日本との共通点も多い?韓国の文化・習慣について!
日本と韓国の共通点は多そうですが、韓国の文化や習慣はどのようなものなのか、見ていきましょう。
どんな洋服が好まれる?韓国の衣文化の特徴!
韓国女性の正装は、シマチョゴリです。
日本の正装に例えると、袴と似ていますね。
最近の若者たちのファッションは、とてもお洒落です。
服選びも意識が高いし、ファッションセンスも良くなっていると思います。
KPOPアイドルを見てわかるように、皆さん背が高く細い人が多いので、ダボっとした服よりも、タイトは服を着ている若者が多いですね。
日本でも大人気!世界的に有名な韓国の食文化!
世界的には韓国の食文化の認識は少ないようですが、韓国の食文化といえば、やっぱりキムチですね。
韓国食卓には、必ずキムチ、ナムル、えごまの葉、カクテキなどの副菜がたくさん並びます。
これらのおかずはパンチャンと呼ばれているのですが、外食先でも、たくさんのパンチャンが並びます。
実は、全て無料で、おかわりも自由です。
注文してもいないのに、出てきた!とビックリしないようにしましょう。
それだけで食べたり、ご飯と一緒に食べたり、お肉を巻いて食べたりと、美味しい韓国料理も進みますね。
伝統的な住居もある?韓国の住文化について!
ソウルやプサンなどの主要都市では、高層ビルや住宅が密集しています。
しかし、都会から離れた地域では、伝統的な家はまだ残っています。
韓国の昔の家は、韓屋(ハノク)と呼ばれており、木造で瓦が使われています。
門を入ると、中には側あり中庭から各部屋に繋がっているの一般的な家屋です。
また、オンドルと呼ばれる床暖房が装備されていることも多く、とても暖かくなっています。
日本では床暖房が入っていると高価なイメージがありますが、韓国では昔から当たり前のように備わっている設備です。
韓国といえばハングル!韓国の言語文化の歴史!
ハングルが出来る以前、朝鮮語には文字がありませんでした。
そして1446年に、第4代国王の世宋が作ったのがハングルです。
公的な手段には、漢字が基本的には使われてきました。
しかし、民衆の間ではハングルが広がり、漢字とハングルが使われています。
漢字の利用は徐々に低下しており、1980年以降にはほとんどがハングルが主流となっています。
新聞では一部で漢字が使われることもあるようですが、看板などではほとんどみかけません。
日本に比べると設備が悪い?韓国の交通文化!
韓国の交通設備は、日本と比べてもほとんど変わらず整っています。
韓国高速鉄、地下鉄、バスなどの交通も充実していますし、日本と比べても料金は安いです。
とはいえ、バスやタクシーを使た時、運転の粗さやクラクションにビックリするのではないでしょうか。
割り込みも多い、割り込みされたときに苛立ちからのクラクションも多いです。
一般の自動車も、スピードを出す人も多くいつ事故が起こるのかとヒヤヒヤします。
もし、韓国旅行でレンタカーをする予定の方は運転には気をつけましょう。
韓国旅行中も安心!韓国の医療文化について!
韓国では、国民健康保険団体が引き受けの単一支払制度となっています。
2008年以降には、介護保険制度も開始され、医療制度は充実しているようです。
保険料も5000円前後で、低所得向けの補助などもあります。
システムも進んでいて、医療情報や診療報酬なども機械化されているようです。
日本と同様、大きな病院で安心して治療を受けることができ、優秀な医者もたくさんいます。
女性の喫煙は?韓国の喫煙文化!
女性が喫煙している姿はほとんど見かけないですよね。
というのも、宗教上の理由で、女性が人前でタバコを吸わないという習慣が根付いているからです。
女性に限らず男性もそうですが、年上の前ではタバコを吸わないようにしたり、年上以外の前でも正面ではタバコを吸わず背中を向けて吸ったりします。
韓国も日本同様に、タバコの値上がりが止まりません。
健康上の理由から、喫煙者を減らす運動が盛んに行われていて、タバコのパッケージには病気の様子の写真が移っています。
浴槽にはあまり入らない?韓国人のお風呂文化!
韓国では、日本のように毎日入浴しません。
基本的にはシャワーのみで、自宅に浴槽のある家は少ないです。
日本の銭湯のような、チムジルバンへ行ってお風呂やサウナに入るのが主流。
施設も充実していますし、そのまま泊まることも可能です。
週末になると、家族や友達とチムジルバンへ行ってのんびり過ごすのが習慣になっているみたいですね。
独特な儀礼もある?韓国の冠婚葬祭の文化について!
韓国の結婚式は、自由参加が基本です。
親戚や友達などへ招待状は配るのですが、出席や欠席の返事をする必要は特にありません。
また、日本のようにご祝儀をもっていくのではなく、会費を渡すのみです。
近年では、招待状を手紙で送るのではなく、スマホアプリを使って送るのが主流のようです。
結婚式の招待状をアプリを使って送るなんて、進んでますよね。
韓国のお掃除式は、葬儀の会場が病院に併設されています。
日本のように黒い服を着ていくのですが、喪服と呼ばれるような正式な服はありません。
日本とはマナーが異なる?韓国のコミュニケーション文化!
韓国では、儒教の上下関係を重んじるという教えが、根強く浸透しているので目に上の方に対しての礼儀は正しいです。
握手の仕方も独特で、目上の人とする場合、右手で握手をして左手は胸か肘に添えておきます。
基本的には同級生以外は、友達とは呼ばなかったり、かなり上下関係には厳しいです。
とはいえ、仲間となると自分の物は何でもシェアします。
お菓子でもタバコでも、仲間に食べられても吸われても怒ったりせず、それが当たり前。
仲間意識が強く、助け合いが当たり前という情に厚いのが特徴です。
日本から影響を受けている韓国の文化とは?
韓国独自の文化も多いのですが、日本と同様に中国文化がベースになっています。
とはいえ、それをはっきりとは認めないのが韓国です。
どこの国の影響も受けておらず、自分たちの手で文化を作ってきたと考えるのが韓国人です。
日本の影響を受けていることもたくさんのも事実で、たとえば、日本で人気のゲームや漫画が例に上がります。
しかしそれが日本から来たのなると、なかなか認めたくないようす。
歴史の影響で、日本には負けたくない、日本の真似をしたと思われたくないとうのがむき出しに出てきます。
身近なものでは、カップラーメンやお菓子のチョコパイやかっぱえびせんなど。
もともとは日本が作ったものだとしても、韓国発信の物だと主張しています。
日本人からしたら理解できない感覚ですよね。
韓国旅行前に要チェック!日本とは特に異なる韓国の文化・習慣5選!
日本の文化と韓国の文化では異なることが多いです。
近くて似ているように思われますが、以外にも違うことがあるのでビックリするのではないでしょうか。
それでは、日本とは特に異なる韓国の文化・習慣を見ていきましょう。
韓国には、以下のような独特の文化・習慣があります。
- 食文化
- 食事のマナー
- 名前
- 目上の人が最優先
- お正月
5つの文化と習慣を、詳しく見ていきましょう。
日本と特に異なる韓国の文化・習慣①:食文化
韓国では、基本的にはキムチを各家庭で大量に作っています。
大きな洗面器、つぼを使っているのですが、シンクや浴槽を使って白菜を洗ったり、漬けたりもします。
日本人からしたら、ちょっとカルチャーショックを受けるのではないでしょうか。
とはいえ、韓国人全員がキムチが好きなのではなくて、苦手な人もいます。
それに最近では、自分の家ではキムチを漬けないということもあるようです。
若い世代では、伝統文化を受け継ぐ意識が減っているみたいですね
日本と特に異なる韓国の文化・習慣②:食事のマナー
食事のマナーは全く異なります。
まず、目上の人が食べたら、食べ始めるのがルールで、小さい子供でもしっかりと守っているようです。
日本は麺をすする音はたてるけど、韓国では音を立てると失礼にあたります。
日本は左手にお皿をもって食べるけど、韓国では膝の上に左手をのせて片手で食べるのマナー。
日本はスープにご飯を入れて食べる習慣はありませんが、韓国は基本的は何でも混ぜ混ぜして食べるのがあたりまえです。
ビビンバもそうですし、クッパなどご飯が入ったスープ系も多いですよね。
日本と特に異なる韓国の文化・習慣③:名前
日本には覚えきれない数えきれないほどの名字がありますが、韓国では「キム」「パク」「リ」の3種類がほとんどです。
覚えやすいかもしれませんが、同じ名字が周りに多くなるのも困りますよね。
だからなのか、韓国では名前を呼ぶ時フルネームで呼ぶのが普通です。
また名字が同じだと遠い親戚かもしれないと心配され、産まれた場所が離れていたとしても、結婚することは不可能です。
今では法律改定もあり、8親等以上離れていると結婚が認められるようになりました。
しかし、考えが古い方も多いので、同じ名字だと結婚できない現状は残っているようです。
日本と特に異なる韓国の文化・習慣④:目上の人が最優先
時代が進み韓国文化の伝えも薄くなってはいるのですが、上下関係に関しては根強く残っています。
日本人の感覚からすると、ちょっと厳しすぎるのでは?と思うほど、年功序列に対しては厳しいようです。
ただ、素晴らしいなと思えることもあります。
たとえば、電車の中の優先席は、当たり前のように空席になっています。
眠りたいから座る、疲れている人が座るという日本人の勝手な考えの人はいないようです。
優先席は、お年寄りが座る席。
だから、もしお年寄りが経っていれば率先して席を譲るというのが当たり前のように出来ているのが韓国文化のいいところですね。
日本と特に異なる韓国の文化・習慣⑤:お正月
明治維新以降になると、日本では旧正月をお祝いすることもなくなり、太陽暦の採用から1月1日をお正月とするようになりました。
韓国では、1月1日よりも太陰暦の旧正月をメインとして祝うことがまだ残っています。
お正月の休暇も、1月1日はお休みですが1月2日からは、仕事もはじまります。
そして、旧正月になるとお正月休みとして1週間の休暇になります。
日本とは違う韓国の文化
日本と韓国の文化には、共通点はありますが細かいところでは、違いが多いようです。
上下関係、食事のスタイル、お風呂のスタイルなどが異なります。
とはいえ、若者世代からすると、お互いが意識し合い服装などには共通点もあります。
また、音楽もJpopは韓国でも聞かれているし、Kpopも日本では人気です。
以前よりは身近に感じることができるようになったな、と思えますね。
皆さんも近くて意外と知らない韓国について興味を持ってはいかがでしょうか?