青森県のおすすめ紅葉スポット12選
では、青森のスポットを見ていきましょう。
青森には以下のスポットがあります。
- 蔦沼/十和田市
- 奥入瀬渓流/十和田市
- 睡蓮沼/十和田市
- 十和田湖/十和田市【遊覧船】
- 地獄沼/青森市
- 八甲田ロープウェー/青森市
- 城ヶ倉大橋/青森市
- 薬研渓流/むつ市
- 中野もみじ山/黒石市
- 十二湖/西津軽郡深浦町国有林
- 北金ヶ沢大イチョウ/西津軽郡深浦町
- 弘前公園/弘前市
続いてそれぞれの「スポット」について見ていきます。
蔦沼/十和田市
日本の東北地方である青森県で紅葉狩りのスポットを観光しに行くなら「蔦沼」がおすすめです。
蔦沼は1年で数回程度しか見られない「赤の絶景」と言われる現象が青森県でも屈指の絶景として有名です。
赤の絶景は山の紅葉と朝日がマッチすると、蔦沼の湖の表面に鏡のように木々が映り込み、シンメトリーとして紅葉が映し出されます。
赤の絶景の拝める時間はたったの数分程度で、天気のみぞ知るといった感じです。
赤の絶景の条件としては主に以下の通りになります。
- 風が吹いていない日
- 紅葉が真っ赤な見頃時期
- とても快晴
- 早朝
以上が主に言われている条件になります。
早い人では早朝3時ぐらいから、貴重なシャッターチャンスを逃すまいと気合を入れて訪れています。
条件が合わさって運がよければ赤の絶景に巡り会えます。
また早朝ということもありとてもロマンチックな1日を迎えられるでしょう。
青森観光に訪れたときはチャレンジしてみてください。
ちなみに蔦沼の紅葉の見頃は10月下旬から10中旬あたりになります。
青森県の蔦沼の紅葉時期は2018年だと紅葉がきれいに見られるベスト時期は10月20日あたりに多いという報告が見受けられました。
大体時間は早朝の朝6時から6時15分ぐらいです。
紅葉だけではなく四季時折の顔を見せ、新緑などもおすすめです。
蔦沼
住所:〒034-0301 青森県十和田市奥瀬
奥入瀬渓流/十和田市
東北に位置している青森県の十和田市には、景勝地として有名な十和田湖があります。
十和田湖の周辺にはとっても美しい紅葉スポットがいくつかあります。
それが「奥入瀬渓流」です。
奥入瀬渓流は十和田湖の散策スポットの1つで、子ノ口から焼山までをきちんと整備された遊歩道で14kmを散歩し、合計14個の滝巡りを楽しめます。
散歩中の中盤あたりにはザーっと流れる川が気持ちのいい音を奏でてくれ、マイナスイオンが肌で感じられる「阿修羅の流れ」もあります。
およそ20mの高さからゴォーっと力強い音が流れる「雲井の滝」もあるので散歩中の見どころはたくさんあります。
また川や滝にかかった紅葉や川の落ち葉がとても綺麗で、とても心地の良い散歩が出来るスポットです。
四季時折に顔を見せる紅葉や、新緑、雪が積もる銀色の世界、鳥や植物の自然を歩くだけで思う存分に楽しめます。
写真なども用意すればまた違った楽しみ方が出来るでしょう。
奥入瀬渓流の紅葉時期は主に「10月中旬~10月下旬」で、紅葉祭りが開催されるのが10月下旬あたりになります。
奥入瀬渓流
住所:〒034-0301 青森県十和田市奥瀬
電話番号:0176-75-2425
URL:奥入瀬渓流
十和田湖/十和田市【遊覧船】
青森県でも有数の観光名所であり、東北の名勝地としても名高いといったら「十和田湖」です。
十和田湖は20万年前に火山活動によって出来たカルデラ湖のことを指します。
数十万年の長い時間をかけて貯まった中湖の水の深さはなんと、327mと日本でも3本の指に入るぐらいの深さを誇っています。
その青山の観光名所でもある十和田湖遊覧船で四季時折の自然を満喫できます。
休屋から、十二湖の中湖を渡り東湖子の子ノ口から休屋までのルートと、休屋から西湖、中湖を巡るルートがあります。
運行期間は休屋から子ノ口のルートが4月19~11月5日までで、休屋から休屋のルートでは4月12日から11月11日までとなっています。
歩いて紅葉や新緑などの自然を満喫するのもいいですが、青森県の十和田市に位置する十和田湖を船に揺られて紅葉を鑑賞するのもまた一興です。
十和田湖
住所:〒034-0301 青森県十和田市 奥瀬十和田湖畔休屋486
電話番号:0176-75-2909
入場料や利用料(大人):1,400円
入場料や利用料(子供):600円
URL:休屋港(十和田湖遊覧船)
睡蓮沼/十和田市
そこはまるでファンタジーの神秘の世界!
それが「睡蓮沼」です。
睡蓮沼は青森県十和田市の国道103号線に位置する湿原地帯です。
睡蓮沼は青森県の紅葉スポットとしてはかなりの秘境で、紅葉の見頃時期は大勢の観光客が集まります。
整備はあまりされていないので注意しましょう。
整備されていないとは言え、周りは青森県の鑑賞地である石倉岳、硫黄岳、大岳、子岳、高田大岳、睡蓮沼を360°大パノラマで贅沢に一望出来ます。
紅葉の見頃時期になると、周りの木々が緑色、黄色と橙色のグラデーションが鮮やかに彩ります。
そして、山々が睡蓮沼の水面にも映る時があり一層に際立つので、シャッターチャンスです。
睡蓮沼の紅葉の見頃時期はおよそ10月上旬あたりになります。
紅葉以外にも夏にはスイレン、ツツジなど植物も豊富なので観光におすすめのスポットです。
睡蓮沼
住所:〒034-0303 青森県十和田市法量谷地端
URL:睡蓮沼
地獄沼/青森市
青森県青森市の観光やドライブ名所である八甲田。
特に冬の青森の八甲田では、雪の壁の間を車がすり抜ける感じでドライブ出来る場所として有名です。
しかし青森県の八甲田は雪だけではなく紅葉が美しい場所としても知られています。
紅葉がとても美しい場所が青森県の八甲田山中にある「地獄沼」です。
地獄沼は近くに酸ヶ湯温泉があり、秋から冬にかけては湯気がモクモクと出ていて硫黄の匂いがします。
そのためか、とてもあたたかそうな絶景の湖が鑑賞出来ます。
そして、エメラルドブルーの湖の色と、紅葉の色、半透明な湯気の白が奏でるコントラストは自然が与えた絶景美!
そのまま地獄沼に車で直接車を停車してもいいですが、観光するなら酸ヶ湯温泉やキャンプ場が近くにあり、徒歩で散策してみるのも面白いかもしれません。
地獄沼の紅葉時期は10月中旬で、色づき始めが10月上旬あたりになります。
地獄沼
住所:〒030-0111 青森県青森市荒川南荒川山国有林酸ケ湯沢
電話番号:017-738-6400
入場料や利用料:1,300円
URL:地獄沼
八甲田ロープウェー/青森市
八甲田ロープウェーは青森県の十和田八幡平国立公園の北部に位置しており、気軽にロープウェーで空から紅葉が楽しめます。
青森市の紅葉をドライブや徒歩で鑑賞するのもいいですが、空から鑑賞する青森市の紅葉はまた別次元の美しさを誇ります!
ゴンドラに乗ると、ずんずんと上に進んでいき、青森市の八甲田山頂公園駅まで進みます。
そしてそこから八甲田ゴードラインの遊歩道でトレッキングをしてもいいでしょう。
ただ、八甲田ロープウェーは待ち時間が長かったり、風で運行中止になったりするので注意しましょう。
紅葉は10月下旬~11月あたりが見頃時期です。
また紅葉だけではなく、冬では運がよければ青森県の中でも珍しい、樹氷が鑑賞できるスポットでもあります。
それに、青森県のスキーやスノボーの名所でもあるので、スキーが出来る人は冬時期にも楽しめます。
八甲田ロープウェー
住所:〒030-0111 青森県青森市荒川寒水沢1−12
電話番号:017-738-0343
営業時間(3月~11月上旬):9時00分~16時20分
営業時間(11月中旬~2月):9時00分~15時40分
入場料や利用料(中学生以上の大人):片道1,250円、往復2,000円
入場料や利用料(小学生):片道450円、往復700円
入場料や利用料(小学生入学前):無料
URL:八甲田ロープウェー
城ヶ倉大橋/青森市
青森県の青森市に設置されている、城ヶ倉大橋は国道394号線に位置する橋長360mの大きな橋です。
橋は上路式のアーチ状で255m、谷底からの高さは122mとなり、かなりのビッグブリッジになります。
青森県青森市に位置している城ヶ倉大橋は谷底からの高さ122mから青森の景勝地である城ヶ倉渓流や、紅葉を前後左右と、360°見渡せる大パノラマで鑑賞出来ます。
周りの自然豊かな山々の紅葉は、橙色がとても美しく、息を飲むほどの絶景です。
車で橋を渡るも良し、歩いて橋を渡るのも良し、きっと観光の思い出になるでしょう。
素敵な紅葉を思う存分目に焼き付けてください。
また、紅葉の見頃時期には橋を歩いていると、落ちてくるカエデなど風情があります。
青森県の紅葉狩りとして、とてもおすすめのスポットです。
青森県の青森市に位置する城ヶ倉大橋の紅葉の見頃時期はおよそ10月上旬で、色づき始めるのが10月中旬あたりになります。
城ヶ倉大橋
住所:〒030-0111 青森県青森市荒川寒水沢
薬研渓流/むつ市
青森県のむつ市には奥入瀬渓流にも負けない「薬研渓流」があります。
薬研渓流はイタコで知られる恐山よりも奥にある、本州最北である秘境の渓流です。
青森県の観光旅行に紅葉も温泉も楽しみたいなら薬研渓流もおすすめです。
薬研渓流では整備された遊歩道で、薬研橋~奥薬研温泉まで4km続いています。
川の流れる優しい音に耳を傾けながら薬研渓流と紅葉を楽しんでみても面白いかもしれません。
また、薬研渓流には温泉が湧いているので、温泉と紅葉を贅沢に楽しむことも出来ます。
青森県のむつ市は少し田舎でかなり静かな街です。
しかし、秋にはヒバやブナの原生林と薬研渓流の生み出す渓流景観は圧巻の一言!
とても自然豊かで、空気が美味しいのが青森県のむつ市です。
運がよければ、薬研渓流周辺でカモハシなどが見られる事もあるので写真を持って探鳥観察なんかもおすすめです。
薬研渓流の紅葉時期は10月中旬から10月下旬あたりになります。
また例年のイベントとして、紅葉まつりが開催されています。
2018年では10月13日に紅葉まつりが開催されいていました。
薬研渓流
住所:〒039-4401 青森県むつ市大畑町薬研
電話番号:0175-34-3500
中野もみじ山/黒石市
京都もびっくりの紅葉スポットが青森県の黒石市にあります。
それが「中野もみじ山」です。
中野もみじ山では紅葉の見頃時期になると鮮やかなモミジがとても美しく彩ります。
また中野もみじ山は散策コースにもなっており、イベント時には入口付近に屋台や「小嵐山弁当」なども売っています。
用意された床で食べるのが中野もみじ山の散策コースの楽しみ方の1つです。
青森県にある国道394号線のやすらぎ駐車場~楓の森まで紅葉づくしの散策コースで見どころすべてがカメラのベストショットポイント!
すべてのスポットがおすすめですが、特に「不動の滝」は必見です。
不動の滝には樹齢200年もある、巨木がありそれを眼にすると神々しくて感動すること間違いないでしょう。
青森県の黒石市に位置する中野もみじ山も、紅葉時期にはイベントをやっています。
2018年では10月13日~11月4日の夕方から21時まで開催されていました。
また紅葉時期は10月中旬から10月下旬あたりになります。
色づきはじめが10月中旬あたりです。
夜などは期間限定ですが、ライトアップイベントも行っていて、またそれが幻想的で恋人と来るとロマンチックな1日になること疑いありません。
中野もみじ山
住所:〒036-0405 青森県黒石市南中野不動舘27
電話番号:0172-52-2111
営業時間:24 時間営業
定休日:なし
URL:中野もみじ
十二湖/西津軽郡深浦町国有林
十二湖は青森県の白神山地西部に位置しており、ブナ林に囲まれる33の湖沼群です。
また遊歩道などがしっかりしているので、トレッキングやハイキングなどのコースとしても人気です。
湖の表面が息を呑むほど真っ青でとても透明度が高く、幻想的で神秘の青池が有名です。
他にも名水百選にも選ばれた沸壺の池などの散策が楽しめます。
また、とっても大きなブナ林に囲まれている、ブナ自然林という場所もあるので紅葉狩りスポットの1つでもあります。
木々の大きさはあなたを上から見下ろすぐらいの高さがあります。
紅葉時期の10月中旬から10月下旬には湖の表面に紅葉が写り、池と紅葉のコントラストは見事な景観です。
青森県でも有名な十二湖庵という休憩所もあり、とっても綺麗な湧き水で入れてくれるお茶と和菓子もいただけます。
十二湖は青森県内でもかなりの知名度と人気を誇っている観光名所です。
十二湖
住所:〒038-2206 青森県西津軽郡深浦町松神
北金ヶ沢大イチョウ/西津軽郡深浦町
紅葉の中でもとっても綺麗で大きなイチョウを鑑賞したいとなったら青森県の深浦町に位置している「北金ヶ沢大イチョウ」がおすすめです。
北金ヶ沢大イチョウは国の天然記念物に指定されていて、日本でも4本の指に入る大きさで樹齢1000年以上とも言われています。
幹が22m、高さがなんと31mもある巨木で、自然が生み出した奇跡の大きさのイチョウの木です。
また幹の垂れ下がってる姿の気根は女性の乳房に例えられており、それを触ると母乳の出がよくなるパワースポットとしても有名です。
そのため、その気根は「垂乳根のイチョウ」とも呼ばれています。
昭和50年代では、母乳が出なくて悩んでいた女性が、気根にお神酒とお米を添えて母乳が出るように願掛けをしてい風習があったという歴史もあります。
北金ヶ沢大イチョウの巨木は見頃時期には黄金色に輝きは見るものを感動させてくれます。
11月中旬には「ビッグイエロー」というライトアップイベントもやっており、とても幻想的でロマンチックになれます。
ビッグイエローのイベント期間は2018年では、11月7日から11月28日に開催されていました。
紅葉だけではなく、緑が美しい新緑、見頃時期の黄金色、見頃時期が少し終わった橙色といった季節の移り変わりで見られるそれぞれの色も味がありおすすめです。
北金ヶ沢大イチョウ
住所:〒038-2504 青森県西津軽郡深浦町北金ケ沢塩見形356
電話番号:0173-77-2211
営業時間:24 時間営業
定休日:なし
URL:北金ヶ沢大イチョウ
弘前公園/弘前市
桜の名所としても知られている、青森県の弘前市に位置する「弘前公園」。
実は紅葉がとっても美しいということでも有名です。
また、弘前公園にある櫓、城門は国の重要文化財に指定されています。
紅葉の見頃時期には「弘前城菊と紅葉祭り」のイベントが開催されるので、観光客で賑わいます。
弘前城菊と紅葉祭りが開催されていた2018年は10月19日から11月11日でした。
弘前公園の紅葉イベントは主にモミジが中心です。
イベントでは紅葉のライトアップがすごく弘前城の丑寅櫓の堀近くにあるモミジがベストスポットで、ライトアップされたモミジが堀の湖に鏡のように映し出されとても幻想的です。
弘前公園の紅葉はInstagramやTwitterのSNS場では「エモい」などと表現されて一時期話題になりました。
弘前公園は紅葉だけではなく、桜の名所で「ソメイヨシノ」などの桜もまた違った美しさがあっておすすめです。
紅葉時期の見頃はおよそ10月下旬から11月中旬あたりで、色づき始めるのが10月中旬あたりになります。
弘前公園
住所:〒036-8356 青森県弘前市下白銀町1
電話番号:0172-33-8733
営業時間:24 時間営業
定休日:なし
入場料や利用料:有料区間のみあり
URL:弘前公園
青森県の紅葉の時期は?
青森県の紅葉の時期は主に上記でご紹介したとおりになります。
例年通りに行くと10月上旬から11月中旬あたりです。
10月初旬で色づき始めるところもちらほらありますが、まだ早いかと思われます。
もちろん地域にもよりますが、紅葉を鑑賞しに行くつもりなら大体10月中旬あたりがベストでしょう。
ただ紅葉スポットの中には、ライトアップや紅葉祭り系のイベントがたくさんあります。
なので、行きたいスポットのサイトを確認すると良いでしょう。
微妙なズレはありますが、基本は例年通りに開催されています。
なので、2019年ですと過去のデータである1年前の2018年の情報をたどっていけば大体期間がわかります。
また青森県の紅葉の種類はカエデ、イチョウ、ケヤキ、ヤマモミジ、ブナなど定番の紅葉などが鑑賞できます。
黄色から橙色ぐらいの綺麗な紅葉が放つグラデーションは見事です。
青森県に紅葉の鑑賞に行くならライトアップイベントなど紅葉祭りを開催しているときなどもいいかもしれません。
青森県は雪の町だけではない?自然が作り出す紅葉も見どころ!
青森県は雪の街というイメージが強いですが、実はモミジやカエデ、イチョウなど秋の紅葉狩りのスポットがたくさんあります。
特に渓流や、池などの秘境は、自然の空気が美味しくて散策するだけでも紅葉が楽しめます。
青森県のどの地域も紅葉の時期には色づいており、季節の変わり目などでは、「緑→黄緑→黄色→橙色」といったグラデーションがかかったコントラストがとても素晴らしいので、雪をイメージするばかりではなく青森県の紅葉観光もおすすめです。
青森県ならではの、自然が作り出す美しい色合いを堪能してみてください。