- 岡山の日本酒の特徴!選び方を紹介!
- 岡山の日本酒:室町酒造 名水百選 雄町冷泉仕込 極大吟醸 室町時代
- 岡山の日本酒:宮下酒造 岡山白桃酵母使用 純米桃にごり
- 岡山の日本酒:菊池酒造 燦然 特別純米 雄町
- 岡山の日本酒:御前酒造 GOZENSHU9(NINE)レギュラーボトル
- 岡山の日本酒:嘉美心酒造 嘉美心 秘宝 特別本醸造
- 岡山の日本酒:白菊酒造 大典白菊 純米大吟醸
- 岡山の日本酒:落酒造場 大正の鶴 特別純米 ひやおろし 原酒
- 岡山の日本酒:利守酒造 酒一筋 純米大吟醸酒 赤磐雄町
- 岡山の日本酒:十八盛酒造 岡山地酒 十八盛 上撰
- 岡山の日本酒:十八盛酒造 多賀治 純米大吟醸朝日 無濾過生原酒
- 岡山の日本酒:三光正宗酒造 三光正宗 「天賦(旧克正)」 純米無濾過生原酒
- 岡山の日本酒:丸本酒造 竹林 かろやか 純米大吟醸
- 岡山の日本酒:嘉美心酒造 木陰の魚
- 岡山の日本酒:菊池酒造 木村式奇跡のお酒 純米大吟醸原酒
- 岡山の日本酒:丸本酒造 かもみどり 純米大吟醸
- 風味豊かな岡山の日本酒を楽しもう
岡山の日本酒の特徴!選び方を紹介!
岡山の日本酒の特徴は、米のおいしさが握っています。
岡山では稲作が盛んで、養分をたっぷりと蓄えた土壌がおいしいコ米を作り上げました。
もうひとつのポイントは水です。
一級河川の多い岡山には日本酒作りに欠かせない良質な水が豊富にあったため、米のうまみを引き出した日本酒を作ることができます。
芳醇なうまみとコクが特徴でもある岡山の日本酒ですが、銘柄によってそのテイストや風味は三者三様。
比較的飲みやすい日本酒が多いことも岡山県産日本酒の特徴ですが、日本酒好きの人はきりっと辛口の日本酒を選ぶのがおすすめです。
- 飲みたい温度
- 酒蔵
- 純米酒か吟醸酒か
上記のように、好みに合わせて岡山の日本酒を選んでみてもいいかもしれません。
岡山の日本酒:室町酒造 名水百選 雄町冷泉仕込 極大吟醸 室町時代
岡山を代表する日本酒といってもいいのが、こちらの『室町時代』。
幻の酒米を使って作られた日本酒は、キリっと辛口ながらふんわりとフルーティな香りが漂うのが特徴です。
辛口ではありますが、日本酒があまり得意ではないという人でもスッとのどの奥に流れていきます。
原酒なのでアルコール度数は17度とやや高めですが、その口当たりの良さでどんどんお酒が進みます。
おつまみは和食を中心にあいますが、特にウニなど甘みのある魚介系との相性は抜群。
魚介の甘みに日本酒の甘みがさらに引き立ち、より米のうまみを感じられるはずですよ。
なめらかな口当たりと芳醇な香りを楽しむために、おつまみもシンプルでおいしいものを選ぶのがおすすめです。
岡山の日本酒:宮下酒造 岡山白桃酵母使用 純米桃にごり
テレビ番組でも紹介されたことがある『純米桃にごり』は、その見た目のかわいさから女性人気が高い日本酒です。
岡山で取れた白桃で作った酵母を使っているのが特徴で、ふんわりと桃の香りを奥のほうで感じられます。
にごり酒は飲みにくいと感じる人も少なくありませんが、こちらはフルーティな香りが飲みにくさを軽減。
アルコール度数も12度と低めなので、甘酒のような感覚の飲むことができます。
甘口テイストの日本酒は、おつまみがなくても楽しめるという点も魅力のひとつですよね。
ほんのりピンク色なので、白いにごり酒と一緒に紅白酒としてお祝いの席に用意するのもおすすめです。
しっかり冷やして、食前酒や食後酒として楽しんでみてはいかがでしょう。
岡山の日本酒:菊池酒造 燦然 特別純米 雄町
こちらも岡山の代表的な日本酒のひとつで、岡山が誇る酒米『雄町』を100%使用した日本酒です。
酒造りに適した最高の『雄町』を、独自の吸水法で品質の高い水を含ませ、丁寧に醸すことで最高の日本酒に仕上がりました。
うまみが強くまろやかで、深いコクも感じられます。
日本酒好きはもちろん、日本酒ビギナーにも初めての日本酒としておすすめしたい逸品。
おすすめの温度は冷やか常温です。
冷やで飲めばすっきりとした味わいとうまみを感じられますし、常温なら甘みとコクがしっかりと味わえますよ。
晩酌の日本酒としてもおすすめで、和食を中心に様々なおつまみにぴったりです。
価格も高すぎず安過ぎないので、普段使いとしても贈り物としてもOKですよ。
岡山の日本酒:御前酒造 GOZENSHU9(NINE)レギュラーボトル
日本酒だけど日本酒とはちょっと違う、新しいテイストの日本酒を楽しみたいなら、こちらの『GOZENSHU9(NINE)』がおすすめ。
まるで白ワインのようなすっきりした酸味と、キレのいい後味が特徴です。
岡山県内でも注目の日本酒で、岡山県初の女性杜氏が作った日本酒としても話題となりました。
女性らしい視点から、日本酒の製法としては珍しい製法を取り、新しい日本酒を作り上げています。
日本酒の良さはそのままに、新しいテイストとなっているので、冷やでも燗でも飲めるというのも大きな特徴。
夏は冷蔵庫でしっかり冷やして、冬は人肌よりも熱いくらいのぬる燗で楽しんでみてください。
おつまみは和食はもちろん、チーズにもぴったり合います。
岡山の日本酒:嘉美心酒造 嘉美心 秘宝 特別本醸造
こちらも岡山ではかなり人気の高い日本酒で、ベストセラー商品として定番の日本酒です。
昔ながらの甘口テイストで、かといって甘ったるいわけではなくキリっとした切れ味は健在。
こちらの日本酒は冷やで飲むのがおすすめですが、常温からぬる燗で飲んでもとてもおいしいんです。
程よく温めることで辛味が増し、日本酒好きの人にもきっと満足できるテイストになるはずです。
口当たりはとてもなめらかで、すっと入ると同時に香りや風味をあと味としてしっかり感じることができます。
お値段もお手頃なので、晩酌用として用意しておくのがおすすめですよ。
岡山のおみやげとして選ぶ人も多く、岡山を代表とする日本酒のひとつであることは間違いありません。
岡山の日本酒:白菊酒造 大典白菊 純米大吟醸
岡山の日本酒の中では常に上位人気をキープしているのが、『大典白菊』です。
『大典白菊』は様々なテイストのものが販売されていますが、こちらの純米大吟醸は特におすすめの逸品。
やや甘めのテイストですが、後味はしっかりとキレがあり飲みやすさは抜群です。
酒造に適した酒米『たる雄町』を使い、その甘みやふくよかな香りを最大限に引き出す製法で作られています。
香りが抜群によく、口当たりはやわらかで深いコクも感じられる日本酒です。
口に含んだ時にふわっと香りが広がり、しばらく香りの余韻にも浸ることができますよ。
味と香りを一番よく味わうには、冷やで飲むのがおすすめ。
冷蔵庫でしっかり冷やし、小さなグラスで少しずつ飲むとよりおいしさを感じられます。
岡山の日本酒:落酒造場 大正の鶴 特別純米 ひやおろし 原酒
岡山県産朝日米を100%使用した、すっきりとキレのいい日本酒。
季節の限定日本酒なので、毎年この日本酒が出るのを楽しみにしているという人が多いのも特徴です。
無濾過・しぼりたてというのが最大の特徴で、生原酒が好きな人にはたまらない日本酒であることは間違いありません。
アルコール度数も18度と、日本酒の中ではかなり高め。
生原酒は口当たりがいいものが多いですが、こちらの『大正の鶴』も同様に口当たりがいいです。
アルコール度数が高いわりには飲みやすく、気が付いたらたくさん飲んでいたということも。
フルーティな香りとやわらかいうまみが口いっぱいに広がりますよ。
『大正の鶴』はほかにもシリーズがあるので、いろいろ楽しんでみてください。
岡山の日本酒:利守酒造 酒一筋 純米大吟醸酒 赤磐雄町
こちらも岡山ではかなり人気の高い日本酒で、全国的にも有名になりつつある銘柄のひとつ。
幻の酒米といわれた『雄町』を使い、雄町の最大の特徴である豊かな香りとうまみを味わえる日本酒に仕上がっています。
岡山の日本酒は甘口テイストが多いイメージですが、こちらのテイストはしっかり辛口。
辛口ではありますが、奥のほうにリンゴのようなフルーティな香りも感じられます。
上品ですっきりした甘みとキレのいい辛口のバランスが非常によく、後味の余韻もしっかり。
まろやかな味わいやなめらかな舌触りは、ほかに味わうことはできません。
また贈答用としても喜ばれる日本酒のひとつ。
内祝いなどちょっとした贈り物に選んでみてはいかがでしょう。
岡山の日本酒:十八盛酒造 岡山地酒 十八盛 上撰
お手頃価格でおいしい岡山の日本酒を飲みたいという人におすすめしたいのが、こちらの『岡山地酒十八盛上撰』です。
昔ながらの日本酒といったテイストで、やや甘口の飲み口が特徴です。
やや甘口という表記の通り、甘みを感じるのはほんのわずか。
一口飲むとのどの奥にキリっとした辛味を感じ、甘みと辛味のバランスはとてもいいです。
飲んだ後に残る余韻は、柔らかくほんのりとした甘み。
『旨口』と表現していることにうなずけるはずです。
おすすめの飲み方は熱燗。
熱燗にしたときに甘みと風味をしっかり感じられるように作られています。
熱燗にしたときに上がる湯気の香りまで楽しむことができますよ。
熱燗が苦手という人は、常温からぬる燗でもおいしくいただくことがでいます。
岡山の日本酒:十八盛酒造 多賀治 純米大吟醸朝日 無濾過生原酒
岡山を代表する酒米『朝日』を使って醸した、香りも味もコクも感じられる日本酒が、こちらの『多賀治純米大吟醸朝日無濾過生原酒』です。
生原酒なので季節限定ではありますが、この時期を待って楽しむ価値のある日本酒。
香り系の酵母を使う日本酒が増える中、香り系の酵母は使わずに穏やかな香りを十分に引き出しています。
うまみが強く、日本酒らしい豊かな味わいが特徴です。
うまみはふくよかで酸味が程よいので、何杯飲んでも飽きがこず最後までおいしくいただけます。
無濾過の原酒はもともと生産量が少ないため、年によってはかなり希少なものになる可能性も。
キリっとした風味と後味を味わうためには、しっかり冷やして飲むのがおすすめです。
岡山の日本酒:三光正宗酒造 三光正宗 「天賦(旧克正)」 純米無濾過生原酒
三光正宗酒造の杜氏・高垣克正氏が醸した、本格無濾過日本酒です。
そのままの味を楽しみたいという人のために、手を加えずにそのまま提供しているため、米のうまみや香りをダイレクトに感じることができます。
製造数が少ないこともそうですが、直販はせずに契約店でしか手に入れられない限定の純米酒。
ふくよかなうまみと日本酒らしい酸味がちょうどよく、口に含むと香りが鼻にスーッと抜けていきます。
生原酒ではありますが、のどが焼けるような辛味は感じず、どちらかというと甘みを感じる人が多いようです。
口当たりがよく、アルコール度数はやや高めですがどんどん飲みたくなるような日本酒。
岡山の日本酒らしい香りと甘みをもち、辛味やキレもしっかり感じられるバランスのいい日本酒です。
岡山の日本酒:丸本酒造 竹林 かろやか 純米大吟醸
日本酒の定番の酒米『山田錦』を使った、万人受けする岡山の日本酒。
定番の酒米を使っていますが、栽培は自家栽培にこだわっています。
厳しい環境に米を置くことで、うまみを最大限に引き出します。
その厳しい環境で育った酒米を使うことにより、日本酒の香りが上品になり柔らかく丸みのあるうまみが生まれます。
やや辛口のテイストで、日本酒らしいすっきりしたうまみを感じることができます。
辛口の中にも岡山の日本酒らしい柔らかい甘みも奥のほうで感じられますよ。
純米大吟醸らしい飲みやすさと香りを存分に味わえる日本酒です。
キリっと冷やして飲むのがおすすめですが、常温でもおいしくいただけます。
お好みに合わせて冷やす温度を変えてみてくださいね。
岡山の日本酒:嘉美心酒造 木陰の魚
数ある岡山の日本酒の中でも、ここ数年注目されているのがこちらの『木陰の魚』です。
日本酒のアルコール度数は14度程度が一般的ですが、こちらは8%とかなり低め。
日本酒を飲みたいけどアルコール度数が強すぎると感じる人には、飲みやすく感じるかもしれません。
日本酒好きの人も、すっきりテイストなのでおすすめです。
香りはフルーティーでふくよか、まろやかなうまみを感じられます。
白ワインのようなテイストも感じ、まさに新感覚の岡山産日本酒といってもいいかもしれません。
甘酸っぱいという表現がぴったりで、ほんのりと香ばしさも感じます。
甘口の日本酒の割にはキレがよく、透き通るような余韻を楽しめますよ。
食前酒や食後酒に楽しむのがおすすめ。
岡山の日本酒:菊池酒造 木村式奇跡のお酒 純米大吟醸原酒
岡山の日本酒に欠かせない酒米『雄町』を贅沢に使い作った『木村式奇跡のお酒純米大吟醸原酒』。
自家栽培・無農薬にこだわって作った酒米は、45%まで磨かれて上品な味わいの日本酒に仕上がります。
香りは華やかそしてフルーティで、岡山らしい甘口テイストの日本酒です。
香りもテイストも甘めと聞くと、日本酒らしさがないのではと思われがちですが、すっきりとしたキレと後味は純米酒そのもの。
口当たりがよく飲みやすいので、初めて日本酒に挑戦するという人にもおすすめです。
芳醇な香りと甘くすっきりとしたうまみを味わうには、キリっと冷やしてから飲んでください。
おつまみは和食はもちろん、洋食にも合うのが魅力。
揚げ物やチーズなどと一緒に飲むのもおすすめですよ。
岡山の日本酒:丸本酒造 かもみどり 純米大吟醸
岡山の日本酒は甘口テイストのものが多いですが、こちらはしっかり辛口テイストの日本酒です。
純米大吟醸のさらっとした飲み口と、『かもみどり』の特徴でもある穏やかな香りがよく合います。
お米のうまみをたっぷりと味わえる日本酒で、とにかくコクとうまみが強いのが魅力。
もうひとつの特徴は、冷やから熱燗まで様々な温度で楽しめるという点です。
好みや季節に合わせて、好きな温度で楽しんでくださいね。
またこの日本酒に合う料理は幅広く、和食では酒蒸しや白身のお造りなどあっさりした味付けのものによく合います。
白ワインに似たテイストも感じられるため、洋食にもよく合います。
よく冷やして、サラダやコロッケ、カツレツなどと一緒に飲んでみてくださいね。
風味豊かな岡山の日本酒を楽しもう
岡山の日本酒はバリエーション豊かで、まだまだおすすめの日本酒はたくさんあります。
比較的飲みやすい日本酒が多いので、日本酒にあまりなじみがないという人にも、岡山の日本酒はおすすめですよ。
お気に入りの岡山の日本酒を見つけたら、そこから同じ酒蔵の日本酒を飲んでみたり、同じようなテイストの日本酒を選んでみたりと、広げていく楽しみもありますね。