羽根つき!吉祥寺のたい焼き屋:天音
吉祥寺駅のすぐ近にある商店街であるハモニカ横丁にある天音。
ハモニカ横丁の始まりは、なんと1940年代後半。
風情豊かな昭和の町を楽しむことができる商店街です。
商店街には飲食店だけでなく、漬物店や洋服屋など、多岐にわたって店舗があり、店舗数は100軒以上もあります。
昼夜問わず、商店街には活気があり、行列ができる店もたくさんあります。
そんな行列ができるお店の一つが天音です。
こちらのたい焼きの特徴はなんといっても羽根つきたい焼き。
サクサク、パリッとした香ばしいたい焼きの羽根は、一度は食べてみたい食感です。
たい焼きに羽根がついている分、楽しみとお得感もあります。
餡は、北海道産の小豆から作った、自家製小豆を使用しており、自慢の餡がたっぷりとたい焼きに使用されているのも特徴です。
たい焼きは冷めると生地が固くなってしまいますが、こちらのお店では、冷めてもおいしく食べることができるように研究を重ねてきました。
その結果、冷めても、柔らかく、もっちりとした、たい焼きを味わうことができます。
たい焼きは夕方には売れ切れてしまうこともあるため、早めに買いに行くことをおすすめします。
メニューは、たい焼きのほかに、羊羹やわらび餅、お団子も売っています。
また、吉祥寺だけでなく、埼玉県さいたま市の大宮駅にも出店しています。
天音
住所:東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目1−12
電話番号:0422-22-3986
営業時間:11:00~なくなり次第閉店
定休日:不定休
URL:なし
コイキングも!吉祥寺のたい焼き屋:くりこ庵
くりこ庵は、東京都、神奈川県、埼玉県に店を複数出店しています。
埼玉県には上記でご紹介しました、天音が出店しているさいたま市大宮区にも店があります。
くりこ庵吉祥寺北口店は、吉祥寺のど真ん中に位置します。
くりこ庵のたい焼きで注目していただきたいのは、たい焼きのボリュームです。
分厚いたい焼きの皮の内側には、皮の厚さの倍以上の餡がぎっしりと入っています。
くりこ庵のたい焼きの生地は、選び抜かれた小麦粉と、卵を通常の2倍使用したことによって生まれる、ふんわりとした食感です。
くりこ庵のたい焼きの定番メニューは、小倉餡、プレミアムクリーム、くりこ餡がありますが、そのほかにも期間限定や季節限定商品も用意されており、50種類以上のメニューがあります。
チェーン店だからこそ実現する種類の多さだと言えます。
さらに驚くことに、くりこ庵の限定商品は、最短2週間で入れ替わることもあり、行くたびに違った味を楽しむことができます。
また、たい焼きといえば熱々のたい焼きをイメージしますが、くりこ庵では、冷やしたい焼きがあります。
冷やしたい焼きは、餡に加え、ホイップクリームがたっぷりとのっており、甘いもの好きには、たまらない一品となっています。
くりこ庵では、くりこ饅頭、わらび餅も食べることができます。
くりこ庵
住所:武蔵野市吉祥寺本町1-1-7
電話番号:0422-27-6980
営業時間:10:00~21:00
定休日:年中無休
URL:くりこ庵
一丁焼き!吉祥寺のたい焼き屋:そら
そらは、吉祥寺の中道通りにあります。
中道通りは吉祥寺の西エリアにあり、全長約540mの長い商店街で構成されています。
個性豊かなおしゃれなお店も点在しており、吉祥寺を代表するショッピングストリートとしても知られています。
また、中道通りには、大きなどんぐりの木があり、中道通りの象徴となっています。
そんな見所たっぷりのエリアに属するたい焼き屋、そらでは一丁焼きのたい焼きを食べることができます。
国内で食べるほとんどのたい焼きは、養殖物と呼ばれる焼き方です。
養殖物は、複数連なった縦の型に、生地を流し込み、片面ずつ焼きます。
そこに餡を入れてパタンと挟んで焼きます。
一度にたくさんのたい焼きを焼くことができ、多くの店がこの焼き方で焼いています。
一丁焼きは、大きなハサミの刃の先に型がついたような、焼きゴテでたい焼きを焼いていきます。
生地を型に流し込み、その上に餡をのせ、餡の上に生地をさらに流し込んで焼いていきます。
一匹ずつ焼くため、時間もかかりますが、技術がないと一丁焼きでたい焼きを焼くことはできず、まさに職人技で作られたたい焼きです。
一丁焼きで焼いたたい焼きは、薄皮の生地と甘すぎない餡が絶妙にマッチしています。
そら
住所:吉祥寺本町3-10-3 エスカイヤ吉祥寺1F
電話番号:080-2265-1704
営業時間:11:30~19:00
定休日:火曜、水曜
URL:そら
超薄皮!吉祥寺のたい焼き屋:よしかわ
よしかわは、西東京市東伏見市と吉祥寺の2店舗あります。
吉祥寺店は、吉祥寺駅から徒歩8分程のところにある勝又木材ひろば内に店があります。
お店の目印はひと際目立つスカイブルーの移動販売車。
この移動販売車、かつては救急車として数多く活躍していました。
今では救急車として走っていることはないので、お店自体を見に行くのも、見所の1つとなります。
そして、こちらのお店では、上記でも紹介致しました一丁焼きの焼き方で、超薄皮のたい焼きを焼き上げてくれます。
国内でも珍しい一丁焼きで焼いているたい焼きが二店舗も吉祥寺にあるため、一丁焼きの食べ比べという、他では叶わない食べ方が可能です。
こだわりは、たい焼きの焼き方だけではありません。
よしかわが餡に使用している小豆は、北海道産のトヨミ大納言小豆。
トヨミ大納言小豆は、極太粒であることが他の小豆との違いです。
極太粒の小豆を程よい塩加減と多めの水で、店主自らが炊き上げ、トロトロの餡に仕上がっています。
よしかわ
住所:武蔵野市吉祥寺 本町1-36-9勝又木材ひろば
電話番号:090-8560-5049
営業時間:11:30〜19:00 (土曜のみ営業)
定休日:土曜以外
URL:よしかわ
吉祥寺のたい焼きは季節限定でいろいろ楽しめる!
たい焼きといえば、多くの方が、小豆やカスタードクリームを想像します。
しかし、昔ながらの雰囲気を守りつつ、時代に合わせて進化し続ける吉祥寺では、たい焼きの餡も進化し続けています。
最初に紹介した天音では、春限定で桜あんたい焼きが販売されています。
また、秋になると栗餡が登場し、味覚、視覚、嗅覚から季節を感じることができます。
天音の季節限定商品は数が限られており、売り切れ注意です。
種類の多いくりこ庵では、季節限定商品も豊富です。
ブロンドショコラやマンゴークリーム、ずんだ餡といった他店では出会えない味が用意されています。
そらでは、なんとたい焼きのメニュー自体が季節限定です。
夏は、かき氷店として、10月下旬頃からは、たい焼き屋として店を構えます。
よしかわは、吉祥寺店においては、さらに激レアとも言える、季節限定ならず、土曜日限定のお店です。
季節限定商品から、季節限定のお店まで、個性溢れるたい焼き屋が、吉祥寺には揃っていると言えます。
吉祥寺でくつろぐ際は、たい焼きを食べて過ごそう
おしゃれな街として知られる吉祥寺ですが、今回は、和のスイーツの定番、たい焼きについて紹介しました。
定番の小豆やカスタードだけでなく、季節限定の餡が楽しめるだけでなく、季節限定でたい焼きをメニューとしている店もあるため、冬になるとたい焼きを目当てに吉祥寺に来る方もいます。
吉祥寺の近くには、井之頭公園が近くにあるため、たい焼きを食べながら、桜や紅葉を楽しむのも、趣があって休日の過ごし方にぴったりです。