【機内食の前に】タイ航空とは?
航空業界を専門に調査している「スカイトラックス」が選ぶ最高の航空会社の2017年「World’s Best Economy Class」と「Best Economy Class Onboard Catering」の2部門で1位を獲得したタイ航空。
日本では「タイ航空」と呼ばれていますが、正式名称は「タイ国際航空」。充実した機内サービスやホスピタリティーで快適なフライト時間が楽しめます。
タイ航空は機内食にも定評があります。タイ料理を食べることができるので、タイに着く前からタイの気分を味わえると大人気。
機内食のメニューは機内モニターで事前に確認することが出来ますよ。
タイ航空の機内食はエコノミークラスで1番美味しい?
美味しいと評判のタイ航空の機内食。「World’s Best Economy Class」と「Best Economy Class Onboard Catering」の2部門で1位を獲得しただけのことはあり、タイ航空の機内食はおすすめです。
機内食が美味しくないと言われる航空会社が多い中で、美味しい機内食が食べれるのは嬉しいですね。エコノミークラスの食事は、どれを選んでも比較的ハズレはありません。
その中でもタイカレーが人気。本格的なタイらしい味付けですが、日本人の口にも合う美味しいカレーです。
辛いものが苦手な方には少し辛く感じるかもしれませんが、一度試してみてください。これが本当に機内食?と驚くほどの美味しさですよ♪
タイ航空エコノミークラスの機内食の内容は?
エコノミークラスの機内食の内容【日本からタイ】
タイカレー、もしくはチキンやかつ丼などのメニューから選ぶことができます。カレーにはいくつかの種類があります。
チキンカレーやポークカレー、マッサマンカレーなど、その日のお楽しみ!どのカレーであってもタイ風でスパイスが効いている少し辛いカレーですが、日本人の口にも合う味付けとなっています。
タイ米と合わさったカレーはタイに着く前から、タイ気分を味わわせてくれます。メインの他にも付け合わせやパン、デザート、フルーツジュースなどが付いており、ボリュームたっぷりの機内食となっています。
エコノミークラスの機内食の内容【タイから日本】
タイから日本への便の場合は、到着の2時間ほど前にメインメニューが配られます。メニューはチキン料理やポーク料理、、オムレツなどの卵料理、シーフード料理など様々。
チキン料理の場合は、チキンとマッシュルームのクレープ包みなどがあります。ポーク料理の場合は、豚肉の甘酢炒めなど。
どれも日本人の口に合う味付けとなっています。色んな種類があるので、頻繁に乗る方は色々食べられるのが嬉しいですね。
ご飯やパン、フルーツ、デザートなどが添えられていますよ。
深夜便では朝食が出される?
日本を夜に出発してタイに早朝着く深夜便、またはその逆でタイを夜に出発し日本に早朝着く深夜便は、時間を有効的に使えるので人気の便となっています。深夜便を利用する際は、離陸の2時間前に朝食が提供されます。
朝食は、オムレツやポテロ、ハムなどの一般的な洋食の朝食メニューになります。ヨーグルトやフルーツ、クロワッサンなどが添えられていますよ。
タイ料理ではないので、機内でもタイ料理を楽しみたい方は深夜便を避けた方が良いかもしれません。着陸の2時間前に配られるという点にも注意が必要です。
軽食は出されますが、ご飯は朝まで食べれないということです。そのため、深夜便の場合は事前に食事を済ませて搭乗するのがおすすめ。
仕事終わりお腹が空いたままの状態で搭乗すると、空腹を我慢することになってしまうので、それは避けたいですね。
タイビールも楽しめるエコノミークラスのアルコール類の内容
タイ航空ではエコノミークラスでもアルコールの種類が充実しています。赤ワインや白ワイン、ウィスキー、ビールなどが用意されており、どれも無料!
タイビールのシンハービールやチャンビールもあるので、タイ気分を味わうことができます。タイビールが苦手という方にはハイネケンや日本のアサヒスーパードライもありますよ。
ドリンクサービスの時に一緒にもらえるおつまみが、味ごのみやおっとっとなど日本のスナック菓子なんです。日本人には嬉しいサービスですね。
ソフトドリンクも種類豊富に準備
オレンジジュースやコーラ、アイスコーヒー、アイスティーなど豊富な種類のソフトドリンクが用意されています。アルコールが苦手な方やお子様には嬉しいサービスとなっています。
ホットドリンクのサービスもあるので、食後にホッと一息つくこともできますね。もちろんソフトドリンクも無料で、おかわりは自由ですよ!
タイ航空のファーストクラスやビジネスクラスの機内食は、まるでタイの高級レストラン!
ファーストクラスの機内食
20種類以上のメニューからメインディッシュを選べるファーストクラス(ロイヤルファーストクラス)。タイ料理や和食、西洋料理など、各国の料理から選べるのも嬉しいポイント。
各国のフルコース料理を堪能することができます。前菜としてキャビアが出されたり、使ってる食材も高級品。
豊富なメニューから選ぶためには出発の48時間前までの予約が必要となります。予約しない場合は通常メニューとなります。
深夜便、機内食が朝食の場合の通常メニューはオムレツやパンケーキ、ハム、ソーセージ、チーズ盛り合わせなど洋風なメニューとなっています。
また、ファーストクラスではウェルカムドリンクとしてシャンパンが提供されます。もちろん、ドン・ペリニヨン。
そして座席には予めホワイトチョコレートが用意されています。美味しいシャンパンをいただきながらのチョコレートはまさに贅沢。
お酒が苦手な方はアルコール以外を選ぶことができますよ。
ビジネスクラスの機内食
ビジネスクラス(ロイヤルシルククラス)の機内食はタイ料理、和食、西洋料理の3種類から選ぶことができます。西洋料理ではさらにメインを肉か魚か選ぶことができるようになっています。
食前酒のシャンパン、前菜、メイン、デザートと続くコース料理ですが、味はエコノミークラスとあまり変わらないという声も。タイ航空の機内食はエコノミークラスでも十分に美味しいので、そういった声が上がるのかもしれません。
味は変わらなくても、食器や料理の内容は全く違うので、高級感を感じることはできますよ。運が良ければヴーヴクリコのシャンパンが提供されることもあります。
日によってはモエ以下のシャンパンなことも。どのシャンパンが出てくるかはお楽しみですね。
ファーストクラスとの差は歴然なので、あまり期待しない方が良いかもしれません。
アルコールも種類豊富
ファーストクラス、ビジネスクラスの場合、アルコールの種類が豊富で、たくさんのメニューから選ぶことができます。シャンパン、赤ワイン、白ワインは各2〜3種類用意されています。
他にもウイスキーやジン、ラム、ウォッカをはじめ、カルーアやカンパリなどのリキュールも用意されています。飛行機の中でもたくさんのお酒を楽しむことができるはファーストクラス、ビジネスクラスの醍醐味ですね。
コーヒーやソフトドリンク類の種類
コーヒーや紅茶などソフトドリンクも20種類以上が用意されています。炭酸系だけでもコーラやコーラゼロ、ジンジャーエール、スプライト、トニックウォーターなど数種類。
他にはオレンジジュースやアップルジュース、トマトジュースなどのフレッシュなジュースもあります。そしてコーヒーはブレンドコーヒーだけでなく、エスプレッソやカプチーノから選ぶことができます。
紅茶はイングリッシュブレックファーストやアールグレイ、レモンティをはじめ、カモミールなどのハーブティもあります。また、日本人には嬉しいウーロン茶や緑茶も用意されていますよ!
タイ航空幼児用の機内食はある?
幼児用機内食の内容
タイ航空では子供向けの機内食を予約しておくことができます。生後6か月~10か月位までを対象とした離乳食「ベビーミール」と2歳以上12歳未満までのお子様向けのお食事「チャイルドミール」があります。
どちらもお子様が安心して食べられる内容となっています。「チャイルドミール」を予約しておくと、カレーの場合は甘口でお子様が食べやすい味付け。
デザートは嬉しいアイスクリームやプリンになっています。朝食にはクロワッサンにポテト、ゆで卵、マフィン、フルーツなどが出される場合も。
軽食では、大人がカレーパイ、子供はサンドウィッチやアイスクリームが提供されるなど配慮がされています。それだけでなく、乗務員の方からお菓子ボックスが配られるサービスも。
可愛い缶のボックスの中にはお菓子がたくさん。お子様連れでも安心の内容となっています!
事前オーダー方法
「ベビーミール」や「チャイルドミール」は公式サイトの「予約内容確認」から予約することができます。また、申し込みをした旅行会社やタイ航空の日本地区コールセンターへの電話でも受け付けてくれます。
利用する場合は搭乗48時間前(バンコク発は24時間前)までなので注意してくださいね。
タイ航空に特別機内食はある?
ベジタリアンミール
タイ航空では「ベジタリアンミール」を選択することもできます。「ベジタリアンミール」は全部で5種類!
「ベジタリアンヒンズーミール」はスパイスが効いたベジタリアンメニュー。乳製品は使われていますが、肉類・魚介類・卵を使用せずに作られています。
「ベジタリアンミール(生野菜のみ)」はフルーツや生の野菜を中心としたもの。「ベジタリアンミール(卵・乳製品なし)」は肉や魚介類だけでなく、卵、乳製品も使用していないので、厳格な菜食主義者向けのメニューです。
「ベジタリアンミール(卵・乳製品使用)」は卵、乳製品、フルーツ、穀物、ナッツ類が含まれたベジタリアンミール。「ベジタリアンオリエンタルミール」は
中華風にアレンジされています。
たくさんの種類がある中でも「ベジタリアンヒンズーミール」がボリュームたっぷりで美味しいと定評があります。一般の機内食同様、パンやサラダ、フルーツなどが添えられていますが、人気の秘密はメイン料理!
豆やほうれん草が使われており、低カロリーなのに満腹感が得られる内容となっています。肉が使われていない豆とほうれん草のカレーが提供されることもありますよ。
タイ航空の「ベジタリアンミール」は一般の機内食よりも美味しいと言う人がいるぐらい人気の機内食。旅先で疲れた胃を癒すのにもぴったりなのでおすすめですよ。
アレルギーなどの特別機内食
タイ航空の特別機内食にはアレルギー対応の機内食など、まだまだ種類があります。
- 消化のよいお食事‥胃の負担が少ないメニュー
- 糖尿病食‥糖尿病に対応したメニュー
- フルーツプレート‥新鮮なフルーツまたはドライフルーツのみ
- グルテン除去食‥グルテンを制限したメニュー
- ヒンズー教徒食‥ヒンズー教の規定食の戒律を守ったメニュー。 牛肉・豚肉は使用せず、羊や魚など他の肉類と乳製品を使っています。
- ユダヤ教徒食‥ユダヤ教の戒律・慣習に沿ったメニュー
- 低カロリー食‥1食当たり400キロカロリーを目安に調整されたメニュー
- 低脂肪・低コレステロール食‥コレステロールを制限したメニュー
- 低塩分食‥塩分を制限したメニュー
- イスラム教徒食/モスリムミール‥イスラム教徒の規定食の戒律を守ったメニュー。豚肉・ベーコン・ハム・アルコールを一切使用せず、ハラールの規則に沿った調理がされています。※パキスタン線で常時搭載しているため、予約の必要なし。
- 低乳糖食‥乳製品を含まないメニュー
- シーフードミール‥魚・シーフードのメニュー
- ジェイナ教徒食‥ジェイナ教徒食/厳格なインド菜食主義向け
子供向けやベジタリアンミールを含めると全20種類もある特別機内食。療養中で制限がある方や宗教、アレルギーなどにも対応しているので、安心して食事を取ることができますね。
事前オーダー方法
子供向けの機内食同様、特別機内食の申し込みは公式サイトの「予約内容確認」から予約することができます。申し込みをした旅行会社やタイ航空の日本地区コールセンターへの電話でも受け付けてくれる点も同じ。
メニューを選択する際、理由の説明は不要なので安心して予約することができますね。利用する場合は搭乗48時間前(バンコク発は24時間前)までに予約するようにしましょう。
機内食の後は、タイ航空機内で最新の映画を楽しもう
種類豊富なエンターテーメント
フルサービスのタイ航空はエコノミークラスでも一人ひとりにモニターが付いています。映画や音楽、ゲームなど種類豊富なエンターテイメントが楽しめるので、長いフライトもあっという間!
最新の映画も揃っていますよ。また、USBポートが付いており、携帯の充電ができる点も嬉しいですね♪
機内ではアメニティ用意も
搭乗すると、毛布が一人一枚、すでに席に配られています。乗務員の方に言いにかったり、毛布が足りなくて借りれないこともある中で、すでに用意されているのは嬉しいポイント。
冷える機内で、ゆっくりと寛ぐことができますね。
タイ航空の機内食を紹介!クラス別の差は?事前オーダーも便利!
以上、タイ航空の機内食についてご紹介しました。美味しいと評判のタイ航空の機内食。一般のメニュー以外でも20種類以上の特別機内食があるので、一度試してみるのも良いかもしれません。
旅行の道中もタイの気分が味わえるフルサービスのタイ航空。普段は安いLCCしか利用しないという方も、たまには少し贅沢して美味しい機内食を堪能するのも良いですね。
LCCの旅とはまた違った旅を満喫することができますよ!