【治安の前に】中国ってどんな国?
治安状況や安全について考える前に、そもそも中国とはどんな国かを見ておきましょう。
中国は正式名称を中華人民共和国といい、世界で最も多い約13億人の人口を抱える国として有名です。
中国大陸は日本の約25倍の面積があり、人口が多くて海に面した東側とウイグルやチベットがある西側とでは風土が大きく異なっています。
中国の東北部には氷点下になる寒い地域がある一方で、南側に行くとアジアのハワイと呼ばれるほど南国の気候になる地域もあります。
中国で最も多いのは漢民族ですが、それ以外にも全部で56の少数民族があると言われています。
色鮮やかな民族衣装を着た少数民族から、中東系の白人のような民族まで多種多様な文化が混ざり合っています。
言語は北京語が共通語ですが、地方ごとに発音の異なる方言があります。
広東語や四川語、上海語、福建語など、中国人同士でも通じないほど地方によって多種多様な言語があります。
近年では経済発展が目覚ましく、大都市を中心として生活スタイルが大きく改善されています。
中国は発展途上国というイメージの強い方も多いかもしれませんが、近年では日本を超えるほどの近代化が見られます。
中国は日本から近いため、毎年多くの観光客が訪れています。
そんなお隣の国ですが、危険な事故や事件のニュースもよく報道されるので治安状況や安全面も気になるところでしょう。
中国の治安を知る前に務省が発表する危険レベルをおさらい
中国の治安や安全について知る前に、まずは外務省が発表している危険レベルをチェックしておく必要があります。
中国と一言で言っても日本の25倍もの面積があるため、東西南北で観光地の危険レベルや安全は大きく異なっています。
レベル1/黄色
レベル1の黄色は、治安や安全に十分注意してくださいというエリアを表しています。
観光旅行に行くことは出来ますが、治安の安全や犯罪の危険に十分注意しながら行動する必要があります。
レベル2/山吹色
レベル2の山吹色は、治安が良くないため不要不急の渡航は止めてくださいという危険エリアを表しています。
特別な理由がない限り、観光旅行には行かないよう勧告されている治安が良くない危険エリアです。
レベル3/オレンジ色
レベル3のオレンジ色は、治安が悪く渡航は止めてくださいという渡航中止勧告がなされている危険エリアです。
オレンジ色のエリアは治安が悪いため、観光旅行に行ってはいけない危険な地域と言えます。
レベル4/赤色
レベル4の赤色は、治安が最悪なため退避してくださいという渡航中止勧告がなされている危険エリアです。
赤色のエリアにいる観光客は、治安が最悪で危険なため今すぐ退避する必要があります。
中国の治安状況は?
中国旅行に行くにあたり、まずは北京に安全に行きたいと思っている方も少なくないことでしょう。
中国の首都である北京の犯罪や安全はどんな状況なのでしょうか?
首都北京の治安状況は?
外務省の危険レベルを見てみると、北京の治安状況はレベル0つまり安全に旅行ができるエリアに指定されています。
結論から言うならば、北京は犯罪は少なく治安の良い安全に観光できる都市と言えます。
治安の安全ランキングで上位を占める台湾や韓国に行くにも犯罪には注意しますから、過度に中国の治安や犯罪の危険を心配し過ぎる必要はありません。
中国の観光旅行を計画する場合、まずは安全で犯罪の少ない首都北京や経済都市の上海を選ぶという方は少なくありません。
北京は中国の玄関口として飛行機のフライトが多く、2018年以降も多くの人が観光旅行を安全に楽しんでいます。
ツアー旅行に参加する方であれば旅行会社が治安や安全を見守ってくれますから、基本的に危険や犯罪を心配する必要はないでしょう。
北京空港の治安や安全は大変良く整備されており、地下鉄やバスなど交通網もよく発達しています。
北京市内の至る所にタクシーが走っていて、基本的にはメーター制で安全に乗ることができます。
中国の首都北京には、天安門広場や故宮博物館、万里の長城など犯罪の少ない安全な世界遺産がたくさんあります。
北京市内の一般的な観光地やレストラン、ホテルは治安がとても良いので、危険や犯罪を心配せずに安全に観光旅行を楽しむことができます。
多くの一般市民は親切で常識のある人ですし、大都市にはとても礼儀正しい若者もたくさんいて治安や安全を守ってくれています。
お店の店員も愛想の良い人が多く、犯罪の危険を感じることなく安全にお土産物や観光地を見ることができます。
北京にはたくさんの公安つまり警察がいて、市民の安全と治安を監視してくれています。
防犯カメラも多いので、ますます危険な犯罪を犯しにくくなり治安が落ち着いてきているのが現状です。
テレビの番組では中国の犯罪や治安の悪さばかりが注目されますが、実際には治安や安全面はますます改善されてきています。
毎年多くの観光客が北京を訪れていますが、犯罪や危険に巻き込まれるケースは少なく安全になりつつあるのが現状です。
治安のいい中国でも気をつけるべき犯罪5選
治安のいい中国ですが、どんな場所でも全く犯罪や危険が起きない国などありません。
ここでは、中国の安全な旅行で気を付けるべき5つの犯罪や危険についてご紹介しましょう。
気をつけるべき犯罪①:窃盗、盗難
治安のいい中国の観光旅行で最も気を付けるべき犯罪や危険は窃盗です。
中国の治安が良くなったとは言え、カバンや貴重品の窃盗や盗難は多く発生しています。
安全だと思って貴重品を置いたまま会話に夢中になっていると、物が盗まれる危険や犯罪が起きることがあります。
安全で治安のいい中国でも、旅行中は自分の持ち物から目を離すことなく、置き引きにあわないよう窃盗犯罪に注意してください。
道を歩いたり乗り物に乗っている時でも、カバンは目の届く場所に安全に保管するようにしましょう。
リュックサックやハンドバッグは、見える位置で前掛けにして持ち歩くと危険や犯罪が避けられて安全です。
ホテルだから治安はいいと安心せず、貴重品は自分で責任を持って安全に管理するようにしてください。
ホテルで貴重品が無くなっても、犯罪被害を誰も補償してくれない可能性があります。
気をつけるべき犯罪②:ぼったくり
治安のいい中国旅行で注意したい犯罪や危険はぼったくりです。
予想以上の法外な値段が請求されて、大金を奪われる犯罪が発生しています。
道を歩いている時に声をかけてくる客引きは、治安のいい場所でも危険があるので十分注意してください。
いい人そうだからと付いていくと、高額な商品を買わされてしまう危険があります。
夜のバーや歓楽街ではぼったくりの犯罪が横行していて危険と言われており、決して治安が良い安全な場所とは言えません。
雰囲気の怪しい飲食店や風俗関係のお店は危険ですから、決して入らないようにしてください。
最初は楽しくお酒を飲んでいただけでも、付き添いの女の子が増えてくる危険があります。
お酒や料理が勝手に注文されたりして、最後に法外な値段が請求される犯罪が起きています。
クレジットカードで支払いをする時には、金額をしっかりと確かめるようにしましょう。
中には、実際の金額よりも高額な料金をカードから引き落とす犯罪も発生しています。
気をつけるべき犯罪③:ひき逃げ
治安のいい中国旅行で気を付けたい犯罪や危険は、ひき逃げ事件です。
中国旅行する際には、ひき逃げの犯罪や危険に十分に注意するようにしてください。
中国はますます車社会になっており、旅行中にひき逃げの危険や犯罪被害に遭う人が多くなっています。
中国のドライバーは日本に比べて安全の意識が低く、危険な運転をしている人も多くいます。
横断歩道や信号がある場所でも、道を渡る時には危険がないか左右を何度も見て安全を確認してください。
中国では車優先と考える人が多いため、日本のように歩行者に道を譲るという安全感覚の少ない危険な運転手がいます。
安全に注意すべきなのは、自動車やバスのひき逃げ犯罪や危険だけではありません。
中国では電動バイクが普及しており、至る所で危険なスピードを出して走っています。
電動バイクは普通のバイクと変わらないくらいのスピードが出るので、曲がりカーブで急に現れる危険があります。
また音が静かなので、後ろから走ってきても危険に気付かないことがあります。
安全で治安の良い中国ですが世界一の人口大国ですから、ひき逃げの犯罪や危険が起きても誰も助けてくれないことがほとんどです。
自分の安全は自分で守る必要があると考えて、ひき逃げ犯罪や危険に十分注意してください。
気をつけるべき犯罪④:暴力、レイプ
中国の治安は改善されているため、一般的には暴力やレイプの犯罪や危険に巻き込まれることはありません。
とはいえ、自ら危険な場所や状況に出向いて行くと、どれだけ治安が良くても暴力犯罪や危険な目に遭ってしまうことがあります。
最初は小さなトラブルやケンカでも、感情が高ぶってくると危険な暴力犯罪に発展することがあります。
中には反日感情を抱いている人もいるので、腹の立つことがあっても決して暴力をふるってはいけません。
治安の良い場所でも夜の街を歩く時には、窃盗や暴力などの犯罪や危険に遭わないように十分に注意しましょう。
できるだけ人通りの多い場所や、犯罪の置きにくい明るい治安の安全な場所で夜の街を楽しんでください。
特に女性一人だけで危険な夜の街を歩くと犯罪に巻き込まれる可能性があります。
女性が二人一緒でも、犯罪に巻き込まれそうな危険な場所には気軽に足を踏み入れてはいけません。
安全で治安の良い中国旅行中に暴力犯罪やレイプ犯罪はほとんど起きていませんが、いつどんな人がいるか分かりません。
夜道を歩く時や腹が立った時などは、自分は外国にいることを思い出して犯罪から安全を安全に守るように行動してください。
中国人の行動や話し方は日本人とは異なるため、時にはイライラして言い合いになることがあります。
そんな時でも、決してケンカしたり事を荒立てて犯罪や危険に巻き込まれてはいけません。
気をつけるべき犯罪⑤:殺人
中国の治安は安全で落ち着いており、観光旅行中に殺人事件の犯罪や危険に巻き込まれることはありません。
とはいえ、絶対に殺人の犯罪や危険が起きないという保証はありませんから安全には十分注意してください。
窃盗犯罪を犯す人の中には、人の命を奪ってでも金品が欲しいと思っている危険な人がいます。
高価な持ち物を見せるように歩いていると、窃盗犯罪に巻き込まれる危険も高くなります。
殺人犯罪に巻き込まれやすいのは、やはり人気の少ない夜の時間帯です。
夜道を一人で歩き回ったり、雰囲気の怪しい危険な場所に出向いたりすると安全を保証することはできません。
中国人とけんかになったり危険な犯罪に巻き込まれた時には、必要以上に抵抗せず逃げるのが安全な対策です。
多少の金品を奪われても逃げることで、命や身体を危険や犯罪から安全に守ることができます。
治安の安定した大都市ですが、地方から出稼ぎに来ている貧しい人たちが犯罪を犯すことがあります。
中国旅行中の殺人犯罪はほとんど報告されていませんが、決して油断することなく自分の安全は自分で守るようにしましょう。
治安のいい中国でも注意するポイント10選
治安のいい中国ですが、注意していないと危険なトラブルに巻き込まれることがあります。
治安のいい中国の観光旅行で注意すべき10のポイントをチェックしておきましょう。
注意するポイント①:交通事故
中国の治安や安全はかなり改善されていますが、交通事故には十分に注意してください。
中国の交通安全のルールは、日本の事情とは大きく異なっています。
治安のいい中国でも歩行者優先とは限りませんし、車も日本とは違って右側の車線を走ります。
横断歩道や信号も守らない人が多いため、何度も左右の安全を確認して歩行するようにしましょう。
タクシーやバスのドライバーもとても荒い危険な運転をする人が多くいます。
急ブレーキを踏んだり、急に車線変更したりしますから、タクシーやバスでも手すりにつかまって安全に乗るようにしましょう。
治安のいい中国ですが、自動車以外にも電動バイクがスピードを出して走っています。
交通事故が起きると旅行が台無しになりますから、交通安全を心がけて行動してください。
注意するポイント②:パスポート
中国に限らず海外旅行で最も大切な持ち物となるのがパスポートです。
お金を取られてもパスポートがあれば、日本に安全に帰国することができます。
治安のいい中国ですが人口が大変多いため、パスポートを一度紛失したら絶対に戻ってこないと考えてください。
親切な中国人は多いですが、紛失したパスポートが安全に届けられることはほぼないでしょう。
観光旅行中はパスポートを決して紛失しないように安全に保管してください。
不必要にカバンから出し入れせず、万が一に備えてヒモでつないでおくと安全です。
万が一紛失した時のために、パスポートのコピーと戸籍謄本を持参するようお勧めします。
パスポートを紛失したなら、日本大使館で助けを求める必要があります。
注意するポイント③:貴重品の紛失
治安のいい中国ですが、貴重品の紛失に注意するようにしましょう。
安全に保管すべき貴重品の中には、財布やスマホ、タブレットなどが含まれます。
貴重品を紛失してしまったら絶対に戻ってこないと考えましょう。
観光地やお店を移動するたびに貴重品を紛失していないかどうか確かめるのが安全です。
財布やクレジットカードを紛失すると、買物やレストランでの支払いが出来なくなります。
旅行計画全体が台無しになりますし、誰かに悪用されて犯罪に巻き込まれる可能性もありますから絶対に紛失しない安全な方法を考えましょう。
万が一貴重品を紛失したなら、地元の警察で紛失届けや犯罪届を受け取ることで、保険会社に保障を申請できることがあります。
紛失して困るものはできるだけ持ち歩かないようにするのが安全です。
注意するポイント④:買物、レストラン
買物をする時の請求金額には十分注意するようにしましょう。
基本的に治安の良い中国ですが、観光旅行中の金銭トラブルは多く発生しています。
買物をする時には、商品や支払いの金額を確かめるのが安全です。
またレストランで食事をする際には、安全な水を飲むように心がけてください。
最近では、電子マネーを使う人が多くなっています。
安全に便利良く支払える一方で、予想以上の金額が引き落とされる犯罪も起きています。
言葉が通じない中国ですから、買物の金銭トラブルには細心の注意を払ってください。
お土産の品質が悪いことがありますが、それも含めて中国だと気持ちに余裕をもって楽しみましょう。
注意するポイント⑤:ホテル
最近では犯罪の危険や安全面がかなり改善されていますが、ホテルでのトラブルも多く発生しています。
ホテルの室内であっても貴重品はきちんと自分で管理するのが安全です。
ホテルは従業員や利用客だけでなく、一般の人も自由に出入りできるため危険や犯罪が起きる可能性があります。
ロビーやレストランであっても置き引きなどの危険や犯罪に十分に注意してください。
中国人は日本人に比べて声が大きい傾向があるため、ホテル内でも大声で話している人がいます。
ホテルの安全面はますます改善されていますが、十分に清掃されていなかったり、設備が壊れていて危険だったりします。
レストラン内でもマナーの悪い宿泊客や店員が見られます。
これも含めて中国だと考えて、イライラすることなく従業員に対応をお願いするのが安全です。
注意するポイント⑥:ケンカ
中国の観光旅行をする際には、地元の人との危険なケンカは避けるのが安全です。
小さなケンカやトラブルが原因で、危険な犯罪に巻き込まれることがあります。
中国を旅行していると、日本の常識が通用せずイライラさせられることもあります。
時には、怒っても当然と思える危険な行動や犯罪に面することもあります。
治安が良くてもケンカを起こしてしまうと旅行が楽しくなくなるだけでなく、危険な犯罪に巻き込まれる可能性もあります。
できるだけ気持ちを穏やかに保って、現地の人とのケンカはしないようにするのが安全です。
注意するポイント⑦:風俗店
中国の旅行中は、風俗関係の犯罪や危険に決して手を出してはいけません。
中国の法律で風俗業は禁止されており、取り締まりの対象となっている危険な犯罪です。
マッサージ店や理容院などが違法の風俗業を兼ねていることがあり、男性客を誘惑する危険があります。
中国語でサウナと呼ばれる入浴施設が、風俗業の犯罪を兼ねていることもあります。
日本のキャバクラのように女性が付き添うタイプのバーでも、風俗関係の犯罪に誘われる危険があります。
法外な請求額を取られたり、危険な暴力に巻き込まれる最大の原因ですから性犯罪には十分に注意してください。
ホテルによっては風俗業者が広告の名刺を部屋に配っていることがあります。
中国での売春行為は危険な犯罪であり、病気の感染や危険なトラブルの原因になりますから絶対に避けてください。
注意するポイント⑧:こじき、物売り
経済発展が著しい安全な中国ですが、貧富の差が激しくこじきのような人も多く見かけます。
お金をあげる必要はありませんが、親切な態度で断わり相手にしないようにするのが安全です。
観光地ではお土産を買ってもらおうと、しつこく物売りをする人がいます。
あまりにしつこい場合には、はっきりと断るようにしますが決してケンカをしてはいけません。
こじきの場合、お金や物をくださいと道路に座っている人がほとんどです。
中には、何か欲しいとコップやお皿を持って声をかけて回る人もいます。
個人のこじきもいますが、こじきが組織的な集団となって窃盗などの犯罪を犯していることがあります。
こじき一人とトラブルを起こすとボスが登場してきて、危険な事件や犯罪に巻き込まれることがあるので安全には注意を払ってください。
注意するポイント⑨:公安、警察
中国の観光旅行では、公安当局つまり警察に協力するのが安全です。
公安当局や警察に反抗したり逆らったりすると、犯罪者とみなされ逮捕されてしまう可能性があります。
中国では法律よりも警察個人の判断や感情が優先されることがあります。
公安当局に少しでも犯罪者だと怪しまれると大変ですから気を付けてください。
何よりも警察に犯罪者だと思われるような行動はとらないことです。
立ち入り禁止の区域に入ったり、風俗関係の犯罪を犯したりしないようにしましょう。
犯罪取り締まりのため警察に声をかけられたら、素直な態度で協力するのが安全です。
平和的な態度で協力すれば、犯罪者に間違えられることはありません。
注意するポイント⑩:反日感情
ほとんどの中国人は日本人に対して友好的で安全ですが、中には危険な反日感情を抱いている人がいます。
中国では毎日のように反日感情を煽るようなドラマや映画が放映されています。
日本人と聞くだけで敵対的な態度をする人や嫌味を言ってくる人がいるかもしれません。
刺激されても決して相手にせず、穏やかな気持ちと態度を保つのが安全です。
中国では子供のころから戦争の歴史を教えられて、反日感情を持つように教育されています。
日本人らしい礼儀正しさや親切な笑顔を浮かべることで、日本に対する印象を変えることができるかもしれません。
治安のいい中国で、戦争の危険性はある?
安全で治安のいい中国で、戦争が起きる危険はあるのでしょうか?
結論から言うならば、中国の治安は安定しており戦争が起きる危険はありません。
近年、中国の軍事力は世界トップクラスになっており、近隣諸国も簡単に手を出せる相手ではなくなりました。
中国国内の軍隊も強く、中国各地の治安や安全を守っています。
とはいえ、中国は近隣諸国とのトラブルの火種を多く抱えているため、絶対に危険がないわけではありません。
日本の尖閣諸島、ベトナムやフィリピンの南シナ海、台湾問題、北朝鮮の暴発など戦争の危険は絶えずあります。
外国との戦争が起きなくても、中国国内の紛争が起きる危険もあります。
戦争が起きた時には、日本大使館からの安全情報に注意を払ってください。
治安のいい中国で、テロの危険性はある?
治安のいい安全な中国ですが、テロや犯罪が発生する危険は絶えずあります。
テロの危険や犯罪は予測が難しく、どの国や地域にいてもいつ起きるか分からないのが現状です。
中国国内の治安や安全は軍隊の軍事力と監視カメラで維持している面が強く、政府に対して不満を抱いている人は少なからずいます。
そのため地元政府や警察との衝突や暴力犯罪が起こる危険はあります。
何らかのテロや犯罪が発生した場合には、好奇心から危険な現場に近づいたりせず安全に退避するようにしましょう。
また危険を感じる人にも近づかないようにするのが安全です。
過去には、チベットや新疆ウイグル自治区を軍事力で圧制し治安を抑え込んだことがありました。
テロや犯罪が起きた際には、日本大使館からの安全情報に注意を払ってください。
治安のいい中国で観光旅行を安全に楽しもう
今回は、中国の治安状況や注意すべき犯罪や安全のポイントについてご紹介しました。
少し未知な部分のある中国ですが、治安が良くルールを守って旅行すれば安全に過ごせることが分かりましたね。
交通事故や盗難の犯罪は発生しやすいトラブルですから、旅行中は安全に十分注意するようにしましょう。
今回ご紹介した安全や犯罪のポイントを参考にして、素敵な中国旅行を楽しんでくださいね。
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