いキャラメルと、大粒の塩が印象的なプレッツェル。甘いだけだと、食べているうちに飽きてしまうことがありますよね。
そこで良いアクセントになっているのが、塩です。この塩が濃厚なキャラメルの甘みを軽減し、食べやすくしてくれます。
そしてプレッツェルには、サワードウという少し酸味のあるものが使われています。食べた時に酸味は感じないでしょうが、このおかげで思ったよりも、さっぱり頂けるでしょう。
ハラペーニョ
辛いものが好きな人に食べてほしいのが、食べたらファンになる人が多いハラペーニョ味です。ハラペーニョとは、メキシコの唐辛子のことで、ピリッとした辛さが特徴。
アメリカでは料理にハラペーニョが多く使われるほど、人気の食材でもあります。スナックなので、とても辛いということはありませんが、充分辛さは口の中に残ります。
もしスパイシーなものがとても苦手なら、避けた方が良いかもしれません。しかし、ほど良い辛さが好きなら、ぜひ食べてほしいフレーバーです。
気が付いたら、一袋があっという間になくなっているかも!
ピーナッツバター
スナイダーズの中で、新しい味がこのピーナッツバター。ピーナッツバター好きが多いアメリカで、とても人気です。
この商品は他のものと少し違い、四角いプレッツェルの中にピーナッツバターが入っています。ナッツ本来の甘さと、生地の香ばしさの相性がとても良く、あっという間に1袋食べきってしまう人が続出中。
コーヒーと一緒に、お腹が空いているときのスナックとして、おすすめです。
ダークチョコレート・ミニディップス
10~12月まで販売される、チョコレートディップタイプのプレッツェル。チョコレートはハーシーを使っているので、味は保証付きです。
スナイダーズのプレッツェルに、チョコレートがコーティング。カリっとした歯ざわりと、甘いチョコレートが病みつきになります。
アメリカのチョコレートなので、日本の物より甘みを強く感じるかもしれませんが、デザートとして人気が高いです。
ミニプレッツェル塩味
忘れてならないのが、定番の塩味です。香ばしく焼き上げられているプレッツェルに、シンプルに塩だけで味付け。
このまま食べるのはもちろんのこと、あなたが好きなディップと一緒に食べても、おいしいでしょう。少しお腹が空いたときのスナックとして、またはお酒のおつまみとしてもおすすめです。
スナイダーズプレッツェルの大袋はかなりでかい!
本場アメリカでは、340g入りの大きい袋が一般的。日本でよく見かける小袋は56gなので、大きさが全然違いますよね。
もちろん現地でも小袋はありますが、子供のおやつか、ランチに食べるサンドイッチの付け合わせのような存在。大人がスナックとして食べるには、物足りないのかもしれません。
この大きい袋を持つだけで分かりますが、かなりずっしりとしています。パッケージを開けると、ファンなら思わず笑顔になってしまうほど、たっぷり入ったプレッツェルが目に入るでしょう。
しかし日本では、この大きなサイズはあまり販売されていません。運が良ければ、取扱店でまれに見かけることができるかも。
もし見つけたら、迷わずに買うことをおすすめします!ただ量が多いので、一度に食べきるのは難しいはず。
その場合は、ジップロックバッグなどに入れて保存し、しけないようにしましょう。おいしく食べられるように、開封したらなるべく早く食べることを、おすすめします。
日本の店頭でスナイダーズプレッツェルを買える場所はある?
今現在、日本の店頭でこのプレッツェルを購入できるのは、カルディやプラザなど、輸入食品を多く扱っているお店になります。大手スーパーなどでは、今は取扱いがない所がほとんどのようです。
今食べたいから、近所へ買いに行く!というのが難しいので、店頭で見かけたときには、購入しておくと良いですね。
カルディ・アトレ恵比寿店
住所:〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1-5-5 アトレ恵比寿 4F
電話番号:03-5475-8496
営業時間:10:00-21:00
定休日:アトレに準ずる
URL:カルディ・アトレ恵比寿店
日本でもファンが多い、スナイダーズのプレッツェルを楽しもう
アメリカで100年以上の歴史のある、スナイダーズ。シンプルな塩味から甘いものまで、多くのフレーバーのプレッツェルを販売しています。
日本でも購入できますが、取り扱いしているお店が限られ、値段もかなり割高です。種類の豊富さと値段を考えると、本場で購入したいところ。
アメリカへ行く機会がある時に、日本では見かけない味を食べ比べてみるのも楽しいですよ。お気に入りを見つけて、お土産として購入すれば、旅行の良い思い出になりますね。