ボートが人気の井の頭公園ってどんなところ?
井の頭公園は、東京にある428,389.99平方メートルの敷地がある公園です。
開園したのは、大正6年のことで井の頭恩賜公園が正式な名前です。
この井の頭恩賜公園にあるシンボル池が井の頭池と呼ばれボートに乗ることができたり、鴨や桜を見たりして風景を楽しむことができる場所として知られています。
元々は、郊外にあった公園ですが現在は近隣に住宅地もできました。
そんな井の頭恩賜公園は、池、御殿山にある自然文化園、スポーツ施設がある西園、そして第二公園と大きく4つのゾーンから成り立っています。
井の頭公園のボート乗り場はどこ?行き方は?
井の頭公園は、吉祥寺にある公園です。
こちらの公園まで行くのには、JR中央線を使い吉祥寺で下車すると徒歩で5分ほどで到着します。
また、別の路線だと京王井の頭線で井の頭公園という駅名がありそこからだとさらに近く1分でつきます。
駐車場は有料ですがあるので車でもいくことができますが、時間帯によっては駐停車禁止の場所などもあり、アクセス的にはよくないこともあるので気を付けましょう。
井の頭恩賜公園内の井の頭公園ボート乗り場への行き方ですが、井の頭公園駅を下車後、徒歩10分かからないところにあります。
京王井の頭公園駅を下車し、駅の南口から出ると公園側にでます。
その後、カフェや、交番の前を通り歩いていくとひょうたん池に出ます。
そこから二手に道は分かれますが、どちらへいかれても、井の頭恩賜公園ボート売店が10分ほどのところにみえてきます。
ギャラリーに立ち寄ったり、カフェに行ったりしてぶらぶらしながらボート乗り場へいくことができます。
井の頭公園のボートは3種類ある!値段は?
井の頭公園で乗ることができるボートの種類を下記のように表でまとめてみました。
公園のボートは3種類あり、それぞれ料金が異なります。
ボートの種類 | 乗れる人数 | 値段 |
---|---|---|
ローボート | 大人3人まで | 60分:700円 以降30分毎:300円" |
サイクルボート | 大人2人 小人1人まで | 60分:700円 以降30分毎:300円 |
スワンボート | 大人2人 小人2人まで | 30分:700円 以降30分毎:700円" |
ローボート
ローボートは、上記の表をみるとわかるように、大人3名まで乗ることが可能です。
手漕ぎのボートなので、少々なれるまでに時間を要するかもしれません。
最初の一時間は700円ですが、それを過ぎると30分ごとの超過料金が300円かかります。
他のボートと比べて超過料金が一番安いため、お得にボート乗りを楽しむことができます。
サイクルボート
サイクルボートは、足で漕ぐボートなので、だれもが簡単にのることができます。
こちらのボートは、大人2人に子供1人まで乗車ができます。
日和になる屋根もついていて、紫外線が気になるような暑い盛りにはおすすめです。
スワンボート
日除けにもなる、かわいらしいスワンの形をしたボートは、足漕ぎなのでだれもが気軽に乗ることができます。
大人2こども2乗ることができ、ファミリーやグループ向けです。
井の頭公園のボート場の営業時間は?
月 | 時間 |
---|---|
4~7月 | 10:00~17:50 |
8月 | 10:00~18:20 |
9月 | 10:00~17:50 |
10月 | 9:30~17:20 |
11月 | 9:30~16:50 |
12月~2月 | 9:30~16:50 |
3月 | 9:30~17:20 |
公園のボートはいつまで乗ることができるのかは、上記の表にかいてあるとおりになります。
ただし、12月から2月の期間は、毎週水曜日が定休日となります。
他の月は、表通りでの営業となっていますが、詳しくは、TEL 0422-42-3712に問い合わされるとよいでしょう。
時と場合によって、時間帯が若干変更することもあります。
井の頭公園のボートは混む?おすすめの時期はいつ?
ボートが混む時期は、桜が開花する時期は、ボートから桜を鑑賞する人も多いために通常時期より混雑します。
公園は、桜の名所としてしられているので、これは致し方がないことでしょう。
最初の1時間は決まった料金ですので、ボートが全部で払っているときは、最悪1時間は待たないといけないことになります。
1時間ぐらい時間をつぶすことができるような用意をしていくとよいでしょう。
また、桜の季節関係なく天気の良い特に週末はボートに乗る人が増えます。
時間帯は昼頃が混雑しやすいといわれています。
井の頭公園のボートに乗ると別れるってジンクスは本当?
昔から井の頭公園で、ボート、それもスワンタイプに乗るとカップルは破局するというジンクスがありますが、これはどのくらい真実味があるのでしょうか。
この噂の原因は諸説あるといわれており、その原因の一つは、公園内のある建物に関連しているといわれています。
この井の頭恩賜公園内には、弁財天をまつっている神社があります。
この弁財天様は、七福神の一人で、芸事の神様としてしられています。
七福神唯一の女性の神である弁財天様が、嫉妬しカップルが破局してしまうという説があります。
嫉妬したという話のほかにも、弁財天様がまつられている神社の敷地内にはかつて遊女が仕事をしていた場所がありそこが関連しているという話も残っています。
シングルだとその遊女の店に行くが、カップルだと遊女のいるような店にはいかないでしょう。
そのため、商売あがったりだということで、カップルでボートにのると別れてしまうという噂が流れたという説も残っています。
こちらの公園でボートに乗ると別れるは、かなりの有名な噂で、テレビなどのメディアでも何度か取り上げられていますので、多くの人が耳にしていることでしょう。
また、弁財天に関係なくボートの混雑がカップルの喧嘩の引き金になったりというケースもあるようです。
たしかにデートにでかけたはいいけど、ボートにも乗れず、人で混雑していて、特に楽しいこともないとなると、相手の計画のなさに嫌になってしまうかもしれません。
公園内は、ボート以外の楽しみもありますので、ボートが混雑しているときは、他のプランも立てておかれるとよいでしょう。
井の頭公園のボートにはまゆげスワンが!乗れたら幸せになれると人気!
ボートに乗ると別れるといううわさがある一方で、ラッキーなボートというのもあります。
それが、一台しかないスワン型のボートで、特徴はスワンにまゆ毛があるということです。
まゆ毛があるスワンはオスのスワンボートで、1羽だけまつげなく、きりっとした眉が描いてあるそうです。
なぜ一台だけまゆ毛になってしまったのかというと、塗装が剥げた時に、まゆ毛になってしまったといわれています。
数多くいる中から、まゆ毛のスワンをみつけるというのは、なかなか至難の業です。
もし見つけることができたとしたら、それだけでもラッキーな気分になれそうな噂です。
そんなスワンボートは、だれがのることができるかわかりません。
そのようなボートに万が一にでも当たり乗ることができたら、それこそ幸せというものでしょう。
井の頭公園のボートはかいぼりの時期は乗れない!
井の頭公園では、時期によってボートにのることができません。
その時期は、「かいぼり」と呼ばれる時期になります。
「かいぼり」とは、池や沼の水を汲みだして天日にさらすことを言い、漢字で「掻き掘り」と表します。
日本古来の農業用地をきれいにする方法ですが、井の頭公園でもこの「かいぼり」が伝統的に実施されています。
水の品質を管理するためにも必要なもので、海堀を行うことで、水質改善を図れます。
この時期は、池の水がなくなるのでボートはのることができません。
井の頭公園のボートに乗るときに気を付けることは?
井の頭公園でボートを乗るときに注意しないといけないのは、先ほど述べたかいぼりがおこなわれているか、どうかを確認することです。
公式のサイトでは何日からボート乗り場が運営開始するかを明示していますので、そちらを確認するか、ボート乗り場の売店に直接電話をして確認をとるのもよいでしょう。
また、かいぼり以外でも、季節によって営業時間が若干違います。
その点も気を付けて公園を訪れるとよいでしょう。
井の頭公園はボートだけじゃない!おすすめ観光スポット3選!
では、井の頭公園の観光地をみていきましょう。
井の頭公園には、以下の観光地があります。
- 井の頭弁財天
- 三鷹の森 ジブリ美術館
- 井の頭自然文化園
続いて、井の頭公園の観光地を、それぞれ詳しくみていきます。
井の頭公園の観光地①:井の頭弁財天
井の頭公園内にある弁財天をまつっている神社です。
社殿すぐそばには、井の頭池遺跡群や、徳川家家光御切付旧跡があります。
芸事の神様と知られる弁財天は、水の神様でもあり、インドではヒンドゥーの神様サラスヴァティーといわれています。
見どころの一つは、本堂の裏です。
そこではお金を洗うと、お金がさらに増えるといわれれている銭洗い弁天がいます。
こちらの社殿は、毎日朝7時と午後2時に20分ほどのお勤め行があります。
この時は一般の人もお堂内でお勤めができますので、興味がある人は参加してみるとよいでしょう。
その他、護摩供や祈願なども行っています。
井の頭弁財天
住所:〒181-0001 東京都三鷹市井の頭4丁目1
電話番号:0422-48-4484
URL:井の頭弁財天
井の頭公園の観光地②:三鷹の森 ジブリ美術館
映画やアニメで有名なジブリに関連するものを展示、保存してみることができるのが、三鷹の森ジブリ美術館です。
井の頭恩賜公園に隣接した形であります。
美術館だけを目的としていくときは、JR三鷹駅南口よりいかれるほうがアクセスが楽です。
館内に一歩入ると、ジブリワールドが広がります。
ジブリが好きな人にとってはトトロやその他のキャラクターが受付で待ち構えていてくれます。
館内では常時展示されているもののほかに、企画展もあり、ジブリに詳しくなくても楽しめます。
また、通常の美術館とは異なっている点もあるので、映画などのクリエイティブな仕事を目指している人にとっても刺激的な場所となっています。
館内地下1階には、アニメーションを見ることができる映像展示室も完備しており、80名収容できるため、ミニシアターさながらの雰囲気を楽しめます。
三鷹の森 ジブリ美術館
住所:〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1丁目1−83
電話番号:0570-055-777
営業時間:10:00~18:00
定休日:火曜日
入場料や利用料:大人1000、高校・中学700、小学生400円、幼児4才以上100円
URL:三鷹の森ジブリ美術館
井の頭公園の観光地③:井の頭自然文化園
年間パスポートもあり、自然と動物に触れあうことができる場所が井の頭公園にある井の頭自然文化園です。
こちらは、本園と分園とふたつあります。
チケットは共通なので、一般400円、中学生以上の子供150円で両方をみてまわることができます。
施設のスタッフによる無料のガイドツアーがあったり、飼育されている小動物モルモットなどをさわることができたりします。
施設によって、触れ合うことができる動物、時間が異なりますので、目当ての動物がいる場合は時間を確認していかれるとよいでしょう。
また、動物園だけでなく児童向けの小さな乗り物コーナーもあるので、小さな子供を連れて遊びにいくのにもぴったりです。
さらに自然に囲まれた美しい公園内にあるということもあり、季節によってさまざまな花を鑑賞することもできます。
公式サイトでは花暦も掲載していますので、園内を散歩しながら、動物だけでなくお花を楽しむの良いでしょう。
井の頭自然文化園
住所:〒180-0005 東京都武蔵野市御殿山1丁目17−6
営業時間:9:00~17:00
定休日:月
入場料や利用料:一般400中学生150円65才以上200円
URL:井の頭自然文化園
井の頭公園のボートの種類や値段、営業時間は?別れる噂とまゆげスワンのまとめ
井の頭公園は古くからある公園で、現在は住宅地に隣接した形となった公園です。
ボートでは3タイプの異なるボートを楽しめるデートやファミリー向けのお出かけにぴったりな場所です。
自然豊かな公園ですので、ボートを満喫するだけでなく園内を散策し、自然と親しむのもおすすめな場所です。