日本豪華客船の魅力
日本船籍の豪華客船の魅力と言えば、やはりサービスの質の高さと言葉の心配の無い安心感、そして日本人の好みに合わせたショーや各種講演会のプログラムと言えるでしょう。
また日本船籍の豪華客船には大浴場などを備え付けていることが殆どで、観光で歩き疲れた身体にも優しいのが特徴です。
食事に関しても、日本人のシェフがプロデュースしていることが多いので、繊細な味付けなどにも間違いがないのが嬉しいですね。
また日本船籍の豪華客船に乗船するうえで何といっても安心なのが、日本人医師と看護師の乗船です。
外国船籍の豪華客船にも勿論必ず医師は乗船していますが、必ず日本人であるとは限りません。
すぐには病院に行くことのできない海上で、母国語の通じる医師がすぐ側にいるということの安心感は何にも代えることが出来ない価値と言えるでしょう。
また、外国船籍の豪華客船には少ないのですが(一部、イギリス船籍のプリンセス系豪華客船には一部大浴場があり有料で使用できます)日本船籍の豪華客船には大浴場を備え付けている場合が殆どです。
もちろん大浴場には大型のまどがあり、大海原を眺めながらの入浴は最高、寄港地での観光の疲れも吹き飛びます。
有料で利用できるスパも、やはりサービスのクオリティは日本レベルとなっており、使用されているオイルやクリームなども、日本人の肌なじみが良い物が多く採用されています。
1泊から豪華客船をお試しすることが出来るワンナイトクルーズの企画なども日本船籍の豪華客船には多いので、まずは気軽にクルーズ体験をしてみませんか?
日本豪華客船は意外と格安?料金相場は?
豪華客船と聞くと、料金が高く敷居が高いと考えてしまう方も多いのではないでしょうか?
もちろん、海外のリゾート地を巡り半年間世界を周るツアーなど100万円近い料金帯のものもありますが、実は気軽に試せる料金のツアーもたくさんあるんです。
横浜の港を出港し、2泊程度を船内で過ごしクルーズのコンセプトに沿ったイベントなどを楽しみ、寄港地で観光をしてまた横浜に戻ってくるというようなツアーで1人100000円程度で探すこともできますし、横浜港を出て東京湾内を1周して翌日横浜港に戻るワンナイトツアーは2泊3日のツアーに比べると割高感はありますが50000円程度で参加可能です。
基本的にワンナイトクルーズは日本船籍の豪華客船のみが提供している場合が多いので、お仕事が忙しくお休みの取れない人にとっては嬉しいポイントです。
クリスマスや誕生日などの特別な時に、是非リーズナブルに日本船籍の豪華客船を楽しみたいですね。
日本を代表する豪華客船①にっぽん丸
特徴
地下1階から8階まである、日本船籍の豪華客船の中でもコンパクトにまとめられている豪華客船がにっぽん丸になります。
そのコンパクトな船体をいかし、ほかの外国船籍の豪華客船などが寄港することが難しい小さな港や島などにも寄港できるそのフレキシブルさが最大の魅力です。
巨大な船は圧倒的でそれも魅力的ではありますが、レストランやプールなどどこに行くのも時間がかかってしまうのも事実。
コンパクトなにっぽん丸であれば、乗船してしばらくすれば船内のマップが頭に入り、自由自在に豪華客船タイムを楽しむことが出来るでしょう。
また、にっぽん丸は数ある豪華客船の中でもグルメな豪華客船として知られており、とくに繊細な味付けの和食には定評がありますので、旅行中も和食を楽しみたいという方におすすめです。
内装
にっぽん丸のパブリックエリアの内装は、寿司レストラン「潮彩」以外に関しては基本的にブリティッシュスタイルで統一されており、豪華でシックなインテリアでまとめられています。
客室の内装に関しては、スイートルームからスタンダートステートまで多彩なクラスが用意されていますが、どの部屋もモダンにまとめられています。
スイートルームやデラックスルームに関しては、豪華ホテルのような設えとなっており、ソファセットなどヨーロピアンスタイルでまとめられています。
スタンダードタイプの部屋も過不足なく、シンプルでモダンにまとめられています。
日本を代表する豪華客船②飛鳥Ⅱ
特徴
日本船籍の豪華客船の中でも、ひときわ豪華で収容人数が800名以上と多いのが「飛鳥Ⅱ」です。
ちょっとしたビルよりも高くそびえるその風格は、まさに豪華客船!といった落ち着きで寄港地でも人気の被写体となることも多い豪華客船らしい佇まいとなっています。
ショートクルーズはもちろん、世界一周、日本一周などの長期クルーズが多いのが特徴で贅沢な時間を楽しむことが出来る日本のシニア層に絶対的な人気を誇る豪華客船となっています。
内装
豪華かつ重厚なインテリアでゲストをリラックスさせてくれるのが飛鳥Ⅱの内装です。
中でもひときわ目を引くのはSロイヤルスイートとなっており、なんとその広さは88㎡超えと日本船籍の豪華客船の中でも一番、大海原を見渡せるテラスにはデッキチェアが2台とティーテーブル、椅子が2台入ってもゆとりのあるスペースです。
一番シンプルなFKステートのインテリアもシンプルモダンで、真っ白なクロスなどビーチリゾートを連想させる高品質な設えです。
日本を代表する豪華客船③ぱしふぃっくびぃなす
特徴
1998年4月に就航した日本船籍の豪華客船「ぱしふぃっくびぃなす」は、上記でご紹介したにっぽん丸よりも少し大きい収容人数が620名の日本船籍の豪華客船となっています。
ぱしふぃっくびぃなすの魅力はその多彩なエンターテイメントと日本人に合わせたヘルシー志向の食事の数々です。
中でもデザートは甘さ控えめにして「ぱしふぃっくびぃなす」オリジナルのメニューも多くファンが多いことでも知られています。
茶室やシガールームなどもあり、長いクルーズ旅行でも飽きることなく過ごすことが可能な「ぱしふぃっくびぃなす」は家族連れにも優しいツアーなども企画されており、離島めぐりなど夏休みシーズンには大変な人気です。
内装
「ぱしふぃっくびぃなす」の内装は、豪華でエレガント、中でも一番高いロイヤルスイートルームは全く船に乗っていることが信じられないようなゴージャスなインテリアと広さが自慢です。
広い応接室とベッドルームには大きな仕切りがあり、ゆったりと過ごすことが出来るでしょう。
また「ぱしふぃっくびぃなすの」自慢のひとつが本格的な茶室です。
小さな箱庭までが作られており、海にいることを忘れてしまう佇まいとなっています。
殆どすべての主要な設備、部屋から海が見渡せる設計になっており、とくにメインダイニングルームは豪華客船らしい大きな窓に豪華なカーテンがかけられて贅沢な時間を楽しむことが出来るでしょう。
【日本豪華客船】おすすめの世界一周クルーズ
豪華客船の旅と言って思い浮かぶのは、やはり世界一周という方も多いのではないでしょうか?
ゆったりとした船旅、旅行中に各国でお土産を買って荷物が増えても帰国時に宅配便で荷物を送ってしまえば問題なく、旅行中に大荷物に頭を悩ませる必要もありません。
動くホテルである豪華客船で楽しみながらステイしているうちに次の寄港地へ到着する世界一周クルーズは、やはり豪華客船の醍醐味と言えるでしょう。
そんな日本船籍の豪華客船で行く世界一周ツアーはやはり安いというわけにはいきません。
飛鳥Ⅱで見てみると、一番安いお部屋でも100日ちょっとのツアーで400万円プラス、Sスイートルームで20000万円越えとなっています。
そんな世界一周ツアー、100日程度をかけて地球をぐるりと巡ります。
寄港地はツアーによっていろいろと選ぶことが出来ますが、おすすめはシンガポールの都市、マレーシアのビーチリゾート、ドバイなどの豪華体験、エジプトでの遺跡観光、ギリシャのビーチリゾート、イベリア半島にあるポルトガル、水の都ベニス、フランスのルーアン、南米、そして北米のサンフランシスコやバンクーバーなどを巡るリゾートと都市、遺跡観光のバランスの良いツアーです。
各社から日本船籍の豪華客船で巡る世界一周のツアーは販売されており、寄港地は少しづつ違います。
ハワイが好きであればハワイに寄港してプロのフラダンスが習えるパッケージがあるツアー、東欧が好きであれば東欧の寄港地ツアーが充実しているツアーなど、好みで選ぶとよいでしょう。
また、飛行機を含めた移動で世界一周するタイプのクルーズツアーも時間がない方には人気となっています。
こちらのツアーはヨーロッパまで飛行機で飛び、そこからギリシャの美しい島々を巡るエーゲ海クルーズ、エジプトの遺跡を巡り、南欧の田舎の港を巡った後でアメリカまでの大西洋横断をしてサンフランシスコから日本に飛行機で帰国します。
こういったツアーですと、東南アジアのビーチリゾートや都市を省く形になるため、期間的にも半分かそれ以下で済むことも多く、費用も飛行機代を別とすればリーズナブルに済む場合も多いようです。
ただ、日本船籍の豪華客船に乗船してしまえば言葉の心配はありませんが、この飛行機を含めたツアーは現地集合現地解散ということになりますので、現地の空港から豪華客船に乗船する港までの移動は宿泊がある場合も含め全て自身で動く場合が多いので、そのあたりはどのような扱いになるのかっ申し込み前に必ず旅行会社に確認をしておきましょう。
ツアーによっては、現地の空港からの送迎をオプションで取り扱っている場合もあります。
【日本豪華客船】おすすめの日本一周クルーズ
世界一周に比べて、期間も短くリーズナブルに参加できる日本船籍の豪華客船で行く日本一周クルーズ。
こちらは横浜発着や神戸発着がメインとなり、10日~14日程度かけてゆったりと日本の風光明媚な観光地を巡ります。
おすすめは、夏の時期に各地の花火を見ることが出来る夏祭り日本一周ツアーです。
夜空を彩る花火を遮るものがない海上で鑑賞できるのは贅沢な体験です。
夜は花火を、昼間は出雲大社や兼六園、神戸や函館、など寄港地での観光を楽しめます。
この花火ツアーで楽しいのは、その日になると世界中、日本中から日本船籍の豪華客船はもちろん外国船籍の豪華客船までもが同じエリアの海上に集まるところでしょう。
豪華客船に乗りながら、豪華客船を眺めるというのもとても楽しい経験です。
また、出雲大社や伊勢神宮などのパワースポットを中心に日本中の観光地を巡るツアーなども、御朱印集めのブームに乗って近年とても注目されています。
なかなか自分の足だけでそういった日本中の神社仏閣を短期間に巡るということは難しいので、こういったクルーズは嬉しいですね。
【日本豪華客船】おすすめの3泊4日国内クルーズ
お手軽に日本船籍の豪華客船の旅を楽しむことが出来る3泊4日国内クルーズ旅行。
おすすめは、夏休みのシーズンの週末などを利用して参加できるファミリーツアーです。
小さな子供を連れて、夏の暑い時期に大きな荷物を運んで食事する場所を探し、時には疲れてしまって動きたくなくなった子供をあやしてホテルのチェックアウトをし・・・といった煩わしさは全て豪華客船の旅行をすることで解決することが可能なんです。
横浜港や神戸港を出て、日本各地の水族館や動物園を巡ったり、夜には甲板から満天の星空を親子で眺めたり。
こうしたファミリーツアーの豪華客船のエンターテイメントはファミリー向けにバルーンアートやマジックなどファミリー向けにカスタマイズされており移動時間も飽きることがありません。
船へチェックインしてしまえばチェックアウトするまで、荷物の移動の心配はありませんし、帰宅時も宅配便の利用が可能ですから大きな荷物を持って子供を連れて歩くこともありません。
子供連れの旅行で頭を悩ますことの多い食事の面も、ブッフェがメインとなる豪華客船の旅では、好きなものを好きなだけ食べることが出来るので子供が食べるものがなく困ることもないでしょう。
2泊や3泊のファミリーツアーでは終日クルーズということは少ないのですが、たとえクルーズの時間が長かったとしても、夏休みの時期であればスイミングプールや海が見えるジャグジーが充実していますので、まさに動く豪華リゾートホテルに滞在しているようで、子供を退屈させることがないのが嬉しいですね。
また、乗船中はワークショップなども充実しており、海上というシチュエーションを利用した貝殻のフォトフレーム作りや魚の小物作り、クラゲのミニ研究など、小学校の自由制作が豪華客船ので旅行中に終わってしまいます!
日本船籍の豪華客船ならではの充実した子供向けのサービスは、もちろんすべて日本語で行われますのでお子様へのストレスもありません。
船上での夏祭り、盆踊りなど、非日常の素晴らしい時間をご家族で是非シェアをしてみましょう。
移動の心配もない、食事の心配もなし、キッズルームもあり、いつも我慢が多い上の子を遊ばせたいときには、赤ちゃんの託児サービスの利用もできる、いざというときには日本人医師も看護師も乗船している、そんな日本船籍の豪華客船の週末旅行は、まさに家族旅行に最適と言えるでしょう。
日本船籍の豪華客船に乗って出かけよう!
言葉の心配の無い日本船籍の豪華客船に乗って、贅沢な時間を楽しみたい、そんな希望を実は気軽に楽しめるのは嬉しいですね。
週末にちょっとだけワンナイトクルーズを楽しむ、クリスマスにオペラクルーズを、ハワイが好きだからハワイアンクルーズに乗りたい、思い切って世界一周をしてみよう!
自分の生活スタイルや同行者、仕事、学校、色々なシチュエーションに合わせることが出来る日本船籍の豪華客船の旅を是非お楽しみください。