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2019/07/15

モンゴルの人気おすすめ観光地22選!名所や見どころを紹介!

モンゴルと聞いて思い浮かべるのは、相撲に移動式住居のゲル、草原を走る馬などではないでしょうか。
まったく思い浮かばないという人も横綱白鳳さんを初め、朝青龍などの名前をあげると、想像がつきやすいのではないでしょうか。

モンゴルは日本と同じアジアなのですが、どこか遠い国のイメージが強いと思われます。
そこでこの記事ではモンゴルの観光について紹介します。

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【観光の前に】モンゴルはどんな国?

モンゴルの風景

モンゴルはどんな国?

モンゴルの草原

地名 モンゴル国
ウランバートルの観光の基本情報
時差 -1時間
フライト時間 5時間30分 東京
言語 モンゴル語
通貨 トゥグリク(TgまたはMNT)2193Tg=100円
ベストシーズン 6月~8月がベストシーズン
気候 首都ウランバートルは10月~4月頃までが氷点下になり、12月~2月は-20℃になる日が多い。雨は少なく一年中乾燥していて天候も不安定。

モンゴルの正式名は「モンゴル国」といい、総面積は日本の約4倍の大きさで、モンゴルの首都ウランバートルを中心にどんどん近代化が進んでいますが、今でもモンゴルは遊牧民が30万人近く暮らしています。
モンゴルは広大な草原が広がっているというイメージが強いですが、大草原ばかりだけが広がっているのはなくて、多種多様の豊かな自然があります。

モンゴルの遊牧民は、今でも伝統的は移動式住居ゲルで暮らしていて、モンゴルの国土の80%を占めているといわれている草原地帯は、今も昔も変わらず牛、ヤギ、馬、ヒツジ、ラクダの飼育をしています。

モンゴルの魅力

モンゴル娘

モンゴルは中国とロシアに挟まれた大草原の国で、モンゴルの人達は自然と一緒に生活しています。
一番の魅力は、遊牧民の暮らしを実感できることで、モンゴルならではを満喫したい方には、移動式住居ゲルに泊まることができます。

ゲルは草原の中にあるので、モンゴルの遊牧民の生活ぶりを身近に見ることができ、草原でのんびり時間を忘れて過ごすことができます。
広大な草原で乗馬体験もでき、360度どこまでも見渡せる大草原の景色を眺めながら、馬で駆け巡るのもモンゴルならではの魅力があります。

モンゴルの楽しみのひとつに、夜空に輝く満点の星を見ることができます。
日本と比べてモンゴルは標高が高いので、広大な星のパノラマは見ごたえ満点です。

モンゴルへ旅行に来て、迫力ある夜空を見た人はまたあの素晴らしい星空を見たいと星空の魅力に惹きつけられる人も多いそうです。

<下に続く>

モンゴルのおすすめ観光スポット22選!

モンゴルの花

では、モンゴルの観光地をみていきましょう。
モンゴルには、以下の観光スポットがあります。

  1. モンゴル国立博物館
  2. チンギスハーン広場
  3. ガンダン寺院
  4. ザイサンの丘
  5. ボグドハーン宮殿博物館
  6. トゥメン エフ民族アンサンブル
  7. ウンドゥルシレット
  8. フブスグル湖
  9. フグヌハーン山
  10. エルデニゾー
  11. 国立ホスタイ公園
  12. チョイジンラマ寺院博物館
  13. ツェツェルレグ
  14. アマルバヤスガラント寺院
  15. オルホン渓谷
  16. 13世紀村
  17. バヤンウルギー
  18. 南ゴビ
  19. テレルジ国立公園
  20. アルタイ山脈岩絵
  21. マンズシル寺院
  22. ザナバザル名称美術館

続いて、それぞれの「観光地」について詳しくみていきます。

モンゴルのおすすめ観光地①:モンゴル国立博物館

モンゴルの首都ウランバートルにあるモンゴル国立博物館は、国会議事堂の西側にあり、モンゴルの歴史に関する資料が多く展示されています。
1階にはモンゴルのジオラマ、2階では革命の歴史、仏教についての展示、民族衣装や装飾品など展示されています。

一番充実してる展示品は、民族衣装と装飾品が多く展示されています。
先史時代のモンゴルから現代のモンゴルまで、歴史の資料やモンゴル各地の風習や人々の暮らしについて詳しく知ることができます。

モンゴルの首都ウランバートルを拠点にモンゴル各地を訪れる前に、モンゴルについて情報を得ることをおすすめします。
とても見ごたえある展示品が多いと人気があります。

モンゴル国立博物館

モンゴルのおすすめ観光地②:チンギスハーン広場

モンゴルの首都ウランバートルの中心にあるチンギスハーン広場は、モンゴルの政治や行政の中枢で広場の正面に宮殿、モンゴルの国立オペラ劇場、モンゴルの中央郵便局やモンゴル銀行、労働組合などがある広場です。
北の政府宮殿と呼ばれている国会議事堂にはチンギスハーン像や革命指導者のスフバートルの像などが置かれています。

チンギスハーン広場では、モンゴルの軍事パレードや国の式典などが行われています。
とても広い敷地内には、イベント用のステージがあり、モンゴルのお土産物屋さんや、レンタサイクルなどのお店もあるので、自転車を借りてウランバートルの市内観光へ出掛けるのもアクセスしやすいのでおすすめです。

モンゴルのチンギスハーン広場は、ウランバートルの人たちが休日には家族連れで過ごす憩いの場になっています。

モンゴルのおすすめ観光地③:ガンダン寺院

モンゴルの首都ウランバートル市内にあるお寺で、正式名はガンダン・テグチンレンといい1727年に建てられた、ラマ教の総本山のような寺院です。
観音菩薩の正式名はグジド・ジャナライサクで、モンゴル中各地からたくさんの人がお詣りに訪れています。

ガンダン寺の一番奥に、高さ25m大きな観音菩薩が安置されている観音堂があります。
観音菩薩は1911年に建てられましたが、1938年に共産主義者に破壊されました。

1996年にモンゴル人有志の方の寄付金によって再建されるのですが、モンゴルの西にあるエルデネット鉱山から銅を産出し、金箔を仕立てた輝かしい像になっています。
観音様の周りにはマニ車と小さい仏像が取り囲んでいて、円筒形の缶がマニ車になっていて中にお経が納められています。

マニ車を時計周りに二回回すと、お経を唱えたのと同じ功徳があるそうです。
ガンダン寺はモンゴルでも一番大きい寺院で、仏教の教義を学び実践する教育施設的な場所になっています。

ガンダン寺院

モンゴルのおすすめ観光地④:ザイサンの丘

ザイサンの丘は麓から頂上まで約640段の階段を登って行くと、モンゴルの首都ウランバートルの街が一望できる観光地で展望台もあります。
ザイサンの丘の上には、1939年に起きたモンゴル東側の国境辺りで起きたノモンハン事件(ハルハ川戦争)で、モンゴル人民義勇軍の友軍であるソ連兵を称えて記念碑が建てられました。

展望台を囲むようにモザイク壁画があり、過去から今のモンゴルの歴史などを紹介し、社会主義革命や日本帝国軍、ナチスドイツと一緒に戦って勝利した図など、平和への強い願いをこめた壁画です。
モンゴルはウランバートル市民の方々にとってザイサンの丘は、とても大切な場所となっており、結婚など人生の節目がある時にこの丘に登る人が多いそうです。

モンゴルのおすすめ観光地⑤:ボグドハーン宮殿博物館

ボクドハーン宮殿博物館は釘を使わない木組み方式de
1919年に建てられた宮殿で、第8代になる活仏ボクドハーン王が住んでいました。
美しい装飾が施された宮殿ですが、王の居城としてはとても簡素な造りになっています。

ボクドハーン宮殿は夏の宮殿と冬の宮殿とあり、夏の宮殿ではパッチワークのタンカ、仏画、仏像が展示されていて、女性の仏像ザナバザルのタラ像という安置されています。
冬の宮殿は、西洋風の建築になっていて、活仏ボグドハーンの寝室を見ることができます。

モンゴルの文化を紹介するコーナーやチベット仏教の展示コーナーなどもあるので、仏教寺院などの興味のある人には、とても良い観光ソポットと思われます。

ボグドハーン宮殿博物館

モンゴルのおすすめ観光地⑥:トゥメン エフ民族アンサンブル

トゥエン エフ民族によるアンサンブルは私営の伝統芸術劇団のショーで、モンゴル民謡、楽器の演奏、舞踊など劇場で上演されています。
エフ族の劇場はナイラムダル公園内劇に場があり曲芸やシャーマンの踊りなど、約1時間30分たっぷりとモンゴルの伝統文化などを身近に体験することができます。

モンゴルの首都ウランバートルの中でナイラムダル公園はとても大きな公園で、遊園地などもあるので休日には家族連れで楽しんでいる姿を見かけます。
大きな公園内の一角にあるので、トゥエン エフ民族アンサンブルは小さな劇場なので、分かりにくかも知れませんが、赤い壁が特徴ですので目印にしてください。

トゥメン エフ民族アンサンブル

モンゴルのおすすめ観光地➆:ウンドゥルシレット

ウンドゥルシレットは誰もが想像するイメージ通りのモンゴルの草原が広がっている、ここではモンゴルの移動式住居のゲルに泊まることができ、乗馬などを楽しむことができます。
椎名誠監督の映画「白い馬」の撮影行われた場所ががウンドゥルシレットで、他にクボタのコマーシャルにも起用されています。

青い空に緑豊かな草原、絵に描いたようなモンゴルの風景で乗馬のトレキングや遊牧民のゲルを訪問するなど、条件が揃えば熱気球に乗って空の散歩ができます。
ゲルの近くには川が流れているので、カヌーや釣りをすることもできるのだ、モンゴルの自然を思いっきり楽しむことができます。

ウンドゥルシレット

モンゴルのおすすめ観光地⑧:フブスグル湖

フブスグル湖はモンゴルのスイスと呼ばれているくらい、モンゴルでも中でも最も美しい景色が見られる観光スポットで、ロシアにあるバイカル湖が世界一の透明度を誇っていますが、その次がモンゴルのフブスグル湖で2番目に透明度が高いです。
夏季限定で遊覧船が運行され、湖の周囲には約250種類以上の鳥が生息しているので、バードウォッチングを楽しむことができます。

またフブスグル湖の周りは乗馬を楽しむことができ、ヤクと呼ばれるジャコウ牛を放牧している遊牧民にトレッキング中に出会うこともあるそうです。
針葉樹森の丘があるので、ハイキングを楽しんだり、湖で魚釣りをしてその場で捕れた魚をバーベキューにして食べたりと、広大な自然中で、ゆっくりと思いっきり楽しむことができます。

フブスグル湖

モンゴルのおすすめ観光地⑨:ヌグハーン山

モンゴルはウランバートルから約2時間の場所にあるフグヌハーン山、1997年から国立特別保護地となっていて草原とは違った、自然のそのままの姿が綺麗な山並みを見ることができます。
広大な草原の風景とは違って、美しい山々には、たくさんの野生動物が生息し、シカやオオカミなどカラマツやカバノキなどが自生しています。

ヌグハーン山

モンゴルのおすすめ観光地⑩:エルデニゾー

エルデニーゾーはモンゴルの中央部にある都市カラコルムにある、チベット仏教ゲルク派の仏教寺院群で、モンゴルで最も最古の寺院群になります。
四方400mの外壁に108の卒塔婆が並んでいて、内部には寺院とボルガン塔が建てられています。

古都カラコルムは1235年に、オコダイハーンが造ったモンゴル帝国の旧都で、東と西の交流地点でもあり、仏教、イスラム教、キリスト教などの影響を受けた、ヨーロッパ人もたくさん住んでいたそうです。
エルデニーゾーは草原の中にあり、内部はチベット仏教建築で作られ、土地の神オボーの亀石、チンギス・ハーンが使ったいたとされる大きな鉄の鍋など宮殿の跡も今も残っています。

現在でも僧侶が修行されているラヴラン寺や3つの寺院が、横一列に並んでいるゴルバン・ゾーなど、静かな場所でマニ車の音がカタコトと響かせながら静かに時間が流れている感じがします。

エルデニゾー

モンゴルのおすすめ観光地⑪:国立ホスタイ公園

国立ホスタイ公園は、モンゴルの首都ウランバートルから西へ100㎞ほど進んだところにあり、モンゴル平原の一部が国立公園に指定されていて、世界では珍しい野生の馬「タヒ(モウコノウマ)」がモンゴルだけに生息しています。
タヒの先祖はアフリカに生息しているシマウマで、長い年月をかけてモンゴル馬の祖先になった動物です。

タヒは頭が少し大きく、どちらかというとずんぐりとした体つきの馬で、足にシマウマにあるような模様が残っています。
もし野生のタヒを見るのでしたら、タヒは早朝に麓に下りてくるので、午前中がおすすめです。

ホスタイ公園はどこまでも草原が続く広大なもので、公園内には砂漠があり、タヒの他にも、広大な草原で暮らす動物たちを見ることができます。

国立ホスタイ公園

モンゴルのおすすめ観光地⑫:チョイジンラマ寺院博物館

チョイジンラマ寺院博物館は、1908年にボグド・ハーンの弟チョイジンラマのために建てられた寺院で、今は仮面舞踏のお祭りに使われていた仮面などが展示されています。
チョイジンラマはルブサンハイダブといって、チベット族出身のモンゴルの高僧で、密教の儀式を執り行う偉い僧侶で、仏教の儀式のひとつのチョイジンという十大儀式を執り行っていました。

モンゴルが独立運動に多くの影響を与えた人物でもあり、資料が博物館で展示されています。
寺院の入り口の両側には高さ2メートルの仏像が置かれていて、中央にある広場を囲むように5つの建物があります。

5つの建物には伝統的な装飾がされ、一番大きな建物には仏像があります。
本堂には僧侶が儀式の際に使う道具や読経、楽器などが展示され、ツァムという一年に一度のお祭りの時の仮面がガラスケースの中に保管されています。

19世紀に有名な芸術家のプンツアグ・オソルが作ったとものといわれています。

モンゴルのおすすめ観光地⑬:ツェツェルレグ

ツエルツエルレグは16世紀に建てられチベット仏教の寺院のある街として発展し、モンゴル語で庭園という意味がある、景色の良い街です。
この街を起点にボルガン山など、岩山や森林を観光するのにおすすめです。

雄大な草原の中にオゴダイハーンの隠し湯といわれる露天風呂があり、世界の温泉100にも選ばれている温泉で、豊富な湯量がある天然温泉です。
ツエルツエルレグにはオルホンの滝と呼ばれる観光地があり、モンゴル語では赤い滝といいます。

モンゴル・アルハンガイ山脈から流れるオルホン川の上流にあって、幅約10m、高さは約24mあります。
オルホンの滝は、水量がないと姿を消えてしまいそうな感じですが、水量が多いと立派な姿を見せてくれます。

夏だけでなく、冬も辺り一面銀世界でとても素晴らしいです。

ツェツェルレグ

モンゴルのおすすめ観光地⑭:アマルバヤスガラント寺院

アマルバヤスガラント寺院は草原の中の大僧院で、ここにたどり着くのも修行のうちという言葉が似あう場所にあり、自然の景観が素晴らしいブレンハン山の麓に静かに佇む寺院は、釘を一本も使わないモンゴルでも最大級も木造建築物です。
アマルバヤスガラント寺院は18世紀、中国の清朝の支配下にあったザナバザル2世により1737年に建てられたものです。

純正の銀3730㎏を清朝の国庫予算から出し、約10年をかけて寺院は建てられました。
寺院は6つに分けられていて、強固な塀がいくつも連なり、中には僧院、書庫、大本堂なのが迷路のように建っています。

アマルバヤスガラント寺院は復活した仏教の秘儀である仮面舞踏ツァムを支える寺としても知られ、時々若い僧侶がツァムに使うお面を修理している姿を見かけることがあります。
アマルバヤスガラント寺院は現存する中国の清朝初期の建物で、文化財的にも意義があるお寺で、南北に205m、東西に175mの城壁に囲まれています。

活仏を祀った二重二階建てとなる正殿を中心に約30もの建物で成り立っていて、1990年の復元作業で一部に釘は使われているそうです。

アマルバヤスガラント寺

モンゴルのおすすめ観光地⑮:オルホン渓谷

モンゴルの中央部をゆっくりと流れるオルホン川の両岸は、先史時代からモンゴル帝国の時代まで、遊牧民の拠り所になっていて、2000年以上歴史のある遊牧民の証として、たくさんの遺跡があり、2004年にこの一帯が世界遺産に登録されています。
6~7世紀にモンゴル高原から中央アジアまでを支配したテュルク系の遊牧民族が、渓谷に建っている石碑に遊牧民族系の最古といわれる文字、突厥(トッケツ)文字が刻まれています。

たくさんの遺跡群が草原地帯で発掘され、遊牧民の長い時間をかけて紡いできた伝統をみることができるのがオルホン渓谷です。

モンゴルのおすすめ観光地⑯:13世紀村

大きなチンギス・ハーン像があるテーマパークで、13世紀のモンゴル帝国をテーマにしています。
ウランバートルから90㎞離れたところにある文化村で、13世紀に使われていた文字や文明を再現したもので、自分の名前をモンゴルの縦文字で書かせてもらうことができます。

13世紀村の中にシャーマン村があり、シャーマンの着物や楽器などが展示されています。
狩猟村では、動物の皮や武器が見学できます。

特に人気があるのが遊牧民村で、ラクダや馬に乗る体験、乳製品の味見や遊牧民がどのように生活しているのかなどが見学できます。
また中央にあるハーン村では、モンゴルの店頭料理を食べることができ、13世紀当時の軍隊や遊牧民、女性や男性の衣装を着てチンギス・ハーンの椅子に座って写真撮影ができます。

その昔、チンギス・ハーンがこの地で金の鞭を拾ったといわれる現在は博物館が建てられています。

13世紀村

モンゴルのおすすめ観光地⑰:バヤンウルギー

バヤンウルギーはモンゴルのもっとも西にあり、南にあるのは新疆ウイグル自治区、北はロシアのアルタイ共和国との国境に接していて西はカザフスタンに接していてカザフ族は古来から鷹狩りが継承されています。
カザフスタンに近接しているところは、少数民族のカザフ族がたくさん住んでいる地域で、また違った独自の文化が生まれています。

バヤンウルギーにあるカザフ族が住んでいるところには鷹匠の里として知られ、ここでは鷹匠の生活を経験することができます。
鷹匠とイヌワシは深い信頼関係がとても重要で、13歳頃から訓練が始まります。

鷹匠は男の子が伝承するものですが、最近は女の子の鷹匠も見られるようになりました。
毎年秋になるとバヤンウルギー郊外で鷹匠の祭典のゴールデン・イーグル祭りが開催され、伝統的な民族衣装を着た人たちが集まるパレードや小高い丘の上にイヌワシを放つ競技などたくさんの見どころがある祭典です。

バヤンウルギー

モンゴルのおすすめ観光地⑱:南ゴビ

モンゴルの南にゴビ砂漠があり、砂漠というと荒涼として木が一本も生えていないような場所を想像しますが、モンゴルのゴビ砂漠はちょっとサハラ砂漠のような感じではなく、ラクダの放牧も行われている、短い草が生えている土地というモンゴル語の意味を持っています。
南ゴビは広いエリアなので、見どころもたくさんあるのですが、恐竜の卵は世界中で初めて発見されたのも南ゴビで、卵が見つかったバヤンザクは炎のような岩壁で山のようにどこまでも連なる砂丘など、観光客にはとても魅力的な光景が広がっています。

また南ゴビではたくさんのアクティビティを体験することができ、ラクダに乗ってトレッキングなど遊牧民と同じように馬で草原を駆け抜けることもできます。
周りにはビルなど近代的な建物がないので、夜になると空には素晴らしい天の川を見ることができます。

モンゴルの首都ウランバートルから小型プロペラ機で約1時間30分で南ゴビを空から空中散歩が楽しめます。

南ゴビ

モンゴルのおすすめ観光地⑲:テレルジ国立公園

テレルジ国立公園はモンゴルの首都ウランバートルから約70㎞にある自然保護地となっており、山、森林、岩、河などがとても美しい景色を作っていて、モンゴルの人気の観光地になっています。
テレルジ国立公園では奇岩や岩山などが連なってちょっと変わった風景を見ることができます。

国立公園内には亀石といわれる高さ15mもある大きな石があり、公園内のシンボルとなっています。
またモンゴルでは恐竜の化石がたくさん発見されており、亀石の祖母にも恐竜のモニュメントが多く建てられています。

モンゴル産の馬はサラブレットよりもすこし小さく、性格もおとなしいのでとても乗りやすいかと思われます。
見渡す限りモンゴルの高原を馬に乗ってのトレッキングは、とても気持ちの良いものですので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

モンゴルのおすすめ観光地⑳:アルタイ山脈岩絵

アルタイ山脈岩絵はモンゴルの西にあるバヤンウルギー県のアルタイ山脈の岩に描かれている絵で、12000年以上前からモンゴルで文明が発達してきたかを示す証となります。
この周辺で住んでいた人たちが狩猟生活から放牧生活へと変化してい過程や、馬での放牧生活を行ってきたスキタイ族やトルコ族などの歴史を知ることができます。

岩絵群は世界遺産にも登録されていて、数千にもなる岩絵の数があり、紀元前1万1000年から6000年の最も古い岩絵もあります。
岩絵が描かれた当時のこの辺りは、森林が豊富で渓谷や狩猟生活の様子などが岩絵から読み取ることができます。

狩猟だけでなく狩人の様子なども描かれてきて、時が経過する中で認識方法が変化していったことが岩絵から読み取ることができます。

アルタイ山脈岩絵

モンゴルのおすすめ観光地㉑:マンズシル寺院

モンゴルの中央部にあるチベット仏教の旧修道院で、18世紀前半に建てられていて現在は博物館になっています。
マンズシルは知恵の神という意味があり、かつては20の寺院が建ちならんでいたそうで、現在は崩れた建物の跡が残っているだけです。

マンズシル寺院が最も栄えていた頃には、僧侶も300人はいて、行政的な業務も行っていました。
また学問の中心だったこともあり、医学、薬学、呪術学、仏教哲学、語学、文学などあらゆる学問が盛んでした。

マンズシル寺院の周りには、6世紀~7世紀頃のものだろうとされる古代石人像が点在しています。
ここには世界で一番大きな鍋があります。

鍋の直径は6m70cm、鍋の深さ1m40cm、容量1800?、鍋の重さは2tになり、この鍋で料理をすると1000人分になるそうです。

モンゴルのおすすめ観光地㉒:ザナバザル名称美術館

仏教美術がなどに興味がある方におすすめしたいのが、ザナバザル名称美術館で、アジアのミケランジェロと呼ばれた芸術家ザナバザルの作品を集めた美術館です。
鍍金青銅製で作られた像などが見どころで、曼陀羅、仏像、古代モンゴルに関するものや絵画などが展示されています。

ザナバザル名称美術館
<下に続く>

モンゴルの人気おすすめ観光地のまとめ

モンゴル大草原

モンゴル出身力士が日本の相撲会で活躍しているせいか、どこかモンゴルという国に親しみ感じてしまいます。
モンゴルは近代的なウランバートルの街とモンゴルの大地には、まだたくさんの大自然が広がっています。

大自然の中で遊牧民の暮らしを体験するのもいいし、大自然の中を馬で駆け巡るのも最高に気持ちの良いものです。
モンゴルで思いっきり自然を満喫してくださいね。

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