【観光の前に】黒川温泉ってどんなところ?
黒川温泉があるのは、熊本県の南小国町です。自然豊かな場所で、30軒ほどの温泉宿があります。
また、風景が美しいということもあり、日本で最も美しい村連合に加盟もしている町で、きれいな里山風景を見ることができます。そんな南小国町にある黒川温泉は、国道442号沿いにあります。
町全体で5000名いない程の小さな場所にある黒川温泉のまわりには、黒川温泉郷以外にも、温泉地が多く存在します。
黒川温泉の歴史
ここで簡単に黒川温泉の歴史を紹介します。黒川温泉が温泉地として使われ始めたのは、1960年のことです。
最初は6軒ほどの温泉宿からのスタートでした。ただ、黒川温泉は湯治の場として江戸時代から使われていました。
やまなみハイウェイが1964年に開通した時は、大変な賑わいがあった黒川温泉は、その後80年代の秘境ブーム、90年代は入湯手形なる新しい温泉の入り方で人気をはくしてきました。
一番身近な出来事では2016年におきた熊本地震で、一部旅館に被害をうけましたが、客が戻ってきているところです。
黒川温泉の泉質は?
黒川温泉は、80~90℃の硫黄泉です。自家源泉のお宿も多く豊かな湯量の風呂を楽しめます。
宿ごとに泉質が異なり、単純弱酸性・単純弱アルカリ性、硫黄、炭酸水素塩、塩化物、硫酸塩、含鉄、酸性、の7つです。そのため、肌にあわせた泉質で湯巡りができます。
家族でもカップルでも!黒川温泉のおすすめ観光スポット10選!
では、黒川温泉の観光地をみていきましょう。黒川温泉には、以下の観光地があります。
- 首なし地蔵
- 金毘羅杉
- 阿蘇ファンタジーの森
- 阿蘇火山博物館
- ヒゴタイ公園
- 旧国鉄宮原線遊歩道
- らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場
- 阿蘇神社
- 鍋ヶ滝
- 金剛宝寺
続いて、黒川温泉の観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
黒川温泉おすすめの観光地①: 首なし地蔵
身代わり地蔵として人気がある地蔵堂には首なし地蔵があります。江戸時代に子供のみがわりになった首のない地蔵を安置したことが始まりと言われています。
毎年地蔵祭りが開催され、温泉宿から一つの旅館が代表してお湯を奉納します。この地蔵堂が黒川温泉の由来ともなっています。
首なし地蔵は、首と胴体が分離して祀られています。
この地蔵堂のそばには地蔵湯共同浴場があり、黒川温泉発生後で、元湯としられています。
首なし地蔵
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6612-2
黒川温泉おすすめの観光地②:金毘羅杉
黒川近郊にある杉は観光スポットのひとつです。国指定天然記念物で、樹齢千年をこえる巨大な杉です。
杉は満願寺という寺そばにあります。こちらのお寺には、多くの人が海上航行の安全を願って詣でたといわれており、金毘羅現とよばれる神仏習合の神様が現れたといわれています。
杉の当たりに行くには、険しい道を歩くので、健脚向きです。
金毘羅杉
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺志津下
黒川温泉おすすめの観光地③:阿蘇ファンタジーの森
黒川温泉より、徒歩30分かからないところにあるのが阿蘇ファンタジーの森です。ここは一年を通してキャンプを愉しむことができる場所です。
美しい自然が残る場所で、参勤交代に使われた街道をみてまわることができます。キャンプ場の設備として屋外プールや、露天風呂などもあります。
敷地には釣り堀もあり、釣りを楽しんたあとは、釣ったニジマスをその場で焼いてたべることだってできます。バンガロー、コテージなどもありますし愛犬同伴で宿泊できる場所も完備しています。
阿蘇ファンタジーの森
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6259
電話番号:0967-44-0912
黒川温泉おすすめの観光地④:阿蘇火山博物館
阿蘇火山博物館は、阿蘇の火山とその火山地帯で暮らす人々について学ぶことができる施設です。展望台がついた三階建ての建物です。
博物館には展望台があり、そちらからは天気がよいと草千里、中岳を一望できます。
季節によって企画や、特別講演などが開催されます。
阿蘇火山博物館の口コミ
阿蘇火山博物館
住所:https://goo.gl/maps/UeFcYcq84B26K15N8
電話番号:0967-34-2111
営業時間:9AM–5PM
URL:阿蘇火山博物館
黒川温泉おすすめの観光地⑤:ヒゴタイ公園
ヒゴタイ公園は、黒川温泉郷より、車で15分ほどのところにあります。キャンプができる施設も揃ったヒゴタイ公園は、季節によって様々な植物が咲き、人気の場所です。
高原に公園はあり、湿性植物園、博物館もあり自然について学ぶことができます。6月のラベンター秋のコスモスは見ごたえたあります。
駐車場は無料で利用できます。
ヒゴタイ公園
住所:熊本県阿蘇郡産山村田尻771
電話番号:0967-25-2777
黒川温泉おすすめの観光地⑥:旧国鉄宮原線遊歩道
車で20分ほどのところにあるのが、旧国鉄宮原線遊歩道です。廃線が好きな人、トンネル好きな人、自然豊かな中で、インスタばえ写真撮るなど各々が楽しみどころを発見できる観光スポットです。
なんといっても、緑が覆い茂ったなかを通っていくので、森林浴を楽しめます。自動車でなく、南小国町からレンタル自転車で廃線探検にむかうことができます。
道の駅小国で自転車をかりることができます。
旧国鉄宮原線遊歩道
住所:〒869-2505 熊本県阿蘇郡小国町北里
電話番号:0967-46-5560
黒川温泉おすすめの観光地⑦: らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場
1時間15分ほどでかかる場所にあるのがらくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場です。牧場体験ができたり、とれたての乳製品を使った食事を楽しめたりするレストランがあります。
牧場では、小動物たちとふれあうことができます。普段なかなか乗ることができないトラクターに乗って、広大な敷地内を周遊してまわることもできます。
自家製のミルクを使ったオリジナルのお土産なども豊富です。
らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場の口コミ
らくのうマザーズ 阿蘇ミルク牧場
住所:〒861-2404 熊本県阿蘇郡西原村河原
電話番号:096-292-2100
URL:らくのうマザーズ阿蘇ミルク牧場
黒川温泉おすすめの観光地⑧:阿蘇神社
黒川温泉から35分ほどの場所にあるのが阿蘇神社です。歴史の長い神社で、創建は紀元前282年といわれています。
この熊本にある阿蘇神社は、全国にある阿蘇神社の総本山といわれています。歴史のあるこの神社のみどころはいろいろあります。
九州最大といわれる楼門は、日本三大楼門の一つです。阿蘇山山頂には、山上神社もあります。
熊本県の重要文化財の一つとして貴重な神社です。現在、阿蘇神社では、熊本地震の被害を受けて、一部復旧再建がおこなわれています。
阿蘇神社の口コミ
阿蘇神社
住所:〒869-2612 熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
電話番号:0967-22-0064
URL:阿蘇神社
黒川温泉おすすめの観光地⑨:鍋ヶ滝
黒川温泉より国道442を使い車で25分ほどの場所にあるのが鍋ヶ滝です。黒川からすぐに行ける場所にあり、夜にはライトアップもあり大変風光明媚な場所です。
料金はかからないで、自然をたっぷりと楽しめる場所です。美しい風景を撮るのが好きな人にはかなりのおすすめの場所です。
滝の裏側にもまわることができます。落差は10mほどですが、森林の中にあり、昼間は昼間で、木漏れ日がとても美しい滝です。
周辺は整備されており公園となっています。
鍋ヶ滝
住所:〒869-2502 熊本県阿蘇郡小国町黒渕
黒川温泉おすすめの観光地⑩:金剛宝寺
縁結びの寺としてもしられる金剛宝寺は、国立公園内にあるお寺さんで、黒川温泉より車で10分かからない場所にあります。色々と見どころがあり飽きずに観光して回ることができるお寺です。
そのなかでもおすすめのひとつに修行体験があります。記念撮影がついている修行体験は、水行や、座禅など本格的な寺の修行を気軽にうけることができます。
また、ここのおみくじは無料でできます。そしてなんと大吉や半吉などはあっても凶がでないめずらしいおみくじです。
恋愛、金運、健康などおみくじはカテゴリーに分かれていますので、気になる項目を占ってみてはいかがでしょう。
金剛宝寺
住所:〒879-4912 大分県玖珠郡九重町大字 湯坪618番地3
電話番号:0967-44-0708
URL:金剛宝寺
食べ歩き観光も楽しい!黒川温泉のおすすめグルメ5選!
黒川温泉で満喫することができるグルメをご紹介します。
おすすめのグルメ①:わろく屋
わろく屋は、古民家を利用したレストラン&カフェで、23席と小さめな食事処です。
明治期の古民家を移築しています。
経年劣化による独特の趣がある古民家内で食べることができるのは、地元の食材を使った素朴な家庭的な料理です。人気のメニューは、三種のカレーで、異なる三種類の味を一度にたべることができます。
こだわりのカレーらしく、女性にも人気だそうです。そのほか、手作りの焼きプリンも、ユニークな容器に入ってでてきます。
食事、カフェどちらもメニューが豊富なので使い勝手のよくおすすめです。
わろく屋
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6600-1
電話番号:0967-44-0283
営業時間:10:00~18:00 (オーダーストップ17:30)
定休日:木曜日
URL:わろく屋
おすすめのグルメ②:パティスリー麓
熊本阿蘇の伏流水や、地域の食材をたっぷりと使ったお菓子をたべることができるのがここ、パティスリー麓です。黒川温泉に観光した帰りのお土産としても使えるとても便利なお店です。
イートインスペースもあるので、黒川温泉郷を散策して、休憩も兼ねてたちよってみましょう。人気の店なので、混んでいますがそれだけの価値ありです。
人気の品は、レザンです。一度食べてハマった人が何度も買いに来ることで有名です。
パティスリー麓
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6610−1
電話番号:0967-48-8101
営業時間:9AM–6PM
URL:パティスリー麓
おすすめのグルメ③:蕎麦龍
黒川温泉にある宿、旅館わかばにはいっているそば処「蕎麦龍」は、お昼から午後3時までのランチタイムのみ開店しています。ここで本格的な蕎麦でも楽しまれてはいかがでしょう。
旅館を利用してなくてもお風呂巡りができる手形を片手に、立ち寄り湯のあとにランチを楽しんでみるのがおすすめです。蕎麦街道なんてよばれるほど場所があるほどそばが人気の黒川で、ぜひ蕎麦をたべてみましょう。
蕎麦龍
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6431
電話番号:0967-44-0500
営業時間:12–15PM
URL:蕎麦龍
おすすめのグルメ④:オーベルジュ ア・マ・ファソン
黒川温泉街から車で15分の場所にあるのがオーベルジュア・マ・ファソンです。自然豊かな中で、フランス料理を食べることができるレストランです。
黒川温泉以外にも、夫婦滝や大吊橋などの観光名所まで車で気軽に行くことができる場所にあります。オーベルジュスタイルなので、宿泊もできますので、黒川で温泉を楽しんだ後は、こちらで滞在として食事をたのしむのもいいですね。
ランチタイムとディナータイムがきちんと別れています。ラストオーダーの時間が決まっているので、時間をチェックして食べにいきましょう。
オーベルジュ ア・マ・ファソン
住所:879-4912 大分県玖珠郡九重町湯坪 大字湯坪字瀬の本628-10
電話番号:0967-44-0048
営業時間: Lunch 11:30~15:00 (ラストオーダー14:00) Dinner 18:00~22:00 (ラストオーダー20:00)
URL:オーベルジュ ア・マ・ファソン
おすすめのグルメ⑤:お宿玄河 食事・喫茶 うふふ
半個室の部屋でゆっくりと、食事を楽しむことができるのが、食事・喫茶うふふです。こちらも宿付属の施設です。
ランチメニューでは、幻の味噌とよばれる味噌で漬け込んだ牛肉の丼が人気です。
温泉たまごもついてきます。
そのほかに、あか牛を使ったカレー、牛すじのどんぶりなどがあり、お風呂上がりのお腹が空いたランチタイムにぴったりなものばかりです。
ディナーはランチとは異なり焼き肉メニューがメイン。そのほかドリンクなどが楽しめるカフェメニューがり、味の能クなジャージ牛を使ったプリンが人気です。
お宿玄河 食事・喫茶 うふふ
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6606
電話番号:0967-44-0651
営業時間: 11:30AM–2:30PM、6:30–8PM
URL:お宿玄河 食事・喫茶 うふふン
泊まってゆっくり観光!黒川温泉のおすすめ旅館5選!
では、黒川温泉にはどのようなホテルがあるのでしょう。黒川温泉には、以下のホテルがあります。
- いこい旅館
- 旅館 壱の井
- 歴史の宿 御客屋
- 新明館
- ふもと旅館&別館「麓庵」
続いて、それぞれのホテルを詳しくみていきます。
いこい旅館
いこい旅館は、初めて訪れたのにどこか懐かしい雰囲気がある鄙びた宿です。木をたっぷりと使った宿は、囲炉裏のある懐かしい建物です。
田舎らしい風景にとてもマッチした宿には、和室11室、和洋室1室の部屋のほかに、プライバシーを守りながら温泉を楽しめる岩風呂付離れ和室1室や切石風呂付離れ和洋室2室、石風呂付き洋室1室が完備しています。
カップルで訪れるなら、客室にお風呂がついた部屋がおすすめです。2人きりの時間を誰にも邪魔されずにのんびりとすごせますよ。
食事処も3ヶ所あるので好みのタイプを選んで食べることができます。旅館ではオリジナルのお土産もあります。
いこい旅館
住所:〒869-2400 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6548
電話番号:0967-44-0552
URL:いこい旅館
旅館 壱の井
旅館 壱の井は、全室FREE Wi-Fiが完備のやどです。車で来た客が困らないように駐車場も広く用意してあるのがうれしいですね。
総客室が14しか無いお宿ですがそれだけに宿のスタッフの目がよく行き届き快適に滞在ができます。食事の方は、和をベースとした創作料理です。
地元食材がつかわれているのはもちろん、こだわりのお米がとってもおいしいと評判です。天然かけ流しの温泉を露店風呂で愉しむことができます。
旅館 壱の井
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6606
電話番号:0967-44-0881
URL:旅館 壱の井
歴史の宿 御客屋
老舗旅館といったらおすすめなのがこちら、御客屋です。江戸の末期創業の宿で300年の歴史があります。
黒川温泉郷では、もちろん一番の老舗で、名前も創業当時のままで営業中です。お宿の自慢は、お風呂です。
ここでは露天風呂とうち風呂では異なる二種類の泉質がたのしめるのもいいですね。純和風の作りの客室には、温泉がついていませんが、家族風呂も宿の方にあるので、大浴場で見知らぬ人と一緒が苦手だったり、高齢者と一緒など諸事情があっても安心です。
食事は土地のものをふんだんにつかった7種類の懐石料理を堪能できます。
歴史の宿 御客屋
住所:〒869-2400 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6546
電話番号:0967-44-0454
URL:歴史の宿 御客屋
新明館
山間にある小さな宿ですが、田舎の風景をたっぷりと楽しめる宿としておすすめです。敷地内には季節の花々が先、それを眺めながらのんびりとした滞在を楽しめます。
客室そばに流れる川の流れる音を聞きながら、都会の喧騒を忘れてしばしの滞在を楽しみましょう。木のぬくもりがあたたかい畳の和室での滞在です。
ここの宿の最も味わいぶかいところは、洞窟風呂です。宿屋の主人がコツコツと掘り、つくりだした洞窟が、趣ある天然風呂として人気があります。
そのほか、岩戸風呂、穴風呂、家族風呂などがある宿です。家族風呂は予約制になっているので、入浴希望は早めに予約をいれましょう。
新明館
住所:〒869-2400 熊本県阿蘇郡南小国町黒川温泉
電話番号:0967-44-0916
URL:新明館
ふもと旅館&別館「麓庵」
本館と別館があるこちらの旅館は、敷地内でそれぞれの旅館がつながったつくりとなっています。送迎バスなどもありますが駐車場も用意してあるので自家用車でおとずれることもできます。
宿には、温泉ソムリエがいてホームページには、くわしく宿で入ることができるお風呂の泉質を説明してくれているのもいいですね。特に女性にうれしいメタケイ酸とよばれる肌によい成分が含まれた天然温泉で湯浴みができます。
宿泊すると9つ貸し切り風呂を利用できる特典もあります。子供連れはもちろん、高齢者がいる場合なども貸し切りがあると便利。
カップルで温泉旅行に行きたい人も、貸し切り風呂があるとパートナーとゆっくりとした時間を過ごせますね。食事の献立は女将が考えていて、田舎の良さをたっぷりと味わえるものとなっています。
肩肘張らないシンプルな見た目の料理ですが、愛情たっぷりで、黒川の旬をいただけます。
ふもと旅館&別館「麓庵」
住所:〒869-2402 熊本県阿蘇郡南小国町満願寺6697
電話番号:0967-44-0918
URL:ふもと旅館&別館「麓庵」
黒川温泉観光には入湯手形や黒川カッポがお得!
黒川温泉郷を観光する際に、少しでもお得で便利な方法はないのでしょうか。今回は、黒川温泉の入湯手形と黒川カッポについて簡単にご説明します。
黒川温泉の入湯手形
黒川温泉に行くと、旅館の入り口に、まるで絵馬のようにかけてある大量の木の札をめにすることがあります。これが、黒川汚染の入湯手形です。
黒川温泉では、旅館を営んでいる30軒と、風景を一つの旅館とみなして、旅人をおもてなしするというコンセプトのもと、営業をしています。黒川温泉郷にひとたびはいると、別々の宿ではあるけれど、道はすべての宿に通じる廊下という風にみなしているそうです。
そんな考えからそれぞれの宿で自慢の温泉を手軽に巡ることができるようにと入湯手形が考えられたようです。入湯手形には、説明書がついてきます。
この説明書を見ると肌ごとに泉質の違いがかいてあり、宿ごとに異なる泉質の温泉をどのようにたのしむとよいのかがわかります。手形で入浴できる温泉は、28ヶ所ある湯の中から3つとなっています。
入湯手形をみせるだけで宿からちょっとしたサービスを受けられる場合がありますので、ぜひ黒川の温泉をたっぷりと楽しみたい方は、手形を購入を検討してみてはいかがでしょう。
黒川カッポとは
温泉もすきだけど、地酒などにも目がないという人におすすめなのが、「黒川かっぽ」です。この「かっぽ」手形で、黒川を散策しては「黒川かっぽ」の企画に参加している旅館で酒をいただくことができます。
旅館だけでなく、商店の軒先など、意外な場所がいきなりBARになり、観光客同士が楽しく酒盛りをできる黒川かっぽは、地元のお酒がのめて人気の手形です。お酒が苦手な方にはノンアルもあるそうなので、ぜひご利用して黒川を楽しんでみてはいかが?
湯明かりや夜市など黒川温泉は観光も楽しめるイベントがいっぱい!
黒川温泉では郷にある宿が一体となり様々なイベント行い、観光客をもてなしています。
年間を通して様々なイベントが有り、その中からオススメを少しご紹介します。
温泉の名前の由来となった地蔵堂のお祭りが毎年5月8日に開催されます。旅館のお湯を奉納する伝統的な祭りです。
春先のなんと言っても人気のイベント一つに、ホタルツアーがあります。宿泊者は無料のバスでホタルをみにいけます。
夏は夜祭も行われます。メインストリートである川端通りの夜祭は、提灯の明かりのもと、太鼓がなり福引が行われ賑やかです。
秋になると伝統的な神楽、奥の院ではの祭り、紅葉、温泉感謝祭など盛りだくさんです。
黒川温泉観光で人気のおすすめスポット20選!のまとめ
今回は趣ある鄙びた旅館が多い熊本黒川温泉郷について色々ご紹介しました。黒川温泉は、南小国町という小さな町にある温泉郷のひとつですが、車で一時間もドライブすると他の熊本の主要都市にもアクセスできる便利な場所にあります。
自然と都会とめりはりをつけて観光旅行を愉しむことが気軽にできる良い場所にある黒川温泉。たまには時計を気にしないのんびりとした癒やし旅をしたい人に特におすすめです。
阿蘇山へ行くと、必ず立ち寄る草千里に隣接する阿蘇火山博物館。
草千里観光のお土産を購入するのが最初は目的でした。
しかしその2Fが博物館になっているとの事で、最初は火山の不思議を知りたくて入館。
阿蘇山の歴史を知ると共に、現在の火口の様子も見ることが可能です。
ただ、数度目になると展示物の変化が少ないので、あっけなく見学が終わってしまうのが少し残念です。