話題の小樽「かま栄」のパンロールとは?
パンロールというネーミングだけでは、どのような食べ物なのか想像しづらいですが、小樽では昔から地元の人に支持される名物グルメ
です。
話題の小樽「かま栄」のパンロールについてご紹介します。
創業1905年の老舗かまぼこ屋さん
話題のグルメパンロールを販売しているのは、小樽に本店と工場を持つかま栄です。
かま栄は、小樽で1905年に創業された老舗のかまぼこ店になります。
定番の板かまぼこはもちろん、様々なかまぼこ商品を展開しており、2019年時点で道内に10店舗以上を構えている名店です。
パンロールの歴史
名物メニューのパンロールは、1962年に先代社長が生み出したかま栄オリジナル商品です。
パンロールは、かまぼをスナック感覚で食べられないかという思いから、パンですり身を包み込んだことで誕生しました。
当時はかまぼこをパンで包むという調理法は、型破りな方法で揚げたての触感は今までにない新食感が実現しています。
パンロールの味は?
パンですり身を包み込んで揚げたパンロールですが、名前だけでは味がわからない未知の食べ物です。
パンロールの味は、サクッとしたパンとソフトなすり身の食感が感じられ、優しい塩気が感じられるシンプルな味わいが感じられます。
パンロールは余計な味が加えられていない、シンプルな旨みが感じられるため、そのままはもちろん、ごはんのおかずとして、お酒のつまみとしてもおすすめです。
【パンロール】小樽「かま栄」の工場直売所の場所
誕生の地小樽を中心に北海道内に10店舗以上を構えるかま栄には、工場直売所が小樽にあります。
工場直売所は本社とは違う場所にあり、作りたてのかまぼこ製品が購入可能です。
パンロールが大人気の老舗かまぼこ店、かま栄の工場直売所は小樽市堺町にあります。
工場直売所の最寄駅は、JR南小樽駅もしくは小樽駅です。
どちらの駅も距離が約1㎞ほどあり、徒歩でアクセスする場合には15分ほどの時間がかかります。
電車以外はバスでのアクセスも可能で、おたる散策バスに乗車して、かま栄本社前で下車した後に徒歩2分で到着です。
【パンロール】小樽「かま栄」の工場直売所の工場見学
パンロールが人気の小樽かま栄の工場直売所は、名前のように工場が併設されているショップです。
直売所に併設されている工場では、工場見学をすることもできます。
小樽かま栄の工場見学は、事前に予約など一切必要がなく、無料で見学が可能です。
工場見学する際には、工場直売店向かって左側にある見学通路内が自由に出入りできるため、そこから入って見学できます。
見学は見学専用の通路が用意されているため、そこからガラス越しに見学が可能です。
見学通路では、工場見学専用の解説者などは用意されておらず、解説ビデオが自動で常時流されています。
工場見学のビデオは、かまぼこができるまでの工程などが詳しく説明されており、勉強になること間違いなしです。
工場ではパンロールなどが製造され、午前9時から見学ができます。
9時以降は自由に立ち入り見学ができますが、午前中10:00~11:30頃までは製造のピークの時間となり、12:30~13:30はお昼休みで作業が中断です。
以降も作業は続きますが、15:00頃までには大方の作業が終了しているため午前中の訪問がおすすめとなっています。
少人数であれば事前の連絡など不要ですが、団体など大人数で行く場合には事前に連絡が必要なることもあるため、注意が必要です。
かま栄
住所:北海道小樽市堺町3-7
電話番号:0134-25-5802
営業時間:9:00~19:00
定休日:1月1日
URL:かま栄
小樽「かま栄」工場直売店のカフェでもパンロールが食べれる!
かま栄の名物パンロールは、北海道内にあるかま栄の各店舗で気軽に購入できます。
人気のパンロールは、店舗だけでなく工場直売店のカフェでも食べることが可能です。
かま栄の工場直売店には、お休み処とイートインスペースが併設されたかま栄カフェがあります。
カフェでは、カジュアルなカフェメニューが用意されており、ここでしか味わえないメニューも勢ぞろいです。
豚挽き肉、玉ねぎ、胡椒入りのすり身を薄いパンで包み揚げたパンロールが食べられます。
他にも人気のかまぼこが揃っており、約5分ほどの時間で提供され、その他ドリンクやソフトクリームなども食べられる場所です。
小樽「かま栄」工場直売店の人気メニュー3選【パンロール以外】
かま栄の工場直売店では、人気のパンロール以外のメニューも充実です。
工場直売店でパンロール以外の人気メニューをご紹介します。
おすすめの人気メニュー①:ひら天
工場直売店でパンロール以外のおすすめの人気メニューが、ひら天です。
ひら天は、かま栄を代表する揚げかまぼこの1つで、お店で最も人気の高いメニューになります。
ひら天は、全体が平たく作られた薄めのかまぼこで、大きく丸く平らに作られたひら天は、綺麗なキツネ色です。
ひら天は、他の種類のように具材などは一切入っておらず、地味でベーシックな見た目ですが、シンプルな素材の旨みが味わえます。
伝統の味はファンも多く、適度な食感とシンプルで優しい味は何でも使うことが可能です。
優しいシンプルな味わいのひら天は、そのままおやつとしてはもちろん、お酒のおつまみ、煮物の具材としても美味しく活用することができます。
おすすめの人気メニュー②:かに甲ら
工場直売店でパンロール以外のおすすめの人気メニューが、かに甲らです。
かに甲らは、人気のごちそうシリーズ海味楽の1つで、かまぼことは思えないハイクオリティな贅沢な味わいを楽しめます。
かに甲らは、かにの甲羅に最高級のかまぼことかにの脚肉を贅沢に使った逸品です。
かにの甲羅を取り外すと、鮮やかに光り輝く脚肉がびっしりと敷き詰められています。
大きなかに甲羅をスライスすると、かにの脚肉とかにの身がふんだんに使用された、玉子入りすりみ入りかまぼこの2層が美しく分かれている仕上がりです。
ズワイガニの身は優しい濃厚な旨みが感じられ、かまぼこの食感も相性抜群で、贅沢な見た目はお土産としても喜ばれること間違いなし。
おすすめの人気メニュー③:パンドーム
工場直売店でパンロール以外のおすすめの人気メニューが、パンドームです。
パンドームは、工場直売店限定で提供されているメニューになります。
パンドームは、すり身をパンで包んで揚げられたもので、パンロールよりもふっくらとした見た目が特徴です。
四角くふっくらと揚げられたパンドームは、チーズ、ベーコン、玉ねぎがすり身に混ぜ込まれています。
外は香ばしくサクサクの食感で、チーズとベーコンの風味が効いた、かまぼこやさつま揚げの食感よりは、ふわふわとした不思議な食感が堪能できます。
ふっくらとしたパンドームは大きく、1つで十分な満足感が感じられる1品です。
小樽「かま栄」工場直売店カフェの人気メニュー3選【パンロール以外】
小樽のかま栄では、工場直売店以外にカフェが営業されています。
カフェでは、直売所では購入できないカフェ限定メニューもあり大人気です。
かま栄のカフェでパンロール以外の人気メニューをご紹介します。
おすすめの人気メニュー①:マヨサンド
工場直売店カフェでパンロール以外でおすすめの人気メニューが、マヨサンドです。
マヨサンドは、薄切りのパンにすり身を挟み三角形に包んでこんがりと揚げられたメニューになります。
マヨサンドは、すり身の中に固形のマヨネーズと一味唐辛子が混ぜまれた1品です。
切ってみると断面には塊になったマヨネーズが入っており、マヨネーズのまろやかさと一味の辛味がアクセントになりよく合います。
カリッと揚げられた外側とふわふわのすり身、マヨネーズのまろやかさと一味の辛味が全て調和した絶妙な味わいが、1口で堪能可能です。
多くの商品の中でも、特に女性から多くの支持を集める商品で、ちょっとしたおやつ、ビールなどお酒との相性も抜群。
おすすめの人気メニュー②:お好みサンド
工場直売店カフェでパンロールでおすすめの人気メニューが、お好みサンドです。
お好みサンドは、直売店に併設されているカフェでしか味わえないメニューになります。
お好みサンドは、お好み焼き風の具材に生姜を加えて揚げたかまぼこを挟んだ1品です。
中身のお好み揚げは、キャベツ、青のり、イカなどが使用されており、限りなくお好み焼きが再現されています。
お好みサンドは、バンズにお好み揚げが挟まれ、上にはお好みソースとマヨネーズ、乾燥エビが散らされており、まさにお好み焼きです。
サンドを一口頬張れば、お好み焼きの香りと味わいが楽しめますが、お好み揚げはもっちりとした食感で、バンズともよく合います。
おすすめの人気メニュー③:和ドック
工場直売店カフェでパンロールでおすすめの人気メニューが、和ドッグです。
和ドッグは、かまぼこをメイン食材に使用した、和テイストのアメリカンドッグ風になります。
和ドッグは、ウインナー入りのかまぼこがウインナーの代わりに主役になったアメリカンドッグ風の食べ物です。
中心には一般的なアメリカンドッグと同様に、ウインナーがあり、ウインナーの周りを包み込むようにかまぼこが存在します。
かまぼこの外側にはふわふわの生地があり、外はサクッとした食感、かまぼこのモチモチ感、ウインナーのジューシーさが三位一体となった味わいです。
かまぼこが入っていることで食べごたえがあり、アメリカンドッグのように棒に刺さっているため、食べやすくカジュアルに楽しめます。
何もつけなくても美味しく食べられますが、ケチャップをかけると酸味と甘みがプラスされて、より美味しく食べられます。
小樽「かま栄」駅前第一ビル店の限定品「海老ロール」も人気!
パンロールが人気のかま栄では、工場併設店やカフェ限定の商品があるように、他の店舗でも店舗限定メニューがあります。
店舗限定メニューの1つが、人気の「海老ロール」です。
海老ロールは、小樽駅前第一ビル店限定で販売されています。
海老ロールは、えびとすり身を薄切りのパンで包んで揚げられた商品で、パンロールのえびバージョンのような商品です。
尻尾付きのえびが、ロールの端から端まで入っており、えび本来のプリプリ感が強く感じら、すり身のふわふわ食感ともよく合います。
すり身の中には風味豊かなえび以外にも、チーズが入っており、まろやかさがプラスされて相性抜群です。
えびの尻尾が端から飛び出たロールは、巨大な海老フライのような見た目で、贈答にも適しています。
海老ロールは、繁忙期を除いて通年で販売されている人気のメニューで、小樽駅前第一ビル店に足を運んだ際にはゲットしたい逸品です。
小樽以外のかま栄でパンロールが買える場所
かま栄は小樽に工場や直売店があり、小樽以外では入手しにくいイメージがありますが、小樽以外でも札幌と千歳でパンロールが買える場所があります。
北海道は広いため、どうしても小樽は利用しにくいですが、中心エリアの札幌と空港のある千歳にもあるため便利です。
中心エリアの札幌には6店舗が進出しています。
札幌市には、札幌三越店の地下1階、札幌大丸店の地下1階、札幌エスタ店の地下1階、札幌丸井今井店の地下1階、札幌東急店の地下1階、新さっぽろサンピアザ店の新さっぽろアークシティサンピアザ地下1階です。
小樽以外で購入できる場所の1つが、北海道の空の玄関口新千歳空港になります。
新千歳空港の国内線ターミナルビル2Fに店舗はあり、定番メニューから空港限定まで勢ぞろいでお土産にもぴったりです。
かま栄のパンロールを堪能しよう!
小樽で人気の老舗かまぼこ店「かま栄」で人気のメニューがパンロールです。
パンロールは、かまぼことパンを組み合わせた、馴染みのない不思議な組み合わせですが、小樽では昔から絶大な支持を集めています。
工場や直売店のある小樽では、限定のメニューやカフェもあり、行かなければ食べられない限定メニューも充実です。
観光で小樽まで足を運ぶのが難しいという方でも、札幌や新千歳空港にも店舗があり、他とは被らない北海道のお土産としても喜ばれます。