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2019/01/31

芦ノ湖スカイラインで絶景ドライブ!行き方や所要時間、料金は?

芦ノ湖スカイラインは湖・山・海を一望できるスポットとして人気のドライブルート。
特に紅葉シーズンは毎年大渋滞が発生するぐらい、絶景ポイントとして知られています。

今回は、芦ノ湖スカイラインを徹底リサーチ。
見どころスポットや都心部からのアクセス方法、所要時間、高速料金なども合わせてご紹介します。

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ドライブに人気の芦ノ湖スカイラインはどんなところ?

芦ノ湖スカイラインは神奈川県の箱根から、芦ノ湖の西側へつながる絶景ポイントを結ぶ有料道路。富士山と芦ノ湖の景観をたっぷり楽しめます。

芦ノ湖西岸の稜線に沿って伸びる箱根峠~湖尻峠までの「一般区間」と湖尻峠~芦ノ湖北岸湖尻水門までの「特別区間」の2つからなる総延長10.7km。箱根外輪山の尾根沿いを走るため、アップダウンが多く、ドライブ好きにはたまらないコースとして人気です。

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芦ノ湖スカイラインへの行き方は?

では、芦ノ湖スカイラインへはどのようにアクセスすればいいのでしょうか。芦ノ湖スカイラインには、以下のアクセス方法があります。

  1. 東名高速「御殿場」から国道138号線を利用
  2. 小田原厚木道路から箱根新道・ターンパイクを利用
  3. 三島市、沼津市から国道1号線を利用

続いて、それぞれのアクセス方法について詳しくみていきます。

東名高速「御殿場IC」から国道138号線を利用

東京や名古屋から、東名高速道路を利用。「御殿場IC」を降り、138号線経由で箱根スカイラインを利用するのがスムーズです。

箱根スカイラインは、箱根外輪山の西側を走り、御殿場から箱根峠を結ぶ5kmの自動車専用の観光道路。芦ノ湖や富士山などを眺めながらのドライブは爽快そのものです。

箱根スカイラインの利用料は、普通車で360円。御殿場ICから芦ノ湖スカイラインまでは、車で約40~50分程度です。

小田原厚木道路から箱根新道・ターンパイクを利用

小田原厚木道路の箱根口ICを降り、箱根新道もしくは、箱根ターンパークを利用するルート。箱根新道は、湯本から箱根峠を結ぶ国道1号線のバイパスです。

2011年7月から無料で利用できるようになりました。

一方、箱根ターンパイクは小田原から箱根町を経由し、湯河原町へと抜ける観光有料道路。普通車の通行料は720円です。

箱根口ICからの所要時間の目安は30分前後です。

三島市、沼津市から国道1号線を利用

静岡の三島や沼津からアクセスする場合は、国道1号線を利用するのが便利です。

三島からは約30分、沼津からは約40分ぐらいでアクセス可能。一般道を利用するので無料です。

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芦ノ湖スカイラインは自転車でサイクリングはできる?

芦ノ湖スカイラインは、自動車とオートバイのみ通行可能です。残念ながら、原付バイクや自転車は通行できません

その代わり、芦ノ湖東岸にあるサイクリングロードが利用できます。箱根駅伝の往路ゴール地点である箱根町園地駐車場を起点に北上し、桃源台、仙石原サイクリングロード、仙石原湿原を通り、芦ノ湖東岸遊歩道を再び南下するルートがあります。

途中箱根神社に立ち寄ったり、桃源台でロープウェイを利用して大涌谷・強羅方面へと観光に行ってもいいですね。

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芦ノ湖スカイラインの通行料金や営業時間は?

芦ノ湖スカイラインの営業時間は7時~19時。営業時間外は、一般区間は閉鎖されますが、特別区間は無料開放されます。

通行料金は以下の通りです。

普通自動車・軽自動車等 中型車 大型車・特大車 自動二輪車
一般区間 620円 1,440円 2,260円 260円
特別区間 100円 260円 360円 50円

一般区間は、箱根外輪山西側を縦断。御殿場と伊豆、箱根を結ぶルート。特別区間は、裾野市と繋がる県道337号線と、湖尻、仙石原を結ぶルートです。

特別区間からは、箱根スカイラインや県道への接続が可能。

中型車はマイクロバスやコミューター(13名乗りのミニバス)、大型車・特大車は中型バス、大型バス、トラックなどが該当します。

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芦ノ湖スカイラインのドライブ所要時間はどれくらい?紅葉の時期は混む?

芦ノ湖スカイラインの総走行距離は10.7㎢(一般区間9.0㎢、特別区間1.7㎢)。制限時速は40km/時なので、どこにも立ち寄らず走り抜けた場合の所要時間は30分ぐらいです。

特に紅葉シーズンは富士山とのコラボレーションが素晴らしく、レストハウスレイクビューから見下ろすと芦ノ湖周辺が美しく色づき見ごたえがあります。このため、毎年渋滞が発生しやすいのが難点です。

中でも小田原からの渋滞や、箱根湯本から芦ノ湖間の混雑はどうにもなりません。土日祝日や連休を避ける、朝早く訪れる、有料道路を利用するなどの工夫が必要になるでしょう。

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芦ノ湖スカイラインは霧が出やすい?時期や時間はいつがおすすめ?

芦ノ湖スカイラインは霧が発生しやすいことでも知られています。

霧は大気中の水蒸気の温度が下がった時に、空中に浮かぶほど小さく軽い水の粒に変化。地面付近にその水の粒が浮かんでいる状態をいいます。

1㎞先が見えている状況なら「もや」ですが、見えなくなると「霧」となるわけですね。

霧が発生しやすい条件からみると、夏よりも秋以降といわれていますが、芦ノ湖に限ってはそうでもなさそう。降水量の多さと相模湾・駿河湾からの湿った空気が影響しているようです。

「芦ノ湖で発生する霧の研究(広田 陸・筑波大院生命環境)、日下 博幸・筑波大計算科学)」によると、2012年6月1日~2013年5月30日までの1年間で最も霧が多く発生したのは7月だったそうです。時間帯は早朝がピークとか。

とはいえ、自然相手のことですから、それ以外の時期や時間帯は大丈夫とはいえませんのでご注意を。

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富士山や夜景も!芦ノ湖スカイラインでおすすめのスポット3選!

芦ノ湖スカイラインには見どころがいろいろあります。車を停めて景色を楽しんだり、写真を撮ったりするのに最適なスポットを3つご紹介しましょう。

芦ノ湖スカイラインおすすめのスポット①:命の泉神社(みことのいずみじんじゃ)

道路わきにひっそりとたたずむ「命の泉神社」は、箱根神社の分社です。ヤマトタケルノミコトが、東征に向かう途中立ち寄り、ここの水を飲んだところ、脚気がなおったという伝説が残されています。

今も泉からは水が湧いていますが、そのままでは飲めません。持ち帰る場合は、必ず煮沸処理を行ってから飲むようにしましょう。

芦ノ湖スカイラインおすすめのスポット②:三国峠

芦ノ湖スカイラインで最も見晴らしがいい眺望ポイント。遠く富士のすそ野までを望むことができるベストスポットです。

三国峠の先は箱根スカイラインと、芦ノ湖スカイライン特別区間への分岐点にもなっています。

芦ノ湖スカイラインおすすめのスポット③:杓子峠

杓子峠(しゃくしとうげ)はちょうど芦ノ湖スカイラインの中間地点にあたります。標高1,030mの展望スポットになっており、富士山の裾野や駿河湾、南アルプスまで見渡すことができます

春から秋は霧が発生しやすい場所でもありますので、視界が悪いときはくれぐれも慎重な運転を心がけるように注意しましょう。

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景色も楽しめる!芦ノ湖スカイラインのレストハウスはおすすめ!

芦ノ湖スカイラインの最も景色がよく、視界が開ける場所に2か所のレストハウスがあります。一つは芦ノ湖側へ開ける「レイクビュー」、もう一つは駿河湾側へ開ける「フジビュー」です。

レストハウスレイクビュー

お店のすぐ横にある展望台からは、芦ノ湖、駒ケ岳が見え、裏の山を登ると富士山、駿河湾が一望できる眺望自慢のレストハウス

伊豆高原直送の特濃乳を使用した「高原ソフトクリーム」はこちらの人気メニューになっています。

レストハウスレイクビュー
住所:〒250-0521 神奈川県足柄下郡箱根町箱根381−1
電話番号:0460-83-6363
営業時間:9時~17時
定休日:年中無休
駐車場:無料
URL:http://www.hakone-hoshino.jp/pages/rsthouse.html

レストハウスフジビュー

眼下に広がる駿河湾を眺めながら、くつろげるレストハウス。こちらの人気メニューは秘伝のオリジナルスープでいただく「雲助うどん」と芦ノ湖を模した「芦ノ湖カレー」です。

秋から春にかけての美しい夕焼け、冬の沼津・三島の夜景の美しさはため息もの。併設されているヘリポートから、ヘリコプターによる遊覧飛行も楽しめます(期間限定)。

レストハウスフジビュー
住所:静岡県裾野市茶畑 2250-1 芦ノ湖 スカイライン 内
電話番号:0460-83-6362
営業時間:9時~17時
定休日:火曜
駐車場:無料
URL:http://fujiview-hakone.com/

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芦ノ湖スカイラインのメロディーベープは上りと下りで音楽が違う!

芦ノ湖スカイラインを走行していると、路面から音楽が聞こえる場所があります。それが「メロディーベープ」です。

時速40㎞でこのゾーンを走行すると流れる仕組み。

上りは杓子峠を超えたあたりにあり、童謡「富士の山(ふじさん)」が流れます。「富士は日本一の山」というあのおなじみの歌詞ですね。

下りはレイクビューポイント過ぎたところから、箱根峠料金所までのエリアでエヴァンゲリオンの「残酷な天使のテーゼ」です。

箱根はエヴァンゲリオンの聖地ともいわれており、関連グッズはもちろん、エヴァの都市名が支店名になっているコンビニなど、ファンにとってはたまらない観光地になっています。

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芦ノ湖スカイラインのライブカメラはある?

芦ノ湖スカイライン上にはライブカメラはありませんが、箱根町にある「箱根湯本・大平台・宮ノ下・箱根峠・仙石原乙女峠・芦ノ湖」の5地点にウェブカメラがあります。

芦ノ湖にあるウェブカメラからは、富士山の眺望を楽しむこともできます。紅葉の時期や渋滞状況などをオンタイムで確認ができる のでとても便利ですね。

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【番外編】芦ノ湖スカイライン周辺の観光スポット5選!

芦ノ湖や箱根周辺には江戸時代から人気を集める観光地がいっぱいあります。芦ノ湖スカイライン周辺でおすすめの観光地は以下の5つです。

  1. 箱根ロープウェイ
  2. 忍者バス
  3. 箱根関所
  4. 箱根園
  5. 箱根神社
  6. 仙石原すすき草原

続いて、それぞれの観光地について詳しくみていきます。

芦ノ湖スカイライン周辺の観光地①:箱根ロープウェイ

こちらの魅力はなんといっても迫力ある大涌谷の様子を空から眺めること。眼下に広がる荒涼とした景色は、大地の息吹を感じることができます。

大涌谷で途中下車して名物、黒たまごをぜひ食べていきましょう。早雲山駅周辺では箱根強羅公園があります。

箱根ロープウェイ
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根 桃源台
電話番号:
営業時間:2月~11月は9時~17時、12月~1時は9時~16時15分
定休日:悪天候による運休あり
運賃:桃源台駅から早雲山駅まで大人(中学生以上)片道1,450円、子ども(小学生)730円
※姥子駅、大涌谷駅で下車する場合は料金が変わります。また、往復割引あり。
URL:https://www.hakoneropeway.co.jp/

芦ノ湖スカイライン周辺の観光地②:忍者バス(ウォータースパイダー)

伊豆高原バスが運行する新しい定期観光バス。水陸両用バスで、湖畔沿いや箱根園などを周遊し、陸路30分、芦ノ湖への入水15分、合計45分の旅です。

バスのデザインは忍術の「水蜘蛛」をイメージ。新しい箱根観光の顔になっています。

忍者バス(ウォータースパイダー)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
電話番号:0460-86-2048(平日8時15分〜17時30分受付)
営業時間:1日8本程度(9時~15時45発最終)
※季節特別運行あり
定休日:毎月第3水曜日(祝日の場合は翌休み)
運賃:大人2,800円、子ども(小学生以下)1,400円、幼児(2歳以下)500円
※幼児は席がないので、大人のひざの上に座っての乗車になります。
URL:https://www.izu-hakone.com/jp/ninjabus/

芦ノ湖スカイライン周辺の観光地③:箱根関所

江戸への人と物との出入りを厳しくチェックしていた箱根関所。当時の姿そのままに復元した施設です。

ジオラマを使い、関所の様子をわかりやすく解説。標準的な観覧時間は約45分で、国指定の史跡になっています。

箱根関所
住所:神奈川県足柄下郡箱根町箱根1番地
電話番号:0460-83-6635
営業時間:3月~11月は9時~17時、12月~2月は9時~16時30分
定休日:年中無休
入場料:大人500円、子ども(小学生)250円
※土日祝は小・中学生無料
URL:http://www.hakonesekisyo.jp/

芦ノ湖スカイライン周辺の観光地④:箱根園

プリンスホテルが経営する複合リゾート施設。植物園や水族館、ミニ動物園、ロープウェー、遊覧船など、1日遊べるスポットです。

水族館には4mを超えるプラクルが悠然と泳ぎ、かわいいペンギンやクラゲなど見どころもたくさんあります。中でも淡水湖で暮らす珍しいバイカルアザラシは人気者!

バイカルアザラシが木桶を持ち、まるで温泉に浸かっているかのようなかわいいショーも開催されます。

動物園では犬やウサギ、山羊、羊との触れ合いが楽しめるので、動物好きなら忘れずに立ち寄りましょう。

箱根園
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根139
電話番号:0460-83-1151
営業時間:9時~17時
※施設によって異なります。
定休日:無休
主な入場料・利用料:
・箱根水族館 大人1,500円、子ども750円
・ふれあいどうぶつランド 大人1,000円、子ども(2歳~小学生)800円
・芦ノ湖遊覧船片道 大人760円、子ども(小学生)380円
URL:https://www.princehotels.co.jp/amuse/hakone-en/

芦ノ湖スカイライン周辺の観光地⑤:箱根神社

山岳信仰の神社で757年に万巻上人が創建。上人は桃源台の方にある九頭龍神社の創建にもかかわったといわれています。

芦ノ湖に接して建つ神社は、湖へ向かって開ける鳥居が有名。また湖の上、遊覧船から眺めるのも趣あるたたずまいで人気があります。

箱根有数のパワースポットとして知られ、交通安全や心願成就、開運厄除けなどのご利益があります

箱根神社
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根80−1
電話番号:0460-83-7123
御祈祷受付時間:8時~16時
URL:http://hakonejinja.or.jp/

芦ノ湖スカイライン周辺の観光地⑥:仙石原すすき草原

箱根の秋を彩る必見スポットといえば、台ヶ岳北西のふもと一帯に広がる仙石原のすすきです。見頃は9月下旬〜11月上旬。

始めは銀色にキラキラと輝く穂が、秋が深まるごとに淡い金色へと変わっていく変化は見ごたえがあります。『かながわの景勝50選』や『かながわの花100選』に選出。

毎年3月の風のない日に、山焼きが行われます。

仙石原すすき草原
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
電話番号:0460-85-7410
URL:https://www.hakone.or.jp/526

<下に続く>

芦ノ湖スカイラインで絶景ドライブまとめ

富士山の素晴らしい景観や芦ノ湖、駿河湾など、日本の美しい風景を一望できるドライブコース「芦ノ湖スカイライン」。紅葉シーズンの渋滞や春から秋にかけて霧が発生しやすいのが難点ですが、1年を通じて爽快なドライブを楽しめます。

都心からもアクセスしやすく日帰りも可能。周囲には見どころもたくさんあるので、次のお休みにはぜひドライブを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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