名山がたくさんの神奈川で登山を楽しもう!
東京都の隣、神奈川県には、首都圏とは思えないほど豊かな自然が広がっており、本格的な山登りから子供連れで楽しめる気軽な山までたくさんの登山スポットがあります。
都心から電車で1本、日帰りでも楽しめるアクセスの良さと、初心者から上級者まで満足できる山の種類、さらには山頂から望む富士山をはじめとした絶景は、年間を通じて多くの登山客を惹きつけています。
神奈川には、200m台の低山から、1500mを超える山まで、初心者から熟練の登山者まで満足できる山が広がっており、ハイキング、クライミング、沢登りなど、楽しみ方もいろいろ。
スキルアップや、レジャーにと、自分にあった山の過ごし方を探しに神奈川の山に出かけてみましょう。
神奈川の登山を安全に楽しむための確認事項!
神奈川の登山での注意事項や確認しておくべきことをご紹介します。
登山での心得
最近では初心者の人も気軽に登山をはじめられるようになりました。
登山をする上での心得を守って、気持ちよく登山を楽しみましょう。
初心者は、一人ではなく必ずグループで山を歩きましょう。
登山では怪我や事故など不測の事態が起こる可能性もありえるので、必ず経験者とともに行動しましょう。
アクセスが便利な神奈川の登山だからと言って、無理な計画を立てるのも避けましょう。
自分の体力に合わせたゆとりある登山計画を立てるのがベストです。
また、登山前日や登山の途中で体調が悪くなった時も、決して無理をせずに下山するようにしましょう。
登山での必須グッズ一覧
登山に出かける際に必ず用意しておきたいのは、登山靴、ザック、レインウェアです。
この3点は、登山専門店で自分の体にあったものを用意するようにします。
山の天気は変わりやすいものなので、晴れていても雨対策は必須です。
レインウェアだけではなく、ザックカバーも用意しておくと良いでしょう。
そのほか、携帯電話、水筒、地図、腕時計、タオル、ティッシュ、ゴミ袋も必須です。
また、夜行動する場合はヘッドランプを、緊急の事態の場合に備えて、ライターや薬、非常食などもザックに備えておきましょう。
登山で靴ズレしないためのコツ
登山での靴ズレを防ぐためにも、まず、登山靴はしっかり登山専門店で自分の足にあったものを購入するようにします。
購入した登山靴は事前に履いてみて、履き慣らしておくことも重要です。
靴選びと同じく気をつけたいのが、靴下選びです。
登山靴にあった、厚手の靴下を履くことで、靴との擦れを最小限に抑えることができます。
また、靴ズレ防止のバンドエイドやクリームなども販売されているので、登山専門店で探してみましょう。
万が一靴ズレをしてしまった場合にも活用できるグッズが多いので、一つカバンに入れておくだけで安心です。
携帯電話が利用できないエリアも
神奈川でも、山の中では携帯電話が利用できないエリアも多くあるため、必ず携帯電話の地図機能に頼らず、紙の登山マップを持って歩きましょう。
事前に近くにある山小屋などを調べておくことも重要です。
神奈川の登山で守るべきマナー!
豊かな自然が広がる神奈川の山ですが、夏や紅葉シーズンに多くの人が訪れるため、自然への影響も深刻です。
美しい神奈川の山を守るためにも、登山の際はきちんとしたマナーを守ることが必要です。
木道がある場合は木道を歩く、山の草花や生き物を採取しない、ゴミは必ず持ち帰る、野生の生き物に餌をあげない、といった基本的なマナーに配慮します。
また、トイレにも注意が必要です。人間の排泄物は山の土や水、生き物へ影響を及ぼすので、事前にトイレを済ませ、山の中でもできるだけ設置されているトイレで用を足しましょう。使用済みの紙は持ち帰るようにします。
そのほか、公共の交通機関を利用する、ペットを持ち込まないなど、自然と環境への配慮をもって登山を楽しみましょう。
神奈川で人気の登山スポット20選!初心者向けコースから上級者向けの難関経路も!
では、神奈川の人気登山スポットをみていきましょう。
神奈川には、以下の人気登山スポットがあります。
- 大山(おおやま)
- 塔ノ岳(とうのだけ)
- 鷹取山(たかとりやま)
- 鍋割山(なべわりやま)
- 金時山(きんときさん)
- 大野山(おおのやま)
- 蛭ヶ岳(ひるがたけ)
- 大楠山(おおぐすやま)
- 弘法山(こうぼうやま)
- 丹沢山(たんざわさん)
- 鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)
- 陣馬山(じんばさん)
- 檜洞丸(ひのきぼらまる)
- 明神ヶ岳(みょうじんがたけ)
- 浅間山(せんげんやま)
- 幕山(まくやま)・南郷山(なんごうさん)
- 三浦アルプス
- 畦ヶ丸(あぜがまる)
- 菰釣山(こもつるしやま)
- 大室山(おおむろやま)
大山(おおやま)
神奈川の登山の中でも人気が高いのが、「大山」です。
神奈川の名山が連なる丹沢の東に位置する、古くから信仰の山として親しまれた山でもあり、今でも、大山阿夫利神社や大山寺には今でも多くの参詣客が訪れます。
標高は1,252mで、「大山ケーブルカー駅」から中腹の「阿夫利神社」までをケーブルカーで登り、山頂までを歩くルートが一般的。
往復は4時間程度で、気軽に本格登山を楽しめるのが人気です。
眺望の美しさでも名高く、富士山台から眺める荘厳な富士山の姿や、山頂から見渡す神奈川の街は息を飲む絶景です。
山頂にも茶屋などがあるので、ファミリー登山にも訪れやすい人気の山です。
ただし、本格的な登山道なので、雨の時は足元が滑りやすく危険です。
きちんとした登山の装備で向かいましょう。
車でのアクセスは、東名厚木ICから国道246号経由、または、東名秦野中井ICから国道246号経由で約40分。
電車やバスの場合は小田急線「伊勢原駅」からバスに乗車し、「大山ケーブル」下車し、徒歩で約15分でケーブルカー駅に到着します。
大山ケーブル駅
住所:神奈川県伊勢原市大山
電話番号:0463-95-2040
営業時間:平日9:00〜16:30 土日祝9:00〜17:00
URL:大山ケーブル
塔ノ岳(とうのだけ)
神奈川の人気の登山スポット表丹沢の最高峰が、「塔ノ岳」です。
神奈川の市街地からもアクセスがよく、山頂からの眺望も美しいので、丹沢の中でも1、2を争う人気の山です。
標高1,491mで、日帰りで中級者レベルの登山を楽しむことができます。
「大倉尾根ルート」と呼ばれる、大倉登山口から駒止茶屋、天神平を経て塔ノ岳山頂にたどり着くルートがもっとも短時間で登れますが、急登が続くので、時間と体力にあわせたルート選びをしましょう。
初めての本格登山や、経験者のステップアップにも人気が高い神奈川の山です。
車で訪れる場合は、東名高速「大井松田IC」から神奈川県道710号を進みます。
電車、バスの場合は、小田急線渋沢駅よりバスで約15分で大倉登山口に到着します。
大倉登山口
住所:神奈川県秦野市堀山下1292
鷹取山(たかとりやま)
神奈川県横須賀市と逗子市の市境にある鷹取山は、初心者でも登山が楽しめるスポットとして、人気が高い山です。
標高139mという低山ですが、展望台からは富士山を見渡すことができ、2時間程度のハイキングを、子供連れで楽しむ人も多く見られます。
山頂には公園が整備されおり、岩の切り出しや、摩崖仏など見どころが多くあります。
また、鷹取山は神奈川有数のクライミングのメッカとしても名高い山。
かつて採石場があった山頂には、ロッククライミングの練習をする人たちが多く訪れ、人気を博しています。
車でのアクセスは、横浜横須賀道「逗子IC」を降りて、池子の森自然公園へ向かいます。
電車、バスの場合は、京急本線「神武寺駅」を降りてから徒歩で鷹取山登山口に到着します。
鷹取山公園
住所:神奈川県横須賀市湘南鷹取3-3-520
電話番号:046-822-8333
URL:鷹取山公園
鍋割山(なべわりやま)
神奈川県にある丹沢山地の南部にあるのが、「鍋割山」です。
標高は1,273mで、春はヤマザクラやツツジ、夏は新緑、秋は紅葉と年間を通じて美しい植物に覆われる神奈川の中でも人気の登山スポットです。
大倉~二俣~後沢乗越~鍋割山のルートが一般的で、往復8時間程度の中級レベルですが、登山道は整備されており、途中の分岐も少ないので安心した登山ができます。
鍋割山といえば、やっぱり山頂にある「鍋割山荘」の鍋焼きうどん。
山小屋の主人が考案したこの鍋焼きうどんは、天ぷらやきのこ、油揚げ、ほうれん草、卵など、具沢山で、紅葉の少し肌寒い時期にはほっと体に沁み入る味が登山客に人気の一品です。
車での場合は、東名高速「大井松田IC」を降りて神奈川県道710号を進みます。
電車、バスの場合は、小田急線渋沢駅よりバスで約15分で大倉登山口に到着します。
大倉登山口
住所:神奈川県秦野市堀山下1292
金時山(きんときさん)
神奈川県の足柄下郡箱根町と南足柄市、静岡県の境に位置するのが「金時山」です。
標高は1212mで、温泉街や火山群に囲まれた神奈川の名所箱根の中でももっとも標高が高く、日本三百名山に選定されている人気の山です。
山頂から眺める富士山はとても美しく、年間を通じて多くの登山客が足を運んでいます。
初心者向きの片道2時間程度お手軽なルートから、しっかり登山が楽しめるルートまでバリエーションが多彩なのも金時山の魅力。
どのルートを選ぶかによっても眺められる眺望が変わるので、季節や体力に応じてルートを選びたいですね。
山頂には茶室やトイレがあり、家族連れでも安心して登れる神奈川の山です。
車の場合は、東名高速「御殿場IC」を降り、国道138号、乙女峠、金時神社を経て金時登山口です。
電車、バスでは、ロマンスカー箱根湯本駅から箱根登山バスに乗車し「仙石」で下車しますが、新宿から直通高速バスがあるので時間があえばぜひ利用したいですね。
金時山登山口
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
大野山(おおのやま)
神奈川の山でも、標高723mの低山ながら富士山の絶景が有名なのが「大野山」です。
アクセスも便利で、山頂近くにある牧場ののどかな風景は家族連れにも人気です。
JR谷峨駅を降りてすぐの登山口から、草地の広がる牧歌的な風景を登り、約2時間で山頂にたどり着くことができます。
低山なので冬場も積雪はなく、広葉樹が落葉したあとはさらに眺望が開けるので、冬場の登山にも多くの人が訪れています。
駅周辺には温泉施設もあるので、小旅行気分で気軽に登山を楽しめるのが嬉しい神奈川の山です。
登山口周辺には駐車場がありませんので、車ではなく電車を利用します。
電車・バスの場合は、JR御殿場線の「谷峨駅」で下車します。
大野山登山口
住所:神奈川県足柄上郡山北町都夫良野744-イ-5
蛭ヶ岳(ひるがたけ)
神奈川の丹沢山地中央部に位置する、丹沢山地の最高峰、標高1,673 mの山が「蛭ヶ岳」です。
神奈川県の最高峰でもある蛭ヶ岳は、どのルートを設定しても距離が長く標高差もあるので日帰り登山となると初心者にはなかなか厳しい山ですが、山荘での宿泊も可能なので、通年営業している「蛭ヶ岳山荘」に宿泊して縦走を楽しむのがおすすめです。
蛭ヶ岳は長距離縦走などバリエーションゆたかなコース計画ができるのも魅力です。
初心者ルートに物足りなさを感じる登山者に、ぜひ挑戦してみてほしい神奈川有数の山です。
大倉登山口を利用する場合は、車で東名高速「大井松田IC」から神奈川県道710号を進みます。
電車、バスの場合は、小田急線渋沢駅よりバスで約15分で大倉登山口に到着します。
その他、「ヤビツ峠」「西丹沢ビジターセンター」「塩水橋」などからの入山も可能なので、登山コースに合わせてアクセスを調べましょう。
大倉登山口
住所:神奈川県秦野市堀山下1292
大楠山(おおぐすやま)
神奈川県の南東、西側は相模湾、東側は東京湾に面した三浦半島の中でも最高峰を誇る「大楠山」。
標高は242mの低山ですが、山頂からは三浦半島全体を見渡せるほか、伊豆半島や富士山、箱根連山、大島、房総半島など、神奈川ならではの大パノラマがひろがっており、神奈川の山の中でも初心者の登山客に人気です。
大楠山には、「前田橋コース」「大楠芦名口コース」「衣笠コース」「塚山・阿部倉コース」の4つのハイキングコースが整備されており、片道60分から2時間30分ほどと、バリエーションも豊か。
なかでも前田川沿いに登山口がある「前田橋コース」は、沢歩きからスタートするコースで、探検気分で森遊びをたのしめるため、神奈川の山の中でもお子さん連れにも人気が高いコースです。
大楠山の登山道には看板も設置されており、山頂までの距離や位置を確認しながら登ることが出来るので初心者にも嬉しいですね。
大楠山の登山口周辺には駐車場がないので、電車を利用するようにしましょう。
電車、バスでは、JR横須賀線「逗子駅」から長井、市民病院、大楠芦名口行きバスに乗車し「前田橋」バス停で下車します。
前田橋バス停
住所:神奈川県横須賀市秋谷1丁目16
弘法山(こうぼうやま)
神奈川県の秦野市にあり、丹沢山塊の南端に位置するのが「弘法山」です。
隣接する権現山、浅間山とピークが連なっているため、地元神奈川では3つの山を合わせて弘法山と呼んでいます。
標高235 mと低山で、散歩気分で気軽に登れるのが嬉しい弘法山。
ハイキングコースである「弘法山公園・吾妻山コース」は、秦野駅から出発し、浅間山、権現山を経由して弘法山にたどりつき、吾妻山を経て鶴巻温泉駅に到着する約2時間ほどの登山コースです。
コース上の「弘法山公園」には展望台があり素晴らしい見晴らしが楽しめるほか、四季折々でソメイヨシノ、アジサイ、ヤマユリ、紅葉など豊かな自然が広がります。
電車でのアクセスも良く、下ったあと温泉に入れるのもハイカーにとっては嬉しい、身近な神奈川の山です。
車でのアクセスは、東名高速「秦野中井IC」を降りて神奈川県道71号を進みます。
電車、バスの場合は、小田急線「秦野」駅下車で登山口に向かいます。
弘法山公園
住所:神奈川県秦野市曽屋5890
URL:秦野市観光協会
丹沢山(たんざわさん)
神奈川県相模原市、山北町、清川村の境に位置する「丹沢山」。
標高1,567mと、標高も高く、神奈川の山の中でも、日本百名山にも選出されている本格的な山です。
人気の塔ノ岳を経由するルートなど、登山コースはいくつかありますが、塩水橋登山口より天王寺峠を経由し丹沢山にアクセスするルートは距離、標高差ともに少なく、短時間で丹沢山頂にたどり着くことができます。
急登や鎖場もありますが、初心者でもそれほど難しくなく、眺望も楽しめるので、経験者と一緒にステップアップに挑戦してみてもいいかもしれません。
神奈川の中でも丹沢は美しい紅葉も人気で、10月中旬から11月中旬頃は一面に色づく絶景がたのしめます。
「塩水橋登山口」へのアクセスは、車の場合は、首都圏中央連絡自動車道「相模原IC」で下車し、神奈川県道70号経由、塩水橋登山口駐車場に到着します。
電車、バスの場合は、小田原急行「本厚木駅」で下車し、神奈川中央交通バス宮ヶ瀬方面行「三叉路」で下車し、徒歩またはタクシーで向かいます。
塩水橋登山口
住所:神奈川県愛甲郡清川村
鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)
神奈川の名観光地、鎌倉の北部に広がる「鎌倉アルプス」と呼ばれる尾根伝いを歩くのが、この登山コースです。
JR北鎌倉駅から建長寺を経て、半僧坊(登山口)を経て鎌倉アルプスを尾根伝いで歩き、鷲峰山、大平山(159m)、天園、天台山を下って瑞泉寺をめぐります。
全長7km、低山の登山ですが、富士山や相模湾を見渡す展望や林道を歩く登山道で、しっかりと山歩きを満喫できるので、初心者や家族連れから女子登山と幅広く人気。
コース内には、神奈川観光の名所である建長寺、円覚寺、鎌倉のあじさい寺・明月院も含まれているので、鎌倉散策も同時に楽しめるのが嬉しいですね。
車よりも電車でのアクセスがおすすめで、電車はJR横須賀線「北鎌倉駅」で下車します。
鎌倉アルプス(天園ハイキングコース)
住所:神奈川県鎌倉市二階堂729
電話番号:0467-61-3884
陣馬山(じんばさん)
東京と神奈川の境に位置する「陣馬山」。
アクセスもよくハイキングコースも多数あるので、初心者や子供連れで楽しめる神奈川の山です。
標高は854.8mですが、山頂からは神奈川ならではの大展望が広がっており、富士山や丹沢、秩父、筑波山や房総半島まで望むことができます。
山頂には茶屋があるので、ランチを持たずに気軽にハイキングできるのも陣馬山の魅力。
神奈川の景色を眺めながら山の上でのゆっくりとした時間を過ごすことができます。
コースはいくつかありますが、初心者には3時間30分程度の「尾根コース」がおすすめ。
藤野駅からスタートし、登山口を経由して一ノ尾根を歩き山頂へたどり着くコースで、下りは奈良子峠に向かって、奈良子尾根を歩いて下山します。
車の場合は、「相模湖IC」で下りて藤野駅へ向かうことができます。
電車の場合は、JR「藤野駅」からアクセスが可能です。
陣馬山登山口(バス停)
住所:神奈川県相模原市緑区澤井
檜洞丸(ひのきぼらまる)
西丹沢にある檜洞丸は、神奈川県相模原市と山北町の界に位置する標高1601mの山です。
木道や鎖場、尾根とバラエティーに富んだルートで、中級者以上の方におすすめですが、他の神奈川の山に比べると登山者が少ない穴場の山なので、初心者のステップアップにももってこいです。
5月から6月にかけてはツツジが見頃で、ツツジを眺めながら歩ける「ツツジ新道」は歩きやすい道なので、子供連れでも楽しめます。
車でのアクセスは東名高速「大井松田IC」下車、電車の場合は、小田急線「新松田駅」またはJR「山北駅」「峨駅」下車で、バスに乗車し「西丹沢ビジターセンター」に到着します。
西丹沢ビジターセンター
住所:神奈川県足柄上郡山北町中川867
電話番号:0465-78-3940
営業時間:平日9:00〜16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は開館) 祝日等の翌日(土・日の場合は開館) 年末年始(12月29日~翌年1月3日)
URL:西丹沢ビジターセンター
明神ヶ岳(みょうじんがたけ)
神奈川県内でも有数の観光地である箱根の中心「箱根山」を囲うように連なる「外輪山」とよばれる山々の中でも人気が高いのが「明神ヶ岳」です。
その人気の理由は、標高1169mの山頂からのぞく、富士山や金時山、相模湾、江ノ島、三浦半島の大パノラマ。
日帰り登山や、周辺の山々からの縦走など、さまざまなルートを楽しむ登山者が多く訪れています。
強羅駅からの初心者コースや、金時山と縦走を楽しむ中級者コースなど、アクセス方法は多数あるので時間と体力に合わせてルート設定して楽しみたい神奈川の山です。
宮城野支所前(バス停)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町強羅1360
浅間山(せんげんやま)
神奈川の山の中でも、標高802mで初心者や体力に自信のない登山者でも気軽に山歩きをたのしめるのが、「浅間山」です。
神奈川県足柄下郡箱根町にある山で、アクセスもよく、桜やアジサイ、紅葉と、四季折々の自然や、滝など山の美しい景観を満喫できるのが嬉しい山です。
車でのアクセスの他、電車でも、小涌谷駅、宮ノ下駅、大平第駅、箱根湯本駅からのアクセスが可能なので、ルート設定から楽しみたい神奈川の山です。
浅間山駐車場
住所:神奈川県秦野市曽屋
幕山(まくやま)・南郷山(なんごうさん)
「幕山」と「南郷山」は神奈川県湯河原にある低山で、どちらも標高600mほどと初心者に親しみやすい山です。
低山ではあるものの、豊かな植生がひろがる美しい登山道、岩壁、山頂からの眺望など、十分に満足度の高い山歩きが楽しめます。
幕山に登って南郷山へ向うのが一般的ですが、幕山の正面の登山道は急なので子供連れの場合は、大石ヶ平経由で登るルートが安全です。
幕山には4,000本もの梅林が咲いており、梅の季節である2月頃は多くのハイキング客で賑わう、気軽に楽しめる神奈川の山です。
車でのアクセスも可能ですが、梅の季節は混み合うので公共交通機関の利用がおすすめです。
電車、バスでのアクセスは、JR湯河原駅から鍛冶屋行きバスにて森下公園前下車徒歩約25分で到着します。
幕山公園
住所:神奈川県足柄下郡湯河原町鍛冶屋951-1
電話番号:0465-63-2111
URL:幕山公園
三浦アルプス
「三浦アルプス」は、神奈川県の逗子市、横須賀市、葉山市にまたがる標高200m前後の山域のこと。
「仙元山」「阿部倉山」「二子山」「乳頭山」「畠山」の5つの山が連なっています。
標高が低いので夏場の登山に向きませんが、どの山もアップダウンが多いので、トレーニングを兼ねて冬場に登れる神奈川の山として人気です。
推奨ルート、初心者用ルート、上級者向けルートなどバリエーションに富んだルートが設定されており、林道や沢歩きなど道中も変化にも富んでいます。
低山、神奈川だからとあなどることはできず、変化に富んだルートな分、迷いやすいという一面もあります。
公式の地図やGPSで自分の位置を確認しながら山歩きを楽しみましょう。
JR新逗子駅、東逗子駅、京急田浦駅、バス停駅など神奈川市街地からのアクセスの便利さも人気です。
三浦アルプス南尾根
住所:神奈川県三浦郡葉山町上山口
URL:三浦アルプスプロジェクト
畦ヶ丸(あぜがまる)
「畦ヶ丸」は、丹沢山地の西側、神奈川県足柄上郡山北町にある標高1,293mの山です。
丹沢山脈の中でも山奥にある穴場の山で、澄んだ美しい水が流れる沢伝いに岩場を登っていく本格的な登山が楽しめます。
山頂からの眺望はないものの、壮大な自然の中を進むトレッキングコースは人気が高く、檜洞丸同様、ツツジの名所で5月には登山客で賑わいます。
車でのアクセスは東名高速「大井松田IC」下車、電車の場合は、小田急線「新松田駅」またはJR「山北駅」「峨駅」下車で、バスに乗車し「西丹沢ビジターセンター」に到着します。
西丹沢ビジターセンター
住所:神奈川県足柄上郡山北町中川867
電話番号:0465-78-3940
営業時間:平日9:00〜16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は開館) 祝日等の翌日(土・日の場合は開館) 年末年始(12月29日~翌年1月3日)
URL:西丹沢ビジターセンター
菰釣山(こもつるしやま)
神奈川と山梨の県境、西丹沢にある「菰釣山」は、標高は1379m。
西丹沢ビジターセンター登山口より、畦ヶ丸をさらに進むとたどり着きますが、ひときわ奥まっているため、神奈川の山の中でも、知る人ぞ知る穴場の山です。
日帰りでの登山の場合は、神奈川側ではなく山梨県側「道の駅 どうし」からのピストン登山がおすすめですが、山中にある避難小屋で宿泊が可能なので、中級者、上級者は神奈川側から登り、宿泊での登山を試してみたい山です。
広葉樹の稜線は整備されていて安心して登山ができ、山頂からは富士山が間近に望むことができます。
山梨県側には美しいブナ林が広がっていることから、「ブナの丸」とも呼ばれています。
車でのアクセスは東名高速「大井松田IC」下車、電車の場合は、小田急線「新松田駅」またはJR「山北駅」「峨駅」下車で、バスに乗車し「西丹沢ビジターセンター」に到着します。
西丹沢ビジターセンター
住所:神奈川県足柄上郡山北町中川867
電話番号:0465-78-3940
営業時間:平日9:00〜16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は開館) 祝日等の翌日(土・日の場合は開館) 年末年始(12月29日~翌年1月3日)
URL:西丹沢ビジターセンター
大室山(おおむろやま)
丹沢山地の北部、神奈川県と山梨県の境にある標高1,587mの山が「大室山」です。
かつては「大群山」と呼ばれていたこの山は山梨百名山にも数えられ、神奈川県側は丹沢大山国定公園に指定されています。
神奈川の山の中でも中級者、上級者向きの山でですが、西丹沢ビジターセンター登山口より、用木沢出合を経由して犬越路を通るルートであれば初心者でも問題なく登ることが可能。
ブナ林や沢登り、稜線など変化にとんだルートを満喫できます。
車でのアクセスは東名高速「大井松田IC」下車、電車の場合は、小田急線「新松田駅」またはJR「山北駅」「峨駅」下車で、バスに乗車し「西丹沢ビジターセンター」に到着します。
西丹沢ビジターセンター
住所:神奈川県足柄上郡山北町中川867
電話番号:0465-78-3940
営業時間:平日9:00〜16:30
休館日:月曜日(祝日の場合は開館) 祝日等の翌日(土・日の場合は開館) 年末年始(12月29日~翌年1月3日)
URL:西丹沢ビジターセンター
神奈川の山は奥が深い!レベルにあわせた登山を楽しもう!
神奈川の山は、都心からのアクセスの便利さにもかかわらず、初心者から上級者向けまで、ハイキングからクライミングや縦走まで、と、幅広い形での登山をたのしめる山が豊富。
低山でも急登だったり、ルートファインディングが難しかったりとあなどることはできない神奈川の山は、スキルアップを目指すにももってこい。
自分のレベルや目的に合わせた山選びで、それぞれの登山を楽しみましょう。