【観光スポットの前に】墨田区ってどんなエリア?
墨田区は東京23区の中でも東寄りにある区で、西に隅田川が流れています。
墨田区は元々は向島区と本所区に分かれておりました。
向島区は平安時代には農村地帯として発展したのに対して、本所区は江戸時代までは湿地帯と牛の放牧地がある程度でした。
江戸初期に起こった明暦の大火事によって、武家屋敷が南部本所地域に移動となり、河川の切削や道路の整備が行われます。
明治以降は、開発が進み終戦後の昭和22年に両区が合併して墨田区となりました。
ここに観光スポット「東京スカイツリー」が2012年に誕生しました。
東京スカイツリーの他にも、相撲の町「両国」が墨田区にあり、両国国技館や相撲部屋、ちゃんこ鍋屋などがあります。
ちなみに両国の北側に横網(よこあみ)という地名があって横綱(よこづな)に似ていますが、違いますので注意しましょう。
その他にも観光におすすめの博物館や水族館、歴史的な屋敷跡など、墨田区には観光の見どころが数多くあるので、東京観光でぜひ加えておきたいところです。
余談ですが、墨田区は介護発祥の地です。
墨田区最大の観光スポットはスカイツリー!グルメもショッピングも楽しめる!
東京スカイツリーは墨田区一の観光地です。
高さ634mもあり、東京タワーに代って東京の電波塔となりました。
このタワーの地上部分は正三角形ですが、高くなるにつれて丸みを帯び、標高320m地点ではほぼ円形になります。
また、非常に高い塔などのために年間30回程度の落雷が見込まれることから、落雷のデータを観測する施設としての役目を持っています。
展望台は、高さ350m付近の展望デッキ(第一展望台)と高さ450m付近の展望回廊(第二展望台)に別れており、それぞれ料金が異なるので観光時に注意しましょう。(セット券もあります)
展望台に上るまでのエレベータにも趣向が凝らされており、それぞれの季節をイメージしています。
展望デッキ内には、カフェやレストランもあるので、観光などで大都会東京を優雅に見下ろしながら食事やドリンクが味わえるでしょう。
ショップは、展望デッキ内と出口フロアの5F、団体フロアの1Fにそれぞれあります。
それぞれ個性的でオリジナルグッズが多数販売されているので、観光のお土産で買い忘れないようにしましょう。
東京スカイツリー
住所:東京都墨田区押上1丁目1-2
電話番号:0570-550-634
営業時間:8:00-22:00
定休日:無休
入場料や利用料:セット券3600円
URL:http://www.tokyo-skytree.jp/
墨田区観光でおすすめの人気スポット8選!【スカイツリー以外にも魅力たくさん】
では、墨田区の観光スポットをみていきましょう。
墨田区には、以下の観光スポットがあります。
- すみだ水族館
- 向島百花園
- すみだ北斎美術館
- たばこと塩の博物館
- 旧安田庭園
- 勝海舟銅像
- 隅田公園
- 江戸東京博物館
続いて、墨田区の観光スポットを、それぞれ詳しくみていきます。
墨田区の観光スポット①:すみだ水族館
すみだ水族館は、東京スカイツリーの隣、スカイツリータウン内、ソラマチの5・6Fにある観光に最適な水族館です。
おもに8つのゾーンに分かれており、「自然水景」「クラゲ」「アクアギャラリー」「サンゴ礁」「ペンギン」「オットセイ」「東京大水槽」「江戸リウム」になっています。
ここは単なる水族館と違い、生きたアート作品を展示している雰囲気に満たされ、観光で来て非日常空間を味わいながら命の大切さがわかるでしょう。
可愛いペンギンやオットセイ、大水槽の迫力も圧巻です。
墨田区という都心に近い水族館で、お得な年間パスポートもあるので、それをGetして定期的に観光で水族館で癒されに行くのも良いでしょう。
見るだけでなく、カフェやショップ、さらに各種ワークショップなどの体験プログラムも多く用意しています。
すみだ水族館
住所:東京都墨田区押上1丁目1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ 5-6F
電話番号:03-5619-1821
営業時間:9:00-21:00
定休日:無休
入場料や利用料:大人2050円
URL:http://www.sumida-aquarium.com/
墨田区の観光スポット②:向島百花園
向島百花園(むこうじまひゃっかえん)は、墨田区にある観光にも最適な都市庭園です。
隅田川七福神の発祥の地とされ、江戸の文化文政期に園を創設した佐藤鞠塢(さとうきくう)氏が大切にしていたという福禄寿が祀られています。
都会にいながらここでは四季折々の花を愛でることができ、春の藤、初夏の菖蒲、夏のひょうたん、へちまなどのツル植物、秋の萩トンネルなど時期と季節毎に観光でいろんな花を楽しめるでしょう。
草花は、自然に近い状態に保たれていますので、近づいて来る野鳥や昆虫も見ものです。
また、いわゆる「季節の七草」の花々も鑑賞できるので、歴代の歌人にならって、草花を愛でながら観光の余興として一句詠んでみるのも良いでしょう。
向島百花園
住所:東京都墨田区東向島3丁目18-3
電話番号:03-3611-8705
営業時間:9:00-17:00
定休日:無休
入場料や利用料:150円
URL:https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index032.html
墨田区の観光スポット③: すみだ北斎美術館
江戸のアート文化の一端を担った葛飾北斎(かつしかほくさい)は、墨田区本所で生まれました。
彼の功績をたたえるために建てられたのが「すみだ北斎美術館」なので観光にも最適です。
大森貝塚を発見したエドワード・モースの弟のひ孫、ピーターモースのコレクション600点と浮世絵研究者の楢崎 宗重(ならさき むねしげ)のコレクション480点が、それぞれ譲渡・寄付されました。
江戸の浮世絵文化や葛飾北斎を知るにはまたとない常設のミュージアムなので、観光に来て興味のある人はぜひ足を運びましょう。
常設展の他にも定期的に企画展が催されます。
またすみだ水族館・江戸東京博物館・郵政博物館で、この美術館のの半券を提示すると割引で入場できるので、観光にも便利です。
すみだ北斎美術館
住所:東京都墨田区亀沢2丁目7-2
電話番号:03-6658-8931
営業時間:9:30-17:30
定休日:月曜日
入場料や利用料:大人400円
URL:http://hokusai-museum.jp/
墨田区の観光スポット④:たばこと塩の博物館
たばこと塩の博物館(タバシオ)は、1978年当時の日本専売公社(現JT)が設立した博物館です。
開館当初は渋谷区にありましたが、2015年に墨田区に移転・リニューアルオープンしました。
観光で来た際には注意しましょう。
内容は、設立当初の専売品「塩」「たばこ」に関する博物館です。
16世紀以来の嗜好品「たばこ」と生命を維持するのに必要不可欠な「塩」という相反する2つのアイテムに関する資料の収集と調査目的で造られた経緯がありました。
現在この博物館では両方の資料併せて3万点を収蔵しています。
展示物は2Fが「塩」3Fが「たばこ」の常設展示となっており、他にも定期的に特別展が開催されています。
観光でここにくれば「塩」と「たばこ」の知られる歴史や知識をより多く得られるでしょう。
たばこと塩の博物館
住所:東京都墨田区亀沢2丁目7-2
電話番号:03-3622-8801
営業時間:10:00-18:00
定休日:月曜日
入場料や利用料:大人100円
URL:https://www.jti.co.jp/Culture/museum/index.html
墨田区の観光スポット⑤:旧安田庭園
両国駅から徒歩数分の場所にあり、観光に最適な旧安田庭園は、墨田区にある潮入り回遊式庭園です。
ここは、江戸時代の本性松平氏の下屋敷があった場所で、元禄年間に大名庭園が造られました。
安政年間には隅田川の水が入るようになりました。
明治時代に安田財閥の祖とされる安田善次郎の手に渡ります。
大正時代にこの庭園は東京市に寄贈されますが、関東大震災で崩壊、昭和2年に市の庭園として復元されました。
その後昭和42年に墨田区の管理となりました。
観光で庭園の中に入れば、季節の移ろいを感じることができ都会とは思えない雰囲気・風情を感じられます。
その一方でスカイツリーが良く見えます。
さらにこの庭園の入場が無料なので観光には最適、すぐ近くの横網町公園とセットで回りましょう。
旧安田庭園
住所:東京都墨田区横網1丁目12-1
電話番号:03-5608-1111
営業時間:9:00-16:30
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:http://visit-sumida.jp/spot/6085
墨田区の観光スポット⑥: 勝海舟銅像
墨田区の本所生まれで、江戸を新政府軍からの攻撃から守ったとされる英雄・勝海舟の銅像が墨田区の区役所前にあります。
歴史が好きな観光客はぜひ訪れてみましょう。
この銅像は「勝海舟の銅像を建てる会」という市民グループが提唱して建立しました。
隅田川と北十間川の合流点あたりにあり、対岸の台東区浅草あたりを見渡せます。
銅像は立像で、左手で刀を持ちながら、右手で正面を指差しています。
その姿は躍動感あふれており、今にも動き出しそうな雰囲気を感じるでしょう。
勝海舟銅像は墨田区では新しい歴史的な観光名所としてPRしており、新しい観光プランとしても位置付けられています。
勝海舟銅像
住所:東京都墨田区吾妻橋1丁目23
電話番号:なし
営業時間:24時間
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:http://www.city.sumida.lg.jp/smph/sangyomatidukuri/matizukuri/matizukurisuisin/keikanmatizukuri/monument/katukaisyuumonument.html
墨田区の観光スポット⑦:隅田公園
隅田公園は、隅田川沿いにある公園です。墨田区の他に、川の対岸の台東区にもまたがっております。
この公園の名物は桜でしょう。
江戸時代の8代将軍徳川吉宗の命により桜が植えられました。
当時の桜は有名な「ソメイヨシノ」ではありません。
桜の咲くころに観光に来たらぜひ鑑賞しましょう。
ちなみに公園の墨田区側は、江戸時代は水戸藩の下屋敷がありました。
「小梅御殿」と呼ばれた広大な御殿の景観は、錦絵に描かれるほど素晴らしいものでした。
水戸家の末裔は関東大震災で建物が倒壊するまで、墨田区にあるここに住んでいたそうです。
その名残は現在も残っており、大名庭園を彷彿とさせるような池や遺構の数々は、歴史好きの観光にはたまらないでしょう。
隅田公園の口コミ
隅田公園
住所:東京都墨田区向島1-2-5
電話番号:03-3625-5495
営業時間:24時間
定休日:無休
入場料や利用料:無料
URL:http://visit-sumida.jp/spot/6133
墨田区の観光スポット⑧:江戸東京博物館
江戸東京博物館は、墨田区の両国国技館のすぐ隣にある博物館です。
江戸と東京の歴史・文化を伝えるための博物館として平成5年に開館しました。
地上の高さは江戸城の天守閣とほぼ同じ、常設展示は5階と6階にあり、吹き抜けで「江戸ゾーン」と「東京ゾーン」があります。
色々な展示物の中でも観光におすすめなのが、江戸の城下町を再現したジオラマでしょう。
他にも江戸時代の日本橋や中村座を原寸大で再現した模型や稼働する模型・持ち上げられる千両箱などがあります。
東京ゾーンは明治時代から東京大空襲にかけての展示物です。
墨田区観光に来たならぜひ見学しましょう。
またこの博物館の分館が、墨田区の他、東京都小金井市の「江戸東京たてもの園」で、観光にはこちらもおすすめです。
江戸東京博物館
住所:東京都墨田区横網1丁目4-1
電話番号:03-3626-9974
営業時間:24時間
定休日:無休
入場料や利用料:600円
URL:http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
墨田区観光では歴史ある石碑と各邸跡巡りも体験しよう
墨田区観光でぜひ取り入れたいのは歴史の散策でしょう。
墨田区は江戸時代に多くの大名屋敷が作られ、旧安田庭園のように当時の面影を残しているものがある一方、石碑レベルの遺構しか残っていないところがあります。
墨田区でも南側の本所地区では、観光で気軽に歩いて回れ、有名なのは両国駅の南にある吉良上野介邸後で、現在は本所松坂町公園となっています。
忠臣蔵のエピソードを頭に浮かべながら観光で訪問するのが良いでしょう。
周辺には本因坊の屋敷跡や塩原太助炭屋跡、前原伊助宅跡など、石碑レベルのものばかりですが、歴史が好きな観光客にはたまらないでしょう。
ちなみに芥川雄之助の文学碑も近くに会います。
墨田区でおすすめの人気観光スポット8選のまとめ
墨田区は、東京の都心の東側にあり、東京スカイツリーという強力な観光地があって、すみだ水族館もあります。
しかし、それだけでなく相撲の聖地両国周辺には国技館の他にも江戸東京博物館やすみだ北斎美術館さらに、歴史を感じる邸宅跡などもあります。
さらに、旧安田庭園や隅田公園など自然を感じる空間もあるので、墨田区へは観光で時間をかけてのんびりまわりましょう。
東京スカイツリーにある水族館です。
エコーに着目した水族館で、水槽の見た感じはよくある水族館とはちょっと違う雰囲気があります。
あまり大きな水族館ではないので、東京スカイツリーに行った際についでに行くのによいでしょう。
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展示の内容はそれなりによく考えられているものなのでいちど行く価値はあると思います。