【御朱印の前に】下鴨神社とは?
最近人気の御朱印集めですが、下鴨神社の御朱印も人気です。
下鴨神社の御朱印についてご紹介する前に、簡単に下鴨神社の歴史、参拝時間、拝観料などを始め、下鴨神社の境内にあるみどころを項目別に説明していきます。
下鴨神社の歴史
下鴨神社には、京都にある神社です。
別の名前をもち、賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)といいます。
京都にあるこの神社は、BC90年に瑞垣を直したという史実がのこっていることから、それ以前にすでにあっただろうことがわかっています。
正確にいつ創建されたのかはわからないですが、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)が比叡山の御影山に降り立ったのが起源と言われています。
神社の西殿には、玉依姫命の父の賀茂建角身命。
東殿には、賀茂別雷命(上賀茂神社祭神)の母親である玉依媛命が祭神として祀ってあります。
そんな神社は、古都京都の文化財の一つとして世界遺産にもなっています。
下鴨神社でのご利益
下鴨神社ではどのようなご利益があるのでしょうか。
先程も述べたように、本殿の東側には玉依媛命がいます。
この神様は、海神、水神ともいわれる水の神様です。
そんな神様ですので、ご利益のひとつに海上安全があります。
また、女性の神様であることから、縁結び・安産にもご利益があるといわれています。
一方、西殿にいるのは、賀茂建角身命で、三本足のカラスに変わることができる神様、太陽の化身という説ももっています。
そんな神のご利益は、旅行安全が一つにあります。
ほかにも書ききれないほどたくさんのご利益がある神社です。
下鴨神社の参拝時間と拝観料
本殿は季節によって参拝できる時間がかわります。
夏は、午前5時30分から午後6時までです。
冬は、冬時間は午前6時30分より午後5時となります。
通常の参拝の参拝料は、無料です。
この他に特別拝観というのがあります。
これは、鴨長明の方丈庵と大炊殿の拝観できます。
こちらは、時間もちがうだけでなく、拝観料が中学生以上必要となります。
鴨長明の方丈庵と大炊殿を見れるのは、10時から午後4時まで大人500円となっています。
下鴨神社の御朱印の受付時間と値段
下鴨神社では、御朱印をもらうのに受付時間が決まっています。
参拝時間とちがい、御朱印を受け付けるのは、9時~16時ですので、気をつけましょう。
2019年3月現在で、御朱印の値段は300円となっています。
下鴨神社へのアクセス方法と所要時間
それではここでは下鴨神社への生き方をご紹介します。
アクセス方法ですが、車を利用する場合、公共交通期間を利用する場合に分けてご紹介します。
まずは、車を利用して神社まで行かれる場合です。
京都東インターより車でくるときは、高速道路京都東ICを下車後、10分ほどの場所にあります。
京都駅よりタクシーを利用する場合は、所要時間20分ほどで2000~3000円ほどだになります。
バスや電車の場合ですが。地下鉄を利用するなら、烏丸線を利用しましょう。
下鴨神社前あるいは糺の森前で降りると良いでしょう。
市バスの場合は、京都市が運営している京都市バス4番・205番を利用すると良いでしょう。
京都市バスは、昼間割引用の回数券やバスの一日券がでていますので、観光名所の訪れる場所によっては、これらの割引制度を利用してもいいでしょう。
下鴨神社
住所:〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
電話番号:〒606-0807 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
営業時間: 6:30~17:00
URL:下鴨神社
下鴨神社&摂末社の御朱印は全部で7種類!イベント限定の貴重な御朱印も
それではここから下鴨神社で、受け取ることができる御朱印についていろいろと説明していきます。
現在2019年3月調べでは、下鴨神社及び&摂末社で御朱印をうけとることができるのは、7種類あるとされています。
それでは各々の項目でその御朱印をみていきましょう。
賀茂御祖神社の御朱印
賀茂御祖神社の御朱印の特徴は、緑色の双葉葵です。
このフタバアオイとは、三つ葉葵のモデルとなったといわれています。
加茂御祖神社の神紋となっていて、御朱印にもその印がついてきます。
御朱印帳を渡すと神社名を書き、印を押してもらえます。
御手洗社の御朱印
御手洗社もしくは、井上社と呼ばれている社でも御朱印をいただくことができます。
こちらの社は、井戸の上に建っていることからもわかるように、水に関する神様を祀っています。
祭神の名前は、瀬織津姫で、弁天様とおなじといわれていますが、あまり情報の多く無い神様です。
この神様が立っている井戸に流れている川は、御手洗川で、みたらしだんごの発祥地です。
御朱印にもみたらし団子の印がおしてあります。
みたらし川の流れで汚れを清めてくれるとも言われており、災難除けをはじめ怪我や病気などを遠ざけてくれる災難除けのご利益があります。
相生社の御朱印
相生社は、「あいおいのやしろ」と読みます。
こちらの社は、縁結びのパワースポットして、しられています。
赤い塀に囲まれた塀の中には、御神木があり、二本の木が一本となっています。
社の御祭神となっているのは、産霊神です。
御朱印も縁結びのご利益を表しているかのように固く結ばれた赤い紐が描かれています。
御朱印のほかに、人気なのが縁結びの絵馬で、先程の述べた御神木そばの絵馬掛けに多くの縁結びの絵馬が下がっています。
絵馬には、紅白の縁起の良い紐がついており、良縁を願いながら、その紐を解けないように結びます。
絵馬の内容がみられることがないように、目隠し用のシールがあるのも、とても配慮がありしいうれしいですね。
絵馬は、500円となっています。
お参りの仕方は社のところに説明がありますので、ぜひその方法に従い参拝しましょう。
比良木社の御朱印
比良木社は、柊(ひいらぎ)社ともかかれることもあり、本殿左側にあります。
御朱印には、ギザギザの柊の葉がついています。
ここの祭神は、素盞嗚命です。
この神様は、ヤマタノオロチの伝説で知られる神としてしられているのではないでしょうか。
大蛇を退治した神様であるこの神様には様々なご利益があると言われていますが、なかでも開運、厄除けに効果があるといわれています。
河合神社の御朱印
河合神社は、玉依姫命という女神様を祀っている場です。
女性からの信仰が昔からあり、美しい女神でもあったことから、あやかいたいというこで美人になるためにユニークな鏡絵馬と呼ばれる絵馬が扱われています。
この絵馬は鏡を形どったような絵馬で、その絵馬に、普段利用されている化粧品などで、顔の絵を描くと、美人になるというものです。
美人祈願として知られる社の御朱印をもらい、家に飾るだけでなく、ぜひこのユニークな美麗の祈願絵馬も奉納してきましょう。
こちらの御朱印は賀茂御祖神社とおなじフタバアオイが使われていて、通常は赤いいいろのスタンプです。
青もみじツアー限定の御朱印
ときには、御朱印のスタンプが赤ではなく青あるいは緑色のスタンプになっているといがあり、それは限定時の御朱印です。
その御朱印をもらうためのツアーがJR東海から開催されている「青もみじ&御朱印めぐり」となっています。
ツアー参加者限定の青もみじ使用の御朱印をもらえます。
ツアーに申し込んでも、特別な御朱印をいただける台紙をわすれてしまうことがあるので、
そのあたりは、要注意です。
葵祭限定の御朱印
ツアー以外にも限定の御朱印があり、それが葵祭りの時にもらうことができます。
葵祭りのときの御朱印は、描かれている文字などは、通常のとかわりありませんが、双葉葵が緑のスタンプが使われます。
下鴨神社では御朱印帳も魅力的!限定版と各料金・サイズをチェック
下鴨神社では、社ごとに限定の御朱印を販売していたりする場合もあります。
御朱印帳の値段は1500円ほどで、何種類か色があります。
無地だけでなく、柄がついていたりすると若干、御朱印帳の値段もかわってきます。
通常よくみかけるご集印帳のサイズは、12×16cmほどです。
下鴨神社境内の名所9選!国歌にも登場する「さざれ石」や名物「水みくじ」も
では、下鴨神社境内の名所をみていきましょう。
下鴨神社境内には、以下の名所があります。
- さざれ石
- 水みくじ
- 糺ノ森(ただすのもり)
- 鴨社直会殿泉聲
- 鴨長明の方丈
- 賀茂御祖神社 世界文化遺産碑
- 大炊殿
- 連理の賢木
- 光琳の梅
さざれ石
さざれ石と聞くと多くの人が、国歌をおもいだすことでしょう。
あの歌の歌詞の中にでてくるさざれ石は、小さい石という意味で、全国各地でみることができます。
下鴨神社でみることができるさざれ石とはおもった以上に大きな石です。
実は、このさざれ石というのは、年月とともに変化し大きな岩のようになっていくそうです。
神がやどり大きくなるといわれています。
現在みることができるさざれ石は、かなりの巨石で、パワースポットとしても知られています。
水みくじ
下鴨神社には、有名な水みくじなるものがあります。
これは、御手洗社でできるおみくじのことで、みたらし川の水におみくじをそっと浮かべると、おみくじの文字が浮かびあがり、読むことができるしかけがあるおみくじです。
この水みくじは、全部で10タイプあるといわれています。
水に浮かべると文字が出てくると言う不思議さは、子供受けも良く、文字も大きめで、読みやすくなっています。
小さな子どもを連れて訪れるのも楽しいでしょう。
糺ノ森(ただすのもり)
世界遺産となっている糺の森は、さん世紀頃からある原生林が今も残っているとても貴重な場所です。
森には、国宝2棟、重要文化財53棟、重要社殿30棟と歴史的な建築物が点在していて、文化的な森です。
空気を清浄化し、季節によって違う風景を楽しめる素敵な場所で、およそ150万坪ほどの広さがあると言われています。
すでに多くの書物にも歌われている森で、最古の小説といわれる源氏物語にもでてくるほどです。
そんな糺の森をつかって、様々な神事が一年間の間に数回開催されます。
四季ごとに開催される神事を見に訪れてみるのも良いでしょう。
鴨社直会殿泉聲と式部の庭
鴨社直会殿泉聲は、カモシャナオライデンセンセイと読み、糺の森の奥にあります。
城壁で、手前に立て札が立っており、どんな場所家を説明しています。
この場所は、式部の庭とよばれる庭園もあり、特別公開がされています。
式部とは紫式部のことです。
鴨長明の方丈
方丈記を残したことで知られる鴨長明の方丈が、境内にに残っています。
方丈とは単位のことで、およそ3メートル四方の移動式の家で、これを鴨長明はついの住処としてつかっていたといわれています。
鴨長明と、下鴨神社との関係ですが、父が神社の禰宜であったことです。
事情があり、鴨長明は禰宜になることができずに出家の道をたどり、最終的には、人の世を離れて隠遁者として生活にたどりつきます。
賀茂御祖神社 世界文化遺産碑
下鴨神社は、世界遺産として認定を受けたのは、1994年のことで、境内にある本殿2棟が国宝、社殿53棟、東京ドームの三倍ほどあるという糺の森が世界文化遺産として登録されました。
神社の正面入口には、世界遺産となったことを祝う、石碑や神社の境内の案内板があります。
大炊殿
大炊殿とは、簡単に説明をするとキッチンのことです。
ただし、単なるキッチンではなく、神様、や貴族など位の高い人むけの食事を作っていた場所のことを指します。
下鴨神社にある大炊殿は、見るために拝観料が必要となります。
整備された木道を進むと、大炊殿がみえてきます。
キッチンですから、調理用具がいろいろとおいてあります。
竈などもあり、そこで神饌などが行われます。
まだ、調理に使うための井戸も重要文化財となっています。
連理の賢木
相生社のところにある木の一つに、連理の賢木と呼ばれている木があります。
この木は、京都の七不思議の一つに数えられています。
この縁結びの神木として崇められているこちらの木は、一本の木としてみえるのですが、もともと二本植えた木がなぜか途中から一本になってしまっているという不思議な木です。
そのため、縁結びの神として知られています。
よく見るとその2つの木の間に子供の木もあり、子宝のご利益もあるといわれています。
光琳の梅
広大な敷地では、様々な木々をみることができます。
春先におすすめは梅の鑑賞です。
なかでも、光琳の梅と呼ばれている梅はおすすめです。
光琳とは、江戸時代に活躍した画家のことで、紅白梅図屏風でしられています。
その彼の屏風絵のモチーフとなった梅をみることができるのが、下鴨神社なのです。
朱塗りの橋にかかるようにさく梅はとても美しく、フォトジェニックですが、今現在みることができる梅は、樹齢は100年前後のもので、何度かすでに代替わりをしています。
紅葉シーズンの下鴨神社は観光名所としてもおすすめ
京都の紅葉といえば、嵐山など有名な場所が数箇所思い浮かべる人がいるでしょう。
こちら下鴨神社でも、紅葉を楽しむことができます。
世界遺産の森である糺の森で鑑賞できる紅葉は、楓、イチョウなどで、欅や無垢の木んどの広葉樹とのコントラストを楽しめます。
秋には、神事として中秋の名月や、秋祭りであるえと祈願祭が開催されます。
その頃に訪れて紅葉を楽しまれると良いでしょう。
神楽や福くじなどがあり、なかなか見ごたえがあります。
下鴨神社では御朱印以外にもかわいいお守りが貰える!
御朱印以外にもいろんなお守りがあり、特に女性に人気のお守りの中に、媛守というのがあります。
男性版もあり、そちらは彦守とよばれています。
媛守のお守り袋は、ちりめんとよばれている生地からできています。
とてもかわいらしいお守りで、1つ800円ほどからです。
そのほほかに、契約の神として知られる印璽社(いんじしゃ)購入できる若草色のお守りがあります。
上品な印鑑入れのお守りです。
こちらは1000円ほどの金額のお守りです。
縁結び守というのもあり、紅白のお守りでワンセットになっています。
こちらは大小サイズがあります。
良いご縁があるといいですね。
下鴨神社の葵祭に参加しよう!限定版の御朱印も
京都の三大祭の一つである葵祭のときにdけいただくことができる限定の御朱印があります。
下鴨神社で行われる葵祭では、3キロほどに渡って、2000名が行列を作ります。
毎年葵祭りが開催される時期は、きまっていおり、葵祭りの時期の限定の御朱印は、神紋である双葉葵のスタンプが緑であることが特徴です。
下鴨神社も含めた御朱印めぐりに参加してみよう!
下鴨神社の御朱印めぐりをするなら、JR東海ツアーズが販売している青もみじ御朱印ツアーに参加してみるとよいでしょう。
こちらのツアーは2018年4月16日から販売されています。
1ディチケットと宿泊もセットになったものがあり、京都駅から自由に自分の計画で好きに神社仏閣巡りをしながら御朱印を集めて楽しむことができるようになっています。
今回紹介した下鴨神社以外の神社仏閣の御朱印をもらって歩くのに便利な公共交通機関のチケットがツアーにはついています。
自由にカスタマイズできるだけに、大変お得になっていますので、御朱印集めの旅に出る前にJRで確認して利用してみましょう。
ツアーに参加したものだけがもらえる特別なスタンプもあり、それは参加者限定の御朱印となっています。
下鴨神社の御朱印めぐりの旅に出かけよう
世界文化遺産である下鴨神社で、御朱印めぐりを考えているなら、御朱印めぐりのツアーがあるか、旅行会社に確認してからいくと、お得なチケットや限定御朱印などをいただける場合があります。
今回の御朱印の記事を参考に、ぜひとも限定御朱印も逃さないよう、たのしい御朱印めぐりの旅をしましょう。
1年に2回ほど訪れています。
世界文化遺産に登録されています。
下鴨神社の摂社の一つである河合神社には、日本第一美麗神がおり、たくさんの女性で賑わっていました。
私もきれいになりたいので、人気の鏡絵馬を書いてきました!