【観光スポットの前に】豊田ってどんなエリア?
豊田市は愛知県の北部に位置する都市。
愛知県内では県庁所在地の名古屋市について2番目に人口が多く、面積は県内で一番という大きな街です。
2005年に市町村合併が行われたことで、旧豊田市よりも面積が広くなりました。
とはいえ、今でも合併前の市町村をもとにした7つの地区名がよくつかわれます。
豊田市の名前を聞いて多くの人が思い浮かべるのが、自動車メーカーの“トヨタ自動車”でしょう。
トヨタ自動車の本社は豊田市にありますが、実は「豊田市に会社があるからトヨタ自動車という社名にした」のではなく、「トヨタ自動車があるから豊田市という名前ができた」んです。
トヨタ自動車は創始者の豊田佐吉から社名がつけられましたが、本社を建てたとき、豊田市はまだ「挙母市(こもろし)」という名前でした。
自動車産業が栄え、“トヨタ自動車の街”として有名になった挙母市は、1959年に「豊田市」に名称を変更したのです。
トヨタ自動車以外にも、自然いっぱいの山や美しい川が残る豊田市は、旅をしても楽しい街として毎年多くの人を受け入れています。
豊田観光でおすすめのパワースポット4選【松平東照宮/猿投神社】
では、豊田にあるおすすめのパワースポットをみていきましょう。
豊田には、以下のおすすめパワースポットがあります。
- 松平東照宮(まつだいらとうしょうぐう)
- 猿投神社(さなげじんじゃ)
- 挙母神社(こもろじんじゃ)
- 足助八幡宮(あすけはちまんぐう)
続いて、豊田にあるおすすめのパワースポットを、それぞれ詳しくみていきます。
豊田のおすすめパワースポット①:松平東照宮(まつだいらとうしょうぐう)
豊田市の松平地区には、松平氏発祥の地として知られる“松平郷”があります。
松平東照宮(まつだいらとうしょうぐう)は松平郷にある、歴史の長い神社です。
まつられているのは、松平氏の始祖といわれる室町初期の武将・松平親氏(まつだいらちかうじ)と、あの徳川家康。
徳川家康は岡崎城の第八代城主であった松平広忠(まつだいらひろただ)の子どもであり、元の名を松平元康(まつだいらもとやす)という、まぎれもない松平家の一族です。
境内には、松平家の一族や家康も産湯に使ったといわれる「産湯の井戸」があります。
この水は、不老長寿や安産にご利益があるとされるありがたいご神水として大切にされているんです。
森に囲まれた境内を散策すれば、全身にすがすがしい空気を充填できます。
松平東照宮
住所:豊田市松平町赤原13
電話番号:0565-77-8089(松平観光協会)
営業時間:拝観は終日可能
定休日:御祈祷は仏滅の日にお休み
入場料:無料(お気持ちでお賽銭の用意を!)
URL:松平東照宮(松平郷ウェブサイト)
豊田のおすすめパワースポット②:猿投神社(さなげじんじゃ)
豊田地区の猿投町(さなげまち)にある猿投神社(さなげじんじゃ)もパワースポットとして有名な神社です。
猿投山のふもとに本社があり、山頂に「奥の院」が存在します。
まつられているのは、『日本書紀』や『古事記』にも名前がみられる古代日本の王族・大碓命(おおうすのみこと)。
大碓命はこの地を開拓するために尽力していましたが、ある日猿投山を登る途中、毒蛇にかまれて命を落としたといわれています。
山頂の奥の院、西宮のそばには大碓命の墓所が安置されているんです。
毎年10月に行われる「猿投まつり」では伝統的なおみこしや舞いが奉納されることでも知られています。
猿投神社
住所:豊田市猿投町大城5
電話番号:0565-45-1917
営業時間:拝観は終日可能
定休日:拝観は終日可能
入場料:無料(お気持ちでお賽銭の用意を!)
URL:猿投神社(ツーリズムとよたウェブサイト)
豊田のおすすめパワースポット③:挙母神社(こもろじんじゃ)
豊田市の昔の名称である「挙母(こもろ)」の名のつく挙母神社(こもろじんじゃ)。
地元の人は初もうでや七五三、初宮詣りなど、人生の節目節目でこの神社を訪れる、地域に根付いた神社です。
歴史は古く、一説には1189年に源義経の家臣だった鈴木重善が“子守明神”をまつったことで始まったともいわれています。
安産祈願や無病息災を願う多くの人が訪れます。
歴史を感じる拝殿もさることながら、10月に行われる例大祭「挙母まつり」は非常に華やかなお祭りとして有名です。
色とりどりの花吹雪が舞う中、何人もの人を乗せた巨大な山車が街中を駆け巡ります。
神社でも雅楽や巫女舞が披露されますので、ぜひお祭りの日をねらって足を運んでみましょう。
パワフルな山車の引き回しと神社での奉納行事を一緒に楽しめば、体の内側から湧いてくるようなエネルギーを感じられるはずです。
挙母神社
住所:豊田市挙母町5-1
電話番号:0565-32-0718(9:00~14:30)
営業時間:拝観は終日可能
定休日:無休
入場料:無料(お気持ちでお賽銭の用意を!)
URL:挙母神社(ツーリズムとよたウェブサイト)
豊田のおすすめパワースポット④:足助八幡宮(あすけはちまんぐう)
豊田市のほぼ真ん中を広く占める足助(あすけ)地区。
この地区には、国の重要文化財にも指定される歴史の深い本殿をもつ足助八幡宮(あすけはちまんぐう)があります。
足助八幡宮のはじまりはなんと673年と伝えられています。
古くから「旅」や「足」、「交通」の無事にご利益があるとされており、たくさんの絵馬が奉納されている神社です。
「足」へのご利益があるということから、最近ではマラソンランナーやジョギングを愛好する人たちからも注目されています。
社務所では“わらじ”の形をしたお守りが売られていますよ!
豊田を訪れる旅の途中であれば、ぜひ足助八幡宮によって旅の無事や成功を祈願しましょう。
足助八幡宮
住所:豊田市足助町宮ノ後12
電話番号:0565-62-0516
営業時間:拝観は終日可能、社務所10:00~15:00
定休日:無休
入場料:無料(お気持ちでお賽銭の用意を!)
URL:足助八幡宮(足助観光協会ウェブサイト)
豊田観光でおすすめの自然スポット10選【鞍ヶ池公園/ふじの回廊】
では、豊田観光でおすすめの自然スポットをみていきましょう。
豊田には、以下の自然スポットがあります。
- 鞍ヶ池公園
- ふじの回廊
- 水源公園
- 勘八峡(かんぱちきょう)
- 香嵐渓(こうらんけい)
- 寧比曽岳(ねびそだけ)
- 26ism あさぎりトレイル
- 名倉川・段戸川流域
- 神越渓谷
- 旭高原元気村
続いて、豊田観光でおすすめの自然スポットを、それぞれ詳しくみていきます。
豊田観光でおすすめの自然スポット①:鞍ヶ池公園
豊かな里山や木々が色濃く残る豊田には、自然を満喫できる観光地もたくさん!
鞍ヶ池公園は家族連れが1日中楽しめる人気スポットです。
鞍ヶ池という池を中心に整備された広い敷地内には、遊具、展望台、動物園や植物園など、たくさんの見所があります。
なかでも動物園は子どもたちに大人気!
モルモットなど30種以上の動物が飼育されています。
また、豊田市らしくトヨタ自動車の記念館・トヨタ鞍ヶ池記念館もあるので、車が好きなお父さんたちも楽しめるはずです。
園内には1500本にも上る桜が植樹されているので、春にはお花見に行くのも最適。
お弁当を持参して、街から近い自然の中でのピクニックを楽しみましょう!
広い無料の駐車場が完備されており、車でのアクセスが便利です。
東海環状自動車道の鞍ヶ池PAから続く駐車場に車を止め、直接公園に行けるようにもなっています。
鞍ヶ池公園
住所:鞍ヶ池公園
電話番号:0565-80-5310(鞍ヶ池公園管理事務所)
営業時間:9:00~17:00、動物園は10:00~16:30
定休日:12月29日~12月31日、植物園とふれあい広場は月曜日休み
入場料や利用料:無料(ボート、園内を走るパークトレインは有料)
URL:鞍ヶ池公園(ツーリズムとよたウェブサイト)
豊田観光でおすすめの自然スポット②:ふじの回廊
藤岡地区にあるふじの回廊は、名前の通りふじの花が咲き誇る美しい散策路。
ふじが藤岡の花になっていることにちなんでつくられました。
ふじの回廊を訪れるのであれば、やはり藤の花が満開になる季節がおすすめです。
花が咲く季節の目安は4月下旬から5月中旬ごろ。
ゴールデンウィークのころに見ごろを迎え、「ふじまつり」も開催されます。
九尺藤、紫三尺、八重黒竜、シロバナ藤の4種類のふじが満開のようすは、まるで物語の中にいるような美しさで、インスタ映えすること間違いない!
ふじの回廊が開催される場所の住所には番地がありません。
車で訪れる際には「豊田市立御作小学校」を目印にするとよいでしょう。
ふじの回廊
住所:豊田市御作町
電話番号:0565-76-6108(藤岡観光協会)
営業時間:不明
定休日:不明
入場料:不明
URL:ふじの回廊(ツーリズムとよたウェブサイト)
豊田観光でおすすめの自然スポット③:水源公園
豊田市内でも一二を争う桜の名所として有名なのが、水源公園です。
地元の人が自転車でサイクリング楽しんだり、ピクニックをしたりと、市民に愛されている公園になっています。
例年3月末から行われる「水源桜まつり」では、満開の桜とともにフリーマーケットや各種イベントが楽しめます。
夜にはライトアップも行われ、暗い中に浮かび上がる美しい桜を楽しみに多くの人が訪れます。
春だけでなく、1年を通して楽しむことができる公園です。
矢作川沿いに位置することから、冬にはさまざまな種類の水鳥が訪れますので、双眼鏡片手に親子でバードウォッチングするのもおすすめです。
敷地内には駐車場、公衆トイレもあります。
水源神社という神社もあるので、お参りも忘れないようにしましょう。
水源公園
住所:豊田市水源町
電話番号:0565-34-6621(豊田市役所公園課)
営業時間:なし
定休日:なし
入場料:なし
URL:水源公園(ツーリズムとよたウェブサイト)
豊田観光でおすすめの自然スポット④:勘八峡(かんぱちきょう)
水源公園から矢作川を上流へさかのぼると、越戸ダムという大きな発電用のダムがあります。
この越戸ダム周辺は、花崗岩がえぐられてできた渓谷になっており、勘八峡(かんぱちきょう)と呼ばれています。
渓谷下流部には巨大な岩や奇岩が多く、江戸時代にはすでに観光客を相手にするためのいかだなどが行きかっていたと言われているほど。
越戸ダム開発によって巨大な岩や奇岩は減り、景色が少し変わってしまいましたが、今でも多くの人が水辺の景色を楽しむためにやってきます。
春の桜の時期や、紅葉の時期は特に観光客が多いスポットです。
ダムではボートやカヌーを漕いでいる人もしばしばみられるみたいですよ!
勘八峡
住所:豊田市平戸橋町
電話番号:0565-34-6642(豊田市観光協会)
営業時間:なし
定休日:なし
入場料:なし
URL:勘八峡(ツーリズムとよたウェブサイト)
豊田観光でおすすめの自然スポット⑤:香嵐渓(こうらんけい)
巨大な自動車産業を支える都市からは想像もできないような名勝も、豊田市にはあります。
足助地区の香嵐渓(こうらんけい)は四季折々の美しさが楽しめる、すばらしい渓谷です。
春にはかわいらしい山野草が足元を彩り、初夏には目にもまぶしい新緑が山を彩ります。
秋には4000本にも上るモミジが真っ赤に染まり、白と黒に染められる冬の景色もまた格別です。
香嵐渓のモミジは、この渓谷のほぼ中心に位置するお寺「香積寺(こうじゃくじ)」の和尚さんが植え始めたのが始まりと言われています。
香積寺までの参道や境内も大変趣があるので、ぜひ香嵐渓とあわせて訪れてみてください。
なお、春にカタクリの花がさく頃には、ハンドメイドやクラフトの作家さんが集まる「クラフトフェアー」も開催されます。
香嵐渓の口コミ
香嵐渓
住所:豊田市足助町飯盛
電話番号:0565-62-1272(足助観光協会)
営業時間:なし
定休日:なし
入場料:なし
URL:香嵐渓(足助観光協会ウェブサイト)
豊田観光でおすすめの自然スポット⑥:寧比曽岳(ねびそだけ)
寧比曽岳(ねびそだけ)は足助地区にある、標高1121mの山です。
ハイキングやトレッキング、自然散策を本格的にしてみたい人におすすめします。
それほど高い山ではないため、のんびりと山登りを楽しめる、初心者にもやさしい山です。
ところどころにベンチが設置されていたり、歩きやすい道が整備されているので、お年寄りからお子さんまで幅広く楽しめます。
段戸湖にある駐車場から登山をする人が多いようです。
山頂からの展望がとても良いと評判で、天気の良い日は南アルプスまで見えるといわれています。
低山とはいえ、歩きやすい靴やリュックでしっかりと装備を整えて、楽しく山を登りましょう!
寧比曽岳
住所:愛知県豊田市大多賀町
電話番号:0565-62-1272(足助観光協会)
営業時間:なし
定休日:なし
入山料:なし
URL:寧比曽岳(ツーリズムとよたウェブサイト)
豊田観光でおすすめの自然スポット⑦:26ism あさぎりトレイル
下山地区にある三河高原キャンプ村では、マウンテンバイクで山のなかを駆け巡る「マウンテンバイクトレイル」が体験できちゃうんです!
26ism あさぎりトレイルと名付けられたトレイルパークに行ってみましょう。
自転車のレンタルもあるので、初めての人が手ぶらで行っても大丈夫。
受付は三河高原キャンプ村内にある朝霧荘で行います。
本格的に林の中を走れるエリアはもちろんのこと、小学生位のお子さんが練習できるキッズエリアもあります。
初心者さんは急がず焦らず、自分のペースで自転車をこいでみましょう。
歩いて山の中を散歩するのとはまた一味違った楽しみ方ができるはずです!
受付のある朝霧荘内にはお風呂もあるので、汗びっしょりになっても気になりませんね。
26ism あさぎりトレイル
住所:愛知県豊田市東大林町半ノ木2(受付・朝霧壮)
電話番号:0565-90-3530
営業時間:9:00〜16:15(受付は15:30まで)
定休日:12月16日~2月末日、営業期間中は木曜定休、5・7・8・10・11月は無休 ※キャンプ場の営業日に準じる
入場料:中学生以上¥1,000/日・小学生以下¥500/日、自転車レンタルは別料金
URL:26ism
豊田観光でおすすめの自然スポット⑧:名倉川・段戸川流域
釣りがしたいという人におすすめなのが、名倉川や段戸川の流域です。
地元漁協が継続的に放流を行っているため魚が多く、気軽に楽しめる釣り場なっています。
豊田市中心部からは車で1時間ほどと、アクセスしやすいにもかかわらず本格的な渓流釣りができます。
自分で釣った魚を食べられるのは、最高の贅沢ですよね!
春から秋にかけてはアマゴ、夏場はアユ釣りができます。
入漁料として1日券や年券(シーズンパスのようなもの)を購入する必要があるので、忘れないでくださいね。
禁漁期間などの細かな決まりがありますので、あらかじめウェブサイトなどで確認するか、わからないところは電話で問い合わせをするなどしてから訪れましょう。
名倉川・段戸川流域
住所:豊田市稲武地区内
電話番号:0565-82-2521(名倉川漁業協同組合)、0565-82-2640(稲武商工会)
営業時間:8:30~17:15
定休日:禁漁期間あり。公式ウェブサイトを要参照
入漁料:あまご釣り(3/1~9/30)…年券5000円、日券1000円(現場県1500円)など。細かい決まりがあるので公式ウェブサイトを要参照。
URL:名倉川漁協(つりチケ)、最新情報は名倉川漁業協同組合ブログもチェックしましょう。
豊田観光でおすすめの自然スポット⑨:神越渓谷
釣りや川遊びが好きな人には、足助地区にある神越渓谷もおすすめします。
水の美しい渓流が広がる神越渓谷には、1年中楽しめるマス釣り場が整備されているんです。
釣りのスタイルはエサ釣り、もしくはルアーフィッシング・フライフィッシング。
それぞれ専用の釣り場があります。
初心者にもやさしいエサ釣りでは、1㎏のマスが放流されますので、釣れる確率はずっと高くなりますね。
こちらの釣り場では、釣れた魚の持ち帰りを制限していないということなので、どれだけ釣れるかチャレンジしてみるのも面白いです。
釣れたマスの楽しみ方は、持ち帰るだけではありません。
入川料を払って釣りをした人であれば、その場でバーベキューができるんです!
基本的にバーベキューの器具は持ち込みが必要ですが、マスを最低限焼けるだけの道具は現地でも販売されています。
神越渓谷
住所:豊田市御内町天狗2-32
電話番号:0565-62-2150(神越渓谷をおもしろくする会 (神越渓谷マス釣り場内))
営業時間:4月~9月 7:00~18:00、10月~3月 7:00~17:00
定休日:無休
入場料:えさ釣り場…入川料(小学生以上、ニジマス1㎏放流付き)2500円、入場料(小学生以上の釣りをしない同伴者)500円/ルアー・フライフィッシング…1日券大人3500円、1日券女性・中学生以下3000円、午後券大人2500円、午後券女性・中学生以下2000円
URL:神越渓谷(足助観光協会)、神越渓谷マス釣り場
豊田観光でおすすめの自然スポット⑩:旭高原元気村
旭高原元気村は豊田市北部に位置する旭地区にあります。
キャンプやバーベキュー、星空観察、雪遊びなど、四季を通じてさまざまな自然体験ができるエリアです。
愛知高原国定公園内にあり、豊田市中心部からそれほど離れていないにもかかわらず高原リゾートのような気持ちの良い空気が満喫できます。
家族向けのロッジやバンガローもあるので、泊りがけで自然を楽しみに行くのもよいでしょう。
リースづくりなどのクラフト教室や、五平餅作り体験、望遠鏡づくりや昆虫探しなど、たくさんのイベントが企画されています。
子どもさんの自由研究などでも活躍しそうです。
旭高原元気村
住所:豊田市旭八幡町根山68-1
電話番号:0565-68-2755
営業時間:施設による
定休日:施設による
入場料や利用料:施設による
URL:旭高原元気村
豊田観光でおすすめの人気施設5選【トヨタ会館/豊田市美術館】
では、豊田観光でおすすめの人気施設をみていきましょう。
豊田には、以下の人気施設があります。
- トヨタ会館
- とよた科学体験館
- 豊田市美術館
- 挙母城隅櫓跡(ころもじょうすみやぐらあと)
- 和紙工芸館
続いて、豊田観光でおすすめの人気施設を、それぞれ詳しくみていきます。
豊田観光でおすすめの人気施設①:トヨタ会館
車の街・豊田に来たのならば、トヨタ会館はぜひとも見ておきたいスポット!
いわずと知れた自動車メーカーのトヨタ自動車の博物館です。
自動車ができるまでを目の前で見られる工場見学や、自動車・運転の技術が勉強できる展示施設、多くの展示車両など、車が好きな人にはたまらない内容となっています。
工場見学ができるというところから、学校行事などで訪れる場所としても人気です。
ただ車の良いところを紹介するだけでなく、「これからの地球環境維持のためにどんな取り組みをしているか」など、トヨタ自動車の企業としてのアクションも知ることができます。
また、館内の見学ツアーや2輪の自動走行機「Winglet」の乗車体験などにも参加できます。
施設内にはミニカーやオリジナルグッズのそろったミュージアムショップもあります。
入場料が無料にもかかわらず、見どころがとにかく多い施設ですので、ゆっくりと時間をとっていってみましょう!
トヨタ会館
住所:愛知県豊田市トヨタ町1
電話番号:0565-29-3345
営業時間:9:30~17:00
定休日:毎週日曜日、年末年始、ゴールデンウィーク、夏期連休等
入場料:無料
URL:トヨタ会館
豊田観光でおすすめの人気施設②:とよた科学体験館
豊田の産業や科学に興味のある人には、とよた科学体験館もおすすめします。
とよた科学体験館は、豊田産業文化センターの中にある科学館です。
ワークショップやモノづくり体験ができるサイエンスホールでは、1年を通じて様々なイベントが行われています。
毎週土曜日には、スタッフが科学の面白さを伝えてくれる「サイエンスショー」も実施されているので、見逃せません!
プラネタリウムがあるのも、この科学館の魅力の一つ。
公式ウェブサイトで投影予定の番組をチェックしていきましょう。
とよた科学体験館
住所:豊田市小坂本町1丁目25豊田産業文化センター内
電話番号:0565-37-3007
営業時間:9:00~17:00
定休日:月曜日(祝日および振替休日は除く) 、12月28日~1月4日
利用料:プラネタリウム…大人(一般・大学生)300円、小人(4歳以上高校生以下)100円/サイエンスホール…見学無料(ワークショップのある時は参加費別)
URL:とよた科学体験館
豊田観光でおすすめの人気施設③:豊田市美術館
1995年に開館して以来、多くの美術・アート好きの心を満たしているのが豊田市美術館です。
名鉄の豊田市駅、もしくは愛知環状鉄道の新豊田駅より1㎞ほど、歩いて15分ほどの場所にあります。
近代から現代にかけてのアート作品が多く所蔵されるとともに、企画展では話題のアーティストや珍しいテーマの展示が行われる、注目の美術館です。
美術館の設計は有名な建築家の谷口吉生によるものであり、建物を見るためだけでも行く価値があります。
また、庭園は、アメリカのランドスケープデザイナーであるピーター・ウォーカー氏が監修しているなど、展示物以外にも注目すべきポイントの多い施設です。
ミュージアムショップやレストランもあるので、ぜひのぞいてみましょう。
なお、豊田市美術館は2018年7月17日から2019年5月31日まで、管内の改修工事に伴い全館が臨時の休館期間になっています。
2019年には愛知で多くのイベントが予定されていることもあり、営業再開後には多くの人で賑わうでしょう。
豊田市美術館
住所:愛知県豊田市小坂本町8丁目5番地1
電話番号:0565-34-6610
営業時間:10:00~17:30 (入場は17:00まで)
定休日:毎週月曜日(祝日は除く)
入場料:常設展…一般300円、高校・大学生200円、中学生以下無料/企画展は展示による。
URL:豊田市美術館
豊田観光でおすすめの人気施設④:挙母城隅櫓跡(ころもじょうすみやぐらあと)
豊田市美術館を訪れたら、ぜひこちらの挙母城隅櫓跡(ころもじょうすみやぐらあと)もご覧ください。
近代的な美術館と、日本の城の遺構というギャップにびっくりするはずです。
実は、豊田市美術館のあった場所には1782年に建てられた、挙母城(通称・七州城)という城がありました。
挙母城は高台にあり、周囲の国々が広く見渡せることから、重要な拠点として大切にされていたのです。
1871年に廃城となり、お城のあった場所には学校が建てられましたが、それも移転し、最終的に現在のような美術館と公園がつくられました。
挙母城を偲ばせるものは櫓台の石垣のみとなりましたが、1978年に櫓が再建され、今にいたっています。
挙母城隅櫓跡
住所:豊田市小坂本町8-22
電話番号:0565-32-6561(豊田市文化財課)、0565-34-6642(豊田市観光協会)
営業時間:なし
定休日:なし
入場料:なし
URL:挙母城隅櫓跡(ツーリズムとよたウェブサイト)
豊田観光でおすすめの人気施設⑤:和紙工芸館
小原地区にある和紙工芸館では、地域の伝統産業である「小原和紙工芸」をつくる体験をすることができます。
普通の紙すきだけでなく、水彩画のような作品を完成させる「絵すき」や、うちわを作る体験のできる人気施設です。
小さな子どもでも、親切なスタッフに教えてもらいながら素晴らしい紙を完成させることができます。
お土産に手作りの和紙を持って帰れるなんて、とてもいい思い出になりますね。
和紙工芸館のある「和紙のふるさと」の園内には、さまざまな和紙が展示されている「和紙展示館」や、和紙の原料となる植物が栽培されている「見本園」などもあります。
和紙工芸館
住所:豊田市永太郎町216-1
電話番号:0565-65-2953565-65-2151
営業時間:9:00~16:30(体験受付は16:00まで)
定休日:月曜日(祝日および振替休日は除く) 、12月28日~1月4日
入場料:入場は無料、体験には実習料金がかかります
URL:和紙工芸館(豊田市和紙のふるさとウェブサイト)
豊田観光ではイベントも楽しめる【豊田おいでんまつり】
面積が広く、多くの観光地を抱える豊田では、1年を通じて様々なイベントやお祭りが行われています。
豊田のお祭りの中でもひときわ大きくにぎやかなのが豊田おいでんまつりです。
7月に行われるこのお祭りは、一言で言うならば「豊田市民が作り上げる踊りの祭典」!
毎年6月の中旬ごろから豊田市の各地で、踊りのチーム(踊り連)がおいでん祭りの曲に合わせた踊りを披露する「マイタウンおいでん」が行われます。
各地の「マイタウンおいでん」をうけて、7月の最終土曜日に行われるのが「おいでんファイナル」。
豊田駅周辺に踊り連たちが集まり、祭りの熱気が最高潮に達します。
「おいでんファイナル」の翌日には、約1万3千発の花火が打ちあがる大規模な花火大会が行われ、豊田の夏を彩るのです。
豊田は文化・産業・自然が幅広く発展した街!
「豊田=車」というイメージを持っていた方は、豊田にもたくさんの観光地があるということに驚かれたのではないでしょうか?
今回ご紹介した以外にも、見るべきスポットや観光施設はありますので、気になる人はぜひ観光協会などの情報にアクセスしてみてください。
1年中楽しめる豊田で、楽しい思い出をいっぱい作っちゃいましょう!
神社のそばに家康の産湯に使われた井戸があります。
また、松平親氏や松平広康の資料館もあります。
とても勉強になりました。
6月に行くと、あじさいが道ばたに咲いていてきれいです。