【御朱印の前に】伏見稲荷大社ってどんな神社?
【御朱印の前に】伏見稲荷大社の歴史
伏見稲荷大社は、京都市伏見区の稲荷山にある神社。
奈良時代初期の711年からこの地にお宮があったといわれ、2011年には御鎮座1300年を迎えました。
日本のあちこちにある稲荷神社や、大半の神社にある摂社のお宮、あわせて3万以上あるといわれる稲荷神社の総本山です。
宇迦之御魂神や大宮能売大神など五柱の神様をおまつりしていて、五穀、特に「稲」と書くようにお米の豊穣をつかさどっています。
日本人にとって米は大切なもの。
そのため、日本各地で、稲荷の神様を勧請して、稲荷神社が建てられました。
お米以外にも、、沢山のものを作り上げて豊かに暮らせるということで、商売繁盛の神様でもあります。
有名なスポットは、奥社奉拝所手前に連なる千本鳥居。
鳥居で作られた朱色の小路は異世界への入り口のようで、京都や日本の社寺仏閣の代表的スポットとなっています。
近畿圏では初詣に一番大勢の参拝客があつまり、アメリカの観光情報サイトでは日本で一番行きたい観光地として5年にわたって取り上げられるなど、国内外の人々から愛されている神社です。
【御朱印の前に】伏見稲荷大社の拝観料、アクセス
伏見稲荷大社の拝観料は無料です。
山頂まで多くの社がありますが、すべて無料でめぐることができます。
アクセス
JR「京都」駅から奈良線に乗り「稲荷」駅下車 目の前
京阪「祇園四条」駅から京阪本線に乗り「伏見稲荷」駅下車 徒歩5分
駅から伏見稲荷退社までの道は、常に参拝客や、観光客でにぎわっています。
参道に入るまでは車道でもありますので、車や他人にぶつからないように気を配って歩いてください。
- 住所
- アクセスJR「稲荷」駅下車 目の前
- 電話番号
- 営業時間24時間
- 定休日なし
- 公式サイト
伏見稲荷大社の御朱印を紹介!
御朱印名 | 初穂料 |
---|---|
本殿の御朱印 | 300円 |
奥社奉拝所の御朱印 | 300円 |
御膳谷奉拝所の御朱印 | 300円 |
すべての御朱印に、五穀豊穣、商売繁盛、心願成就の御利益があります。
本殿の御朱印は御朱印帳に書いていただけますが、奥社奉拝所の御朱印と御膳谷奉拝所の御朱印は、すでに半紙に書かれたもの(書置き)を授与されています。
御膳谷は稲荷山を頑張って登った先でいただけるものなので、「奉拝」ではなく登拝と書かれるのが特徴的。
伏見稲荷大社で人気のおすすめ御朱印帳!
黒い無地の御朱印帳
伏見稲荷の御朱印帳は、2019年現在、一種類のみが授与されています。
黒い無地の布が拍子に貼られ、左端に白い紙が貼られています。
そこに「御朱印帳」と記入してもらいましょう。
初穂料は800円(御朱印分は含まれていません)
伏見稲荷大社で御朱印をもらえる時間は?
伏見稲荷大社は24時間参拝可能ですが、御朱印・御朱印帳をもらえる時間は、授与所が開いている時間のみ。
本殿脇の授与所の場合、通常は9:00~16:30の時間帯に授与されています。
奥社奉拝所でいただける時間帯は8:30~16:30、御膳谷奉拝所でいただける時間帯も8:30~16:00です。
窓口が開いてすぐの時間や、窓口が閉まる直前だと、人手が少なかったり混み合ったりすることがあり、授与所が開いていても御朱印をもらえないことがあります。
特に、本殿脇の授与所の場合、御朱印帳に書いていただくために人手と時間が必要となります。
夕方はばたついていますので、御朱印をもらいたいなら少し早めに授与所へ到着しておきましょう。
御朱印帳をいただけるのは、7:00~18:00。
お守りなどが授与される時間帯と同じです。
伏見稲荷大社で御朱印をもらえる場所は?
本殿の脇の御朱印は、表参道をまっすぐあがっていった先、本殿の左手にある授与所にてもらうことができます。
奥社奉拝所の御朱印は、千本鳥居を抜けた先、奥社奉拝所近くにある授与所で、御膳谷奉拝所の御朱印は、稲荷山を中腹まで登っていったところにある、四ツ辻から、分かれ道をまっすぐ前に進み、薬力社の近くの御膳谷奉拝所の授与所でもらうことができます。
御朱印帳は、本殿脇の授与所でのみいただけます。
【御朱印をもらったら】伏見稲荷大社で行きたいパワースポット
御劔社
御劔社は、伏見稲荷大社の摂社の1つ。
このお宮の神様は加茂玉依姫といい、下鴨神社に祀られている女性の神様です。
そこで御神体として祀られている劔石は、縦にながぼそい石で、別名雷石とも言われています。
伏見稲荷大社で、遥か昔に神様が存在していた場所のことを御神蹟とよび、それが境内に7つあると言われているのですが、御劔社はそのうちの1つ。
劔石に触れると神様のご利益を授かるというパワースポットとして有名です。
ここは、話題のゲーム「刀剣乱舞」のファンにとっても聖地の1つ。
三条宗近が、名刀小狐丸を鍛えた場所という伝説もあり、鍛冶やものづくりの神様として信奉されています。
伏見稲荷大社の御朱印帳はシンプルながらも力強い
伏見稲荷大社の御朱印と御朱印帳についてまとめました。
キュートだったり、社寺の風景が印刷されていたり、勇ましかったりという御朱印帳が数多く出回っている昨今、伏見稲荷大社の御朱印帳は、シンプルでありながら、黒い生地がいさぎよく、力強ささえ感じとれます。
歴史と格式のある伏見稲荷大社の御朱印帳は、持っているだけで気持ちが落ち着くかのようです。
伏見稲荷大社を訪れたときは、ぜひ一度、手にとって見てくださいね。