観光の穴場!国東半島ってどんなところ?
国東半島は、大分県の北東部に位置する半島です。
地名の読み方は「こくとう」ではなく「くにさき」。
少々難しいですね。
瀬戸内気候に属しているため年間を通じて雨が少ないこの地域は、仏教と神道が融合した「六郷満山(ろくごうまんざん)」と呼ばれる独自の神仏習合文化が生まれたことで知られており、今でも奈良~平安時代のお寺や神社が多く現存しています。
また、半島北部は入江と岬が連続するリアス式海岸になっており、その絶景は「日本の秘境100選」にも選ばれるほどの素晴らしさなんです。
そんな古くからの文化や雄大な自然が色濃く残っている地域ですが、決して、人を寄せ付けない“難所”というわけではありません。
大分空港は国東半島に位置し、高速道路や国道も走っているなど、大分県の内陸部と比較してアクセスがしやすい地域なので観光にもぴったりです。
ドライブ観光も人気の国東半島!行き方は?
国東半島の東端に位置する大分空港は羽田・成田・伊丹・中部国際空港と航路を結んでいるので、それら地域からは1~2時間ほどで訪れることができます。
しかし、空港から先は鉄道などが走っていないため、国東半島観光を満喫するならレンタカーがおすすめです。
大分空港では、ニッポンレンタカーやオリックスレンタカー、トヨタレンタカー、バジェットレンタカー、ニコニコレンタカーなどを利用することができます。
また、高速道路を利用する場合、福岡市方面からは九州自動車道と大分自動車道を経由して東九州自動車道を、本州・北九州市方面からは直接東九州自動車道を通って行くのが最短ルートです。
高速道路の出口は、いずれから来る場合も宇佐・院内・安心院(あじむ)・大分農業文化公園ICなどが国東半島の最寄りになります。
さまざまなスポットを楽しめるドライブ観光は、国東半島巡りの王道です!
紅葉や絶景など撮影スポットがいっぱい!国東半島観光のベストシーズンは?
さまざまな史跡や自然が残っている国東半島には、インスタ映えする撮影スポットもたくさんあります。
もちろん、どの季節に訪れても美しい光景を楽しむことができますが、特に堪能したいなら10~11月頃の紅葉シーズンがおすすめです。
国東半島のお寺や神社にはモミジなどが植えられていることが多く、秋が深まった頃に見られる燃えるような紅葉には息を呑むこと間違いなしです。
植えられている木の種類はお寺や神社ごとに微妙に異なっており、どこを訪れても異なった風景を切り取ることができるので、ぜひカメラを持って出かけたいですね。
六郷満山や文化や真玉海岸!国東半島のおすすめ観光スポット10選!
では、国東半島の観光地を見ていきましょう。
国東半島には、以下の観光地があります。
- 両子寺
- 真玉海岸
- 宇佐神宮
- 富貴寺
- 熊野磨崖仏
- 長安寺
- 杵築城
- 昭和の町
- 長崎鼻
- 大分農業文化公園
続いて、国東半島の観光地を、それぞれ詳しく見ていきます。
国東半島の観光地①: 両子寺
国東半島の一体に広がる寺院群「六郷満山」の総持院として、満山を統括していたと言われるお寺「両子寺(ふたごじ)」。
奈良時代の718年に開基し、1300年以上の歴史を持つ由緒あるお寺です。
山門に続く石段の両脇には高さ2.5メートルもある石造りの仁王像が安置されており、その佇まいは、森の風景と相まって荘厳な雰囲気を演出しています。
この森は「森林浴の森100選」にも選ばれており、紅葉の名所でもあるんです。
両子寺の「奥の院」は古来より子授けの霊地、不老長寿の霊地となっており、安産祈願に多くの参拝者が訪れるパワースポットとしても知られています。
両子寺
住所:大分県国東市安岐町両子1548
電話番号:0978-65-0253
拝観時間:8:00~17:00(3~11月)/ 8:30~16:30(12~2月)
拝観料:300円
URL:両子寺ホームページ
国東半島の観光地②: 真玉海岸
海に沈む美しい夕日を眺めることができる「真玉海岸」。
この海岸は「日本の夕日百選」にも選ばれた絶好の夕日鑑賞スポットです。
大分県はほとんどの海岸線が東側に面しているため、太陽と言えば基本的に“水平線から昇る”ものですが、国東半島のこのエリアのみ海岸線が西側に面しているため、大分県では珍しい“水平線に沈む”太陽を見ることができるんです。
干潮と日の入りが重なると浮かび上がる縞模様は、まさに絶景。
国東半島北部のロマンチックなスポットを結んだ「恋叶ロード」沿いにあるので、ぜひカップルのドライブデートで訪れたいところですね。
真玉海岸
住所:大分県豊後高田市臼野
URL:豊後高田市観光ホームページ
国東半島の観光地③: 宇佐神宮
国東半島の付け根、宇佐市の中心地に位置する「宇佐神宮」は全国に4万社以上ある八幡宮の総本社。
京都の石清水八幡宮、福岡の筥崎宮とともに日本3大八幡宮の1つとして数えられているこの神社は、応神天皇のご神霊・八幡大神を祀るために創建されたと言われており、六郷満山文化とも深い関わりのある歴史ある神社です。
境内は静かな森に囲まれて澄んだ空気に満ちており、中心にある本殿は「八幡造り」と呼ばれる神社建築の代表例として国宝に指定されています。
その美しい朱色には、ただただため息がもれるばかりです。
また、春には桜が、夏には蓮の花が咲き誇り、参拝客を楽しませてくれます。
宇佐神宮
住所:大分県宇佐市大字南宇佐2859
電話番号:0978-37-0001
拝観時間:5:30~21:00(4~9月)/ 6:00~21:00(10~3月)
URL:宇佐神宮ホームページ
国東半島の観光地④: 富貴寺
平安時代に、宇佐神宮大宮司(神社の責任者)の氏寺(一族の繁栄などを祈るために建てられたお寺)として開かれた「富貴寺」。
阿弥陀堂は京都の平等院鳳凰堂、岩手の中尊寺金色堂とともに日本3大阿弥陀堂の1つに数えられ、九州最古の木造建築物として国宝に指定されています。
本尊の阿弥陀如来像は巨大なカヤの木でつくられており、国の重要文化財に指定。
また、大堂内には極楽浄土の世界を描いた壁画があり、ほかにも、僧侶が修行の時に使用したと言われる梵字が残されているなど、非常に歴史的価値が高いお寺です。
境内にはイチョウやモミジが植えられており、秋には紅葉が楽しめます。
富貴寺
住所:大分県豊後高田市田染蕗2395
電話番号:0978-26-3189
拝観時間:8:30~16:30
拝観料:高校生以上 300円 / 中学生以下 150円
URL:豊後高田市観光ホームページ
国東半島の観光地⑤: 熊野磨崖仏
鳥居をくぐり、鬼が築いたと言われる100段の石段を登ると、国の重要文化財に指定されている「熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)」が見えてきます。
磨崖仏とは岩壁を刻んでつくられた石仏のことで、ここにある高さ6.7メートルの大日如来像と高さ8メートルの不動明王像は、日本最古にして最大級の磨崖仏です。
これら磨崖仏は奈良時代の718年につくられたと伝えられており、近くの山中には、作業時の宿泊所として使われた「御所帯所」の跡が残っているなど、当時の様子に思いを馳せることができるスポットになっています。
鬼の石段は自然の石を積み上げたままの形をしているので、ヒールなどでは少々歩きづらいかもしれません。
普段から歩き慣れている靴を履いて登るのがベターです。
熊野磨崖仏
住所:大分県豊後高田市田染平野
電話番号:0978-26-2070
拝観時間:8:00~17:00(4~10月)/ 8:00~16:30(11~3月)
拝観料:高校生以上 300円 / 小・中学生 150円 / 小学生未満 無料
URL:豊後高田市観光ホームページ
国東半島の観光地⑥: 長安寺
奈良時代の718年に開基した天台宗のお寺「長安寺」。
このお寺に収蔵されている「太郎天像」は、大日如来の使者である不動明王が修験の極致にある者の前に現れる時の姿を模したものであると考えられており、国の重要文化財に指定されている大変貴重な木像です。
「○○天」と呼ばれるものは帝釈天や毘沙門天など数あれど、太郎天という名前は非常に珍しく、国東半島独自の文化が生み出したものと言われています。
そういった歴史的史料に加えて、見所となっているのが美しい植物です。
このお寺は「花の寺」とも呼ばれており、1年を通じて、シャクナゲやアジサイ、ヒガンバナ、モミジ、イチョウなどの花々や紅葉を楽しむことができます。
長安寺
住所:大分県豊後高田市大字加礼川635
電話番号:0978-27-3842
拝観時間:8:00~17:00
宝物拝観料:200円
URL:豊後高田市観光ホームページ
国東半島の観光地⑦: 杵築城
国東半島の南に位置する杵築(きつき)市。
市内を流れる八坂川の河口にあるお城が「杵築城」です。
高台の上に築かれたこの城には当時の石垣が一部残っているほか、1970年に建てられた三層の模擬天守には刀剣や甲冑などが展示されています。
天守閣からは瀬戸内海が見渡せ、城の手前に整備されている城山公園も開放感抜群!
また、「九州の小京都」とも呼ばれる杵築の城下町には江戸情緒あふれる場所がいくつも残っており、全国で初めて「着物が似合う歴史的街並み」に認定されるなど、江戸時代へのタイムスリップに誘う魅力がつまった街なんです。
おしゃれに着飾って散策を楽しんでみてくださいね。
杵築城
住所:大分県杵築市杵築城山16-1
電話番号:0978-62-4532
営業時間:9:00~17:00
入場料:高校生以上 300円 / 小・中学生以下 150円
URL:杵築市観光ホームページ
国東半島の観光地⑧: 昭和の町
江戸時代から昭和中期にかけて、国東半島で最も栄えていた街・豊後高田市。
そんな“古き良き時代”の活気を蘇らせようと、実際に残っている商店街の街並みを活かして2001年にオープンしたのが「昭和の町」です。
総延長550メートルの商店街には、昔懐かしい駄菓子屋や学校の教室を再現した「昭和ロマン蔵」があったり、実際に運行しているボンネットバスがあったりと、まるで自分が昭和の世界にタイムスリップしたよう。
町歩きをしながら楽しいエピソードを聞かせてくれる「ご案内人制度」を利用すれば、さらに昭和の町の魅力を体感できますよ(制度の利用は要予約)。
商店街の路地裏を歩いているような「昭和の路地裏迷路」も新たにオープンし、当時を知っている大人も知らない子どもも、みんなで楽しめること間違いなしです!
昭和の町
住所:大分県豊後高田市新町989-1
電話番号:0978-23-1860
営業時間:9:00~17:00(昭和ロマン蔵)※商店街は店舗により異なる
入場料:大人 620円 / 小・中・高校生 430円
URL:豊後高田市観光ホームページ
国東半島の観光地⑨: 長崎鼻
国東半島のほぼ北端に突き出た岬「長崎鼻」。
この岬には波の侵食でできた洞穴が無数にあり、中でも「行者洞窟」と呼ばれる大きな洞穴は修験者が修行で入った場所と言われています。
そんな行者洞窟からほど近い場所には色とりどりの花々が植えられており、春には菜の花が、夏にはひまわりが咲き誇る自然がいっぱいのスポットなんです。
また、2014年に開催された「国東半島芸術祭」で展示された屋外アートの数々が常設されており、散策コースでは著名なアーティストの作品を楽しむこともできます。
ちなみに、先にご紹介した恋叶ロードは昭和の街を起点として、途中にある真玉海岸を経て、ここ長崎鼻が終点となります。
ドライブデートでぜひ立ち寄りたいスポットですね!
長崎鼻
住所:大分県豊後高田市見目4060
電話番号:0978-54-2200
営業時間:9:00~17:00
定休日:シーズンオフの木曜日
URL:長崎鼻ホームページ
国東半島の観光地⑩: 大分農業文化公園
杵築市にある「大分農業文化公園」は、インターチェンジの名称にもなっている東九州自動車道・大分農業文化公園ICからすぐというアクセスの良い場所にある自然いっぱいの屋外体験施設です。
ここでは、さまざまな農作物に触れることができる体験農業をはじめ、陶芸づくりや料理づくりなどにチャレンジできる体験教室に参加することができ、五感をフルに使ってたっぷりと遊ぶことができます。
オートキャンプ場やコテージも用意されているので、国東半島ドライブの最終目的地をここに設定して、宿泊してもいいですね。
1日中と言わず複数日にわたって遊び尽くせる、ファミリーにおすすめのスポットです。
大分農業文化公園
住所:大分県杵築市山香町大字日指1-1
電話番号:0977-28-7111
営業時間:9:30~17:00(3~6・10・11月)/ 9:30~18:00(7~9月)/ 10:00~16:00(12~2月)
定休日:火曜日
URL:大分農業文化公園ホームページ
新鮮魚介やおしゃれカフェ!国東半島観光に行ったらグルメも楽しもう!
では、国東半島のグルメスポットを見ていきましょう。
国東半島には、以下のグルメスポットがあります。
- 海鮮一八
- CAFE&KITCHEN 結
- くにさき牧場
- 十割蕎麦 ゑつ
- 膳のえぐち
続いて、国東半島のグルメスポットを、それぞれ詳しく見ていきます。
国東半島のグルメスポット①: 海鮮一八
国東半島の南、日出(ひじ)町にある新鮮魚介が有名なお店「海鮮一八」。
別府湾に面した眺望抜群の店内では、地元でとれた新鮮なネタを使用した「名物海鮮丼定食」や「刺身定食」などが堪能できます。
もちろん、鮮魚以外にも大分名物のとり天がおいしい「とり天定食」や、「有頭海老フライ定食」などが用意されており、そのどれもが絶品です!
平日限定とはなりますが、一部メニューは割引価格で食べることができるので非常にコスパの良いお店でもあります。
大分空港から大分市方面に向かう国道10号線沿いの物産館「シーガーデンひじ」内にあるお店なので、ドライブの途中で立ち寄るのに最適なお店です。
海鮮一八
住所:大分県速見郡日出町豊岡883
電話番号:0977-73-0022
営業時間:11:00~15:00、17:00~19:00(平日)/ 11:00~19:00(土・日・祝日)
定休日:不定休(月3日程度)
URL:海鮮一八ホームページ
国東半島のグルメスポット②: CAFE&KITCHEN 結
国東半島北部のドライブデートにぴったりなスポット、恋叶ロード沿いの栗嶋公園内にある赤いレンガのピザ窯が目印のカフェ「CAFE&KITCHEN 結」。
目の前に広がる雄大な海を眺めながら、石窯ピザやコーヒーなどが味わえます。
本場イタリアのエスプレッソマシーンを使用した本格的なエスプレッソコーヒーやカフェラテ、ピザ、クレープなどの各メニューはテイクアウトもできるので、天気の良い日はコーヒーを片手に栗嶋公園内を散策してみるのもいいですね。
隣りには「恋人の聖地」として知られる縁結びの神様で有名な栗嶋神社も。
このカフェで合鍵を購入して、公園内にあるモニュメントに結び付けると恋が叶うと言われているので、カップルでチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
CAFE&KITCHEN 結
住所:大分県豊後高田市臼野7-15
電話番号:0978-53-5253
営業時間:11:00~17:00
定休日:火・水曜日(夏休みなどの繁忙期は営業)
URL:フェイスブックホームページ
国東半島のグルメスポット③: くにさき牧場
大分空港から車で5分。
瀬戸内海を望む絶好のロケーションに位置する、白い三角屋根が目印のかわいいお店「くにさき牧場」。
ここは、黒毛和牛を使用したロースステーキやハンバーグなどがリーズナブルに堪能できる、どこか懐かしい雰囲気のする洋食屋さんです。
おすすめメニューはチーズハンバーグ。
絶妙に絡み合ったトロットロのチーズとジューシーなお肉は絶品です!
ほかにも、カツカレーやアジフライなどの定番メニューを楽しむこともできますよ。
空港から近いこともあって、休日のお昼時は店内が少々混雑することも。
しかし駐車場は広々としており、ゆったりと車を停めることができるので安心です。
くにさき牧場
住所:大分県国東市安岐町下原2745-2
電話番号:0978-67-3330
営業時間:11:00~14:30、16:30~20:30
定休日:水曜日(祝日の場合営業)
URL:フェイスブックホームページ
国東半島のグルメスポット④: 十割蕎麦 ゑつ
先にご紹介した昭和の町からすぐ近くのところにある「十割蕎麦 ゑつ」。
湯布院のそば屋で修行した大将が打つ、絶品の手打ちそばが味わえるお店です。
そばの風味を損なわないように、ゆっくりと粗くひいた粉を使用した十割そば「あらびきせいろそば」は、このお店の看板メニュー。
“職人技”と言える妙技が光るそばは数量限定なので、早めに訪れたいところです。
また、旬の野菜がたっぷりの「季節の野菜そば」なども楽しめます。
古民家を活用したというお店はモダンでおしゃれな外観をしているので、女性や少人数でも気軽に入れるのがうれしいですね。
十割蕎麦 ゑつ
住所:大分県豊後高田市玉津374-1
電話番号:0978-67-3330
営業時間:11:00~15:00、17:00~20:00
定休日:火曜日
URL:豊後高田市観光ホームページ
国東半島のグルメスポット⑤: 膳のえぐち
日出町の日出城下に広がる海でとれるマコガレイは「城下(しろした)かれい」と呼ばれ、庶民には手が届かない「殿様魚」と言われた歴史を持つ高級魚。
日出町内にはそんな城下かれいを堪能できるお店がいくつもあり、「膳のえぐち」もその中の1店として営業している割烹料理店です。
城下かれいの刺身や煮付け、酢の物、吸い物などがセットになった城下かれい定食をはじめ、旬の食材を使用した会席料理やお寿司なども楽しめます。
刺身や寿司は一品ずつ注文できるのがうれしいですね。
大将の魚さばきを見ることができるカウンター席もあるこのお店は、敷居が高過ぎるわけでもなく低過ぎるわけでもない、誰もが気軽に訪れることができる名店です。
膳のえぐち
住所:大分県速見郡日出町2931
電話番号:0977-72-8558
営業時間:11:30~15:00、17:00~20:00
定休日:月曜日
URL:日出町観光ホームページ
宿泊してゆっくり観光!国東半島のおすすめホテル5選!
では、国東半島にはどのようなホテルがあるのでしょうか。
国東半島には、以下のホテルがあります。
- ホテルベイグランド国東
- 海浜旅庵しおじ
- 山香温泉 風の郷
- 旅庵 蕗薹
- 住吉浜リゾートパーク マリンホテル
続いて、国東半島のホテルを、それぞれ詳しく見ていきます。
国東半島のホテル①: ホテルベイグランド国東
大分空港から車で10分、国道213号線沿いの非常にアクセスが良い場所にあるシーサイドホテルが「ホテルベイグランド国東」です。
このホテルのおすすめポイントは全室がオーシャンビューなこと。
また、展望大浴場の大きな窓からも雄大な瀬戸内海を一望でき、のんびりと至福のひと時を過ごすことができます。
夕食の会席料理は、近海でとれた新鮮な魚介がメイン。
国東半島の海の幸を、心ゆくまで堪能したいですね。
ホテルベイグランド国東
住所:大分県国東市国東町小原4005
電話番号:0978-72-4111
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
URL:ホテルベイグランド国東ホームページ
国東半島のホテル②: 海浜旅庵しおじ
国東半島のほぼ北端、長崎鼻のすぐ近くにある「海浜旅庵しおじ」。
高台に位置し、心地良い潮風を全身で感じることができる絶景の旅館です。
和室が4室のみという小ぢんまりとした旅館ですが、その分サービスは抜群!
2階にある浴場「しおじの湯」ではこだわりの軟水でリラックスできるほか、旅館に隣接している「Healing Room402」では、上質な「ハイオレックひまわりオイル」を使用したオイルリンパトリートメントが体感できるという贅沢ぶりです。
もちろん、夕食で提供される鮮魚や山の幸も絶品!
特に、国東半島の特産「岬ガザミ(ガザミワタリガニの一種)」は、このあたりでしか食べられれない逸品なのでぜひ味わってみたいところです。
海浜旅庵しおじ
住所:大分県豊後高田市見目5708
電話番号:0978-54-3382
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
URL:海浜旅庵しおじホームページ
国東半島のホテル③: 山香温泉 風の郷
国東半島を南北に縦断する国道10号線から少し入ったところにある「山香温泉 風の郷」は各客室が独立した、自然の中でゆったりと過ごせる温泉旅館です。
中でも、3つある離れの部屋は特別な作りになっており、囲炉裏付きのリビングがある部屋や、二間続きの大きな和室がある部屋などは、雰囲気抜群!
もちろん大浴場も用意しており、とろりとした泉質が楽しめる大露天風呂では身も心もリラックスできます。
地元・大分県産にこだわった料理が堪能できるレストラン、気軽に楽しめるパークゴルフ場などもあり、大人から子どもまで大満足間違いなしです。
山香温泉 風の郷
住所:大分県杵築市山香町大字倉成3003
電話番号:0977-75-1126
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
URL:山香温泉 風の郷ホームページ
国東半島のホテル④: 旅庵 蕗薹
国東半島の名刹・富貴寺に隣接している「旅庵 蕗薹(ふきのとう)」。
この旅館は地元の住人によって運営されており、スタッフと家族のような触れ合いを楽しむことができるアットホームなお宿です。
館内は、さながら自分の部屋のよう。
大きな旅館のようなきめ細やかなサービスはありませんが、地元の食材を使用した精進料理や、やさしいお湯が染み渡る温泉は最高の癒やしを提供してくれます。
鉄分が多く含まれ少し濁っている温泉の泉質はカルシウム、ナトリウム、炭酸水素塩泉などとなっており、湯上がりもポカポカです。
また、富貴寺では座禅や写経などを行うことも可能となっており、日常では味わえない貴重な体験は、国東半島観光の良い思い出になるはずですよ。
旅庵 蕗薹
住所:大分県豊後高田市田染蕗2365
電話番号:0978-26-2668
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
URL:旅庵 蕗薹ホームページ
国東半島のホテル⑤: 住吉浜リゾートパーク マリンホテル
杵築城下に広がる守江湾から伸びた半島は、その全体が大規模リゾート施設「住吉浜リゾートパーク」になっています。
約40万平方メートルにもおよぶ広大な敷地内には全室オーシャンビューのマリンホテルをはじめゴルフコースや温泉施設などが整っており、夏になるとさまざまなマリンアクティビティも楽しむことができるんです。
ホテル館内はバリアフリーとなっており、駐車場から客室まで車椅子を降りることなく移動することができたり、浴室では介添人を手配することができたりと、体が不自由な方でも安心して利用することができます。
杵築の漁港でとれた新鮮な魚介や国産牛をメインとした料理も絶品です。
子どもからおじいちゃん・おばあちゃんまで、親子3代で遊べるホテルです。
住吉浜リゾートパーク マリンホテル
住所:大分県杵築市守江1165-2
電話番号:0978-63-9116
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
URL:住吉浜リゾートパークホームページ
効率よく巡ろう!国東半島観光のおすすめモデルコース3選!
国東半島は“半島”といっても非常に広く、半日や1日のドライブ旅行では行きたいスポットをすべて回るのが難しい場合もあります。
JR大分駅や別府駅、宇佐駅などの主要な駅から出ている定期観光バスに乗るのも1つの手ですが、時間に縛られず自由に観光したいという方もいるでしょう。
そこで、効率よく観光スポットを巡ることができるモデルコースを選んでみました!
国東半島観光のモデルコース①: 古の歴史を体感する史跡巡りコース
宇佐神宮をスタートし、富貴寺、熊野磨崖仏、両子寺を巡るドライブコースです。
すべてのスポットが六郷満山文化の中心となる由緒ある史跡なので、このコースを巡れば国東半島の歴史を肌で体感することができますよ。
宇佐神宮から富貴寺まで約30分、富貴寺から熊野磨崖仏まで約15分、熊野磨崖仏から両子寺まで約40分とアクセスも良く、すべて巡れば所要時間は5時間ほど。
両子寺から大分空港までは約30分ほどの距離なので、帰路の飛行機の出発時間に合わせてスタートするという流れにもできますね。
国東半島観光のモデルコース②: カップルにおすすめの恋叶ロードコース
昭和の町をスタートし、真玉海岸を経由して長崎鼻まで巡るドライブコースです。
ロマンチックなスポットが点在する恋叶ロードを走るルートなので、これら3つのスポット以外に、お互いのお気に入りを探しながら巡るのも面白いですね。
車を使えば、昭和の町から真玉海岸まで約20分、真玉海岸から長崎鼻まで約20分と、非常にコンパクトなドライブにすることができるのがこのコースの特徴です。
真玉海岸は夕日が美しいスポットなので、日没まで待ってみてもいいですね。
国東半島観光のモデルコース③: 国東半島を堪能!ぐるっと半周コース
宇佐神宮や昭和の町といった国東半島の北側にあるスポットをスタートし、海岸線を走って南側の杵築城や杵築城下町を目指す、国東半島を半周するドライブコースです。
国東半島は場所によって特徴がまったく異なり、北側では細かい岬と入江が続くリアス式海岸を、南側では真っ白い砂浜などを見ることができます。
海沿いを走れば、次々に変わる風光明媚な光景を心ゆくまで堪能できますね。
途中のスポットに立ち寄りながら1周すると所要時間は半日ほどになるので、時間に余裕がある時にチャレンジしてみたいですね。
国東半島観光のお気に入りを見つけよう!
国東半島には史跡や自然、グルメスポットなどが盛りだくさん!
歴史を体感する旅、海や山を満喫する旅、ロマンチックなデートを楽しむ旅、おいしいものに出会う旅など、したいことによってさまざまなコースが選べるので、ぜひお気に入りの観光スポットを見つけて計画を立ててみてくださいね!
今までにない、まったく新しい体験があなたを待っているはずですよ。