喜ばれるハノイのおすすめお土産4選【ビール・コーヒー・紅茶編】
まずはハノイの飲み物のお土産をみていきましょう。
ベトナム・ハノイのお土産には、以下のものがあります。
- ベトナムビール - ハノイビール(ビア・ハノイ)
- ベトナムビール - 333
- ベトナムコーヒー - G7
- ベトナムのお茶 - ハス茶
1. ベトナムビール - ハノイビール(ビア・ハノイ)
ハノイ(ベトナム)土産といえばどのようなものが思い浮かぶでしょうか。フォー、という方は多いかもしれませんね。
しかし、実はベトナムはビール大国。なんとビールの消費量はアジア第3位。世界的に見てもトップ10に入るほどです。
そんなビールの国・ベトナム。特に北部で人気なのは、ハノイの街の名前を関する「ハノイビール(ビア・ハノイ)」。
外国のビールは総じて日本のものと別種の味がするものですが、ベトナム・ハノイのビールは癖が少ないものが多く、日本人にとっても飲みやすいものが多いです。
中でもハノイビールはフルーティなフレイバーに苦みが加わったような味で、口当たりが非常に良いです。
味自体が比較的薄めなので、ビールが苦手な方にもおすすめの一杯。
ハノイの名前がついていることも手伝って、お土産に買っていけば喜ばれること請け合いでしょう。
ビールの類は、ハノイ現地であればいずれも50円前後で購入できるのは大きな利点ですね。
首都・ハノイのお土産にハノイビールをどうぞ。
2. ベトナムビール - 333
続いてのビール、読み方はバーバーバー。
ベトナム語の3は「バー」と読むのです。
ベトナム風の「乾杯!」の宣言は、「モッ、ハイ、バー、ヨゥ!」。
1は「モ」、2は「ハイ」、3は「バー」。「ヨゥ」でグラスを突き合わせ、ぐいっと一口目に入るのです。
ちなみに「ヨゥ」の後に「モチャ」と続くと一気飲みの合図ですので、頑張って飲み干しましょう。
ベトナムではビールに氷を追加することが一般的なので、一気飲みでも日本のビールより飲みやすいはずです。
さて、そんな数字を名前に関する333。
こちらはハノイビールとは少々異なり、薄めかつドライで味わいです。
ベトナム文化にお手軽に触れられる名前のビール、こちらもやはりお土産に最適ですね。
ハノイビールや333以外にも、ハノイではたくさんのビールを買えますので、たくさん飲んでみてくださいね。
ベトナム風乾杯について土産話を持って帰るのも良いかもしれません。
3. ベトナムコーヒー - G7
フォーと並んで有名なベトナムコーヒー。お店で飲む際、抽出に時間がかかるために10分ほど待つことも多いですが、なんとインスタントコーヒーが用意されています。
簡単にベトナム文化をお土産にできる! ということで、こちらをお土産にしない手はないでしょう。
その名もG7。ベトナムコーヒーの濃厚な味わいを楽しめます。
3 in 1と表記がありますが、これは「コーヒー」「砂糖」「ミルク」がひとつになっているということ。ベトナムコーヒーとしてはスタンダードなセットです。
砂糖やミルクを追加してしまうとさらに濃い味になってしまうので、まずはそのまま飲んでみましょう。
ハノイでもホーチミンでも、ベトナムなら全国的に手に入れることができます。
4. ベトナムのお茶 - ハス茶
最後にご紹介するのは紅茶、とは少し違いますが、ハノイでお茶といえばハス茶が有名です。
一般的にベトナムで親しまれているのは紅茶よりも緑茶ですが、ハス茶とはそれにハスの花や花びらを混ぜてフレイバーを追加したお土産です。
フランス植民地時代より古くからあるお茶の形態ですので、伝統的なベトナムを味わうという意味ではコーヒーよりも最適なお土産と言えますね!
楊貴妃のお気に入りのお茶とされたことから「美人茶」と呼ばれたハス茶、ぜひともお土産にお試しになってはいかがでしょうか?
特に北部のハノイは南部よりも中国の交流があったので、ハノイ土産として最適ですね。
喜ばれるハノイのおすすめお土産8選【お菓子/食品編】
次はハノイで購入できる、おすすめのお菓子・食品のお土産です。
ハス茶やコーヒーに合いそうなお土産もあるので、ぜひとも試してみてください。
- Vinamitのドライフルーツ
- Thai Binhのココナッツクラッカー
- Phevaチョコレート
- MAROUチョコレート
- 緑豆ケーキ BANH DAU XANH
- インスタントフォー
- ヌクマム
- チリソース
1. Vinamitのドライフルーツ
暑い国のお土産といえば、やっぱりドライフルーツ。
引き締まった食感にぎゅっと凝縮された甘味や酸味を味わうと、南国に来たような気分を味わえますよね。
中でもフルーツチップスは、元となったフルーツの味を活かしたまま、パリパリとした食感を楽しむことができます。
行ったことがない人にも行った気分を味わわせるお土産こそ喜ばれるお土産というもの。
Vinamitのフルーツチップスはハノイのお土産にまさしくうってつけでしょう。
ハノイに限らず、どこのスーパーでも購入できるというお手軽さも利点ですね。
2. Thai Binhのココナッツクラッカー
南国・ハノイのお土産としてもうひとつ。
フルーツだけじゃなく、ココナッツも欠かせませんよね。
Thai Binh(タイ ビン)のココナッツクラッカーは、ココナッツを主原料に、砂糖やもち米を使って美味しく仕上げたクラッカーです。
食べてみると、サクッとした食感にココナッツの風味が合わさって、お茶うけにピッタリです!
先に紹介したハス茶と一緒にいかがでしょうか?
お土産に持って帰ってきたら、紅茶と合わせてもぴったりです。おうちでハノイ気分をどうぞ。
3. Phevaチョコレート
暑い国でチョコレートをお土産になんて、と思う方は多いでしょう。
しかし、近年のベトナムはチョコレートに強いのです。
先にお話しした通り、ベトナムにはフランスの植民地であった時代がありました。
その当時、フランス人はベトナムでカカオを栽培しようとしたのです。
チョコレートの原料とされるカカオの生育には、気温や降雨量、土壌や日照時間など、さまざまな要因が関わりますが、実はベトナムの気候はカカオ栽培に非常に適していたのです。
一時期カカオの栽培はストップしていましたが、近年になって復活。
中でもPheva(フェーバ)チョコレートは、味だけではなく見た目の可愛らしさも相まって大人気の商品です。
ハノイの旧市街から少し離れると、日本の高級ブランドショップにあるような店構えの店舗があります。
中を覗くと、赤、青、緑に加え、オレンジ、紫、肌色などなど、お土産にと言わんばかりにカラフルで可愛いチョコレートがずらりと並んでいます!
見ているだけでも楽しいですが、味も本物。
ハノイのフルーツやスパイスのフレイバーを含んだPhevaチョコレートをぜひお土産にどうぞ。
4. MAROUチョコレート
もうひとつ、ハノイのチョコレート土産で外せないのがMAROU(マロゥ)チョコレート。
Phevaチョコレートももちろん高品質ですが、MAROUチョコレートは2014年のインターナショナル・チョコレート・アワードで金賞を受賞したという、折り紙付きの実力です。
Phevaとの味の違いは、主にカカオの含有率。
味の種類はPhevaに及びませんが、MAROUチョコレートの魅力はカカオマス70%以上という濃厚なカカオの味わいにあります。
濃厚な苦みと上品な甘みの組み合わせは、素材に恥じない高級感たっぷりのチョコレートを生み出します。
ただ甘いだけではないその味は、甘いものが苦手な男性へのお土産にもおすすめでしょう。
PhevaチョコレートもMAROUチョコレートも、ベトナムの高級土産として知られています。ぜひ大切な人へのお土産におすすめです。
5. 緑豆ケーキ BANH DAU XANH
BANH DAU XANH(バイン・ダウ・サイン)とは、ベトナムの伝統菓子、緑豆ケーキのこと。
その名の通り、緑豆を使用してその粉末を固めたものです。
固めた、とはいっても完璧に固まったわけではなく、ブロック状に固まっているだけというような状態。
粉末ですのでつついたりするとすぐに崩れます。口に入れるとぽろぽろと溶けていくような食感です。
味はまるできな粉を食べているかのように甘いです。
こちらもお茶うけ土産にぴったりですね。
本当にきな粉に近いので、日本人へのお土産には喜ばれることでしょう。
6. インスタントフォー
ベトナムで有名なフォー。やっぱり食べないと行った気がしませんよね。
インスタントフォーなんて、お土産にぴったりではないでしょうか。
実はフォーの本場は南部よりも北部。
ハノイに行ったならば欠かせないお土産なんです。
フォーはあっさりとしているにも拘わらず、出汁がしっかりと効いているので非常に食べやすい麺食品です。
フォー・ガー(鶏肉のフォー)、フォー・ボー(牛肉のフォー)などいくつか種類がありますので、たくさんお土産に持って帰ってください。
本場・ハノイの気分を味わうなら、ライムやパクチーを添えて味の変化を楽しむのが良いでしょう。
後述するチリソースもお土産にどうぞ。
7. ヌクマム
日本の料理とは切っても切り離せない醤油。ベトナムにおいてそのポジションにいるのはヌクマム(魚醤)です。
魚醤とは、魚を塩漬けにして液体化するまで放置したもの。
醤油に比べるとより甘じょっぱいのですが、何より風味に魚のそれが残ります。
癖が強いために合う人・合わない人で別れる味ではありますが、ベトナムの味を知りたいならば欠かせない調味料です。
普段使いの調味料としては隠し味に使うと役に立つため、実用度としては実はおすすめのお土産なんです。
8. チリソース
ハノイのレストランは、オープンで風通しの良いお店に、テーブルとイスが置いてある簡単な造りのものが多いです。
とりわけハノイのディープなお店では、ステンレスでぴかぴかの机に、プラスチック製の背もたれがない簡素でカラフルなイスが備え付けられています。
そんなハノイのレストランでは、必ずと言って良いほど机上に調味料が置いてあります。
ヌクマム、パクチー、ライム、そしてチリソースです。
アジアであるにも関わらず、ベトナムの料理には辛いものがほとんどありません。
そんな中、フランスの文化が入ってきた際に同化したソース文化により、チリソースは食卓に並ぶことになりました。
フォーやブン(米粉の麺)、生春巻きといったベトナムの名物に、各人の好みで調味料を追加します。
辛味が欲しいときはこのチリソース。ベトナムの定番調味料なんです。
喜ばれるハノイのおすすめお土産4選【コスメ編】
食品類はお土産として定番でしたね。
次は女性に喜ばれるハノイのお土産をご紹介します。
- AZIAL
- オーガニックココナッツオイル
- Viet Marche
- 日本のコスメ
1.AZIAL
AZIALはフランス人によって生み出されたブランドです。
フランスの洗練されたセンスと、ベトナムの自然に由来する癒しの融合がコンセプトです。
自然に由来、ということで100%ナチュラル素材によって作られています。
石けん、シャンプー、コンディショナー、ボディオイルの4品目があります。
石けんはココナッツをベースにラベンダーやベルガモットで豪華に香りづけされていたり、シャンプーやコンディショナーには水の代わりにアロエが使用されているなど、随所にこだわりが見られるブランドです。
ハノイではAjisaiというお土産ショップで手に入れることができるので、ぜひ足を運んでみてください。
AZIALは日本にも進出していますが、当然ハノイで購入したほうが安く抑えられます!
2.オーガニックココナッツオイル
食品のお土産でもご紹介しました通り、やはり暖かい国ではココナッツはつきもの。
そもそもココナッツは非常に利用価値の高い植物なのですが、コスメとしても働きます。
ベトナムにはもちろんココナッツの産地がありますので、高品質なココナッツオイルをお安く手に入れることができます。
ハノイに行く機会にコスメのお土産、ぜひいかがでしょうか?
3. Viet Marche
Viet Marcheはその名の通りベトナム初の有名コスメ。最近では日本にも進出しています。
しかし、本場はやはりベトナムです。
Viet Marcheの特徴は、ベトナムで育った植物や果物から作られているということ。
品目はソープをはじめクレンジングオイルやバフュームなど、多岐にわたります。
その上、小物入れやヘアバンドなど、うれしい雑貨もたくさん作っています!
お土産に買うだけではなく、お店で選ぶ楽しみも味わえるお店です。
4.日本のコスメ
ここまでベトナム発のコスメ土産をご紹介してきましたが、実は日本のコスメもおすすめなんです。
ハノイでも日本で買えるものと同じコスメが売っているのですが、値段が全然違うのです。
例えばBBクリームなどが売っていますが、ハノイで購入すれば日本でかかる金額の3分の1になるなんてことも。
ぜひドラッグストアなどに寄って、コスメのお土産も楽しんでください。
喜ばれるハノイのおすすめお土産4選【雑貨編】
次は雑貨のご紹介です。
- 刺繍入りの巾着
- バッチャン焼き
- ベトナムTシャツ
- コーヒーフィルター
1. 刺繍入りの巾着
ハノイのお土産ショップを見て回ると、よく目に映るのがカラフルで可愛らしい巾着。
淡い水色のものや、彩度の高い紫色のものまで、さまざまな巾着を下地に刺繍で装飾しています。
見ているだけでも目を楽しませてくれるこれらの刺繍、もちろんお土産に買って帰れば素敵ですね!
巾着ですので実用性も問題なし。
ベトナムの刺繍文化はフランス植民時代よりもっと前、ベトナムに王宮があったころに生まれました。
王族の衣装を飾るために刺繍の文化が発展し、糸を操ることで多彩な情景を演出したのです。
今日では、それは巾着というとても身近な雑貨に息づいています。
見た目と実用性、それから伝統を兼ね備えた刺繍巾着は、ハノイのお土産としておすすめの一品です。
1つあたり200円前後と、お土産にぴったりのお手ごろ価格も魅力的ですね。
値下げ交渉でもっと下げることも可能です。
2. バッチャン焼き
見た目と実用性、それから伝統を兼ね備えたもの。
刺繍巾着に続いてハノイで買える、もうひとつのそんなお土産がバッチャン焼きです。
バッチャン焼きとは、その名を関するバッチャン村という場所で作られた陶器のことです。
15世紀頃からその存在が確認されています。
刺繍のように細やかで鮮やかな柄がつけられますが、全て手作業で描かれています。
お皿だけではなく、マグカップ、急須、茶わんなど、たくさん種類がありますので、お気に入りの一品を探してみてください。
バッチャン焼きはお茶の文化の発展に寄与した伝統工芸ですので、ハス茶を入れて飲めばベトナム気分を味わえるでしょう。
バッチャン村はハノイから車で30分ほどですので、機会があればぜひ行ってみてくださいね。
3. ベトナムTシャツ
ちょっと変わったお土産をご紹介します。
ハノイには旧市街と呼ばれるエリアがあります。
旧市街とは、ハノイが首都となる以前、タンロンという名前だった時代の商業エリアです。
現在でも古い建物の景観が残り、商人たちが活気づく、ハノイのメインとも呼べる場所になっています。
そんな旧市街にはTシャツ屋さんがそこかしこに店を構えているのですが、ハンガーにつられるTシャツにはついつい目が行ってしまいます。
例えば、道路にせり出しているTシャツ。「iPhone」と書かれている……と思いきや、「iPho」と書かれていたり、遊び心満点です。
(Phoとはフォーのことです)
それ以外にも赤字に大きな黄色の星マークがついたTシャツ(ベトナムの国旗を表しています)や、ベトナムで愛飲されているTigerビール(シンガポールのビールです)のロゴがプリントされたTシャツなど、知っているとくすりとするようなものばかりです。
ある意味、ハノイ名物のお土産と言って良いでしょう。
4. コーヒーフィルター
ベトナムコーヒーをハノイで注文すると、多くの場合はカップの上にコーヒーフィルターが乗ったまま提供されます。
もちろんすぐに飲めるわけではありません。ゆっくりと抽出するので、10分ほど待った後に飲むことになります。
このコーヒーフィルター、多くはステンレス製で、ぴかぴかと銀色に光る姿が印象に残るのですが、このコーヒーフィルターだけお土産に購入できてしまいます!
日本に戻ってもベトナム気分でコーヒーを楽しみたいという方におすすめです。
ハノイでお土産が買えるスーパー
ロッテマート
ロッテマートは韓国発のスーパーマーケットです。
ハノイにも出店しており、大規模な売り場を確保しています。
ハノイにあるとはいえ、観光のメインとなる旧市街からは少々遠いですが、お土産の多くはここで買えると考えていただいて構いません。
迷ったらロッテマートへ行けば問題ないでしょう。
Ajisai
こちらはロッテマートとは異なり、ハノイ旧市街すぐ近くのホアンキエン湖のすぐそばにあります。
アジサイ、という日本の言葉の通り、日本人向けのお土産ショップです。
全スタッフが日本語対応可能ですので、コミュニケーションに困ったらおすすめのお店です。
先述のAZIALなど、このお店でしか買えないようなお土産もありますので、ハノイに来られたら足を運んでみてはいかがでしょうか。
インスタントフォーやG7など、比較的安めのお土産はロッテマートでそろいますが、MAROUチョコレート、バッチャン焼きなど、高級土産の類ならばAjisaiがおすすめです。
なんと、ベトナムの民族衣装・アオザイのレンタルまでできてしまうので、女性の旅行者はこの機会に着てみてはどうでしょうか。
活気づくハノイでお土産を!
以上、ハノイのお土産30選でした。
ハノイだけでもこんなにたくさんのお土産があります。文化の異なる南部ホーチミンや、中部ホイアンのランタン祭りなど、ベトナムには楽しいことが目白押しです。
ベトナムは現在非常に活気づいています。
2018年には、最低賃金が前年比平均6.5%引き上げられ、約175ドルになりました。
そんなベトナムの首都ハノイ。ぜひその活気をご覧くださいね。