【観光の前に】伊良部島ってどんなところ?
沖縄県本島と八重山諸島の中間に位置する宮古島諸島は珊瑚が隆起してできた島々。
一番大きな島の宮古島を筆頭に池間島、大神島、下地島、多良間島、来間島、水納島など小さな無人の島も含め12余りの島々からなる宮古島諸島の中で宮古島に次ぐ大きさの島が伊良部島です。
伊良部島とは?
伊良部島は宮古島と隣接していますが、2015年に開通した伊良部大橋で宮古島と繋がるまでは宮古島からフェリーで渡るしか交通手段がありませんでした。
伊良部大橋で宮古島と繋がったことにより、利便性がかなりよくなり、観光客も訪れやすくなりました。
地続きかと思われてしまう程、隣接する下地島にある下地島空港が24年ぶりに国際空港へと生まれ変わり、来月3月30日に開業。
成田空港からジェットスターの定期便が毎日1便就航の予定です。
ますます便利になる伊良部島は、宮古島と並んで神の島、と呼ばれるパワースポットも数多くあります。
パワースポット巡りで伊良部島に訪れる観光客も多いようですが、地元の方々が守り続けてきた伝統に足を入れるようなことは控え節度をもって旅しましょう。
ベストシーズンはいつ?
沖縄地方はゴールデンウィークの頃に梅雨入りし、6月下旬には梅雨明けします。
沖縄本島と八重山諸島と同様に、シュノーケルや海水浴、マリンスポーツを満喫するなら7、8月がベストシーズン。
マリンスポーツよりも散策をしたい、という人には4月、暑さが和らいだ10月頃もおすすめです。
夏真っ盛りの7、8月に伊良部島への旅行を計画中なら、台風も気になるところ。
こればかりはギャンブルのようですが、過去の台風襲来などを参考に予定を立ててみてください。
伊良部島でここだけは外せない!おすすめの観光地8選
では、伊良部島の観光地をみていきましょう。
伊良部島には、以下の観光地があります。
- 通り池(下地島)
- 17エンドの海(下地島)
- 三角点
- 佐和田の浜
- 牧山展望台
- ヤマトブー大岩
- 渡口の浜
- 伊良部大橋
続いて、伊良部島の観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
伊良部島の観光地①:通り池(下地島)
通り池は、伊良部島に隣接する下地島の西海岸に位置しています。
この池は2006年に天然記念物に指定されている程、珍しい構造。
宮古島諸島は珊瑚が隆起してできた島々なので、侵食されやすい石灰岩でできています。
その昔、地下にあった鍾乳洞の天井が崩落して、二つの池ができたため水中では繋がっているのです。
海側の池は外洋とも繋がっており、ダイビングスポットとしても人気があります。
ただし通り池には様々な伝説が残っており、一説では神様の宿るパワースポットなのだとか。
通り池より奥に進むと、鍋底池と呼ばれているもうひとつの池があり、こちらは波の音が反響して赤ちゃんがお腹の中にいる時に聞く音に似ているのだそうです。
伊良部島へ行った際にはぜひ体感してみてください。
通り池
住所:沖縄県宮古島市伊良部字佐和田
入場料や利用料:無料
伊良部島の観光地②:17エンドの海(下地島)
17エンド、と聞いてなんのことかわかる人はかなり飛行機に詳しい人ですね。
17エンドとは飛行機が空港に離着陸する時の方角を示しているそうです。
下地島空港では現在来月の開業に向けて工事が進められていますが、そのすぐ脇にある海の眺めが美しい、と評判なんです。
眩しいくらいの圧倒的な下地ブルーは、引き潮の際現れる、遠浅の白い砂浜が太陽の光を反射するために見られる景色。
下地島空港の滑走路進入口近くなので、飛行機の安全面から周回道路を通行止にする案もでているようです。
シーカヤックの体験ツアーなどで海側からはいけるようですが、できたら来月開業した後も道路から見られるといいですね。
17エンドの海
住所:沖縄県宮古島市伊良部
入場料や利用料:無料
伊良部島の観光地③:三角点
圧倒的な青く輝く透明な海の景色を体感したいなら、三角点がおすすめです。
ここは自然の地形のままで安全は確保されていませんから、行く際は転落しないように注意が必要です。
断崖絶壁の崖の上に立つようなものなので、高所恐怖症の人にはおすすめしません。
ちょっとスリリングな冒険を体験したい人はぜひ行ってみてください。
ただしおふざけはナシでお願いします。
三角点
住所:沖縄県宮古島市伊良部
入場料や利用料:無料
伊良部島の観光地④:佐和田の浜
白い砂浜に転々と転がる大小の岩々。
見たことのない風景が広がっている佐和田の浜は、実は250年程前に八重山諸島近海で起きた大地震により発生した津波によって打ち上げられた津波石なのだそうです。
津波により珊瑚礁が引き剥がされ、佐和田の浜まで流されてきた、といいます。
当時の生き残った島民達は、数百年経って人気ある景色になろうとは思いもよらなかったでしょう。
そんな成り立ちに思いを馳せながら佐和田の浜を眺めてみると一味違って見えるかもしれません。
佐和田の浜をじっくり遠景で見たい人は少し離れた場所にある展望台から見てみては。
佐和田の浜は日本の渚百選に選ばれています。
佐和田の浜
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田
入場料や利用料:無料
伊良部島の観光地⑤:牧山展望台
伊良部島はバードウォッチングを趣味にしている人には、固有種を多く見られる島なのだとか。
こちらの展望台の形は渡り鳥のサシバを形どっているのだそうです。
牧山展望台からは沖に宮古島が見え、右手に伊良部大橋の全景が見られるポイント。
宮古ブルーの海と伊良部大橋を写真に納めたいならここは押さえておきたい場所です。
牧山展望台
住所:沖縄県宮古島市伊良部池間添
入場料や利用料:無料
伊良部島の観光地⑥:ヤマトブー大岩
伊良部島は知る人ぞ知る神の島。
確かに独特の雰囲気を持つ場所が多く点在しています。
ヤマトブー岩も地元民に愛されている神宿る場所なのだそうです。
伊良部島のちょうど東側の海岸線にあり、島の漁師さんは沖に出ると必ずヤマトブー岩に手を合わせるのだそう。
その昔伊良部島へと渡ってきた者たちがこの大きな岩を目印にしていた、という言い伝えも残っているそうです。
もともと岩の真ん中あたりの窪みに日の丸のような丸く赤い模様が浮き上がっていたことから、日の丸=ヤマトとなり、岩のすぐ下は入江だったので、宮古島諸島の言葉で入江=ブーということでついた名だ、という説があります。
ヤマトブー大岩
住所:沖縄県宮古島市 伊良部
入場料や利用料:無料
伊良部島の観光地⑦:渡口の浜
渡口の浜はちょうど下地島と伊良部島が隣接している南端にあたります。
渡口の浜は800メートルあまり続く白い砂浜が美しい海岸。
遠浅なので海遊びには最適な場所に見えますが、ここは海水浴場とはなっていないので各自、海の様子を確認してから海に入ることをおすすめします。
とはいえ、とても綺麗な海岸線を眺めるだけでも一見の価値がありますから、ぜひ足を運んでみてくださいね。
渡口の浜
住所:沖縄県宮古島市伊良部
入場料や利用料:無料*シャワーは有料
伊良部島の観光地⑧:伊良部大橋
伊良部大橋は、無料で渡れる橋の中では最長の長さを誇る海中道路です。
長らく宮古島からはフェリーでの行き来しかできなかったので、伊良部大橋をかけることは島民の悲願でもありました。
伊良部大橋のおかげで今では宮古島への行き来も楽にできるようになりました。
宮古島で宿泊し、レンタカーでドライブがてら伊良部島に訪れる観光客も増えました。
伊良部大橋の見どころポイントは、なんといっても宮古ブルーの海の上を疾走できること。
訪れる観光客はみな大満足で期待を裏切らない観光名所となりました。
牧山展望台からは伊良部大橋の全景が見られます。
伊良部大橋
住所:沖縄県宮古島市平良久貝
入場料や利用料:無料
伊良部島でおすすめの日帰り体験コース
伊良部島では数多くのアクティビティが楽しめます。
宮古島に宿泊して、日帰りで体験にいくのもいいですね。
おすすめの体験コース①:シュノーケリング
宮古島諸島へオンシーズンに行くなら絶対に外せないアクティビティがシュノーケリング。
下地島にある中の島ビーチでは、浜の近くまで珊瑚礁が伸びていてシュノーケル初心者でも数多くの魚が見られるポイント。
クマノミをはじめ、多くの種類の魚達が見られます。
ボートでポイントへ連れて行ってくれるツアーなどもあるので、宮古の海を満喫したい人はツアーを利用するのもいいですね。
おすすめの体験コース②:パラセーリング
最近ではドローンを使って上空から見た沖縄の海を見ることも可能になりましたが、やっぱり空から自分の目で見てみたい!という人におすすめなのがパラセーリング。
パラセーリングは自分で操縦する必要はないので、初心者でも十分に楽しめます。
上空からの宮古諸島の眺めは圧巻です。
ぜひ冒険心溢れる人には体験してほしいアクティビティ。
おすすめの体験コース③:サイクリング
宮古島と伊良部大橋が繋がったことで伊良部島へサイクリングするアクティブな観光客もいるようですね。
確かにあの大橋を自転車で疾走できたら気持ち良さそうです。
でも途中、船の航行のために海面からの高さをつくるため弧を描いている箇所がありますから、自転車だとかなりきついかも。
伊良部島島内をサイクリングするのであれば平坦な道が多いので気持ちよく島内を一周することもできるでしょう。
自転車のいいところは景色を楽しみながら走行できること。
気になる景色があったら、ちょっと寄り道するのも気軽にできますから、伊良部島の絶景探しをしてみるのもいいかもしれません。
おすすめの体験コース④:シーカヤック
伊良部島の周囲は遠浅の浜も多く、陸から気軽に楽しめるビーチが多いですが、せっかくなら海からしか行けない場所へ行ってみませんか。
石灰岩で出来ている伊良部島は、波の浸食によって削られて出来た海洞があちこちにあります。
中でも地元の人達が大龍門、と呼ぶ海洞は昔から島の人たちが龍が宿る場所として敬意を払ってきた大切な場所。
ここにはシーカヤックで連れて来てくれるツアーもあります。
このほか、伊良部大橋近くに引き潮の際に出来るゆにの浜、という幻の島へ向かうツアーなど多彩にあります。
ランチやディナーにおすすめ!伊良部島でおすすめのカフェや沖縄料理レストラン5選
では、伊良部島のカフェ、レストランをみていきましょう。
伊良部島には、以下のカフェ、レストランがあります。
- 伊良部そばかめ
- ソラニワホテルアンドカフェ
- 島ごはん琉宮Ryuguu
- 寿しけん
- 伊島観光サービス
続いて、伊良部島のカフェ、レストランをそれぞれ詳しくみていきます。
伊良部そばかめ
集落の中にある伊良部そばかめは、地元民からも愛されている伊良部そばのお店。
外観は店舗というよりも普通の一軒家。
お昼時に行くと駐車場は満杯、いつも混んでいる人気店です。
伊良部そばには骨つき肉のほか、かまぼこ、カツオの燻製なまり節の入った結構食べ応えのあるそば。
手作りの麺でいただく伊良部そばは、伊良部島へ行くならぜひ賞味してほしい一品です。
伊良部そばかめ
住所:沖縄県宮古島市 伊良部長浜251
電話番号:0980-78-5477
営業時間:昼営業11:00~16:00/夜営業18:00~21:00
ソラニワホテルアンドカフェ
ソラニワカフェはその名の通り、ホテルに併設されたカフェ。
宿泊客もこちらで食事をするようです。
ここのメニューはパスタ、タコライス、カレーなど定番メニューが中心ですが、中でも宮古牛100%使ったハンバーグは美味しい、と評判。
ドリンクもオリジナルメニューや一手間加わった手作り感溢れる美味しいものばかり。
食事でも、ちょっと一息のティータイムでも寄りたいカフェです。
食事はもちろん、このカフェは立地がよく目の前に伊良部の海が広がる、絶景を眺められるのも贅沢なひととき。
ソラニワホテルアンドカフェ
住所:沖縄県宮古島市伊良部伊良部721−1
電話番号:0980-74-5520
営業時間:11時半〜18時
定休日:水曜日か木曜日/オフシーズン長期休業の場合もあり
URL:http://soraniwa.org/cafe.html
島ごはん琉宮Ryuguu
ここの店主さんは世界を渡り歩いて精進してきた料理の腕前の持ち主。
しかも食材はほぼ100%地産地消で賄っているというから、食に対する探究心は目を見張るものがあります。
ランチタイムで訪れたら、きっと夜お酒を飲みながら食べたい、と思わせるオリジナル料理がメニューにずらりと並んでいます。
地産地消を目指しているお店だけあって、その日に入荷した食材をいかに調理したら美味しい料理になるのか、を考えて料理している店主の心意気が感じられるお店です。
島ごはん琉宮Ryuguu
住所:沖縄県宮古島市伊良部1492−13
電話番号:0980-78-6544
営業時間:12時~15時/18時~23時
定休日:火曜日、ランチは魚の入荷がない場合休み
URL:https://ja-jp.facebook.com/irabujima.ryuguu/
寿しけん
島に来たらやはり鮮度のある美味しい魚を食べたいもの。
伊良部島で獲れる新鮮な魚を、ぜひ寿しけんで食べてみてほしいです。
寿し、とは言っても居酒屋メニューも食べられるお店なのでついついお酒も進んでしまいます。
もちろんレンタカーで行ったとしても、代行(有料)を頼めるのでご安心を。
代行料金がかかってでもいいからここに来て食べて飲みたい、というお客さんも数知れず。
一度は夜ごはんに立ち寄りたいお店です。
寿しけん
住所:沖縄県宮古島市伊良部国仲124
電話番号:0980-78-3078
営業時間:日〜土11時半〜14時、月〜土17時〜21時
定休日:月曜日、日曜日(夜)
伊島観光サービス
こちらは主にマリンツアーやマリングッズをレンタルしている会社ですが、お昼時だけ宮古そばを提供しているお店。
食事処が少ない場所で片手間にお昼時だけやっている屋台のようなイメージを持ってしまう人もいるかもしれません。
が、そんな人こそこちらの宮古そばを食べてみてほしいです。
自家製の辛子味噌は途中から入れると風味が変わり二度美味しいと評判。
伊島観光サービス
住所:沖縄県宮古島市伊良部1391−1
電話番号:0980-78-5006
営業時間:なくなれば終了(約14時頃)
URL:http://ijimakan.sakura.ne.jp/ijimakan/?page_id=293
【伊良部島以外も紹介】時間があれば、宮古島や下地島にも訪れてみよう
宮古諸島は伊良部島の他にも魅力的な島々ばかりです。
少しご紹介しましょう。
宮古島の概要
宮古諸島で一番大きな島で主島。
東京や大阪との定期航空便があり、沖縄好きな人の間では宮古ブルーに魅せられて何回も訪れるリピーターが増えている人気の島です。
近年は海外からの観光客も増加しており、あちこちでホテル建設や観光のための関連施設が作られている現状は、かつてののどかな島とは違った風景が広がってきています。
地元の人達も複雑な心境のようです。
下地島の概要
こちらの記事でも何度となく登場しているくらい、伊良部島と下地島は隣接して行き来しやすい島です。
現在来月の開業に向けて下地島空港の建設が行われています。
小さな島にも関わらず、通り池や17エンドの海など見所も満載。
もともと下地島空港は定期便の運行が行われていた時期もあったのですが、ここ20年余は飛行機のパイロット訓練飛行場として機能していました。
今回新たに国際空港として3月30日開業を果たせれば、また一段と観光客が訪れることが予想されます。
伊良部島でおすすめのお土産5選【お店も紹介】
では、伊良部島のお土産をみていきましょう。
伊良部島のお土産には、以下のものがあります。
- 鰹フレーク旨辛
- 鰹なまり節
- 泡盛 宮の華、豊年
- うずまきサンド
- シモン茶
続いて、伊良部島のお土産を、それぞれ詳しくみていきます。
鰹フレーク旨辛
伊良部島はもともと鰹漁の盛んな場所。
毎日の食事にもうまく取り入れています。
このフレークは美味、と観光客のお土産として人気商品です。
そんな鰹の加工品を製造販売している海跨(かいまた)は、友利かつお加工場の直売所でもあります。
友利かつお加工場で製造している商品はもちろん、伊良部島特産品も数多く取り揃えていますから、伊良部島特産を買い求める観光客には嬉しい品揃え。
伊良部島特産品販売店 海跨(かいまた)
住所:沖縄県宮古島市伊良部池間添249−1
電話番号:0980-78-5778
営業時間:9時〜17時
URL:http://www.irabujimatokusan.com
鰹なまり節
友利かつお加工場では、なまり節を昔ながらの直火焙乾でひとつひとつ丁寧に手作りされています。
事前に予約すれば工場見学もさせてもらえるので、ここでしかできない体験ができますよ。
この鰹なまり節、てどうやって使うのか、というと適量をほぐしてマヨネーズを和えてお酒のつまみにしたり、サラダに振りかけたり、と万能ななまり節。
シーチキン代わりにしても美味しくいただけます。
伊良部島特産品販売店 海跨(かいまた)
住所:沖縄県宮古島市伊良部池間添249−1
電話番号:0980-78-5778
営業時間:9時〜17時
URL:http://www.irabujimatokusan.com
泡盛 宮の華、豊年
泡盛は沖縄のお酒。
沖縄へ何度か行ったことがある、お酒好きな人なら飲んだことがあるでしょう。
泡盛は度数が高いことから敬遠する人もいますが、暑い夏の夜の晩酌にはうってつけのお酒です。
伊良部島には小さな酒造所ですが(株)宮の華と(株)渡久山酒造の二つの酒造所が現在も泡盛を製造しています。
酒造所により味が違い、独特の個性をもつ泡盛は、飲み比べるのも楽しみのひとつ。
二つの酒造所では酒造所の見学なども行っていますから、実際に酒造所へ足を運んでみては。
見学を希望する際は前もって予約が必要です。
株式会社 宮の華
住所:沖縄県宮古島市伊良部仲地158-1
電話番号:0980-78-3008
URL:https://www.miyanohana.com/
株式会社 渡久山酒造
住所:沖縄県宮古島市伊良部佐和田1500
電話番号:0980-78-3006
営業時間:10時〜16時
定休日:土日祝日
うずまきサンド
うずまきサンドは宮古島に一度でも行ったことがある人なら、知っているくらい有名な菓子パンです。
今ではうずまきパン、デカうず、といった類似品がたくさんあるのでどれが元祖なのかわからなくなってしまいますが、伊良部島のまるそうパンが作る、このうずまきサンドが元祖。
昭和の香りもするバタークリームは食べると砂糖がシャリシャリと音を立てて口の中に広がります。
伊良部島のスーパーや道の駅などで販売されています。
まるそうパン
住所:沖縄県宮古島市伊良部字長浜179
電話番号:0980-78-4104
シモン茶
シモン茶、て何かご存知ですか。
ダイエットをしている人はもしかしたら聞いたことがあるかもしれません。
原料はシモン芋というヒルガオ科の植物なのですが、このお茶、実は緑茶や他のお茶と比べ物にならないくらいの栄養素がギュッと詰まっているのです。
ビタミンEは豊富に含んでいますし、ビタミンKは抹茶の2倍、ビタミンA、天然ミネラル、繊維質、ダイエットへの効果が期待できるレシチンなどたくさんの栄養が多く含まれている健康茶。
伊良部島で生産されたシモン芋を加工したシモン茶をお土産にどうぞ。
伊島観光サービス
住所:沖縄県宮古島市伊良部1391−1
電話番号:0980-78-5006
URL:http://ijimakan.sakura.ne.jp/ijimakan/?page_id=293
東京方面から伊良部島までのアクセス方法は?宮古島からのアクセスも紹介
では、伊良部島へのアクセス方法をみていきましょう。
伊良部島には、以下のアクセスがあります。
- 羽田空港ー宮古空港=バスまたはレンタカー=伊良部島
- 羽田空港ー那覇空港ー宮古空港=同上=伊良部島
- 成田空港ー下地島空港=同上=伊良部島(3月30日就航開始)
続いて、それぞれのアクセス方法について詳しくみていきます。
羽田空港ー宮古空港=バスまたはレンタカー=伊良部島
宮古諸島への直行便です。
宮古空港から直接伊良部島へ向かうバスはないため、平良港で乗り換えが必要となります。
空港と市街地を結ぶバスの本数が少ないこともあり、ひとつ逃すと待ちぼうけとなる恐れも。
タクシーも現状、需要に追いついていない状況のようです。
《移動所要時間》
<フライト時間>3時間12分ほど
<バス>50分ほど
《交通費》おおよそ¥24,000〜¥45,000
羽田空港ー那覇経由ー宮古空港=バスまたはレンタカー=伊良部島
那覇空港で乗り継ぐ方法ですが、乗り継ぎがうまくいかないと那覇空港での待ち時間が長くなります。
宮古空港からのバスの本数も少ないことから、できればあらかじめレンタカーの予約をしておく方が無難。
《移動所要時間》
<フライト時間>2時間55分+55分(乗継待ち時間含まず)
<バス>50分ほど
《交通費》おおよそ¥26,000〜¥42.000
成田空港ー下地島空港=バスまたはレンタカー=伊良部島
まだ詳細は決まっていないようですが、下地島空港から宮古市街地をつなぐ新しい路線ができる予定。
バスはおそらく定期便に合わせての運行になれば1日1本の可能性が高いようです。
下地島空港ではタクシーを拾おうにも拾えない状況になることも考えられます。
現在でも中国観光客を乗せた大型客船が入港すると宮古空港ですらタクシーがない状態になることもあるのだそうです。
レンタカーもオンシーズンだと借りられない事態もあるそうなので、できたら旅行の日程が決まった時点で予約しておく方がいいでしょう。
《移動所要時間》
<フライト時間>3時間くらい
<バス>まだ未定、20〜30分くらい
《交通費》おおよそ¥20,000
宮古諸島を満喫するなら伊良部島にも足を延ばそう
伊良部島は宮古諸島のあるべき姿を残す、貴重な島であることがわかりました。
下地島空港の開業により、多くの観光客もやってくることから、伊良部島の持つ魅力を発見するのが難しくなりそうな状況に陥らないよう、願うばかりです。