【御朱印の前に】八坂神社ってどんな神社?
【御朱印の前に】八坂神社の歴史
京都市にある八坂神社は、平安時代から京都の町を守っている神社です。
京都の町に疫病が流行ったときに、厄除けのために四条に創られました。
お祀りされているのは、天照大御神の弟、素戔嗚尊。
その奥さんのクシナダヒメと、8人の息子もお祀りしています。
素戔嗚尊は気性が荒く、力の強い神さま。
怒りを持ち、たたりをなす神とも言われていましたが、彼を神としてお祀りすることで怒りを鎮め、守護の神となってもらうために八坂神社が建てられました。
八坂神社の祭礼が、京都の有名なお祭り「祇園祭」。
平安時代から始まったお祭りですが、当初は今ほど豪華絢爛なお祭りではありませんでした。
お祭りのたびに、町内ごとに山鉾を出していたのですが、町内別に自分のところの山鉾の豪奢さを競うようになり、今のように大きなものが巡行するようになりました。
とても価値や歴史のある緞帳が数多く作られ、今では動く美術館とも言われています。
【御朱印の前に】八坂神社の拝観料、アクセス
八坂神社の拝観料は、無料。
一年中、本殿や摂社を無料で拝観できます。
電車の場合
京阪電車「祇園四条」駅下車 東へまっすぐ、徒歩7分
阪急電車「河原町」駅下車 東へまっすぐ、徒歩12分
バスの場合
京都駅から市バス100番か206番に乗り、「祇園」下車徒歩2分
渋滞しやすい経路なので、土日祝には時間に余裕を持っていきましょう。
- 住所
- アクセス京阪本線「祇園四条」駅下車 徒歩7分
- 営業時間24時間
- 定休日なし
- 公式サイト
八坂神社の御朱印を紹介!
御朱印名 | 初穂料 | ご利益 |
---|---|---|
八坂神社朱印(直書き) | 500円 | 厄除け |
八坂神社朱印(書き置き) | 300円 | 厄除け |
悪王子社朱印 | 300円 | 素戔嗚尊の荒魂のお社 |
疫神社朱印 | 300円 | 疫病除け |
蛭子社朱印 | 300円 | 商売繁盛 |
大神宮社朱印 | 300円 | 伊勢神宮の神様のお社 |
美御前社朱印 | 300円 | 美容の神様 |
大国主社朱印 | 300円 | 縁結びの神様 |
玉光稲荷社朱印 | 300円 | 五穀豊穣 |
刃物神社朱印 | 300円 | 悪運を断ち切る神様 |
又旅社朱印 | 300円 | 祇園祭還幸祭で神輿が奉安される神社の朱印 |
冠者殿社朱印 | 300円 | 誓文払いの神様 |
八坂神社朱印の直書きタイプ以外は、すべて書き置きになります。
期間限定の御朱印
御朱印名 | 初穂料 | 授与条件 | ご利益 |
---|---|---|---|
青龍朱印 | 500円 | 1日300枚のみ | 東山を守護する聖獣の朱印 |
御霊会朱印 | 500円 | 7月のみ | 疫病払い |
恵方朱印 | 500円 | 12/13~2/3のみ | 恵方の神 |
三社詣 朱印色紙 | 無料 | 1/9・1/10 | 商売繁盛、縁結び、厄除け |
八坂神社で人気のおすすめ御朱印帳!
社印の御朱印帳
八坂神社のご神紋、木瓜や左三つ巴が表紙に印刷された御朱印帳です。
白とだいだい色の二種類。
白い御朱印帳には濃い茶色の文様、だいだい色の御朱印帳には 金で文様が描かれています。
裏表紙には、組紐の八坂紋結びが文様化されて真ん中に描かれ、左下に「京都 祇園」「八坂神社」との文字。
サイズは約18cm×12cm
初穂料は1,500円で、御朱印代は別になります。
花柄の御朱印帳
2018年、ピンクと水色の素敵な御朱印帳が新しく授与されるようになりました。
ピンクの方は、濃いピンクの背景に、淡いピンクで満開の桜が描かれています。
表紙の左側、縦に、濃い赤いラインが入っていて、そこに白抜きで「御朱印帳」と文字が入っていて、裏表紙にも同じように赤いラインが入って、「京都 祇園」「八坂神社」の文字が書かれています。
水色の方は、水色の生地全面に、八坂紋結びが配されていてキュート。
左端に黒い欄があり、ピンクの御朱印帳同様、社名などが記されています。
朱印を集める女の子の注目を浴びそうな、とてもかわいくて華やかな御朱印帳です。
サイズは約18cm×12cm。
スサノオ巡りの御朱印帳
全国各地にある、素戔嗚尊にかかわる神社の巡礼専用御朱印帳。
全国に59社ある素戔嗚尊の霊場を巡回し、御朱印を集めるために使えます。
「素戔嗚尊奉祀神社参拝の栞」も御朱印帳の横で200円で授与されているのですが、素戔嗚尊の霊場について、それぞれの社名、由来やアクセス方法などがまとめられていて便利。
素戔嗚尊の姉神・天照大神をお参りした江戸時代のおかげ参りになぞらえ、「平成のおかげ参り」と名乗っています。
発行しているのは「全国清々会」。
名前の由来は、ヤマタノオロチを倒した素戔嗚尊が「すがすがしい気持ちだ」と言ったという伝承から。
八坂神社の宮司が代表を務められていて、霊場の神社神職で構成されている会です。サイズは約18cm×12cmで、初穂料1,000円です。
八坂神社で御朱印をもらえる時間は?
八坂神社は、24時間いつでも参拝できる神社で、例えば夜遅くにいっても提灯がともされていて警備員も立っています。
ですが、いついっても御朱印を授与してもらえるわけではありません。
御朱印をいただける時間は、八坂神社朱印を御朱印帳に直接書いていただくなら9:00~16:00。
他のタイプの書き置きも、同じ時間帯でいただけます。
八坂神社朱印の書き置きタイプのものなら、9:00~17:00となっています。
八坂神社で御朱印をもらえる場所は?
八坂神社で御朱印や御朱印帳をいただける場所は、授与所です。
四条通りに面した西門から入った場合、階段を上がって右手に向かい、本殿の方向に向かっていく右手に社務所があり、その奥が授与所になっています。
お守りなどを授与している窓口とは別に、御朱印の専用窓口があるので、そこでお願いしましょう。
八坂神社の正門、南側から入った場合は、門を入って手水舎を越えた左手になります。
【御朱印をもらったら】八坂神社で行きたいパワースポット
美御前社の美容水
八坂神社本殿の東側に、美御前社という摂社が立っています。
宗像三女神をお祀りしていて、祇園の舞妓さんや、化粧品会社の関係者から信仰を集めているお宮です。
このお社の前にあるのが、美容水。
少し触れるだけで、身も心も美しくしてくれるお水と言われています。
飲用はできないので気をつけてくださいね。
八坂神社の御朱印と御朱印帳は大人気
八坂神社は、ただでさえ参拝客の多い神社。
その上、いただける御朱印の数が多いことから、御朱印の窓口はいつもにぎわっています。
特に週末の昼過ぎから夕方にかけては、いつも行列ができています。
週末にお参りするなら、午前中にお参りし、御朱印や御朱印帳を拝受されるのがおすすめ。
御朱印の数が多いので、御朱印帳を合わせて拝受して、八坂神社やスサノオ神社専用の御朱印帳にしてもいいですね。
八坂神社は、そんな、御朱印好きの気持ちを大満足させる神社なのです。