秋葉原にある、シャッツキステとは?
シャッツキステは秋葉原にある私立図書館
シャッツキステは、2006年に秋葉原の一角にあるビルの5階にヒッソリとオープンしました。
オープン当初は、屋根裏部屋という店名でしたが2009年に同じビル内に移転した際シャッツキステとなります。(現在はビルの1階にあります。)
ここはメイドにより運営される、施設図書館という設定ということもあり、館内にはメイドが持ち寄った様々なジャンルの本が並べられています。
好みのジャンルの本を探して、自由に読むことができて、さらに同じ趣味を持つ者同士が語り合うというのも可能です。
シャッツキステのコンセプトは?
メイドが営む施設図書館というコンセプトも特徴的!
利用者がドキドキ&ワクワクを体験できるようにという思いから、宝箱という意味のある店名にしているのもポイントです。
全面ガラス張りの大きい窓になっていますが、中が見えないよう目隠しされています。
館内にいても外から見えないので、安心して入れるのがいいですね。
本のジャンルは幅広く、小説や同人誌、レシピ本やマニアックまでいつに様々。
館内はいくつかのテーブルと椅子があり、座席数は計32席となっています。
仕切りが付いた秘密の部屋などもあって、アンティーク調で落ち着ける雰囲気です。
シャッツキステはメイドによって作られ、メイドによって運営されている
シャッツキステの運営者はメイドとなるため、受付も配膳も全てメイドが担当します。
メイドは階級があって所属もそれぞれに違い、春組・夏組・秋組・冬組の4つの組で構成されていて、組ごとにメイドの特徴や担当が変わります。
各組の長はハウスキーパーと呼ばれ、その下にパーラーメイドやメアリーメイドという構成です。
春組は企画担当、夏組はイベント担当、秋組は美術担当、冬組はキッチン担当となっています。
春はピンク、夏は青、秋は茶色、冬は緑とそれぞれの組はバッヂで色分けされています。
シャッツキステのホームページで、メイドのプロフィールを紹介しているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
シャッツキステへのアクセス
シャッツキステへのアクセスで、一番近いのは銀座線の末広町駅です。
4番出口からだと徒歩2分と、駅チカで行きやすいでしょう。
他には千代田線の湯島駅・6番出口から徒歩5分、JR秋葉原駅・電気街口からだと徒歩10分です。
秋葉原のイメージが強いですが、最寄り駅は末広町駅となっています。
秋葉原を散策しながらなら、徒歩10分でもそれほど遠いとは感じないでしょう。
寄り道せずに行きたい人は、末広町駅からいくのがおすすめです。
私設図書館 シャッツキステ
住所:東京都千代田区外神田6-5-11
営業時間:12:00~22:00
定休日:火曜日
URL:私設図書館 シャッツキステ
シャッツキステのこだわり
シャッツキステのこだわり①:物語のあるメイド喫茶
シャッツキステの特徴として挙げられるのが、物語があることです。
元々メイド喫茶というのは不思議な空間であり、非日常を味わえる場所です。
スタッフのメイドの多くはオタクを自称しており、ファンタジーな世界が好きな人もたくさんいます。
アニメの世界を3次元で再現しているような、そんなイメージもあります。
オタク目線で様々なことを企画&提案するので、オタクが楽しめるのもいいところ。
普通のメイド喫茶とは違う、メイドが提案する不思議空間を共有できるのがシャッツキステの特徴であり、こだわりと言えます。
シャッツキステのこだわり②:本はメイドによって選定されている
シャッツキステに置いてある本は、全てメイドが持ち込んだものです。
メイドによって好きなジャンルが異なるため、本のジャンルも幅広いのが特徴!
同人誌も多く、イベントでは同人誌を作る企画なども行われています。
シャッツキステのメイド長が書いた4コマ漫画や、実際にあったことを元にした小説も書籍化されていて、シャッツキステで読めるようになっています。
図鑑やゾンビに関する本などマニアックなジャンルも豊富です。
シャッツキステのこだわり③:メイドはあくまでメイド
メイドが営む私営図書館で全てメイドが仕切っていますが、シャッツキステが支持されるのはメイドはあくまでもメイドとちゃんと立場をわきまえているところでしょう。
イベントなどでは客とのコミュニケーションもとりますが、普段はメイドに徹しています。
制服も黒いロングスカートに白いエプロンという、保守的なスタイルで控えめな印象です。
イベントを除いては騒ぐこともなく、館内は図書館らしく静かでゆっくりとくつろげます。
シャッツキステの利用料金と入館手順、館内の様子は?
シャッツキステの利用料金
シャッツキステは30分500円と、料金が明朗です。
館内では飲食できますが、メニューにある物を注文する場合は別途料金が発生します。
受付で会計を済ませると、メイドが席まで案内してくれます。
6人掛けと8人掛けのテーブルは、相席になることも。
席に着くとメイドが、シャッツキステオリジナルのカップ&ソーサーにセイロンティーを注いでくれます。
セイロンティーはフリードリンクとなっているので自由に飲んでOK、Wifiも自由に使えますし、席にある電源も使えます。
シャッツキステの入館手順
館内に入ったら、最初に受付を済ませましょう。
そこで紅茶を飲んで一息ついてもいいですし、すぐに本を見に行って好きな本を探しに行ってもOKです。
シャッツキステの本はメイドが選定した物です。
館内中央にある暖炉の上には、メイドおすすめの本が並べられていて、定期的に入れ替えているので行く度に新たな本との出会いが待っています。
館内にはボードゲームもあるので、友達とボードゲームを楽しむことも可能!
メイドが暇な時は、一緒にゲームで遊べることもありますよ。
シャッツキステの館内の様子
シャッツキステの入口には花壇があって、そこにも花が植えられています。
館内にも緑がたくさんあり、テーブルにも花瓶に活けた花が飾られていますよ。
窓際には本棚があって、丸見えにはなりません。
天気のいい日は隙間から日差しが指し込むので、とても明るいです。
館内のインテリアはアンティーク調で、落ち着ける雰囲気です。
木を基調としているので、木のぬくもりが感じられるのもポイント。
テーブルは2人掛けや半個室もあるので、落ち着きたい時は半個室もおすすめです。
シャッツキステでメイドたちの手作りメニューを楽しもう
シャッツキステで提供されるお菓子や食事は、全てメイドの手作りです。
定番メニューとイベント時だけ限定のメニューなどもありますよ!
ハンドメイドスクッキーは、ココアや抹茶、シナモンやハーブなど、味はメイドの気分で変わります。
サクサクの食感がいいと評判です。
パンプディングは、牛乳に浸したパンで作ります。
冷やして食べる、フレンチトーストのようなイメージです。
他にもジャムをつけて食べるスコーンや、ふわふわのシフォンケーキも食べられます。
食事はメイドがブイヨンから作る、ポタージュスープとパンのセットがあります。
ブレンドティーは18種類のハーブの中から、好きな種類をブレンドできます。
お菓子や食事と一緒にどうぞ!
シャッツキステでのおすすめの過ごし方、3つ
シャッツキステでのおすすめの過ごし方①:本を読む
メイドチョイスの本は、ジャンルが豊富でマニアックな物も数多くそろっています。
紅茶を飲みながらゆっくり本を読むのも人気です。
シャッツキステでのおすすめの過ごし方②:ボードゲームをする
館内には世界中から厳選したボードゲームがあります。
本に飽きたら、ボードゲームを楽しむのもいいでしょう。
シャッツキステでのおすすめの過ごし方③:コミュニケーション
シャッツキステは利用者が楽しめるように、様々なイベントを開催しています。
季節のイベントに合わせたパーティーや演奏会、個展や人狼イベント、お祭りやオリエンテーションなど楽しいイベントが盛りだくさん!
メイドとのコミュニケーションはもちろんのこと、利用者同士でのコミュニケーションがしやすいのもポイントです。
シャッツキステの部活動
シャッツキステの部活動①:ボードゲーム部
毎月第4木曜日の20:30~21:30は、ボードゲーム部の時間です。
キッチン側のテーブルで、メイドとボードゲームを楽しめます。
シャッツキステの部活動②:メイド夜話部
毎月第1~第3木曜日の3回、20:30~21:30はメイド夜会部の活動日です。
担当者のメイドが好きなテーマを選び、お客さんと語り合います。
シャッツキステの部活動③:図書部
開催日は決まっておらず、活動は館内やブログなどランダムです。
館内の本や同人誌の紹介をします。
メイドが営む私設図書館・シャッツキステで素敵な時間を過ごそう
シャッツキステは単なるメイド喫茶ではなく、メイドが営む私設図書館です。
初めてでも気軽に入れるアットホームな雰囲気があり、館内は静かで過ごしやすく落ち着けます。
サービスも充実していますし、リーズナブルな価格で利用できるのもポイント!
定期的にメイドが企画するイベントも開催するなど、いろんな楽しみ方があります。