日持ち重視のお土産探しは京都駅が便利!
京都は日本でも有数の観光地で、お土産の数もたくさんある街です。数々の老舗のお店も多く、お土産を買うときにどこに行くべきか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そのような場合、京都の玄関口のJR京都駅でお土産を買うことをおすすめします。京都駅周辺には多数のお土産専門店や老舗のお店が集まっています。従来あったお土産専門店は、近年大きく変化しました。
京都駅観光デパートが開発した大型土産店「京名菓・名菜処 亰(みやこ)」の中には、土産店ゾーン「おみやげ小路 京小町」があります。ここには全32店舗が入っていて京都和菓子類や酒、作りたての惣菜、弁当などが揃います。
「おみやげ小路 京小町」は京都駅中央口1階の西側にあります。多数のお土産があり800アイテムほどのお土産品を扱っています。また、京都の老舗銘菓店も多数ここに店舗を構えています。「おみやげ小路 京小町」は集中レジタイプのお店です。
さらに、2019.3月中旬には向かい側の北館に以前京都駅内にあった「京の和菓子のれんめぐり」コーナーもオープンします。尚、こちらは対面式での販売になる予定です。
生チョコや半生菓子も!京都の日持ちするお土産おすすめ10選!
では、京都の日持ちするお土産をみていきましょう。
京都のお土産には、以下のものがあります。
- 千寿せんべい
- 四季最中
- お茶苺さん
- あんぽーね
- 一保堂茶舗 ティーバッグ
- Crochet(クロッシェ)の京あめ
- お濃茶ぷりん
- をぐら山春秋
- あめんぼ堂のかりんとう
- 中村藤吉の濃いめのチョコレート
続いて、日持ちする京都のお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
千寿せんべい
鼓月の代表銘菓である「千寿せんべい」。鼓月は古都京都で風味豊かな伝統的な菓子類を長年作っています。この千寿せんべいは甘みを抑えたあっさり味のシュガークリームがせんべいの間にはさんであります。
千寿せんべいの特徴の波型のクッキー生地おせんべいは、波間をモチーフにしています。波の上を鶴が舞って影を落とすという、とてもおめでたい由来があるお菓子です。
クッキーおせんべいは、焼き菓子で個別包装をしてありますので、日持ちするお土産としておすすめの京都菓子です。
四季最中
四季最中は、春夏秋冬の季節ごとのデザインが描かれている京都を代表する最中です。パリッと香ばしい最中の皮と、しっとりとした餡のコントラストがやみつきになる伝統菓子。
出来立ての味を、お土産に買いそれぞれの家庭で楽しめる手作り最中です。材料は、石川県産のもち米と北海道十勝産小豆を使用して作られています。
春はカーネーション、桜、チューリップ、つくし、あやめ、つつじを描いていて春満開の最中です。夏は金魚、うちわ、花火、麦わら帽子、朝顔、ひまわりが描かれています。
秋は秋の味覚の栗、柚子、松茸や柿、また、もみじ、すすきの絵がポイントです。冬の季節の最中は、焼き芋・紅梅・雪だるま・水仙・雪うさぎ・マフラーなどの絵が最中一つ一つに描かれています。
お茶苺さん
天保三年創業の伊藤久右衛門の抹茶を使ったお菓子です。まるごとフリーズドライした甘酸っぱいイチゴに上薄茶用抹茶をチョコレートでコーティングした人気のお菓子です。
抹茶のほろ苦さとチョコレートの濃厚さ、イチゴの爽やかな香りと甘酸っぱさが見事にマッチして口いっぱいに広がります。
宇治川の周辺の茶園で旬の時期に摘み取られた茶葉を厳選して作られた石臼挽き抹茶は、日本の伝統的な技法で作られている貴重なものです。
石臼挽きならではの風味と甘さが出ていて、丁寧に挽き上げられた抹茶は旨味とコクも抜群です。京都旅行のお土産には、特製抹茶を使用した「お茶苺さん」をぜひ購入してみましょう。
あんぽーね
「あのん」の「あんぽーね」は、小豆の餡子とマスカルポーネの絶妙なマッチングがたまらない最中菓子です。
このお菓子は、お土産品としては大変珍しく、自分で最中の皮にマスカルポーネと餡子をヘラですくって詰めて完成させるという最中。
中身の餡とチーズクリームを自分で好きな量に調整できるところが魅力の新感覚のお菓子です。材料にもこだわりがあります。
滋賀県産の糯米「羽二重糯」を使って香ばしく歯切れのよい最中皮や、十勝産小豆をじっくり炊きあげたつぶあんが使われています。
白の自家製クリームは、マスカルポーネクリームが使用されています。食べるときに中身を詰めることで、最中の皮がパリッとした状態で食べられます。
一保堂茶舗 ティーバッグ
お茶が有名な京都のお土産にピッタリな一保堂茶舗のティーバッグセットです。玉露、煎茶、ほうじ茶が入っていますので、気軽に1杯分から京都老舗の日本茶が楽しめます。
ティーバッグでも中身は本格的です。中身は味がギュッと凝縮した芽茶の部分。茶葉のよりがしっかりかかっていて急須で淹れるときより、やや長めにお湯で抽出しましょう。
味わい深さが増し、じっくりとした旨味が引き出されます。京都のお菓子と一緒にお土産としてプレゼントしても喜ばれますね。
Crochet(クロッシェ)の京あめ
クロッシュは千年の都・京都の伝統的な技術とヨーロッパで培われた美の芸術が一つにまとめられた和洋折衷のあめ菓子を製造販売しています。
京都に根付く、最新の技術を積み重ねてさらに次の世代の新しい文化を創り出す、という精神が活かされています。
平安時代からの製法で作られた伝統の味を、まるでモザイクやステンドグラスのような鮮やかな色の組み合わせを目で見て楽しめる京あめです。
1種類だけでなく、複数の種類を組み合わせて買うと、色鮮やかで華やかになりますね。
お濃茶ぷりん
京菓子司・亀屋良長の「お濃茶ぷりん」は、京都の宇治抹茶を使用したほろ苦いプリンです。
濃い緑色のプリンは、ほのかな甘さとお茶の苦さが見事なハーモニーとなったプリンは、京都に訪れたときには是非味わいたいお菓子です。お土産としても「お濃茶ぷりん」はぴったり!
なめらかな口当たりの濃厚な「和三盆ぷりん」とのセットも販売されていますので、こちらも一緒にお土産で購入してみてはいかがでしょうか。
をぐら山春秋
長岡京・小倉山荘で製造販売している「ARARE&CHOCORAT」はホワイトと抹茶とクランチチョコレートと、いろいろな味の小さなおかきが食べきりサイズの一つの袋に入ったお菓子です。
一人分として丁度良いサイズで、お土産にぴったりですね。小倉山荘は「小倉百人一首」の贈答歌を題材とした、ざまざまな贈呈用のお菓子を販売しています。
多くの人に喜ばれる銘菓づくりをしている老舗が小倉山荘なのです。藤原定家が、こちらの嵯峨の小倉山荘で撰歌したと言われる小倉百人一首の題材を基にしたお菓子が魅力的です。
また、伝統だけにしばられない自由な発想で西洋菓子のチョコレートと組み合わせるなど、さまざまな新しい工夫も見逃せません。
あめんぼ堂のかりんとう
あめんぼ堂は、京都の円町にあるかりんとうの専門店です。築100年の町屋を拠点として、伝統的なかりんとうに新しいテイストを取り入れてた斬新なかりんとうを多数販売しています。
常時20種類以上ものかりんとうを販売していて、季節ごとの期間限定のかりんとうなども扱っています。
常に時代に合った新しい味を取り入れながら、初心と原点を忘れないという精神で継承されているかりんとう専門店です。
他のかりんとう専門店では見かけられない、わざび味や、しぞざらめ味、塩味など珍しいかりんとうも買うことができます。幅広い年代の人に喜ばれるお土産といえるのではないでしょうか。
中村藤吉の濃いめのチョコレート
中村銘茶の中村藤吉本店の「濃いめのチョコレート」は、お茶屋さんで作っている濃厚なお茶味のチョコレート菓子です。
種類は「濃いめのほうじ茶チョコレート」「濃いめの抹茶チョコレート」「濃いめの抹茶黒蜜チョコレート」などがあります。
どのチョコレートもじんわりと味覚が口の中に広がり、お茶の上品な濃さと甘さが魅力のお菓子です。お茶専門店ならではですが、お茶の雑味がないまろやかさがある仕上がりになっています。
おすすめの「濃いめの抹茶黒蜜チョコレート」は凝縮された抹茶の味と、優しい甘さの黒蜜の絶妙なバランスがとても美味しいチョコレートです。抹茶の香りの後には、コクのある黒蜜が口の中に広がります。
お菓子以外も!京都の日持ちするお土産おすすめ10選!
では、お菓子以外の京都の日持ちするお土産をみていきましょう。
日持ちするお土産には、以下のものがあります。
- 紀州南高梅キムチ
- 料亭の昆布ふりかけ(刻みがごめ)
- カリブブレンド
- 八百伊の「千枚漬け」
- 宇治抹茶そば
- みそポタ
- 渡辺木の芽煮本舗の「木の芽煮」
- にしきごま
- 桜葉入り宇治茶 桜の緑茶
- 京たけのこ御飯の素
続いて、お菓子以外の京都の日持ちするお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
紀州南高梅キムチ
京都に本店をかまえる焼肉の名門のお店の「天壇」。ここで作られている紀州南高梅を使用した「梅干しキムチ」は珍しいお土産としておすすめです。
天壇は1965年に京都・川畑四条の鴨川の畔に生まれた京都人の間では有名な焼肉の名店です。こちらは天壇祇園本店のロイヤルフロアと祇園本店のダイニングフロア、桂五条店で購入できます。
元々は焼肉店のメニューとして提供するのみでしたが、好評だったため持ち帰り用に販売するようになりました。キムチの辛みと梅干の甘み・旨味が見事にブレンドされた味です。
珍しいキムチをぜひお土産にしてみてはいかがでしょうか。
料亭の昆布ふりかけ(刻みがごめ)
「料亭の昆布ふりかけ(刻みがごめ)」は老舗料亭「下鴨茶寮」で販売されている誰からも愛される逸品です。
材料には北海道産の貴重ながごめ昆布が使われていて、厚みのある昆布の強い粘りと、とろみが最大の特徴です。
シンプルなふりかけですので、白いご飯にふりかけとしてかけて食べたり、お茶漬けやお味噌汁の具として入れるのもおすすめ!自然の旨味が詰まっています。
また、パッケージも和風テイストでシンプルでとてもお洒落なデザインです。日持ちするだけでなく、その美味しさから贈り物にピッタリで貰った人は誰もが喜ぶ一品ではないでしょうか。
カリブブレンド
「カリブブレンド」は「京都・ジェントルコーヒー 」で提供されているブレンドコーヒー豆です。
カリブブレンドは、ドミニカ産40%に中深煎りのコロンビア産30%、そして深煎りのホンジュラス産30%がブレンドされています。
その特徴はマイルドな味で鼻に抜ける香りが爽やかで、リラックスできます。また同時にバイタリティーも与えてくれるコーヒーです。
京都は日本茶の産地として有名ですが、実はコーヒーが美味しいお店が多いことでも有名です。たくさんの喫茶店やカフェでは、京都ならではのコーヒーが提供されています。
こちらのお店では、それぞれの好みに合わせたコーヒー豆をおすすめしてくれますので、気になるものがあれば奥の喫茶店で一度飲んで試してから購入することもできますよ。
八百伊の「千枚漬け」
京都の東山にあるお店「八百伊」で販売している千枚漬けは、古くから京都を代表する名物の一つです。その特徴は、聖護院かぶらを使用して作っているところです。
聖護院かぶらは冬の寒さにより内側に甘さを蓄えます。このかぶらを薄く切り、昆布とともに浸け込んだものが千枚漬けです。
各お店によって味が違いますが、この八百伊で作られる千枚漬けは、特に美味しさが際立っています。作り方がとてもシンプルで添加物などは一切使わずに塩のみで味付けをしています。
また、このお店では千枚漬けだけでなく、通年売っている「懐石たくあん」や「柚子風味大根」などもおすすめです。どれもが美味しくて絶品です。
創業80年以上の歴史とともに歩んできた伝統の味をぜひお土産にしてみましょう。
宇治抹茶そば
伊藤久右衛門の「宇治抹茶そば」は宇治川の深い川霧の中で、職人が伝承されてきた製法で作った宇治抹茶をふんだんに使用しています。
鮮やかな緑色が豊かな風味をそば粉に封じ込めている商品です。見た目に鮮やかな麺はとても美しく、爽やかな風味とのど越しの良さが特徴です。
ざるそば、温そばのどちらでも美味しくいただけますので、年中通してお土産にもピッタリです。
みそポタ
みそポタは味噌をベースにしたさまざまなスープを販売しているお店「MISO POTA KYOTO」で販売されています。パンにもご飯にも合う新感覚のお味噌を使ったポタージュのみそポタ。
有機野菜の皮や根まで活かして、各素材に合う相性の良い有機味噌が使われています。味噌汁とはまたひと味違う、ポタージュのように濃厚なテイストです。
また、塩分が控えめでとてもヘルシーな点も人気の秘密!常温で保管できて、袋のまま出さずに電子レンジで温められるところが手軽で、お土産としても喜ばれることでしょう。
日持ちする京都のお土産としてはピッタリなのではないでしょうか。また、袋のまま冷蔵庫で冷やすと冷製スープとしても楽しむことができます。
おすすめの商品は、キノコ類が入った「やみつきの黒」、サツマイモや南瓜が入った「ごほうびの黄金」です。数種類入ったセットもありますので、ぜひお土産にしてみましょう。
渡辺木の芽煮本舗の「木の芽煮」
渡辺木の芽煮本舗の「木の芽煮」は、明治20年創業で130年以上の歴史がある佃煮の老舗です。自然豊かな鞍馬山の山門の近くに位置しています。
こちらの「木の芽煮」は伝統の味付けをベースに、さらに保存がきくように工夫されています。山椒の実と葉、昆布や醤油を材料として用い、しぐれ煮風に味付けした商品です。
これをさらに細かく刻んで仕上げられています。京都は薄味の文化として有名ですが、この商品は味が濃いので、少しの量でも充分にご飯のお供として頂けます!熱々のご飯に抜群の相性の佃煮です。
特に山椒のピリリとした味と香りがアクセントになっていて、大人の上品な味が最後まで楽しめます。渡辺木の芽煮本舗では、他にもさまざまな商品を販売しています。
こちらの木の芽煮以外では、「ちりめん茶漬」「しその実」「葉山椒」「実山椒」などもお土産としておすすめです!
にしきごま
見た目にもとても鮮やかで食欲をそそる、京都錦市場の「島本海苔乾物店」のにしきごま。赤・緑・黄色・薄茶色など色とりどりのゴマは、まるで宝石のような色合いです。
島本海苔乾物店は、京都の台所として多くの人たちに愛されてきた錦市場の中にあるお店で、近年は多くの外国人などの観光客で賑わっている場所にあります。
こちらの「にしきごま」は見た目のきれいさだけでなく、味も本格的で天然の色素を使用するなど健康にも気を使った商品です。
ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、トマトパウダー、青のり粉、梅肉の6種類の食材で着色されていますので、幅広い世代の人にもおすすめできるお土産です。
普段のご飯のお供として、またお弁当に、そしてサラダや豆腐のトッピングなどさまざまな料理に使うと色合いが華やかになりますよ!
桜葉入り宇治茶 桜の緑茶
ナチュラル アトレの「桜葉入り宇治茶 ティーバッグ 桜の緑茶」は、有機宇治茎茶に国産の桜葉を配合した日本茶のブレンドティーです。
ティーバッグタイプですが、香りがとてもよく春の訪れを感じられるおすすめの日本茶です。
毎年桜の時期になると販売されますので、この時期に京都を訪れる場合は、ぜひお土産としてリストアップしてみてはいかがでしょうか。鮮やかなピンクのパッケージは、まるで桜の花びらのようです。
桜葉入り宇治茶のティーバッグにお湯を注ぐと、緑茶の渋さは控えめで、優しい甘味が広がります。香りは桜餅を連想させるのが特徴的です。
緑茶は茎茶がメインで配合されていますが、京の宇治茶は上質なので渋みはほとんど感じられません。香料と添加物がなしという点も見逃せませんね。
京たけのこ御飯の素
「京たけのこ御飯の素」は、最高級京都大原野産の朝掘り筍を使用した絶品の炊き込みご飯の素です。炊き込みご飯用のセットはたくさんありますが、この商品はワンランク上の筍ごはんの素。
このセットに入っている筍は農園義のが育てた高級筍とういところがポイントです。100本に1本の割合でしか収穫できない正に稀少な白子を使用している最高級品。
保存料など一切使っていないので、自然そのものの味が堪能できます!真っ白でふくよかな形の筍の味は、あくやえぐみがほとんどなく柔らかくとてもクリーミーです。
そして、炊き込みご飯が炊き上がったら最後にお酢を加えるのが京都流です。こちらは京都の老舗造酢店「齋造酢店」の花菱純米酢を使用しています。
花菱純米酢は、京都の高級料亭でのみ提供されていて、料理用に特別に作られているお酢です。一般には流通していない大変貴重な高級食材がセットに入っているところもおすすめポイントです。
次回の京都旅行では日持ちするお土産を購入してみよう!
日本の古都・京都は、観光地を訪れるだけでなく和菓子や洋菓子、京野菜を使った漬物などたくさんの名産品が揃っています。
この中には京都しか手に入らないものも多く、紹介した現地で購入すべきおすすめのお土産は見逃せませんね!数日京都に滞在する場合、職場の人や友人にお土産を渡すタイミングが少し遅れることもあります。
せっかく購入したお土産の鮮度を気にせずに渡せる「日持ちするお土産」は、大変便利です。京都へ行った際には、ぜひここでご紹介した日持ちするお土産を購入してみてはいかがでしょうか。