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2019/03/04

ピンス焼きとは?池田商店が元祖の淡路島のソウルフード

お祭りでは必ずといっていいほど見かけるベビーカステラは、子供から大人まで幅広く愛されているお祭りの定番です。
淡路島ではベビーカステラではなく、ピンス焼きと呼ばれています。

地元の人にとってはソウルフードと言ってもいいくらい親しまれていて、ベビーカステラとは少し違います。
淡路島のピン素焼きに付いて詳しく解説します。

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ピンス焼きとは?

ピンス焼きは淡路島のソウルフード

どこの地域にも地元の人に愛され親しまれている食べ物があり、それをソウルフードと呼んでいます。
兵庫県の淡路島ではピン素焼きがソウルフードであり、子供から大人まで幅広い世代の人に愛されています。

初めて名前を聞いた人は、なにかの焼き物ということは想像できても、それがどんな食べ物なのかは想像しにくいでしょう。
ピン素焼きはベビーカステラによく似たお菓子です。

ただし一般的なベビーカステラとは違い、淡路島のピン素焼きならではの特徴があります。

ピンス焼きの由来は?なぜピンス?

ベビーカステラは地域によって呼び方が違うので、淡路島のピン素焼き以外にもさまざまな呼び名があります。
ベビーカステラがこの世に誕生したのは1918年だったと言われています。

初めて販売したのが三島屋だとされていて、当時はチンチン焼きと呼んでいました。
食べやすくて子供から大人まで愛されるようになり、それ以来お祭りの屋台では定番商品となって行きます。

他の地域でもそれぞれの呼び方があり、玉子焼きや福玉焼きなどとも呼ばれています。
なぜピンス焼きに変わったのかは地域によって呼び方を区別するためだったとか。

ピンスの由来は、麻雀牌のピンスに似ているからというのが理由のようです。

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淡路島のピンス焼きはベビーカステラとは別物!その特徴は?

淡路島のピンス焼きは中が半熟

淡路島名物のピンス焼きは、一般的なベビーカステラとは大きく違う点があります。
それは中身が半熟だということ!

一般的なベビーカステラは、ふわふわとしていてスポンジケーキとカステラの中間のような食感です。
普通に食べても美味しいですが、淡路島の人がベビーカステラを食べると硬いとか美味しくないと感じると言います。

淡路島で生まれ育った人は、小さい頃から中身が半熟でとろとろのピンス焼きを食べているからです。
なかまでしっかり焼くと、ピンス焼きではなく単なるベビーカステラになってしまうというわけ。

半熟を生焼けだと言って返品しに来る人も!

淡路島の人にとっては半熟がピンス焼きのいいところですが、それを知らない人が食べると生焼けと思ってしまうのは仕方ないでしょう。
淡路島に遊びに来る観光客の中には、ピンス焼きを食べて生焼けだと誤解して交換や返品を求める人も多いようです。

中までしっかりと焼かれたベビーカステラ、を食べ慣れている人にとっては無理もないでしょう。
しかし淡路島では生焼けの状態で食べるのが美味しいとされているのです。

淡路島でもピンス焼きはお店によって味はそれぞれ

淡路島でのピン素焼きは、お祭りの時だけでなく普段から、商店やスーパーの店先などでも販売されています。

ピン素焼きを作るお店も多く、作り方もお店によって違っています。
生地に味噌を練りこむところ、ピン素焼きでありながら中までしっかりと焼くところもあります。

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ピンス焼きの元祖、池田商店が絶対的人気

淡路島の人曰く、数ある中でも池田商店のピンス焼きが一番美味しいのだそう。
池田商店はピンス焼きの元祖と言われているお店で、地元では池ピンと呼ばれています。

大行列ができる、池ピン

ピンス焼きが美味しいと評判の池田商店は、店舗を持たないのでお祭りなどで出店する時しか食べられません。
地元ではお祭り目的ではなく、池田商店の池ピン目的で足を運ぶ人も多いそうです。

限られた時しか食べられないこともあって、池田商店が出店すると長蛇の行列が出来るのも恒例となっています。

池田商店のピンス焼きは、半熟スイーツの超元祖

池田商店は中身を半熟にした元祖と言われています。
今でこそ淡路島のピンス焼きは半熟が定番となっていますが、半熟スイーツの元祖は池田商店なのです。

池田商店のピンス焼きは新鮮な卵使用で、半熟でも安心

いくら美味しいと言われても、中まで焼いたベビーカステラを食べ慣れている人にとっては、半生状態で食べるのは抵抗を持ってしまうのも仕方ないでしょう。
池田商店では新鮮な卵を使用しているので、安心して食べられます。

池田商店は時々、祭りや神社でも出店している

店舗を持たずお祭りの時しか食べられない池田商店のピンス焼きですが、不定期ながら時々地元のみで屋台を出すことがあります。
その場所とは、五色町鮎原です。

ただし事前告知などもなく、不定期のためいつお目にかかれるかはわかりません。
伊弉諾神宮の初詣には毎年出店しているとの情報があるので、食べたい人は並ぶ覚悟で初詣に行くといいでしょう。

池田商店
住所:兵庫県洲本市五色町鮎原南谷NTT西日本兵庫支店鮎原別館

<下に続く>

淡路島のソウルフードピン素焼きは、中がとろとろで半熟がポイント!

淡路島のソウルフードとして愛されているピンス焼きは、元祖半ナマスイーツと言ってもいいくらいです。
ふわふわで中身がとろとろのピンス焼きは、冷めても美味しいのがいいですね。

人気の池田商店が地元で出店している時は、ほとんど並ばずに買えるので行く機会があったらチェックしてみてください。

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