名所たくさんの伊豆大島へ釣りに行こう!
伊豆大島ってどんなところ?
伊豆大島は東京都からグンと南下伊豆諸島の北部に位置する伊豆諸島の中では最大規模の島の事です。
東京から約100㎞程の道のりでアクセスでき、一年を通して温暖な気候に恵まれている伊豆大島は多くの観光客に人気の場所となっています
三原山や波浮港が観光地としても有名です。
島ですので勿論周りは全て海に囲まれており、ダイビングやサーフィンや絶好の釣りスポットとしても有名です。
伊豆大島へのアクセス方法
伊豆大島へのアクセス方法は大きく分けて3つあります。
大型客船
まず大型客船ですが、こちらは夜に各港を出発し早朝に伊豆大島に到着するプランのものとなっています。
船なので飛行機などと比べると時間はかかりますが、価格帯も選べますし、ゆっくり船旅も楽しみたい方にはコチラがおすすめです。
大型客船の場合、片道4,000円~12,000円ほど運賃がかかります。
時間や料金プランは詳しくは客船のホームページに記載されていますので、お好きなプランをお選びください。
ジェット船
次にジェット船で渡航する方法です。
こちらは東京からでも約1時間で伊豆大島にアクセスすることができます。
早い、揺れない高速ジェット船で快適に伊豆大島まで到着することが出来ます。
運賃も1万円以下で購入することができる早くてお得な渡航方法です。
時間もお金もあまりない方にはジェット船をおすすめします。
飛行機
最後の渡航方法は飛行機を使う方法です。
飛行機を使えば東京から伊豆大島までなんと30分程で行くことができます。
伊豆大島へ向かう便は羽田空港からと調布飛行場の2か所です。
出ている飛行機の本数が少ないので注意しましょう。
船よりは高くついてしまうので片道1万円以上は見ておいた方が良いでしょう。
料金は高くつきますが日帰り弾丸ツアーなど時間がない方におすすめの渡航方法です。
伊豆大島では宿付きの釣りツアーもおすすめ
個人で釣りを楽しむ方も多いかと思いますが、伊豆大島で初めて釣りをする方や釣り初心者の方は釣りツアーがおススメです。
旅行会社のツアーを利用される方がもしかしたらお得に楽しめるかもしれませんよ!
オリオンツアーでは伊豆諸島で釣りを楽しみたい方向けのツアーパックを常に特集しています。
料金は時期によりますが、15.000円~と大変リーズナブルな価格帯になっています。
旅行会社の方で現地の旅館の宿泊費用や島までの運賃がパックになっているツアーなどもあり、釣りスポットも事前に教えておいてくれますので、折角伊豆大島まで行ったのに釣果がなかったなんて心配も少なくなります。
なによりも釣り以外の事を考えなくても良いのは大きなメリットですね。
旅行会社によっては船や竿のレンタルができる旅館というプランを組んでくれている所もあります。
釣り具がない方や伊豆大島で釣りをしたことがない方は、まずは手始めに旅行会社の釣りツアーに参加してみては如何でしょうか。
伊豆大島での釣りにおすすめの季節は?
伊豆大島で釣れる主な魚種
伊豆大島では潮の関係で沢山の種類の魚を釣ることが出来ます。
勿論一覧以外の魚も釣ることが出来ますが、メインで釣れる魚を一覧にしてみましたのでご覧ください。
アイゴ | カイワリ | ネンブツダイ |
アカハタ | カンパチ | マアジ |
アナゴ | ギンガメアジ | ブリ |
イサキ | サバ | ヒラマサ |
イシガキダイ | シイラ | ヒラスズキ |
イシダイ | シマアジ | ブダイ |
ウマヅラハギ | スズメダイ | ヒラマサ |
オオモンハタ | スマガツオ | メジマグロ |
伊豆大島での釣りに一番おすすめの季節は?
一年を通して温暖な気候が続く伊豆大島ですが、季節によって釣り方や釣れる魚が変わってきます。
初心者の方やどんな魚でも良いので、とにかく釣りたいという方に1番おススメしたいのが夏です。
中級者以上になってくると形の良い大物が狙い目となってくると思いますので、秋から冬にかけて訪れることをお勧めします。
それでは各季節ごとの詳しい特徴をご紹介していきたいと思います。
春の場合
春は全国的に水温が上がりはじめて魚たちが活発になり始める時期です。
この時期の伊豆半島では、アジなどの小型魚が狙える季節です。
4月頃はまだ水温が低いため浅場の魚は狙ってもあまり釣れません。
カゴ釣り等で沖の魚を狙いましょう
また伊豆大島は離島のため大型の回遊魚達のルートに被りやすく、カツオ等の大型魚が釣れることもあります。
大型魚狙いの方は4月後半~5月は狙い目ですよ!
夏の場合
夏は多くの魚たちが活発的に活動していますので初心者でも簡単に釣れることが多くおススメの季節です。
港釣りではアジやメジナなどを釣ることが出来ます。
磯のスポットや船で沖の方にでるとメジマグロやカンパチなどの大型魚も狙うことができますよ。
夏は1年の中で1番多くの釣り人たちが伊豆大島に訪れます
秋の場合
夏に比べると釣れる魚の種類は各段に減ってしまいます。
しかし、その分夏に肥えた形の良い大物を釣り上げることが出来ます。
秋には磯場へ行くとヒラマサやイシガキダイを釣ることが出来ますよ。
その他マダコ等珍しいものも狙えます!
冬の場合
冬は秋よりも更に釣れる魚の種類が減ってしまいますが、大型魚を釣り上げる絶好の時期です。
冬場は、水温の低い浅場からはどうしても魚は遠ざかってしまいますのでカゴ釣りや船釣りで沖の魚を狙うと良いでしょう。
冬場はマダイ・ヒラマサ・カサゴ・メバルなどを釣ることが出来ます。
伊豆大島で釣りをする際の注意点
伊豆大島で釣りをする際に釣り人が意外と見落としがちな注意点についてご説明します。
伊豆大島へは船で行くことが大半かと思いますが、船への荷物の持ち込みには注意が必要です。
高速ジェットもフェリーも荷物の3辺が120cmを超えてしまう荷物は無料では積みこめないルールになっています。
有料であっても3辺で200cmを超える荷物は積みこめませんので十分注意してくださいね!
伊豆大島の釣り場の種類について
伊豆大島は、島ならではの温暖な気候と黒潮により、エサが豊富に流れつく影響により、いつの季節も多種多様な魚たちと出会うことができるんです。
釣れる主な魚種は、場所によって変わってきます。
港
港では釣り方によっても、釣れる魚種が変わります。
・サビキ釣り:アジ・イナダ・ヒラマサ
・ウキ釣り:ブダイ・マダイ・メジナ
・底もの釣り:イシダイ・イシガキダイ
磯場
大物狙いの方は、磯場での釣りがおすすめです。
カンパチ・メジマグロ・イナダ・ヒラマサ・イシダイ・イシガキダイ・クエなどが釣れます!
伊豆大島でおすすめの釣りポイント10選!釣れる魚種や周辺施設も紹介!
では、伊豆大島の釣りポイントをみていきましょう。
伊豆大島には、以下の釣りポイントがあります。
- 野田浜
- 赤岩
- 万根岬
- 笠松
- カキハラ
- 万立
- 岡田港
- 元町港
- 波浮港
- 泉津
伊豆大島の釣りポイント①:野田浜
タカトッポやゲンバク周辺である野田浜は伊豆大島を代表する殆どの魚が釣れるエリアです。
近くには地元の方々が『ヌタ』と呼んでいる野田浜海水浴場がありますので、トイレや駐車場、飲食をするには困らない便利なスポットです。
便利で入りやすい事やダイビングスポットな事もあり、少し人は多いのです。
初心者はまずこちらからでも良いかもしれませんが、ゆっくり釣りをしたい人は他のスポットの方が良いのかもしれません。
野田浜
住所:東京都大島町岡田新開234
伊豆大島の釣りポイント②:赤岩
赤岩は、いわゆる磯釣りが楽しめるスポットです。
初心者には少々難しいスポットですが、中級者以上の釣り人なら伊豆大島に来たら絶対訪れた方が良いといっても過言ではないスポットです。
赤岩は伊豆大島に来た釣り人なら、誰もが一度は竿を出してみたいと憧れる磯です。
赤岩の南側にある磯の先端部分が本流釣りができるスポットとなっています。
大物が釣れた実績も多くあり人気のポイントですよ。
実際にメジナや60キロオーバーのクロマグロ等を釣った方もいるようです。
赤岩は海に大きく突き出た釣りスポットなので、晴天であっても他の釣り場より大きく波や風の影響を受けます。
足場をしっかりと確認し、くれぐれも注意しながら釣りを楽しんでくださいね!
赤岩
住所:東京都大島町差木地
伊豆大島の釣りポイント③:万根岬
万根岬は地元の人の中では『オオツクロ』と呼ばれ親しまれている磯釣りスポットです。
万根岬はイシガキダイの専門釣りで人気を集めており、丸々とした形の良いイシガキダイを釣ることが出来ると定評を集めています。
こちらも風の影響を受けやすいスポットですので悪天候の日は釣りになりません。
天候の良い日を狙ってチャレンジしてみることをおすすめします。
近くにコンビニや釣具店はないので事前に準備が必要です。
また駐車場に使えるスペースもごくわずかになっていますので、下調べしてから込み合っていない時間帯に行くことをおすすめします。
また天気の良い日の万根岬からは富士山を望むことが出来ます。
釣りだけではなく絶景スポットとしても人気の場所です。
万根岬
住所:東京都大島町泉津秋之原
伊豆大島の釣りポイント④:笠松
笠松は伊豆大島東側のエリアで1番入りやすい磯場です。
こちらも釣り人が絶えない伊豆大島の人気スポットの1つです。
笠松には大きな岩礁が多くあるので魚たちの絶好の隠れ家になっています。
笠松ではメジナやイシダイ、イシガキダイを釣ることが出来ます。
過去には90cm越えのモンスターマダイが釣れたことでも有名なスポットだそうです。
全体的に足場が高いエリアなので、長めのタモの準備をお忘れなく!
周辺にはコンビニや釣具店はないので準備してから行かれることをおすすめします。
海沿いに車を停めておけるスペースはありますが場所が限られていますので注意が必要です。
笠松
住所:東京都大島町元町
伊豆大島の釣りポイント⑤:カキハラ
ルアーで青物釣りのできる磯場として定評のあるカキハラ。
カキハラは広いスペースがあるので、大人数で行くにも良いとされているスポットです。
先行者がいても遠慮なく竿を出すことが出きるくらい広い釣り場です。
カゴ釣りではイシダイやブダイなどを釣ることが出来ます。
足場が大変低くなっているため、天気が良くても波が高い日には注意が必要です。
カキハラ
住所:東京都大島町波浮港垣原
伊豆大島の釣りポイント⑥:万立
万立は磯釣り初心者でも入りやすい磯釣りのスポットです。
万立では伊豆大島に生息している殆どの魚を釣ることが出来ます。
駐車場から磯まで1分で到着できる事と水深があまりないことから、ビギナーや女性、家族連れに好まれる磯場です。
元町港にも近いので、利便性も良く駐車場スペースも所々にあります。
万立ではメジナ・イサキ・ブダイ・ヒラスズキを狙う釣り人が多いようです。
万立
住所:東京都大島町元町野地
伊豆大島の釣りポイント⑦:岡田港
岡田港は伊豆大島で堤防釣りができる最大のスポットといっても過言ではありません。
岡田港駐車場も併設されているので安心して釣り場に入ることが出来ます。
近隣には釣り具屋や釣り船をレンタルできるお店も多いです。
岡田港ではアジやメバルの釣果実績が高いようですよ!
岡田港
住所:東京都大島町岡田
伊豆大島の釣りポイント⑧:元町港
伊豆大島の出帆港として島の西側にある元町港。
足場の良い防波堤になっていますので、初心者の方も気軽に釣り場に入ることが出来ます。
元町港周辺は食堂やトイレ、民宿や釣具屋さんがあるのも大きなメリットです。
貸し竿かあちゃんもありますので、気軽に釣りを楽しみたい方や日帰り弾丸ツアーで伊豆大島を訪れる予定の方は元町港がおすすめですよ。
元町港ではカサゴ・ソイ・カマスなどの魚を釣ることが出来ます。
夜でしたらアジが良く釣れるそうです。
元町港
住所:東京都大島町元町1丁目 東京都大島町元町
伊豆大島の釣りポイント⑨:波浮港
波浮港ではフエフキダイやコロダイ、マダイの釣果実績が高く、これらを求めた釣り人が多く訪れるスポットです。
周辺には駅や釣具屋、コンビニ等はありませんので、事前に準備が必要となります。
駐車場は海沿いに車を横付けするスペースがありますので、問題ないでしょう。
波浮港
住所:東京都大島町
電話番号:04992-4-2552(ほっとセンター波浮)
伊豆大島の釣りポイント⑩:泉津
あまり有名ではない隠れ家的なスポットの泉津は泉津港の堤防に位置します。
堤防ですので磯場とは違い入りやすい釣り場です。
外洋に向かって投げられるエリアがとても限定されてしまいますので、1人か少人数で行くことをおすすめします。
泉津ではイサキの夜釣りの釣果が多く上がっています。
あまり広くない上にカゴ釣りメインになると思いますので、周囲の人と距離を保ってマナーのある行動が必要となる釣り場です。
泉津
住所:東京都大島町泉津
伊豆大島で釣り船を体験してみよう!
伊豆大島の岡田港には釣り船がレンタルできる『良作丸』という貸し船屋があります。
個人で来た方でも乗合船に乗って沖で釣りを楽しむことが出来ます。
勿論グループで来て仕立て船をレンタルすることも可能です。
料金は乗合船1名13.000円、仕立て船4名まで45.000円です。
その他、宿も経営していたり貸し釣り具も揃っていますので手ぶらで来た方も安心です。
ナインティナインの岡村さんがテレビのロケで訪れたりと有名な観光地でもあります。
沖に出ると大物が釣れる可能性が高くなりますので是非一度、岡田港の良作船に行ってみてくださいね!
伊豆大島でおすすめの魚の釣り方を紹介!ルアーやカゴ釣りなどの仕掛けも使いこなそう!
ルアー
ルアーとは生餌に見立てた疑似餌を用いて行う釣りの事です。
伊豆大島では堤防の港エリアでアジの専門釣りに使われることが多いです。
表層からボトムまでの範囲を探りアジの反応を見ながら釣り上げていきましょう。
アタリがあったときに合わせやすいのがメリットです。
カゴ釣り
カゴ釣りは通常のルアーなどでは届かない沖のポイントまで針と撒き餌を届かせることが出来る釣りの手法です。
カゴ釣りの最大の魅力はウキ釣りでは狙うことの出来ない遠いポイントまで狙うことが出来るところです。
伊豆大島でカゴ釣りをする際は沖に流れている潮目を意識することをお勧めします。
うまく潮に乗ることが出来れば、青物やイシガキダイなどの沖の魚を中心に釣ることが出来ます。
大物狙いの方はカゴ釣りをおすすめします。
伊豆大島で釣れるかもしれない危険な魚に注意しよう!
海で釣りをしていると毒性の魚も多くみられます。
伊豆大島も例外ではないので気を付けましょう。
この項では伊豆大島で釣れる危険な魚について紹介していきたいと思います。
ゴンズイ
ゴンズイはナマズ目の魚です。
胸びれ等に毒があり、触ると激痛が走ります。
ゴンズイは夜釣りをしていると1度は遭遇してしまうほどの常習者です。
アイナメなどと間違えやすいので注意が必要です。
ゴンズイの特徴としては死んでからも毒が消えませんので浜辺に打ち上げられている死骸を踏んだり触ったりしないように気を付けましょう。
オニオコゼ
オニオコゼはカサゴ目の魚です。
毒の棘を持っていますので、万が一釣り上げてしまった時のことを考えて厚手のビニール手袋等も用意しておきましょう。
アカエイ
アカエイの尾の部分にある棘には毒があります。
とても抜けにくい形状になっており抜こうとすると激痛が走ります。
お湯による手当てが有効ですので、もしアカエイに刺されてしまった場合はなるべく熱いお湯に手を浸けておくなどの対処法を取りましょう。
ソウシハギ
ソウシハギは亜熱帯エリアに生息する魚ですが、温暖化の影響などにより伊豆大島でもまれに釣り上げてしまう事があります。
ソウシハギの毒はフグの70倍といわれており食してしまうと最悪、死に至る可能性もあります。
伊豆大島の釣り場周辺にはグルメスポットも!
伊豆大島には海が近いという事もあり、新鮮な海の幸や海鮮丼を安価で楽しめるお店が沢山ありますが、今インスタなどで話題のスイーツがあるようです。
それが『ぷらっとハウス』。
ぷらっとハウスは大島空港の近くにある直売所で、野菜やお花、大島牛乳なども販売しています。
そこで販売されている大島牛乳を100%使用したアイスクリームが濃厚で美味しいと評判なんだそうですよ。
潮風に当たっていると甘いものが欲しくなりますよね。
大島空港付近まで来たときは是非1度足を運んでみてくださいね。
伊豆大島の釣りポイント10選!周辺施設やおすすめの釣り方も紹介!のまとめ
伊豆大島は温暖な気候の島と潮の流れの関係で常にエサが豊富なので、ほとんど季節にとらわれることなく年中釣りを楽しめる釣り人にとって最高の島という事がわかりましたね!
島というと敷居が高いと感じる人も多いと思うのですが伊豆大島は東京からのアクセスは大変良く、弾丸ツアーで行く釣り人も増えている話題の場所です!
初心者には旅行会社による釣りツアーも組まれていたり、貸し釣り具屋さんも豊富にあるので安心ですね。
皆さんも是非一度、伊豆大島に釣りにお出かけしてみてくださいね!