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2019/01/27

盛岡でわんこそばが人気のおすすめのお店10選【食べ方/料金/コツ】

岩手県盛岡市といえば、有名なのはやはり「わんこそば」ではないでしょうか。一口にわんこそばと言っても、お店次第によっては工夫されていて、同じわんこそばとは思えないこともあります。そんなわんこそばのお店が多数ある中で、おすすめのお店をご紹介していきます。

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日本三大そばのひとつ、わんこそばとは?起源は?

自然

わんこそばの由来は定かではありませんが、花巻説盛岡説とあるようなのです。そんなわんこそばについて、詳しくみてみましょう。

わんこそばの定義は?

椀に盛った少量のそばを客が食べる端から給仕人がつぎ足し、満腹になるまでもてなすものです。楽しそうに見えるわんこそばですが、実は恐ろしいルールであって、一見バツゲームのようにも感じるものなのです。

わんこそばを食している間、給仕人が見ている間に、わんこそばの蓋を閉じなければなりません。一瞬でつぎ足されるため、その瞬間を狙って蓋を閉じるというのは困難なものとも言えます。

わんこそばの起源は?

わんこそばの起源は説が2つあるようです。花巻説では、370年程前に利直公が江戸に参られる際、花巻に宿をとり、そのとき郷土名産のそばを平椀に盛って差し上げたところ大変喜ばれ、何度もお代わりを申されたという説。

盛岡説は、原敬が盛岡に帰省した歳、大のそば好きであったことから、「そばは椀コに限る。」と言ったことから広まったのではないかという説があるのです。

もともと盛岡や花巻などの地域ではお客人をもてなすのに、そばを振舞う風習があったのです。一度で大勢の客にゆでたてを振舞うには、少量ずつお椀に盛って出す方法が合理的です。そのときの作法が、現在のわんこそばのルーツではないかといわれています。

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本場盛岡でわんこそば!平均はどれくらい?食べ方やコツは?

曾場の食べ方

男性の場合、平均杯数は70杯から90杯程度となるようです。だいたいわんこそば15杯でかけそば1杯分と言われています。

約5杯から6杯のかけそばを食べようとすると相当なものです。しかし、わんこそばの場合は、口に入れたら飲み込むということの繰り返しなので、これだけ食べられるというものなのです。

では、女性の場合はどうでしょうか。痩せの大食いと言われる女性もいますが、平均して30杯から50杯程度のようです。

わんこそばを多く食べるコツは、2つあります。1つ目は麺つゆを多く飲みすぎないことです。

味わうために麺つゆをたくさん飲んでしまうと、すぐにお腹がいっぱいになってしまうのです。2つ目は、薬味を上手に使うことです。

1つの味ばかりだと飽きてしまうので、薬味を上手に活用してわんこそばに挑みましょう。何度もわんこそばに挑戦している人は、薬味を持参している人もいるほどです。

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盛岡のわんこそばの注文システムや料金は?

料金

盛岡では、少しだけわんこそばを経験してみたいという人向けに、平均して2,000円前後で提供しているお店が多くあります。基本的な薬味がセットされているプランです。

豪華な小皿料理が使われたわんこそばセットの食べ放題コースだと3000円から4000円というところが多いようです。あとは、わんこそばを少しだけ体験してみたいといった人向けに、10杯のセットであれば、1,000円程度で注文することが可能です。

わんこそばは、注文してから給仕人が「ハイ、どっこい。じゃんじゃん」という掛け声とともにお椀にお蕎麦を放り投げ、薬味と一緒に満足するまで何杯でもお代わりをして楽しめる郷土料理です。

お椀に蓋をしたことが「ごちそうさま」の合図となるので覚えていてください。

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盛岡でおすすめのわんこそばのお店7選!盛岡駅近くのお店も!

メニューを選ぶ人

盛岡と言えば、わんこそばを食べるべき!様々なお店があるので、好みのお店を見つけたら、一度はわんこそばを食べてみてください。

では、盛岡のわんこそばのお店をみていきましょう。

盛岡のわんこそばのお店には、以下のお店があります。

  1. 初駒
  2. 九十九草
  3. やぶ屋フェザン店
  4. 直利庵
  5. 東家 駅前店
  6. 東家本店
  7. 南部藩長屋酒場

続いて、盛岡のわんこそばのお店を、それぞれ詳しくみていきます。

初駒

昭和35年創業の老舗で、岩手県内に数あるチェーン店でもあります。「わんこそば食べ放題」に要予約となる桜・松・梅のコースがあります。

3種類の違いは、3種類の薬味以外に、一品ずつおかずが増えることと、桜には必ずわんこそば手形が付いてくることです。しかし、松・梅であっても100杯以上食べられれば手形はもらえます。

初駒
住所:岩手県盛岡市八幡町10-21
電話番号:019-651-7184
営業時間:昼11:00~15:00/夜17:00~20:00
定休日:水曜日、日曜日の夜の部
URL:初駒

九十九草

おしゃれで伝統的な趣なわりに、おそば屋さんには見えない九十九草は、盛岡市の中でも老舗が経営するダイニングバーです。和洋折衷で、おそば屋さんの系列店らしく日本各地の名酒を揃えているのが特徴です。

見た目は大根サラダ的なものですが、1杯のわんこそばと同じ分量のお蕎麦が入っているのです。お蕎麦を使った創作料理はディナーで、最後におそばが出てくるのがコースメニューです。

九十九草
住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目8−4
電話番号: 050-5594-6406
営業時間:11時30分~13時30分, 17時30分~22時30分
定休日:日曜日、祝日
URL:九十九草

やぶ屋フェザン店

わんこそばがはじめての方は、お試しと食べ放題があるやぶ屋フェザン店がおすすめです。お店の人から自分のペースで食べられることもできると案内があります。

おそばはコシがしっかりしていて、かつおだしの出汁もおいしいのでゆっくり堪能しないともったいないほどです。おそばの他に薬味が4種類、なめこの大根おろしといかの塩辛、とろろがついてテーブルに並べると盛りだくさんな感じです。

やぶ屋フェザン店
住所:岩手県盛岡市盛岡駅前通1−44 盛岡駅ビル
岩手県盛岡市盛岡駅前通1−44 盛岡駅ビル
電話番号:019-654-7689
営業時間:10:00~22:00
定休日:不定休(盛岡フェザンに準ずる)
URL:やぶ屋フェザン店

直利庵

明治17年創業の老舗で、1階は普通のお蕎麦屋さん、右側の別入り口から入って2階でわんこそばが食べられます。コースは特・上・普通の3コースで、違いはお料理の品数です。

仲居さんたちが次々とそばを入れてくれるのですが、こちらはお椀を積み上げるのではなく、マッチ棒で自分でカウントする方式。数え間違いに注意が必要です。

直利庵
住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1-12-13
電話番号:019-624-0441
営業時間:11:00~20:00
定休日:水曜(祝日の場合営業)
URL:直利庵

東家 駅前店

創業明治40年という全国的に有名なわんこそばのお店です。どこにでもあるような駅前の繁華街のテナントビルに入っているのですが、お店の外観はいきなりレトロな世界があり、昭和初期の商家を改築したという店構えは、昔ながらの木造建屋の風情で落ち着きます。 わんこそば以外にもそば会席や一品料理などもメニューにあり、わんこそばに挑戦する人の同伴できても選択肢が多いので安心です。 **東家 駅前店** 住所:[岩手県盛岡市盛岡駅前通8−11](https://goo.gl/maps/Sc3tY69S81k) 電話番号:019-622-2233 営業時間: 11時00分~15時00分, 17時00分~20時00分 定休日:不定休 URL:[東家 駅前店](https://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3000021/?cid=yo_vc_nm&vc_lpp=MjM2ZmIxNzI2YyY1YzQ2ZWVjYiYzMzVmOGQmNWM0ODQwNGImMDg4NTIzNDYzNDAyNzk3NDcyMTkwMTIyMTAyMjAzfHJlZmVycmVyPWZRWS0yeXFpZ2psY3FoYk45LUZ2bkhIN1M4LW5zLW1PQ1ZLcVZvWVBYWXc) ###東家本店

創業明治40年の老舗のわんこそばとそば会席のお店です。明治の創業以来割烹料理屋として地元に愛されてきたお店で、もちろんわんこそばが名物です。

割烹料理屋と聞いて、さすがにこれは静かに食べられそうと侮っていてはいけません。岩手のおもてなしの心意気はやっぱり半端ないのです。

東家本店
住所:岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目8−3
電話番号:019-622-2252
営業時間:11時00分~15時30分, 17時00分~20時00分
定休日:12月30日~1月1日
URL:東家本店

南部藩長屋酒場

おそば屋さんで日本酒とおそばを頼むのは通の楽しみといいますから、居酒屋にお蕎麦があってもおかしくないでしょう。盛岡の三大麺といわれる、**わんこそば**、**盛岡冷麺**、**盛岡じゃじゃ麺**がメニューにあります。 わんこそばは10杯セットになっていて、お椀に入って運ばれてきます。おわんに入った量はやや多めかもしれませんじっくり味わってお酒のシメにしましょう。 **南部藩長屋酒場** 住所:[岩手県盛岡市大通2丁目6−4 エトルリア](https://goo.gl/maps/gmTVBFkexcQ2) 電話番号:050-5589-0325 営業時間:17:00~24:00 定休日:なし URL:[南部藩長屋酒場](https://tabelog.com/iwate/A0301/A030101/3004226?cid=yo_vc_nm&vc_lpp=ZjY0Nzk2MTY2YyY1YzQ2ZWZkNSYzMzVmOGQmNWM0ODQxNTUmMDg4NTIzNDYzNDAyNzk3NDcyMTkwMTIyMTAyNjI5fHJlZmVycmVyPWZRWS0yeXFpZ2psY3FoYk45LUZ2bkhIN1M4LW5zLW1PQ1ZLcVZvWVBYWXc) ##盛岡だけじゃない?岩手・平泉のわんこそばのお店3選! ![お店](https://mosty-media.imgix.net/post_image/image/4771/large_architecture-buildings-business-331990_1_.jpg) わんこそばと言えば**盛岡**ですが、盛岡以外でもわんこそばのお店は多数あるのです。 岩手や平泉にもわんこそばのお店があります。 では、岩手・平泉のわんこそばのお店をみていきましょう。 岩手・平泉のわんこそばのお店には、以下のお店があります。 1. 夢乃風 2. 駅前芭蕉館 3. 義家 続いて、岩手・平泉のわんこそばのお店を、それぞれ詳しくみていきます。 ###夢乃風

中尊寺に参詣する途中にある夢乃風は、堂々とお餅と出ているのぼりが目印です。お餅文化が発達していて様々なトッピングが楽しめます。

お餅も食べたいし、せっかくなのでわんこそばも食べたいという人にはピッタリのお店です。女性にうれしいのは、一対一のバトルで、あの抜け目のなく継ぎ足される伝統技の光るわんこそばではありません。きれいに並んで会席料理のように出てくるので、インスタばえも抜群です。

夢乃風
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉字花立11-2

電話番号:0191-46-2641
営業時間:10:00~18:00
定休日:なし
URL:夢乃風

駅前芭蕉館

平泉駅前にありますので、世界遺産を巡ったあとに寄るにはとても便利です。さらにこちらは、盛り出し式平泉わんこそばの元祖のお店でもあります。

通常のわんこそばとは違い、最初からお椀にそばが盛られて出てきます。12杯が1段に並べられており、それが2段で24杯となり1セットになります。この24杯で大体ざる2枚分となります。

焦らずゆっくりとわんこそばを楽しみたいのであれば、駅前芭蕉館がおすすめです。

駅前芭蕉館
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉泉屋82
電話番号:0191-46-5555
営業時間:10:00~17:00
定休日:不定休
URL:駅前芭蕉館

義家

藤原三代で有名な平泉の中尊寺の近くにあるそば処義家で、わんこそばの命名が変わっています。義経を頼むと普通のおそば、静を頼むと茶そば、さらに清衡は両方の二種盛りになっています。

平泉のわんこそばは、盛り出し式といわれ先におそばのお椀の個数を決めて注文します。わんこそば一重だとお椀の数は12枚、おおきなお盆に乗って出てきます。

義家
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関43
電話番号:0191-46-4369
営業時間:10:30~15:30
定休日:なし
URL:義家

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関東でも盛岡のわんこそばが体験できる!

列車を待つ人

わんこそばを食べたいけれど、盛岡まではいけないという人もなかにはいらっしゃると思います。そんな人でも、盛岡まで行かなくても関東で、わんこそば体験をすることができます。

以前は浅草にわんこそばのお店があったようですが、現在は閉店してしまっています。しかし、唯一神奈川県にわんこそばを体験できるお店があるのです。

東横線沿線の東白楽駅近くに、たち花というわんこそばでは有名なお店で、わんこそばは薬味や天ぷらなどがついていて2,750円という価格です。盛岡のわんこそばと全く同じ雰囲気で、テンポの良い掛け声とともに味わえるのでかなりコスパは良いと思います。

たち花
住所:神奈川県横浜市神奈川区白楽5-13
電話番号:045-431-9445
営業時間:11:30~21:00
定休日:なし
URL:たち花

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盛岡や花巻ではわんこそば大会も開催!

戦う人

わんこそばは、盛岡だけで有名なのではなく、今や全国的に有名となっているのはご存知のとおりです。しかし、わんこそばに関する大会が催されていることをご存じでしょうか。

わんこそば全日本大会

毎年行われているわんこそば全日本大会。なんと、全日本大会まで行われているのです。

2019年、平成最後のわんこそば全日本大会が開催されるのは、2019年2月11日となります。お椀に次々に入れられるそばを制限時間内に何杯食べられるか競う、花巻市の冬の風物詩となっている大会です。

今回で61回目となる本大会では、歴代最高記録258杯を超える食士は出てくるのでしょうか。

全日本わんこそば選手権

2018年11月、そのわんこそばの大食い日本一を決める「全日本わんこそば選手権」が岩手県盛岡市で開催されました。昨年で33回目となる歴史あるレースの優勝は、なんと大会新記録!

個人・子供・グループなど、様々な形式で行われたわんこそば選手権、中でも注目はやはり「個人の部」となりました。ルールはシンプルに「制限時間15分以内に何杯食べられるか?」というものですが、まずはぜひご自身で予想してみてください。

今回の記録は1996年に開催された第10回大会以来、22年ぶりの大会新記録となっています。その際は「時間制限なし」のルールでしたが、今回はわずか15分で時間の壁を打ち破り、そして数も記録更新してしまったのです。

大会新記録となったのは、わずか15分で632杯を食べたというから驚くしかありません。

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【番外編】わんこそばは盛岡三大麺のひとつ。他の2つは?

調べる人

わんこそばについてご紹介してきましたが、盛岡には他にも有名なものがあります。盛岡三大麺と呼ばれるのは、わんこそばについで、盛岡冷麺盛岡じゃじゃ麺があるのです。

では、盛岡三大麺の残り2つは、どのような麺なのかを少しだけご紹介します。

盛岡冷麺

朝鮮半島北部出身で日本に移住してきた食道園の青木輝人さんの手により盛岡で生まれました。小麦粉と澱粉によって強いコシの麺が独特の食感を生み出しています。

スープは牛骨・鳥肉等を煮込んで味付けしており、 コクもたっぷりの口あたりでキムチの辛さとも相性がぴったりです。そして、 ゆで卵、キュウリ、季節の果物などが盛りつけられることでさらに多彩な味に早変わりします。

盛岡じゃじゃ麺

もともと「炒めみそうどん」という意味です。中国北東部の麺を参考に、白龍の高階貫勝さんが屋台から始めたものです。

麺と特製味噌を良く混ぜ合わせ、おろししょうが・酢・にんにく・ラー油をお好みで加えて食べてください。 食べるほどに癖になるじゃじゃ麺です。

麺と具は全部食べきらずに少しだけ残しておき、「ちーたんたん(鶏蛋湯)」を注文してください。おいしい玉子スープを味わうことができます。

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盛岡でわんこそばをどれだけ食せるか試してみよう

和風旅館

まだ、わんこそばを食べたことがないという人は、一度は挑戦してみたくなったのではないでしょうか。男性の平均が70杯から90杯、女性の平均であれば30杯から50杯となっているので、目指せ平均値といったところでしょうか。

全日本わんこそば選手権のようにとは言わないまでも、入ったお店で新記録が出せるかもしれません。

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