千代田区の観光はどの駅から始めると便利?
徒歩圏内に多数の観光スポットがあるという点と、乗り入れ路線が多く目的の観光地にアクセスしやすいターミナル駅であるという点で、秋葉原駅か東京駅からの観光がおすすめ。
秋葉原は電気街を観光してから移動ができ、東京駅は駅自体にもグルメスポットが豊富で、さらに歩いて日比谷や丸の内、有楽町などの千代田区の観光スポットに向かうことができます。
ただし秋葉原駅は駅構内が複雑であるのと、東京駅は駅内がかなり広いので迷子にならないようにだけ注意。
他には東京駅と地下道で繋がっている大手町駅や、日比谷などの観光スポットに徒歩でアクセスできる有楽町、皇居のすぐ近くである九段下などが観光を始めるのにおすすめできる駅となっています。
千代田区&周辺でおすすめの観光スポット8選!買い物を楽しめる電気街や書店街も!
では千代田区の観光地をみていきましょう。
千代田区には、以下の観光スポットがあります。
- 千代田区の観光スポット①:一度は観光しておきたい「皇居東御苑」
- 千代田区の観光スポット②:千代田区のパワースポット「神田明神」
- 千代田区の観光スポット③:千代田区が誇る世界的観光スポット「秋葉原電気街」
- 千代田区の観光スポット④:都内で一番書物が集まる「神田古書店街」
- 千代田区の観光スポット⑤:千代田区の憩いの場所と言えばここ「日比谷公園」
- 千代田区の観光スポット⑥:全国屈指の桜の有名観光スポット「千鳥ヶ淵」
- 千代田区の観光スポット⑦:情緒豊かで趣深い日本庭園「ホテルニューオータニ日本庭園」
- 千代田区の観光スポット⑧:国内最大級の美術品収蔵量を誇る「東京国立近代美術館」
1. 千代田区の観光スポット①:一度は観光しておきたい「皇居東御苑」
皇居東地区の旧江戸城の本丸、二の丸、三の丸を整備し1963年に一般公開された皇居東御苑。
二の丸庭園以外は洋式庭園として整備されており、二の丸庭園は、小堀遠州作の回遊式庭園を復元したもの。
江戸城の天守閣は残念ながら明暦の大火で焼失してしまい、現在は天守台のみが残っています。
しかしこの天守台は展望台になっていて、上ることができます。
ほかにも大奥跡や百人番所、大手門など江戸時代の名残を色濃く残す観光スポットです!
また、皇居東御苑はこういった史跡のみではなく、敷地内には広大な自然が広がっており本丸と二の丸を結ぶ場所に位置する梅林坂などは、都内屈指の梅の観光名所として知られています。
この坂には50本ほどの梅の木が植えられていて、1月下旬~3月上旬頃には見事な梅の花を咲かせ、観光客で賑わいます。
皇居東御苑
住所:〒100-8111 東京都千代田区千代田1−1
電話番号:03-3213-1111
営業時間:3月1日~4月14日は午前9時~午後4時30分(入園は午後4時まで)
4月15日~8月末日は午前9時~午後5時(入園は午後4時30分まで)
9月1日~10月末日は午前9時~午後4時30分(入園は午後4時まで)
11月1日~2月末日は午前9時~午後4時(入園は午後3時30分まで)
定休日:・月曜日、金曜日
ただし,天皇誕生日以外の「国民の祝日等の休日」は公開します。
なお、月曜日が休日で公開する場合には,火曜日を休園します。
・12月28日から翌年1月3日まで
・行事の実施、その他やむを得ない理由のため支障のある日
(詳細はホームページのカレンダー参照)
入場料や利用料:無料
URL:宮内庁ホームページ
2. 千代田区の観光スポット②:千代田区のパワースポット「神田明神」
東京都千代田区外神田にある正式名称を「神田神社」と言うこの神社は
「神田明神」と呼ばれ、地元民や観光客に親しまれています。
神田明神は、元は現在の千代田区大手町付近にありましたが、江戸時代に現在の千代田区外神田へ移転してきました。
当時は徳川家康も参拝していたと伝えられています。
神田明神では一ノ宮は大黒神、二ノ宮にはえびす神、三ノ宮にタイラノマサカド神が祀られていて、縁結び、商売繁盛、健康祈願、勝負事に関するご利益があるとされています。
ほかにもパソコンやスマホに対応したIT用のお守り「IT情報安全守護」という少し変わった守護も。
千代田区内にあり、アクセスも良いことから普段から参拝客が絶えませんが、神田祭や初詣の時期には観光客で大変な賑わいを見せてくれます。
また、アニメ「ラブライブ!」では主要登場人物である東條希がこの神田明神でアルバイトをしていたりと「ラブライブ!」の聖地としても有名です。
神田明神
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田2丁目16−2
電話番号:03-3254-0753
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:神田明神ホームページ
3. 千代田区の観光スポット③:千代田区が誇る世界的観光スポット「秋葉原電気街」
アキバと呼ばれている千代田区秋葉原の電気街は世界でも類を見ない大規模な電気街で世界的にも有名な観光スポットです。
電子機器関連の店舗は現在秋葉原駅を中心に約500店あり、家電、音響機器、パソコン、半導体、照明などありとあらゆる電気関連の商品が並ぶ街となっています。
近年はこの電気街としての側面のほかにも、アニメ、マンガ、ゲーム、メイドカフェ、アイドル関連などの専門店が立ち並び、オタクが集うサブカルチャーの聖地としても注目されています。
今の秋葉原電気街は、かつてのディープで雑多な街並みと違い、大型の家電量販店なども多くきれいに整備されており、若い人や外国人観光客なども多く訪れる活気のある観光スポットになっています。
秋葉原電気街
住所:〒101-0021 東京都千代田区外神田1丁目12
電話番号:店舗による
営業時間:店舗による
定休日:店舗による
入場料や利用料:なし
URL:秋葉原電気街振興会ホームページ
4. 千代田区の観光スポット④:都内で一番書物が集まる「神田古書店街」
神田古書店街は、東京都千代田区神田神保町の神保町交差点を中心に古書店や本屋が密集している地帯です。
明治10年代にこの地で書物の需要が増加し神田に本屋が次々と増えていきました。
それに伴い当時貴重品であった本を二次使用するために古本屋が建ち始め、これがこの千代田区神田古書店街の起源となっています。
現在古書店は150件近くあり、都内の古書店の約三分の一がこの地区に集まっているとされるほど大規模です。
各古書店それぞれが専門分野を持っており、文学書や洋書などとジャンルが多岐に渡っているのも特徴。
また古本だけではなく新刊書店や出版社も立ち並んでおり、まさに本の街と呼ぶにふさわしい場所になっています。
毎年秋に古書市神田古本まつりが行われ、古書を求めて多くの人が集まり賑わいます。
神田古書店街
住所:〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2丁目3
電話番号:店舗による
営業時間:店舗による
定休日:店舗による
入場料や利用料:なし
URL:「本の街」神田神保町オフィシャルサイト
5. 千代田区の観光スポット⑤:千代田区の憩いの場所と言えばここ「日比谷公園」
霞が関や有楽町などに隣接しアクセスのよい千代田区にある日比谷公園。
公園内のたくさんの花壇には色鮮やかな四季折々の花が一年中咲き誇り、観光スポットとして有名なイチョウ並木と首賭けイチョウは秋には見事な紅葉を見ることができるなど、緑豊かで人々の憩いの場となっています。
テレビドラマの撮影などでも使用されることも多く、運が良ければ芸能人も見れるかも!
大小の野外音楽堂や図書館など施設も数多くあり、地方物産、文化や音楽、園芸、スポーツなどのイベントや展示も多く開かれています。
日比谷公園最大のシンボルである大噴水は、夜間にライトアップをされたりと見ごたえ抜群。テレビ や雑誌などの撮影のポイントとしても有名です。
日比谷公園
住所:〒100-0012 東京都千代田区日比谷公園1−6
電話番号:03-3501-6428
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料や利用料:なし
URL:日比谷公園ホームページ
6. 千代田区の観光スポット⑥:全国屈指の桜の有名観光スポット「千鳥ヶ淵」
皇居のお堀に沿って整備された約700メートルに及ぶ緑豊かな遊歩道。
沿道にはさまざまな文化施設も点在しており、江戸時代から現代まで続く歴史を感じながら観光を楽しむことができます。
また、桜の観光名所としてもよく知られており、桜の時期には大変な賑わいを見せてくれます。
お堀に沿ってソメイヨシノやオオシマザクラなど約260本の桜が咲き誇り、お堀の水面に映る桜並木は幻想的。
夜間のライトアップも行われ、昼間の桜とはまた違った美しさを堪能することができます。
また、千鳥ヶ淵では冬季以外レンタルボートの貸し出しを行っていて、陸からとはまた違った景色を楽しむことができます。
お花見の時期以外でもおすすめです。
千鳥ヶ淵
住所:〒102-0082 東京都千代田区麹町1−2
電話番号:03-5211-4243
営業時間:24時間
定休日:なし
入場料や利用料:なし
URL:千代田区観光協会
7. 千代田区の観光スポット⑦:情緒豊かで趣深い日本庭園「ホテルニューオータニ日本庭園」
ホテルニューオータニの日本庭園は、加藤清正公の下屋敷や井伊家の庭園として400年以上前からの歴史を有し、東京名園の一つに数えられています。
四季折々の花が咲き乱れる池泉回遊式の日本庭園で、千代田区という都心にありながらも、心ゆくまで日本情緒に浸ることができる場所となっています。
庭園には滝なども見受けられ、情緒もありながら華やかさも感じます。園内には石灯籠もいくつか点在し、観光する人々の目を楽しませてくれます。
また、ホテル開業50周年を記念したライトアップがスタートされ、さらに美しい庭園を楽しめる場所となりました。
とても華やかな庭園ですがなんと信じられないことに無料で観光することができます。
ホテルニューオータニ日本庭園
住所:〒102-8578 東京都千代田区紀尾井町4−1
電話番号:03-3265-1111
営業時間:6時~22時
定休日:なし
入場料や利用料:無料
URL:ホテルニューオータニ日本庭園ホームページ
8. 千代田区の観光スポット⑧:国内最大級の美術品収蔵量を誇る「東京国立近代美術館」
東京都国立近代美術館は、皇居の近くの緑豊かな地区にあり、建物近辺には日本文化や自然豊かな環境が広がっています。
東京駅から徒歩で向かうことができますので、時間に余裕がある方は美術館周辺の歴史的な景観を観光してみてください。
最大の特徴としては重要文化財を含む1万3千点を超える国内最大級のコレクションを収蔵しており、明治頃から現代までの多岐に渡る日本美術の名作や海外の作品も多数所蔵しています。
館内に設置されている展望休憩室からの眺望も見逃せません。
さらに年に数回、企画展が行われていたりとイベントが豊富となっています。
また、毎日開催している所蔵品ガイドは、美術作品の謎解きをするかのような鑑賞体験ができる国立近代美術館の人気プログラムです。
東京国立近代美術館
住所:〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3−1
電話番号:03-5777-8600
営業時間:10:00-17:00(金曜日・土曜日は10:00-20:00)
定休日: 月曜日(祝日または祝日の振替休日となる場合は開館し、翌日休館)、展示替期間、年末年始
入場料や利用料:一般500円(400円/5時から割引300円
大学生250円(200円/5時から割引150円
※()内は20名以上の団体料金(いずれも消費税込)。
URL:東京国立近代美術館ホームページ
【観光の腹ごしらえ】千代田区でおすすめのグルメスポット4選!
では、千代田区のグルメスポットをみていきましょう。
千代田区には、以下のグルメスポットがあります。
- さまざまな食が集まる「東京駅」
- 千代田区イチのおしゃれスポット「丸ビル」
- 千代田区最強のディープスポット「神田ガード下」
- さわやかな飲食店が集まる「日比谷シャンテ」
1. さまざまな食が集まる「東京駅」
さまざまなコンセプトの飲食店スポットが立ち並ぶ東京駅。
駅ですが、本当にさまざまなグルメを楽しむことができるスポットとなっています。
多種多様な名店の料理を気軽に楽しむことができるというコンセプトのキッチンストリートでは、
豊富なサイドメニューが自慢の『お茶漬けダイニング 茶らく』や、
鶏料理専門店の『新橋鶏繁 どんぶり子』など、
時間に追われているときでも気軽に本格的な料理を楽しむことができるようになっています。
ほかにも東京都大崎の行列店として有名である「六厘舎」などが軒を連ねるラーメンストリートや、黒い塀に囲まれたシックな空間を演出している黒塀横丁など名店がそろっています。
東京駅キッチンストリート
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1丁目9−1
電話番号:店舗による
営業時間:レストラン:11:00~23:00(L.Oは各店による)
※早朝営業店舗
ビアテリアプロント7:00~
果実園7:30~
にしむら日和 銀座8:00~
定休日:店舗による
URL:キッチンストリートホームページ
2. 千代田区イチのおしゃれスポット「丸ビル」
千代田区の丸の内らしいおしゃれなお店が集っている丸ビル飲食店街。
東京駅を出てすぐなのでアクセスもよく、気軽に向かうことができます。
本格広東料理を堪能することができる「セブンスサン」や、イタリアンで大人気の「リストランテ・ヒロ・チェントロ」、フレンチの名店である「オザミトーキョー」など、とにかく名店ぞろいです。
リッチな気分を味わいたい方は是非丸ビルへ。
ランチは比較的リーズナブルな値段のお店が多く、意外とコスパ良くリッチな気分を味わえます。
丸の内ビル
住所:〒100-6390 東京都千代田区丸の内2丁目4−1
電話番号:店舗による
営業時間:平日・土曜 11:00~23:00日曜・祝日 11:00~22:00※一部飲食店は平日7:30より営業
定休日:年中無休(但し、1月1日及び法定点検日は除きます。)
店舗により営業日・営業時間が異なります。詳しくは各店へお問合せ下さい
URL:丸ビルホームページ
3. 千代田区最強のディープスポット「神田ガード下」
東京駅の隣駅である千代田区神田のレンガ作りの高架下には、大衆居酒屋や立ち飲み屋などディープな飲食店が集っています。
どことなく昭和の雰囲気が漂っていて、洗練されたおしゃれなお店とは違う本来の東京の良さを感じることができます。
東京駅に近い都心とは思えない良心的な値段のお店が立ち並んでいてどこに入ってもとにかく安い!
再開発でなくなってしまう予定のお店も多いのでぜひ今のうちに観光も含め、訪れてみてください。景観も含めとっても素敵な場所です。
神田ガード下飲食店街
住所:東京都千代田区鍛冶町2丁目
電話番号:なし
営業時間:店舗による
定休日:店舗による
URL:なし
4. さわやかな飲食店が集まる「日比谷シャンテ」
ビジネス街でもあり、映画や観劇の街とも言われている千代田区日比谷。多くの人が集まるため、グルメスポットも豊富。
中でも複合商業施設である日比谷シャンテはレストランやカフェなど飲食店も充実しています。
さわやかな雰囲気に、流行のカフェ飯を楽しむことができるカフェレストラン「ゆとりの空間」や、オーガニックレストラン「She」など女性に人気の店舗が多数集結しています。
日比谷シャンテ
住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1丁目2−2
電話番号:店舗による
営業時間:レストランフロア 11:00~23:00 ※日曜・月曜は22:00まで
定休日:年中無休(臨時休業、年末年始を除く)
URL:日比谷シャンテホームページ
千代田区の観光でおすすめの交通手段は?徒歩が一番便利?
JRやメトロの乗り放題きっぷや都バス500円乗り放題など公共機関が充実している千代田区。
駅の規模が大きくて電車に乗るまで時間がかかってしまったり、距離が近いはずなのに乗り換えに時間をとられて最終的には歩いたほうが早かった、なんてことも。
そもそも慣れていない方には、電車やバスは路線が複雑でどれに乗ればいいのかわかりづらいという問題もあるかと思います。
駅の間隔がそれほど離れていないことが多いため、目的の観光スポットが2~3駅程度の距離であれば観光を楽しみながら徒歩で向かうのもアリです。
荷物が多い場合や体力に自信のない方は、公共機関を利用しましょう。
公共機関の場合は比較的に人が少なく、駅内で迷いにくく、目的の路線に辿りつきやすいという点で地下鉄がおすすめです。
ビジネスだけじゃない観光スポットとしても魅力たくさんの千代田区
都心なだけあって観光スポットや文化施設、飲食店が充実している千代田区。
有名な観光スポットはもちろんですが、街の密度が高いため移動中だったりふとした場所でちいさな発見があるかも。
千代田区を訪れたことがない人はもちろん、仕事などで普段千代田区になじみのある人もぜひ改めて千代田区の魅力に触れてみてくださいね。