穴場な観光スポットも多い山形県ってどんなところ?
山形県は東北地方に位置し、日本海に面した自然豊かな県です。
北が秋田県、東が岩手県、南には新潟県と福島県がとりかこんでいます。
県庁所在地である山形市のほかにも、和牛で有名な米沢市や、東北地方でもっとも面積の広い市である鶴岡市、歴史ある港町がのこる酒田市などの自治体があります。
面積は全国で第6位とかなり広い県ですので、日数の短い旅行であればある程度訪れるエリアを絞ってプランを立てるのがおすすめです。
山形県は大きく4つの地方に分けられています。
県の中央をまたぐように広がる地方は、山形市を含む『村山地方』です。
山形盆地に広がる村山地方は、県内でも人口の多い地方であり、山形県民の半分ほどが住んでいます。
フェーン現象などの影響を受けやすく、夏にはかなりの高温を記録することもあるエリアです。
村山地方の北部には、新庄市や最上郡の7町村が属する『最上地方』があります。
数多くの巨大な樹木が生育するような山地が多く、冬には雪がたくさん降るエリアです。
最上地方の西に位置し、日本海に面しているのが『庄内地方』。
鶴岡市や酒田市を含む地方ですが、海に面していて気候も他地方と異なることが多く、独特の文化圏を形成しています。
村山地方の南、新潟県と福島県に挟まれるように存在するのが、『置賜地方(おきたまちほう)』です。
米沢市をはじめとする8市町村が属するエリアです。
デートや避暑にも!山形県のおすすめ穴場観光スポット10選!
では、山形県の穴場観光地をみていきましょう。
山形県には、以下の観光地があります。
- 山形県郷土館 文翔館
- 山形城跡
- 新庄最上漫画ミュージアム
- 銀山温泉
- 山居倉庫
- 玉簾の滝
- 致道博物館
- 注連寺
- わくわく館
- 赤湯温泉
続いて、山形県の穴場観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
山形の穴場観光地①:山形県郷土館 文翔館
山形県の県庁所在地・山形市は県の経済の中心地でもあり、山形新幹線の停車駅でもあることから多くのビジネスマンや観光客が立ち寄る街。
山形駅から2㎞ほど離れたところにある山形県郷土館 文翔館は、隠れた観光の穴場スポットです。
文翔館は、もともと「県庁舎及び県会議事堂」として用いられていた、レンガでできた重厚な建物。
大正時代に建てられたイギリス風の洋風建築であり、国の重要文化財にも指定されています。
大正時代のレトロさが感じられる建築は、とってもロマンチックで、デートにもぴったり!
庭から文翔館を眺めれば、まるでイギリスに来たかのように錯覚してしまいそうです。
館内は山形県の郷土資料館となっており、山形旅行をより楽しむためのヒントも詰まっています。
無料のボランティアガイドさんもいるので、気になる方は訪問前に問い合わせをしてみましょう。
山形県郷土館 文翔館
住所:山形市旅篭町3丁目4-51
電話番号:023-635-5500
営業時間:9:00~16:30
定休日:第1・第3月曜日(ただし、祝祭日の場合は翌日)年末年始(12月29日~1月3日)
入場料:無料
URL:山形県郷土館 文翔館
山形の穴場観光地②:山形城跡
山形市民にとっての憩いの場・山形城跡も、観光客にとっては意外と穴場かもしれません。
場所も、山形駅から歩いて約15分とアクセスしやすいところにあります。
山形城が築城されたのは1356年、出羽国(山形県から秋田県の大部分)を広くおさめた最上家の祖である斯波兼頼(しばかねより)の手によるといわれています。
斯波兼頼の時代から200年ほどが過ぎた後、最上義光の頃に現在見られる城郭の基本的な構造がつくられました。
大きな合戦があったとき、山形城は霞でその姿が見えなくなったことから、『霞城』や『霞ヶ城』と呼ばれることもあったそう。
この呼び名から、現在の山形城跡とその周辺は霞城公園という名で親しまれています。
平成18年に『日本の城100選』に選ばれた名城です。
現在は再建された門や橋が当時の面影をしのばせます。
山形城跡
住所:山形市霞城町1-7
営業時間:4月1日から10月31日…5:00~22:00、11月1日から3月31日…5:30~22:00
定休日:なし
入場料:無料(園内施設の一部で料金が必要な場合あり)
URL:山形城跡(山形市ウェブサイト)
山形の穴場観光地③:新庄最上漫画ミュージアム
「難しい話や歴史は苦手…」でも、「漫画やアニメは好き」という方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方にぜひおすすめしたいのが、新庄最上漫画ミュージアムです。
新庄最上漫画ミュージアムは新庄市の新庄駅に隣接した施設「ゆめりあ」の中にあります。
それほど大きな施設ではありませんが、それでもミュージアムができしまうほど、新庄にゆかりのある漫画家さんや漫画関係者って少なくないんです。
超有名漫画『HUNTER × HUNTER』の冨樫義博先生や、ドラマ化もされた『本家のヨメ』の岡田理知先生らは新庄出身。
さらに、『ハチミツとクローバー』『3月のライオン』などを手掛ける羽海野チカ先生はご両親が新庄とお隣の舟形町出身なのだそう。
そんな、新庄ゆかりの漫画家・漫画関係者のサインや作品の情報をたくさん見ることができるのが、このミュージアムなんです。
入場料はなんと無料ですが、見ごたえばっちりの穴場スポットですよ。
新庄最上漫画ミュージアム
住所:山形県新庄市多門町1番2号 JR新庄駅隣接 最上広域交流センター「ゆめりあ」 1階 もがみ体験館内
電話番号:0233-29-1311
営業時間:9:00~18:00
定休日:第2第4月曜日 (祝日の場合、火曜日)、12/31、1/1
入場料:無料
URL:新庄最上漫画ミュージアム
山形の穴場観光地④:銀山温泉
心と体を癒すのが山形旅行の目的ならば、温泉を訪れないわけにはいきません。
山形県内にはたくさんの名湯があり、温泉目当ての旅行客がとても多いんです。
新庄方面を訪れた方には、尾花沢市にある銀山温泉がおすすめ。
高速道路を使えば新庄中心部から50分ほどでたどり着きます。
銀山温泉は、江戸時代の初めに特に栄えた延沢銀山に由来します。
銀山が閉鎖された後も温泉町として残り、昭和の初めには高温の温泉がさらに多量に得られるようになったことで有名な温泉街としてその地位を確立しました。
細い川を挟んで木造の温泉宿が軒を連ねる姿は、物語に出てきそうなロマンティックな雰囲気です。
温泉好きには名の知られた銀山温泉ですが、若い旅行者の目には新鮮にうつるでしょう。
風情ある建物が美しく、写真を撮るのにもぴったりのスポットです。
銀山温泉
住所:山形県尾花沢市銀山新畑
URL:銀山温泉
山形の穴場観光地⑤:山居倉庫
続いて紹介するのは庄内地方の穴場スポット、近年人気が急上昇中の山居倉庫です。
酒田駅からバスで10分ほどですが、徒歩でもたどり着くことができます。
山居倉庫は、庄内地方でとれたお米を保管するための倉庫として明治26年に建てられました。
白壁の輝くシンプルな倉庫が整然と並ぶ姿は美しく、港町・酒田の歴史を垣間見せてくれます。
12棟の倉庫のうち半分以上は、現在も農業用の倉庫として利用されています。
それ以外の倉庫は観光物産館や資料館として運用されており、酒田を訪れた観光客が必ずといっていいほど訪れる人気施設になっているんです。
おしゃれなデザインの雑貨やおいしいスイーツなどのお土産物がそろう観光物産館はとくに一押し。
雰囲気が良く、デートにもぴったりのスポットです。
山居倉庫
住所:山形県酒田市山居町一丁目1-8
電話番号:0234-26-5759(酒田市地域創生部)
営業時間:なし(観光物産館は9:00~18:00、12~2月の閉館時間17:00)
定休日:なし(観光物産館は1/1)
URL:山居倉庫(酒田市公式ウェブサイト)
山形の穴場観光地⑥:玉簾の滝
酒田駅から車で40分ほどのところにある玉簾(たますだれ)の滝は、自然が好きな人に行ってほしい穴場スポットです。
森の中にありますが、近くには駐車場もあり、滝までは遊歩道も完備されているので、安心して訪れることができます。
緑鮮やかな木々の間を抜けて進むと現れるのは、まっすぐに崖を流れ落ちる大きな滝。
約1200年前に弘法大師によって発見されたと伝えられ、幅は約5m、高さはなんと約63mもあります。
滝から頬ばしる水しぶきや、森の中の空気を体に取り入れれば、とてもすがすがしい気分に。
夏は避暑のために訪れる人も多いようです。
大型連休のころとお盆のころには滝のライトアップが行われます。
夜にみる玉簾の滝は神秘的で、普段の生活から切り離されたような感覚を味わうことができるでしょう。
玉簾の滝
住所:酒田市升田52-1
電話番号:0234-64-3115(酒田市八幡総合支所)
定休日:なし
URL:玉簾の滝(山形県観光情報ポータルサイト)
山形の穴場観光地⑦:致道博物館
鶴岡市周辺に足を延ばし予定のある方には、致道(ちどう)博物館への訪問をおすすめします。
鶴岡駅からは車で10分ほど、鶴ヶ岡城址公園のすぐそばにある博物館です。
敷地内には複数の建物や庭園がありますが、どれも長い歴史を感じられる見事なもの。
一つ一つの建物や、それぞれの場所で展示されているものをしっかりと見てみましょう。
重要文化財に指定され、致道博物館のシンボルともなっている白い板張りの建物、旧西田川郡役所は、明治時代の浪漫も感じるおしゃれな建築です。
中には庄内地方の歴史を知ることができる重要な資料が多数展示されています。
がらりと雰囲気が変わるのが、庄内藩主の屋敷だった旧荘内藩主御隠殿。
江戸時代に建てられたものを移築し、庄内藩に伝わる鎧兜などが展示されています。
旧渋谷家住宅は、鶴岡市の山村から移築した豪雪地帯の民家です。
いまではなかなか見ることのできない、里山の民家に入ることができる貴重な場所となっています。
致道博物館
住所:山形県鶴岡市家中新町10-18
電話番号: 0235-22-1199
営業時間:9:00〜17:00(入館は、16:30まで)※12月~2月は9:00〜16:30(入館は16:00まで)
定休日:年末年始、12~2月は毎週水曜日
入館料:一般800円、高大生400円、小中生300円
URL:致道博物館
山形の穴場観光地⑧:注連寺
注連寺(ちゅうれんじ)は、1200年ほど前に弘法大師によって湯殿山が開山された際につくられた祈祷所がはじまりといわれる、歴史の長いお寺です。
山岳信仰が盛んな湯殿山のふもとにあり、一年を通じて多くの参拝客が訪れます。
歴史ある本堂は堂々たる風格です。
古式ゆかしい建物に加え、注目したいのが天井画。
伝統ある天井画に加えて、現代アート作家の手による天井画もあるんです!
2009年にはあのミシュラングリーンガイドにも選ばれています。
寺社仏閣に興味のある方にはぜひ一度足を運んでいただきたい、歴史あるお寺です。
注連寺
住所:山形県鶴岡市大網字中台92-1
営業時間:5月から10月9:00~17:00、11月から4月10:00~16:00
定休日:なし
拝観料:大人400円、中人400円、小人300円
URL:注蓮寺
山形の穴場観光地⑨:わくわく舘
米沢方面にお出かけの方はわくわく舘という施設に行ってみましょう。
ここは手織物や布の染色体験ができちゃう穴場スポットなんです!
もともと米沢は織物の産地として有名な地域。
200年以上の伝統があり、現在でも糸の染色から製織まで地域で一貫して行っているといいます。
そんな伝統文化を体験できるこちらの施設は、まさに観光にうってつけ。
とくにおすすめなのが、紅花でハンカチやスカーフを染め上げる「紅花染色体験」です。
紅花からどのようにして布を染めることができるのかを自分の手で実体験できます。
大人はもちろんのこと、子どもにとっても感動できる体験になるでしょう。
わくわく舘
住所:山形県米沢市御廟1-2-37
電話番号:0238-24-0268
営業時間:9:30~16:30
定休日:水曜日(12月~3月の冬期間は日曜日、祝日が臨時休業日)
入場料:なし。体験はメニューによって異なる
URL:わくわく舘
山形の穴場観光地⑩:赤湯温泉
山形県の南部地方に向かわれる方には赤湯温泉をおすすめします。
山中ではなく、街の中にある小さな温泉街として地元の人にも愛されている穴場スポットです。
4つの公衆浴場と14の温泉旅館が、赤湯の街中に点々と存在しています。
山の中の温泉は独特の風情がありますが、街中の温泉はアクセスしやすく、コンビニや伊飲食店に困らないのがうれしいところ。
赤湯を訪れたならば、おいしいフルーツやワインも楽しみましょう。
なんと、南陽市はフルーツの栽培が盛んで、赤湯には4つものワイナリーがあるんです。
赤湯温泉
住所:山形県南陽市赤湯
電話番号:0238-43-3114(赤湯温泉旅館協同組合)
URL:赤湯温泉
穴場観光でおすすめの山形グルメ10選!
穴場観光でおすすめの山形グルメ①:米沢牛
山形といったら、おいしい牛肉!
日本三大和牛の一つである米沢牛は、山形が誇るブランド牛です。
米沢牛は置賜地方の3市5町で育てられた黒毛和牛を指します。
厳しい審査に合格し、規格を満たしたものだけが与えられる名前です。
きれいな霜降りのお肉は感動すら覚えるほどの美しさ!
上品な脂がとろけるような米沢牛は、どうやって食べても間違いなくおいしいお肉です。
穴場観光でおすすめの山形グルメ②:芋煮
近年テレビなどのメディアで取り上げられることが増え、県外の人にも知名度が上がっている芋煮も、山形を代表するグルメです。
山形観光情報センターの情報によると、山形の芋煮の歴史は江戸時代にまでさかのぼるといいます。
牛肉や里芋、こんにゃく、ネギなどをゴロゴロと煮込んだのが、山形の芋煮です。
味付けはしょうゆベースなのも山形の特徴で、ほかの東北の芋煮との違いを楽しむのも一興でしょう。
山形県民は友人知人、家族と一緒に芋煮を囲んでひと時を過ごす「芋煮会」という行事が大好き。
散策の途中に、大人数が一つの大鍋を囲んでいるところに出くわしたら、それは芋煮会かもしれません。
穴場観光でおすすめの山形グルメ③:玉こんにゃく
山形旅行の際に一度は食べておきたいのが、玉こんにゃく。
串にささったまあるいこんにゃくは、どこでも手軽に食べられる山形の人気ご当地グルメです。
醤油で濃いめに味付けられており、何個でもぺろりと食べられてしまいそうなおいしさ。
一つ一つのこんにゃくはぷりぷりとしていて、こんにゃくの良さを再発見できるはずです。
街歩きの途中におやつとして食べるもよし、お酒の当てにするもよしです。
ヘルシーなのもうれしいポイントですね。
穴場観光でおすすめの山形グルメ④:だだちゃ豆
だだちゃ豆は山形の中でも庄内地方で盛んに栽培されている枝豆です。
8月ごろからどんどん収穫されて市場に出回るので、夏に山形を訪れる場合はぜひ試してみてください。
実は、枝豆は収穫した直後からどんどんと味が落ちていく野菜。
できるだけ早く食べたほうがおいしいので、産地で新鮮なものを食べるのが一番なんです。
だだちゃ豆は少々小ぶりながらも、豆の香りが素晴らしく、一度食べたらほかの枝豆が食べられなくなってしまうほど。
香りの中には甘さも感じられます。
現地では、だだちゃ豆をそのまま食べるのはもちろんのこと、様々なスイーツやお菓子に加工されたものも販売されています。
「だだちゃ豆ソフトクリーム」もおすすめなので、もし見かけたら食べてみましょう。
穴場観光でおすすめの山形グルメ⑤:冷やしラーメン
ラーメン好きには言わずと知れた山形のご当地ラーメンといえば冷やしラーメンでしょう。
初めてこの名を聞いた人は、「まさか、冷やして食べるラーメン?」と驚かれるはずです。
その「まさか」で、冷やしラーメンは氷まで入った冷たいスープで提供されるラーメン。
しょうゆ味ものが多く、チャーシューやのり、メンマなどのトッピングがのるところは、普通のラーメンと変わりません。
山形県は地域によってはフェーン現象が起こり、夏は非常に暑くなるエリアもあります。
1952年に山形市の栄屋本店にて、「夏に冷たいラーメンを食べたい」という客の要望に応えて開発されたのがはじまりといわれています。
穴場観光でおすすめの山形グルメ⑥:麦切り
麦切りは、庄内地方、とくに鶴岡周辺でよく食べられる伝統料理です。
小麦粉を練ってのばし、細く切ったうどんのような食べ物です。
透明感の感じられる白い麺はもちもちしていて、うどんとは食感が少し異なります。
冷やしうどんやそばのように麺つゆにつけて食べたり、てんぷらや鴨肉と一緒に食べる麦切りもあります。
お店によっては麦切りとそばを一つの用意に載せて提供することもあり、山形のおいしい麺類が一度に食べられるメニューとして人気です。
一年中食べられる伝統料理となっています。
穴場観光でおすすめの山形グルメ⑦:ひっぱりうどん
山形内陸部で伝わるのがひっぱりうどんという伝統料理。
名前の通りうどんですが、食べ方に特徴があります。
ひっぱりうどんは鍋や釜でゆでたうどんをすくい上げ、そのままサバ缶や納豆とあえて食べます。
鍋や釜から麺を「引っぱり出す」様子からその名がついたようです。
冬の寒さが厳しい山形県の内陸部では、冬の保存食として缶詰や納豆を各家庭が常備していました。
ゆでた熱々のうどんをすぐにそれらの保存食とあえて食べたのがはじまりです。
穴場観光でおすすめの山形グルメ⑧:どんどん焼き
山形の子どもが大好きなおやつ、どんどん焼きを知っていますか?
もともと東京でもんじゃ焼きから派生した軽食ですが、昭和の初めに山形へ伝わり、いまでも愛されている一品です。
どんどん焼きは、いうなれば「割りばしに巻き付けたお好み焼き」のようなもの。
海苔や魚肉ソーセージなどの具材が入った小さめのお好み焼きのようなものを焼き、割りばしにくるくると巻いて、ソースをつけて食べます。
B級グルメといった雰囲気ですが、その人気や知名度はかなりのもの!
お祭りやイベントでも出会うことができるようです。
穴場観光でおすすめの山形グルメ⑨:さくらんぼ
甘いものやヘルシーなフルーツが好きな方であれば、やっぱり山形のフルーツも欠かせないでしょう。
山形フルーツのなかでもとくに有名なのが、赤い宝石のようなさくらんぼです。
旬の時期は6月から7月。
さくらんぼの品種の中でも、特に高値で取引される“佐藤錦”であれば、6月中旬から7月上旬ごろです。
時期になると県内の各地でさくらんぼの販売が始まるほか、観光農園などではさくらんぼ狩りに挑戦できるところもあります。
真っ赤なさくらんぼが鈴なりになる様子は、SNS映えする写真にもぴったりですね。
穴場観光でおすすめの山形グルメ⑩:ラ・フランス
さくらんぼに負けず劣らず、山形県の名産となっているフルーツにラ・フランスがあります。
香り高く、濃厚な甘みのある洋ナシです。
そのままいただくのはもちろんのこと、アイスクリームやタルトの材料にしても楽しめます。
旬の時期は10月ごろですので、秋の山形旅行の際に探してみましょう。
ラ・フランス以外にも多くの洋ナシ品種が栽培されている山形県は、なんと全国の洋ナシシェアの6割を占めているのだそう。
農家さんが自信をもって栽培する洋ナシたちを、ぜひお楽しみください。
山形で人気のおすすめ穴場観光スポット10選のまとめ
地元でもなく、旅行にも行ったことがない人にとっては、どんな観光地や名産品があるかわからない山形県。
広い県内には多くの穴場スポットやおいしいグルメがあることがお分かりいただけたかと思います。
春夏秋冬を通し、様々な表情を見せてくれる山形県はのんびりと大人が旅行を楽しむのにぴったりの場所。
次の旅行は山形で決まりではないでしょうか?