【御朱印の前に】神田明神ってどんな神社?
神田明神は江戸東京に鎮座して1300年の歴史をもち、神田や秋葉原など108町会の氏神様です。
まずは、神田明神の歴史やアクセス方法を簡単に紹介します。
【御朱印の前に】神田明神の歴史
神田明神は天平2年(730)の創建で、約1300年の歴史がある神社としては東京で最も古い神社の1つです。
慶長8年(1603)、徳川家康が江戸幕府を開くにあたり江戸城の拡張を計画。
その際、江戸城から表鬼門に位置する現在の地に移され、江戸総鎮守として幕府はもちろん江戸の庶民から多くの崇敬を受けました。
明治時代になると准勅祭社の1つとして東京の守護神と仰がれ、明治7年(1874)には明治天皇が親しく参拝。
神田、日本橋、秋葉原、大手丸の内の氏神様で、一の宮に「大己貴命」(だいこく様)、二の宮に「少彦名命」(えびす様)、三の宮に「平将門命」(まさかど様)をお祀りしています。
この辺りが青果市場や魚市場の発祥地だったことから、各市場の守護神として江戸神社や魚河岸水神社もお祀りしました。
【御朱印の前に】神田明神の拝観料、アクセス
神田明神の拝観時間は自由で、拝観料は無料です。
神田祭のジオラマや神田明神に伝わる神宝を展示している「祭祀殿・資料館」は、土日祝日の10時~16時に開館していて、大人300円、学生以下200円の拝観料が必要になります。
神田明神には神社北側に参拝者駐車場がありますが、若干数しか駐車できないので鉄道でのアクセスがおすすめ。
主なアクセス方法は以下の通りです。
\鉄道をご利用の場合/
- JR中央線「御茶ノ水駅」聖橋口より徒歩5分
- JR山手線「秋葉原駅」電気街口より徒歩7分
- 東京メトロ千代田線「新御茶ノ水駅」B1出入口より徒歩5分
- 東京メトロ銀座線「末広町駅」より徒歩5分
\車をご利用の場合/
- 首都高速都心環状線「神田橋」より8分
- 首都高速1号上野線「上野」より6分
神田明神の御朱印を紹介!
神田明神ではどのような御朱印をいただけるのでしょうか。
神田明神の御朱印は御朱印帳に直書きするのではなく、書き置きのものをその場で御朱印帳に貼り付けてもらう形になっています。
通年でいただける御朱印の1種類のみで、期間限定の御朱印などはありません。
神田明神の御朱印の特徴は、御朱印帳の見開きを使う2枚1組であることです。
右側には御社殿を撮影したカラー写真が入ったものを貼り、下部の真ん中には神田大明神と書かれています。
左側は、神田明神と刻まれた神社名の朱印、「流れ三つ巴」や「なめくじ巴」などと言われている神田明神の神紋を押印したものを貼りつけ。
カラー写真のある御朱印はかなり珍しく、御朱印帳を開いて楽しめるので、かなり人気があります。
\神田明神の御朱印情報/
ご利益 | 値段 |
---|---|
縁結び・家庭円満・夫婦和合・商売繁盛・事業繁栄・除災厄除・病気平癒・開運招福 | 300円(2枚) |
神田明神のおすすめ御朱印帳を紹介!
神田明神にはどのような御朱印帳があるのでしょうか。
神田明神で手に入る御朱印帳は紺色と赤色の2種類があり、御朱印帳はそれぞれ1000円で販売されています。
\神田明神の御朱印帳情報/
色 | 値段 |
---|---|
紺色 | 1000円 |
赤色 | 1000円 |
御朱印帳(紺色)
こちらは紺色の御朱印帳。
参拝受付や休憩所として利用されている鳳凰堂の鳳凰をデザインしています。
鳳凰とは、古代の中国で四瑞の1つとして尊ばれた空想上の鳥の名前。
前部がキリン、後部がシカ、嘴がニワトリ、顎がツバメ、首がヘビ、背中がカメ、尾がサカナに似ていて、鳳は雄、凰は雌とされています。
御朱印帳(赤色)
こちらは赤色の御朱印帳。
デザインは紺色の御朱印帳と同じで、色が異なるのみ。
神田明神の御朱印帳はかなり人気が高いです。
御朱印帳の販売数には限りがあるため、御朱印帳が品切れとなる場合もあります。
神田明神で御朱印をもらえる時間は?
御朱印の受付時間は、9時から16時となっています。
御朱印帳を持参すれば、御朱印をその場で御朱印帳に貼り付けていただくことが可能です。
神田明神で御朱印をもらえる場所は?
御朱印や御朱印帳をいただける場所は、御神殿に向かって左側にある鳳凰殿1階の授与所です。
御朱印帳のほかお守りや御神札などの授与品もこちらでいただけます。
御朱印帳やお守りなどは16時半まで購入可能。
正月期間などは御朱印帳などの販売時間が異なることもあるので、事前に確認しましょう。
【御朱印をもらったら】神田明神で行きたいパワースポット
御朱印をいただいた後は、神田明神の境内を散策しましょう。
神田明神を参拝したら行きたいパワースポット4か所を紹介します。
御神殿
御神殿は昭和9年(1934)に造営され、権現造の鉄筋コンクリート、総漆朱塗という神社建築としては画期的な構造になっています。
東京大空襲の被害も免れ、平成15年(2003)に国の登録有形文化財に登録されました。
隨神門
隨神門は、昭和天皇の即位50年を記念して昭和50年(1975)に新たに再建されました。
総檜の入母屋造で、外回りに朱雀・白虎・青龍・玄武の四神、内側に神話をモチーフにした彫刻を飾っています。
だいこく様尊像
だいこく様尊像は鳳凰殿の前にあり、昭和51年(1976)に完成しました。
高さ6.6m、重さ30tの石造としては日本一の大きさを誇っています。
えびす様尊像
鳳凰殿の隣にあるのが、えびす様尊像。
波間でイルカ・カメ・タイ・トビウオなどの海の仲間に守られている姿でたたずんでいます。
神田明神で人気のおすすめ御朱印帳2選!ご利益や参拝時間も紹介!のまとめ
今回は、神田明神でいただける御朱印帳や境内の見どころパワースポットなどを紹介してきました。
総合運にご利益があるおすすめの神社で、ユニークな御朱印やすてきなデザインの御朱印帳をいただくことができます。
夢を叶えるために必要なすべてのパワーが備えられており、お守りの数は60種近く。
絶対に成就したい願い事がある方は、ぜひ神田明神に足を運んでみましょう。