高松駅周辺で人気のおすすめうどん店20選！【徒歩圏内/有名店】

香川県高松はうどんの本場！高松駅周辺の人気店を紹介！

香川県高松市は「うどん県」香川の中心都市であり、また玄関口でもあります。
JR高松駅や高松築港など、多くの観光客が往来する高松駅周辺エリアは、うどん県・香川にとっても「讃岐うどん」の評判をかけた重要なエリアでもあるのです。

もちろん地元の人たちの中にも、高松駅周辺エリアのうどん店の中に行きつけのお店がある、という人は大勢います。
駅周辺エリアのうどん店とはいえ、観光客向けのお店を意識しすぎるとあっという間に淘汰されてしまうのが「うどん激戦区」の厳しい現実なのです。

そんな高松駅周辺エリアには、いったいどんな人気うどん店があるのでしょうか。
今回は、高松駅から徒歩10分前後に立地するお店を中心に、厳選の20店舗を紹介します。

高松駅周辺で人気のおすすめうどん店20選！

高松駅周辺のオススメうどん店として今回ご紹介するのは、次の20店です。

1. うどん市場 兵庫町店
2. 連絡船うどん
3. 手打うどん 風月
4. さぬき麺業 兵庫町店
5. めりけんや 高松駅前店
6. 三福
7. 釜揚げうどん 岡じま 高松店
8. うどん匠 郷屋敷 サンポート店
9. 杵屋 高松コム店
10. 仁鶴
11. 泉屋
12. 川福 本店
13. 讃岐めんさ
14. 味工房 六車
15. 味庄
16. 植田うどん
17. ゴッドハンド
18. 讃岐うどん えん家
19. はなまるうどん 高松兵庫店
20. さぬきうどん ちく泉

それではさっそく、高松駅周辺のオススメうどん店をそれぞれ詳しく見ていくことにしましょう。

うどん市場 兵庫町店

モチモチの食感と強いコシが特徴の本格派讃岐うどん店「うどん市場 兵庫町店」の最大の特徴は、豊富なメニューの数です。
「市場のように安く、市場のようにいろんなものがあって、市場のように賑わっている」お店作りをコンセプトに、17種の基本うどんメニューに加え、期間限定の創作メニューやランチタイムのカレーなどさまざまなメニューを提供しているお店です。

セルフタイプのお店ということもあり、定番のうどんメニューは高松駅周辺のお店の中でも特に安くて旨いと評判です。
また、うどんと並んで讃岐名物として有名な骨付き鶏もあり、またアルコール類も置いてあるので、シンプルなぶっかけうどんに骨付き鶏とビールでちょっとした夜食を楽しむ、というのも良さそうです。

連絡船うどん

高松駅構内にある「連絡船うどん」は、サッと手軽に讃岐うどんを楽しめる駅ナカ立ち食いうどん屋さん。
実はホームからだけじゃなく、改札外からもお店に入れる（改札内への通り抜けは出来ません）ので、入場券を買わなくてもOKです。

かつて岡山県・宇野と香川県・高松をつないでいた宇高連絡船のデッキで販売されていた讃岐うどんの味を再現したのが店名の由来で、素朴でシンプルな味わいの讃岐うどんを楽しめます。
香川県の玄関口で最初に見かけるうどん屋さんなので、多くの観光客にとっては、この店が讃岐うどんの第一印象を決めているといっても過言ではありません。

手打うどん 風月

うどん茹でたて、揚げもの揚げたてのおいしいうどんを提供する「手打うどん 風月」では、外はサクサク中身はジューシーな「かしわ天」が付いたうどんが人気です。
一番人気メニューの「かしわ天おろし」は、大きめサイズのかしわ天がごろっと5つ入り、黒胡椒の味付けもよく利いているので食べるほどに食欲もかき立てられます。

麺の基本スタイルは細麺ですが、その日の天候に合わせて太さを変えてみるなど、研究熱心な店主の姿勢も好感が持てるお店です。
高松市美術館のある紺屋町・美術館通り周辺の大人気店でお店のキャパシティも決して大きくはないので、待ち時間や売り切れで残念な思いをしないためにも、午前中に美術館見学などをしたあと11時15分の開店に合わせて訪れてみることをオススメします。

さぬき麺業 兵庫町店

香川県産の小麦「さぬきの夢」を使用した足踏み製法による手打ちうどん屋さん「さぬき麺業」は、こだわりの製法を貫くうどんだけあって、程よい弾力とムチッと歯が入る心地よい噛み応え、そしてスッキリしたのどごしが自慢の細麺に仕上がっています。
お店イチオシのメニュー「天ぷら釜あげ」や細麺の魅力が存分に味わえる「天ざるうどん」など、見た目も食感もたまらないサクサクえび天の付いた天ぷらうどんがオススメです。

また、讃岐うどん店に多い「セルフタイプ」のお店と異なり、一般タイプ（店員が配膳するスタイル）のお店なので、讃岐うどん初心者にとっても安心です。
セルフタイプのお店だと緊張するという方は、数ある高松駅周辺のうどん店の中から、ぜひこちらのお店を選んでみてはいかがでしょうか。

お寿司や蕎麦もあるので、家族旅行のランチや夕食にピッタリのお店です。

めりけんや 高松駅前店

前述の「連絡船うどん」もプロデュースしている讃岐うどんの大型チェーン「めりけんや」高松駅前店は、高松駅から徒歩1分と便利なうえ、「さぬきうどん」の大きな文字がとても目立つので、高松駅周辺のお店の中でも特に多くのお客さんで賑わう人気店です。
数ある讃岐うどんの名店を知り尽くした地元のお客さんが多いのも特徴で、安定感のある高水準の讃岐うどんを味わえるお店として知られています。

セルフタイプのお店で回転率も良いため、並ぶことはあってもさほど待ち時間を取られません。
安くて早くてうまい、チェーン店ならではのハズレなしのメニューの中でもイチオシはボリュームたっぷりのお肉が入った「肉うどん」（小430円、大520円）。

しっかりしたコシと軽快なのどごしのうどんに、入れ放題のネギをたっぷりふりかけて、甘辛お肉と一緒に味わう至福のひとときをどうぞ。

三福

うどんの他に丼ものが充実しているお店として知られる「三福」は、高松駅から徒歩7分、シティホテルが集まるエリアに立地するうどん屋さんです。
讃岐うどんは角がしっかりついた麺がトレンドになりつつありますが、こちらは丸くて細めの喉ごし重視系硬麺です。

お出汁はいりことカツオのバランスがとてもいい醤油ベースの濃いめ出汁なので、濃い味に慣れた関東圏の人や少しお疲れ気味のサラリーマンにとってはとても食べやすい味になっています。
出張で高松まで来た際には、ホテルにチェックインしたあとの腹ごしらえに、ホテルの周辺のお店の中から「三福」をチョイスしてみるのもいいでしょう。

釜揚げうどん 岡じま 高松店

高松城址・玉藻公園周辺に位置する人気うどん屋さん「釜揚げうどん 岡じま 高松店」は、店名の通り釜揚げうどんを得意とするお店です。
もちろん麺は、釜揚げに最も合うエッジの効いたモチモチ太麺で、噛み応え重視の男性的な麺に仕上がっています。

出汁は北海道産の真昆布と伊吹島産のいりこを使用したこだわりの上品出汁なので、麺の食感を上手く引き立ててくれます。
つゆでいただく「釜揚げ」、生卵のまろやかさがたまらない「釜たま」、上品お出汁の「釜かけ」が基本ですが、珍しいのは明太子が乗った「明太釜たまうどん」で、明太子の辛みがピリッと効いたやみつきになるお味です。

うどん匠 郷屋敷 サンポート店

「うどん匠 郷屋敷 サンポート店」は、同じ高松市内にある豪華な屋敷と日本庭園が有名なうどん店「郷屋敷」が出店するお店です。
高松駅周辺のマリンタイムプラザ高松にあるお店だけに、連日多くの観光客や外国人客で賑わっています。

「郷屋敷」本店が建物の特性を活かして懐石料理（お店では『会席』と表記）を扱っているので、サンポート店でも豊富なうどんメニューに加えて「おまかせ会席コース」を複数提供するなど、全体的に高級和風レストランの趣です。
また宴会プランもあるので、会社や趣味の集まりなどで宴会を開くなら、こちらに予約してうどん店ならではの「うどんすき」を楽しんでみてもいいでしょう。

麺はコシが強めの、のどごし重視系中細麺なので、冷水でしっかり締まった「ざるうどん」がオススメです。

杵屋 高松コム店

全国展開する大阪発のうどんチェーン「杵屋」が、讃岐うどんの本場・高松にあえて「杵屋 高松コム店」を出店しています。
うどんを知り尽くした香川のお客さんを相手にどこまでやれるのか、とお店の関係者でなくても心配になってしまいますが、そうした不安を一掃するクオリティの高いお店です。

コシが強めの艶やかな太麺は、温でも冷でも満足できるバランスの取れた麺で、ざるでも釜揚げでもおいしくいただけるのが特徴です。
出汁はカツオ強めの関西系うす味なので、さっぱりした味わいを楽しめます。

どのメニューもおいしい総合力高めのお店なので、「讃岐うどんの店」にこだわりを持っているわけでなければ、高松駅周辺でアクセスも便利なこちらのお店をファーストチョイスにしてみてもいいのではないでしょうか。

仁鶴

どこか昔ながらの懐かしい雰囲気をたたえる「仁鶴」は、柔らかめの丸細麺を楽しめるうどん屋さんです。
青菜ご飯と漬物がついた「うどん定食」や、いなり寿司やおでんといったサイドメニューもあります。

大繁盛店が回転率にこだわりながら次々と来店するお客さんに「うどんを食わせる」スタイルも活気があっていいものですが、こちらのお店はその真逆を行った「うどんを介してゆっくりするお店」です。
フェリー乗り場の潮風に当たりながら周辺をのんびり散策したあと、「仁鶴」に入ってゆったり足休めをする、というのが最高の楽しみ方で、地方観光の旅情をたっぷり満喫できることでしょう。

泉屋

地元の人々から愛されている昔ながらのうどん店「泉屋」は、高松駅周辺のうどん店の中でも特に旅情を感じさせる穴場的名店です。
1分ほど歩けば高松漁港の船着き場、もう少し歩けば大的場海水浴場や高松市民プールもあり、周辺は観光客用に作られた無機質な雰囲気は皆無で、あくまでも地元の人々の生活感がしっかり伝わってくる街並みです。

肝心のうどんはすべすべ肌の細麺、すっきり旨味が伝わってくる昆布といりこのお出汁、サクサク肉厚の海老天など、旨いうどんの典型例がそのまま出てきます。
バラ寿司やアナゴの押し寿司などをお土産に買って帰ることもできるので嬉しい限りです。

川福 本店

「ざるうどん発祥の老舗」として知られている「川福 本店」は、他のうどん屋さんと異なり、すき鍋やお膳セット、丼物など、和風レストランのようなメニュー構成になっているので、家族連れにオススメのお店です。
ざるうどんの名店であることから、麺はざるに合う女性的なつややかな細麺で、軽快なのどごしがすっきりと心地よいうどんになっています。

さらに「糸切りざるうどん」なる、極細面のうどんもあります。
こちらは、冷たい細麺が持つのどごしの素晴らしさをとことん堪能できるメニューです。

2階にはお座敷もあり、ゆったりした空間で安心してくつろげるので、休日のお出かけの際にランチで訪れてみると良いでしょう。

讃岐めんさ

「讃岐めんさ」は、飽きのこないシンプルな味が特徴のうどん屋さんです。
麺はエッジの効いた中細タイプで、温でも冷でも合う無難なコシの強さになっています。

セルフタイプのお店でいくつかのトッピングはフリーサービスになっているのですが、小口切りされた細ネギの鮮やかな緑色を見ると「今日はネギうどん」とばかりにおわん一杯にネギを振りかけたくなります（もちろん、たっぷり振りかけて楽しみましょう）。
中細麺ののどごしを味わうのに最適な「ひやかけ」を、あっさり味のかけ出汁とたっぷりネギの組み合わせのみで味わうのがオススメです。

なお、店内にはキッズスペースが用意されているので、子ども連れでも入りやすくなっています。
人気店なので、ランチタイムを少しだけ外したタイミングで訪れてみるといいでしょう。

味工房 六車

ここで少し変化をつけて、変わり種のお店をご紹介します。
「味工房 六車」は、おいしいうどんも提供する大衆居酒屋さんです。

東かがわ市の姉妹店「麺工房 六車」が提供するうどんを、こちらの居酒屋さんでも味わうことができます。
ただしそこは居酒屋さんなので、お酒に合ううどんメニューが多くなっています。

「牛すじうどん」「もつ鍋うどん」「チゲ鍋うどん」「瀬戸内レモンうどん」など、居酒屋飲みの〆の一品としてうどんを食べるというのも、なかなか良いのではないでしょうか。
もちろん「ざるうどん」「釜揚げうどん」もあるので、もちもち食感の麺の味をそのまま楽しむこともできます。

味庄

「味庄」は、高松市内でも珍しい「早朝うどん」が楽しめるお店です。
お店の開店はなんと驚きの早朝5時で、そのせいか常連さんが比較的多めのお店となっています。

高松駅から徒歩3分と駅周辺のうどん店の中でも立地条件が良く、朝帰りや遠距離通勤のお客さんにとっても便利なお店です。
うどんはもっちり系の濃いめ出汁で、やはり働くお父さんのための一杯という趣があります。

いなり寿司やおにぎりもあるので、朝の軽い腹ごしらえにこちらのお店を利用してみてもいいでしょう。

植田うどん

「植田うどん」の麺は、温系うどんでも崩れないコシが強めのプリプリ弾力中太麺です。
そのため、「かけうどん」や「肉ぶっかけうどん」など、温かいお出汁をすすりながらうどんをしっかり噛んで楽しむメニューが人気です。

特に「肉ぶっかけうどん」は、これを食べるなら「植田うどん」と決めている地元客も多いほどで、肉の甘みと歯ごたえの良いうどんの相性が良いと多くのお客さんから広く支持されています。
じわじわ効いてくるかつおの風味がたまらないお出汁も好評で、高松駅周辺のお店の中でも「旨い」という評判が際立つお店です。

高松駅からのアクセスは徒歩9分ですが、高松琴平電鉄「片原町駅」からなら徒歩6分で、いずれにせよ高松市内の中心部に位置するお店です。
高松市街の観光に訪れたなら、ぜひ一度立ち寄ってみてほしいお店のひとつです。

ゴッドハンド

「地上最強」という看板を掲げる高松うどん店「ゴッドハンド」は、極太麺が特徴のお店です。
極太麺のしっかりした歯ごたえが特に美味しく感じられる「冷やかけうどん」（230円）は人気で、エッジが立ったコシのある太麺は爽快なのどごしを楽しむことができます。

麺の様子から冷やし系がおいしいことは間違いありませんが、もちろん温麺でも熱に負けないコシの強さがあるのでおいしくいただけます。
見た目の印象と違い、実際に食してみると「なぜか飲めてしまう」と評判の極太麺は、高松駅周辺のうどん屋さんの中でも一、二を争う太さなので、究極の太麺を試してみたいという方はぜひ一度訪れてみてください。

讃岐うどん えん家

「讃岐うどん えん家」のイチオシは「かしわ天ざる」「かしわ天うどん」など、自慢のかしわ天ぷらを添えたうどんです。
鹿児島県産の鶏肉を使った、衣が薄めで中身が柔らかい絶妙の揚げ加減が楽しめる「かしわ天」を目当てに、多くのお客さんが訪れます。

うどんはコシが強めの中太麺で、温でも冷でもおいしいバランスの取れた麺です。
しょう油・昆布・いりこの定番出汁は、もうひとくち、もうひとくちと、ついつい飲み干したくなる旨味があります。

少し疲れ気味の体に活力をくれる濃いめ出汁で、極上のかしわ天と共にもちもち食感のうどんを楽しめる「えん家」は、23:00まで営業と仕事帰りにも寄りやすいお店なので、高松市内のサラリーマンの胃袋をガッチリつかんで離しません。

はなまるうどん 高松兵庫店

全国屈指のうどん消費量を誇る讃岐うどんの本場・香川県の中で、全国区の知名度を持つ「はなまるうどん」はどのような評判なのでしょうか。
「はなまるうどん 高松兵庫店」は、高松市内の中心部・兵庫町にお店を構えた、いわば「はなまるうどん」全店舗の中で最もプレッシャーにさらされたお店と言っても過言ではないでしょう。

しかし、そこはどうか安心してください。
「はなまるうどん」は何を隠そう、香川発祥のチェーン店です。

讃岐うどんの素晴らしさを全国に知らしめた「はなまるうどん」は、安定感のある讃岐うどんのチェーン店として地元の人たちからも広く愛されています。
特に喜ばれているのはメニューの豊富さと清潔感、そして営業時間の長さです。

香川県であえて「はなまるうどん」に入ってみる、というのも旅のお土産話にうってつけです。
高松駅周辺のお店選びに迷ったときは、「はなまるうどん」の安定感に頼ってみるのも良いでしょう。

さぬきうどん ちく泉

高松駅周辺のうどん屋さんで最後にご紹介するのは赤い看板が目印の「さぬきうどん ちく泉」です。
サブメニューが充実した人気店で、ランチタイムは多くのお客さんで賑わいます。

特に人気なのが「とり天」で、人の手のひらほどもある巨大なとり天が1枚まるっと付いてきます。
また「おでん」も人気のサブメニューで、かなり混みあう日だとランチタイムの時点で早々に売り切れてしまうほど。

ともあれ、こうした人気の源泉はやはりうどんがおいしいからで、濃いめの出汁と少し凹凸のある麺がよく絡みます。
間口が広く、清潔感のあるお店なのも良い点です。

高松駅はもちろん「うどんの激戦区」！　評判にとらわれず、食べたいと思ったうどんを自分の舌で確かめよう

高松駅周辺のうどん店はうどんの大激戦区に身を置いています。
それだけに高いクオリティーや安定感など、お客さんのニーズにしっかり答えられるお店だけが生き残っていけます。

つまりお店を訪れるお客さんが自身が、高松駅周辺のうどん店を鍛えているのです。
誰かの評判に流されることなく、ぜひ自分の舌で確かめて、お気に入りのお店を見つけましょう。