【お土産の前に】インドってどんな国?
インドは世界人口第2位の大国です。
首都は「ニューデリー」で、公用語としてヒンディー語が話されています。
しかしインドは国土が広く、住んでいる地域によって様々な言葉が話されています。
またイギリスに統治されていた時代もあり、英語を話せるインド人も多くいます。
このような状況も影響し、インドは毎年たくさんの観光客が訪れるところとなっています。
この国の宗教に関してですが、約80%の人はヒンドゥー教徒です。
その他にもジャイナ教、仏教、シーク教、キリスト教、そしてイスラム教などの宗教があり、それらにちなんだ寺院や大聖堂、そしてモスクなどが観光名所となっています。
ちなみにこの国で有名な「タージ・マハル」は、インド国内に存在するムガル帝国の第5代皇帝、シャー・ジャハーンが愛妃のために建てた墓廟です。
インドの食に関してですが、代表的な食べ物はカレーです。
しかしこのカレーも、地域によって味が異なります。
インドと聞くと所狭しと物が置かれた、活気のあるマーケットや、民族衣装を着て街を歩く人たちを思い浮かべるかもしれません。
もちろんそのような風景もいたるところで目にすることができます。
しかし「ムンバイ」などはこの国の経済の中心地として発展しており、大きなビルが立ち並ぶ大都市です。
このようにインドは近代的な一面を有している国でもあるのです。
チャイやスパイスも!インドの定番ばらまき用お土産5選!
では、インドで定番とも言えるお土産について見ていきましょう。
ここでは「ばらまき土産」として購入できるものをご紹介いたします。
- チャイ
- スパイス
- カレーパウダー
- お香
- ムルク
チャイ
「チャイ」はインドのお茶です。
スパイス、砂糖、そしてミルクを入れて飲まれるのが一般的です。
甘いミルクティーであることから飲みやすく、屋台やレストランではもちろんのこと、一般家庭でもよく飲まれています。
日本人の口にも合うことから、インド土産の定番となっています。
そしてインドのスーパーなどでは粉末になったチャイが販売されています。
1杯分が小分けになっており、これをお湯で溶けば、美味しいチャイが出来上がります。
手間をかけずにチャイが作れるとあり、お土産にはぴったりです。
スパイス
インドではスパイス類を格安で購入できます。
マーケットなどでは量り売りされているのが一般的です。
様々な料理に使用できるチリパウダーや、日本では高価なターメリックなどは、スパイス店で当たり前のように販売されています。
「大量にスパイスを購入し、日本に帰ってからそれを小分けにしてお土産として渡す」という人の場合、マーケットでの購入がおおすすめです。
そのような作業が面倒な人の場合、スーパーでパック詰めになっているものを購入し、お土産にできます。
カレーパウダー
カレールーが簡単に作れるカレーパウダーも、ばらまき土産として購入できます。
作り方は簡単で、お湯の中にパウダーを入れて溶かすだけです。
しかし中にはココナッツミルクを入れなければならないものもあります。
パッケージの裏には説明書きがありますが、現地の言葉で書かれているために、理解するのは困難です。
そのため購入前には英語の話せる店員さんに、作り方を尋ねることをおすすめします。
お香
インドではお香が至るところで炊かれています。
なぜならヒンドゥー教徒や仏教徒の寺院ではお香が炊かれており、この文化が浸透しているからです。
インドのお香は落ち着きを与える香りのものが多く、リラックスしたいときに使用することができます。
また棒状になったお香に使用する「お香立て」も販売されており、中には非常におしゃれなものもあります。
このお香立てもお土産とすることができます。
ムルク
「ムルク」はインドで有名なスナック菓子です。
カレーリーフやスパイスを用いて味付けされた、小麦粉のお菓子です。
形は様々ですし、販売されているお店によっては味が激辛である場合もあります。
しかしスーパーで売っているものに関しては、それほど辛くないために心配する必要はありません。
ムルクはどちらかというと、大人のお菓子です。
もちろん普通におやつとして食べることもできますが、ビールのおつまみとして食べても美味しくいただけます。
そのためお酒が好きだという人のお土産として購入できます。
仲のいい友達に。インドのおすすめアクセサリーや雑貨お土産5選!
インドでは華やかな衣装やアクセサリーがたくさん販売されています。
ではお土産として購入できる、おすすめ品をご紹介します。
- ポーチ
- ストール
- ピアス
- バングル
- ネックレス
ポーチ
インドには美しい柄が施されたポーチがたくさん販売されています。
サイズも様々で、同じデザインのものをサイズ違いで購入し、お土産とすることもできます。
中には生地にピーズや金属の飾りが縫い付けてあるものもあります。
金属の飾りの中には角が鋭くなっているものもあり、このようなものはカバンなどを傷つけてしまうこともあります。
そのためポーチを選ぶ際は飾りの有無や種類に注意すべきです。
ショール
インドは綿やシルクの生産で、有名な国です。
これらを用いた華やかな衣装なども販売されていますが、そのようなものをお土産として購入し、持ち帰るのは一苦労です。
そこでおすすめなのがショールです。
インドで販売されているショールは素材が良いだけでなく、デザインやカラーが鮮やかです。
そのためファッションのアクセントとなる、貴重なアイテムとして活躍します。
当然のことながら日本で購入するよりも価格は安く、お買い得です。
ピアス
インド人の女性は華やかなサリーやパンジャビスーツといった衣装を普段着として着用します。
そして当然のことながら、それに見合うアクセサリーを付けて身を飾るのです。
そのためこの国では美しい色使いであったり、大柄で存在感のあるピアスが多々販売されています。
ゴージャスなピアスであっても、意外と普段着にマッチするものです。
そのためこうしたものをお土産にすることも可能です。
バングル
街を歩くインド人女性の多くは、バングルを使用しています。
このファッションアイテムも、インドでは一般的に使用されています。
金属に色を付けただけのものや、細い輪がいくつも連なってできているもの、そしてゴージャスな模様が施されているものなど、デザインは様々です。
エレガントな服装を好む人には、石が埋め込まれていたり、ゴールドカラーが使用されているものなどをお土産としてチョイスできます。
またカジュアルな服装に合わせるのであれば、ビーズでできたものなどを購入できます。
ネックレス
インドで販売されているネックレスも非常に華やかです。
その中でもおすすめなのは天然石が使用されている商品です。
日本では高値で販売されていますが、インドではリーズナブルな価格で販売されているために、お土産として購入できます。
デザインも非常に豊富ですので、好みのものを容易に見つけることができます。
ネックレスを販売しているお店はたくさんありますので、価格を見比べてから購入するようにしましょう。
インドの伝統文化!おすすめのアーユルヴェーダ、コスメ5選!
アーユルヴェーダってなに?
「アーユルヴェーダ」とは世界三大伝統医学の1つです。
人間は心、体、行動、そして環境がバランスよく保たれることで健康でいられるという考えが「アーユルヴェーダ」の核となっています。
インドで有名なオイルマッサージやヨガなども、「アーユルヴェーダ」に寄与すると言われています。
では健康に必要とされるバランスの調和をサポートするコスメのいくつかをご紹介したいと思います。
ここでご紹介するのは、インドで有名な「Himalaya」(ヒマラヤ)というブランドの商品です。
これらもインド土産として購入することができます。
- アンダーアイ・クリーム
- ボディークリーム
- ホワイトニング・フェイスウォッシュ
- リップバーム
- プロテイン・ヘアクリーム
アンダーアイ・クリーム
名前が示す通り、「アンダーアイ・クリーム」は目の下に塗るクリームです。
効果はクマが薄くなるというものです。
ウィンターベゴニアとセンダン科植物の成分が配合されており、これらがクマの色を薄くします。
説明書きには4週間毎日使い続けることで、クマを改善できるとあります。
またビタミンEが配合されており、この栄養素の作用によってクマができるのを防いでくれます。
使用は洗顔後、朝に1回、そして夜に1回塗るようにします。
疲れが顔に出やすいという人に購入できるインド土産です。
ボディークリーム
「Himalaya」の「ボディークリーム」は肌を滑らかにするためのクリームです。
使用されている主な成分はジャスミン、アロエベラ、そしてハチミツなどです。
全体的にサラッとした感じのクリームであり、薄く延ばして使用します。
日本で販売されているボディークリームに慣れている人は、もしかするとインドのボディークリームに物足りなさを感じるかもしれません。
しかし使用成分は肌の健康を促すものであるために、安心して使用できます。
ちなみに「Himalaya」の他にも、「Khadi(カーディ)」というブランドのボディークリームが高い人気を得ています。
インドのアーユルヴェーダボディークリームは、誰に渡しても喜ばれるお土産です。
ホワイトニング・フェイスウォッシュ
インドではホワイトニング効果のあるコスメがたくさん販売されています。
そして「ホワイトニング・フェイスウォッシュ」もそのうちの1つです。
市販されているホワイトニング・フェイスウォッシュの多くは、サフランやカンゾウの成分が配合されています。
サフランにはクロシンとクロセチンという成分が含まれており、これらが肌の健康を促して美白に貢献します。
またサフランにはニキビ予防にも効果があるために、美白に関心がない人にもお土産とし渡すことができます。
そしてカンゾウは美白効果があることで知られている有名な成分です。
リップバーム
「リップバーム」は唇の荒れを予防、改善してくれる商品です。
ココナッツオイルなどの成分が唇の保湿を促します。
価格も安く、ばらまき土産としても購入できます。
この商品はスティックタイプではありませんが、チューブの先が斜めにカットされています。
そのため唇に直接当てて塗ることができます。
パッケージは決しておしゃれなものではありませんが、使いやすさを追求した作りが嬉しい商品です。
プロテイン・ヘアクリーム
「プロテイン・ヘアクリーム」は、ひよこ豆の成分が配合されたヘアクリームです。
ご存知の通り、髪の毛の主成分はタンパク質です。
そのタンパク質を含むひよこ豆の成分が含まれているということで、髪の毛の健康が促されるという商品です。
このクリームには香りがついており、使用することで心地よさを与えてくれます。
髪の毛をきれいに保つことに高い関心を抱くインド人ならではの商品です。
買い忘れがあっても大丈夫。お菓子などインドの空港で買えるお土産5選!
お土産を買い忘れたからといって、焦る必要はありません。
インドの空港でもお土産になるものがたくさん販売されています。
では空港で販売されているお土産品のうち、5つをご紹介いします。
- コスメアイテム
- マグカップ
- 紅茶
- コーヒー
- カップ麺
コスメアイテム
女性にとって、インドのお土産といえば、やはり「アーユルヴェーダ」のコスメアイテムです。
帰り際に「もう少し買っておけばよかった」などと感じた場合でも、心配いりません。
これらのアイテムは非常に人気があるために、空港でも販売されています。
旅行中に使用してみて、「これはいい」と感じた商品を空港で買い増しすることも可能です。
マグカップ
マグカップはどこの国でも、お土産の定番品の1つです。
そしてインドでも当然のことながらマグカップは販売されています。
空港では様々な種類のものを見つけることができます。
インドの観光名所がプリントされているものや、ゾウの絵が描かれたものなど、テイストは様々です。
決して値段の高いものではありませんが、買いすぎると荷物が重たくなってしまいます。
そのため空港での大量購入は、避けた方が無難です。
紅茶
先ほど粉末の「チャイ」についてはご紹介しましたが、インドは紅茶の生産で有名な国です。
そのため美味しい紅茶もたくさん販売されています。
空港では茶葉の他にも、ティーバッグになったものが多々販売されています。
そのようなものをいくつか購入すれば、ばらまき土産にもなります。
紅茶はそれほどかさばりませんので、この点もお土産としておすすめの理由の1つです。
しかし空港で販売されているものは値段が多少高めですので、商品のチョイスには慎重になるべきです。
コーヒー
あまり知られていないかもしれませんが、実はインドはコーヒーの生産量の多い国です。
そのため美味しいコーヒーを購入することができます。
空港でもコーヒー豆が販売されており、お土産とすることができます。
空港で販売されているコーヒー豆のパッケージはおしゃれなものが多く、お土産にはぴったりです。
ただこれらの商品も街で購入するより若干値段が高くなっていますので、この点は心得ておくべきです。
カップ麺
様々な国で販売されているカップ麺は非常に興味深いものです。
日本とは異なる味を楽しむことができるとあって、海外旅行に行ったら必ずカップ麺を食べるという人もいます。
そしてインドのカップ麺もお土産とすることもできます。
この商品は空港のお土産売り場で販売されているのではなく、ミニマートなどで見つけることができます。
値段も安く、軽いために、エキストラのお土産として購入しやすい商品です。
インドでお土産を買うならスーパーやバザーも活用しよう!
お土産品として販売されているものよりも、地元の人が普段から使用していたり、食べていたりするものの方が喜ばれることがあります。
そうした商品は地元のスーパーなどで安く販売されています。
そのため喜ばれるお土産を購入し、尚且つ費用を節約するためには、地元のスーパーに足を運ぶのが一番です。
また日本同様、インドでもスーパーで商品が値引きされていたり、特売品などが販売されています。
こうした状況を利用するのも、より良いお土産を安く購入するためには必要です。
またバザーに足を運ぶなら、お土産のチョイスの幅が広がります。
ここでは手作りのものや、インド人が普段使用しているスパイスなどが販売されています。
そのためバザーはよりレアなお土産品を購入したいという人におすすめです。
商品の種類が多かったり、値段の安いものを販売しているお店には多くの人が集まりますので、そのようなサインを見逃さないようにすべきです。
バザーは場所によては外国人に高値で商品を買わせようとしたり、客引きがしつこかったりすることもありますので、事前にリサーチしてより安全な買い物ができるよう、心掛けるべきです。
インドでお土産を買うなら価格交渉が大事!
インドのバザーで販売されている商品の多くは、値札がつけられていません。
つまりこのような商品は交渉によって値段が決められるわけです。
それでも地元の人は相場を知っていますので、多くの場合は適正な価格で商品の売買が行われます。
しかし外国人が客の場合、高値で販売されることもあります。
お土産品をバザーで購入する場合は提示された価格にすぐに応じるのではなく、価格交渉にチャレンジするべきです。
多くのお店ではこうした交渉が普通に行われています。
そのため値下げをお願いしたからと言って、お店の人が嫌な顔をすることは滅多にありません。
このような交渉も、バザーでお土産品を買うときの楽しみの1つなのです。
インドのおすすめお土産20選!雑貨やばらまきお菓子、アーユルヴェーダのまとめ
インドの食や美容における文化はとても興味深いものです。
そしてそのような文化はお土産品として購入できる商品に反映されています。
「いかにもインド」というものをお土産として購入するのもアリですが、「インドって、こんな国なんだ」と感じさせるものをお土産にするなら、もらった人は驚きと喜びの両方を経験することができます。