広島観光で外せない宮島ってどんなところ?
世界遺産にも登録されている宮島は、厳島神社とも呼ばれています。厳島と宮島は同じ場所を指しますが、海上にそびえ立つ赤い鳥居は高さ16メートルにもなっており、干潮の際には歩いて渡ることができますので、防水の靴で渡ってみる価値は存分にあります。
宮島には、聖なる山「弥山」という場所があり、弥山原生林はユネスコ世界遺産にも登録されているほどです。弥山の頂上からは絶景が広がっており、観光名所として有名なのも納得できるというものです。
また、宮島には野生の鹿がたくさんいて、子供を連れたファミリーにも人気があります。広島観光の際には、ぜひ鹿を見に宮島に寄ってみたいものです。
広島観光には、絶景以外にも食べ物でも有名な牡蠣やお好み焼きがあります。中でも、広島焼きは関西とは一風違う独特のお好み焼きです。
一度食べたら病みつきになってしまうことでしょう。もちろん、時期によっては牡蠣も広島観光の王道となっているので、ぜひ食べてみてください。
広島宮島観光でおすすめ観光スポット10選
では、広島の観光地をみていきましょう。
広島観光には、以下の観光地があります。
- 大元公園
- 御笠浜
- 西松原
- 宮島伝統産業会館「みやじまん工房」
- もみじまんじゅうの老舗「藤い屋 宮島本店」
- 宮島ロープウェイ
- 宮島水族館「みやじマリン」
- 豊国神社
- 厳島神社
- 弥山
続いて、広島の観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
大元公園
厳島八景の1つとして有名な桜の名所でもあります。自然豊かな公園にもかかわらず、観光シーズンでもあまり混雑しないので、広島観光の中では穴場観光スポットとなっています。
モミの古木の群生と桜の名所として世界的にも有名な広島観光スポットでもありますが、大元公園の海側には有名な厳島の合戦の古戦場があり、歴史のロマンに浸ってみるのも良いかもしれません。
大元公園
住所:広島県廿日市市宮島町大元
電話番号:0829-44-2011(一般社団法人 宮島観光協会)
営業時間:指定なし
定休日:年中無休
入場料:無料
URL:廿日市市
御笠浜
厳島神社の大鳥居まで続いている海岸通りにある「御笠浜」です。宮島の表参道商店街を抜けた所から厳島神社へ至る参道途中の海岸で御影石の大きな鳥居が立ち、総燈明(石灯籠)がズラリと並んでいます。
御笠浜の大鳥居と陸が一番近いところから、運が良ければ綺麗な夕日を見ることができます。海風が気持ちよく、夜にはライトアップされて幻想的な景色を楽しむことができます。
御笠浜
住所:広島県廿日市市宮島町
電話番号:0829-44-2020
営業時間:指定なし
定休日:年中無休
入場料:無料
URL:はつかいち観光協会大野支部
西松原
西松原は、厳島神社の西側と清盛神社の間に位置しています。江戸時代に土砂や砂を築固めしてできた砂州です。
海岸沿いの長い道に続く石灯籠の風景や、対岸の夜景など趣があり、全てのイルミネーションを一望することが出来ます。
西松原
住所:広島県廿日市市宮島町1-1
電話番号:0829-44-2020
営業時間:指定なし
定休日:年中無休
入場料:無料
URL:はつかいち観光協会大野支部
宮島伝統産業会館「みやじまん工房」
宮島彫り、杓子づくり、もみじ饅頭手焼きの3種類の体験ができる施設となっています。もみじ饅頭手焼き体験では、プロのスタッフが丁寧に指導してくれ、もみじ饅頭を焼き、フィルムで包装するところまで自分自身で創ることができます。
買うだけではなく、自分自身で創ったものをお土産にするというところが、みやじまん工房の人気の秘訣となっています。1回40名まで(宮島彫りは9名まで)予約ができ、各体験の所要時間は約1時間です。
みやじまん工房
住所:広島県廿日市市宮島町1165-9
電話番号:0829-44-1758
営業時間:8:30~17:00
定休日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌日)
利用料:宮島彫り体験1,900円、杓子づくり体験400円、もみじ饅頭手焼き体験756円
URL:みやじまん工房
もみじまんじゅうの老舗「藤い屋 宮島本店」
広島と言えば、もみじ饅頭が有名ですが、この「藤い屋」は、なんと創業が大正14年で、90周年を超える老舗のもみじまんじゅう屋なのです。あっさりとした甘味の餡で有名で、店の中には焼きたてを食べることができる茶店「茶寮千畳庵」があります。
本店は宮島にあり、広島観光で宮島に行った際には、ぜひ立ち寄ってお土産を買って行きたい場所でもあります。なお、オンラインショップも公式サイトで運営されているので、立ち寄り忘れた場合には、オンラインショップを利用するという方法もあります。
もみじまんじゅうの老舗「藤い屋 宮島本店」
住所:広島県廿日市市宮島町1129
電話番号:0829-44-2221
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休
利用料:予算~999円
URL:藤い屋 宮島本店
宮島ロープウェイ
世界遺産にも登録されている弥山の山頂(標高535m)まで行くことができるロープウェイです。一度のロープウェイではなく、乗り換えがあるところが特徴的です。
まず最初は8人乗りのロープウェイに乗り、その後は30人乗りの大型ゴンドラに乗って頂上へ向かいます。瀬戸内海を四方に眺めることができる弥山の山頂からの景色は絶景です。
宮島ロープウェイ
住所:広島県廿日市市宮島町1129
電話番号:0829-44-2221
営業時間:12月~2月9:00~16:30、3月~10月9:00~17:00、11月8:00~17:00
定休日:年中無休※定期点検整備中は運休
利用料:(往復分)大人1,800円、小人900円※団体割引や障害者割引あり
URL:宮島ロープウェイ
宮島水族館「みやじマリン」
「いやし」と「ふれあい」が基本理念の水族館で、2011年8月1日にリニューアルオープンした宮島の水族館です。体験型の水族館で、瀬戸内海の海の生き物たちと触れ合うことができます。
みやじマリンでは、瀬戸内海の生き物を中心に、350種類1万3,000点の水生動物が展示されており、子供連れのファミリーには人気のある水族館です。
宮島水族館「みやじマリン」
住所:広島県廿日市市宮島町10-3
電話番号:0829-44-2010
営業時間:9:00~17:00
定休日:年中無休※定期点検整備中は休園
入場料:大人1,400円、小中学生700円、幼児400円
URL:宮島水族館「みやじマリン」
豊国神社
豊国神社は、豊臣秀吉が1587年に戦死した者を弔うために建てた経堂です。畳を敷けば、857畳にものぼると言われるそのスケールの大きさから、通称千畳閣と呼ばれています。
1587年建立とされていますが、豊臣秀吉が死去したことで建設は止まってしてしまい、現在まで残っている建物は未完成のままのものなのです。完成していれば、さぞや豪華な桃山文化を取り入れた大経堂になっていたと思われます。
千畳閣の隣には、高さ27mもの朱色の五重の塔がそびえ立っています。
和様と唐様を調和させた建築様式である五重の塔は、千畳閣と同じく国の重要文化財に指定されています。
豊国神社
住所:広島県廿日市市宮島町1−1
電話番号:0829-44-2020
営業時間:9:00~16:00
定休日:年中無休
入場料:無料
URL:一般社団法人宮島観光協会
厳島神社
広島観光で宮島に行けば定番と言っても過言ではないほどの観光名所となっている厳島神社。原始宗教のなごりで、島全体が神の島として崇められていたので、陸地では畏れ多いと潮の満ち引きするところに社が建てられました。
床は二枚重になっていて、本来の床板は下にあるほうで、上に敷いてあるのは養生板といい、参拝者が土足で歩いても良いようになっています。これは近年になって施工されたもので、昔は履物を脱いで昇殿していました。
厳島神社の口コミ
厳島神社
住所:広島県廿日市市宮島町1−1
電話番号:0829-44-2020
営業時間:1月1日0:00~18:30、1月2日~1月3日6:30~18:30、1月4日~2月末6:30~17:30、3月1日~10月14日6:30~18:00、10月15日~11月30日6:30~17:30、12月6:30~17:00
定休日:年中無休
入場料:無料
URL:一般社団法人宮島観光協会
弥山
厳島神社とならんで、手つかずの自然が現存する弥山原生林はユネスコ世界遺産にも登録されています。弥山の頂上からの眺めは圧巻で、観光名所となっているのも納得がいく絶景です。
日本三景のひとつ「安芸の宮島」でもあり、江戸時代から日本屈指の観光地として栄えてきました。現在でも年間300万人近い観光客を集める、いわば日本国内旅行の「定番スポット」です。
弥山
住所:広島県廿日市市宮島町
電話番号:0829-44-2020
営業時間:指定なし
定休日:年中無休
入場料:無料
URL:一般社団法人宮島観光協会
広島宮島観光で食べ歩きやお土産選びには、表参道商店街がおすすめ
宮島の「表参道商店街」は、清盛通りとも呼ばれています。お土産屋さんやお食事処がずらりと並んでおり、いつも大勢の人で賑わっていて宮島観光のなかでも、一番楽しい場所とも言えます。
通りの頭上には開閉式の屋根シートがついているので、雨の日でも安心してお店を見てまわることができます。焼き牡蠣を店頭で焼いているお店もあれば、もみじ饅頭の試食を出しているお店などもあり、大賑わいで楽しい通りとなっています。
この表参道商店街に立ち寄るのは、予定している観光地を巡った最後にした方が良いでしょう。通りの場所も、厳島神社や豊国神社などからの帰り道となるので、お土産を買うにもちょうど良い場所柄と言えます。
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では、宮島のお店をみていきましょう。
宮島のお店には、以下のお店があります。
- 焼きガキのはやし
- PADRE MADRE
- みせん
- ぺったらぽったら本舗
- 紅葉堂
続いて、宮島のお店を、それぞれ詳しくみていきます。
焼きガキのはやし
牡蠣のお店は多数ありますが、なかでも殻付きのカキを網焼きにしている焼きガキのはやしが代表的です。牡蠣は一斗缶で生産者から送られてきており、店に並べられています。
牡蠣は、水産庁長官賞、天皇杯(水産部門)など、数々の受賞歴がある、上質な「地御前かき」その中でも特に貴重な3年物を常に仕入れ、ご提供されております。
焼きガキのはやし
住所:広島県廿日市市宮島町505-1
電話番号:0829-44-0335
営業時間:10:30〜17:00
定休日:水曜日
URL:焼きガキのはやし
PADRE MADRE
もみまんとは何かご存知でしょうか。地元広島県の方ならピンとくるでしょうが、他県の方にとっては意味のわからない言葉になってしまうと思います。
もみまんとはもみじ饅頭のことで、PADRE MADREでは、もみまんソフトというソフトクリームが販売されています。スプーンの代わりに宮島のお土産でも有名な杓子を模った杓子せんべいが使用されています。
店頭には、「宮島名物もみまんソフト商標登録」と書かれています。PADRE MADREが元祖オリジナルのもみまんソフトが食べれるお店なのです。
PADRE MADRE
住所:広島県廿日市市宮島口1丁目11-7 もみじ本陣内
電話番号:0829-56-3089
営業時間:8:30~17:30
定休日:なし
URL:PADRE MADRE
みせん
表参道中央の正木屋に併設された「みせん」では、「はも」のすり身をもみじ饅頭型にして揚げたもみじ天です。明太子味やあなご味がありますが、特に人気なのは、たこ、チーズ、海老の味となっています。
また、熱々のコルネパンにソフトクリームを入れた新感覚のスイート、アイスコルネットを食べることができます。
みせん
住所:広島県廿日市市宮島町593 正木屋 1階
電話番号:0829-40-2370
営業時間:9:00~18:30
定休日:不定休
URL:なし
ぺったらぽったら本舗
広島産のもち米とうるち米をほどよくブレンドしたお餅のような食感の上に、牡蠣を乗せている、または穴子が中に入っている甘い味のするお菓子です。専用のタレは、牡蠣用と穴子用それぞれ分かれており、焼きたてが販売されています。
いずれも無添加・手づくりにこだわって、素材そのものの美味しさをとじ込められています。そのユニークな食感と心に残る味、潮の香りのハーモニーを楽しむことができます。
ぺったらぽったら本舗
住所:広島県廿日市市宮島町北之町浜1183-2
電話番号:0829-44-2075
営業時間:10:00~17:30
定休日:不定休
URL:ぺったらぽったら本舗
紅葉堂
広島観光のお土産でも有名なもみじ饅頭に衣をつけて揚げた天ぷら揚げもみじが有名です。揚げたてのサクサクした食感は、一度食べたら病みつきになってしまうこと間違いなしです。
揚げたての揚げもみじは、店内のイートインコーナーで食べることができるので、できたてホカホカの揚げもみじを食べることができます。今では宮島での食べ歩きの名物となっています。
紅葉堂
住所:広島県廿日市市宮島町448-1
電話番号:0829-44-2241
営業時間:9:00〜17:30頃(※季節により変わります)
定休日:不定休
URL:紅葉堂
広島宮島観光におすすめシーズンはいつ?
広島観光で宮島に訪れる場合、おすすめのシーズンはやはり秋ではないでしょうか。安芸(秋)の宮島とも言われるほど、10月や11月のもみじの紅葉は圧巻です。
紅葉を楽しむために秋に宮島を訪れる観光客はとても多くなっています。特に、大河ドラマ「平清盛」効果もあり、年間400万人を超えるほどとなっています。
しかし、広島観光で宮島を訪れるのは、秋だけが魅力とは限りません。春の桜は宮島でも有名となっています。
厳島神社を中心に、大元公園など宮島では約1,900本もの桜が一斉に開花する春も、見所満載です。3月下旬から4月上旬にかけて、お花見に訪れる観光客も多くなっています。
広島市内から宮島へのアクセス方法と時間は?
では、宮島へのアクセス方法をみていきましょう。
宮島には、以下のアクセス方法があります。
- JR線ルート
- 広電ルート
続いて、それぞれのアクセス方法について詳しくみていきます。
JR線ルート
時間短縮を優先した宮島へのルートです。JR山陽本線からJR宮島口駅へと移動し、そこから徒歩5〜6分の距離にある宮島口フェリー乗り場に行って、宮島フェリーに乗るというルートです。
もっともオーソドックスなルートで、広島県の方が広島観光で宮島に行く際には、このルートを使う方がほとんどです。広島から宮島までは590円となっているので、広島駅で切符を買ってください。
広島駅から宮島口駅までは約30分ほどかかります。改札を出ると正面にフェリー乗り場が見え、徒歩で5〜6分で到着できます。
JR宮島フェリーでは「みやじま丸」「ななうら丸」「みせん丸」が運航しています。宮島までの所要時間は、約10分となっています。
JR線+フェリーの所要時間、料金
所要時間:約70分
料金:590円
広電ルート
料金を最優先した宮島へのルートです。JR線とは違い、広島市内を走る路面電車で、広島観光を楽しみながら移動できます。
西広島までは、路面電車が平行して走っているので、広島電鉄が有する20種類以上の路面電車と出会うことができます。鉄道ファンにとっては、見逃せないルートとなります。
広電宮島口の改札を抜けると、すぐに宮島松大汽船の宮島行きフェリー乗り場が見えます。宮島松大汽船も、隣を航行するJR宮島フェリーと同じく約10分の船旅となります。
広電+フェリーの所要時間、料金
所要時間:約90分
料金:460円
広島観光には欠かせない宮島観光
広島観光に行ったら欠かせないのは宮島観光です。宮島には、広島観光定番の厳島神社やユネスコ世界遺産にも登録されている弥山があります。
広島市内からも約1時間少々で行くことができる宮島には、たくさんのお土産屋さんがあります。食べ歩きもできるので、とても人気を集めています。
秋や春のシーズン中は、大賑わいの宮島となっていますので、ゆっくり観光したいならシーズンを外して出かけるのも良いかもしれません。子供連れのファミリーでも安心して行ける宮島は、広島観光のメインと言っても過言ではないでしょう。
過去5回ほど訪れたことがあり、最後に行ったのは2012年です。
歴史が好きなので、厳島合戦の舞台である厳島神社に歴史を感じにいきました。
島の至る所ににたくさんの野生のシカがいるのが見どころです。
柵の中にいるのではなく、人と同じように自然といるので、日常とはかけ離れた雰囲気で過ごせます。
牡蠣だったりあげもみじなどとても美味しい食べ物があるのも魅力的です。
本殿はとても風情があり感動しました。
大きな鳥居があるのですが、水が引いてるときは鳥居をくぐることができます。
何度も行きたいと思える場所です。
岡山県からは2時間程度高速道路で走ったのち、10分ほどフェリーで移動し到着します。
歴史が好きな人、神聖な雰囲気を感じたい方にはオススメです。