ビーチコーミングとはどんなことをするの?
「ビーチコーミング(Beach combing)」とは、海岸に打ち上げられた漂着物を探し、拾い集める楽しみ方です。
「Combing=(櫛などで)とかす」ことです。
女性も男性も、また小さな子供から大人まで、年齢や性別を問わず楽しむことができるビーチのアクティビティです。
また「ビーチコーミング」に季節は限定されず、一年を通じて遊ぶことができるため、近年注目を浴びています。
「ビーチコーミング」の目的、漂流物の定番は「貝殻」ですが、流木や陶器のかけら、シーグラスなどその種類は多岐にわたります。
人工的に出てきた漂流物だけでなく、自然の中で作られた漂流物を見つけられる「ビーチコーミング」は、さながら海岸の宝探し。
日本国内のビーチでも、場所や条件によって拾える漂流物は様々です。
また今日拾えたものが明日も拾えるという確約もない、まさに「ビーチコーミング」は一期一会のレジャーなのです。
もちろん、元の持ち主が誰なのか、一体どこから来たのかは誰にも分かりません。
漂流物は波が運んできた、海からのプレゼントです。
「ビーチコーミング」で拾った漂流物は、自分のコレクションにしたり、加工してオリジナルのアート作品を作る人もいます。
また、海岸に打ち上げられた生物の観察を行う人もいます。
「ビーチコーミング」に決まったルールはありません。
人それぞれの楽しみ方がある、それが「ビーチコーミング」です。
ビーチコーミングをするならいつがおすすめ?波情報もチェックしよう!
「ビーチコーミング」に決まったシーズンはありません。
それぞれの季節によって拾いやすいものや、漂着することが多いものなどがあります。
「ビーチコーミング」の好条件。
それは「荒れた天気の翌日」です。
高い波の日は、多くの漂着物が海岸に打ち寄せられます。
その翌日、海の荒れがおさまった直後が漂着物の多い「ビーチコーミングの好条件」といえます。
特に夏の台風が去った後などは「ビーチコーミング」におすすめです。
また潮が引いている時間帯の方が広い範囲を探せますので、「干潮時」を狙うとよいでしょう。
天気予報はもちろんですが、波予測や波浪予想などもビーチコーミングに出発する前はチェックしておくといいですね。
ビーチコーミングは準備が大事!おすすめの持ち物は?
おすすめの持ち物①:サンダル
ビーチにはビーチコーミングの対象となる漂着物以外にも様々なものが流れ着きます。
ガラスの破片や危険な生物に触れないよう、素足は避けましょう。
おすすめの持ち物②:軍手
直接手で触れてその感触を味わいたい気持ちも分かりますが、まずは漂着物の正体が安全なものであると確認してから。
汚れてしまったり手を切ってしまったりして、ビーチコーミングが楽しめなくなってしまっては元も子もありません。
おすすめの持ち物③:漂着物を入れる袋
ビーチコーミングで採取したものはなくしてしまわないよう、すぐにしまいましょう。
サイズ違いの袋を複数用意しておくと安心です。
おすすめの持ち物④:帽子
夏の暑い日に行うビーチコーミングは、日射病になる危険があります。
またそれ以外の時期でも、海岸には日差しを遮る建物が近くにない場合がほとんどですので、ビーチコーミングには必ず帽子を持参するようにしましょう。
おすすめの持ち物⑤:カメラ
漂着物の中には持ち帰れないものもありますので、その場合はすかさず撮影し、写真データとしてビーチコーミングのコレクションに納めましょう。
携帯電話やスマートフォンのカメラ機能でも構いません。
おすすめの持ち物⑥:時計
ビーチコーミングに集中していて、気づけばあっという間にこんな時間!といった事態を避けるためにも時計を持参しましょう。
前述のカメラとあわせて携帯電話やスマートフォンでも構いませんが、ひとつ持っていると万が一の際も安心です。
おすすめの持ち物⑦:飲み物
ビーチコーミング中、意外と忘れがちなのが水分補給です。
暑い夏の時期はもちろん、冬にも汗をかきますので飲み物は必須です。
おすすめの持ち物⑧:着替え
大きく体を動かすことはないビーチコーミングですが、想像以上に汗をかいたり、水にぬれたりする場合もあります。
全身一式とはいかなくても、Tシャツやハーフパンツなどを持っていると安心ですね。
おすすめの持ち物⑨:タオル
こちらも着替えと同じく、持っていると安心です。
ビーチコーミング中、首に巻けば首後ろの日焼け防止にもなりますよ。
おすすめの持ち物⑩:ルーペ
細かい模様や小さいものを見たい時に必要なアイテムです。
肉眼では見えない海の世界が楽しめます。
ビーチコーミングで気を付けることは?
夏は熱中症対策!
春や夏の「ビーチコーミング」で怖いのは、なんといっても「熱中症」です。
直射日光が強く当たる真夏の砂浜は、表面温度が70℃に達することもあります。
そんな猛烈な日差しを遮れるものは、なかなかビーチにありません。
海水浴シーズンでない限り、監視員が常駐していることもありませんので、自分の身は自分で守るしかないのです。
頭部が日光で加熱されないよう、ビーチコーミングに帽子の着用は欠かせません。
つばが広くて緩めに被ることができ、全方向を陰にできる形状の「麦わら帽子」は「ビーチコーミング」に最適です。
危険なものは触らない!
特にお子様連れのビーチコーミングで気を付けたいのが危険物です。
美しい漂着物だけでなく、時にはクラゲやウミヘビが漂着していることもあります。
「電気クラゲ」の異名を持つ「カツオノエボシ」は、主に本州太平洋沿岸で見られることが多いクダクラゲの一種です。
アナフィラキシーショックによる死亡の可能性もありますので、十分な注意が必要です。
悪天候時は諦める!
天気が悪い日は人が少ないから、また漂着物がいっぱいありそうな気がするから、といった気持ちで悪天候時に「ビーチコーミング」することもおすすめできません。
突然の高波や、天候の変化に伴う危険があります。
また風の強い日は砂が目に入り、集中して漂着物を探すこともままなりません。
近くに建物のない海岸では、雷が鳴っているときもビーチコーミングは控えた方がいいでしょう。
骨も?ビーチコーミングで見つけたらラッキー!お宝やレアなものは?
動植物
「ウニの殻」を見たことがある人はいるでしょうか。
薄くて繊細なため、そのままの状態で落ちていることはなかなかないようです。
が、比較的どこの浜辺でも簡単にゲットできるようですので、根気強くお宝さがしをしてみてもいいかもしれません。
ウニにはこんな殻があったんだ!と感動すること間違いなしです。
花びら模様が特徴、ウニの仲間である「タコノマクラ」を発見することもあります。
本州の中部から九州南部で見つかるようです。
まるで人工物のような模様の「タコノマクラ」。
こちらも欠けていない形で見つかるのはレアかもしれません。
ビーチコーミングで見つかる「流木」は、形や大きさも様々。
見ているだけで面白く、クラフトやアート作品などに使う人も多いですね。
時には魚や動物の骨や歯なども漂着します。
「イルカの耳骨」や「サメの歯」などが人気です。
人工物
ビーチコーミングで採取できる人工物に多いのは「シーグラス」と呼ばれるもの。
青や緑、茶色や白など色とりどりのガラスの破片です。
長い期間、海にさらされることで研磨された「シーグラス(ビーチグラス)」は、より丸みを帯びたもの、かつ透き通らなくなったものほどレア度が上がります。
また同じシーグラスの中でも青や青などの色がついたものはお宝です。
ビー玉やおはじきが磨かれた「シー玉(シーおはじき)」なども高レアアイテムです。
コロンとした丸みを帯びた「シー玉」は、そのまま小皿の上に置くだけで素敵なインテリアになりそうですね。
ビーチコーミングで見つけたものは記録しよう!
「ビーチコーミング」での出会いはまさに「一期一会」です。
今日と同じものが明日見つかる、ということはありません。
そこで大切なのが、見つけたものを記録することです。
観察日記と仰々しい形でなくメモ程度に「ビーチコーミング用フィールドノート」を作るといいですね。
日時や天候、散策した場所や写真を張り付けておくと立派な記録になります。
スマホで撮った写真をアプリで日記管理すると簡単です。
TwitterやFacebookなどのSNSに共有してみるのもいいですね。
簡単に後で見直すこともできますし、全国の「ビーチコーミング」情報がゲットできるかもしれません。
ビーチコーミングで見つけたものは整理整頓が大事!保存方法は?
せっかく「ビーチコーミング」で見つけたお宝。
ぞんざいな扱いで壊してしまったり紛失してしまっては台無しです。
長い時間をかけて漂着してきたものたちですので、採取後はまず洗浄する必要があります。
種類によって方法は異なりますが、基本的にはまずよく水洗いをします。
歯ブラシなどを使って、根気よく真水で洗い流すのがおすすめです。
その後は2、3日じっくりと乾燥させましょう。
ビーチコーミングで採取した漂着物の状態によっては、さらに一週間程度干すこともあります。
また貝などの臭いを取るために「キッチン用漂白剤」を使用することも。
漂白剤を使用することで、貝の色が変色することはありません。
また漂白剤の臭いが苦手な人は、酢やアルコール、重曹などに漬けるとよいでしょう。
千葉や神奈川も?全国でできるビーチコーミングにおすすめのビーチ10選!
それでは、具体的に「ビーチコーミング」におすすめのスポットを見ていきましょう。
「ビーチコーミング」おすすめのスポットには、以下があります。
- トケイ浜(沖縄県)
- 立石海岸(神奈川県)
- 由比ガ浜海岸(神奈川県)
- 白浜根本海岸(千葉県)
- 増穂浦海岸(石川県)
- 菖蒲沢海岸(静岡県)
- ふなばし三番瀬海浜公園(千葉県)
- 臨海浦海水浴場(和歌山県)
- 志賀島(福岡県)
- 21世紀の森ビーチ(沖縄県)
続いて、それぞれのスポットについて詳しく見ていきましょう。
トケイ浜(沖縄県)
那覇空港から高速を利用して約100分、今帰仁村方面から古宇利大橋を渡った先にあるビーチです。
「ハートロック」が見られるティーヌ浜の東にあります。
シュノーケリングスポットとして人気の「トケイ浜」周辺は複雑な海流となっているため、様々な貝殻やサンゴのかけらが打ち上げられます。
「トケイ浜」のビーチコーミングレアアイテムは、通称「ピース貝」と呼ばれる「キイロイガレイシ」です。
うっすら黄色のこの貝は、地元の人でもなかなか見つけられないレアものです。
貝の形がピースした手の形に似ていることから、この名が付けられたといわれています。
「この貝を拾うと幸せになれる」と言われているピース貝。
トケイ浜を訪れた際はぜひ探してみてくださいね。
トケイ浜
住所:沖縄県国頭郡今帰仁村古宇利2805
電話番号:なし
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
駐車場:空き地あり
立石海岸(神奈川県)
夕日の名所として人気の横須賀「立石海岸」は、東京からも近い「ビーチコーミングスポット」として人気です。
京急「新逗子駅」もしくはJR「逗子駅」からバスで約25分ほどの距離にあります。
「立石海岸」には大粒の砂利に近い石が多いのが特徴で、漂着物もやや大きめです。
主に貝殻やシーグラス、陶器のかけらなどを集めることができます。
噂によれば、ここ「立石海岸」をはじめとする三崎半島では、なんと鎌倉時代の陶器が漂着するという話もあります。
真偽のほどは定かではありませんが、鎌倉時代当時に思いを馳せながらビーチコーミングしてみるのも楽しいですよね。
立石海岸
住所:神奈川県横須賀市秋谷3-5
電話番号:046-822-8301(横須賀観光インフォメーション)
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
駐車場:あり(無料)
[7/1-8/31]6:00-20:00
[上記期間以外]24時間
URL:https://www.cocoyoko.net/spot/akiya-beach.html
由比ガ浜海岸(神奈川県)
同じく神奈川県にある、定番のビーチコーミングスポットです。
淡いピンク色が可愛い「桜貝」がとれるスポットとしても有名です。
春から夏にかけては多くの海水浴客で賑わいますが、早朝の時間帯や秋冬といったオフシーズンは「ビーチコーミング」にも最適です。
桜貝は波打ち際に漂着することが多く、光に反射するため見つけやすいのがポイントです。
由比ガ浜海岸
住所:神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-4
電話番号:0467-61-3884(鎌倉市役所市民生活部観光課)
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
駐車場:周辺に有料駐車場あり
URL:http://yuigahama.sos.gr.jp/
白浜根本海岸(千葉県)
房総半島の南端に位置する「白浜根本海岸」も、首都圏に近い定番の「ビーチコーミング」スポットです。
富津館山自動車道「富浦IC」を下車し、約30分ほどで到着します。
以前から地元の方にも人気のスポットで、多くの「ビーチコーマー(ビーチコーミングをする人)」が歩いています。
先輩ビーチコーマーから丁寧にやり方を教わることもできます。
また、「白浜根本海岸」は「タカラガイの聖地」としても人気の海岸です。
お土産店などで見られる、丸いつるんとした肌触りの「タカラガイ」を求めて、県内外から多くのビーチコーマーが足を運びます。
白浜根本海岸
住所:千葉県南房総市白浜町根本
電話番号:0470-28-5307(南房総市観光協会)
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
駐車場:あり
URL:http://maruchiba.jp/sys/data/index/page/id/8620/
増穂浦海岸(石川県)
約4キロにわたって白砂青松が広がる石川県の海岸です。
神奈川の由比ガ浜、和歌山の和歌浦と並んで「日本小貝3名所」のひとつと言われています。
全国でも有名なビーチコーミングスポットのひとつで、特に11月から3月にかけてはたくさんの貝を浜に運ぶ「貝寄せの風」が吹きます。
桜貝をはじめ、ホタテに似た見た目の「ニシキ貝」や二枚貝の「ワスレ貝」など、豊富な種類の貝が採取できます。
ちなみに、平安時代の和歌の名人を称した「三十六歌仙」にちなんで、和歌集から貝を詠んだ名吟(優れた詩歌のこと)を小貝にあてはめた「三十六歌仙貝」というものがあります。
ビーチコーマーの中では「三十六歌仙貝」のコンプリートを目標と掲げる人も多いようです。
増穂浦海岸
住所:石川県羽咋郡志賀町富来領家町
電話番号:0767-32-1111(志賀町商工観光課)
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
駐車場:あり
URL:https://www.hot-ishikawa.jp/spot/6500
菖蒲沢海岸(静岡県)
初春の河津桜と菜の花で有名な静岡県河津町にも人気のビーチコーミングスポットがあります。
「菖蒲沢海岸」はメノウが採取できる人気スポットです。
ダイビングやシュノーケリングスポットとしても人気の海岸で、石英、メノウ、そして水晶などが採取できます。
「メノウと石英の宝庫」と呼ばれるにふさわしい漂着量で、見回す限りいたるところに石英が落ちています。
河津町は冬でも比較的暖かい地域のため、オフシーズンでも安心して訪れることができます。
菖蒲沢海岸
住所:静岡県賀茂郡河津町浜
電話番号:なし
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
ふなばし三番瀬海浜公園(千葉県)
神奈川の由比ガ浜より更に首都圏寄りに、ビーチコーミングスポットがありました。
東京駅から電車で30分、千葉県船橋市の「ふなばし三番瀬海浜公園」です。
「そんな都心近くでビーチコーミングなんて」と侮るなかれ。
他スポットには負けないほどの貝殻や骨、流木や漁具などが打ち寄せられます。
また「ふなばし三番瀬海浜公園」では、三番瀬を知り尽くしたスタッフによる「ビーチコーミングガイドツアー」も行っています。
ビーチコーミングのポイントや漂流物についてのガイドを聞きながら楽しめるイベントです。
ふなばし三番瀬海浜公園
住所:千葉県船橋市潮見町40
電話番号:047-435-0828
営業時間:9:00-17:00(施設により異なる)
定休日:12/29-1/3
入場料や利用料:利用施設、イベントにより異なる
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.sambanze.jp/
臨海浦海水浴場(和歌山県)
真っ白な砂浜が広がり、古くから温泉地としても有名な南紀白浜エリアで人気のビーチコーミングスポットです。
近くには、島の中央にぽっかり穴が空いた「円月島」や「白浜水族館」などがあります。
ここ南紀白浜エリアは黒潮の影響もあって、関東近辺ではなかなか見つけることができない漂着物を発見できます。
アクセサリーやフォトスタンドなどにもよく使われる「タカラガイ」や「イモガイ」なども採取できます。
臨海浦海水浴場
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町臨海
電話番号:0739-43-5555 (白浜町役場)
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
志賀島(福岡県)
博多ふ頭から船で30分、1周約12キロにわたる福岡県の「志賀島」もビーチコーミングの人気スポットです。
陸続きのため、市街地から車でも約40分ほどで到着できます。
キンチャクガイやカズラガイなどが採取できます。
名物は箱形の二枚貝「ビョウブガイ」です。
ここ「志賀島」には大きめのビョウブガイが漂着することもしばしば。
手持ちのビニール袋に入りきらないほど大きいビョウブガイを発見することもできるようです。
志賀島
住所:福岡県福岡市東区
電話番号:なし
営業時間:なし
定休日:なし
入場料や利用料:なし
21世紀の森ビーチ(沖縄県)
北海道日本ハムファイターズが春のキャンプ地として利用していることでも有名な名護市「21世紀の森公園」内にある人工ビーチです。
波の満ち引きによる影響が少なく、穏やかな波が特徴です。
「21世紀の森ビーチ」のビーチコーミングでは、タケノコガイやリスガイ、ツツミガイなど様々な種類の貝が採取できます。
ミツカドボラやシラタマガイなどは、フォトフレームやキャンドルホルダーなどのハンドメイド作品の材料としても十分に使えそうです。
21世紀の森ビーチ
住所:沖縄県名護市大南2-1-25
電話番号:0980-52-3183
窓口受付時間:9:00-21:00(日曜は17:00まで)
定休日:年末年始
入場料や利用料:施設により異なる
URL:http://www.city.nago.okinawa.jp/kurashi/2018071901650/
ビーチコーミングの本もいろいろ!参考にしてみよう!
「初心者は何からはじめればいいのか分からない」「もっと詳しく漂着物について知りたい」などなど。
そんな時には「ビーチコーミング」の本を参考にしてみましょう。
貝や骨の正体、ガラス片や陶器のかけらなど、様々な漂着物を分かりやすく解説した本が出版されています。
写真やイラストも豊富に掲載されていますので、図鑑を見る感覚で楽しめます。
「ビーチコーミング」をはじめた頃に悩むのが、「拾うコツ」や「分類の方法」、おすすめの「ビーチコーミングスポット」ですよね。
インターネットやスマホで調べることももちろん可能ですが、海岸に持って行き、その場ですぐ調べられるのが本の魅力です。
沖縄や静岡、愛知や茨城、北海道などエリアごとに採取できる漂着物や、ビーチコーミングスポットを掲載している本もあります。
オフシーズンこそ「ビーチコーミング」で海を楽しもう!
海といえば夏のイメージですが、海に向かって強い風が吹くことの多い冬は、ビーチコーミングのシーズンです。
本格的な下準備や事前調査も、基本的には必要ありません。
普段はあまり気にしない足元に、ほんの少し注意しながら歩いてみましょう。
いつも訪れる定番の海岸でも、お宝が発見できるかもしれません。