【御朱印の前に】鶴岡八幡宮ってどんな神社?
辺りが樹木に囲まれ静けさに満ち、武門の神をお祀りするにふさわしい凛とした空気に包まれている鶴岡八幡宮。
まずは、鶴岡八幡宮の歴史を簡単にみていきましょう。
【御朱印の前に】鶴岡八幡宮の歴史
康平6年(1063)、源頼義が奥州平定の後に鎌倉に帰り、加護祈願をした京都の石清水八幡宮を鎌倉の由比ヶ浜付近にお祀りしたのが始まりと言われています。
源頼朝は源氏再興の旗揚げをして治承4年(1180)に鎌倉に入り、由比ヶ浜にあった八幡宮を御神意に基づいて現在の地に遷しました。
建久2年(1191)、本宮と若宮を鎌倉幕府の宗社としてふさわしい姿に整備。
頼朝は相撲、流鏑馬、舞楽などの神事を社頭で行い、鎌倉のまちづくりの中心としての役割を担いながら人々の崇敬を寄せ武家精神の拠り所になりました。
以後、鎌倉に広まった質実剛健の気風は「武士道」に代表されるようになり、古都鎌倉のシンボル的存在として毎年多くの参拝者が訪れています。
本宮は、文政11年(1828)に徳川家斉の命で作られた江戸建築です。
ご祭神は「応神天皇」、「比売神(ひめがみ)」、「神功皇后」の3柱。
境内は深い緑と社殿の朱が交わり、源氏を勝利に導いたご祭神が勝運を授けてくれます。
【御朱印の前に】鶴岡八幡宮の拝観料、アクセス
拝観料は無料で、境内は自由に参拝できます。
「鎌倉文華館鶴岡ミュージアム」は入館料が必要です。
参拝者専用の有料駐車場がありますが、普通車40台、大型車8台と少なめ。
普通車の利用時間は9時~19時半で、1時間まで600円、以後30分毎300円の駐車料が必要ですが、御祈祷を受けた方は2時間まで無料になります。
鶴岡八幡宮への主なアクセス方法は以下の通りです。
\鉄道をご利用の場合/
- JR横須賀線「鎌倉駅」東口より徒歩10分
- 江ノ島電鉄「鎌倉駅」西口より徒歩10分
- JR横須賀線「北鎌倉駅」よりバス8分
\車をご利用の場合/
- 横浜横須賀道路「朝比奈インター」より県道204号線経由で15分
- 住所
- アクセスJR横須賀線「鎌倉駅」東口より徒歩10分
- 電話番号
- 公式サイト
鶴岡八幡宮の御朱印を紹介!
次は、鶴岡八幡宮の御朱印をご紹介。
初穂料は500円で、その場で御朱印帳に直書きしていただくことができます。
墨書きは中央に社名の「鶴岡八幡宮」、左側に日付とシンプルなもの。
朱印は右上に「相州鎌倉鎮座」、真ん中に「鶴岡八幡宮」の印を押印します。
御朱印を拝受すれば、勝運や仕事運のご利益アップ間違いなしです。
\鶴岡八幡宮の御朱印情報/
ご利益 | 値段 |
---|---|
勝運・仕事運 | 500円 |
鶴岡八幡宮で人気のおすすめ御朱印帳2選!
それでは、鶴岡八幡宮の御朱印帳を紹介しましょう。
鶴岡八幡宮には複数の御朱印帳がありますが、ここではおすすめの2種類を厳選しました。
\鶴岡八幡宮の御朱印帳情報/
色 | 値段 | |
---|---|---|
① | 青 | 1700円 |
② | 桃 | 1700円 |
御朱印帳①
1つ目は、趣向を凝らした御朱印帳。
太鼓橋、舞殿、楼門を手前から見たようなデザインで、青色の布地と緑色の木々とのコントラストが評判です。
ビニールカバーが付いた蛇腹式の御朱印帳で、初穂料は1700円。
表紙の左上にある白い部分に、「御朱印帖」または「御朱印帖+名前」を書いてもらうことができます。
御朱印帳②
2つ目は、かわいらしいと評判の御朱印帳。
淡い桃色に染められた縮緬の布地は上品で、表紙は神楽を舞う巫女と桜の模様がデザインされています。
桜は桃色、金色、白色と華やかな色合いで、2014年に授与が開始されて以降、非常に大人気。
ビニールカバーが付いた蛇腹式の御朱印帳で、初穂料は1700円です。
鶴岡八幡宮で御朱印をもらえる時間は?
鶴岡八幡宮の御朱印受付時間は、4月~9月は5時半~20時半、10月~3月は6時~20時半です。
常時3人ほどの神職の方が対応してくださるため、それほど行列で長く待つことなくいただくことができます。
しかし、鶴岡八幡宮は大人気観光スポットのため、年末年始、大型連休、お盆、桜や紅葉のシーズンなどは混雑必須です。
少しでも混雑を避けたいという方は、平日の早朝をおすすめします。
鶴岡八幡宮で御朱印をもらえる場所は?
鶴岡八幡宮の御朱印受付場所は、8時半~18時は祈祷受付所、それ以外の時間帯は社務所です。
祈祷受付所は舞殿右奥にあり、「御朱印受付所」の看板があるのでそれを目印にしましょう。
社務所は、太鼓橋から舞殿に向かう参道途中の右側にあります。
時間によって受付場所が異なるので注意が必要です。
【御朱印をもらったら】鶴岡八幡宮で行きたいパワースポット
本宮を参拝して御朱印を頂戴したら、境内のパワースポットを散策しましょう。
ここでは、大銀杏、舞殿、白旗神社の3つを紹介します。
大銀杏
大銀杏は樹齢1000年と言われ、高さ30m、幹の太さは7mあり、朱色の社殿と並ぶようにそびえる鶴岡八幡宮のシンボルでした。
しかし、平成22年(2010)3月10日の未明、雪混じりの強風で倒伏してしまいました。
4月には元の場所から小さな若芽が芽吹き、小さな葉を茂らせながら育ち、現在は2mほどに成長。
倒伏した樹幹部分は再生可能な高さ4mに切断し、元の場所のすぐ脇に据え付けられました。
元の場所の銀杏を「子イチョウ」、移された新しい銀杏を「親イチョウ」と名付け、これまでと変わらず御神木として多くの人に愛されています。
舞殿
本宮の石段下にある舞殿は、かつて若宮の大きな回廊がありましたが建久2年(1191)の鎌倉大火で焼失し、2年後に源頼朝が再建しました。
下拝殿とも呼ばれ、静御前が源義経を慕った場所として有名です。
2月3日の節分祭、5月5日の菖蒲祭、7月7日の七夕祭など祭事では、舞殿で舞や雅楽の奉納や奉奏が行われます。
白旗神社
境内東側に鎮座する、黒塗りの御社殿が印象的な白旗神社。
源頼朝、源実朝親子をお祀りしていて、学業成就や必勝祈願のパワースポットとして人気があります。
鶴岡八幡宮で人気のおすすめ御朱印帳2選!ご利益や参拝時間も紹介!のまとめ
今回は、鶴岡八幡宮の御朱印帳を中心に見どころを紹介してきました。
仕事や学業の願い事をサポートしてくれる神様で、参拝すれば「必勝」のギフトを授けてくださいます。
凛とした空気に包まれた境内はパワースポットが多く、御朱印をいただいてしっかりお祈りすれば夢叶うこと間違いなし。
成就させたい目標がある方は、ぜひ鶴岡八幡宮を訪ねてみてくださいね。