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2019/07/26

直島で人気のおすすめ観光スポット20選!観光時間やルートも紹介!

直島はアートの島として観光客に人気があります。
見どころは豊富で複数の地区にまたがっているので、効率よく回る必要があります。

車を使ったり、レンタルサイクルを使ったり、あるいは直島町営バスなどを利用して観光しましょう。
斬新な現代アートと、自然あふれる直島のおすすめ観光スポットを20か所厳選しました。

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直島で人気のおすすめ観光スポット20選!観光時間やルートも紹介!

【観光の前に】直島はどんな島?  

直島(なおしま)は、香川県にある瀬戸内に浮かぶ観光の島です。
直島のある直島町は、ひとつの島ではなくいくつかの小さな島で構成されています。

この島の歴史は応神天皇が立ち寄ったという伝説がありますが、明確に史実に登場するのは平安末期。
保元の乱で敗れた崇徳上皇が四国上陸の前に立ち寄ったとされます。

戦国時代は水軍が城を築き、江戸時代は小豆島に属している島として扱われました。
近代になり銅製錬所が作られ、日本で初めてハマチの養殖に成功しました。

そして、20世紀末からアートの島として、様々なミュージアムやアート作品が島に登場するようになり、観光の島として脚光を浴びています。

<下に続く>

直島で人気のおすすめ観光スポット20選

では、直島観光のスポットをみていきましょう。
直島観光には、以下のスポットがあります。

  1. 地中美術館
  2. 赤カボチャ
  3. 黄かぼちゃ
  4. 直島パヴィリオン
  5. ベネッセハウス ミュージアム
  6. 南寺
  7. 直島護王神社
  8. 直島銭湯(Iラブ湯)
  9. はいしゃ
  10. ネコバスのていりゅう所
  11. 桜の迷宮
  12. ANDO MUSEUM
  13. 李禹煥(リ・ウーファン)美術館
  14. 宮浦ギャラリー六区
  15. 角屋
  16. 直島ふるさと海の家 つつじ荘
  17. 直島八幡神社
  18. 琴反地海水浴場
  19. 直島つり公園
  20. 海の駅「なおしま」

続いて、それぞれの「直島観光スポット」について詳しくみていきます。

地中美術館

直島観光で、是非立ち寄りたいミュージアムが 地中美術館です。
ミュージアムのテーマを「自然と人間を考える場所」として2004年に作られました。

名前の通り建物の大半が地中にあり、これは直島と瀬戸内の景観を保つために行われました。
展示している作品は、クロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの3アーティストの作品を展示しています。

建物は、建築家の安藤忠雄氏が担当しました。
アーティストたちの作品も素晴らしいものながら、不思議な建築様式も観光の見ごたえがあります。

チケットはオンラインで、日時指定15分単位での予約制で購入できます。

地中美術館

赤カボチャ

直島観光で、メインの宮浦港から来たら最初に目に入るのが、赤かぼちゃです。
港に近づく際にインパクトあるオブジェが見えるので、思わず歓声を揚げたくなります。

草間 彌生(くさま やよい)氏が作ったオブジェで、「赤い光」を宇宙の果てに探し、最終的に直島の海の中で赤カボチャになったというもの。
外観のインパクトは、観光のテンションが高まります。

しかし、このオブジェには、中に入れます。
カボチャの黒い部分のいくつかはくり抜かれていて、中からは外の光が差し込む様子がうかがえるでしょう。

もし直島で宿泊を伴う観光をするなら、夜もおすすめ。
昼間と見比べると同じものでもまた違った雰囲気が味わえます。

赤かぼちゃ

黄かぼちゃ

直島観光では赤かぼちゃとセットで見ておきたいのが黄かぼちゃ(南瓜)です。
草間彌生氏の作品で、これは直島観光のイメージ画像で最もよく見かける姿かもしれません。

1994年に制作された作品で、赤かぼちゃとは少し離れた場所、つつじ荘の近くにあります。
海に突き出た波止場の先端に作品があり、観光客は遠くからでもフォトジェニックな撮影ができるでしょう。

あまりにも有名な作品なのでGWなどのシーズンのピーク時には、観光客による撮影の行列ができます。
早朝や夕方は比較的空いているので狙い目かもしれません。

ちなみにこの作品を撮影するには、意外にも雨上がりがおすすめです。
その時は、ちょうど路面がぬれていますが、この黄色かぼちゃが路面に反射して映し出されます。

ただでさえインパクトあるかぼちゃが、さらに強力なものに見えるでしょう。
そんな黄かぼちゃですが、不思議と直島ののどかな雰囲気と違和感がありません。

黄かぼちゃ

直島パヴィリオン

直島観光で、インパクトより不思議なアートを楽しむなら、直島パヴィリオンがおすすめです。
これは、浮島をイメージして作られました。

直島町には、本島の他27の小さな島々で構成されています。
そしてこのアート作品は28番目の島という位置付け。

制作したのは、建築家の藤本 壮介(ふじもと そうすけ)氏です。
使用した素材は、三角形のステンレス製のメッシュを250枚使いました。

遠くから見ると氷砂糖のように見えるこの作品に近づくと、網目状になっているのが解ります。
この作品は内部にも入れます。

観光客はぜひ中に入ってみて、中から見る不思議な直島の空気を感じてください。
一定の形をしていないので、観光で見る位置によって異なる形に見えます。

夜はライトアップされるので夜見るとまた違う感動があるでしょう。

直島パヴィリオン

ベネッセハウス ミュージアム

直島観光でゆっくりとアート観光を楽しむのなら、ベネッセハウスミュージアムに行きましょう。
ここは、直島にある本格的な美術館です。

コンセプトは「自然・建築・アートの共生」で、ホテルと一体化しています。
観光の際、直島で宿泊を検討しているのなら、こちらで泊まるのも良いかもしれません。

場所は瀬戸内海の絶景が見える高台に立っています。
開口部が大きいので、島の自然をそのまま人工物の建物の内部に引き込んでいるようです。

この建物は、建築家の安藤忠雄氏が手掛けました。
ミュージアムは2階建てになっています。

1階に展示しているのは、アルベルト・ジャコメッティの「石碑の上のディエゴⅠ」やリチャード・ロング「60分歩く」などです。
海外のアーティスト作品を見たら、そのまま2階に上がってください。

安藤忠雄氏のベネッセハウスの模型や、安斎重男のアート写真が展示しています。
直島は芸術の島ですが、その中で最もアートを感じられる空間に、観光で訪問しましょう。

ベネッセハウス ミュージアム

南寺

直島観光にあった家などをリノベーションしてアート作品にしたのが、家プロジェクトです。
その中のひとつが南寺と呼ばれる建物です。

このプロジェクトは直島の中でも本村地区で展開しました。
いくつかある建物の中でも南寺は、一度に入れる観光客が限られているので注意してください。

冬を除いた時期での休日などでは、混雑時に整理券を配ることもあるので、時期を避けた方が賢明かもしれません。
この南寺は、1943年にアメリカの美術家「ジェームズ・タレル」の作品のサイズに合わせました。

実際に設計をしたのは安藤忠雄氏で、新築です。
この建物を「南寺」としたのにはわけがあります。

直島でもこのエリアには城跡と5つの社寺が集まっている歴史あるエリアでした。
文化的な観光ができるエリアの中心的な存在として建てられました。

この場所は、かつて本当に実在していた寺院があったので、現在も精神的なよりどころでもあります。
ぜひ直島の観光スポットとして加えておきましょう。

南寺

直島護王神社

直島観光で、アート作品としてよみがえったパワースポットがあります。
直島護王神社と呼ばれる場所で、これも本村地区にある家プロジェクトのひとつです。

写真家の杉本博司(すぎもと ひろし)氏が、作品を手掛けました。
元々江戸時代から祀られていた神社で、建物老朽化がひどかったものです。

そこで、家プロジェクトを利用して、新たに作りましたが、形式にとらわれずにつくることになりました。
神社がある場所は、本村港近くかつて直島に存在し、遺跡や城址が好きな観光客が訪れる、高原城跡のすぐ南側にあります。

山の中での突然木々が開けた場所に神社があります。
決して大きくありませんが、観光で参拝する価値は高いでしょう。

そしてよく見ると不思議なアートがあるので見逃さないでください。
それは、本殿に上がる際にある階段の上についている物で、溶けない氷と呼ばれるものです。

ガラスと無垢の木材を組み合わせる杉本氏自慢の作品で、見ると本当に溶けかけているように見えるから不思議です。

直島護王神社

直島銭湯「Iラブ湯」

直島観光で、汗を流すのにまたとないスポットがあります。
直島銭湯「Iラブ湯」は、現役銭湯ながら観光の価値があるアート作品です。

現代美術家の大竹 伸朗(おおたけ しんろう)氏が、作品を手掛けました。
大竹氏が得意とするクラップブック手法を取り入れました。

作品として造り上げましたが、銭湯としての機能は残されています。
観光の途中で湯に浸かりながら、アート作品に触れられるのは、直島ならではでしょう。

そして単なるアートだけでなく、直島島民と観光客との橋渡しとしての機能も期待されています。
そのため、直島島民は一般観光客の入浴料金650円の半額以下、310円で入れます。

そんな建物の外観は、東南アジアのバーをイメージしました。
日本全国から集めた、船底や船橋を自在に使っています。

また、室内の脱衣所や浴室には、さりげなく性的な言葉がちりばめられています。
これは「性」をテーマにした作品だからで、そういう意味ではやや大人のミュージアムといえるかもしれません。

直島銭湯「Iラブ湯」

はいしゃ

直島観光で、虫歯などの治療にいろいろな思い出がありましたら、はいしゃを見学してみてください。
これも、家プロジェクトのひとつで、元直島の歯科医院だった建物を元に作られた観光に適したアート作品です。

ただし、名称を除いて歯医者時代の面影は全くありません。
この作品は大竹伸朗氏をはじめ秋元雄史氏、本多忠勝氏の3人がが手掛けいました。

ぜひ観光で足を運んでください。
外観は、一見ボロ屋のようにしか見えませんが、よく見ると彫刻作品のように見え、大竹氏の世界が広がっているのが解ります。

この不思議な世界を観光で眺めれば眺める程、圧倒されるでしょう。
見た目すぐにでも壊れそうに見えますが、内部見学も可能です。

内部には吹き抜けの部屋や自由の女神などがあるのですが、撮影が禁止されているので注意して下さい。
また建物だけでなくその周囲も注目してください。

細かいあしらいが施されています。
このアート作品は直島に観光に来たものを楽しい思いにさせてくれるでしょう。

はいしゃ

ネコバスのていりゅう所

直島観光でも、ちょっと穴場的なスポットが気になれば、ネコバスのていりゅう所が面白いです。
これは、直島の地中博物館とつつじ荘を結ぶ山の坂の途中にあります。

ジブリ映画のとなりのトトロからインスパイアを受けたと考えられる作品で、停留所にはトトロが描かれています。
しかし、他のアート作品のように著名なアーティストや芸術家が手掛けた物ではありません。

どうやら直島の子供たちが作ったようで、2007年頃から登場しました。
当初は白地に黒で「ネコバスのていりゅう所」と書いてあっただけですが、2018年頃になるとカラーに彩られています。

直島のアートプロジェクトの担当者も驚きの、隠れ観光スポットはホットな人気を集めています。
バス停の下には「じこくひょう いつでも ネコバス くるよ」と、書いていました。

もちろんリアルに、トトロのネコバスが来るわけではありません。
しかし直島の風景との相性がバッチシで、観光で眺めたら本当にネコバスが来そうな雰囲気がします。

ネコバスのていりゅう所

桜の迷宮

直島観光に春のお花見シーズンに来るのでしたら、桜の迷宮がぴったりです。
これは直島ダム公園の敷地にあり、130本の大島桜の苗木が植えられました。

このプロジェクトを手掛けたのは安藤忠雄氏です。
そして、地元直島の子供たちを中心に苗が植えられました。

ただ植えているだけでなく、格子状になっているのが特徴です。
アートの直島で大自然のアートといえる桜を観光で愛でましょう。

また根元にも注目してください。
そこには鮮やかなピンクに染まる芝桜が植えられました。

遊歩道が整備されていますから、観光でゆっくり歩きたいところです。
作品名に迷宮とありますが、本当の迷宮ではないので安心してください。

この作品が完成したのは2016年と、直島の中でも比較的新しいものです。
本格的な作品となるまでは4年から5年かかるといわれます。

つまり2020年以降が見頃ですから、花見を兼ねた直島観光をするのも楽しいでしょう。

桜の迷宮

ANDO MUSEUM

直島観光で見られる、数多くの建築物に携わっている安藤忠雄氏のことをもっとよく知りたいと思えば、ANDO MUSEUMがおすすめです。
このミュージアムは直島をアートの島として街づくりをけん引した福武理事長をして「集大成」と位置付ける程の観光スポットです。

数多くある直島の観光地の中でも率先して見学しましょう。 
このミュージアムは、もちろん安藤氏が設計したもので、コンクリート打ちっぱなしの空間が広がっています。

ベースとなる建物は、築100年の木造建築で、古びた建物に対して安藤氏が、アートの命を吹き込みました。
外見は昔ながらの民家ですが、中に入るとそのアートが冴えわたるコンクリートの空間を従来の木造と入れ子状にが広がっています。

内部の展示作品は、安藤氏由来のもので、これまで設計した作品の模型やスケッチ、写真などを展示しています。
直島の歴史写真もあるので、安藤氏作品を観光で満喫しましょう。

ANDO MUSEUM

李禹煥(リ・ウーファン)美術館

直島観光で見られるのは、日本のアーティスト作品だけではありません。
韓国人美術家で、日本を拠点に世界中で活躍している李 禹煥(リ・ウーファン)氏の美術館が直島にあります。

安藤忠雄氏とのコラボレーションで作られた、李禹煥美術館に観光で訪問しましょう。
2010年に完成した美術館は、瀬戸内海が見える小さな谷あいにあります。

李氏が目指した洞窟のような作りとなっており、5mもの高い壁で覆われているので、正面から建物の全容が隠れています。
所蔵しているものは李氏の作品で、70年代から現代にいたるまでの、彫刻や絵画作品を数多く展示。

1960年代から70年代にかけて日本の美術界に影響を与えた「もの派」の作家でもある、李の作品の数々を観光で存分にご覧ください。
もし、直島観光で宿泊するのでしたら、夜にも訪れてください。

ライトアップされた美術館は、その雰囲気も大変すばらしいでしょう。

李禹煥美術館

宮浦ギャラリー六区

直島観光で、島民の多くが憩いの場所としているのが、宮浦ギャラリー六区です。
ここには、直島の島民の娯楽施設パチンコ999(スリーナイン)がありました。

パチンコ店閉店後に、建築家の西沢 大良 (にしざわ たいら)氏の手によりリノベートした建物です。
2013年に設置され、ギャラリーとして利用されています。

その他、直島島民の人たちや当該の観光客の憩いの場としても利用されるようになりました。
建物のファザードだけは、パチンコ店の名残が乗っていますが、内部は全く違った空間となっています。

また天井には400本のルーパーを使い、自然光が入り込むようになっています。
黒い壁面となっており、壁伝いにアートな写真を展示しているので、観光で鑑賞してください。

またギャラリーの出口を、隣の児童公園とテラスを通じてそのまま一体化しています。
ギャラリー見学の後、直島の自動公園にそのまま移って一休みもできます。

宮浦ギャラリー六区

角屋

直島観光施設の中で、直島島民の力を借りて作られたアート施設が角屋です。
これは、家プロジェクトのひとつで、島民に作品の中にあるデジタルカウンターのスピードを設定してもらって完成させました。

メインで手掛けたアーティストは、宮島達男(みやじまたつお)氏です。
ベースとなっている家屋は、築200年の家屋で、漆喰仕上げ、焼板、本瓦を使い、本来の姿を取り戻しました。

江戸時代の直島の家屋の様子を観光で見られるでしょう。
そして中に入ると、驚きの空間があります。

水を張りつめた空間があり、その中で0から9までの数字が明滅を繰り返します。
この速度を設定したのが直島の島民でした。

ただ、明滅を繰り返しているだけにもかかわらず、不思議に落ち着くと観光客の評判も高いです。
現代アーティストが、地元の島民と協力して作られた作品は、他のアート作品にも増して現地の空気になごんでいるようです。

家プロジェクト 角屋

直島ふるさと海の家 つつじ荘

直島観光施設の中で、面白い体験をするなら直島ふるさと海の家 つつじ荘 がおすすめです。
これは、直島を代表するゲストハウスのひとつですが、単なるゲストハウスではありません。

実はモンゴルテントのパオ宿泊体験ができるので、観光で利用を検討しましょう。
パオは正式名称はゲルと呼ばれ、モンゴル遊牧民が使用している移動式の住居です。

2006年4月から加わったこの施設は10基用意しました。
見た目は大きいテントのように見えますが、内部は想像以上に快適です。

ベッドをはじめ冷蔵庫やポット暖房も備えられています。
ただし完全禁煙なので愛煙家の観光客は注意して下さい。

電気が通っていますので、コンセントがありスマートフォンの充電も可能です。
トイレやバスはありませんので共同の物を使ってください。

また夏のエアコンもありません。
定員は4名まで利用できます。

ベネッセアートサイト直島にも近いので、アート観光で非日常体験ができます。

直島ふるさと海の家 つつじ荘

直島八幡神社

直島観光で、願い事をかなえたり、力をチャージしたりすることを考えているのなら直島八幡神社に行ってください。
主祭神は八幡神こと15代天皇応神で、そのほか、誉田別尊(ほんだわけのみこと)、神功皇后、息長帯比賣命(おきながたらしひめのみこと)らが祀られています。

観光の途中に立ち寄りましょう。
伝説では応神天皇が小豆島を経由して吉備の国に向かう途中、風待ちのために直島に立ち寄りました。

その際に天皇が浜辺の岩の上で鎮座したことから、直島島民はその岩を崇拝したことに由来しています。
天皇は直島に4日滞在後、吉備に向けて出港しますが、直島島民が道案内をしました。

場所ですが、本村地区安藤ミュージアムから山の中に参道が続きます。
階段を上って行くと、突然張り詰めた空気となり、二の鳥居が見えます。

その鳥居をくぐると神域となり、正面に拝殿が見えるでしょう。
また海に面したところにも鳥居が立っており、観光のフォトジェニックスポットとなっております。

八幡神社本殿

琴反地(ごたんぢ)海水浴場

直島観光で、瀬戸内ビーチを満喫するなら、琴反地(ごたんぢ)海水浴場に行きましょう。
この浜は直島の南に位置し、白い砂浜が続き遠浅で、海水浴に大変適しています。

ただし、海水浴場にあるような設備、監視員やレスキューはいません。
シャワーや更衣室は、近くにある宿泊施設つつじ荘で可能。

そのため観光で遊泳する際には、自己責任で行いましょう。
直島の島民の多くも、このビーチで泳いでいます。

また、この海水浴場では、BBQや自炊行為を一切禁止ていております。
キャンプ場もないので、観光に来た際には近くの宿泊施設を利用してください。

海水浴シーズンは特に決まっていませんが、概ね7月中旬から8月下旬となっております。
シーズンオフの時もデートで直島観光来た際に浜辺を歩けばロマンチックな雰囲気に浸れます。

黄かぼちゃ(南瓜)などのアートスポットも近いので、現代アート見学の後に自然の絶景を眺めましょう。

琴反地海水浴場

直島つり公園

直島観光で、瀬戸内の魚を釣り上げたいなら直島つり公園がおすすめです。
直島がアートの島といわれる前は、ハマチの養殖が有名でした。

昭和初期に日本で初めてハマチの養殖に成功したのが直島です。
現在も「なおしまハマチ」というブランド名で売買されています。

そんな、魚と密接なつながりを持つ直島で、観光の合間にフィッシングを楽しみましょう。
島から突き出た釣り場の海面下には多くの魚が来ていて、季節ごとにいろんな魚が釣れます。

公園内は餌やジュース類も販売。
持ち帰ったら、楽しい食卓が待っています。

この公園は有料ですが、夏の週末には夜間も開放しているので夜釣りも可能。
釣りに心得のある観光客は、ぜひ遊びに行きましょう。

直島つり公園

海の駅「なおしま」

直島観光の最初か最後に立ち寄りたいのが海の駅「なおしま」です。
ここは、世界唯一の海の駅というコンセプトに、大きな屋根を持つ建物が斬新です。

この建物は瀬戸内国際芸術祭において、アート作品のひとつとして位置づけられました。
デザインしたのは、妹島和世 + 西沢立衛 / SANAAです。

フェリー宮浦港のすぐ目の前にあるので、宮浦港から直島を出入りするときには是非立ち寄りましょう。
フェリーを利用する観光客の他、直島の住民も含めた情報発信基地です。

具体的にはフェリー乗り場をはじめ、バスターミナル、観光案内所、カフェ、特産品販売店などが設置されています。
観光でもカフェで休憩したり、お土産を買ったりして過ごしましょう。

海の駅「なおしま」
<下に続く>

直島観光にかかる必要な時間

直島観光にかかる時間ですが、それは観光のスケジュール次第でどうにでもなります。
最短なら、半日でも観光できるのが直島で、その際にはフェリー乗り場近くにある赤かぼちゃだけ眺めて、あとは近くにある直島パヴィリオンと海の駅で休憩するだけとなります。

もっといろいろ観光で回りたいなら1日欲しいところ。
1日あれば、地中美術館やベネッセハウスのあるエリア、あるいは本村地区とかなどを絞って見学可能です。

ゆったりしたいなら、直島温泉でくつろぐ時間を設けましょう。
しかし、最もおすすめは宿泊を兼ねた観光です。

本村地区にはいろんなアートが点在しているので、一日かけて本村地区と宮浦エリアを観光して、残りは美術館エリアなどを回るというプラン。
観光で宿泊すれば、アートの島「直島」の素晴らしさをより体現できるでしょう。

<下に続く>

直島観光のおすすめの周り方5選

周り方1:町営バス

直島観光で有望なのは町営バスです。
マイクロバスですが、直島にあるふたつの玄関(宮浦、本村)を中心に結んでいるバスが、1日20本以上往復しています。

本村地区と宮浦地区、あるいはつつじ荘方面の移動などでは大変便利が良いでしょう。
ただ町営バスは、観光名所であるベネッセハウスや地中美術館へは向いません。

しかし、美術館営業時には、町営バスの終着点でもあるつつじ荘から、シャトルバスが運行されます。
これらのバスをうまく使いこなして、効率よく直島を観光しましょう。

周り方2:自家用車&レンタカー

直島観光で、最も効率よく回れるのが、自家用車やレンタカーを利用することです。
宮浦港に発着するフェリーは、車の搭載が可能。

自家用車で直島に上陸すれば、時間を気にせずに各地に点在する観光スポットに立ちよれます。
見ておきたいスポットを自在に見学しましょう。

この場合は直島までの行程も楽しい観光になります。
また、直島でレンタカーを借りることも可能。

直島まで公共交通で来て、そこからレンタカーで観光するのも効率よくスポットが回れます。

周り方3:タクシー

直島観光で、タクシーを使うというのは意外におすすめです。
チャーターするので料金は高くなりますが、観光客が自ら運転するのと違い、直島を知り尽くしたプロのドライバーが運転します。

車に乗っているだけで行きたいところに迷わずに到着するでしょう。
運転するわけではないので、観光の途中でお酒を飲むこともできます。

またドライバーに直島のことを質問すれば、思わぬ穴場の観光情報が聞けるかもしれません。

周り方4:レンタサイクル

直島観光で、レンタルサイクルする方法もあります。
そこそこの大きさがある直島なので、体力に自信のある人限定ですが、車と違い、駐車スペースをあまり気にせずに観光できます。

宮浦、本村両地区にレンタルサービスの店があるので、どちらから船で来ても問題ありません。
自転車も通常のシティタイプの他、勾配のある場所に有望な変速機付の自転車やミニベロタイプの自転車をレンタルしているところがあります。

直島を爽やかに流れる瀬戸内の風を、感じながら爽快に観光しましょう。

周り方5:徒歩

直島観光の基本は徒歩といえるかもしれません。
余計な駐車スペースも料金も不要で、体力だけが勝負です。

ただ、徒歩の場合は結構距離があるので、慣れない人は無理はしないでください。
トレッキングなどの心得があれば、それほど大変な勾配があるわけではないので、十分徒歩観光も可能です。

あるいは、本村地区だけとか地域を絞るのなら徒歩の観光で十分。
楽しくを目指すなら、町営バスなどを利用した方が賢明です。

<下に続く>

直島観光のおすすめルート

直島観光のおすすめルートを紹介します。
地区ごとを絞って回るのがおすすめで、宮浦地区の主要を回って、バスに乗って本村地区に、この旅法の地区を回ってから、美術館エリアに移動するのが一番オーソドックスなルートです。

その場合、美術館はじっくり鑑賞しておきたいので、2日目に行くことにして、1日目は本村地区まで一気に回って、つつじ荘のモンゴル・ゲルで宿泊するのがベストでしょう。
あと、注意しておきたいのが直島観光に訪問する曜日。

直島の観光スポットは月曜日に休んでいるところが多いので、この日は避けた方が良いです。
赤かぼちゃなど、外観のアートしか興味がないのなら逆に月曜日がおすすめです。

その碑は観光客も少なくて、ゆっくりアート撮影ができるでしょう。

<下に続く>

【観光】直島への行き方

玉野市の宇野港から

直島観光への行き方について、本州側から紹介します。
本州側の拠点は玉野市にある宇野港です。

かつては宇高連絡船の本州側の拠点だった宇野港へは、岡山方面からは、茶屋町まで行き、宇野線に乗って終点を目指してください。

宇野港から直島は近くにあり、宇野港から直島が見えます。
船は車の搭載ができるフェリータイプと旅客船用の2種類の船が運航しています。

所要時間は15分から20分で、船に乗り込んで海の景色を見ていたらあっという間に到着。
宇野から直島へは、宮浦行きが一般的ですが、本村港行きもあります。

また風戸港行きもあり、これは宇野側から見て直島の最も近くに向かう便です。
しかし風戸港は直島の工場地帯で、観光エリアから離れているので、このルートを使うのは、あまりおすすめできません。

高松市の高松港から

直島観光へ四国側から行く方法です。
高松港から直島に向かってフェリーが運航しています。

高松駅と一体化している高松港からは、直島の宮浦港行きの船が運航しています。
船の種類は2種類。

自動車の運搬可能な、フェリータイプは1時間近くかけて直島に向かいます。
また旅客船用の高速船なら半分の30分で運航。

大体交互に運行しており、合わせて1日10便の船が四国と直島を往復します。
また直島と隣にある豊島と犬島を結ぶ航路もあり、1日3便出ており、直島は宮浦港、豊島は家浦港に止まります。

直島ほどではないにせよ豊島もアートの島。
島を巡回する船をうまく使って、観光でアートの島々を効率よく回りましょう。

<下に続く>

「直島で人気のおすすめ観光スポット20選!観光時間やルートも紹介!」のまとめ

直島はアートの島として観光客に人気があります。
見どころは豊富で複数の地区にまたがっているので、効率よく回る必要があります。

車を使ったり、レンタルサイクルを使ったり、あるいは直島町営バスなどを利用して観光しましょう。
斬新な現代アートと、自然あふれるアートはどちらも直島になくてはならないほど違和感がありません。

Casa BRUTUS(カーサ ブルータス) 2019年 8月号 [アートを巡る夏の旅。]
980円

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