NHKスタジオパークとは?
NHKスタジオパークとは東京都渋谷区にあるNHK放送センター内にある観光施設です。
愛称はスタパ.
テレビの世界を見学!NHKスタジオパーク
NHKスタジオパークは、テレビ放送をテーマにした体験型のテーマパークとして知られています。
開館時間はAM10:00~PM6:00、最終入場時間はPM5:30まで。
休館日は毎週第4月曜日となっています。
あと、年末、2月末にメンテナンス休館日となっていますので注意して下さい。
NHKスタジオパークの料金
NHKスタジオパークの入場料金は、大人200円、子供は無料。
20名以上の団体ですと150円かかります。
ただし障害手帳をお持ちの場合、提示すれば本人と付添い人1名が無料となります。
NHKスタジオパークのアクセスは渋谷駅が便利
NHKスタジオパークへは渋谷駅から徒歩12分でいくことができます。
そして有料ではありますが、渋谷駅からNHKスタジオパークへの直行バスがでています。
乗り場は渋谷駅渋谷マークシティ前2番乗り場です。
また渋谷駅以外からはJR山手線原宿駅、東京メトロ千代田線&副都心線の明治神宮前駅、同じく千代田線の代々木公園駅からも徒歩で行くことができます。
所要時間も渋谷駅からと大差ありません。
NHKスタジオパーク付近の駐車場は?
NHKスタジオパークに駐車場はありません。
近くに渋谷区役所前公共駐車場がありますが有料です。
各駅から徒歩でいけますので、公共交通機関を利用しましょう。
NHKスタジオパークを各コーナーごとに解説!
では、NHKスタジオパークの各コーナーをみていきましょう。
NHKスタジオパークの各コーナーには、以下のものがあります。
- スーパーハイビジョン
- スタジオギャラリー
- CT-450スタジオ
- ネイチャーカメラマン
- メディアウォール
- NHKワールド
- スタジオパークスNEWS
- ドラマライブラリー
- 8Kリビングシアター
- はてなルーム
- クリエイティブ・ラボ
- こどもライブラリー
- NHKクエスト
- アニメファクトリー
- どーもくんスクエア
- キッズワールド
- イベントホール
続いて、NHKスタジオパークの各コーナーを、それぞれ詳しくみていきます。
NHKスタジオパーク・スーパーハイビジョン
スーパーハイビジョンとは、NHK放送技術研究所が中心となって開発している超高解像度のテレビ規格です。
現在一般家庭で普及しているハイビジョン画像の何と16倍!の画質でテレビ映像を見ることができます。
NHKスタジオパークでは、入り口Aフロアのすぐ右側に、3300万画像の映像と22.2chの音響が合わさった超大型ビジョンがあり、昨年の紅白歌合戦や、ルーブル美術館の番組等を臨場感抜群の映像と音響で視聴できます。
NHKスタジオパーク・スタジオギャラリー
入り口を入ってAフロア正面にあるスペースは、スタジオギャラリーとなっていて、NHK番組の企画展のコーナーとなっています。
エントランスホールでは随時ウェルカム・グリーティングが行われており、『どーもくん』をはじめとしたNHKのキャラクターが出迎えてくれます。
どのキャラクターに会えるかはあくまでお楽しみということで。
ここではNHK作品に関する展示が行われています。
もちろん随時変更されますので、詳しくはNHKスタジオパークの公式HPを参照して下さい。
おそらく来月は大河ドラマ『いだてん』の展示があるでしょう。
NHKスタジオパーク・CT-450スタジオ
NHKの土曜午後に放送される『土曜スタジオパーク』で収録スタジオの窓越しに一般客が立ち並んでいる光景を目にしたことがあるのではないでしょうか?
そのスタジオがCT-450スタジオです。
観覧者からみると、ガラス一枚隔てた先に、リアルな現場製作、ゲストの生の姿を見ることができるので、特に人気あるゲストが登場したら・・言うまでもないですね。
ところがスタジオ観覧は早いもの勝ち。原則事前抽選はありません。
よって早朝から並ぶファンが跡を絶たないこともあり、ゲスト次第で事前抽選を行うこともあります。
募集要項は必ずチェックしましょう。
NHKスタジオパーク・ネイチャーカメラマン
体験スポットで意外に人気があるのがネイチャーカメラマンです。
NHKスペシャルでは『ブループラネット』や『グレートネイチャー』といった自然の動物を取り上げた番組が人気を博しています。
その自然動物を撮影する体験ができるのがネイチャーカメラマンです。
一言で動物といっても、危険動物や昆虫、魚類、夜行性動物と様々で,それぞれに見合った最新技術のカメラで撮影されており、実際に操作もできます。
そして子供に人気があるのが、『キミのカオは何のカオ?』。
自分の顔がどんな動物の顔に似ているかを判定できるマシーンで家族連れで賑わっています。
NHKスタジオパーク・メディアウォール
地下1階へ向かうと、そこはBフロア。
Bフロアはメディアにおける様々な体験が楽しめます。
エスカレーターを降りると、まず目につくのがメディアウォールです。
壁には大型のタッチパネルが張りめぐされており、過去に放映された文化、スポーツ、ドラマ、歌番組等があちこちにあります。
そこでお目当ての番組にタッチすると、映像が拡大され、番組が視聴できるという仕掛けになっています。
あまりにも多くて探すのも大変ですが、ぜひお気に入りの番組を見つけてみて下さい。
NHKスタジオパーク・NHKワールド
NHKワールドは日本のニュースや日本文化を世界へ発信しているNHKの国際放送です。
NHKワールドは日本国内のテレビでは視聴できませんが、ネットやアプリでは視聴可能です。
現場での撮影は禁止されていますが、ガラス越しにラジオスタジオがあり、タイミングが合えば様々な言語でラジオ収録の現場を見学することができます。
又世界各国の挨拶が聞けるコーナーも設けてあります。
NHKスタジオパーク・スタジオパークスNEWS
NHKのニューススタジオの現場がそのまま再現された模擬施設がスタジオパークスNEWSです。
ご存知のようにニュース番組では色々な職業によって成り立っています。
ニュースキャスター、リポーター、お天気キャスター、カメラマン等々。
それぞれの役になりきって、ニュース番組製作を疑似体験できます。
そして普段ではなかなか体験できないクロマキー画像の合成体験もできますので、結構人気のあるスポットとなっています。
ただし事前予約が必要ですのでお忘れのないように。
NHKスタジオパーク・ドラマライブラリー
NHKのドラマファンにはたまらないエリアがドラマライブラリーです。
NHKはこれまで大河ドラマや朝の連続テレビ小説といった名作ドラマを数多く生み出してきました。
その歴代のドラマで使用された小道具や衣装等といった秘蔵コレクションが展示されています。
もちろん歴代の大河ドラマのオープニング映像がデジタルアーカイブで復活されており、お気に入りのドラマを視聴することができるのはファンにとってはうれしいですね。
NHKスタジオパーク・8Kリビングシアター
もしリビングに8Kテレビを置いてみたらという想像のもとで再現されたリビングルームです。
8Kテレビは庶民にとってはまだまだ高嶺の花です。
実際に入って、8Kテレビを楽しんでみて下さい。
臨場感溢れる映像、迫力ある音にきっと驚かれるでしょう。
NHKスタジオパーク・はてなルーム
NHKの番組で、生活科学における情報番組といえば、そう、『ためしてガッテン』や『すイエんサー』がありますね。
これらの番組の共通のテーマは『はてな』。
NHKの科学番組のエンターテインメント・コーナーがはてなルームです。
これまで放送された数々の生活に対する疑問が数多く展示されており、来館者は実際に問題にチャレンジすることができます。
家族連れにはおすすめのスポットですね。
NHKスタジオパーク・クリエイティブ・ラボ
子供を持つ親にとっておすすめできるスポットがクリエティブ・ラボです。
クリエイティブ・ラボは様々な映像素材や音楽素材が用意されており、そしてどーも君といったNHKのキャラクターを活かしながら、独自の映像ストーリーを製作できます。
これは子供たちの発想、創造力をかきたてること間違いなしで、普通では考えられないような作品が生まれることもしばしばです。
動画編集を通じて番組制作の醍醐味を子供たちに味わせてみて下さい。
NHKスタジオパーク・こどもライブラリー
こどもライブラリーは1960年代から現代まで続くEテレの歴代こども番組を楽しめるコーナーです。
NHKのこども番組といえば、そう、『おかあさんといっしょ』ですね。1960年代からですので、子供だけでなく、各々の世代の子供の頃にでてきたキャラクターが一同に展示されており、あらゆる世代において楽しめるエリアとなっています。
意外に大人が楽しめるエリアかもしれません。そしてスケジュールがあえば、『おかあさんといっしょ』の収録現場も見学できます。
NHKスタジオパーク・NHKクエスト
NHKクエストは、NHKの歴代のエンターテインメントや教育番組等といったあらゆるジャンルにまつわる様々なクイズを提供しているエリアです。
ドラマといったNHKの番組が好きな方はぜひチャレンジしてみて下さい。
意外に難問も多く、おたくレベルの難しさとか。家族みんなでトライしてみるのもいいですね。
NHKスタジオパーク・アニメファクトリー
おそらくNHKスタジオパークで最も人気あるエリアがアニメファクトリーでしょう。
ここではNHKの歴代アニメ番組が展示されています。
とても人気あるコーナーですので整理券を発行し、入場規制まであるほどです。
アニメの製作過程の展示も見所ですが、体験コーナーとして人気があるのが、アフレコスタジオ。
実際に声優になりきってアフレコ体験を楽しめます。
現在、『きかんしゃトーマス』や『おじゃる丸』等5つのアニメキャラクターを選んで、ぜひキャラクターになりきってセリフ収録に挑んでみて下さい。
総合評価もあり、結構誰でも楽しめます。
NHKスタジオパーク・どーもくんスクエア
NHKの公式キャラクターで有名などーもくんが沢山いる休憩スペースがどーもくんスクエアです。
ここでお菓子、ドリンクが自販機で買うことができるので家族連れでの休憩にはもってこいの休憩場です。
どーもくんスクエアのあちこちに色々なアニメのキャラクターがいますので子供には喜ばれることでしょう。
NHKスタジオパーク・キッズワールド
Aフロアからエレベーターで下りると、キッズワールドが見えてきます。
キッズワールドとはその名のとおり、お子様向けのスペースです。
そこにはお馴染みの子供番組『おかあさんといっしょ』のお兄さんお姉さんたちと一緒になって歌や踊りを楽しむことができるアトラクションです。
さらにEテレの子供番組キャラクターとゲームが出来る等、子供たちにとって間違いなくハマるエリアとなっています。
NHKスタジオパーク・イベントホール
イベントホールはその名のとおり、NHKの数々のイベントや展示が催されています。
詳しくは公式HPを参照して下さい。
NHKスタジオパークのお土産を買おう
ここまで楽しめば、あとはお土産といったところでしょうか。
NHKスタジオパークのお土産はとにかくキャラクターが充実しているので選ぶのに困ることはないでしょう。
もちろん、大河ドラマや朝の連続テレビ小説関連のグッズも充実しています。
定番の『どーもくん』や『にゃんちゅう』も人気がありますが、これからは『チコちゃん』の人気が出てくるでしょう。
チコちゃんの『ボーッと生きてんじゃねぇよ!』は今年の流行語にもなりましたからね。
NHKスタジオパークのレストランで番組コラボメニューを食べよう
NHKスタジオパークの3階に行くと、『スタジオカフェ』という名のカフェレストランがあります。
フードコートメニューとレストランメニューと2つのタイプがありますが、ここのレストランの特徴は番組とコラボレーションしたメニューがあること。
ちなみに公式HPで調べたところ、大河ドラマ『西郷どん』のコラボメニュー、『大河御膳』(要予約)と『大河どんセット』があります。
いずれも鹿児島の食材を中心に黒豚の煮込みとさつま汁がついています。
おそらく来年は朝ドラ『まんぷく』のラーメン関連か、大河ドラマ『いだてん』のメニューが予想されます。
『いだてん』はスウェーデンが舞台なのでスウェーデン料理が出るのかもしれないですね。
NHKスタジオパークのイベントをチェックしよう
NHKスタジオパークでは様々なイベントを企画しています。
詳しくはNHKスタジオパークの公式HPを参照してみて下さい。
ドラマ関連はもちろん、季節にあったイベントも充実しています。
これからはクリスマスイベントや新年あけましておめでとう企画が注目ですね。あと根強い人気なのがEテレ関連のイベント。
Eテレの『いないいないばあっ!』でおなじみのワンワンの『わ~お!』の参加イベントは毎週水曜日に公開しており、すっかり定着しています。
NHKスタジオパークの無料開放デー
NHKスタジオパークは基本、子供は無料ですが大人は入場料が必要です。
しかし毎週水曜日に無料開放デーを設けていまして、この日は大人も無料で入場できます。
しかもゴールデンウィークや夏休みはもちろん、祝祭日がある日は必ずといっていいほど、無料開放デーを実施しています。
随時更新されますので、一応公式HPをチェックしてみて下さい。
しかし残念ながら通常の土日は無料開放デーを設けていませんのであしからず。
渋谷のNHKスタジオパークでテレビの世界を見学!定番お土産もチェックのまとめ
NHKスタジオパークは元々見学者コースとして開業しましたが、テレビ技術の発達、そしてハイビジョン放送の普及に向けて、1995年に視聴者体験型の施設としてリニューアルされました。
その結果、他局の入場施設よりも安いこと、渋谷という地の利も相まって、東京の観光スポットとしてすっかり定着しました。
ありきたりの観光スポットに飽きたら、ぜひスタジオパークに足を運んでみて下さい。