【御朱印の前に】大宮氷川神社ってどんな神社?
地元では縁結びのご利益で有名な大宮氷川神社。
はじめに、大宮氷川神社の歴史について簡単にみていきましょう。
【御朱印の前に】大宮氷川神社の歴史
大宮氷川神社の創建は、今から2400年ほど昔、第5代孝昭天皇の御代。
聖武天皇の御代に各地に一の宮の制が定められた際、武蔵国の一の宮となりました。
平安時代中期の『延喜式』には、名神大社として月次新嘗案上官幣に預かったこと、臨時祭にも奉幣に預かったことが記載されています。
明治元年(1868)10月28日に明治天皇が行幸、御親祭なされ、鎮守勅祭の社に定められた後、官幣大社に列せられました。
8月1日の午前10時から行われる「例祭」では、天皇陛下より勅使の御差遣、東游の奉納などがあり、荘重厳粛な祭儀が執り行われます。
人々の健康と安寧を祈り童女が花しずめ舞を奉納する「鎮花祭」、境内に露店が立ち並び酉の市として名高い「大湯祭」も有名な神事です。
氷川神社という社名は大宮を中心に埼玉、東京、神奈川などに点在し、その数は280社以上。
武蔵国造の子孫が大宮を本拠地として民族的、政治的に急速な発展を遂げたことを物語っています。
【御朱印の前に】大宮氷川神社の拝観料、アクセス
大宮氷川神社の拝観料は無料なので、境内を自由に参拝できます。
大宮公園の一角にあり、動物園や博物館、野球場などがある大宮市民の憩いの場です。
大宮氷川神社へは、電車や車を利用してアクセスすることができます。
駐車場は第1~第3があり、混雑時は広いスペースがある西駐車場が便利です。
大宮氷川神社へのアクセス方法は以下の通りです。
\鉄道をご利用の場合/
- JR「大宮駅」東口より徒歩15分
- 東武アーバンパークライン「北大宮駅」より徒歩10分
\車をご利用の場合/
- 首都高埼玉新都心線「新都心西インター」より15分
- 東北自動車道「岩槻インター」より20分
大宮氷川神社の御朱印を紹介!
続いて、大宮氷川神社でいただける御朱印を紹介。
大宮氷川神社でいただける御朱印は1種類で、初穂料は500円です。
墨書きで「奉拝」、「武蔵一宮」、「氷川神社」と日付が入ります。
各地域の社格の高い神社に与えられる一宮の名前が堂々と書かれているのが印象的です。
印は、旧字体の「氷川神社」と神紋。
大宮氷川神社の神紋は「八雲」で、ご祭神である須佐之男命が須賀の宮を建てた時に、宮殿の周囲に七重八重に立ちこめた瑞雲を表現しています。
日本最古の歌とも言われている「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣つくる その八重垣を」の1首が有名。
御朱印を頂戴すると、一緒に御神菓(飴)をいただくことができます。
ご祭神は、最も仲のよい夫婦と言われている須佐之男命と稲田姫命で、縁結びや夫婦円満はもちろん、仕事運や学業運などにもご利益あり。
大己貴命もご祭神とお祀りされ、交通安全や商売繁盛などにもご利益があります。
\大宮氷川神社の御朱印情報/
ご利益 | 値段 |
---|---|
縁結び・交通安全・学業 | 500円 |
大宮氷川神社で人気のおすすめ御朱印帳2選!
次に、大宮氷川神社でいただける御朱印帳を紹介。
大宮氷川神社には、オリジナルデザインの御朱印帳が2種類あります。
\大宮氷川神社の御朱印帳情報/
色 | 値段 |
---|---|
八雲 | 1500円(御朱印込み) |
楼門 | 1500円(御朱印込み) |
御朱印帳①
こちらは、八雲をデザインした御朱印帳。
生地は薄い桃色をベースにしていて、緑色や桃色でたくさん漂っている瑞雲を表現。
裏表紙には、金地の社名と御神印が織り込まれています。
値段は、御朱印込みで1500円、朱印帳のみの場合は1000円です。
御朱印帳②
こちらは、楼門と神橋をデザインした御朱印帳。
表表紙は、朱色の楼門と神橋、緑の木々が鮮やかなカラーデザインで表現。
裏表紙は紺色を基調としていて、金地の社名と御神印が織り込まれています。
値段は、御朱印込みで1500円、朱印帳のみの場合は1000円です。
大宮氷川神社で御朱印をもらえる時間は?
大宮氷川神社の御朱印の受け付けは、8時半から16時半までとなっています。
安産祈願や七五三詣、交通安全などの御祈願の受け付けは、8時45分から15時45分です。
また、本殿や拝殿、神札授与所などがあるエリアは、楼門が開いている時間帯のみ拝観できます。
季節ごとの楼門の開閉時間は以下の通りです。
- 春秋(3月~4月・9月~10月):5時半~17時半
- 夏(5月~8月):5時~18時
- 冬(1月~2月・11月~12月):6時~17時
大宮氷川神社で御朱印をもらえる場所は?
大宮氷川神社の御朱印の受付場所は、楼門を通り拝殿を正面にして右側にある神札授与所です。
御朱印の待ち時間を利用しておみくじを引いてみましょう。
大宮氷川神社のおみくじには、他の神社ではあまり見られない「平」や「凶向吉」などがあります。
全13種類の吉凶は、「大吉、吉、吉平、小吉、末吉、平吉、平、凶向吉、凶末吉、初凶末吉、吉凶未分、吉凶相交、凶」です。
【御朱印をもらったら】大宮氷川神社で行きたいパワースポット
終わりに、大宮氷川神社のパワースポット3選を紹介。
直線の参道として日本一の長さを誇る、一の鳥居から続く約2kmの表参道を進んで境内をたっぷり散策しましょう。
本殿
社殿の創建は明確ではありませんが、治承4年(1180)に源頼朝が土肥次郎実平に命じて再建されました。
徳川氏は、文禄5年(1595)に伊奈備前守忠次を奉行として社頭を残らず造営させ、寛文7年(1667)には阿部豊後守を奉行として建立しています。
以後幾度もの造営があり、現在の社殿は昭和15年(1940)の流造りです。
二の鳥居
二の鳥居は高さ13mで、檜で造られた木造の鳥居としては日本一の高さを誇ります。
明治神宮の大鳥居が落雷で破損し新築したため、破損した鳥居を昭和50年(1975)に移築したものです。
神池
神池には、神域にある「蛇の池」で湧き出た豊富な水が注がれています。
朱色の神橋と紅葉が水面に映り込む光景は、人気のフォトスポットです。
大宮氷川神社で人気のおすすめ御朱印帳2選!ご利益や参拝時間も紹介!のまとめ
今回は、大宮氷川神社の御朱印帳を中心に見どころを紹介しました。
ご祭神が家族神のため、手を合わせてお祈りすれば心が穏やかに和んでいきます。
広い敷地の中に強力なパワーがあるので、参拝して御朱印をいただけばご利益アップ間違いなし。
縁結びの力をいただきたい方は、ぜひ大宮氷川神社に出かけてみましょう。